JP2007142899A - ドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ - Google Patents

ドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ Download PDF

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Abstract

【課題】
ドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサにおいて、表示器に所定のドキュメントを表示できるようにするとともに、タイムコードが変更された場合でもそのタイムコードに応じた位置で当該ドキュメントを容易に参照できるようにすること、及びキュメントの表示とミキサの各種パラメータ設定の画面表示とを簡単に切り換えつつ作業を進めることができるようにすることを目的とする。
【解決手段】
タイムコード値に応じたドキュメント上の位置の変化を示すシーケンスを記憶し、操作パネル上のオンオフ操作子がオン操作されたときは、現タイムコードと前記シーケンスとに基づいて現時点において表示すべきドキュメント上の位置を決定し、ドキュメントの当該位置を表示器に表示させ、オンオフ操作子がオフ操作されたときは、直前に表示されていたパラメータ画面を表示器に表示させる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサに関し、特に所定のドキュメントを見ながらミキサ操作するのに好適なディジタルミキサに関する。
従来より、マイクロフォンなどの各種の音響信号源からの音響信号を入力し、ミキシング処理、効果付与処理、及び音量レベル制御処理などを行い、処理後の音響信号をアンプやスピーカなどの各種の出力機器に出力するミキサ装置が知られている。近年では、内部的な信号処理をディジタル処理で行うディジタルミキサが開発されている。
ディジタルミキサの基本動作は以下のようなものである。まず、外部から入力する複数の信号を複数の入力ch(チャンネル)に入力し、各入力ch毎にその信号の特性を制御して、複数のバスのうちの所望のバスに出力する。複数のバスでは、それぞれ、入力する信号を混合して、各バスに対応した出力chに出力する。複数の出力chでは、それぞれ、入力する信号の特性を制御して外部に出力する。操作パネルには、ミキサの全パラメータ(複数の入力ch、出力ch、その他エフェクタなどの多数のパラメータ)数と比較して、少ない数の操作子が用意されており、その多数のパラメータのうちからユーザにより選択されたパラメータがそれらの操作子に割り当てられる。操作子の操作に応じて、当該操作子に割当てられているパラメータ値が制御される。
ディジタルミキサは、パラメータ画面やその他の設定画面を表示するためのドットマトリクス表示器(以下、DM表示器という)を備えている。ユーザは、画面選択操作子を操作して、DM表示器に自分が確認したり設定したいパラメータ画面を表示させ、その画面を見て各種の設定値を確認したり、その画面を見ながら操作子を操作して各種の設定値の変更を行う。
上述したディジタルミキサの動作を規定する各種のパラメータはカレントメモリに保存され、逆に言えばカレントメモリ上のパラメータ値に基づいてディジタルミキサの動作が規定される。さらに、ディジタルミキサは、複数のシーン(シーンデータ)を格納するシーンメモリを備えている。そして、カレントメモリ上のパラメータ値を1つのシーンとしてシーン番号を付けてシーンメモリに格納(ストア)することができる。また、シーン番号を指定して、シーンメモリからカレントメモリに当該シーンのパラメータ値を呼び出す(リコール)ことができる。
上述したディジタルミキサではタイムコードベースの動作が行われる。すなわち、別の機器から供給される、ないし、ミキサ内部で発生したタイムコードを、時刻の基準として、各種動作を行っている。例えば音響支援用ミキサでは、タイムコードの値とそのタイムコードの時点でリコールするシーンとを登録したイベントリストを予め作成しておき、タイムコードが進むに連れてシーンを自動的に切り換えていく機能を持つものがある(非特許文献1,2参照)。また、音楽製作用ミキサでは、タイムコードに応じて、シーンの選択だけでなく、任意のパラメータの値を変化させることができる、いわゆるオートミックスの機能を持つものがある。
「CS1D CONTROL SURFACE 取扱説明書」P.33-35、ヤマハ株式会社、2002年 「PM5D DIGITAL MIXING CONSOLE 取扱説明書」P.157-160、ヤマハ株式会社、2004年
このようなミキサの操作者は、紙に書かれたドキュメント(進行表など)を参照しながら作業を行うのが通常である。例えば、イベント、コンサート、演劇、レコーディングでは、ミキサの操作者は、スケジュール表、台本、歌詞カード、楽譜などの冊子やカードをミキサの近傍に用意し、それで作業の進行を確認しながら操作を行っていた。
しかし、上記演劇などでは予め決められたタイムスケジュール通りに進むとは限らず、動作の基準時刻となっているタイムコードを変更しなければならないことがある。タイムコード位置が変更された場合には、それに応じてドキュメント上の位置を探しなおさなければならないという不都合があった。
