JP6369259B2 - パラメータ制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、ユーザの操作に従って所定の装置における複数のパラメータの値を制御するパラメータ制御装置及び、コンピュータをこのようなパラメータ制御装置として機能させるためのプログラムに関する。
従来から、ユーザの操作に従って所定の装置における複数のパラメータの値を制御するパラメータ制御装置が知られている。
例えば、非特許文献1には、タブレット型の携帯端末装置にインストールして実行させることにより、ユーザが、その携帯端末装置を操作してデジタルミキサにおけるパラメータの値を調整できるようになるアプリケーションソフトウェアについて記載されている。
「DIGITAL MIXING CONSOLE QL SERIES QL StageMix V4.2 ユーザーガイド」,ヤマハ株式会社,2014年
ところで、デジタルミキサ等の装置を設置する現場において、複数のパラメータについて1つ1つテスト用の値を設定しながら、機材の動作状況をテストすることがしばしば行われる。
例えば、イコライザにおける各周波数バンドのレベルを1つずつ大きな値に設定して音出しを行い、ハウリングが起きないことを確認して、ハウリングが起きた場合には本番用の設定において該当バンドのレベルを下げる、等である。
また、デジタルミキサ以外でも、例えば、照明器具の出力を1つずつ順番に上げ下げして、照明の具合を確認する、といったことも考えられる。
しかしながら、従来の装置においては、これらのように複数のパラメータについて1つ1つテスト用の値を設定しつつテストを行う場合、以下のような面倒な操作が必要であった。すなわち、1つのパラメータをテスト用の値に設定する操作を行った後、元の値に戻す操作を行い、その後、次のパラメータをテスト用の値に設定する操作を行う、という操作を、テストするパラメータの数分だけ行う必要があった。このため、テスト作業に手間がかかるという問題があった。
また、テスト以外の用途であっても、同様な設定を行う場合には、同様な問題が発生していた。
この発明は、このような問題を解決し、適当な値を設定した後元の値に戻す、という動作を複数のパラメータについて順に行うパラメータの値の制御を、簡単な操作で行えるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、ユーザの操作に従って所定の装置における複数のパラメータの値を制御するパラメータ制御装置において、表示手段が表示する画面上に、制御対象のパラメータの値を、第1軸に沿って配列して表示する表示制御手段と、上記画面に対するユーザの操作を検出する検出手段と、上記検出手段が、上記第1軸の方向へ上記画面上をなぞる操作を検出した場合に、その操作の進行に応じて順次、その操作がなされている上記第1軸方向の位置と対応する各パラメータの値を、特定の値に一時的に変更する順次制御を行うパラメータ制御手段とを設けたものでる。
このようなパラメータ制御装置において、上記パラメータ制御手段が、上記順次制御において、各パラメータの値を、上記なぞる操作の上記第1軸方向の位置がそのパラメータと対応する位置を通過する間だけ、上記特定の値に設定し、そのパラメータと対応する位置を通り過ぎた後は元の値に戻すようにするとよい。
さらに、上記特定の値を、上記なぞる操作がなされている、上記第1軸と異なる向きの第2軸方向の位置と対応する値とするとよい。
あるいは、上記特定の値を、上記なぞる操作の位置によらず一定とするとよい。
また、この発明は、上記のように装置として実施する他、システム、方法、プログラム、記録媒体等、任意の態様で実施することができる。
以上のような構成によれば、適当な値を設定した後元の値に戻す、という動作を複数のパラメータについて順に行うパラメータの値の制御を、簡単な操作で行えるようにすることができる。
この発明のパラメータ制御装置の実施形態の一例であるデジタルミキサのハードウェア構成を示す図である。 図1に示したデジタルミキサが表示するイコライザ編集画面の例を示す図である。 順次制御モードへの移行操作について説明するための図である。 順次制御モードへの移行時の状態について説明するための図である。 順次制御モードへの動作について説明するための図である。 順次制御モードへの動作について説明するための、図5の続きの図である。 同じく図6の続きの図である。 図1に示したデジタルミキサの機能構成を示す図である。 図1に示したデジタルミキサのCPUが実行する、順次制御モードの機能に関連する処理のフローチャートである。 順次制御用レイヤについて説明するための図である。 順次制御用レイヤについて説明するための別の図である。 変形例における順次制御モードの機能に関連する処理を示す、図9と対応するフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、図1に、この発明のパラメータ制御装置の実施形態の一例であるデジタルミキサのハードウェア構成を示す。
