JP2005136451A - パラメータ表示方法、パラメータ表示装置およびプログラム - Google Patents

パラメータ表示方法、パラメータ表示装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ミキサのシーンリコールが開始されてから完了するまで各パラメータの目標値をユーザが容易に確認できるようにする。
【解決手段】 フェーダ等に対応して設定されるパラメータ(減衰レベル等)を予め定めた目標値に自動的に設定すべきことを指示するシーンリコール操作を検出する検出過程(SP2)と、シーンリコール操作が検出されたことを条件として、フェーダ等に係るパラメータの現在値を表示器に表示する表示過程(SP56)と、該パラメータが目標値に到達したことを条件として、この表示器の表示内容を、チャンネル名またはチャンネル番号に変更する表示変更過程(SP28)とを処理装置に実行させた。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルミキサに用いて好適なパラメータ表示方法、パラメータ表示装置およびプログラムに関する。
近年のミキシングシステムにおいては、フェーダやボリューム操作子等で設定されたパラメータ値、各種ボタンのオン/オフ状態、その他ミキシングシステムの設定状態(シーンデータ)をメモリに記憶し、記憶した設定状態をワンタッチで再現する機能(シーンリコール機能)が設けられている(非特許文献1)。さらに、シーンデータ内のパラメータには、操作子の操作状態のみならず、例えばMIDIイベントの出力、GPIイベントの出力等も含めることができる。
シーンリコール操作が行われると、これら各操作子に係るパラメータ値は、自動的に再現可能な態様によって操作パネル上に表現される必要がある。ここで、各操作子におけるパラメータ値の表示態様は、操作子の種類によって異なる。まず、フェーダにおいては、フェーダそのものの操作位置によってパラメータ値が表現される。従って、かかるパラメータ値をパネル上に自動的に再現するためには、モータ等の駆動機構を設け、フェーダの操作位置を物理的に駆動する必要がある。
また、スイッチにはオン/オフ状態を示すLEDが内蔵されており、このLEDのオン/オフ状態によって操作状態が表現される。従って、記憶した設定状態に応じてLEDを自動的にオン/オフすることによって、当該スイッチの操作状態を再現することができる。また、ボリューム操作子については、当該ボリューム操作子の周囲に環状にLEDを配置し、これらLEDの点灯状態によって当該ボリューム操作子に係るパラメータ値を表現することが一般的である。ここで、シーンデータがリコールされてからフェーダ等の操作子が目標値に対応する位置に到達するまでの時間をフェードタイムという。そして、ユーザは操作子毎に任意のフェードタイムを設定することが可能である。
「DM2000取扱説明書」 ヤマハ株式会社,平成14年2月 p.160−163
しかし、上述した技術によれば、シーンリコールが完了するまで各パラメータの目標値をユーザが容易に確認することができなかった。このため、例えば、シーンリコール完了時におけるパラメータが所望の状態にならない可能性があった場合には、シーンリコールを途中で中止して、手動で操作子を操作する必要が生じるという問題があった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、シーンリコールの途中であってもパラメータの目標値を容易に確認することができるパラメータ表示方法、パラメータ表示装置およびプログラムを提供することを第1の目的としている。また、これらにおいてシーンリコールの途中で目標値を変更できるようにすることを第2の目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載のパラメータ表示方法にあっては、一の操作子に対応して設定されるパラメータを予め定めた目標値に自動的に設定すべきことを指示する再現指示を検出する検出過程(SP2)と、前記再現指示が検出されたことを条件として、前記操作子に係るパラメータの現在値と前記目標値とを、同時にまたは交互に表示器に表示する表示過程(SP8)と、を処理装置に実行させることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のパラメータ表示方法において、前記目標値に対する変更指示を検出する過程(SP14)と、該変更指示に基づいた新たな目標値を前記表示器に表示する目標値表示変更過程(SP18)とをさらに有することを特徴とする。
また、請求項3記載のパラメータ表示装置にあっては、請求項1または2記載のパラメータ表示方法を実行することを特徴とする。
また、請求項4記載のプログラムにあっては、請求項1または2記載のパラメータ表示方法を処理装置に実行させることを特徴とする。
このように、操作子に係るパラメータの現在値と目標値とを同時にまたは交互に表示器に表示する構成にあっては、現時点で設定されつつあるパラメータの状態を正確かつ容易に把握することができる。