この発明は、ドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサにおいて、当該ドットマトリクス表示器に進行表などの所定のドキュメントを表示できるようにするとともに、タイムコードが変更された場合でもそのタイムコードに応じた位置で当該ドキュメントを容易に参照できるようにすることを目的とする。また、そのようなドキュメントの表示とミキサの各種パラメータ設定の画面表示とを簡単に切り換えつつ作業を進めることができるようにすることを目的とする。
この目的を達成するため、この発明は、タイムコード値に応じた、前記ドキュメント上の位置の変化を示すシーケンスを記憶するようにし、操作パネル上のオンオフ操作子がオン操作されたときは、現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべきドキュメント上の位置を決定し、ドキュメントの当該位置のデータを表示器に表示させ、オンオフ操作子がオフ操作されたときは、そのオフ操作の前に当該オンオフ操作子がオン操作された直前に表示されていたパラメータ画面を表示器に表示させることを特徴とする。パラメータ画面については、画面選択操作子の操作に応じて複数のパラメータ画面の中から1つの画面を選択し、選択された画面を表示器に表示させることができるようにする。
自動追従モードのオン/オフを切り換える自動追従オンオフ操作子を設けて、自動追従モードがオンされているときは、現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべきドキュメント上の位置を決定し、ドキュメントの当該位置のデータを表示器に表示させ、自動追従モードがオフされているときは、オンオフ操作子の前回のオフ操作の直前に表示器に表示されていたドキュメントの当該位置のデータを表示器に表示させるようにしてもよい。
さらに、タイムコード位置操作子を設け、オンオフ操作子がオン操作されて表示器に前記ドキュメントが表示されている状態で、前記タイムコード位置操作子が操作されたとき、現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置を決定し、前記ドキュメントの当該位置のデータを表示器に表示させるようにしてもよい。
オンオフ操作子がオン操作されて表示器に前記ドキュメントが表示されており、かつ、前記自動追従モードがオンされているときは、現時点のタイムコードが変更になる毎に、該現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置が実際の現在の表示位置と異なるかを判定し、異なる場合は、表示位置を変更して再表示するようにする。
前記表示器に前記ドキュメントが表示されている場合、そのドキュメント中の任意の位置を表示するための表示位置変更手段を、さらに備えてもよい。
この発明によれば、オンオフ操作子をオンしている間だけ、ドキュメントの、現在のタイムコードに対応する位置の情報を表示器に表示させることができる。従って、操作者は時間の進行に応じて参照すべきドキュメントの位置を、特別な操作無しで参照できる。オンオフ操作子をオフすれば、表示器に表示される画面を、画面選択操作子により直前に選択されていたパラメータ画面に、直ちに戻すことができる。従って、パラメータ画面を参照しながらのパラメータの設定変更は、操作者の所望の通りにいつでも行うことができる。さらに、自動追従モードオンのときは、リアルタイムに進行する現時点のタイムコードに応じた位置が自動的に表示されるので、操作者はドキュメントの表示位置を変更する操作を行う必要がない。ドキュメントが表示されているときは、表示位置変更手段(スクロールなど)で任意の位置を参照することもできる。
以下、図面を用いてこの発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るDM表示器を有するディジタルミキサのブロック構成図である。このミキサ100は、中央処理装置(CPU)101、フラッシュメモリ102、ランダムアクセスメモリ(RAM)103、その他I/O(入出力インターフェース)104、表示器105、電動フェーダ106、操作子107、タイムコードI/O108、波形I/O109、信号処理部110、およびバスライン111を備える。
CPU101は、このミキサの全体の動作を制御する処理装置である。フラッシュメモリ102は、CPU101が実行する各種の制御プログラムや処理に使用する各種のデータなどを格納した不揮発性メモリ(書き換えが可能で、電源を切っても記憶された情報が失われないもの)である。RAM103は、CPU101が実行するプログラムのロード領域やワーク領域に使用する揮発性メモリである。その他I/O104は、本ミキサを外部からコントロールするコンピュータなどの各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。表示器105は、このミキサの外部パネル上に設けられた各種の情報を表示するためのドットマトリクス方式のディスプレイである。電動フェーダ106は、このミキサの外部パネル上に設けられた各種パラメータの値設定用の操作子である。操作子107は、このミキサの外部パネル上に設けられた各種の操作子である。
