JP3806610B2 - ボリューム調整装置、ボリューム調整方法、及び、プログラム - Google Patents

ボリューム調整装置、ボリューム調整方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボリュームを調整する装置及び方法に関する。また、本発明は、コンピュータをボリューム調整装置として機能させるためのプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器の中には、コンピュータに接続して、コンピュータにインストールされたアプリケーションソフト上で操作できるものがある。
例えば、オーディオ装置の中には、アプリケーションソフトを用いて、コンピュータに格納されている音楽データを音声として出力させたり、ボリュームを調整したりすることができるものがある。
【0003】
アプリケーションソフト上での操作にはOS(Operating System)やアプリケーションソフト等が提供するGUI(Graphical User Interface)が一般的に利用される。また、代表的な入力装置としてマウスやトラックボール等のポインティングディバイスが用いられる。
【0004】
アプリケーションソフトの操作画面には、例えば図11(a)に示す回転式のボリューム調整つまみや、図11(b)に示すスライド式のボリューム調整つまみ等が表示される。
【0005】
利用者は、マウス等のポインティングディバイスを操作し、ドラッグすることにより操作画面に表示されているボリューム調整つまみを回転させたりスライドさせたりする。これにより、利用者は、オーディオ装置のボリュームを調整する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記したようにマウス等のポインティングディバイスを用いると、ボリューム調整つまみ等を簡単に回転させたりスライドさせたりすることができる。しかし、ボリューム調整つまみ等はポインティングディバイスの操作に従って簡単に動くため、誤ってボリュームを必要以上に大きくしてしまう場合がある。
【0007】
特に、ポインティングディバイスに慣れていない利用者には、ボリューム調整つまみを所定量だけ回転させたりスライドさせたりするのが難しく、ボリュームを誤って必要以上に大きくしてしまいやすい。
【0008】
また、ボリューム調整つまみを大きく表示したり、スライドする範囲を長く設定することにより誤操作を低減することはできるが、操作画面が大きくなり、デザイン的にも好ましくない。
【0009】
また、ドラッグ操作に対してボリューム調整つまみの動作量を少なく設定することにより、ボリューム調整つまみの動作を見かけ上重くすることができる。しかし、利用者の操作に対してレスポンスを悪くするのは、操作感が損なわれ、他のアプリケーションソフトとのバランスがとれなくなる。
【0010】
以上のように、従来のアプリケーションソフトを用いると、ボリュームを最適なレベルに調整するのが難しいという問題がある。
【0011】
従って、本発明は、ボリュームレベルを最適なレベルに調整するボリューム調整装置及びボリューム調整方法を提供することを目的とする。また、本発明は、ボリュームレベルを最適なレベルに調整するためのプログラムを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の観点にかかるボリューム調整装置は、利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整装置であって、利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定手段と、前記目標レベル設定手段が前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整手段と、前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示手段と、から構成され、前記目標レベル設定手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動手段を備え、前記ボリューム調整手段は、前記目標指標移動手段が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示手段が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動手段と、前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0013】
前記目標指標移動手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を前記実際指標の位置から移動させてもよい。
【0014】
前記実際指標移動手段が前記実際指標を移動させる速度は、利用者により設定可能であってもよい。
【0015】
前記表示手段は、前記目標レベルをポップアップ表示してもよい。
【0016】
前記実際指標移動手段は、利用者が前記目標指標移動手段を操作している間だけ、前記実際指標を移動させてもよい。