図1に示すように、デジタルミキサ10は、CPU11、メモリ12、通信I/F(インタフェース)13、タッチディスプレイ14、操作子15、オーディオI/O16、DSP(信号処理部)17を備え、これらがシステムバス18により接続されている。
このうち、CPU11は、デジタルミキサ10の動作を統括制御する制御手段であり、メモリ12に記憶された所要の制御プログラムを実行することにより、後述するパラメータの設定及び表示制御機能をはじめとする種々の制御機能を実現する。
メモリ12は、CPU11が実行する制御プログラムを始め、電源を切っても残しておくべきデータを記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段と、CPU11のワークメモリとして使用する記憶領域とを備える記憶手段である。
通信I/F13は、デジタルミキサ10からパラメータの値を制御可能な他のデジタルミキサ等の他の装置と通信するためのインタフェースである。通信は、ネットワーク経由でも、直接接続によって行ってもよい。また、有線無線を問わず、任意の通信経路を採用可能である。
タッチディスプレイ14は、デジタルミキサ10が使用するパラメータの値をはじめ、デジタルミキサ10の設定状態や動作状態を示す画面を表示する表示手段である。この画面は、ユーザが操作可能なGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を含み、その表示内容は、CPU11により制御可能である。また、タッチディスプレイ14は、GUIを含む表示中の画面に対するユーザの操作を検出する検出手段としても機能する。
操作子15は、デジタルミキサ10に対する操作を受け付けるためのものであり、種々のキー、ボタン、ロータリーエンコーダ、ノブ、スライダ等によって構成することができる。なお、タッチディスプレイ14に代えて、またはこれに加えて、マウスやトラックボール等のポインティングデバイスを設け、このポインティングデバイスによりGUIに対する操作を行えるようにしてもよい。
オーディオI/O16は、デジタルミキサ10の外部との間で音響信号を入出力するためのインタフェースである。
DSP17は、オーディオI/O16から入力した音響信号に対し、複数の信号処理chでミキシング、イコライジング、エフェクト付与を始めとする種々の処理を行い、その結果をオーディオI/O16に供給して外部へ出力させる、音響信号処理手段である。
以上のデジタルミキサ10において特徴的な点は、特定の値を設定した後元の値に戻す、という動作を複数のパラメータについて順に行うパラメータの値の制御を、簡単な操作で行えるようにした動作モードを設けた点である。以下、この点について説明する。以下の説明では、この動作モードを「順次制御モード」と呼ぶことにする。
まず、DSP17が提供する信号処理機能の1つであるイコライザに関するパラメータの設定を例として、順次制御モード以外の通常モードのパラメータ編集機能と、順次制御モードの機能との違いについて説明する。
図2は、イコライザに関するパラメータの値を表示するとともに、その編集操作を受け付けるためのイコライザ画面の例である。
図2に示すイコライザ画面200は、タッチディスプレイ14に表示されるGUI画面であり、1つのイコライザについて、2k(キロヘルツ)から6.3kまでの6つの周波数バンドについて設定されているゲインパラメータの値を表示するとともに、その編集操作を受け付けるための画面である。1バンドのゲインパラメータが、パラメータの1項目に該当する。そして、第1軸である項目軸210の方向に配列された各項目と対応するつまみ201〜206の、第2軸である値軸220方向の位置により、該当項目のパラメータの値を表示している。
通常モードにおいては、ユーザは、このつまみ201〜206を選択して値軸220の方向にドラッグする操作により、操作したつまみと対応するパラメータの値を、ドラッグ先の値軸220方向の位置と対応する値に設定することができる。すなわち、CPU11は、この操作を検出した場合に、操作したつまみと対応するパラメータの値を、移動先の位置と対応する値に変更するとともに、つまみの表示位置もそれに合わせて更新する。図2において、矢印がこの操作の方向を、破線で示すつまみが、各方向への操作後のつまみの位置を示す。
