JP4127172B2 - 音像定位設定装置及びそのプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、オーディオ信号に対して音像定位を設定するための音像定位設定装置及びその制御を実現するためのコンピュータプログラムに関し、例えば、音像定位を設定する機能を有するオーディオミキシング装置等である。
周知のとおり、オーディオミキシング装置は、複数のオーディオ入力チャネル毎のオーディオ信号に対して各種パラメータを設定する機能を有し、それら各種パラメータの代表的なものの1つに、音像定位(パン)パラメータがある。従来から知られるミキシング装置の操作部(コンソール)には、複数の入力チャンネル毎に、当該チャンネルのオーディオ信号に対する音像定位を調整するための回転式のパン設定操作子が設けられており、操作者は対象となる入力チャンネルに対応する操作子を手動で回転操作することで、その回転操作位置に応じて、典型的には左右ステレオ出力チャンネルでのオーディオ信号に対する定位を設定できる。
近年では、ミキシング装置は、左右2チャンネルのステレオシステムでの音場制御から5.1チャンネルサラウンドシステムに代表されるマルチチャンネルサラウンド音場制御へ対応するための進化等に伴い、ミキシング装置のシステム規模の大型化やミキシングコンソール自体の巨大化が進んでいる。
上述のように近年のミキシング装置は、システム規模やコンソールが大型化しているので、音像定位を調整すべく対応する入力チャンネルの操作子をコンソール中から探し出して、マニュアル操作によって所望の定位位置を探りながら作業することは、操作者にとって煩雑なものとなっていた。また、ミキシング装置の機能が高度・複雑化するなか、音量や音質等、他のパラメータを制御する一方で、音像定位制御を行う場合などは、操作者が操作しきれないこと等も起こり得るという不都合があった。
また、マルチチャンネルサラウンドシステムにおいて音像定位する場合は、例えば前後方向及び左右方向について定位を調整する必要があり、その調整操作が煩雑になり易い、という問題がある。こうした前後・左右での定位調整は、ジョイスティック等の多次元操作子を利用することが多いが、ジョイスティックによる定位付けは、その設定状況が操作者にとって把握しづらく、良好な操作性が得にくい。また、実際には、多次元操作子を各チャンネル毎に具備することは、物理的及び経済的に無理があるので、1つの多次元操作子を用いて、処理対象となるチャンネルを適宜選択してから、定位調整を行うことがほとんどある。操作者は、膨大な数の入力チャネルを前にして、チャンネル選択操作と各チャンネル毎の定位調整操作とをマニュアル操作で行わなければならず、このことがマルチチャンネルサラウンドシステムにおける音像定位の設定作業を非効率的にしていた。
この発明は、上述の点に鑑みてなされたもので、オーディオ信号に対する音像定位の設定作業を簡便且つ効率的に行えるようにした音像定位設定装置を提供することを目的とする。
この発明に係る音像定位設定装置は、処理対象となるオーディオ信号に対する音像定位の定位点を所定の軌跡に沿って自動的に移動させるための移動パターンデータを発生する移動パターンデータ発生手段と、前記オーディオ信号の音像を動的に定位付けするための時間的に変化する動的な定位設定値を、前記移動パターンデータに従って発生する定位移動手段と、前記定位移動手段が発生する前記動的な定位設定値に従って前記オーディオ信号の音像定位点が移動される間において、該音像定位点の移動を操作者の指示に従って停止させるための停止手段と、前記移動が停止された時点での前記定位設定値を静的な定位設定値として確定し、それに対応するデータを保存する定位確定手段とを含むことを特徴とするものである。
これによれば、パターンデータ発生手段は、音像定位の定位点を所定の軌跡に沿って自動的に移動させるための移動パターンデータを発生し、定位移動手段は、前記オーディオ信号の音像を動的に定位付けするための時間的に変化する動的な定位設定値を、前記移動パターンデータに従って発生することで、該オーディオ信号の定位点を前記所定の軌跡に沿って移動させる。操作者は、停止手段により、前記定位移動手段が発生する前記動的な定位設定値に従って前記オーディオ信号の音像定位点が移動される間において、該音像定位点の移動を任意の箇所で停止させるよう指示することができる。定位確定手段により、このように操作者の指示に従って移動を停止した時点での定位設定値を当該オーディオ信号に対する静的な定位設定値として確定し、それに対応するデータを保存することができる。