JP4582109B2 - 音響機器 - Google Patents
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Description
図9に示すコンソールパネル100にはディスプレイ104や各種操作子が設けられているが、入力チャンネルストリップ101の領域には、例えば24入力チャンネル分の入力チャンネルストリップが設けられている。各入力チャンネルストリップ101では、その入力チャンネルストリップ101にアサインされた入力チャンネルのバスへの送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを入力チャンネル毎に設定することができる。また、DCAストリップ102の領域には例えば8つのDCAグループに対応する8本のDCAストリップが設けられており、各DCAストリップ102ではそのDCAグループといわれるチャンネルグループに属している複数の入力チャンネルのボリューム値等の信号処理パラメータをDCAグループ毎に一括して操作することができる。さらに、ST/RTNチャンネルストリップ103の領域には、ステレオ入力チャンネルおよび内蔵エフェクトのリターン信号がアサインされた入力チャンネルに対応するチャンネルストリップが設けられている。各ST/RTNチャンネルストリップ103では各入力チャンネルの送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを設定することができる。
入力チャンネルストリップ101は、複数本(例えば、24入力チャンネル分)の同じ構成のチャンネルストリップ130−1,130−2,130−3・・・130−nからなり、各チャンネルストリップ130−1〜130−nにそれぞれ入力チャンネルがアサインされている。チャンネルストリップの代表としてチャンネルストリップ130−1の構成を説明すると、ONキー130aはエンコーダ130cに割り当てられている機能のオン/オフを切り換えるキーであり、PREキー130bは、オンの時にプリフェーダの信号をミキシングバスへ送出し、オフの時にポストフェーダの信号をミキシングバスへ送出するキーである。エンコーダ130cはエンドレスで回転する操作子であり、チャンネルストリップ130−1に割り当てられた入力チャンネルからミキシングバスへのセンドレベル、入力チャンネルのパン、現在選ばれていないレイヤーに含まれる入力チャンネルのレベルなどを調節することができる。
図1に示す音響機器1は、ディジタルミキサーとされた際にミキシング処理を行う処理回路2を備えている。処理回路2はCPU(Central Processing Unit)および信号処理を行うDSP(Digital Signal Processor)を備え、CPUはミキシング操作を行う操作子4からの操作信号に応じてDSPが実行するミキシング処理の制御を行うと共に、各種設定を行える操作画面等を表示器5に表示している。また、CPUはリコール操作された際に指定されたシーンのシーンデータをシーンメモリ3から読み出して、シーンを再現するようシーンデータに応じた状態に操作子4を調整している。また、処理回路2におけるDSPは入力された複数の入力系列のオーディオ信号にCPUからの制御信号に応じてミキシング処理を施し、複数の出力系列に出力している。
図2において、CPU(Central Processing Unit)10は処理回路2を構成しており、音響機器1の全体の動作を制御すると共に、表示器16に各種設定を行う操作画面等を表示する描画プログラムや制御用プログラム等の動作ソフトウェアを実行している。ROM(Read Only Memory)11には、CPU10が実行する描画プログラムや制御用プログラム等の動作ソフトウェアが格納されており、RAM(Random Access Memory)12には、CPU10のワークエリアや読み出されたシーンデータの記憶エリアが設定されている。このROM11をフラッシュメモリ等の書き換え可能なROMとすることで、シーンデータを保存するシーンメモリ3として兼用させたり、動作ソフトウェアの書き換えを可能とすることができ、動作ソフトウェアのバージョンアップを容易に行うことができる。DSP13も処理回路2を構成しており、前記したように複数の入力系列のオーディオ信号の信号処理を行っている。なお、不揮発性の書き換え可能なメモリをシーンメモリ3として設けるようにしても良い。
図3において、複数のアナログ入力ポートを備えるアナログ入力部(A入力)40に入力されたアナログ信号は、内蔵されているAD変換器によりディジタル信号に変換されて入力パッチ43に入力される。また、複数のディジタル入力ポートを備えるディジタル入力部(D入力)41に入力されたディジタル信号は、入力パッチ43に入力される。さらに、ディジタルミキサー6には、例えば8個のエフェクタからなる内蔵エフェクタ42が用意されており、この内蔵エフェクタ42によりエフェクトの付与された信号も入力パッチ43に入力される。ここで、内蔵エフェクタ42の各エフェクタは、当該エフェクタへの複数の信号の入力部としての仮想的な複数のディジタル出力ポートと、当該エフェクタにより効果の付与された複数の信号の出力部としての仮想的な複数のディジタル入力ポートとを有している。
図4に示す入力チャンネルストリップ30は、例えば、24入力チャンネル分の同じ構成のチャンネルストリップ30−1,30−2,30−3・・・30−24からなり、各チャンネルストリップ30−1〜30−24にそれぞれ入力チャンネルがアサインされている。そして、入力チャンネルストリップ30は入力チャンネル1−24を操作するレイヤー1と入力チャンネル25−48を操作するレイヤー2とのレイヤーを有しており、レイヤーは図示されていないキーにより切り替えることができる。これにより、入力チャンネルストリップ30においてレイヤーを切り換えることで、入力チャンネル1〜入力チャンネル48のMIXバス45への送り出しレベルやボリューム値等の信号処理パラメータを入力チャンネル毎に設定することができる。
図5に示すDCAストリップ31は、例えば、8チャンネルグループ分の同じ構成のDCAストリップ31−1,31−2,31−3・・・31−8からなり、各DCAストリップ31−1〜31−8にそれぞれDCAグループがアサインされている。DCAグループは、DCAストリップ31−1〜31−8にそれぞれ備えられているDCAフェーダーを使って、複数のチャンネルのレベルを一括操作するためのグループである。同じDCAグループに属するチャンネルどうしであれば、レベル差を保ったまま1本のDCAフェーダーでレベルを操作することができる。
