JP4367496B2 - ディジタル・ミキサ - Google Patents
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Description
図10(a)に示すサラウンド・モードはステレオであり、前方に左スピーカLと右スピーカRを配置して臨場感を得るようにしている。また、図10(b)に示すサラウンド・モードは(2+2)チャンネルモードであり、前方に左スピーカLと右スピーカRとを配置すると共に、後方に左後スピーカLsと右後スピーカRsとを配置して臨場感を得るようにしている。さらに、図10(c)に示すサラウンド・モードは(3+1)チャンネルモードであり、前方に左スピーカLと右スピーカR、およびその中央にセンタースピーカCとを配置すると共に、後方中央にリアスピーカSを配置して臨場感を得るようにしている。
ディジタル・ミキサ1にはボーカル用のマイク2や楽器集音用のマイク3が接続され、これらのマイク2,3からの音声(歌唱音)や演奏された楽音が入力されている。マイク2,3はそれぞれ複数本とすることができる。また、ディジタル・ミキサ1にはモノラルの楽器4や2チャンネルステレオの楽器5が接続され、これらの楽器4,5からの楽音信号が入力されている。これらの楽器4,5はそれぞれ複数台とすることができる。さらに、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ8からの音声や楽音のディジタル信号、および、24トラックレコーダ6からの素材用の音声、楽音、効果音等が、ディジタル・ミキサ1に入力されている。ディジタル・ミキサ1では、これらの入力された音声や楽音の信号の内のアナログ信号をディジタル信号に変換して、周波数特性やレベル等を調整してミキシングバス等のバスに送るようにしている。同時に、ディジタル入力信号の周波数特性やレベル等を調整してバスに送るようにしている。そして、バスにおいてミキシングされたミキシング信号は、さらに周波数特性や出力レベルが調整されて録音用等とされて外部へ出力されるようになされている。
ディジタル・ミキサ1は、ディジタル・ミキサ1の全体の動作を制御すると共に、ミキシング用の操作子やサラウンド操作子の操作に応じて制御信号を生成しているCPU(Central Processing Unit)21と、CPU21が実行するミキシング制御プログラム等の動作ソフトウェアが格納されている書き換え可能な不揮発性のフラッシュメモリ22と、CPU21のワークエリアや各種データ等が記憶されるRAM(Random Access Memory)23を備えている。このように、フラッシュメモリ22に動作ソフトウェアを格納することにより、フラッシュメモリ22内の動作ソフトウェアを書き換えることで、動作ソフトウェアをバージョンアップすることができる。また、信号処理部24は多数のDSPを用いて構成されており、CPU21の制御の元でミキシング処理やサラウンドモニタ処理等を行っている。
図3において、24チャンネルを有するアナログ入力ユニット40に入力されたアナログ信号は、内蔵されているAD変換器によりディジタルオーディオ信号に変換されて入力パッチ45に入力されている。また、ステレオ2チャンネルを有するステレオアナログ入力ユニット41に入力されたステレオアナログ入力信号は、内蔵されているAD変換器によりディジタルオーディオ信号に変換されて入力パッチ45に入力されている。さらに、ステレオ3チャンネルを有するステレオディジタル入力ユニット42に入力されたディジタル信号も入力パッチ45に入力されている。以上の入力ユニット40、41、42は、波形I/O25に備えられている。さらに、8チャンネル(1スロット)を備えるカード44から出力されるディジタル信号も入力パッチ45に入力されている。なお、カード44を装着するカードスロットは、前述したように6スロット用意されており最大6枚まで装着することができる。
なお、MIXバス47におけるサラウンド・モードがステレオを除く多チャンネルのサラウンド・モードに設定されている場合には、サラウンドモニタスイッチ71におけるMIXバス選択ボタン71aあるいはスロット選択ボタン71bの内の選択操作されているボタンが点灯し、サラウンド・モードがステレオに設定されている場合は、サラウンドモニタスイッチ71におけるいずれのボタンも点灯されない。
