JPH0888682A - 携帯電話機の不在通知方式 - Google Patents

携帯電話機の不在通知方式

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JPH0888682A
JPH0888682A JP24715294A JP24715294A JPH0888682A JP H0888682 A JPH0888682 A JP H0888682A JP 24715294 A JP24715294 A JP 24715294A JP 24715294 A JP24715294 A JP 24715294A JP H0888682 A JPH0888682 A JP H0888682A
Authority
JP
Japan
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time
absence
call
voice
mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP24715294A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Shiga
崇 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP24715294A priority Critical patent/JPH0888682A/ja
Publication of JPH0888682A publication Critical patent/JPH0888682A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着信があっても不在のときには、連絡可能な
時刻までの残り時間を音声で相手に自動通知できる携帯
電話機の不在通知方式を提供する。 【構成】 無線により通話を行う携帯電話機Aに用いら
れる不在通知方式であって、不在モード(会議モード)
の設定及び当該不在モードの解除時刻(会議時間)を夫
々設定する操作部5と、不在モード期間中に着信がある
と、不在理由及び当該不在モードの解除時刻までの残り
時間を音声合成部6により発生する合成音声で発信する
制御部4とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話やPHS(パ
ーソナル・ハンディテレホン・システム)に用いられ、
しかも会議出席等の不在中に電話に出られない旨を通知
する携帯電話機の不在通知方式に関する。
【0002】
【従来の技術】1994年4月に携帯電話が認可され、
また1995年初にはPHSも認可される見込みであ
り、携帯可能な電話のパーソナル化が一層進展すると予
想される。これら携帯電話やPHSの端末機には付加機
能として、(1) 相手メッセージを録音できる機種、ある
いは、(2) ポケットベルのようにベル音を消して振動で
着信を知らせる(振動着信を有する)機種が既に有る。
ところで、こうした携帯電話やPHSの端末機はなるべ
く小型軽量に設計されることが要求されるため、こうし
た機能を付加してもなるべくスペースを取らない軽量な
ものが求められる。
【0003】ここで、上記した(1) 相手メッセージを録
音できるものは、電話に出てメッセージを吹き込むよう
に操作しなければならないものであるから、不在通知方
式としては最悪である。また、上記した(2) 振動着信の
ものでは、ポケットベルでよく見かけるが、振動体を物
理的に振動させなければならないため、スペースも重量
も増加してしまう。さらに、この振動着信は着信音で会
議を妨げることはしないものの、結局、電話に出なけれ
ばこちらのメッセージを伝えられない点で、上記した
(1) と同様の欠点をもつ。
【0004】結局、一番良いのは、留守番電話機能(不
在の際に、相手メッセージの自動録音が可能なように相
手にその録音を依頼する機能)である。この機能は固体
メモリに依頼メッセージを予めメモリしておき、留守番
電話機能の動作中に電話がかかってきたときのみ、依頼
メッセージを読み出して相手にメッセージを吹き込んで
くれるように依頼することで容易に実現可能である。し
かし、複数の依頼メッセージをメモリしておき、好みの
依頼メッセージを再生するためにはかなりのメモリ容量
のRAMが必要であり、大幅なコストアップとなり、消
費電力の増加を招く(SRAMは高価であり、DRAM
は消費電力が大きい。また、カセットメカを搭載するこ
とはスペース重量の面からも論外である)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、電話
機における不在通知方式は、次の問題があった。 (1) 相手のメッセージを録音するためには、一度電話に
出なければならない。 (2) 振動着信は会議を妨げないが、電話をかけてきた相
手には不要に待たせてしまう。また、スペース、重量共
に増加し、コストの上昇を招く。 (3) 留守番電話機能を持たせるには、いわゆるICMの
録音機能(インカミニグメッセージ,相手が留守番電話
に吹き込むことができる機能)と、OGM(アウトゴー
イングメッセージ,「ただ今、留守にしています」等の
電話をかけて来た相手にICMを促すためのメッセー
ジ)の録音、再生、送出機能を携帯電話機内に備えなけ
ればならないが、大幅なコストアップとスペースを必要
とする。
【0006】本発明の目的は、着信があっても電話に出
られない不在モード(会議モード)のときは、電話をか