これにより、操作者は、定位点が所定の軌跡に沿って自動的に移動する音響を検聴し、適切な定位が得られた聴覚的に感じたら、それを静的な定位設定値として確定し、それに対応するデータを保存することにより、当該オーディオ信号に対する所望の静的な音像定位位置を容易に設定できる。従って煩雑な操作子操作を行うことなく、音像定位の設定を感覚的に確かめながら行うことができ、音像定位の設定作業の簡略化、効率化が実現される、という優れた効果を奏する。更には、機械的な音像定位設定用操作子を省略することも可能になるので、ミキシングコンソールの簡略化を図ることも可能である。更に、定位移動手段に、前記移動パターンデータに従って前記オーディオ信号の音像定位点を移動させる過程において、前記軌跡上の所定の特異点に到達したならば、該特異点で移動を一時停止するよう前記動的な定位設定値の変化を一時停止するような機能を持たせることにより、操作者は、移動する音像定位の現在位置が移動軌跡のどの辺りであるのかが容易に認識できることになり、静的な音像定位位置を確定するための移動停止指示を行う際の参考にすることができ、使い勝手がよくなる。
以下添付図面を参照して、この発明の一実施例について説明する。以下の説明において、この実施例に係るミキシング装置は、マルチチャンネルサラウンドシステム(例えば5.1チャンネルサラウンドシステム)での音場制御に対応しうるものとする。
図1は、この実施例に係るディジタルオーディオミキシング装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。当該ミキシング装置は、概ね、CPU1、ROM及びRAMを含むメモリ2、ミキシングコンソール3、信号処理回路(DSP)4、アナログ入出力インターフェース(アナログI/O)5及びその他装置6を備え、各装置間が通信バス1Bを介して接続される。CPU1は、メモリ2内の各種プログラムを実行し、このミキシング装置の全体的な動作制御を行う。周知のように、オーディオミキシング装置は、所定の複数チャンネルのオーディオ信号に対して、各チャンネンル別に音量、音像定位(パン)等、各種のパラメータを設定する機能を有する。ミキシングコンソール3は、操作者がミキシングに関する各種パラメータ設定等を行うための各種操作子や、該各種パラメータの設定状況等を表示可能な表示器を含み、操作者はコンソール3から各種指示や各種パラメータ設定値等を入力できる。なおコンソール3の詳細については後述する。
アナログI/O5は、オーディオ信号の入出力を行うインターフェースであって、外部から当該ミキシング装置へ入力されるアナログオーディオ信号をディジタル信号に変換するADコンバータと、当該ミキシング装置から外部へ出力されるディジタル信号をアナログオーディオ信号に変換するDAコンバータを含む。ミキシング装置には、所定の複数の入力チャンネル及び所定の複数の出力チャンネンルが備わる。オーディオ信号は、アナログI/O5を介して、前記所定の複数の入力チャンネル毎に当該ミキシング装置に対して入力され、また、前記所定の複数の出力チャンネンルに適宜分配されて当該ミキシング装置から出力される。
DSP4には、アナログI/O5を介してディジタル変換されたディジタルオーディオ信号が入力される。DSP4は、CPU1が生成する制御信号やパラメータ設定信号に基づきディジタル信号に対する前記各種のパラメータ設定やミキシング処理を実行し、その結果をアナログI/O5を介してアナログオーディオ信号に変換して出力する。ここで、CPU1からDSP4に送られるパラメータ設定信号は、例えば音像定位を設定するためのパラメータ設定信号等であり、DSP4では、該信号に基づき処理対象となっている入力チャンネルの定位設定値を設定して、当該チャンネルのオーディオ信号(ディジタル信号)に対する定位付け処理を行う。なお、DSP4による定位付け処理自体は、周知技術であり詳細な説明は省略する。オーディオ信号への定位付けは、一般的には、複数のオーディオ出力チャンネル間の音量差(パワーバランス)や、放音時間差(例えば左右スピーカ間での放音タイミング)を制御することで実現される。
この発明に係るミキシング装置は、DSP4が実行する音像定位の設定機能として、各チャンネル毎のオーディオ信号に対する定位を決定する際に、オーディオ信号の定位を予め決められた移動軌跡(パターン)に沿って自動的に移動させ、操作者が適切な定位を得られたと判断した任意の定位点を、当該オーディオ信号に対する定位設定値として設定できる機能を有する。この音像定位の自動移動による定位設定機能を、この明細書中では、通常のマニュアル操作による音像定位設定と区別して、「フィーリングパン機能」という。
