JP2008271171A - 音響機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 次のシーンでチャンネルごとに何がアサインされるかを確認する。
【解決手段】 入力チャンネルストリップ30におけるチャンネルストリップ30−1〜30−24には、第1のネームインジケータ30eと第2のネームインジケータ30fが備えられている。CUEリスト36に基づいてシーンが順次自動的にリコールされていく時に、現在のシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされている入力チャンネルのチャンネル名を第1のネームインジケータ30eに表示し、次にリコールされるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされる入力チャンネルのチャンネル名をシーンリストを参照して取得し、第2のネームインジケータ30fに表示する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、入力チャンネルにおける信号処理のパラメータを設定可能とされている操作子が設けられているチャンネルストリップを備える音響機器に関する。
従来、多数のマイクロホンあるいは電気・電子楽器などから出力されるオーディオ信号のレベルや周波数特性を調整し、ミキシングしていくつかのミキシング・グループにまとめてパワーアンプに送り出すコンサートホール等で使用されるディジタルミキサーと呼ばれる音響機器が知られている。ディジタルミキサーを操作するオペレータは、楽器音や歌唱の各オーディオ信号の音量や音色を、コンソールパネルに設けられている各種操作子を操作することにより、演奏を最もふさわしく表現していると思われる状態に調整している。ディジタルミキサーは、入力信号系列として複数の入力チャンネルと該入力チャンネルから出力される信号をミキシングするバスと、ミキシングされた信号を出力する出力系列である出力チャンネルを備えている。各入力チャンネルはそれぞれ入力する信号の周波数特性やミキシングレベル等を制御して各ミキシングバスに出力し、各ミキシングバスはそれぞれ入力する信号をミキシングして対応する出力チャンネルに出力する。出力チャンネルからの出力は増幅されてスピーカ等から放音される。
特開2007−43249号公報
従来のディジタルミキサーにおけるコンソールパネルの一構成例を示す図を図9に示す。
図9に示すコンソールパネル100にはディスプレイ104や各種操作子が設けられているが、入力チャンネルストリップ101の領域には、例えば24入力チャンネル分の入力チャンネルストリップが設けられている。各入力チャンネルストリップ101では、その入力チャンネルストリップ101にアサインされた入力チャンネルのバスへの送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを入力チャンネル毎に設定することができる。また、DCAストリップ102の領域には例えば8つのDCAグループに対応する8本のDCAストリップが設けられており、各DCAストリップ102ではそのDCAグループといわれるチャンネルグループに属している複数の入力チャンネルのボリューム値等の信号処理パラメータをDCAグループ毎に一括して操作することができる。さらに、ST/RTNチャンネルストリップ103の領域には、ステレオ入力チャンネルおよび内蔵エフェクトのリターン信号がアサインされた入力チャンネルに対応するチャンネルストリップが設けられている。各ST/RTNチャンネルストリップ103では各入力チャンネルの送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを設定することができる。
ここで、従来のディジタルミキサーにおける入力チャンネルストリップ101の構成例を図10に示す。
入力チャンネルストリップ101は、複数本(例えば、24入力チャンネル分)の同じ構成のチャンネルストリップ130−1,130−2,130−3・・・130−nからなり、各チャンネルストリップ130−1〜130−nにそれぞれ入力チャンネルがアサインされている。チャンネルストリップの代表としてチャンネルストリップ130−1の構成を説明すると、ONキー130aはエンコーダ130cに割り当てられている機能のオン/オフを切り換えるキーであり、PREキー130bは、オンの時にプリフェーダの信号をミキシングバスへ送出し、オフの時にポストフェーダの信号をミキシングバスへ送出するキーである。エンコーダ130cはエンドレスで回転する操作子であり、チャンネルストリップ130−1に割り当てられた入力チャンネルからミキシングバスへのセンドレベル、入力チャンネルのパン、現在選ばれていないレイヤーに含まれる入力チャンネルのレベルなどを調節することができる。