さらに、目標値に対する変更指示に基づいた新たな目標値を表示器に表示する構成によれば、目標値の変更に対して表示内容を自動的に追従させることができる。
1.実施例のハードウエア構成
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施例のデジタルミキサの構成を図1を参照し説明する。
図において2は操作子群であり、フェーダ、ボリューム操作子、スイッチ、マウス、キーボード等から構成されている。4は検出・駆動回路であり、これら操作子群2の操作イベントを検出し通信バス16を介して出力するとともに、モータによってフェーダを駆動する。6は表示器群であり、スイッチ内部のLED、ボリューム操作子周辺のLED、各チャンネル名等を表示する小型表示器、および大画面のLCD表示器等から構成されている。8は表示回路であり、通信バス16を介して供給された表示コマンドに基づいて、これら表示器群6の表示状態を制御する。
14は入出力インタフェースであり、外部入出力機器12との間でアナログ音声信号またはデジタル音声信号の入出力を行う。10は信号処理回路であり、一群のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成されている。信号処理回路10は、入出力インタフェース14を介して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処理や効果処理を施し、その結果を入出力インタフェース14に出力する。22はCPUであり、ROM18に格納された制御プログラムに基づいて、通信バス16を介して各部を制御する。20はRAMであり、CPU22のワークメモリとして使用されるとともに、後述するシーンデータを記憶する。24は通信インタフェースであり、外部機器との間で制御データ等を入出力する。
1.2.パネル構成
次に、デジタルミキサの操作パネルの要部の構成を図2を参照し説明する。図において43,44,45,46は電動フェーダであり、「4」入力チャンネルの減衰レベルを設定する。電動フェーダ43〜46は、ユーザによって操作されるとともに、CPU22の制御の下、自動的に駆動制御される。41,42はロータリエンコーダであり、左右の出力チャンネルの減衰レベル設定のために用いられる。51,52はレベル表示LED群であり、各々数十個程度のLEDから構成されている。これらLEDはロータリエンコーダ41,42の周囲に各々下部を切り欠いた環状に配置され、その点灯状態によってロータリエンコーダ41,42の操作位置を表示する。すなわち、表示対象のパラメータが最低値であれば、最左端のLEDのみが点灯状態になる。そして、所定の分解幅づつパラメータが増加する毎に、右隣のLEDが順次点灯状態になり、パラメータが最高値になると全LEDが点灯状態にされる。
31〜36はチャンネル表示器であり、ロータリエンコーダ41,42および電動フェーダ43〜46の上方に各々設けられ、これらフェーダ等に対応する入出力チャンネルの情報を表示する。チャンネル表示器31〜36に表示される情報は、通常状態においては入出力チャンネルのチャンネル番号またはチャンネル名であり、通常状態において両者のうち何れを表示するかはユーザによって指定される。また、後述するシーンリコール時においては、チャンネル表示器31〜36には対応するパラメータの現在値または目標値が表示される。
本実施例のデジタルミキサは、第1,第2,第3シーンの合計「3」シーンのシーンデータをRAM20に記憶することが可能である。61,62,63はシーンスイッチであり、各々第1,第2,第3シーンをストアまたはリコールするために設けられている。シーンスイッチ61,62,63は、単に押下されるとシーンリコール用のスイッチとして動作する。一方、例えば特殊なキーと同時に押下される等、所定の操作が行われた場合には、現在のデジタルミキサの状態を表すカレントバッファ(詳細は後述する)の内容を対応するシーンデータとしてRAM20にストアするスイッチとして動作する。70はLCD表示器であり、縦横数百ないし数千ドットのドットマトリクスによって構成され、CPU22の制御の下、各種情報や画像等を表示する。
1.3.LCD表示器70の表示例
LCD表示器70に表示すべき画像はユーザが選択することができる。例えば、何れかの入出力チャンネルに対して周波数特性等の詳細なパラメータ設定を行う場合には、対応するパラメータを表示および編集可能な画面が表示される。また、LCD表示器70には、例えば操作パネルの一部を模擬した画像も表示することができる。その一例を図6に示しておく。図6において131〜136はチャンネル表示器画像であり、チャンネル表示器31〜36の表示内容と同様の内容を表示する。
141,142はロータリエンコーダ画像、143〜146は電動フェーダ画像、151,152はレベル表示LED群画像であり、各々ロータリエンコーダ41,42、電動フェーダ43〜46およびレベル表示LED群51,52を模擬する。すなわち、レベル表示LED群画像151,152の表示状態は、レベル表示LED群51,52の点灯状態と同様に設定され、電動フェーダ画像143〜146におけるフェーダ操作位置は各々電動フェーダ43〜46に等しい操作位置になるように設定される。