この実施例では、当該ミキシング装置から出力されるオーディオ信号は、図示しないサウンドシステムから発音されるものとする。すなわち、操作者は、DSP4にて、音像定位付け等の各種パラメータ設定やミキシング処理が施されたオーディオ信号(ミキシング出力)を検聴しながら、当該ミキシング装置のオペレーションを行うことができる。なお、以下の説明において、操作者のリスニング環境は、例えば、2次元的な音像定位設定が行われるべきマルチチャンネルサラウンドシステムとするが、これに限らず、例えば左右2チャンネルのステレオサラウンドシステムであってもよい。
なお、図1において、その他装置6としては、ハードディスク装置等の外部記憶装置や、通信ネットワークに接続するためのネットワークインターフェース、パーソナルコンピュータ等その他の外部装置に接続するためのコンピュータインターフェース等が含まれる。CPU1が実行する制御プログラム等は、ROM等のメモリ2に記憶されたもののみならず、ハードディスクや、CD−ROM等の外部記憶媒体に記憶されたものを利用すること、或は、通信ネットワークを経由してダウンロードしたものを利用することも可能である。
図2はコンソール3の要部を抽出して示す平面図である。図2において、コンソール3には、大別して、複数(n個)のオーディオ信号入力チャンネルに対応するn個のチャンネルスリット30(ch1〜chn)と、この発明に係る音像定位処理に関するスイッチ郡40を有する。
各チャンネンルスリット30(ch1〜chn)には、夫々、フェーダ式操作子(FD1〜FDn)31、ダイヤル式のパン設定操作子32、及び、セレクトスイッチ(「SEL1」〜「SELn])33が具備されている。操作者は、各チャンネンルスリット30に備わる各種操作子を操作することで、当該チャネルのオーディオ信号に対する各種パラメータ等のマニュアル設定を行う。
フェーダ式操作子31は、当該チャンネルにおけるオーディオ信号の音量レベルを制御するための操作子であって、上下方向にスライド式に操作される。パン設定操作子32は、当該チャンネルのオーディオ信号に対して左右ステレオのパンを手動操作で調整するための操作子であって、左右方向に回転式に設定操作される。
セレクトスイッチ33は、「フィーリングパン機能」の実行対象となるチャンネルを選択するための操作子であって、押しボタン式スイッチにより構成されている。操作者は、当該機能実行の対象となるチャンネル(ch1〜chnのいずれか)のセレクトスイッチ33をオンして、対象チャンネルを選択できる。なお、ここに示すセレクトスイッチ33はチャンネル選択手段の一例であって、選択手段はこれに限らず、その他適宜の方法であってよい。例えば、各チャンネルのフェーダ式操作子31がタッチセンサ付きフェーダで構成されている場合、対象チャンネルのフェーダ操作子に触れるだけでチャンネル選択できるようにしてもよい。あるいは、各チャンネルの設定状態を集中管理可能なGUIの表示上で、対象チャンネンルの選択を行いうるようにしてもよい。
また、符号34は、手動操作で前後・左右方向での2次元的な音像定位を設定するためのジョイスティック(2次元操作子)の一例である。ジョイスティック34は、コンソール3において1つしか設けられていない。ジョイスティック34により定位設定の対象となるチャンネルの選択は、例えばGUI表示上で行えるよう構成してもよいし、あるいは、上記セレクトスイッチ33を援用してもよい。この発明によれば、2次元的音像定位の設定が、このようなジョイスティック34を用いることなく、簡便且つ効率的に、更に言えばある種感覚的に行えることが後述の説明から明らかになるだろう。
スイッチ郡40には、フィーリングパンスイッチ41(「FEELING PAN」)、フィーリングパンモードスイッチ42(「F.P(FEELING PAN)MODE」)、フィーリングパンスタートスイッチ43(「F.P START」)、ストアスイッチ44(「STORE」)、及び、リセットスイッチ45(「RESET」)が含まれる。この実施例では、各スイッチ41〜44は、夫々押しボタン式スイッチで構成されるものとする。