SELキー130dはSELECTED CHANNEL セクションやディスプレイ104上で操作の対象となる入力チャンネルを選択するキーであり、ネームインジケータ130eにはチャンネルストリップ130−1にアサインされた入力チャンネルに付けられているチャンネル名が表示される。メータLED130fはアサインされている入力チャンネルの入力レベルを表示する例えば6ポイントのLEDである。この場合、「OVER」はクリップレベル(0dB)を示しており、−6〜−60はクリップレベルを基準とした信号レベル(dB)を表している。チャンネルONキー130gはアサインされている入力チャンネルのオン/オフを切り換えるキーであり、チャンネルONキー130gをオフにすると、アサインされている入力チャンネルからミキシングバスには一切信号が送られなくなる。フェーダ130hは、アサインされている入力チャンネルの入力レベルを調節するフェーダであり、CUEキー130iは、アサインされている入力チャンネルの信号をキューモニターするためのキーである。入力チャンネルストリップ101では、入力チャンネル1−24を操作するレイヤー1と入力チャンネル25−48を操作するレイヤー2とのレイヤーを有しており、レイヤーは図示されていないキーにより切り替えることができる。そして、第1表示欄130jにはレイヤー1において操作できる入力チャンネル番号が表示され、第2表示欄130kにはレイヤー2において操作できる入力チャンネル番号が表示される。
ところで、ディジタルミキサーには全てのフェーダと全てのキーの設定状態を示すシーンデータの複数シーン分を保存可能なシーンメモリが設けられており、シーン番号を指定してリコール操作することにより、指定されたシーン番号のシーンデータがシーンメモリから読み出され、そのシーンデータに応じた設定状態がディジタルミキサーに再現されるようになる。この場合、シーンごとにコンソールパネル100に設けられているチャンネルストリップ等の物理的な操作子への入力(出力)チャンネルのアサインが変わる場合がある。また、シーンを時間軸に沿って自動的に順次切り替えていくことも行われており、この場合にはリコールされるシーンの時間軸上の順番と、シーンがリコールされるタイミングの情報からなるCUEリストが用意され、CUEリストに基づいてシーンが順次自動的にリコールされることにより、シーンがシーケンシャルに切り替わっていくようになる。
このように、シーンごとに物理操作子への入力(出力)チャンネルのアサインが変わる場合には、シーンが切り替わる毎にチャンネルストリップにアサインされた入力(出力)チャンネルを確認して、チャンネルストリップの操作子を操作する必要がある。しかしながら、シーンが切り替わった後で表示されるネームインジケータ130eのチャンネル名を確認して操作することになることから、操作遅れや操作ミスが発生しやすいという問題点があった。なお、次にリコール可能なシーンのシーン番号(シーン名称)を表示させることが提案されているが、表示されるのはシーン番号(シーン名称)でありシーン番号(シーン名称)がわかっても、それぞれのチャンネルごとに次に何がアサインされるかは分からないという問題点がある。さらに、次のシーンでチャンネルごとに何がアサインされるかを確認するためには、シーンリストやCUEリストをもとに、それぞれのシーンの情報を取得/閲覧しなければならないという問題点があった。
そこで、本発明は次のシーンでチャンネルごとに何がアサインされるかを確認することができる音響機器を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の音響機器は、チャンネルストリップには、現在のシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされているチャンネルに関する情報と、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされるチャンネルに関する情報とがリストを参照することにより取得されてそれぞれ表示される表示手段が設けられていることを最も主要な特徴としている。
本発明によれば、チャンネルストリップには、現在のシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされているチャンネルに関する情報と、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされるチャンネルに関する情報とがリストを参照することにより取得されてそれぞれ表示される表示手段が設けられていることから、専用の画面に切り替えることなくチャンネルストリップの表示手段を見ることで次のシーンでチャンネルごとに何がアサインされるかを即座に確認することができるようになる。
本発明の実施例にかかるディジタルミキサー等とされる音響機器の概要の構成を示すブロック図を図1に示す。
図1に示す音響機器1は、ディジタルミキサーとされた際にミキシング処理を行う処理回路2を備えている。処理回路2はCPU(Central Processing Unit)および信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)を備え、CPUはミキシング操作を行う操作子4からの操作信号に応じてDSPが実行するミキシング処理の制御を行うと共に、各種設定を行える操作画面等を表示器5に表示している。また、CPUはリコール操作された際に指定されたシーンのシーンデータをシーンメモリ3から読み出して、シーンを再現するようシーンデータに応じた状態に操作子4を調整している。また、処理回路2におけるDSPは入力された複数の入力系列のオーディオ信号にCPUからの制御信号に応じてミキシング処理を施し、複数の出力系列に出力している。
次に、本発明の実施例にかかるディジタルミキサー等とされる音響機器の概要の構成を示すブロック図を図2に示す。