そして、ユーザは、これらLCD表示器70内に表示されたロータリエンコーダ画像141,142および電動フェーダ画像143〜146を、操作子群2に含まれるマウスによって操作することができる。また、チャンネル表示器画像131〜136の何れかをクリックしてキーボードから文字を入力することにより、該チャンネル表示器画像に表示されているチャンネル名等を編集することができる。このようにLCD表示器70内における操作は、直ちに実際の操作パネル上のロータリーエンコーダおよびフェーダ等の操作位置、あるいはチャンネル表示器31〜36の表示文字列に反映される。また、逆に、操作パネル上のロータリエンコーダ41,42または電動フェーダ43〜46等が操作されると、その結果がLCD表示器70の画面に自動的に反映される。
1.4.データ構造
次に、RAM20に記録されるシーンデータ等のデータ構造を図3を参照し説明する。
図において101,102,103はシーンデータであり、各々第1,第2,第3シーンに対応して設けられる。シーンデータ101の内部においては、複数のパラメータP1〜P6に対して、目標値が記憶される。なお、これら目標値は、左右の出力チャンネルおよび「4」入力チャンネルの個々の減衰レベルの目標値を示すものである。但し、図上で「−」印のみのパラメータは、シーンリコール対象外のパラメータであることを示す。
また、RAM20には、シーンデータを記憶する領域の他に、カレントバッファC1〜C6、および保持バッファB1〜B6という領域が確保される。ここで、保持バッファB1〜B6は、リコールされたシーンデータの各パラメータを記憶するバッファである。また、カレントバッファC1〜C6は、左右の出力チャンネルおよび「4」入力チャンネルの個々の現時点における減衰レベルを記憶するバッファである。
2.実施例の動作
2.1.全体動作
次に、本実施例の動作を説明する。
まず、本実施例のデジタルミキサが起動されると、図4に示すメインルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、シーンデータのリコール指示、すなわちシーンスイッチ61,62,63のうち何れかの押下イベントが検出されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP28に進み、シーンリコール以外の処理が実行される。なお、その内容については後述する。
一方、ステップSP2において「YES」と判定されると、処理はステップSP6に進み、リコールされたシーンデータの中から、パラメータP1〜P6の目標値が読み出される。次に、処理がステップSP6に進むと、読み出された各目標値が保持バッファB1〜B6に各々記録される。次に、処理がステップSP8に進むと、これら保持バッファB1〜B6に記憶されている目標値および現在値が、各チャンネル表示器31〜36に表示されるとともに、これに連動して該目標値および現在値を反映するようにLCD表示器70の表示内容が更新される。
かかるステップSP8の処理を具体例を挙げて説明する。例えば、図3のシーンデータ101の例においては、パラメータP2,P3,P4に対して目標値が定義され、他のパラメータはリコール対象外になっている。このため、右出力チャンネル、第1および第2入力チャンネルに係るチャンネル表示器32,33,34については、対応するパラメータすなわち減衰レベルの現在値および目標値が表示されることになる。ここで、これらチャンネル表示器が充分な表示領域を有している場合には現在値および目標値を同時に表示するとよい。一方、双方の値を表示するために充分な表示領域を確保できない場合には、所定周期で現在値および目標値を交互に表示させるようにするとよい。一方、リコール対象ではないパラメータに係るチャンネル表示器31,35,36においては、「−」印が表示される。
また、レベル表示LED群52においては、目標値に対応する1個のLEDが暗点灯状態、すなわち通常の点灯状態(明点灯)よりも輝度が暗い点灯状態に設定される。上述したように、レベル表示LED群52においては、現在のパラメータの現在値に応じて左端から一または複数個のLEDが通常の明点灯状態にされている。そして、目標値は現在値よりも高い場合も低い場合も考えられる。何れの場合においても、目標値に対応する1個のLEDは他のLEDとは明確に区別できるから、レベル表示LED群52によって目標値と現在値とが同時に表示されることになる。なお、レベル表示LED群51に係るパラメータはリコール対象ではないから、レベル表示LED群51においては通常通りの表示が継続される。
また、LCD表示器70においては、その内部に表示されるチャンネル表示器画像131〜136およびレベル表示LED群画像151,152においては、各々チャンネル表示器31〜36およびレベル表示LED群51,52と同様の表示が行われる。さらに、電動フェーダ画像143,144においては、目標値に対応するフェーダ位置に、長方形影状の目標値カーソル163,164が表示される。これにより、ユーザは、リコール対象である電動フェーダ、それらの現在値および目標値を電動フェーダ画像143〜146によって視覚的に把握することができる。