フィーリングパンスイッチ41は、当該ミキシング装置の動作モードを「フィーリングパン(Feeling Pan)」機能に切り替えるスイッチであって、操作者による当該スイッチ41のスイッチ操作に応じてフィーリングパン機能のオン/オフが順次切り替わる。図3は、このフィーリングパン機能の概略を説明するための機能ブロック図である。図3においてブロック50は操作者によってフィーリングパン機能による定位設定を実行することが指示された(つまりフィーリングパン機能がオンされた)ことを表す。操作者は、フィーリングパン機能をオンした後、前記セレクトスイッチ33により、定位を調整したいチャンネルを選択・指定する。
フィーリングパンモードスイッチ42(図2参照)は、フィーリングパン機能の実行環境に関する各種設定を行うスイッチである。ここでフィーリングパン機能の実行環境に関する各種設定とは、定位移動パターンの選択や、移動速度の設定や、移動軌跡中の所定の特異点にて定位の移動を一時停止させる機能のオン/オフ設定等である。操作者がフィーリングパンモードスイッチ42を押すごとに設定メニューが順次切り替わるものとする。これら設定メニューでの設定内容は、例えば、コンソール3に備わる表示器に表示され、GUI表示上で選択、設定可能である。
定位移動パターンの具体例について図4を参照して説明する。図4(a)は水平方向移動パターンを、図4(b)は垂直(前後)方向移動パターンを夫々示す。(a)及び(b)において、方形枠は音場空間(リスニング環境)を模擬的に示しており、図において上方を、音像定位の移動方向の後方、図において下方を音像定位の移動方向の前方、また、図において左右方向を音像定位の移動方向の左右方向とする。操作者は、図4に例示したものを含む複数の定位移動パターンのうちから任意のパターンを選択しうる。定位移動パターンは、例示した2つに限定されず、例えば渦巻き型に移動するパターンなど任意である。基本的には音場空間(あるいは音場平面)を隈なくスキャンするようなパターンを採用することが考えられるが、これに限らず、左右方向あるいは前後方向に線的に往復するだけの単純パターンであっても本発明の実施に差し支えはない。また、これら移動パターンは、ROM或はRAM等のメモリ2や、その他適宜の記憶手段内に予め記憶されたものを使用できるようにしてもよいし、また、操作者がマウス等のポインティングデバイスを動かすことで、その動作を検出記録することで作成された任意のパターンや、タブレット(デジタイザ)から入力したもの等を使用できるようにしてもよく、これらのパターン入力機能を当該ミキシング装置に更に具備するよう構成してもよい。
図4(a)、(b)に示移動軌跡上において、白丸で示した音像定位点は、移動軌跡上の左右/前後についての端点や、中央位置などの特異点である。このような特異点で定位の移動を一時停止させることで、定位が自動的に移動される音響を検聴している操作者に対して、移動中の定位点がそれら特異点に位置されたことを確実に認識させることができる。これは、通常のパン設定操作子32等の操作子においても、例えば左右パンニングの中央位置を、所定の操作基準位置として視認性を高める目印(図2参照)や、回転操作上のクリック(引っかかり)などで特異化しているのと同様の効果をもたらす。なお、前記特異点を明確化させる手段としては、この他にも、特異点到達時に点灯する表示手段を設けたり、あるいは、アラーム音等が発音されたりするように構成してもよい。
フィーリングパンスタートスイッチ43は、当該フィーリングパン機能による定位点の移動を開始させるための操作子である。このスイッチ43は、操作者によって押されている間、スイッチオン状態となって、定位の自動移動処理が実行され、押し下げが解かれると(操作者が手を離すと)、スイッチオフ状態となり、定位点の移動停止が指示される。すなわち、当該ミキシング装置の動作モードが「フィーリングパン」機能に入った状態でスタートスイッチ43が押されると(図3において矢印51で示す流れ)、CPU1は、定位点を所定の軌跡に沿って移動させるためのデータ(移動パターンデータ)を発生する(図3のブロック52)。この移動パターンデータは、定位点が例えば図4(a),(b)に例示したような所定の軌跡を描いて時間的に可変されるようDSP4の定位設定値を可変設定するデータを記述したものである。なお、移動パターンデータの生成は、例えば、データテーブルの参照や、時間で変化する所定の関数を演算すること等により実現できる。