図2において、CPU(Central Processing Unit)10は処理回路2を構成しており、音響機器1の全体の動作を制御すると共に、表示器16に各種設定を行う操作画面等を表示する描画プログラムや制御用プログラム等の動作ソフトウェアを実行している。ROM(Read Only Memory)11には、CPU10が実行する描画プログラムや制御用プログラム等の動作ソフトウェアが格納されており、RAM(Random Access Memory)12には、CPU10のワークエリアや読み出されたシーンデータの記憶エリアが設定されている。このROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、シーンデータを保存するシーンメモリ3として兼用させたり、動作ソフトウェアの書き換えを可能とすることができ、動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。DSP13も処理回路2を構成しており、前記したように複数の入力系列のオーディオ信号の信号処理を行っている。なお、不揮発性の書き換え可能なメモリをシーンメモリ3として設けるようにしても良い。
検出回路15は、音響機器1のコンソールパネルに設けられているチャンネルストリップの操作子等の物理的な操作子14を走査することによって操作子14のイベントを検出して、イベントのあった操作子14に対応するイベント出力を出力している。操作子14には、各チャンネルの入力信号の特性を制御する操作子やシーンの切換を行ったりするための多数の操作子が含まれている。表示回路17は液晶表示器(LCD)等の表示器16を備え、この表示器16に各チャンネルの入力信号に信号処理を施すパラメータ等を操作する際の操作画面等が表示される。各種操作は、GUI(Graphical User Interface)を利用した操作画面上においてユーザが設定操作を行えるようにされている。通信インターフェース(I/F)19は、外部機器18を接続するインターフェースであり、このインタフェースを介して音響機器1と外部機器18とが論理的に接続される。音声信号入力回路21は、外部音を取り込むためのマイクなどの入力部20から音響信号を音響機器1へ取り込んでおり、音声信号出力回路23は、音響機器1から出力されるミキシング処理等の信号処理された音響信号を外部のスピーカ等の出力部22へ出力して放音している。入力部20は、マイク/ラインのオーディオ信号を入力する入力ユニットとすることができ、出力部22はスピーカ等から放音する出力ユニットとすることができる。これらの各部は通信バス24に接続されて、通信バス24を介してデータの授受を行っている。
次に、本発明にかかる音響機器1をディジタルミキサーとした際の等価的な構成を示す機能ブロック図を図3に示す。
図3において、複数のアナログ入力ポートを備えるアナログ入力部(A入力)40に入力されたアナログ信号は、内蔵されているAD変換器によりディジタル信号に変換されて入力パッチ43に入力される。また、複数のディジタル入力ポートを備えるディジタル入力部(D入力)41に入力されたディジタル信号は、入力パッチ43に入力される。さらに、ディジタルミキサー6には、例えば8個のエフェクタからなる内蔵エフェクタ42が用意されており、この内蔵エフェクタ42によりエフェクトの付与された信号も入力パッチ43に入力される。ここで、内蔵エフェクタ42の各エフェクタは、当該エフェクタへの複数の信号の入力部としての仮想的な複数のディジタル出力ポートと、当該エフェクタにより効果の付与された複数の信号の出力部としての仮想的な複数のディジタル入力ポートとを有している。
入力パッチ43では、信号の入力元である複数の入力ポートの何れか1つの入力ポートを、例えば48チャンネルとされる複数の入力チャンネル部44の各入力チャンネル毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各入力チャンネルには、入力パッチ43でパッチされた入力ポートからの信号が供給される。入力チャンネル部44における各入力チャンネルには、リミッタ、コンプレッサ、イコライザ、チャンネル遅延手段、フェーダのMIX(ミキシング)バス45およびST(ステレオ)バス46へのレベル調整部が備えられており、これらの入力チャンネルにおいて、周波数特性およびMIXバス45およびSTバス46へ送出されるレベルが制御される。入力チャンネル部44から出力される48チャンネルのディジタル信号は、MIX1〜24の24本のMIXバス45の1ないし複数に選択的に出力されると共に、STバス46に出力される。
MIXバス45においては、24本の各バスにおいて、48入力チャンネルのうちの任意の入力チャンネルから選択的に入力された1ないし複数のディジタル信号がミキシングされて、合計24チャンネルのMIX出力がMIX出力チャンネル部(MIX出力ch)47に出力されている。これにより、24通りにミキシングされた24チャンネルのMIX出力を得ることができる。このMIXバス45からの出力を最終出力としてスピーカ等に供給する場合が多くされる。また、STバス46には、入力チャンネル部44から出力されるステレオのディジタル信号が選択的に入力され、STバス46によりミキシングされたステレオ信号がST出力チャンネル部(ST出力ch)48へ出力されている。出力チャンネル部47およびST出力チャンネル部48における各出力チャンネルには、コンプレッサ、イコライザ、チャンネル遅延手段、フェーダの出力パッチ49へのレベル調整部が備えられており、これらの出力チャンネルにおいて、周波数特性および出力パッチ49へ送出されるレベルが制御される。