ここで、シーンリコールに対するフェードタイム(リコールが開始された後、各パラメータが目標値に達するまでの時間)は予め各電動フェーダおよびロータリーエンコーダ毎に決定されている。このフェードタイムの期間中には後述するタイマ割込み処理が所定時間毎に実行され、このタイマ割込みが発生する毎に、各パラメータは各目標値に徐々に近接してゆくことになる。図4において次に処理がステップSP10に進むと、この1回のタイマ割込み毎のパラメータの変化量が決定される。例えば、フェードタイムが「60」秒であって、タイマ割込みの間隔が「10msec」であったとすると、フェードタイム中に「6000」回のタイマ割込みが発生することになる。この場合、タイマ割込み毎の変化量は、「(目標値−リコール前のパラメータ値)/6000」になる。
図4に戻り、次に処理がステップSP12に進むと、上記タイマ割込みによってパラメータを更新し電動フェーダの移動およびレベル表示LED群51,52の点灯/消灯を行う移動処理プロセスが起動される。なお、このプロセスの処理については後述する。次に、処理がステップSP14に進むと、何れかの目標値について変更指示を検出したか否かが判定される。すなわち、ユーザは、シーンリコール中であってもチャンネル表示器画像131〜136内の数値をキーボード等を用いて編集することができ、目標値カーソル163,164をマウスでドラッグアンドドロップすることによりその位置を変更することができる。すなわち、ユーザはシーンリコール中であっても任意のパラメータの目標値を変更することができる。
かかる変更操作が検出されると、ステップSP14において「YES」と判定され、処理はステップSP16に進む。ここでは、保持バッファB1〜B6に記憶されている目標値が、変更操作後の目標値に変更される。次に、処理がステップSP18に進むと、この保持バッファB1〜B6に記憶されている目標値が各チャンネル表示器31〜36およびチャンネル表示器画像131〜136の表示に反映される。次に、処理がステップSP20に進むと、目標値が変更されたパラメータ等に対して新たな変化量が決定される。すなわち、パラメータが変更された場合であっても、フェードタイムは遵守する必要があるため、新たな変化量は、「(目標値−現在のパラメータ値)/残りのタイマ割込み回数」になる。
次に、処理がステップSP22に進むと、全てのパラメータの現在値が目標値に達したか否か、すなわちカレントバッファC1〜C6の値が全て保持バッファB1〜B6の値に一致しているか否かが判定される。ここで、「NO」と判定されると、処理はステップSP14に戻る。以下、目標値の変更操作が行われなければ、全パラメータの現在値が目標値に達するまで、ステップSP14,SP22のループが繰り返されることになる。
ここで、先にステップSP12において起動された移動処理プロセスについて説明しておく。移動処理プロセスにおいては、所定時間(例えば10msec)毎にタイマ割込みが発生し、その度に図5に示すタイマ割込みルーチンが起動される。図において処理がステップSP52に進むと、移動させるべき電動フェーダ等が存在するか否かが判定される。すなわち保持バッファB1〜B6の内容とカレントバッファC1〜C6の内容とが比較され、不一致であるパラメータが存在するか否かが判定される。ここで全パラメータが一致した場合は「NO」と判定され、本ルーチンの処理が直ちに終了する。
一方、少なくとも一つ不一致であるパラメータが存在した場合はここで「YES」と判定され、処理はステップSP54に進む。ここでは、カレントバッファC1〜C6に記憶された各パラメータに対して、各々対応する変化量が加算されることにより、各パラメータの値が変更される。そして、変更後のパラメータは、直ちに信号処理回路10のレジスタにセットされ、これによって実際の音声信号のレベル等が制御される。
次に、処理がステップSP56に進むと、リコール対象である全ての入力チャンネルに係る電動フェーダが、変化後のパラメータ(減衰レベル)に応じた位置に移動される。また、出力チャンネルについては、レベル表示LED群の点灯/消灯状態が変更される。以上の処理がタイマ割込み毎に繰り返されることにより、各電動フェーダの位置およびレベル表示LED群の点灯/消灯状態が徐々に変化してゆくことになる。そして、カレントバッファC1〜C6の内容は徐々に保持バッファB1〜B6の内容に近接してゆき、上記フェードタイムの終了時には、両バッファの内容が全て一致するようになる。
図4のステップSP22に戻り、両バッファの内容が全て一致した場合には、ここで「YES」と判定され、処理はステップSP24に進む。ここでは、上述した移動処理プロセスが停止される。次に、処理がステップSP26に進むと、各種表示状態が通常の状態に戻される。すなわち、チャンネル表示器31〜36およびチャンネル表示器画像131〜136には、チャンネル番号またはチャンネル名が表示され、レベル表示LED群51,52においては、目標値を示すために暗点灯状態にされていたLEDが、通常の明点灯状態に変更される。そして、LCD表示器70内の電動フェーダ画像143〜146においては、目標値カーソル163,164が消去される。