120はこのミキサ100と接続されているマルチトラックレコーダである。マルチトラックレコーダ120は、ハードディスクなどの記録装置を備え、複数トラックの同時録音及び同時再生が可能なものである。波形I/O109は、マルチトラックレコーダ120やその他の入出力機器(例えば、マイクロフォンなどの入力機器から入力したアナログ音響信号をアナログ/ディジタル変換して入力するAD変換カードや、本ミキサから出力されるディジタル音響信号をディジタル/アナログ変換してサウンドシステムに出力するDA変換カードなど)との間の入出力インターフェースである。信号処理部110は、波形I/O109経由で入力したディジタル音響信号を複数の入力ch(チャンネル)に任意に割当て、複数のミキシングバスにより各入力chの音響信号を任意にミキシングし、出力ch経由で出力する処理を行うDSP(ディジタル信号処理装置)である。各入力chや出力chでは、フェーダ106を用いた音量レベル設定、周波数特性の制御、各種波形変形処理、及び効果付与処理などを行うことができる。これにより、マイクなどの入力機器から入力した音響信号に対しDSP110でミキシング・レベル設定・効果付与などの処理を施しマルチトラックレコーダ120の所定のトラックに録音したり、マルチトラックレコーダ120の所定のトラックを再生しながらDSP110で処理した後別のトラックへ録音したり、マルチトラックレコーダ120の所定のトラックを再生しDSP110で処理した後放音する、などの処理が可能である。
タイムコードI/O108は、マルチトラックレコーダ120から出力されるタイムコードを入力するインターフェースである。タイムコードは、ミキサ100とレコーダ120との同期を取るための時間情報であり、ここでは、「時間:分:秒.フレーム」のようにコロンとピリオドで区切って表記する。以下、レコーダ120から入力した現時点のタイムコードを「現タイムコードTC」と呼ぶ。なお、本実施形態ではレコーダ120からのタイムコードで同期を取るようにしているが、ミキサ100内部で生成されるタイムコードを用いてもよい。
図2は、図1のディジタルミキサ100の外部パネル上の外観を示す。201は10個の画面選択スイッチ、202はドットマトリクス表示部、203は割当chストリップ部、211〜214は上下左右のカーソル移動ボタン、215はDECボタン、216はINCボタン、217はエンターキー、218はホイールである。割当chストリップ部203は、8本の割当chストリップ203−1〜203−8を備える。1本の割当chストリップ(例えば、203−1)は、電動フェーダ231、ONスイッチ232、SELスイッチ233、及びロータリエンコーダ234を備える。他の割当chストリップ203−2〜203−8も同様の構成である。
画面選択スイッチ201のうち何れかをオンすると、そのスイッチに対応する画面が表示され、割当chストリップ203−1〜203−8は、表示された画面に応じた機能に割り当てられる。具体的に言えば、画面選択スイッチ201は、第1〜第8入力ch選択スイッチ、第9〜第16入力ch選択スイッチ、…、あるいは第1〜第8出力ch選択スイッチなどを含む。第1〜第8入力ch選択スイッチをオンすると、第1〜第8入力chのパラメータ設定状況が表示部202に表示される。そのときの画面を「グループ画面」と呼ぶ。第1〜第8入力chのグループ画面が表示されているとき、各割当chストリップ203−1〜203−8はそれぞれ第1〜第8入力chのパラメータ設定を行う操作子として割り当てられる。同様に、第9〜第16入力ch選択スイッチをオンすると、第9〜第16入力chのグループ画面が表示され、各割当chストリップ203−1〜203−8は第9〜第16入力chに割り当てられる。画面選択スイッチ201の他のスイッチについても同様である。
割当chストリップ内の操作子231〜234について説明する。電動フェーダ231は、その割当chストリップに割り当てられたchのレベル制御用のフェーダである。ONスイッチ232は、当該chの信号のオン/オフを切り替えるスイッチである。SELスイッチ233は、当該chに関する詳細なパラメータ設定を行う画面(「詳細パラメータ設定画面」と呼ぶ)を表示することを指示するスイッチである。SELスイッチ233を押下して詳細パラメータ設定画面を表示した後、再度同じSELスイッチ233を押下すると、元のグループ画面が再表示される。ロータリエンコーダ234は、グループ画面中に表示されているパラメータのうち選択状態にある所定のパラメータの値を変更するためのものである。
グループ画面及び詳細パラメータ設定画面のどちらも、画面上にはカーソルが表示されている。カーソルがセットされているパラメータが、選択状態のパラメータである。カーソル移動ボタン211〜214を用いて、画面上に表示されているカーソルを所望のパラメータにセットし、DECボタン215、INCボタン216、及びホイール218を操作して、そのパラメータの値を変更し、エンターキー217で決定することができる。
なお、上述したように画面選択スイッチ201により1つのグループ画面が選択されたときにはそのグループ画面で表示している8つのchが割当chストリップ203−1〜203−8に割当てられるが、そのグループ画面から詳細パラメータ設定画面に切り換えたとしても、割当chストリップ203−1〜203−8の操作子は直前に表示されていたグループ画面におけるのと同様に機能する。詳細パラメータ設定画面に切り換えてもグループ画面におけるパラメータの選択状態は内部的に記憶しているので、ロータリエンコーダ234は、直前に表示されていたグループ画面で選択されていたパラメータの値を変更する操作子として機能する。また、詳細パラメータ設定画面についても同様であり、詳細パラメータ設定画面においてパラメータ変更を行うための不図示の操作子は、画面が切り換えられても有効に機能するものである。