MIX出力チャンネル部47から出力される24チャンネルのMIXバス出力およびST出力チャンネル部48から出力されるSTバス出力は、出力パッチ49に供給されている。出力パッチ49では、信号の入力元であるMIX出力チャンネル部47の24チャンネルおよびST出力チャンネル部48の何れか1つのチャンネルを、アナログ出力ポート部(A出力)50やディジタル出力ポート部(D出力)51の各出力ポート毎に選択的にパッチ(結線)することができ、各出力ポートには、出力パッチ49でパッチされたチャンネルからの信号が供給される。また、出力パッチ49によりパッチされた信号が入力される内蔵エフェクタ42では、リバーブ、エコーやコーラスのエフェクトがディジタルオーディオ信号に付加される。この内蔵エフェクタ42も、DSP13により実現されている。なお、内蔵エフェクタ42では、入力された信号にエフェクトを付与した出力を入力パッチ43にリターンするようにしている。
また、複数のアナログ出力ポートを備えるアナログ出力ポート部(A出力)50へ供給されたディジタル出力信号は、内蔵されているDA変換器によりアナログ出力信号に変換されてアナログ出力ポートから出力される。そして、アナログ出力ポート部(A出力)50から出力されるアナログ出力信号は、増幅されてスピーカから放音される。また、複数のディジタル出力ポートを備えるディジタル出力ポート部(D出力)51から出力されるディジタルオーディオ信号は、マルチトラックレコーダやDAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。
本発明にかかる音響装置1をディジタルミキサーとした際に、ディジタルミキサーはディスプレイや各種操作子が設けられているコンソールパネルを備える。このコンソールパネルの構成は図9に示す構成と同様とされ、その説明は省略するが、コンソールパネルにはディスプレイ、入力チャンネルの信号処理パラメータを設定する入力チャンネルストリップ30、DCAグループといわれるチャンネルグループの信号処理パラメータを一括して設定するDCAストリップ31、ステレオ入力チャンネルおよび内蔵エフェクトのステレオのリターン信号の信号処理パラメータを設定するST/RTNチャンネルストリップが設けられている。各ストリップでは、アサインされたチャンネル/グループのMIXバス45およびSTバス46への送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを設定している。
ここで、本発明にかかるディジタルミキサーに設けられている入力チャンネルストリップ30の構成を図4に示す。
図4に示す入力チャンネルストリップ30は、例えば、24入力チャンネル分の同じ構成のチャンネルストリップ30−1,30−2,30−3・・・30−24からなり、各チャンネルストリップ30−1〜30−24にそれぞれ入力チャンネルがアサインされている。そして、入力チャンネルストリップ30は入力チャンネル1−24を操作するレイヤー1と入力チャンネル25−48を操作するレイヤー2とのレイヤーを有しており、レイヤーは図示されていないキーにより切り替えることができる。これにより、入力チャンネルストリップ30においてレイヤーを切り換えることで、入力チャンネル1〜入力チャンネル48のMIXバス45への送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを入力チャンネル毎に設定することができる。
入力チャンネルストリップの代表としてチャンネルストリップ30−1の構成を説明すると、ONキー30aはエンコーダ30cに割り当てられている機能のオン/オフを切り換えるキーであり、PREキー30bは、オンの時にプリフェーダの信号をミキシングバスへ送出し、オフの時にポストフェーダの信号をミキシングバスへ送出するキーである。エンコーダ30cはエンドレスで回転する操作子であり、チャンネルストリップ30−1にアサインされた入力チャンネルからMIXバス45へのセンドレベル、入力チャンネルのパン、現在選ばれていないレイヤーに含まれる入力チャンネルのレベルなどを調節することができる。SELキー30dはSELECTED CHANNEL セクションやディスプレイ上で操作の対象となる入力チャンネルを選択するキーである。また、第1のネームインジケータ30eにはチャンネルストリップ30−1に現在のシーンにおいてアサインされた入力チャンネルに付けられているチャンネル名が表示され、第2のネームインジケータ30fにはチャンネルストリップ30−1に次に切り替わるシーンにおいてアサインされる入力チャンネルに付けられているチャンネル名が表示される。メータLED30gはアサインされている入力チャンネルの入力レベルを表示する例えば6ポイントのLEDである。この場合、「OVER」はクリップレベル(0dB)を示しており、−6〜−60はクリップレベルを基準とした信号レベル(dB)を表している。