DSP4では、処理対象となるオーディオ信号に対して定位設定値に基づく定位付けを行う。定位設定値が、前記発生された移動パターンデータに基づき時間的に可変されるので、オーディオ信号の定位は自動移動される。なお、定位の移動は、スイッチ43がオン操作された時点でDSP4に設定されている定位設定値を始点として移動開始する(図3のブロック53の「信号処理」)。この「信号処理」により定位付けされた音響が出力されることで、操作者は自動的に定位が移動する音響を検聴できる。操作者は、定位が所定の軌跡に沿って移動する音響を聞きながら、最適な定位が得られたと判断したら、定位を決定すべく、スイッチ43をオフして移動を停止させる。すなわち、移動パターンデータの発生が停止される(図3において矢印54で示す流れ)。
ストアスイッチ44(図2参照)は、フィーリングパン機能によって移動された定位の現在位置(DSP4の現時点の定位設定値)を、当該チャンネルの定位としてストアするために使用される。ここで、「ストアされる」ことで、DSP4での定位設定値は、当該チャンネルの定位基準点のパラメータ(以下これを「始点データ」という)として、RAM等のメモリ2に記憶される。すなわち、操作者はストアスイッチ44を用いて、定位の移動を停止させた時点の定位設定値を当該チャンネルのオーディオ信号に対する定位設定として確定する(図3の矢印55の流れ)。このように、当該フィーリングパン機能によれば、操作者は、自動的に定位が移動する音響を聴きながら、最適な定位が得られたらそれを当該チャンネルの定位設定値とすることができるので、定位を検聴しながらの定位設定作業に便利で、定位設定作業能率の向上も図ることができる。また、操作者は定位設定作業を感覚的に行えるようになる。
また、図2において、リセットスイッチ45は、現在DSP4に設定されている定位設定値を、当該チャンネルの始点データとして記憶されている設定値にリセットするための操作しである。これは、例えば、フィーリング機能で定位が移動された後等に、DSP4の定位設定値を、当該チャンネルの「始点データ」として記憶されている値にリセットすることで、ホームポジション出しするのに用いる。なお、各チャンネルには予め何らかの定位基準点のパラメータ(始点データ)が原点として設定されるものとする。つまり、ストアスイッチ44による始点データの上書きが行われなくとも、各チャンネルにはリセットされるべき何らかの原点が設定記憶されている。
図5は、当該ミキシング装置におけるメインプログラムのルーチンを示すフローである。ミキシング装置において、電源投入後、CPU1は「システム初期化」処理を行い、当該ミキシング装置が実行する各種タスクについて「タスク管理処理」を実行して、操作者による入力操作に応じたタスクを実行しうる状態になる(「タスクスイッチング」)。すなわち、コンソール3において操作者によって行われた何らかの操作子操作に応じて、それに該当する処理が実行され、以後「タスクスイッチング」処理以降の処理が繰り返される。ここで、図に示す「通常PAN処理」は、パン設定操作子32、或いは、ジョイスティック34を用いて行う手動操作によるパン設定処理である。操作者が、フィーリングパンスイッチ41(図2参照)をオン操作することでフィーリングパン処理(「FEELING PAN処理」)に入る。
図6は「FEELING PAN」処理における処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下、図6を参照して、この発明の動作処理について説明する。なお、当該フローは、図示の都合上図6(a)と図6(b)との2つに分けて描かれているが、これらは(a)、(b)各々におけるA部同士が互いに接続されるべき、一続きの処理手順を表すものである。
ステップS10において、当該ミキシング装置が、フィーリングパン機能に入っているかどうかを、「FEELING PANモード」がオフ状態かどうかによって判定する。YESの場合(つまり、FEELING PANモードに入っていない場合)には、ステップS11においてフィーリングパンスイッチ41の操作イベントを検出する。ここでスイッチ41のオンイベントが検出されれば(ステップS11のYes)、操作者によってフィーリングパン機能オンが指示されたことになり、処理をステップS12に進めて、フィーリングパン機能に入る(FEELING PANモードON)。そして、ステップS13において、フィーリングパン動作開始フラグをリセットしておく(FPSTARTFLG=0)。このフィーリングパン動作開始フラグは、「FPSTARTFLG=1」と「FPSTARTFLG=0」との2状態により、フィーリングパン動作の開始/停止を識別するために使用されるフラグである。「FPSTARTFLG=0」によりフィーリングパン動作の停止を表し、「FPSTARTFLG=1」によりフィーリングパン動作の開始を表す。