次に、処理がステップSP28に進むと、シーンリコール以外の各種処理が実行される。例えば、ユーザが電動フェーダ43〜46、ロータリエンコーダ41,42等を操作すると、その操作イベントが検出され、操作位置に応じてカレントバッファC1〜C6の内容が更新される。そして、更新されたカレントバッファC1〜C6の内容が、信号処理回路10に対するパラメータとして設定され、これによって音声信号の減衰レベル等が制御される。また、操作された電動フェーダ、ロータリーエンコーダ等がLCD表示器70に表示されていた場合には、これらの画像も更新される。
また、LCD表示器70においてロータリエンコーダ画像141,142または電動フェーダ画像143〜146の操作位置がマウスでドラッグアンドドロップされると、新たな操作位置を反映するようにカレントバッファC1〜C6が更新され、操作パネル上のレベル表示LED群51,52の点灯状態および電動フェーダ43〜46の操作位置がカレントバッファC1〜C6の内容に基づいて更新される。次に、処理がステップSP30に進むと、メインルーチン(図4)の処理を終了させる終了指示が行われたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、上記ステップSP2以降の処理が繰り返され、「YES」と判定されると、本ルーチンの処理が終了する。
3.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、デジタルミキサのCPU22等が各種プログラムを実行することにより、パラメータの表示処理を行ったが、このプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
(2)上記実施例においては、レベル表示LED群51,52において目標値に対応するLEDを暗点灯にすることによって目標値を表示したが、「暗点灯」状態を用いることなくレベル表示LED群に目標値を表示させることも可能である。すなわち、目標値が現在値よりも高い場合には対応するLEDを明点灯させ、目標値が現在値よりも低い場合には対応するLEDを消灯させるようにしてもよい。目標値を表示するLEDの点灯/消灯状態は、その両隣のLEDとは異なるようになるから、目標値を表示するLEDと他のLEDとを区別することができる。この変形例においては、各LEDの採り得る状態は明点灯または消灯の2状態になるため、レベル表示LED群を駆動する回路を簡略化することができる。
(3)また、上記実施例は本発明をデジタルミキサに適用した例を説明したが、本発明はデジタルミキサに限定されるものではなく、アナログミキサ、その他信号のパラメータ調節を行う各種機器に対して適用することができる。
本発明の一実施例のデジタルミキサのブロック図である。 デジタルミキサの操作パネルの要部の平面図である。 シーンデータのデータ構造図である。 一実施例のメインルーチンのフローチャートである。 一実施例のタイマ割込みルーチンのフローチャートである。 LCD表示器70における表示例を示す図である。
符号の説明
2:操作子群、4:検出・駆動回路、6:表示器群、10:信号処理回路、12:外部入出力機器、14:入出力インタフェース、16:通信バス、18:ROM、20:RAM、22:CPU、24:通信インタフェース、70:LCD表示器、31〜36:チャンネル表示器、41,42:ロータリエンコーダ、43〜46:電動フェーダ、51,52:レベル表示LED群、61,62,63:シーンスイッチ、101,102,103:シーンデータ、131〜136:チャンネル表示器画像、141,142:ロータリエンコーダ画像、143〜146:電動フェーダ画像、151,152:レベル表示LED群画像、163,164:目標値カーソル。

Claims (4)

  1. 一の操作子に対応して設定されるパラメータを予め定めた目標値に自動的に設定すべきことを指示する再現指示を検出する検出過程と、
    前記再現指示が検出されたことを条件として、前記操作子に係るパラメータの現在値と前記目標値とを、同時にまたは交互に表示器に表示する表示過程と、
    を処理装置に実行させることを特徴とするパラメータ表示方法。
  2. 前記目標値に対する変更指示を検出する過程と、
    該変更指示に基づいた新たな目標値を前記表示器に表示する目標値表示変更過程と
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載のパラメータ表示方法。
  3. 請求項1または2記載のパラメータ表示方法を実行することを特徴とするパラメータ表示装置。
  4. 請求項1または2記載のパラメータ表示方法を処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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