け直すことができる時刻までの残り時間を音声メッセー
ジとして相手に送信することができる携帯電話機の不在
通知方式を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した課題を
解決するために、下記の構成になる携帯電話機の不在通
知方式を提供するものである。(アンテナ1、無線部2
を介して)無線により通話を行う携帯電話機Aに用いら
れる不在通知方式であって、少なくとも、不在モード
(会議モード)の設定及び当該不在モードの解除時刻を
夫々設定する設定手段(操作部5)と、不在モード期間
中に着信があると、不在理由及び当該不在モードの解除
時刻までの残り時間(残り時間が大のときは、10分〜
15分単位で丸めた時間であり、残り時間が小であり1
0分以内の場合には、5分〜1分単位で通知する時間)
を(音声合成部6により発生する合成音声)で送話する
制御手段(制御部4)とを備えたことを特徴とする携帯
電話機の不在通知方式。
【0008】
【実施例】以下、本発明の携帯電話機の不在通知方式を
図1,図2に沿って説明する。図1は本発明の携帯電話
機の不在通知方式を説明するための携帯電話機のブロッ
ク構成図、図2は会議モード設定中の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【0009】本発明の不在通知方式が適用される携帯電
話機Aは次の通り構成される。即ち、携帯電話機Aは、
図1に示すように、アンテナ1、無線部2、コーデック
部3、制御部4、操作部5、音声合成部6、接点7a,
7bを備えたスイッチ7、アンプ8,10、マイクロホ
ン9、レシーバ11からなる。
【0010】無線部2は、送信受信機能を兼ね備えてい
る。コーデック部3は、受信時(着信時)、無線部2か
ら供給される着信信号を音声信号に変換(コーデック)
し、アンプ10を介してレシーバ11に送出し、また、
送信時(発信時)、マイクロホン9で収音されアンプ
8、スイッチ7を介して供給される音声を送信信号に変
換(コーデック)し、この送信信号を無線部2に出力す
るものである。制御部4は、携帯電話機A全体の動作制
御を行うものであり、操作部5を介して入力される各種
の操作信号に応じて、無線部2の送受信制御、コーデッ
ク部3の信号変換制御、音声合成部6の音声合成制御、
スイッチ7の切換制御等を行うための各種の制御信号を
該当回路部分夫々出力する。操作部5は、ダイヤル入力
あるいは時刻設定のためのテンキー、不在通知(会議モ
ード)をはじめとする各種機能を設定するための多数の
ボタンを備えている(いずれも図示せず)。音声合成部
6は、図示せぬメモリから読み出される時刻データ及
び、「ただいま手が離せません。・・分後におかけ直し
下さい」等の定型的な音声メッセージデータを音声信号
に変換出力する。スイッチ7は、送信(送話)時、端子
7a側に切り換えられ、また、会議モード時の着信時、
端子7a側から端子7b側に切り換えられる。
【0011】次に、携帯電話機Aの動作について、
(1)受話、(2)送話、(3)会議モード時の着信、
順に説明する。
【0012】(1)受話 アンテナ1を介して入力した無線信号は無線部2に供給
され、ここで受信処理して得た着信信号をコーデック部
3に出力する。コーデック部3は無線部2から供給され
る着信信号を変換(コーデック)して得た音声信号を、
アンプ10を介してレシーバ11に送出する。こうし
て、レシーバ11で相手の音声を聴取することができ
る。
【0013】(2)送話 着信後あるいは、発呼後に相手との回線が接続した後、
制御部4は切換制御信号をスイッチ7に出力して、スイ
ッチ7を端子7a側に切り換える。この状態で、マイク
ロホン9で収音された話者の音声は、アンプ8、スイッ
チ7を介して、音声信号としてコーデック部3に供給さ
れる。コーデック部3はこの音声信号を変換(コーデッ
ク)して得た送信信号を無線部2、アンテナ1を介して
送信する。こうして、無線部2で相手に話者の音声を送
出することができる。
【0014】(3)会議モード時の着信 ユーザは操作部5を操作して会議モードを設定入力す
る。これに応じて、制御部4は、図2に示す会議モード
設定動作手順を実行する。即ち、操作部5を用いて現在
時刻を設定入力した後、会議モードを設定し、続いて会
議モードの解除時刻を入力する(S10〜S12)。制
御部4は内蔵のタイマー時刻をこれに応じて設定し直す
と共に、図示せぬメモリにこの解除時刻に応じたデータ
をメモリする。現在時刻の設定後、操作部5から会議モ
ードの入力がない場合は、制御部4は入力待機状態とな
る(S13)。続いて、会議モードの解除時刻を入力
後、操作部5の図示せぬスタートボタンを押釦すると、
これに応じて、制御部4は会議モードの動作を実行する
(S15)。この会議モード実行中に着信があると、制
御部4は無線部2の着信状態によりこれを検知し、図示
せぬ着信ベルを鳴らさずに回線を接続する(スイッチ7
を端子7b側に切り換える)と共に、図示せぬメモリに
予めメモリしておいたメッセージデータを音声合成部6
に読み出し、このメッセージデータに基づいた音声信号
を合成出力する。例えば、「ただいま手が離せませ
ん」、「会議中ですので・・分後におかけ直し下さい」
等の定型メッセージである。
【0015】同時に、制御部4は図示せぬメモリにメモ
リしておいた会議モードの解除時刻に応じたデータを読
み出し、この解除時刻から着信時刻を減算して得た経過
時間に応じたデータを音声合成部6に読み出す。この