【0017】
前記目標指標移動手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標の位置を固定する指標固定手段を備え、前記実際指標移動手段は、利用者が所定の操作を行った場合、前記実際指標の移動を途中で停止させてもよい。
【0018】
本発明の第2の観点にかかるボリューム調整方法は、利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整方法であって、利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定工程と、前記目標レベル設定工程で前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整工程と、前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示工程と、から構成され、前記目標レベル設定工程は、利用者の操作に従って、前記表示工程が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動工程を備え、前記ボリューム調整工程は、前記目標指標移動工程が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示工程が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動工程と、前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化工程と、を備える、ことを特徴とする。
【0019】
本発明の第3の観点にかかるプログラムは、コンピュータを、利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整装置であって、利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定手段と、前記目標レベル設定手段が前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整手段と、前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示手段と、から構成され、前記目標レベル設定手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動手段を備え、前記ボリューム調整手段は、前記目標指標移動手段が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示手段が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動手段と、前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化手段と、を備える、ことを特徴とするボリューム調整装置として機能させる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態にかかるオーディオシステムについて図面を参照して説明する。
【0021】
本発明の実施の形態にかかるオーディオシステムは、図1に示すように、通信線3を介して互いに接続されるコンピュータ1とオーディオ装置2とから構成されている。
【0022】
コンピュータ1は、通信線3を介してオーディオ装置2と通信を行い、オーディオ装置2の動作を制御する。なお、コンピュータ1とオーディオ装置2との通信は、USB(Universal Serial Bus)やIEEE1394等によって行われる。
【0023】
コンピュータ1は、図2に示すように、入力部11と、表示部12と、記憶部13と、通信インターフェース(I/F)14と、CPU(Central Processing
Unit)15と、から構成されている。
【0024】
入力部11は、キーボード1a及びマウス1b等を備え、オーディオシステムの利用者により操作される。入力部11は、利用者の操作に従って、コンピュータ1を動作させるための様々な信号をCPU15に出力する。
【0025】
表示部12は、CRT(Cathode Ray Tube)又は液晶パネル等から構成されるディスプレイ1cを備え、利用者がオーディオシステムを操作するためのアプリケーションソフトの操作画面等を表示する。
【0026】
記憶部13は、ハードディスク装置や半導体メモリ等から構成され、コンピュータ1を動作させるためのプログラム及びデータ等を記憶する。また、記憶部13は、利用者がオーディオシステムを操作するためのアプリケーションソフトのプログラム等を記憶する。また、記憶部13は、MP3(MPEG-1 Audio Layer 3)形式で圧縮された音楽データ等を記憶する。
【0027】
通信I/F14は、USBやIEEE1394等に準拠したコネクタを備え、通信線3を介してオーディオ装置2に接続される。
【0028】