以上のように、画面選択スイッチ201により画面を切り換え、割当chストリップの機能をその画面に応じて切り換えながら各chに関するパラメータ設定を行い、あるいは、表示画面中のパラメータの選択状態を切り換えながら操作子215〜218,234を当該選択状態のパラメータを変更する操作子として機能させるので、ミキサの全パラメータ数と比較して少ない数の操作子により全てのパラメータ値の制御を行うことができる。
次に、シーンに関連する操作子等221〜225について説明する。シーン(シーンデータ)とは、ミキサの設定状態を規定するパラメータデータ(例えば、入力ラインと入力chとの結線状態、出力chと出力ラインとの結線状態、各chにおけるパラメータ設定状態など)の組合せである。本ミキサはカレントメモリを備えており、カレントメモリ上のパラメータ設定状態に基づいて動作する。また、本ミキサはシーンメモリ(ミキサの電源をオフしても記憶内容が消えないもの)を備えており、カレントメモリ上のパラメータデータは、シーン番号を付けてシーンメモリに保存(ストア)し、逆にシーン番号を特定してシーンメモリからカレントメモリにシーンを呼び出す(リコール)ことができる。具体的には、アップボタン223及びダウンボタン224を用いてシーン番号表示部221に表示されるシーン番号を変更し、リコールボタン225を押下することによりその番号のシーンをリコールする。また、シーン番号を特定してストアボタン222を押下することにより、現在のカレントメモリ上のパラメータ設定状態を、そのシーン番号のシーンとしてストアする。シーン番号表示部221は、通常は、現在カレントメモリ上に呼び出されているシーンの番号を表示する。なお、後述するイベントリストに応じてシーンが自動的に切り換えられていくとき、シーン番号表示部221の表示も切り換わるものとする。
次に、イベントリストに基づくシーンリコールの際に使用するNEXTボタン241とPREVボタン242について説明する。本ミキサは、イベントリスト(以下、「Eリスト」と呼ぶ。その詳細は図3(a)で説明する。)にシーンを順番に登録しておき、予め設定したタイムコード(あるいは自動呼び出しするシーン間の間隔であるインターバルを予め設定しておく方式でもよい)のタイミングで自動的にシーンリコールする機能を備えている。これにより、演劇、コンサート、レコーディングなどにおいて時間軸に沿った自動的なミキサの設定が行える。一方、上述の演劇等ではマニュアルでシーンを切り換えたい場合もあるので、Eリスト中にタイムコードの代わりにマニュアル操作で呼び出す旨を指定してシーン番号を設定できるようにしている。Eリストに沿って時間の経過に従ってシーンを順番にリコールしていく際に、当該Eリスト中にマニュアル操作のシーン番号が出現したときには、その時点でシーンリコールせずに待ち状態となり、NEXTボタン241が押下されたタイミングで当該シーン番号のシーンをリコールする。また、シーンを戻したいこともあるので、PREVボタン242を備えている。PREVボタン242を押下すると、Eリスト中の1つ前のシーンの設定状態(すなわち、最後にリコールしたイベントの1つ前の行のイベントがリコールされ、そのイベントが選択状態となる)に戻る。
次に、ドキュメント表示機能において使用するボタン251〜255について説明する。通常、ミキサの操作者は、進行表(例えば、イベントのスケジュール表、演劇の台本、コンサートやレコーディングにおける歌詞カードや楽譜など)を見ながらミキサの操作を行う。本ミキサは、表示部202にそのような進行表を表示するドキュメント表示機能を備えている。
DOC表示ボタン251は、押下される毎にオン/オフを切り換えるボタンとなっており、オンのとき表示部202には予め指定されているドキュメント(上述した進行表など)が表示され、オフのとき通常のパラメータ画面(上述したグループ画面や詳細パラメータ設定画面などであって、DOC表示ボタン251をオンする直前に表示されていたもの)が表示される。ボタン252〜255は、ドキュメント表示中のみ有効なボタンである。ドキュメント表示中であってもパラメータ変更のための操作子(各割当chストリップ203−1〜203−8の操作子231〜234など)は有効であり、これらの操作子を操作することにより、直前に表示されていたパラメータ画面(グループ画面または詳細パラメータ設定画面)で当該操作子が操作されたのと同様にパラメータ値の変更が行える。
自動追従ボタン252は、押下する毎に自動追従モードのオン/オフを切り換えるボタンである。自動追従モードがオンのとき、表示部202に表示されるドキュメントは、自動的にその時点の現タイムコードTCに応じた位置に位置付けられて表示される。タイムコードとドキュメントの表示位置との関係は予めドキュメントシーケンス(以下、「Dシーケンス」と呼ぶ。その構造は図3(b)で説明する。)に設定しておく。自動追従モードがオフのときは、上記の自動追従の処理を行わない。