チャンネルONキー30hはアサインされている入力チャンネルのオン/オフを切り換えるキーであり、チャンネルONキー30hをオフにすると、アサインされている入力チャンネルからMIXバス45やSTバス46には一切信号が送られなくなる。フェーダ30iは、アサインされている入力チャンネルの入力レベルを調節するフェーダであり、CUEキー30jは、アサインされている入力チャンネルの信号をキューモニターするためのキーである。また、第1表示欄30kにはレイヤー1において操作できる入力チャンネル番号が表示され、第2表示欄30mにはレイヤー2において操作できる入力チャンネル番号が表示される。このように入力チャンネルストリップ30には、第1のネームインジケータ30eと第2のネームインジケータ30fとが2段に重ねられて設けられており、現在のシーンでアサインされている入力チャンネルのチャンネル名「Vocal」が第1のネームインジケータ30eに表示され、次に切り替わるシーンでアサインされる入力チャンネルのチャンネル名「Guitar」が第2のネームインジケータ30fに表示されている。これにより、次のシーンでチャンネルストリップ30−1〜30−24ごとに何がアサインされるかを確認することができるため、入力チャンネルストリップ30の操作遅れや操作ミスを防止することができるようになる。
次に、本発明にかかるディジタルミキサーに設けられているDCAストリップ31の構成を図5に示す。
図5に示すDCAストリップ31は、例えば、8チャンネルグループ分の同じ構成のDCAストリップ31−1,31−2,31−3・・・31−8からなり、各DCAストリップ31−1〜31−8にそれぞれDCAグループがアサインされている。DCAグループは、DCAストリップ31−1〜31−8にそれぞれ備えられているDCAフェーダーを使って、複数のチャンネルのレベルを一括操作するためのグループである。同じDCAグループに属するチャンネルどうしであれば、レベル差を保ったまま1本のDCAフェーダーでレベルを操作することができる。
DCAストリップ31−1〜31−8の代表としてDCAストリップ31−1の構成を説明すると、第1のネームインジケータ31aにはDCAストリップ31−1に現在のシーンにおいてアサインされたDCAグループに付けられているグループ名が表示され、第2のネームインジケータ31bにはDCAストリップ31−1に次に切り替わるシーンにおいてアサインされるDCAグループに付けられているグループ名が表示される。MUTEキー31cは、DCAグループのミュートのオン/オフを切り替えるキーである。MUTEキー31cをオンにすると、アサインされているDCAグループに登録されたチャンネルがミュートされる。DCAフェーダ31dは、アサインされているDCAグループのレベルを一括して操作するフェーダであり、CUEキー31eは、アサインされているDCAグループに登録されたチャンネルを一括してキューモニターするためのキーである。また、表示欄31gには当該DCAストリップで操作できるDCAグループ番号が表示される。このようにDCAストリップ31には、第1のネームインジケータ31aと第2のネームインジケータ31bとが2段に重ねられて設けられており、現在のシーンでアサインされているDCAグループのグループ名「Drum」が第1のネームインジケータ31aに表示され、次に切り換わるシーンでアサインされるDCAグループのグループ名「Bass」が第2のネームインジケータ31bに表示されている。これにより、次のシーンでDCAストリップ31−1〜31−8ごとに何がアサインされるかを確認することができるため、DCAストリップ31の操作遅れや操作ミスを防止することができるようになる。
本発明にかかるディジタルミキサーには上記したようにST/RTNチャンネルストリップも設けられている。図示しないST/RTNチャンネルストリップでは、ステレオ入力チャンネルと内蔵エフェクタ42からリターンされる信号がパッチされる入力チャンネルを操作するレイヤーを選択することができる。ここで、ステレオ入力チャンネルのレイヤーを選択する[ST IN 1−4]キーを押すとステレオ入力チャンネル1〜4をST/RTNチャンネルストリップで操作することができ、リターンチャンネルを操作するレイヤーを選択する[FX RTN 1−4]キーを押すとリターンされる信号がパッチされるチャンネル1〜4を操作することができる。ST/RTNチャンネルストリップの構成は、図4に示す入力チャンネルストリップ30とほぼ同様とされるので、その説明は省略する。
次に、CUEリストの構成を図6に示すが、図6ではCUEリスト情報の表示/作成を行えるGUI画面35上に表示されているCUEリスト36が示されている。CUEリスト36はリコールされるシーンの時間軸上の順番と、シーンがリコールされるタイミングの情報から構成されている。このようなCUEリスト36はユーザが任意に作成することができ、CUEリスト36を表示/作成する操作を行うと表示器16にCUEリスト情報の表示/作成を行えるGUI画面35が表示される。このGUI画面35においては、図6に示すように「No.」欄、「Scene」欄および「Trigger」欄からなるCUEリスト36が表示され、各欄の編集をユーザが行うことができる。図6に示すGUI画面35には、ユーザが作成したCUEリスト36の一例が示されている。CUEリスト36について以下に説明する。