CPU15は、記憶部13が記憶しているプログラム及びデータ等に従って動作し、コンピュータ1及びオーディオ装置2の動作、即ちオーディオシステムの動作を制御する。例えば、CPU15は、通信I/F14を介して様々な制御信号をオーディオ装置2に出力し、オーディオ装置2の動作を制御する。また、CPU15は、記憶部13が記憶しているMP3形式の音楽データを再生し、オーディオ装置2から音声として出力させる。なお、CPU15の詳しい動作については後述する。
【0029】
オーディオ装置2は、図3に示すように、通信回路21と、ディスク再生装置22と、デジタル信号選択回路23と、D/Aコンバータ24と、チューナ25と、アナログ信号選択回路26と、ボリューム回路27と、マイコン28と、スピーカ2aと、から構成されている。
【0030】
通信回路21は、USBやIEEE1394等に準拠したコネクタを備え、通信線3を介してコンピュータ1に接続される。また、通信回路21は、コンピュータ1から供給される音声信号と制御信号とを分けて出力する。具体的には、通信回路21は、コンピュータ1から供給されるデジタルの音声信号をデジタル信号選択回路23に出力し、制御信号をマイコン28に出力する。
【0031】
ディスク再生装置22は、マイコン28の制御に従って、CD(Compact Disk)やMD(Mini Disk)等のディスクに記録されている音楽データを再生し、デジタル信号選択回路23に出力する。
【0032】
デジタル信号選択回路23は、外部からデジタルの音声信号を入力するためのデジタル外部端子を備える。デジタル外部端子には、専用ケーブル等を介してコンピュータ1以外の外部機器(例えば、MDプレーヤ等)が接続される。デジタル信号選択回路23は、マイコン28の制御に従って、通信回路21、ディスク再生装置22、及び、デジタル外部端子と、D/Aコンバータ24との間の配線経路を切り替える。これにより、通信回路21から供給される音声信号、ディスク再生装置22から供給される音声信号、及び、デジタル外部端子を介して供給される音声信号の内、所定の音声信号がD/Aコンバータ24に供給される。
【0033】
D/Aコンバータ24は、デジタル信号選択回路23から供給されるデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、アナログ信号選択回路26に出力する。
【0034】
チューナ25は、アンテナ等を備え、マイコン28の制御に従ってラジオの放送電波等を受信する。そして、チューナ25は、放送電波等を復調して得たアナログの音声信号をアナログ信号選択回路26に出力する。
【0035】
アナログ信号選択回路26は、外部からアナログの音声信号を入力するためのアナログ外部端子を備える。アナログ外部端子には、専用ケーブル等を介してコンピュータ1以外の外部機器(例えば、マイクロフォン等)が接続される。アナログ信号選択回路26は、マイコン28の制御に従って、D/Aコンバータ24、チューナ25、及び、アナログ外部端子と、ボリューム回路27との間の配線経路を切り替える。これにより、D/Aコンバータ24から供給される音声信号、チューナ25から供給される音声信号、及び、アナログ外部端子を介して供給される音声信号の内、所定の音声信号がボリューム回路27に供給される。
【0036】
ボリューム回路27は、増幅器等を備え、マイコン28の制御に従って増幅器の増幅率を変化させる。そして、ボリューム回路27は、アナログ信号選択回路26から供給されるアナログの音声信号を所定の倍率で増幅し、スピーカ2aを介して音声として出力する。
【0037】
マイコン28は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、CPU(Central Processing Unit)等から構成されるマイクロコンピュータである。マイコン28は、コンピュータ1から通信回路21を介して供給される制御信号に従ってオーディオ装置2の動作を制御する。
【0038】
次に、以上のように構成されるオーディオシステムの動作について説明する。初めに、オーディオシステムの利用者は、コンピュータ1の入力部11(具体的には、キーボード1aやマウス1b)を操作し、オーディオシステムを操作するためのアプリケーションソフトを立ち上げる。これにより、アプリケーションソフトの操作画面が表示部12のディスプレイ1cに表示される。
【0039】
利用者は、マウス1bを操作してアプリケーションソフトの操作画面上に表示される様々なボタン等をクリックすることにより、オーディオシステムを操作する。コンピュータ1の入力部11は、利用者の操作に従って様々な信号をCPU15に出力し、CPU15は、入力部11から供給される信号に従って、コンピュータ1及びオーディオ装置2の動作を制御する。
【0040】
以下では、コンピュータ1の記憶部13が記憶しているMP3形式の音楽データを再生し、オーディオ装置2から音声として出力させる場合の動作について説明する。
【0041】
コンピュータ1のCPU15は、入力部11から供給される所定の信号に応答して、MP3形式の音楽データを再生するために、オーディオ装置2の設定を変更する。具体的には、CPU15は、オーディオ装置2の配線経路を切り替えるための配線切替制御信号を通信I/F14を介してオーディオ装置2に出力する。