また、通常モードにおいて項目軸210方向へのドラッグ操作を行った場合、操作するパラメータの項目を変更することができる。しかし、後述の順次制御モードのように、操作するパラメータの項目を変更した場合でも、前に操作した項目の値を変更前の値に戻すことはしない。従って、イコライザ画面200上を項目軸210方向になぞる操作を行った場合、なぞった範囲と対応するパラメータの値が、操作の値軸220方向の位置と対応する同じ値に設定されることになる。
一方、ユーザは、例えばイコライザ画面200上の任意の位置を長押しすることにより、デジタルミキサ10を順次制御モードに移行させることができる。そして、その順次制御モードにおいて、イコライザ画面200上を項目軸210方向になぞる操作(例えばドラッグ操作)を行うことにより、その操作の進行に応じて順次、その操作がなされている項目軸210方向の位置と対応する各パラメータの値を特定の値に一時的に設定する順次設定を行うことができる。すなわち、CPU11は、この操作を検出した場合に、操作の進行に応じて順次、その操作の位置と対応する各パラメータの値を、特定の値に一時的に設定する。つまみの表示位置もそれに合わせて更新する。この特定の値としては、ここでは、操作を検出した値軸220方向の位置と対応する値を用いることとするが、これには限られない。
図3乃至図7を用いてこの順次制御モードの動作についてさらに詳細に説明する。
図3は、順次制御モードへの移行操作(長押し)のなされた位置の例を、操作位置212として示すものである。また、この操作は、順次制御モードにおける、項目軸210方向になぞる操作の開始に係る操作でもあるとする。
CPU11は、操作位置212での移行操作を検出し、これが項目軸210方向になぞる操作の一部でもあると判断した場合、まず、操作の項目軸210方向の位置と対応する2.5kのバンドのゲインパラメータの値を、操作の値軸220方向の位置と対応する値(この値を「制御レベル」と呼ぶ)に変更する。DSP17における信号処理にも、この変更はリアルタイムに反映される。また、CPU11は、イコライザ画面200の表示も、図4に示すようにこの変更に合わせて更新する。
図4において、2.5kのバンドと対応するつまみ202の表示位置は、制御レベルを示す位置である。また、変更前のゲインパラメータの値を、仮想線によるつまみ222により表示している。実際の画面上では、グレーアウトさせたり薄い色で表示したりすることが考えられる。
次に、図5に示すように、ユーザが図3の操作位置212から操作位置213まで、項目軸210方向になぞる操作を進めたとする。
CPU11は、この操作により、操作の項目軸210方向の位置が隣のバンドと対応する位置になったと判断すると、先に変更した2.5kのバンドのゲインパラメータの値を、変更前の値に戻す。一方、現在の操作の項目軸210方向の位置と対応する3kのバンドのゲインパラメータの値を、制御レベルに変更する。すなわち、CPU11は、2.5kのバントのゲインパラメータの値は、操作が該当パラメータと対応する項目軸210方向の領域を通過する間だけ制御レベルに設定し、その後、元の値に戻すことになる。DSP17における信号処理にも、この変更はリアルタイムに反映される。また、CPU11は、イコライザ画面200の表示も、図6に示すようにこの変更に合わせて更新する。
図6において、つまみ202の表示位置は、図3と同じ位置に戻っており、3kのバンドと対応するつまみ203の表示位置は、制御レベルを示す位置である。また、3kのバンドについての変更前のゲインパラメータの値を、図4の場合と同様、仮想線によるつまみ223により表示している。
なお、制御レベルの値については、各時点での操作の値軸220方向の位置に応じて随時更新するようにしてもよいし、一旦順次制御モードの動作を開始した後は、値軸220方向の操作は無視して、制御レベルの値を一定に保つようにしてもよい。ここでは前者の構成であるとして説明を進めるが、双方の構成の効果について後述する。
次に、図7に示すように、ユーザが図5の操作位置213から矢印で示すようにさらに先へ操作を進めたとする。
CPU11は、この操作により、操作の項目軸210方向の位置がさらに隣のバンドと対応する位置になったと判断すると、先に変更した3kのバンドのゲインパラメータの値を、変更前の値に戻す。すなわち、CPU11は、3kのバントのゲインパラメータの値も、操作が該当パラメータと対応する項目軸210方向の領域を通過する間だけ制御レベルに設定し、その後、元の値に戻すことになる。一方、現在の操作の項目軸210方向の位置と対応する4kのバンドのゲインパラメータの値を、制御レベルに変更する。DSP17への反映や、表示の更新もここまでと同様に行う。