後、制御部4は「・・分後におかけ直し下さい」のメッ
セージデータを音声合成部6に読み出すことによって、
経過時間にメッセージを付加した音声送出をすることが
できる(S16,S17,S19)。ここで、経過時間
(残り時間)が多い時は10分〜15分単位で丸めて通
知し、例えば、10分以内の場合には、5分〜1分単位
で通知することも可能であり、このほうが実用的である
(残り時間が多い時として例えば、2時間14分は2時
間10分として通知し、また、残り時間が短い時として
例えば、8分はそのまま通知する)。この会議モード設
定状態で、着信がないときは、会議モードの解除時刻か
ら現在の時刻を減算して得た経過時間を計算する(S1
9)。この後、会議終了時刻が到来すると、制御部4は
上記した会議モードの動作手順を解除する(S20)。
こうして、会議モード時の着信時には、電話をかけ直す
ことができる時刻(会議モードの解除時刻)までの残り
時間を、会議中であるとのメッセージと共に、音声メッ
セージとして相手に自動通知することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の携帯電話機の不在通知方式は、
不在モード(例えば会議モード)設定期間中に着信があ
っても不在理由(会議中等の理由)及び当該不在モード
の解除時刻までの残り時間を自動送話する制御手段を備
えたから、留守番電話機能や振動着信機能のように、電
話をかけてきた相手を不要に待たせてしまうことがな
く、電話をかけ直すことができる時刻までの残り時間を
音声メッセージとして相手に通知することができるの
で、現在は連絡がとれなくても、確実に連絡できる時刻
を相手に伝達することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の不在通知方式を説明する
ための携帯電話機のブロック構成図である。
【図2】会議モード設定中の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 無線部 4 制御部(制御手段) 5 操作部(設定手段) 6 音声合成部 A 携帯電話機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線により通話を行う携帯電話機に用いら
    れる不在通知方式であって、 少なくとも、不在モードの設定及び当該不在モードの解
    除時刻を夫々設定する設定手段と、 不在モード設定期間中に着信があると、不在理由及び当
    該不在モードの解除時刻までの残り時間を送話する制御
    手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機の不在通知
    方式。
JP24715294A 1994-09-14 1994-09-14 携帯電話機の不在通知方式 Pending JPH0888682A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24715294A JPH0888682A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 携帯電話機の不在通知方式

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JP24715294A JPH0888682A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 携帯電話機の不在通知方式

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JPH0888682A true JPH0888682A (ja) 1996-04-02

Family

ID=17159215

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JP24715294A Pending JPH0888682A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 携帯電話機の不在通知方式

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990068586A (ko) * 1999-06-03 1999-09-06 이세희 핸드폰수신자가통화할수없는상태에서의다이얼시간입력모드및음성변환기능을갖춘수신자상황및통화가능예정시간안내음성메시지의자동송출방법
KR20000039245A (ko) * 1998-12-11 2000-07-05 윤종용 휴대폰에서 잠시 휴식기능 구현방법
US6889063B2 (en) 2000-12-05 2005-05-03 Nec Corporation Cellular phone having an in-absence incoming call reporting function
KR100617539B1 (ko) * 2004-06-16 2006-09-01 엘지전자 주식회사 다양한 음성선택이 가능한 통신시스템의 자동응답방법
WO2010018636A1 (ja) * 2008-08-14 2010-02-18 富士通株式会社 情報処理装置、電子メール処理装置、発呼制御方法、電子メール処理方法、発呼制御プログラムおよび電子メール処理プログラム

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