図6に示すCUEリスト(Cue List)36において、「No.」欄はリコールされるシーンの時間軸上の順番が001,002,003,・・・と1ずつインクリメントされる番号で示される欄とされ、「Scene」欄は「No.」欄で示される順番でリコールされるシーンのシーン番号とシーン名が示される欄とされる。例えば、「No.001」のシーンはシーン番号が「001」シーン名が「Opening」とされ、「No.002」のシーンはシーン番号が「002」シーン名が「Speech」とされ、「No.003」のシーンはシーン番号が「004」シーン名が「BandSet1」とされ、「No.004」のシーンはシーン番号が「005」シーン名が「BandSet2」とされている。また、「Trigger」欄は時系列的に順次リコールされるシーンがリコールされるタイミングが示される欄とされている。例えば、シーン名「Opening」の次のシーン番号「002」シーン名「Speech」のシーンはリコールされるタイミングが「Manual」とされ、オペレータがシーン切り替えの操作をした際にリコールされ、次のシーン番号「004」シーン名「BandSet1」のシーンはリコールされるタイミングが「00h,00m,30s,00ms」とされ、前のシーン(「No.002」のシーン)が開始されてから0時0分30秒の時間が経過した際に自動的にリコールされる。次のシーン番号「005」シーン名「BandSet2」のシーンはリコールされるタイミングが「00h,01m,40s,20ms」とされ、前のシーン(「No.003」のシーン)がリコールされてから0時1分40秒20m秒の時間が経過した際に自動的にリコールされる。
また、GUI画面35には実行指示ボタン(Enable)37と実行キャンセルボタン(Disable)38とが備えられており、実行指示ボタン37を操作(クリック)することにより「No.」欄の先頭の「001」から順番に設定されているシーンがリコールされていくようになる。例えば、図6に示すCUEリスト36を作成して実行指示ボタン37を操作すると、まず、シーン名「Opening」のシーンがリコールされ、対応する「Trigger」欄が「Manual」とされていることから、次に、オペレータがシーン切替の操作を行うとシーン名「Speech」のシーンがリコールされる。このリコール後、0時0分30秒の時間が経過するとシーン名「BandSet1」のシーンがリコールされ、さらに、このリコール後、0時1分40秒20m秒の時間が経過すると、シーン名「BandSet2」のシーンがリコールされるようになる。このように、CUEリスト36に基づいてシーンが順次自動的にリコールされることにより、シーンがシーケンシャルに切り替わっていくようになる。また、実行キャンセルボタン38を操作するとそのときのシーンのまま現状維持され、「No.」欄の先頭のシーンがリコールされるわけではない。
次に、シーンメモリ3に保存されているシーンリストの構成の一例を図8に示す。
図8に示すシーンリスト(Scene List)において、「No.」欄はシーン番号が001,002,003,・・・と1ずつインクリメントされる番号で示される欄とされ、「Name」欄はシーン番号のシーン名が示される欄とされる。例えば、シーン番号「001」のシーン名は「Opening」、シーン番号「002」のシーン名は「Speech」、シーン番号「003」のシーン名は「BGM」、シーン番号「004」のシーン名は「BandSet1」、シーン番号「005」のシーン名は「BandSet2」とされている。また、各シーン番号のシーンデータは入力パッチ43における入力のアサイン状況を示す入力パッチリスト(In Patch List)とDCAグループにアサインされているチャンネルの状況を示すDCAアサインリスト(DCA AssignList)を含んでおり、さらに入力パッチリスト(In Patch List)はアサインされたチャンネルのプロパティ(Ch Property)とパラメータリスト(Parameter List)を含んでおり、さらにまたパラメータリスト(Parameter List)は設定されたパラメータの詳細を示すパラメータ情報(Parameter Detail)を含んでいる。さらに、DCAアサインリスト(DCA AssignList)はDCAグループの詳細を示すDCAグループ情報(DCA Group Detail)を含んでいる。
入力パッチリスト(In Patch List)は、入力チャンネル番号欄(IN Ch.)と、入力チャンネル番号欄(IN Ch.)で示される入力チャンネルにパッチ(アサイン)されている入力を示すアサイン欄(Assign)を有している。例えば、入力チャンネル「01」にはAD01がアサインされ、入力チャンネル「02」にはAD02がアサインされ、入力チャンネル「03」にはAD12がアサインされ、入力チャンネル「04」にはAD28がアサインされている。この場合の「AD」とはAD変換器で変換されたディジタル信号を意味している。また、プロパティ(Ch Property)はアサインされたチャンネルのチャンネル名(Name)等とされており、たとえば、入力チャンネル「01」のチャンネル名は「Vocal」とされている。さらに、パラメータリスト(Parameter List)はパラメータ番号欄(No.)とそのパラメータ名欄(Name)を有し、例えば、パラメータ番号「001」のパラメータ名は「HA : Gain」、パラメータ番号「002」のパラメータ名は「HA : +48V」、パラメータ番号「003」のパラメータ名は「Comp : Treshold」、パラメータ番号「004」のパラメータ名は「Comp : Ratio」、パラメータ番号「001」のパラメータ名は「Comp : OutGain」とされている。さらにまた、パラメータ情報(Parameter Detail)にはパラメータの値や設定状態等とされており、例えば、パラメータ名「HA : Gain」の「Value」は「0dB」、「Fade」の設定状態は「No」とされている。