その結果、図7に示すように、つまみ203の表示位置は図4までと同じ位置に戻り、4kのバンドと対応するつまみ204の表示位置が、制御レベルを示す位置となる。つまみ224は、4kのバンドについての変更前のゲインパラメータの値を表示するものである。
以後、CPU11は、操作位置が他のバンドと対応する位置になったと判断する度に、それまで制御レベルに変更していたゲインパラメータの値を変更前の値に戻し、該他のバンドのゲインパラメータの値を制御レベルに変更する。
また、CPU11は、項目軸210方向になぞる操作の終了(例えば指がタッチディスプレイ14から離されたこと)を検出すると、これが順次制御モードの終了操作であると判断し、全てのパラメータの値を順次制御モードを開始した時点の値に戻して、順次制御モードの動作を終了して通常モードに戻る。
以上の順次制御モードの動作によれば、ユーザは、イコライザ画面200において、値軸220方向の任意の位置を、所望の複数のパラメータと対応する項目軸210方向の位置の範囲だけなぞる簡単な操作を行うだけで、その複数のパラメータについて1つずつ順次、制御レベルに設定し、その後元に戻す、という制御を行うことができる。
このような順次制御モードの動作は、DSP17に音響信号を入力して処理させながら、行うことができる。そして、この動作によれば、複数のパラメータについて1つ1つテスト用の値を設定しながら、機材の動作状況をテストするような作業を、簡単な操作で行うことができる。また、テストの終了後は、特段意識しなくても、全てのパラメータの値を元の値に戻すことができる。
このとき、順次制御モードにおいては値軸220方向の操作は無視して、制御レベルの値を一定に保つようにすれば、各パラメータに共通の値を設定でき、共通の値を用いてのテスト等を、容易に行うことができる。逆に、各時点での操作位置の値軸220方向の位置に応じて制御レベルの値を随時更新するようにすれば、制御レベルを一定に保ちたい場合には慎重な操作が必要となるが、操作位置と対応するパラメータの値を任意に調節しつつ、複数のパラメータの値を順次制御することができる。
次に、以上説明してきたパラメータの値の制御に関連する、デジタルミキサ10の機能構成について説明する。
図8は、その機能構成を示すブロック図である。
デジタルミキサ10は、通常モードと順次制御モードにおけるパラメータの値の制御に関連する機能として、操作検出部101、モード切替部102、パラメータ編集部103、パラメータ順次制御部104、パラメータ記憶部105、表示制御部106、表示部107、信号処理部108を備える。これらの各部の機能は、CPU11が図1に示した各種ハードウェアの動作を制御することにより実現されるものである。
これらのうち操作検出部101は、長押し操作やドラッグ操作等、タッチディスプレイ14に表示される画面に対してなされるユーザの操作を検出する検出手段の機能を備える。なお、操作子15に含まれるポインティングデバイスを操作してタッチディスプレイ14に表示された画面に対する操作を行うことができるようにしてもよい。
モード切替部102は、操作検出部101が順次制御モードへの移行操作を検出した場合に、デジタルミキサ10を順次制御モードの動作に切り替える機能を備える。また、順次制御モードの終了操作を検出した場合に、デジタルミキサ10を通常モードの動作に切り替える機能を備える。この切り替えは、パラメータ編集部103とパラメータ順次制御部104のどちらの機能を有効にするかを切り替えることによって行い、モード切替部102は切替手段として機能する。
パラメータ編集部103は、操作検出部101が検出したユーザの操作に従い、パラメータ記憶部105が記憶するパラメータの値について図2を用いて説明した通常モードの編集を行うパラメータ編集手段の機能を備える。
パラメータ順次制御部104は、操作検出部101が検出したユーザの操作に従い、パラメータ記憶部105が記憶するパラメータの値について図3乃至図7を用いて説明した順次制御モードのパラメータ値の制御である順次制御を行うパラメータ制御手段である。
パラメータ記憶部105は、DSP17が信号処理に用いるパラメータの値を記憶する機能を備える。
表示制御部106は、イコライザ画面200など、パラメータ記憶部105が記憶するパラメータの値を表示する画面を、タッチディスプレイ14に表示させる表示制御手段の機能を備える。この表示には、必要に応じて、パラメータ編集部103及びパラメータ順次制御部104が行ったパラメータの設定あるいは制御の内容を反映させる。