また、出力パッチ54においてステレオアナログ出力ユニット56へパッチされたステレオディジタル出力信号は、ステレオアナログ出力ユニット56に内蔵されているDA変換器によりステレオアナログ出力信号に変換されて出力される。このステレオアナログ出力信号は、8トラックマスターレコーダ7等に録音することができる。さらに、出力パッチ54においてステレオディジタル出力ユニット57へパッチされたステレオディジタル出力信号は、DAT等に供給されてディジタル録音することができるようにされている。なお、以上に説明した出力ユニット55、56、57は、波形I/O25に備えられている。
ここで、カード58にAUXバス50でミキシングされたAUX出力がパッチされた場合、このAUX出力を外部エフェクタ9に供給することができるようにされている。内蔵エフェクタ43や外部エフェクタ9においては、複数チャンネルにエフェクトを付与することができるようにされている。付与できるエフェクトは、例えば、1入力6出力のリバーブ、2入力2出力の3バンド・バンド別リミッタ、コンプレッサ、エキスパンダ、4入力4出力のリバーブやコンプレッサとされている。内蔵エフェクタ43によりエフェクトの付与された信号は、入力パッチ45に入力される。
図5は、用意された6スロットのカード44が装着されるスロットの内の、モニタするスロットの設定を行うサラウンドモニタ設定1の表示画面であり、MIXバス47における各バス対応の出力チャンネルのミュート設定も行うことができる。この画面は表示器26に表示される画面であり、表示領域80にはMIXバス47に設定されているサラウンド・モードが5.1チャンネルとされている場合が示されている。このサラウンド・モードの表示は、5.1チャンネルのサラウンドスピーカの配置を示すスピーカアイコン82,83・・・で示されており、各スピーカアイコン82,83・・・の近傍に、そのスピーカチャンネルへ出力するMIXバス47におけるバスBUS1〜BUS6が表示されている。また、左スピーカLと右スピーカRのアイコン83だけがオンされてミュートされていないことが示されて(表示が白抜きとなる)いる。他のスピーカLs、Rs、C、LFEは、そのスピーカアイコン82,・・・がオフされてミュートされていることが示されている。各スピーカのアイコンの近傍にはレベル表示部84,85・・・が表示されており、ミュートされていないスピーカに供給されるサラウンド信号のレベルが図示するようにメータ表示されている。ここで、ソロボタン81を操作するとミュートは一旦解除され、最後に選択した出力のみが出力されるようになる。
さらに、表示画面における領域95にはサラウンドに関するステータスが表示されている。すなわち、表示欄96にMIXバス47におけるサラウンド・モードが5.1チャンネルとされていること、および、表示欄97にボリューム72を調整した結果のサラウンドモニタ出力のモニタレベルが0dBとされていることが示されている。
図6に示すように表示領域101は、サラウンドモニタパッチを設定する領域とされており上部にスロット1ないしスロット6がそれぞれ有しているチャンネル1(CH1)〜チャンネル8(CH8)のチャンネル番号102が表示され、左側には上からスロット1(SLOT1),スロット2(SLOT2),・・・・・スロット6(SLOT6)のスロット番号103が表示されている。さらに、チャンネル番号102とスロット番号103からなるマトリクスに、パッチされたそれぞれのサラウンドチャンネル104が表示されている。ここで、各サラウンドチャンネル104は、現在選択されているサラウンドモード(この場合は、5.1チャンネルサラウンド)に対応したサラウンドチャンネルの何れかである。この多チャンネルからなるサラウンドチャンネル104を、各スロット1〜6におけるチャンネルCH1〜CH8の各チャンネルにパッチするのが、サラウンドモニタ設定2とされている。
図5に示すサラウンドモニタ設定1の画面において領域90に表示されたスロット番号92のSLOTnがオンされるとSLOTnオン処理が開始され、ステップS10にて図6に示すサラウンドモニタ設定2において設定されたスロットnのサラウンドモニタパッチ設定に従って、オンされたスロットnとアナログ出力ユニット55間のサラウンドモニタ結線が出力パッチ54にて設定される。
次に、上述したサラウンドモニタ設定1において、モニタするスロットを設定する際のSLOTnオフ処理のフローチャートを図7(b)に示す。
図5に示すサラウンドモニタ設定1の画面において領域90に表示されたスロット番号92のSLOTnがオフされると、SLOTnオフ処理が開始され、ステップS20にてオフされたスロットnとアナログ出力ユニット55間のサラウンドモニタ結線が解除される。