さらに、DCAアサインリスト(DCA AssignList)はDCAグループのDCA番号欄(DCA)とそのグループ番号欄(Group)を有し、例えば、DCA番号「01」のグループ番号は「Group001」とされ、DCA番号「02」のグループ番号は「Group003」とされ、DCA番号「03」のグループ番号は「Group004」とされ、DCA番号「04」のグループ番号は「Group005」とされている。さらにまた、DCAグループ情報(DCA Group Detail)には当該DCAグループにアサインされたチャンネル番号とDCAグループ名とされており、例えば、DCA番号「01」にアサインされたチャンネルは入力チャンネル(In)01、入力チャンネル(In)02、入力チャンネル(In)03とされ、グループ名は「Band」とされている。
次に、本発明にかかる音響機器1がディジタルミキサとされた際に、図6に示すGUI画面において実行指示ボタン37が操作されて、シーンリコールされる毎に実行されるシーンリコール処理のフローチャートを図7に示す。
図7に示すシーンリコール処理はシーンリコールが開始されるとスタートされて、ステップS10にてリコールするシーンの情報がCUEリスト36およびシーンリストから取得される。この場合、CUEリスト36からリコールされるシーンのシーン番号とシーン名が取得され、取得されたシーン番号からシーンリストが参照されてシーンリストの各階層の情報が取得される。そして、パラメータリスト(Parameter List)およびパラメータ情報(Parameter Detail)から取得されたパラメータ値を対応するパラメータにステップS11にて反映させる。さらに、チャンネルのプロパティ(Ch Property)から取得された各入力チャンネルのチャンネル名が、ステップS12にて入力チャンネルストリップ30の対応する各チャンネルストリップ30−1〜30−24における第1のネームインジケータ30eに表示されるよう表示の更新が行われる。さらに、DCAアサインリスト(DCA AssignList)およびDCAグループ情報(DCA Group Detail)から取得された各DCAグループのDCAグループ名が、ステップS12にてDCAストリップ31の対応する各DCAストリップ31−1〜31−8における第1のネームインジケータ31aに表示されるよう表示の更新が行われる。
次に、ステップS13にてCUEリスト36が参照されて次にリコールされるシーンのシーン番号とシーン名が取得され、取得されたシーン番号からシーンリストが参照されてシーンリストの各階層の情報が取得される。そして、ステップS14にて次にリコールされるシーンのうち、コンソールパネル上に表示するべきデータが取得される。次いで、ステップS14にて取得された次にリコールされるシーンのうち、コンソールパネル上に表示するべきデータの値がステップS15にてコンソールパネル上に表示される。ステップS15の処理が終了するとシーンリコール処理は終了する。この場合、コンソールパネルにおける入力チャンネルストリップ30およびDCAストリップ31の第2のネームインジケータ30f、31bに表示するデータが入力チャンネル名およびDCAグループ名と設定されている場合は、次にリコールされるシーンにおける入力チャンネル名およびDCAグループ名がステップS14にてシーンリストから上記したように取得され、取得された入力チャンネル名およびDCAグループ名が、ステップS15にて入力チャンネルストリップ30およびDCAストリップ31の第2のネームインジケータ30f、31bに表示される。なお、各チャンネルストリップ30−1〜30−24におけるそれぞれの第2のネームインジケータ30fに、チャンネル名に替えて次にリコールされるシーンにおける当該入力チャンネルの次のパラメータ値を表示するようにしてもよい。
以上説明した本発明において、音響機器をディジタルミキサーとしたがこれに限るものではなく、オーディオ信号を扱う汎用の音響機器に適用することができる。また、入力チャンネルストリップは、24入力チャンネル分のチャンネルストリップを備えるようにしたが、任意の本数のチャンネルストリップを備えるようにしてもよい。さらに、DCAストリップは8チャンネルグループ分のDCAストリップを備えるようにしたが、任意の本数のDCAストリップを備えるようにしてもよい。
本発明の実施例にかかるディジタルミキサー等とされる音響機器の概要の構成を示すブロック図である。 本発明の実施例にかかる音響機器の詳細な構成を示すブロック図である。 本発明にかかる音響機器をディジタルミキサーとした際の等価的な構成を示す機能ブロック図である。 本発明にかかるディジタルミキサーに設けられている入力チャンネルストリップの構成を示す図である。 本発明にかかるディジタルミキサーに設けられているDCAストリップの構成を示す図である。 本発明の実施例にかかる音響機器において、CUEリスト情報の表示/作成を行えるGUI画面を示す図である。 本発明の実施例にかかる音響機器において、CUEリストに基づいて順次自動的にシーンがリコールされる毎に実行されるシーンリコール処理のフローチャートである。 本発明の実施例にかかる音響機器においてシーンメモリに保存されているシーンリストの構成の一例を示す図である。 従来のディジタルミキサーにおけるコンソールパネルの一構成例を示す図である。 従来のディジタルミキサーにおける入力チャンネルストリップの構成例を示す図である。
符号の説明