【0042】
オーディオ装置2のマイコン28は、コンピュータ1から通信回路21を介して供給される配線切替制御信号に応答して配線経路を切り替える。具体的には、マイコン28は、デジタル信号選択回路23を制御して、通信回路21を介してコンピュータ1から供給されるデジタルの音声信号がD/Aコンバータ24に供給されるように配線経路を切り替え、アナログ信号選択回路26を制御して、D/Aコンバータ24が出力するアナログの音声信号がボリューム回路27に供給されるように配線経路を切り替える。
【0043】
その後、コンピュータ1のCPU15は、記憶部13が記憶しているMP3形式の音楽データを伸張し、デジタルの音声信号として通信I/F14を介してオーディオ装置2に出力する。
【0044】
コンピュータ1が出力するデジタルの音声信号は、オーディオ装置2の通信回路21及びデジタル信号選択回路23を介してD/Aコンバータ24に入力される。
【0045】
D/Aコンバータ24は、デジタル信号選択回路23から供給されるデジタルの音声信号をアナログの音声信号に変換し、アナログ信号選択回路26を介してボリューム回路27に出力する。
【0046】
ボリューム回路27は、アナログ信号選択回路26から供給されるアナログの音声信号を所定の増幅率で増幅し、スピーカ2aを介して音声として出力する。以上のようにして、記憶部13が記憶しているMP3形式の音楽データがオーディオ装置2のスピーカ2aから音声として出力される。
【0047】
次に、オーディオ装置2から出力される音声のボリュームを調整するための動作について説明する。
初めに、オーディオシステムの利用者が行う動作について説明する。
利用者は、入力部11のマウス1bを用いて、ディスプレイ1cに表示されている操作画面上でオーディオ装置2のボリュームを調整するための操作を行う。
【0048】
操作画面には、図4に示すように、現在のボリュームレベル(現在レベル)を示す指標(現在指標)31がついたボリューム調整つまみ32が表示されている。また、操作画面には、現在レベルを示す数値を表示するレベル表示領域33が設けられている。
【0049】
初めに、利用者は、図5(a)に示すように、操作画面の所定領域内でマウス1bのボタンを押下する。これにより、調整後のボリュームレベル(目標レベル)を示す指標(目標指標)が生成され、目標レベルがポップアップ表示される。なお、図5(a)中では、目標指標は現在指標31と重なっているため示されていない。
【0050】
なお、利用者がマウス1bのボタンを押下する際、ポインタ34が、現在指標31付近になくてもよい。例えば、ポインタ34が、図6(a)に示す調整開始領域(図中の斜線領域)内にあればボリュームの調整を開始できるようにしてもよい。ただし、ボリューム調整つまみ32の中心領域は、ポインタ34の移動により目標指標を移動させる際、ポインタ34の移動距離を判別しにくいため不感領域とする。
【0051】
続いて、利用者は、図5(b)に示すように、ドラッグしてポインタ34を移動することにより、目標指標35を所定位置まで移動させる。この際、目標指標35は、ポインタ34と一緒に移動する。また、目標指標35の移動に同期して、ポップアップ表示されている目標レベルも変化する。
【0052】
なお、ポインタ34がボリューム調整つまみ32の外形に沿って円弧状に正確に移動しなくても、目標指標35を移動できるようにしてもよい。例えば、図6(b)に示すように、ポインタ34が調整可能領域(図中の斜線領域)内にあれば目標指標35を移動させることができるようにしてもよい。また、図6(c)に示すように、調整可能領域をデータ上で複数の領域に分割し、ポインタ34がボリュームレベルの何ステップ分を移動したかを判別できるようにしてもよい。
【0053】
一方、現在指標31はポインタ34と一緒には移動せず、図5(b)に示すように、目標指標35を追いかけるように所定速度で移動する。図中では、現在指標31の移動軌跡を示しているが、例えば移動に伴って現在指標31の色を7色に変化させてもよい。
【0054】
そして、現在指標31は、図5(c)に示すように、目標指標35に重なると移動を停止する。利用者は、現在指標31が移動している間、マウス1bのボタンを押下し続け、現在指標31が目標指標35に重なった後にマウス1bのボタンを離す。なお、現在指標31の移動中に利用者がマウス1bのボタンを離すと、その時点で現在指標31は移動を停止する。
【0055】
オーディオ装置2が出力する音声のボリュームレベルは、後述するように、現在指標31の移動に同期して変化する。また、操作画面のレベル表示領域33に表示される現在レベルも、現在指標31の移動に同期して変化する。
【0056】
以上のように、現在指標31、即ち、実際のボリュームレベルがポインタ34の移動よりもゆっくり変化するため、誤ってボリュームを必要以上に大きくしてしまうことを防止できる。
【0057】
次に、以上に示したボリュームの調整を実現するためのオーディオシステムの動作について説明する。