一方、ステップS10でNOの場合(つまり、FEELING PANモードに既に入っている場合)は、ステップS14においてフィーリングパンスイッチ41の操作イベントを検出し、ここで操作者によってスイッチ41のオン操作が行われていなければ(ステップS14のNO)、フィーリングパンの処理を続行すべく、処理をステップS17に進める。これに対して、ステップS5においてフィーリングパンスイッチ41のオンイベントがあれば、処理をステップS15に進め、フィーリングパン機能をオフする。そして、ステップS13において、フィーリングパン動作開始フラグをリセットしておく。
上記の処理によりフィーリングパンスイッチ41によるフィーリングパン機能のオン/オフ切り替え操作(トグル動作)を行わせる。
ステップS17において、フィーリングパン動作開始フラグに「0」がセットされているかどうかを判定する。フェーリングパン機能に入った直後は、前記ステップS13において当該フラグが「0」にリセットされた状態にあるので、処理はステップS18に進む。ステップS18において、フィーリングパン機能による音像定位設定の対象となるチャンネル選択を行う。この実施例では、操作者は、処理対象となるチャンネルストリップに設けられたセレクトスイッチ33(図2参照)によりチャンネル選択を行う。また、ステップS19では、フィーリングパンモードスイッチ42(図2参照)による各種設定を受け付ける。操作者は、ここで、定位の移動パターンの選択や、移動速度の選択、移動軌跡上の特異点での一時停止機能オン/オフ設定等、定位移動に関する実施条件を定める。
ステップS20では、チャンネル選択操作が完了し、対象チャンネルが決定されていることを確認する。以降の処理では、現在選択されているチャンネル(ここではchXとする)を当該フィーリングパンによる定位設定の対象として扱う。なお、この例では、対象チャンネルが未選択であれば(ステップS20のNO)リターンして、上記ステップS10以降の処理を繰り返し、操作者によるチャンネル選択を待機しうる。
処理対象のチャンネルが選択されていれば(ステップS20のYES)、処理をステップS21に進める。ステップS21において、ストアスイッチ44の操作イベントを検出し、スイッチオンイベントがあれば、ステップS22において、DSP4の現在の定位設定値(定位データPANDATAx)を、当該チャネルの始点データ(STARTPOINTx)として記憶させる。また、ステップS23においてリセットスイッチ45の操作イベントを検出し、スイッチオンイベントがあれば、ステップS24において、当該チャンネルの始点データ(STARTPOINTx)として記憶されている値をDSP4に送り、これを定位データ(PANDATAx)として設定する。すなわち、ここで、リセットスイッチ45がオンされれば、DSP4の現時点での定位設定値(定位データ)を、当該チャンネルchXの始点データとして記憶されている値にリセットする。
ステップS25では、フィーリングパンスタートスイッチ43の操作イベントを検出し、オンイベントが検出されればYESに分岐し、ステップS26に処理を進める。ステップS26では、フィーリングパン動作開始フラグに「1」が立ち(「FPSTARTFLG=1」)、定位の自動移動を開始可能な状態になる。
一方、ステップS25においてフィーリングパンスタートスイッチ43の操作イベントが検出されなければ(ステップS25の「NO」)、この例では、リターンして上記ステップS10以降の処理を繰り返すことで、操作者によるフィーリングパンスタートスイッチ43のオン操作を待機しうる。
ステップS26においてフィーリングパン動作開始フラグ「1」を立てた後、処理はステップS17に戻り、ここをNOに分岐する。すなわち、フィーリングパン動作開始フラグ「1」により定位の自動移動が開始可能なことが確認される。ステップS27では、フィーリングパンスタートスイッチ43がオン状態であるかどうかを判定する。前述のとおりスイッチ43は、操作者がスイッチを押している間スイッチオンされ、スイッチから指を離すとオフされるものであるから、当該スイッチ43がオン状態であることは操作者がスイッチを押し続けていることを表す。フィーリングパンスタートスイッチ43がオン状態であれば(ステップS27のYES)、処理はステップS28に進む。