表示部107は、表示制御部106の制御に従い画面を表示する機能を備え、タッチディスプレイ14の機能と対応するものである。
信号処理部108は、パラメータ記憶部105が記憶するパラメータの値に従って信号処理を実行する、DSP17の機能と対応するものである。
次に、以上説明してきた順次制御モードでのパラメータの値の制御に関連してデジタルミキサ10のCPU11が実行する処理について説明する。
図9は、その処理のフローチャートである。
デジタルミキサ10のCPU11は、タッチディスプレイ14あるいは操作子15に対し、順次制御モードへの移行指示操作がなされたことを検出した場合、図9のフローチャートに示す処理を開始する。移行指示操作は、ここではイコライザ画面200等のパラメータ編集画面中の、任意のパラメータと対応する位置への長押し操作であるとする。この長押しは、タッチディスプレイ14を指でタッチして行っても操作子15のポインティングデバイスのクリックボタンを長押しして行ってもよい。
図9の処理において、CPU11はまず、通常モードのパラメータ編集機能を一時的に停止する(S11)。その後、順次制御モードでのパラメータの値の制御を行うべく、ステップS12以下の処理に進む。
次に、CPU11は、検出した移行指示操作がなされた箇所の値軸220方向の位置に従い、制御レベルを決定する(S12)。また、移行指示操作がなされた箇所の項目軸210の方向の位置と対応するパラメータの項目を制御項目(制御レベルを設定すべき項目)と決定する(S13)。その後、CPU11は、ステップS13で決定した制御項目のパラメータの値を、ステップS12で決定した制御レベルに変更する(S14)。そして、ここまでのパラメータの値の変更に合わせて画面の表示を更新する(S15)。なお、ステップS14でのパラメータの値の変更の処理は、急激な変化を防止するため、徐々に値を変化させるように行うとよい。もちろん、この変化中に次の処理に進んで構わない。以後の、パラメータの値を変更する処理についても同様である。
次に、CPU11は、ステップS13で決定した制御項目に隣接する項目と対応する項目軸210方向の位置へのドラッグ操作を検出したか否か判断する(S16)。なお、ドラッグ操作は、タッチディスプレイ14に触れた指を触れたまま動かして行ってもよいし、ポインティングデバイスのポインタを、クリックボタンを押した状態のまま移動させて行ってもよい。いずれにせよ、ドラッグ操作は、パラメータ編集画面をなぞる操作に該当する。
また、ドラッグ操作に、項目軸210方向の成分と値軸220方向の成分の双方が含まれる場合、これらの2つの軸方向の操作が同時になされたと判断すればよい。あるいは、2つの軸方向の操作が同時になされた場合、どちらか一方の操作を無効にすることもできる。例えば、操作方向がどちらの軸方向に近いかを判断して近い方の軸方向の操作のみ有効とする等である。
また、ドラッグ操作の継続中に随時現時点の位置までの操作があったと判断するようにしてもよいし、一旦操作が停止された(操作位置の変更がなくなった)時点で、その位置までの操作があったと判断するようにしてもよい。
そして、CPU11は、ステップS16でYesである場合、検出した操作におけるドラッグ先の項目軸210方向の位置と対応する項目を新たな制御項目と決定する(S17)。そして、それまでの制御項目のパラメータの値を順次制御モード移行時の値に戻す(S18)。すなわち、ドラッグ操作がそれまでの制御項目と対応する位置を通過した後は、その項目のパラメータの値を元の位置に戻す。また、CPU11は、ステップS16で決定した新たな制御項目のパラメータの値を制御レベルに変更する(S19)。
ステップS16でNoの場合、ステップS17〜S19はスキップして次の処理に進む。
次に、CPU11は、値軸220方向へのドラッグ操作を検出したか否か判断する(S20)。そして、CPU11は、ステップS20でYesである場合、検出した操作におけるドラッグ先の値軸220方向の位置に従い新たな制御レベルを決定し(S21)、制御項目のパラメータの値を新たな制御レベルに変更する(S22)。
ステップS20でNoの場合、ステップS21及びS22はスキップして次の処理に進む。
次に、CPU11は、順次制御モードの終了操作を検出したか否か判断する(S23)。ここでは、ドラッグを終了して指あるいはクリックボタンを離す操作が終了操作であるとする。ステップS23でNoであれば、ステップS15に戻って処理を繰り返す。ステップS18、S19又はS22でパラメータの値が変更されていれば、CPU11はステップS15でこれを表示に反映させる。