ボリュームを調整するための処理は、以下に示すように、マウス1bのボタンを押下する、ドラッグする、及び、マウス1bのボタンを離す、という3つのイベントに対してそれぞれ定義された3つの処理と、実際のボリュームを変化させる処理と、から構成される。
【0058】
利用者がマウス1bのボタンを押下した場合、コンピュータ1のCPU15は、図7に示すボリューム調整モード設定処理を開始する。具体的には、CPU15は、入力部11から供給される信号を用いて、利用者がマウス1bのボタンを押下したか否かを判別する。そして、CPU15は、利用者がマウス1bのボタンを押下したと判別した場合に、記憶部13が記憶しているプログラム及びデータに従って、図7に示すボリューム調整モード設定処理を開始する。
【0059】
初めに、CPU15は、入力部11から供給される信号を用いて、表示部12のディスプレイ1cに表示されているポインタ34が上記した調整開始領域内に存在するか否かを判別する(ステップS101)。
【0060】
ポインタ34が調整開始領域内に存在しないと判別した場合(ステップS101;NO)、CPU15は、利用者がボリュームを調整するためにマウス1bのボタンを押下したのではないと判別し、ボリューム調整モード設定処理を終了する。
【0061】
一方、ポインタ34が調整開始領域内に存在すると判別した場合(ステップS101;YES)、CPU15は、利用者がボリュームを調整するためにマウス1bのボタンを押下したと判別し、ボリューム調整モードをオンにする(ステップS102)。
【0062】
そして、CPU15は、表示部12を制御し、図5(a)に示したように、目標レベルをポップアップ表示する(ステップS103)。
続いて、CPU15は、表示部12を制御し、目標指標35を表示し(ステップS104)、ボリューム調整モード設定処理を終了する。なお、図5(a)中において、目標指標35は現在指標31と重なっているため示されていない。
【0063】
利用者がマウス1bを操作してドラッグした場合、コンピュータ1のCPU15は、図8に示す目標レベル更新処理を開始する。具体的には、CPU15は、入力部11から供給される信号を用いて、利用者がドラッグしたか否かを判別する。そして、CPU15は、利用者がドラッグしたと判別した場合に、記憶部13が記憶しているプログラム及びデータに従って、図8に示す目標レベル更新処理を開始する。
【0064】
初めに、CPU15は、ボリューム調整モードがオンになっているか否かを判別する(ステップS201)。
ボリューム調整モードがオンになっていないと判別した場合(ステップS201;NO)、CPU15は、ボリュームを調整するためのドラッグではないと判別し、目標レベル更新処理を終了する。
【0065】
一方、ボリューム調整モードがオンになっていると判別した場合(ステップS201;YES)、CPU15は、ドラッグにより移動するポインタ34が上記した調整可能領域内に存在するか否かを判別する(ステップS202)。
【0066】
ポインタ34が調整可能領域内に存在しないと判別した場合(ステップS202;NO)、CPU15は、目標レベル更新処理を終了する。
一方、ポインタ34が調整可能領域内に存在すると判別した場合(ステップS202;YES)、CPU15は、表示部12を制御し、操作画面にポップアップ表示される目標レベルを更新する(ステップS203)。
【0067】
続いて、CPU15は、表示部12を制御し、操作画面に表示される目標指標35の表示位置を更新し(ステップS204)、目標レベル更新処理を終了する。
利用者がドラッグを継続すると、以上の目標レベル更新処理が繰り返され、目標指標35の表示位置が連続的に更新される。これにより、図5(b)に示したように、目標指標35がポインタ34と一緒に移動する。
【0068】
利用者がマウス1bのボタンを離した場合、コンピュータ1のCPU15は、図9に示すモード解除処理を開始する。具体的には、CPU15は、入力部11から供給される信号を用いて、利用者がマウス1bのボタンを離したか否かを判別する。そして、CPU15は、利用者がマウス1bのボタンを離したと判別した場合に、記憶部13が記憶しているプログラム及びデータに従って、図9に示すモード解除処理を開始する。
【0069】
初めに、CPU15は、ボリューム調整モードがオンになっているか否かを判別する(ステップS301)。
ボリューム調整モードがオンになっていないと判別した場合(ステップS301;NO)、CPU15は、モード解除処理を終了する。
【0070】
一方、ボリューム調整モードがオンになっていると判別した場合(ステップS301;YES)、CPU15は、表示部12を制御し、操作画面にポップアップ表示している目標レベルを消去する(ステップS302)。
【0071】
続いて、CPU15は、表示部12を制御し、操作画面に表示している目標指標35を消去する(ステップS303)。
そして、CPU15は、ボリューム調整モードをオフにして(ステップS304)、モード解除処理を終了する。
【0072】
以上に示した3つの処理により、コンピュータ1のディスプレイ1cに表示される操作画面が図5(a)から図5(c)に示すように変化する。
【0073】