TC位置ボタン253は、その時点の現タイムコードTCと予め決められているDシーケンスに基づいて、現時点において表示すべき位置でドキュメントを再表示することを指示するボタンである。上述の自動追従ボタン252がオフされている場合でも、TC位置ボタン253を押下すれば、その時点で表示すべき位置でドキュメントが再表示される。なお、TC位置ボタン253を廃止し、代わりに次に説明するアップボタン254及びダウンボタン255の同時押しにより、TC位置ボタン253の機能を実現させても良い。
アップボタン254及びダウンボタン255は、表示部202に表示されているドキュメントを上スクロール及び下スクロールするボタンである。なお、ボタン252〜255は、パネル上に設ける代わりに、表示部202に表示したボタンとしてもよい。この場合は、表示部202を、タッチスクリーンにしたり、タッチパッドやマウスなどを用いて表示上のボタンを押下することができるようにする。
図3(a)は、上述のEリストの例を示す。Eリストは、No.301、タイムコード302、及びシーン303の各フィールドを持つテーブルである。No.301は、登録する各イベントの通し番号を示す。タイムコード302は、処理開始時を0とした相対的な時間(「時間:分:秒.フレーム」で表記)を示す。シーン303は、対応するタイムコード302の時点でリコールすべきシーン番号及びシーン名(ユーザが任意につけられる)を示す。ED304は、Eリストのイベントを指すポインタであり、常に次に呼び出すべきシーンのイベントを指すように用いられる。ED304が指すイベントが選択状態のイベントである。図示したEリストの例では、タイムコード=00:00:00.00の時点でシーン001:Moniをリコールし、次にタイムコード=00:00:38.02の時点でシーン002:St PAをリコールし、…というようにシーンが切り換わる。No.301が002や005のイベントは、タイムコード302が[manual]となっているが、これはマニュアル操作で対応するシーンをリコールすることを示す。すなわち、No.001のイベントでシーン002:St PAが呼び出された後、ポインタED304は次のNo.002のイベントを指すようにセットされるが、このイベントは[manual]であるので待ち状態に入る。操作者がNEXTボタン241を押下したとき、当該イベントのシーン003:Ho PAが呼び出され、ポインタED304が次に進む。
なお、図3(a)はEリストの内部的なテーブル構造を示すが、Eリストにイベントを設定する際には、所定の操作により図3(a)に示すような表を画面上に表示し、操作者がタイムコード302とシーン303を任意に設定するものとする。また、Eリストのオン/オフ(Eリストがオンのとき、上述のタイムコードに応じたシーンの自動切り換えを行う)は所定の操作で切り換えることができるものとする。Eリストがオンの場合は、所定の操作により図3(a)に示すようなEリストの表を表示することができる。この場合、タイムコードの進行に応じてポインタED304が進んで行くが、選択状態のイベントが表の表示範囲の中央付近に位置するように表示するものとする。また、ここではタイムコードに応じてシーンを自動切り換えする機能を説明したが、タイムコードに応じて任意のパラメータの値を変化させる、いわゆるオートミックスの機能も、同様にして実現できる。
図3(b)は、上述のDシーケンスの例を示す。Dシーケンスは、No.311、タイムコード312、及びドキュメント位置313の各フィールドを持つテーブルである。No.311は、登録する各イベントの通し番号を示す。タイムコード312は、処理開始時を0とした相対的な時間(「時間:分:秒.フレーム」で表記)を示す。ドキュメント位置313は、対応するタイムコード312に到ったとき表示すべきドキュメントの位置を示す。なお、表示するドキュメントは予め決定しておくものとする(ここではBino.pdf)。図示したDシーケンスの例では、タイムコード=00:00:00.00の時点でP001:L003(ページ001の003行を示す。以下同様である。)の位置を表示し、タイムコード=00:00:30.32でP001:L030の位置を表示し、…というようにBino.pdfの表示位置が切り換わる。
なお、図3(b)はDリストの内部的なテーブル構造を示すが、Dリストにイベントを設定する際には、所定の操作により図3(b)に示すような表を画面上に表示し、操作者がタイムコード312とドキュメント位置313の欄を任意に設定するものとする。このときドキュメント位置313の各欄の右側には下向き三角印のボタン314が表示される。このボタン314を押すと、予め表示すべきものとして指定されているドキュメントが画面表示され、カーソルを所望の位置に移動して所定の操作を行うことにより、その位置のページ番号と行番号が当該ドキュメント位置313の欄に入力できる。
ここでは、表示するドキュメントとしてPDF形式のファイルを用いその位置はページ番号と行番号で指定したが、他の形式のファイルで他の位置指定方式を用いてもよい。例えば、テキスト形式のドキュメントであれば、321に示すように行番号で位置を指定する。HTML形式のドキュメントであれば、322に示すようにアンカー名で位置を指定する。複数のファイルに跨るドキュメントの場合は、323に示すように文書名と当該文書内の位置とで指定する。また、複数のHTML文書に跨るドキュメントの場合は、324に示すようにパス名とアンカー名で位置を指定する。なお、各HTML文書に他のHTML文書へのリンクを埋め込んでもよい。