一方、ステップS23でYesである場合、CPU11は、全項目のパラメータの値を順次制御モード移行時の値に戻す(S24)とともに、その変更に合わせてパラメータ編集画面の表示を更新する(S25)。その後、ステップS11で停止させた通常モードでのパラメータの編集機能を再開して(S26)、図9の処理を終了する。
以上の処理により、CPU11がパラメータ制御手段として機能して、図2乃至図8を用いて説明した順次制御モードにおけるパラメータの値の制御を行うことができる。
なお、順次制御モードにおいて値軸220方向の操作を無視し、制御レベルの値を一定にする場合は、破線で示したステップS20乃至S22の処理を実行しないようにすればよい。
次に、順次制御モードにおけるパラメータの値の制御に用いるデータについて説明する。図10及び図11は、その説明図である。
図9の説明からわかるように、順次制御モードにおいては、パラメータの値を一時的に制御レベルに設定し、その後順次制御モードへ移行した際の値に戻す。このような制御は、例えば、順次制御モードへの移行時に制御対象の全パラメータの値を待避させておきつつ、ユーザの操作に従ってパラメータの現在地を随時変更してしまい、移行時の値が必要になった場合に上記の待避させた値を参照することによっても、実現可能である。
しかしながら、デジタルミキサ10においては、図10及び図11に示すように、順次制御用レイヤを用いた制御を行うようにしている。すなわち、通常モードでのパラメータの設定値のデータの他に、これらと対応する順次制御用レイヤのデータを用意し、実際にDSP17における信号処理に反映させるパラメータの値(以下「有効値」という)を、これら2組のデータに基づき生成するようにしている。
具体的には、順次制御用レイヤにおいて「transparent」を設定されている項目については、通常モードでの設定値をそのまま有効値として用い、順次制御用レイヤにおいて「transparent」以外の値が設定されている項目については、順次制御用レイヤの値を有効値として用いるようにしている。
そして、順次制御モードへの移行時に、全項目の値が「transparent」である順次制御用レイヤを、少なくとも表示中のパラメータ編集画面において編集可能なパラメータの範囲で生成し(図10参照)、順次制御モードにおいて図9のステップS14、S19又はS22で設定するパラメータの値を、順次制御用レイヤに設定するようにすればよい(図11参照)。また、パラメータの値を順次制御モードへ移行した際の値に戻す際には、該当項目の値を「transparent」に設定すればよい。また、順次制御モードを終了する際には、順次制御用レイヤを削除してしまえば、全パラメータの値を順次制御モードへの移行時の状態に戻すことができる。全項目の値を「transparent」にしても、同様な効果が得られる。
全項目の値を「transparent」にした順次制御用レイヤは、存在していてもパラメータの有効値に影響を与えないため、通常モードで残しておいても問題はない。すなわち、常に順次制御用レイヤを用意しておき、順次制御モード以外では全項目の値を「transparent」に設定しておく手法も考えられる。
以上のようなパラメータの値の制御を行うことにより、順次制御モードへの移行時に多数のパラメータのデータを退避のためコピーしたり、順次制御モードの終了時にその退避したデータを書き戻したりする処理を行わなくても、パラメータの値を順次制御モードへの移行時の値に戻すことができ、処理を高速化することができる。
以上で実施形態の説明を終了するが、装置の構成、画面の具体的な構成、具体的な処理の手順、操作方法、表示及び編集可能なパラメータの種類などが、上述の実施形態で説明したものに限られないことはもちろんである。
例えば、上述の実施形態では、任意のパラメータと対応する位置への長押し操作を順次制御モードへの移行操作としたが、パラメータと無関係な位置への操作や、操作子15に含まれる所定の操作子の操作や、長押し操作と同時に別のタッチ操作やスイッチ操作がなされたこと等を、順次制御モードへの移行操作として取り扱ってもよい。順次制御モードの終了操作についても同様である。
あるいは、CPU11が、任意のパラメータと対応する位置への長押し操作があった後、項目軸210方向へのドラッグ操作を検出して初めて、順次制御モードへの移行操作があったと判断するようにしてもよい。
また、制御項目の選択を、ドラッグによらず、所望の項目と対応する項目軸210方向の位置へのタッチ操作や選択操作により行うことができるようにしてもよい。すなわち、現在の制御項目に隣接した位置に表示される項目だけでなく、任意の項目を任意の順で制御項目として設定できるようにしてもよい。また、パラメータ編集画面をなぞる操作として、ドラッグ以外のものを用いてもよい。