また、CPU15は、上記ボリューム調整モード設定処理のステップS102でボリューム調整モードをオンにした後、上記3つの処理を行うと共に、記憶部13が記憶しているプログラム及びデータに従って、図10に示すボリューム調整処理を行う。
【0074】
初めに、CPU15は、ボリューム調整モードがオンになっているか否かを判別する(ステップS401)。
ボリューム調整モードがオンになっていないと判別した場合(ステップS401;NO)、CPU15は、ボリューム調整処理を終了する。
【0075】
一方、ボリューム調整モードがオンになっていると判別した場合(ステップS401;YES)、CPU15は、目標指標35が示す目標レベルが現在指標31が示す現在レベルよりも大きいか否かを判別する(ステップS402)。
【0076】
目標レベルが現在レベルよりも大きくない、即ち、目標レベルが現在レベル以下であると判別した場合(ステップS402;NO)、CPU15は、目標レベルが現在レベルよりも小さいか否かを判別する(ステップS403)。
【0077】
目標レベルが現在レベルよりも小さくない、即ち、目標レベルが現在レベルに等しいと判別した場合(ステップS403;NO)、CPU15は、ステップS401にリターンする。
【0078】
一方、目標レベルが現在レベルよりも小さいと判別した場合(ステップS403;YES)、CPU15は、ボリュームレベルを1ステップ下げることを指示するレベル調整制御信号を通信I/F14を介してオーディオ装置2に出力し(ステップS404)、後述するステップS406の処理を行う。
【0079】
オーディオ装置2のマイコン28は、コンピュータ1から通信回路21を介して供給されるレベル調整制御信号に応答し、ボリューム回路27を制御してボリュームレベルを1ステップ下げる。
【0080】
上記ステップS402の処理で目標レベルが現在レベルよりも大きいと判別した場合(ステップS402;YES)、CPU15は、ボリュームレベルを1ステップ上げることを指示するレベル調整制御信号を通信I/F14を介してオーディオ装置2に出力する(ステップS405)。
【0081】
オーディオ装置2のマイコン28は、コンピュータ1から通信回路21を介して供給されるレベル調整制御信号に応答し、ボリューム回路27を制御してボリュームレベルを1ステップ上げる。
【0082】
その後、CPU15は、表示部12を制御し、操作画面のレベル表示領域33に表示されている現在レベル、及び、現在指標31の表示位置を更新する(ステップS406)。
【0083】
そして、CPU15は、タイマを所定時間、例えば100msにセットし(ステップS407)、タイムアップしたか否かを判別する(ステップS408)。タイムアップしていないと判別した場合(ステップS408;NO)、CPU15は、ステップS408にリターンする。
【0084】
一方、タイムアップしたと判別した場合(ステップS408;YES)、CPU15は、ステップS401にリターンする。
そして、CPU15は、ステップS401の処理でボリューム調整モードがオンになっていない、即ち、ボリューム調整モードがオフになっていると判別した場合にボリューム調整処理を終了する。
【0085】
以上のようにして、オーディオ装置2から出力される音声のボリュームが実際に変化する。また、上記したように、ボリュームレベルを1ステップ変化させる毎に操作画面に表示される現在指標31を更新するため、実際のボリューム変化と現在指標31の移動とが同期して行われる。
【0086】
また、ボリュームレベルを1ステップ変化させる毎にタイマをセットするため、利用者の操作よりもゆっくりと実際のボリュームが変化する。これにより、利用者は、現在レベルが目標レベルまで変化する間に、誤った操作を行ったか否かを判断することができる。もし、誤って目標レベルを必要以上に大きく設定してしまった場合、利用者がマウス1bのボタンを離せば、上記モード解除処理によりボリューム調整モードがオフになる。このため、CPU15は、上記ステップS401の処理でボリューム調整モードがオンになっていないと判別し、ボリューム調整処理を終了する。このように、利用者が誤って目標レベルを大きく設定しても、実際のボリュームを必要以上に大きくしてしまうことを防止でき、ボリュームを最適なレベルに調整することができる。
【0087】
なお、ボリュームレベルを変化させる割合、及び、タイマの設定時間は、一定でなく、現在レベルの変化と共に変化するようにしてもよい。例えば、現在レベルが目標レベルに近づくにつれて、ボリュームレベルを細かく変化させ、タイマの設定時間を短くしてもよい。
【0088】
また、利用者が、ボリュームレベルの変化速度を選択できるようにしてもよい。例えば、利用者が入力部11を操作して、高速、普通、低速等のようにボリュームレベルの変化速度を何段階かで設定できるようにしてもよい。さらに、利用者がキーボード1aの所定キーを押下しながら目標指標35を移動させることにより、現在指標31(現在レベル)を通常よりも早く移動させるようにしてもよい。
【0089】