図4(a)は、図2のNEXTボタン241を押下したときに実行されるNEXTボタンオンイベント処理のフローチャートである。ステップ401で、図3(a)で説明したEリストの現ポインタED304が指すイベントを再生(すなわち当該イベントのシーン303をリコール)する。ステップ402で、現ポインタED304が1つ後のイベントを指すように更新し、そのイベントを読み出しておく。ステップ403で、Eリストが画面表示中なら、現ポインタED304が指すイベントが選択状態のイベントとして画面の中央に来るように表示を更新する。
図4(b)は、図2のPREVボタン242が押下されたときに実行されるPREVボタンオンイベントのフローチャートである。ステップ411で、現ポインタED304を、現在指しているイベントから2つ前のイベントを指すように移動する。ステップ412では、図4(a)で説明したNEXTボタンオンイベントと同じ処理を実行する。ステップ411を実行する前の状態では、現ポインタED304が指しているイベントの1つ前のイベントが最後にリコールしたイベントであるので、さらにその1つ前のイベントを指すようにステップ412で現ポインタED304を移動し、そのイベントを実行してミキサの設定状態を1つ前のシーンに戻すものである。現ポインタED304は、図4(b)の処理に入る前に指していた位置から1つ前のイベントを指し、当該イベントが再生されるのを待っている状態となる。
図4(c)は、図2のDOC表示ボタン251がオンされたときに実行されるDOC表示ボタンオンイベントのフローチャートである。ステップ421で、現在ドキュメント表示中であるか判定する。表示中であれば、ステップ422で、ドキュメント表示に入る直前の画面を表示し、処理を終了する。ドキュメント表示中でなければ、自動追従オン状態であるか判定し、そうでなければ、ステップ424で前回のドキュメント表示で表示されていた最後の表示位置を再表示して終了する。自動追従オンのときは、ステップ425で、入力した最新の現タイムコードTCと図3(b)で説明したDシーケンスに基づき、表示すべきドキュメント位置を決定し、ステップ426で、決定された位置のドキュメントを表示して、終了する。
図4(d)は、図2のTC位置ボタン253がオンされたとき実行されるTC位置ボタンオンイベント処理のフローチャートである。ステップ431で、現在ドキュメント表示中であるか判定し、そうでなければそのまま終了する。ドキュメント表示中のときは、ステップ432で、入力した最新の現タイムコードTCと図3(b)のDシーケンスに基づき、表示すべきドキュメント位置を決定する。ステップ433で、その位置が現在表示されているドキュメント位置と異なる場合は、ステップ434で決定された位置のドキュメントを表示して終了する。現在表示されている位置と同じであるときは、ステップ433からそのまま終了する。
図5(a)は、ローケート(Locate)命令が入力されたときに実行されるローケート入力イベント処理のフローチャートである。ローケート命令は、現タイムコードTCの値を、指定した値に設定することを指示する命令である。ステップ501で、図3(a)のEリストがオン(タイムコードに従ってシーンを自動切り換えする状態)かどうか判定する。Eリストオフのときは、そのままステップ505に進む。Eリストオンのときは、ステップ502でEリストを参照し、入力した現タイムコードTC位置の直前のイベントを決定する。ステップ503で、当該イベントを指すように現ポインタEDを移動し、ステップ504でNEXTボタンオンイベント(図4(a))と同じ処理を行い、ステップ505に進む。ステップ505では、図5(c)の自動追従処理を行う。
上述したように本実施形態のミキサは、レコーダ120から出力されるタイムコードを現タイムコードTCとし、この値に基づいて動作する。レコーダまたはミキサでローケートが実行されると、指定された位置が相互に伝達され、レコーダでは、各トラックについてそのタイムコード位置の再生開始準備が行われ、ミキサでは、上記図5(a)の処理によりEリスト位置とDシーケンス位置などがそのタイムコード位置に設定される。その後、録音または再生の開始が指示されると、レコーダは、録音または再生処理を開始しその録音または再生の現在位置を示すタイムコードを出力する。ミキサは、これを現タイムコードTCとして入力する。
図5(b)は、現タイムコードTCが入力されたときに実行されるTC入力イベント処理のフローチャートである。この処理は、例えば所定時間間隔で現タイムコードTCが入力される毎に実行される。ステップ511で、Eリストがオンされているか判別する。そうでないときはステップ515に進む。Eリストオンのときは、ステップ512で、入力した現タイムコードTCとEリストに基づき、現ポインタED304以降のイベント(現ポインタED304が指すイベントを含む)で、かつ、入力した現タイムコードTC以下のタイムコード312を持つイベントを、Eリストから検出する。ステップ513で、そのようなイベントの有無を判別し、無いときはステップ515に進む。有るときは、ステップ514で、NEXTボタンオンイベントと同じ処理を繰り返し、ステップ512で検出された全てのイベントを実行し、ステップ515に進む。ステップ515では、図5(c)の自動追従処理を行う。これにより、現ポインタEDが指すイベント以降で、タイムコード302の値が、入力したタイムコードTCの値以下であるようなイベントが全て実行され、次に実行されるべきイベントの位置に現ポインタED304が位置付けられることになる。