ステップS28において、CPU1は前記ステップS19において操作者によって指定された定位移動パターンに対応する移動パターンデータ(FPDATA)を生成し、生成された移動パターンデータ(FPDATA)をDSP4に送る。DSP4は、受け取った移動パターンデータ(FPDATA)を、現時点における処理対象チャンネルchXの定位データ(PANDATAx)として設定し、当該チャンネルchXのオーディオ信号に対して該定位データを設定値とした定位付け(パンニング制御)を行う。
図示のフローでは、DSP4がパンニング制御を実行したのち、当該フィーリングパン処理をリターンするようになっており、操作者によってフィーリングパンスタートスイッチ43(図3参照)が押され続けている間は、ステップS10、ステップS14及びステップS17を夫々「NO」に分岐して、ステップS28に至る処理が繰り返し実行される。その間、CPU1で発生する移動パターンデータ(FPDATA)が順次更新され、DSP4において設定される定位データ(PANDATAx)が可変される。データ更新の機会は、前述ステップS19において指定された移動速度に応じて規定される。すなわち、フィーリングパンスタートスイッチ43が押されている間、定位データ(PANDATAx)の更新が続けられ、chXの定位データ(PANDATAx)が表す定位点は、移動パターンデータが表す移動軌跡を描いて順次遷移されることになる。
また、前記ステップS19で定位移動軌跡の特異点で定位移動を一時停止するよう設定された場合は、例えば定位データが表す定位点が、前後左右端位置や、中央位置などの特異点に到達した時点で、ステップS28において、移動パターンデータ(FPDATA)の更新を所定時間の間停止するよう処理することで、定位の移動を当該特異点で一時停止することが実現される。
操作者がフィーリングパンスタートスイッチ43から指を離すことで当該スイッチ43がオフされると、当該処理はステップS27をNOに分岐し、ステップS29に処理が進む。ステップS29では、フィーリングパンスタートスイッチ43のオフイベントの有無を検出し、スイッチオフイベントが検出されれば、ステップS30に処理が進む。移動パターンデータ(FPDATA)の生成が中止され、DSP4では現時点の移動パターンデータ(FPDATA)がchXの定位データ(PANDATAx)として設定される。そして、ステップS35において、フィーリングパン動作開始フラグを「0」にリセットされ、リターンする。これにより、定位の自動移動が一時停止される。操作者が再びスイッチ43を押せば、現在DSP4に設定されている定位データを始点として定位移動が再開する。
ステップS29で「NO」に分岐してステップS31以降に処理を進めることで、フィーリングパンスタートスイッチ43がオフ状態の間のストアスイッチ44又はリセットスイッチ45の操作イベントの有無を検出でき、ストアスイッチ44がオン操作されれば(ステップS31のYES)、現在の移動パターンデータ(FPDATA)を当該チャンネルchXの始点データ(STARTPOINTx)として記憶する(ステップS32)。また、リセットスイッチがオン操作されれば(ステップS33のYES)、現時点でDSP4に設定されている定位データ(つまり、移動を停止させた時点の定位点)を、当該チャンネンルchXの始点データ(STARTPOINTx)にリセットする(ステップS34)。そして、ステップS35において、フィーリングパン動作開始フラグを「0」にリセットされる(「FPSTARTFLG=0」)。
ステップS35でフィーリングパン動作開始フラグが「0」にリセットされるので、フィーリングパン機能がオンされた状態であれば、上述したステップS35までの処理の後、リターンしてステップS10及びステップS14を夫々NOに分岐すると、ステップS17では、「FPSTARTFLG=0」であるから、YESに分岐し、ステップS18において定位設定対象となるチャンネルの変更を受け付けることができる。ここで、新規にチャンネルが選択されれば、当該新規に選択されたチャネルについて、上述と同様なフィーリングパン処理を行い、定位点の自動移動による定位設定をおこうことができる。なお、ステップS18において新規にチャンネル選択操作が行われなくとも、いずれかのチャンネル(この例ではchX)が選択された状態であれば、ステップS20では、「チャンネル選択あり」と判定してYESに分岐し、ステップS21及びステップS23において、ストアスイッチ44及びリセットスイッチ45の操作イベントの有無を検出し、現在DSP4に設定されている定位データを始点データとして上書きする処理や、前回移動停止点のリセット等を行える。