サラウンドモニタスイッチ71におけるスロット選択ボタン71bが操作されるとSLOTスイッチオン/オフ処理が開始され、ステップS31にてフラグSMON(サラウンドモニタ)が「1」か否かが判断される。この場合、スロット選択ボタン71bがオン状態の場合にSMONは「1」となり、スロット選択ボタン71bがオフ状態の場合にSMONは「0」となる。ところで、MIXバスボタン71aがオフ状態、かつ、スロット選択ボタン71bがオフ状態の場合は、MIXバスボタン71aを操作すると、MIXバスボタン71aがオン状態になり、スロット選択ボタン71bを操作すると、スロット選択ボタン71bがオン状態になる。また、MIXバスボタン71aがオン状態、かつ、スロット選択ボタン71bがオフ状態の場合は、MIXバスボタン71aを操作すると、MIXバスボタン71aがオフ状態になり、スロット選択ボタン71bを操作すると、MIXバスボタン71aがオフ状態になると共に、スロット選択ボタン71bがオン状態になる。さらに、MIXバスボタン71aがオフ状態、かつ、スロット選択ボタン71bがオン状態の場合は、MIXバスボタン71aを操作すると、スロット選択ボタン71bがオフ状態になると共に、MIXバスボタン71aがオン状態になり、スロット選択ボタン71bを操作すると、スロット選択ボタン71bがオフ状態になる。そこで、スロット選択ボタン71bがオン状態とされてフラグSMONが「1」となっている場合は、ステップS32に進んでサラウンドモニタ出力として設定されているスロットの出力がオンされる。これにより、外部から入力された素材用の多チャンネルのサラウンド信号がモニタされるようになる。また、ステップS31にてフラグSMONが「1」とされていないと判断された場合は、ステップS33に進んでサラウンドモニタ出力として設定されているスロットがオフされる。ここで、MIXバスボタン71aがオン状態とされている場合は、MIXバス47においてミキシングされた多チャンネルのサラウンド信号がサラウンドモニタ出力とされるようになる。これにより、MIXバス47においてミキシングされた多チャンネルのサラウンド信号がモニタされるようになる。
この場合、特定のサラウンド・モードに対応したスピーカに送られる多チャンネルのサラウンド信号のサラウンド・モードと、特定のサラウンド・モードとが一致しない場合は、サラウンドモニタ出力が特定のサラウンド・モードになるように変換することができるようにされている。
Claims (1)
- 複数の音声信号入力端子を備えた入力部と、複数の音声信号入力端子を有する信号入力カードを挿入するための複数のスロットと、前記入力部ないし前記複数のスロットを介して入力される複数の音声信号を選択的に入力し、該入力した音声信号の特性を制御して出力する複数の入力手段と、それぞれが多チャンネルのサラウンド信号を構成する各チャンネルに対応し、前記複数の入力手段からの出力を混合する複数のミキシングバスと、前記複数のミキシングバスにて混合された多チャンネルのサラウンド信号を各チャンネル毎に出力するための複数の出力手段とを備えたディジタルミキサであって、
多チャンネルのサラウンド信号の各チャンネルに対応する複数のモニタ出力手段と、
前記信号入力カードにおける複数の前記音声信号入力端子から入力される複数の音声信号の各々と、前記サラウンド信号を構成するいずれかのチャンネルとの対応関係を、前記音声信号入力端子毎に前記スロット単位で規定するサラウンドモニタパッチ設定手段と、
前記複数のスロットを介して入力される音声信号のうち、いずれか1のスロットを選択し、選択された1のスロットから入力された音声信号のモニタを指示する入力モニタ、または、前記複数のミキシングバスにて混合された多チャンネルのサラウンド信号のモニタを指示する出力モニタのいずれかを指示する指示手段と、
前記入力モニタが指示されたときに、モニタ指示されたスロットの各入力端子から入力される音声信号を、それぞれ前記サラウンドモニタパッチ設定手段にて設定された対応関係に対応付けられた前記サラウンド信号の1のチャンネルに対応する前記モニタ出力手段から出力するよう制御し、前記出力モニタが指示されたときに、前記複数のミキシングバスにて混合され、前記複数の出力手段から出力される多チャンネルのサラウンド信号の各々を、対応する1の前記モニタ出力手段から出力するよう制御するモニタ制御手段と、
を備えることを特徴とするディジタルミキサ。
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