図5(c)は、ステップ505,515で実行される自動追従処理のフローチャートである。ステップ521で自動追従モードがオンされているか判定し、オフのときはそのまま終了する。自動追従モードオンのときは、ステップ522で、入力した現タイムコードTCの位置と図3(b)で説明したDシーケンスに基づき、現時点で表示すべきドキュメント位置を決定する。ステップ523で、決定した位置が現在表示されているドキュメント位置と異なるか判定し、異なるときは、ステップ524で、決定された位置のドキュメントを表示し終了する。決定したドキュメント位置と同じ位置が表示されているときは、そのまま終了する。例えば図3(b)の例で説明すると、タイムコード=00:00:00.00の時点でP001:L003の位置が表示され、タイムコード=00:00:30.32になるまではその表示が維持され、タイムコード=00:00:30.32になったときP001:L030の位置が表示され、…というように表示位置が切り換わる。
上記実施形態のミキサによれば、自動追従モードにより常に現タイムコードの値に応じた位置で所定のドキュメントを表示できるので、操作者は、特別な操作をしなくても、時間の進行に応じて参照すべきドキュメント位置を参照することができる。ドキュメントの表示とパラメータ画面との切り換えは、DOC表示ボタン251の押下だけで行えるので、パラメータの制御操作がし難くなることはない。また、ドキュメントはスクロールボタン254,255によりスクロールすることができるので、任意の位置を容易に参照できる。TC位置ボタン253を備えているので、現タイムコードに応じた位置の再表示も容易である。
なお、上記実施形態においては自動追従ボタン252により自動追従モードのオン/オフができるようにしているが、ボタン252を無くし、常に自動追従モードオンとして動作させるようにしてもよい。また、自動追従の機能を無くしても良い。自動追従の機能を無くしても、DOC表示ボタン251でドキュメント表示した後、すぐにTC位置ボタン253をオンすれば現タイムコードに応じた位置でドキュメントを参照できる。また、上記実施形態ではマルチトラックレコーダ120から出力されるタイムコードを利用したが、その代りに、ビデオレコーダやタイムコード発生用専用器など、タイムコードを出力する機能を持つ任意の装置のタイムコードを利用してもよい。さらに、上記実施形態ではオートメーション機能はEリストによるものであったが、Eリストの代りにオートミックスであってもよい。
実施形態のディジタルミキサのブロック構成図 本ディジタルミキサのパネル外観図 本ディジタルミキサのテーブル構成例を示す図 本ディジタルミキサの処理を示すフローチャート(その1)図 本ディジタルミキサの処理を示すフローチャート(その2)図
符号の説明
100…ディジタルミキサ、101…CPU、102…フラッシュメモリ、103…RAM、104…その他I/O、105…表示器、106…電動フェーダ、107…操作子、108…タイムコードI/O、109…波形I/O、110…信号処理部(DSP)、111…バスライン、120…マルチトラックレコーダ。

Claims (6)

  1. 複数のパラメータを記憶するカレント記憶手段と、
    前記カレント記憶手段に記憶された複数のパラメータに基づいて音響信号を処理する手段と、
    ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    タイムコード値に応じた、前記ドキュメント上の位置の変化を示すシーケンスを記憶するシーケンス記憶手段と、
    現時点のタイムコードを取得する手段と、
    ドットマトリクス表示を行なう表示器と、画面選択操作子と、パラメータを制御するパラメータ操作子と、ドキュメント表示のオンオフ操作子とを備えた操作パネルと、
    前記画面選択操作子の操作に応じて、複数のパラメータ画面の中から1つの画面を選択し、選択された画面を前記表示器に表示させる第1画面制御手段と、
    前記オンオフ操作子がオン操作されたときは、前記現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置を決定し、前記ドキュメントの当該位置のデータを前記表示器に表示させ、前記オンオフ操作子がオフ操作されたときは、そのオフ操作の前に当該オンオフ操作子がオン操作された直前に表示されていたパラメータ画面を前記表示器に表示させる第2画面制御手段と、
    前記パラメータ操作子の操作に応じて、前記カレント記憶手段に記憶されている複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータ値を変更する手段と
    を備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
  2. 複数のパラメータを記憶するカレント記憶手段と、
    前記カレント記憶手段に記憶された複数のパラメータに基づいて音響信号を処理する手段と、
    ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    タイムコード値に応じた、前記ドキュメント上の位置の変化を示すシーケンスを記憶するシーケンス記憶手段と、
    現時点のタイムコードを取得する手段と、