なお、上記のステップS28を繰り返す処理において、順次更新される定位データ(PANDATAx)はDSP4に順次設定されるとともに、定位データとしてRAM等のメモリ2に一時記録されてよい。
なお、各チャンネルにおいて更新された定位データを、全チャンネルでまとめてストアできるような機能を更に備えてもよい。これは、例えばコンソール3上の任意のキー(シフトキーなど)と、ストアスイッチ44を同時に押すと、全チャンネルの定位データがストアされるよう構成して実現できる。
なお、上述の例では、フィーリングパン機能に関する各種設定、指示等は、コンソール3上のスイッチ郡40から行うものとしたが、当該ミキシング装置を集中管理できるGUIで、それら各種設定、指示を行えるように構成してもよい。また、当該ミキシング装置にパーソナルコンピュータを接続して、コンピュータ側でチャンネル選択等の各種設定、指示を実行できるよう構成してもよい。更には、前記コンピュータ上にこの発明に準じるフィーリングパン機能を持たせるよう構成してもよい。
また、上述の実施例では、この発明をミキシング装置に実装した例を示したが、これに限らずミキシング装置に準じる適宜の装置にこれを適用することが可能である。また、この発明は、それら装置を制御するためのコンピュータプログラムとして構成し、実施することも可能である。
この発明の一実施例に係るミキシング装置のハードウェア構成ブロック図。 同実施例に係るミキシングコンソールの要部を抽出して示す平面図。 同実施例に係るフィーリングパン機能の概要を説明するための機能ブロック図。 同実施例に係るフィーリングパン機能の定位移動パターンを例示する平面図。 同実施例に係るミキシング装置のメインプログラムのルーチンを示すフロー。 同実施例に係るフィーリングパン処理の処理例を示すフロー。
符号の説明
1 CPU、2 メモリ、3 ミキシングコンソール、4 DSP、5 アナログ入出力インターフェース(アナログI/O)、30 チャンネルスリット、31 フェーダ式操作子、32 パン設定操作子、33 セレクトスイッチ、34 ジョイスティック、41 フィーリングパンスイッチ、42 フィーリングパンモードスイッチ、43 フィーリングパンスタートスイッチ、44 ストアスイッチ、45 リセットスイッチ

Claims (3)

  1. 処理対象となるオーディオ信号に対する音像定位の定位点を所定の軌跡に沿って自動的に移動させるための移動パターンデータを発生する移動パターンデータ発生手段と、
    前記オーディオ信号の音像を動的に定位付けするための時間的に変化する動的な定位設定値を、前記移動パターンデータに従って発生する定位移動手段と、
    前記定位移動手段が発生する前記動的な定位設定値に従って前記オーディオ信号の音像定位点が移動される間において、該音像定位点の移動を操作者の指示に従って停止させるための停止手段と、
    前記移動が停止された時点での前記定位設定値を静的な定位設定値として確定し、それに対応するデータを保存する定位確定手段と
    を含むことを特徴とする音像定位設定装置。
  2. 前記定位移動手段は、前記移動パターンデータに従って前記オーディオ信号の音像定位点を移動させる過程において、前記所定の軌跡上の所定の特異点に到達したならば、該特異点で移動を一時停止するよう前記定位設定値の変化を一時停止することを特徴とする請求項1に記載の音像定位設定装置。
  3. コンピュータに、
    処理対象となるオーディオ信号に対する音像定位の定位点を所定の軌跡に沿って自動的に移動させるための移動パターンデータを発生する手順と、
    前記オーディオ信号の音像を動的に定位付けするための時間的に変化する動的な定位設定値を、前記移動パターンデータに従って発生する手順と、
    前記動的な定位設定値に従って前記オーディオ信号の音像定位点が移動される間において、該音像定位点の移動を停止させるための操作者の指示を受け付ける手順と、
    前記移動が停止された時点での前記定位設定値を静的な定位設定値として確定し、それに対応するデータを保存する手順と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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