また、制御レベルの値を、予め定めた固定の値にしたり、順次制御モードへの移行指示とは異なる操作に基づき決定したりするなど、順次制御モードへの移行指示操作の位置以外の基準で決定するようにしてもよい。
これらを考慮すると、図9の処理は、図12に示すように、より一般化して捉えることができる。図12において、図9と異なる部分にはステップ番号に「′」を付している。
ステップS12′及びステップS13′に示すように、制御項目や制御レベルは順次制御モードへの移行指示操作と無関係に決定することができる。ステップS16′及びステップS17′に示すように、制御項目の変更操作は、項目軸210方向のドラッグに限られない。ステップS20′及びステップS21′に示すように、制御レベルの変更操作も、値軸220方向のドラッグに限られない。
また、順次制御モードにおいて、複数箇所のドラッグ操作を同時に検出した場合に、そのそれぞれと対応する制御レベルと制御項目を設定して、図9と同様な処理を実行するようにしてもよい。すなわち、各操作と対応する複数の制御項目にぞれぞれ、各操作と対応する制御レベルを一時的に設定できるようにしてもよい。図10及び図11に示した順次制御用レイヤを用いる場合、検出した各操作と対応して順次制御用レイヤを用意し、各レイヤに、対応する操作に従って設定すべきパラメータの値を設定することにより、なされる操作の数が動的に変化する場合でも、容易にこのような制御を実現可能である。レイヤの数がいくつであっても、「transparent」が設定されている項目は無視し、具体的な値が設定されている項目についてのみ、その値を有効値として採用すればよいためである。
また、上述した実施形態では、ドラッグ操作の位置があるパラメータと対応する項目軸210方向の位置を通り過ぎた場合に、直ちにそのパラメータの値を順次制御モード移行時の値に戻すようにしていた。しかし、通り過ぎてから所定時間後に戻したり、操作位置が所定数先のパラメータと対応する項目軸210方向の位置まで移動した時に戻したりすることも考えられる。また、パラメータの値を制御レベルに設定してから所定時間後に戻すことも考えられる。これらの態様は、後述するように順次制御モードの機能を演出に利用する場合に有用である。
また、パラメータを1画面内に表示しきれない場合、パラメータ表示画面内の任意の位置を項目軸210方向に操作することにより、パラメータ表示画面をスクロールさせ、画面内に表示されるパラメータの項目を変更できるようにしてもよい。この場合、通常モードではドラッグ操作に応じてスクロールを行い、順次制御モードではドラッグ操作に応じて制御項目の変更を行う、というように、モードに応じて同じ操作と対応する動作が異なるようにしてもよい。また、順次制御モードでは、ドラッグ操作に応じて制御項目の変更とスクロールを同時に行うようにしてもよい。
あるいは、いずれのモードにおいても、画面のスクロールは、制御項目の変更を指示する操作とは異なる操作(例えばスワイプ操作)としてもよい。また、画面のスクロールを、通常モードと順次制御モードのいずれにおいても同じ操作で行えるようにすることができる。
また、順次制御用レイヤを用いてパラメータの有効値を生成する場合に、順次制御用レイヤの値をそのまま有効値とするのではなく、通常モードでの設定値と順次制御用レイヤの値との間で加算や乗算等の演算を行い、その結果を有効値として用いるようにしてもよい。
また、パラメータ表示画面において、項目軸210と値軸220とが直交している必要はない。操作の方向を、これらの2軸に分けて検出できれば、どのような角度で交わっても問題ない。また、検出した操作の方向について、一方の軸方向の成分が他方の軸方向の成分に比べて極端に小さい(比率が所定値以下である)場合に、少ない方の成分を無視するようにしてもよい。また、軸が直線である必要もなく、例えば、第1軸は円弧状であってもよい。
また、制御及び編集する対象のパラメータは、上述したゲインパラメータに限られない。例えば、複数の信号処理チャンネルにおけるレベルパラメータであってもよい。また、さらに、デジタルミキサ10のような音響信号処理装置で使用するパラメータにも限られない。例えば、複数のランプの光量を制御するためのライティング制御用のコンソールにおいて使用する、各ランプの光量を示すパラメータであってもよい。
また、順次制御モードの用途は、設定のテストに限られない。本番中の演出に順次制御モードを利用することも考えられる。出力する音の周波数特性を次々と変化させたり、次々に異なる位置のスピーカから音を出力したり、次々に異なる位置のランプを点灯させたりする等である。