図8に示すシーンリスト(Scene List)において、「No.」欄はシーン番号が001,002,003,・・・と1ずつインクリメントされる番号で示される欄とされ、「Name」欄はシーン番号のシーン名が示される欄とされる。例えば、シーン番号「001」のシーン名は「Opening」、シーン番号「002」のシーン名は「Speech」、シーン番号「003」のシーン名は「BGM」、シーン番号「004」のシーン名は「BandSet1」、シーン番号「005」のシーン名は「BandSet2」とされている。また、各シーン番号のシーンデータは入力パッチ43における入力のアサイン状況を示す入力パッチリスト(In Patch List)とDCAグループにアサインされているチャンネルの状況を示すDCAアサインリスト(DCA AssignList)を含んでおり、さらに入力パッチリスト(In Patch List)はアサインされたチャンネルのプロパティ(Ch Property)とパラメータリスト(Parameter List)を含んでおり、さらにまたパラメータリスト(Parameter List)は設定されたパラメータの詳細を示すパラメータ情報(Parameter Detail)を含んでいる。さらに、DCAアサインリスト(DCA AssignList)はDCAグループの詳細を示すDCAグループ情報(DCA Group Detail)を含んでいる。
図7に示すシーンリコール処理はシーンリコールが開始されるとスタートされて、ステップS10にてリコールするシーンの情報がCUEリスト36およびシーンリストから取得される。この場合、CUEリスト36からリコールされるシーンのシーン番号とシーン名が取得され、取得されたシーン番号からシーンリストが参照されてシーンリストの各階層の情報が取得される。そして、パラメータリスト(Parameter List)およびパラメータ情報(Parameter Detail)から取得されたパラメータ値を対応するパラメータにステップS11にて反映させる。さらに、チャンネルのプロパティ(Ch Property)から取得された各入力チャンネルのチャンネル名が、ステップS12にて入力チャンネルストリップ30の対応する各チャンネルストリップ30−1〜30−24における第1のネームインジケータ30eに表示されるよう表示の更新が行われる。さらに、DCAアサインリスト(DCA AssignList)およびDCAグループ情報(DCA Group Detail)から取得された各DCAグループのDCAグループ名が、ステップS12にてDCAストリップ31の対応する各DCAストリップ31−1〜31−8における第1のネームインジケータ31aに表示されるよう表示の更新が行われる。
Claims (6)
- 時系列的にリコールされる各シーンの情報と、各シーンがリコールされるタイミングが定められているリストと、
入力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の入力チャンネルと、
出力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の出力チャンネルと、
アサインされた前記入力チャンネルあるいは前記出力チャンネルのチャンネルにおける前記信号処理のパラメータを設定可能とされている物理的な操作子が設けられていると共に、第1のネームインジケータと第2のネームインジケータとが設けられている所定本数のチャンネルストリップとを備え、
現在のシーンにおいて前記チャンネルストリップにアサインされている前記チャンネルに関する情報が、前記リストを参照することにより取得されて、当該チャンネルストリップにおける前記第1のネームインジケータに表示されると共に、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされる前記チャンネルに関する情報が、前記リストを参照することにより取得されて当該チャンネルストリップにおける前記第2のインジケータに表示されることを特徴とする音響機器。 - 前記第1のネームインジケータおよび前記第2のネームインジケータに表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルのチャンネル名とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
- 前記第1のネームインジケータおよび前記第2のネームインジケータに表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルにおける信号処理のパラメータ値とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
- 前記第1のネームインジケータおよび前記第2のネームインジケータに表示される入力チャンネルに関する情報が、当該入力チャンネルが属しているチャンネルグループのグループ名とされていることを特徴とする請求項1記載の音響機器。
- 時系列的にリコールされる各シーンをそれぞれ特定する情報と、各シーンがリコールされるタイミングが定められているリストと、
入力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の入力チャンネルと、
出力信号のそれぞれに対し信号処理を行う複数の出力チャンネルと、
チャンネルグループに属している1つ以上の前記入力チャンネルあるいは前記出力チャンネルのチャンネルにおける前記信号処理のパラメータを一括して設定可能とされている物理的な操作子が設けられていると共に、第1のネームインジケータと第2のネームインジケータとが設けられている所定本数のチャンネルストリップとを備え、
現在のシーンにおいて前記チャンネルストリップにアサインされている前記グループのグループ名が、前記リストを参照することにより取得されて、当該チャンネルストリップにおける前記第1のネームインジケータに表示されると共に、次に切り替えられるシーンにおいて当該チャンネルストリップにアサインされる前記グループのグループ名が、前記リストを参照することにより取得されて当該チャンネルストリップにおける前記第2のインジケータに表示されることを特徴とする音響機器。 - 前記チャンネルストリップにおいて、前記第1のネームインジケータと前記第2のネームインジケータとが、2段に重ねられて設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の音響機器。
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