また、目標指標35の位置(目標レベル)をロックできるようにしてもよい。例えば、利用者がキーボード1aのコントロールキーを押下しながらマウス1bのボタンを離した場合、CPU15は目標指標35の位置(目標レベル)を記憶部13に記憶させる。これにより、利用者が設定した目標指標35の位置(目標レベル)がロックされる。このようにすると、利用者は、マウス1bのボタンを押下し続けなくてもよいため、ボリュームの調整中に他のアプリケーションを操作することができる。
【0090】
さらに、利用者が、マウス1bで操作画面の所定領域を1クリックすることにより、ロックされた目標レベルを解除できるようにしてもよい。このようにすると、利用者が操作画面の所定領域を1クリックすることにより、現在レベルの変化が停止して、現在指標31が移動を停止する。これにより、誤って目標レベルを設定しても、ボリュームの調整を直ちに中断することができる。
【0091】
また、利用者がマウス1bで操作画面の所定領域をダブルクリックすることにより、目標レベル(目標指標35の位置)が予め設定された値に変更されるようにしてもよい。さらに、利用者が操作画面の所定領域をダブルクリックすることにより、目標レベル(目標指標35の位置)が予め設定された複数の値に順番に変更されるようにしてもよい。このようにすると、目標レベル(目標指標35の位置)を所定値に簡単な操作で素早くかつ正確に設定することができる。
【0092】
また、本発明は、上記実施の形態で示した回転式のボリューム調整つまみ23以外のつまみ、例えばスライド型のボリューム調整つまみ等にも適用することができる。
【0093】
また、本発明は、コンピュータ1に接続されたオーディオ装置2のボリューム調整だけでなく、コンピュータ1に接続された他の外部機器(例えばテレビ等)、及び、コンピュータ1が出力する音声のボリューム調整にも適用することができる。
【0094】
また、本発明の装置は、専用の装置を用いる必要はなく、例えば、コンピュータに上記した各処理を実行させるためのプログラム及びデータを記録媒体(FD、CD−ROM、DVD等)に記録して配布し、これをインストールしてOS上で実行することにより、この発明の装置を実現できる。また、上記プログラム及びデータは、インターネット上のサーバ装置が有するディスク装置等に格納しておき、コンピュータに、例えば搬送波に重畳してダウンロード等するものとしてもよい。
【0095】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によって、ボリュームレベルを最適なレベルに調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるオーディオシステムの構成図である。
【図2】図1のオーディオシステムを構成するコンピュータの構成図である。
【図3】図1のオーディオシステムを構成するオーディオ装置の構成図である。
【図4】コンピュータのディスプレイに表示される操作画面を示す図である。
【図5】オーディオ装置のボリュームを調整する際の操作画面上での操作を示す図である。
【図6】(a)は、ボリュームの調整を開始できる調整開始領域を示す図であり、(b)は、ボリュームを調整可能な調整可能領域を示す図であり、(c)は、ポインタの移動距離を判別するために(b)の調整可能領域を複数の領域に分割した状態を示す図である。
【図7】図2のコンピュータを構成するCPUが行うボリューム調整モード設定処理を示すフローチャートである。
【図8】図2のコンピュータを構成するCPUが行う目標レベル更新処理を示すフローチャートである。
【図9】図2のコンピュータを構成するCPUが行うモード解除処理を示すフローチャートである。
【図10】図2のコンピュータを構成するCPUが行うボリューム調整処理を示すフローチャートである。
【図11】操作画面に表示される従来のボリューム調整つまみを示す図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
1a キーボード
1b マウス
1c ディスプレイ
11 入力部
12 表示部
13 記憶部
14 通信インターフェース
15 CPU(Central Processing Unit)
2 オーディオ装置
2a スピーカ
21 通信回路
22 ディスク再生装置
23 デジタル信号選択回路
24 D/A(デジタル/アナログ)コンバータ
25 チューナ
26 アナログ信号選択回路
27 ボリューム回路
28 マイコン
3 通信線
31 現在指標
32 ボリューム調整つまみ
33 レベル表示領域
34 ポインタ
35 目標指標

Claims (8)

  1. 利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整装置であって、
    利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定手段と、
    前記目標レベル設定手段が前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整手段と、
    前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示手段と、
    から構成され、