また、この発明において、上述した通常モードの動作が可能であることは必須ではない。
また、以上説明してきたパラメータの制御及び編集に係る機能は、そのパラメータの値を使用して動作する装置(上述した実施形態ではデジタルミキサ10)以外の装置に設けることができる。例えば、デジタルミキサ10等のリモートコントローラに設けることができる。この場合、リモートコントローラは、専用のハードウェアを有していてもよいし、スマートフォン、タブレットコンピュータ、PC(パーソナルコンピュータ)等の汎用コンピュータであってもよい。このようなリモートコントローラは、DSP17及び信号処理部108を備えていなくてよい。
また、複数の装置を協働させてパラメータの制御及び編集に係る機能を実現させてもよい。逆に、デジタルミキサ10をスタンドアロンで動作させる場合、通信I/F13を設けなくてもよい。
また、この発明のプログラムの実施形態は、コンピュータに所要のハードウェアを制御させて上述した実施形態で説明したパラメータの制御及び編集に係る機能を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、以上述べてきた構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、適当な値を設定した後元の値に戻す、という動作を複数のパラメータについて順に行うパラメータの値の制御を、簡単な操作で行えるようにすることができる。
従って、この発明を適用することにより、パラメータ設定の操作性を向上させることができる。
10…デジタルミキサ、11…CPU、12…メモリ、13…通信I/F、14…タッチディスプレイ、15…操作子、16…オーディオI/O、17…DSP、18…システムバス、101…操作検出部、102…モード切替部、103…パラメータ編集部、104…パラメータ順次制御部、105…パラメータ記憶部、106…表示制御部、107…表示部、108…信号処理部、200…イコライザ画面、201〜206,222〜224…つまみ、210…項目軸、212,213…操作位置、220…値軸

Claims (5)

  1. ユーザの操作に従って所定の装置における複数のパラメータの値を制御するパラメータ制御装置であって、
    表示手段が表示する画面上に、制御対象のパラメータの値を、第1軸に沿って配列して表示する表示制御手段と、
    前記画面に対するユーザの操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記第1軸の方向へ前記画面上をなぞる操作を検出した場合に、該操作の進行に応じて順次、該操作がなされている前記第1軸方向の位置と対応する各パラメータの値を、特定の値に一時的に変更する順次制御を行うパラメータ制御手段とを備えたことを特徴とするパラメータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のパラメータ制御装置であって、
    前記パラメータ制御手段は、前記順次制御において、各パラメータの値を、前記なぞる操作の前記第1軸方向の位置が該パラメータと対応する位置を通過する間だけ、前記特定の値に設定し、該パラメータと対応する位置を通り過ぎた後は元の値に戻すことを特徴とするパラメータ制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のパラメータ制御装置であって、
    前記特定の値が、前記なぞる操作がなされている、前記第1軸と異なる向きの第2軸方向の位置と対応する値であることを特徴とするパラメータ制御装置。
  4. 請求項1又は2に記載のパラメータ制御装置であって、
    前記特定の値が、前記なぞる操作の位置によらず一定であることを特徴とするパラメータ制御装置。
  5. コンピュータを、ユーザの操作に従って所定の装置における複数のパラメータの値を制御するパラメータ制御装置として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    表示手段が表示する画面上に、制御対象のパラメータの値を、第1軸に沿って配列して表示する表示制御手段と、
    前記画面に対するユーザの操作を検出する検出手段と、
    前記検出手段が、前記第1軸の方向へ前記画面上をなぞる操作を検出した場合に、該操作の進行に応じて順次、該操作がなされている前記第1軸方向の位置と対応する各パラメータの値を、特定の値に一時的に変更する順次制御を行うパラメータ制御手段として機能させるためのプログラム。
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