1 音響機器、2 処理回路、3 シーンメモリ、4 操作子、5 表示器、6 ディジタルミキサー、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 DSP、14 操作子、15 検出回路、16 表示器、17 表示回路、18 外部機器、19 通信I/F、20 入力部、21 音声信号入力回路、22 出力部、23 音声信号出力回路、24 通信バス、30 入力チャンネルストリップ、30−1〜30−24 チャンネルストリップ、30a ONキー、30b PREキー、30c エンコーダ、30d SELキー、30e 第1のネームインジケータ、30f 第2のネームインジケータ、30g メータLED、30h ONキー、30i フェーダ、30j CUEキー、30k 第1表示欄、30m 第2表示欄、31 DCAストリップ、31−1〜31−8 DCAストリップ、31a 第1のネームインジケータ、31b 第2のネームインジケータ、31c MUTEキー、31d フェーダ、31e CUEキー、31g 表示欄、35 GUI画面、36 CUEリスト、37 実行指示ボタン、38 実行キャンセルボタン、40 アナログ入力部、41 ディジタル入力部、42 内蔵エフェクタ、43 入力パッチ、44 入力チャンネル部、45 MIXバス、46 STバス、47 MIX出力チャンネル部、48 ST出力チャンネル部、49 出力パッチ、50 アナログ出力部、51 ディジタル出力部、100 コンソールパネル、101 入力チャンネルストリップ、102 DCAストリップ、103 ST/RTNチャンネルストリップ、104 ディスプレイ、130−1〜130−n チャンネルストリップ、130a ONキー、130b PREキー、130c エンコーダ、130d キー、130e ネームインジケータ、130f メータLED、130g ONキー、130h フェーダ、130i キー、130j 第1表示欄、130k 第2表示欄

Claims (5)

  1. 時系列的にリコールされる各シーンの情報と、各シーンがリコールされるタイミングが定められているリストと、
    入力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の入力チャンネルと、
    出力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の出力チャンネルと、
    アサインされた前記入力チャンネルあるいは前記出力チャンネルのチャンネルにおける前記信号処理のパラメータを設定可能とされている物理的な操作子が設けられている所定本数のチャンネルストリップとを備え、
    前記チャンネルストリップには、現在のシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされている前記チャンネルに関する情報と、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされる前記チャンネルに関する情報とが、前記リストを参照することにより取得されてそれぞれ表示される表示手段が設けられていることを特徴とする音響機器。
  2. 前記表示手段に表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルのチャンネル名とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
  3. 前記表示手段に表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルにおける信号処理のパラメータ値とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
  4. 前記表示手段に表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルが属しているチャンネルグループのグループ名とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
  5. 時系列的にリコールされる各シーンをそれぞれ特定する情報と、各シーンがリコールされるタイミングが定められているリストと、
    入力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の入力チャンネルと、
    出力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の出力チャンネルと、
    チャンネルグループに属している1つ以上の前記入力チャンネルあるいは前記出力チャンネルのチャンネルにおける前記信号処理のパラメータを一括して設定可能とされている物理的な操作子が設けられている所定本数のチャンネルストリップとを備え、
    前記チャンネルストリップには、現在のシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされている前記グループのグループ名と、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされる前記グループのグループ名とが前記リストを参照することにより取得されてそれぞれ表示される表示手段が設けられていることを特徴とする音響機器。
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