    ドットマトリクス表示を行なう表示器と、画面選択操作子と、パラメータを制御するパラメータ操作子と、ドキュメント表示のオンオフ操作子と、自動追従モードのオン/オフを切り換える自動追従オンオフ操作子とを備えた操作パネルと、
    前記画面選択操作子の操作に応じて、複数のパラメータ画面の中から1つの画面を選択し、選択された画面を前記表示器に表示させる第1画面制御手段と、
    (a)前記オンオフ操作子がオン操作された場合、
    (a-1)自動追従モードがオンされているときは、前記現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置を決定し、前記ドキュメントの当該位置のデータを前記表示器に表示させ、
    (a-2)自動追従モードがオフされているときは、前記オンオフ操作子の前回のオフ操作の直前に表示器に表示されていた前記ドキュメントの当該位置のデータを前記表示器に表示させ、
    (b)前記オンオフ操作子がオフ操作されたときは、そのオフ操作の前に当該オンオフ操作子がオン操作された直前に表示されていたパラメータ画面を前記表示器に表示させる第2画面制御手段と、
    前記パラメータ操作子の操作に応じて、前記カレント記憶手段に記憶されている複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータ値を変更する手段と
    を備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
  3. 請求項1または2に記載のドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサにおいて、
    前記操作パネル上にタイムコード位置操作子を設けると共に、
    前記オンオフ操作子がオン操作されて前記表示器に前記ドキュメントが表示されている状態で、前記タイムコード位置操作子が操作されたとき、前記現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置を決定し、前記ドキュメントの当該位置のデータを前記表示器に表示させる第3画面制御手段を、さらに備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
  4. 請求項2に記載のドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサにおいて、
    前記オンオフ操作子がオン操作されて前記表示器に前記ドキュメントが表示されており、かつ、前記自動追従モードがオンされているときは、前記現時点のタイムコードが変更になる毎に、該現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置が実際の現在の表示位置と異なるかを判定し、異なる場合は、表示位置を変更して再表示するドキュメント位置自動追従手段を、さらに備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
  5. 請求項1から4の何れか1つに記載のドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサにおいて、
    前記表示器に前記ドキュメントが表示されている場合、そのドキュメント中の任意の位置を表示するための表示位置変更手段を、さらに備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
  6. 複数のパラメータを記憶するカレント記憶手段と、
    前記カレント記憶手段に記憶された複数のパラメータに基づいて音響信号を処理する手段と、
    ドキュメントを記憶するドキュメント記憶手段と、
    タイムコード値に応じた、前記ドキュメント上の位置の変化を示すシーケンスを記憶するシーケンス記憶手段と、
    現時点のタイムコードを取得する手段と、
    ドットマトリクス表示を行なう表示器と、画面選択操作子と、パラメータを制御するパラメータ操作子と、ドキュメント表示のオンオフ操作子と、タイムコード位置操作子とを備えた操作パネルと、
    前記画面選択操作子の操作に応じて、複数のパラメータ画面の中から1つの画面を選択し、選択された画面を前記表示器に表示させる第1画面制御手段と、
    前記オンオフ操作子がオン操作されたときは、当該オンオフ操作子が前回オフ操作される直前に表示されていた前記ドキュメントの位置のデータを表示させ、前記オンオフ操作子がオフ操作されたときは、当該オンオフ操作子が前回オン操作される直前に表示されていたパラメータ画面を前記表示器に表示させる第2画面制御手段と、
    前記オンオフ操作子がオン操作されて前記表示器に前記ドキュメントが表示されている状態で、前記タイムコード位置操作子が操作されたとき、前記現時点のタイムコードと前記シーケンスとに基づいて、現時点において表示すべき前記ドキュメント上の位置を決定し、前記ドキュメントの当該位置のデータを前記表示器に表示させる第3画面制御手段と、
    前記パラメータ操作子の操作に応じて、前記カレント記憶手段に記憶されている複数のパラメータのうちの少なくとも1つのパラメータ値を変更する手段と
    を備えることを特徴とするドットマトリクス表示器を有するディジタルミキサ。
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