    前記目標レベル設定手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動手段を備え、
    前記ボリューム調整手段は、
    前記目標指標移動手段が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示手段が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動手段と、
    前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化手段と、を備える、
    ことを特徴とするボリューム調整装置。
  2. 前記目標指標移動手段は、
    利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を前記実際指標の位置から移動させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のボリューム調整装置。
  3. 前記実際指標移動手段が前記実際指標を移動させる速度は、利用者により設定可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のボリューム調整装置。
  4. 前記表示手段は、前記目標レベルをポップアップ表示する、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のボリューム調整装置。
  5. 前記実際指標移動手段は、利用者が前記目標指標移動手段を操作している間だけ、前記実際指標を移動させる、ことを特徴とする請求項乃至4の何れか1項に記載のボリューム調整装置。
  6. 前記目標指標移動手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標の位置を固定する指標固定手段を備え、
    前記実際指標移動手段は、利用者が所定の操作を行った場合、前記実際指標の移動を途中で停止させる、
    ことを特徴とする請求項乃至4の何れか1項に記載のボリューム調整装置。
  7. 利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整方法であって、
    利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定工程と、
    前記目標レベル設定工程で前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整工程と、
    前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリ ュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示工程と、
    から構成され、
    前記目標レベル設定工程は、利用者の操作に従って、前記表示工程が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動工程を備え、
    前記ボリューム調整工程は、
    前記目標指標移動工程が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示工程が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動工程と、
    前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化工程と、を備える、
    ことを特徴とするボリューム調整方法。
  8. コンピュータを、
    利用者の操作に従って、所定の出力装置から出力される音声のボリュームレベルを変化させるボリューム調整装置であって、
    利用者の操作に従って、変化後のボリュームレベルを示す目標レベルを変化させる目標レベル設定手段と、
    前記目標レベル設定手段が前記目標レベルを変化させる速度よりも遅い速度で、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを、該目標レベルまで変化させるボリューム調整手段と、
    前記出力装置から出力される音声のボリュームレベルを示す実際指標と、変化後のボリュームレベルを示す目標指標と、を表示する表示手段と、
    から構成され、
    前記目標レベル設定手段は、利用者の操作に従って、前記表示手段が表示する前記目標指標を移動させる目標指標移動手段を備え、
    前記ボリューム調整手段は、
    前記目標指標移動手段が前記目標指標を移動させる速度よりも遅い速度で、前記表示手段が表示する前記実際指標を前記目標指標に向かって移動させる実際指標移動手段と、
    前記実際指標の移動に同期するように、前記出力装置が出力する音声のボリュームレベルを変化させるレベル変化手段と、を備える、
    ことを特徴とするボリューム調整装置として機能させるためのプログラム。
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