JP2011172181A - ミキサおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
コンサートや劇などにおいては、シーケンスデータに従ってミキサのシーンリコール等を自動的に実行できるが、リハーサル等において一部のシーンリコール等を省略して次のシーンリコール等を実行させる際の操作性を向上する。
【解決手段】
シーンリコール等の「アクション」を複数まとめて「イベント」として管理する。イベントリスト表示部200は、これらイベントを実行順位に従って表示し、アクションリスト表示部220は実行中にイベントによって指定されたアクションリストを表示する。イベントリスト表示部200、アクションリスト表示部220の何れにおいても、任意の欄を指定すると、その欄に係るイベントまたはアクションが直ちに実行され、それ以前の実行順位に係るイベントおよびアクションは無効化される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、コンサートホールまたはレコーディングスタジオ等における音声信号のミキシングに用いて好適なミキサおよびプログラムに関する。
近年のデジタルミキサにおいては、フェーダやボリューム操作子等で設定されたパラメータ値、各種ボタンのオン/オフ状態、その他デジタルミキサの設定状態を「シーンデータ」としてメモリにストアし、ストアしたシーンデータをワンタッチで再現する機能(シーンリコール機能)が設けられている。従って、例えば演劇やコンサート等の様々な舞台設定状態におけるミキシング状態を各々シーンデータとして記録しておくことにより、必要なミキシング状態を速やかに再現することができる。また、特許文献1においては、呼び出すべきシーンと当該シーンを呼び出すタイミングとをシーケンスデータとして記録し、このシーケンスデータを再生することによって複数のシーンを自動的に順次リコールしてゆく技術が開示されている。
特開2005−243075号公報
ところで、上記シーケンスデータは、コンサートや劇などの本番前に作成されるものであるが、本番中に演目の調整や不意の事故などにより、一部のイベントを無効化(スキップ)しなければならない場合が生じる。この場合、特許文献1に開示された技術においては、ミキサのユーザは、シーケンスデータの中からプログラムの省略部分に相当する部分を無効化しつつ、シーケンスデータの実行を続行させることになる。具体的には、シーケンスデータに対応するリストをミキサに設けられたディスプレイに表示し、このリストの中から次にリコールすべきシーンデータを選択することになる。
しかし、特許文献1に開示された技術においては、シーケンスデータに曲目や場面などの区切り(あるいは「まとまり」)がなく、単純に全プログラムに対応するシーンデータが実行順に配列されているのみであった。このため、曲目や場面の区切りをユーザが認識しづらく、曲目や場面の区切りまで、シーンを無効化する操作を行うことが極めて煩雑であった。特に、無効化すべき範囲が広範囲に渡る場合、ディスプレイに表示されたリストをスクロールしながら次に実行すべきシーンリコール等を検索しなければならず、正確かつ迅速な無効化操作を実現することが困難であった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、シーンリコール等を自動実行するシーケンスデータの部分的な無効化を迅速に実行できるミキサおよびプログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載のミキサにあっては、複数のシーンデータを記憶するシーンデータ記憶手段(20,102)と、一または複数のアクションデータおよび当該アクションデータごとのアクション実行タイミングを規定したアクションリスト(120A〜120N)を一または複数記憶するアクションリスト記憶手段(20,120A〜120N)であって、前記アクションデータは前記シーンデータ記憶手段(20,102)から一のシーンデータを呼び出して現在値に反映する処理、または、その他の実行すべき一の処理の実行を指示するものと、一または複数のイベントデータおよび当該イベントデータごとのイベント実行タイミングを規定したイベントリスト(130)を一または複数記憶するイベントリスト記憶手段(20,130)であって、前記イベントデータは一のアクションリストを指示するものと、一のイベントリストを選択するイベントリスト選択手段(250)と、前記選択されたイベントリスト内のイベント実行タイミングに従ってイベントデータが指示するアクションリストを前記イベント実行タイミングの順に選択し、当該選択されたアクションリスト内のアクションデータを前記アクション実行タイミングの順に実行するリスト実行手段(18)と、ユーザ操作によって一のアクションデータが指示されると、当該アクションデータを直ちに実行する(SP42)とともに、当該アクションデータよりもアクション実行タイミングが先であるアクションデータを実行しないように設定する(SP38)とともに、ユーザ操作によって一のイベントデータが指示されると、当該イベントデータが指示するアクションリストを直ちに選択する(SP12)とともに、当該イベントデータよりもイベント実行タイミングが先であるイベントデータとこれらイベントデータによって選択されるアクションリストに含まれる全てのアクションデータとを実行しないように設定する(SP8)リスト実行制御手段(図5,図6)とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載のプログラムにあっては、複数のシーンデータを記憶するシーンデータ記憶手段(20,102)と、一または複数のアクションデータおよび当該アクションデータごとのアクション実行タイミングを規定したアクションリスト(120A〜120N)を一または複数記憶するアクションリスト記憶手段(20,120A〜120N)であって、前記アクションデータは前記シーンデータ記憶手段(20,102)から一のシーンデータを呼び出して現在値に反映する処理、または、その他の実行すべき一の処理の実行を指示するものと、一または複数のイベントデータおよび当該イベントデータごとのイベント実行タイミングを規定したイベントリスト(130)を一または複数記憶するイベントリスト記憶手段(20,130)であって、前記イベントデータは一のアクションリストを指示するものと、一のイベントリストを選択するイベントリスト選択手段(250)と、前記選択されたイベントリスト内のイベント実行タイミングに従ってイベントデータが指示するアクションリストを前記イベント実行タイミングの順に選択し、当該選択されたアクションリスト内のアクションデータを前記アクション実行タイミングの順に実行するリスト実行手段(18)と、処理装置(18)とを有するミキサに適用されるプログラムであって、ユーザ操作によって一のアクションデータが指示されると、当該アクションデータを直ちに実行するとともに、当該アクションデータよりもアクション実行タイミングが先であるアクションデータを実行しないように設定する過程(SP38,SP42)と、ユーザ操作によって一のイベントデータが指示されると、当該イベントデータが指示するアクションリストを直ちに選択するとともに、当該イベントデータよりもイベント実行タイミングが先であるイベントデータとこれらイベントデータによって選択されるアクションリストに含まれる全てのアクションデータとを実行しないように設定する過程(SP8,SP12)とを前記処理装置に実行させることを特徴とする。
本発明のリスト実行制御手段によれば、ユーザ操作によってアクションデータを指示することにより、アクションデータを単位として実行しないアクションを指定でき、イベントデータを指示することによってアクションリストを単位として実行しないアクションを指定できるから、アクションデータを曲目や場面などに対応させてイベントデータとしてまとめることにより、曲目や場面の区切りをユーザが認識しやすくなる。これにより、コンサートのリハーサル等においてプログラムの一部が大幅に省略される場合であっても、その後に実行されるイベントを指定し、さらに必要に応じてアクションを指定することにより、実行すべきアクションおよび省略すべきアクションを速やかに指定することができる。
本発明の一実施例のデジタルミキサのブロック図である。 該デジタルミキサのアルゴリズムのブロック図である。 該デジタルミキサのデータ構成を示す図である。 リスト表示・制御画面の表示例を示す図である。 イベント指定ルーチンのフローチャートである。 アクション指定ルーチンのフローチャートである。
1.実施例の構成
1.1.ハードウエア構成
次に、本発明の一実施例のデジタルミキサの構成を図1を参照し説明する。
図1において2はタッチパネルであり、バスライン12を介して供給された表示情報に基づいてユーザに各種画面を表示するディスプレイと、このディスプレイの表面に貼付され、ユーザの指で押下されると、その旨および押下位置を検出するタッチスクリーンとから構成されている。タッチパネル2内のディスプレイは、例えば「1024×768」程度の解像度を有するフラットパネルディスプレイによって構成されている。4は表示器・操作子群であり、操作パネル上の各部に配置される各種のノブ、スイッチおよびLEDキーから構成されている。LEDキーに内蔵されたLEDの点滅状態はバスライン12を介して設定される。また、ノブ、スイッチおよびLEDキー等の操作状態はバスライン12を介して出力される。
6は電動フェーダ群であり、複数の電動フェーダから構成され、各電動フェーダは、操作者の操作に基づいて各入出力チャンネルの信号レベルを調節する。さらに、各電動フェーダは、バスライン12を介して操作コマンドが供給されると、その操作位置が自動設定されるように構成されている。10は波形I/O部であり、アナログ音声信号またはデジタル音声信号を入出力する。本実施例においては、各種音声信号のミキシング処理・効果処理等は全てデジタル処理により実行される。しかし、外部から入力される音声信号および外部に出力すべき音声信号はデジタル、アナログ信号の双方が考えられる。このため、波形I/O部10においては、アナログ信号とデジタル信号間の変換、複数種類のデジタル信号相互間の変換等の処理が行われる。次に、8は信号処理部であり、一群のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成されている。信号処理部8は、波形I/O部10を介して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処理や効果処理を施し、その結果を波形I/O部10に出力する。
16はその他I/O部であり、レコーダあるいは映像機器等、各種の外部機器との間でタイムコードその他の情報を入出力する。18はCPUであり、後述する制御プログラムに基づいて、バスライン12を介して各部を制御する。20はフラッシュメモリであり、その内部のプログラム領域には上記制御プログラムが記憶されている。22はRAMであり、CPU18のワークメモリとして使用される。本実施例のデジタルミキサにおいては、現在の動作を制御する各種パラメータの設定値(カレントデータ)がRAM22の所定領域(カレント領域)に記憶されている。すなわち、ユーザが表示器・操作子群4、電動フェーダ群6を操作することによりカレントデータの内容が更新され、また、該カレントデータに基づいて信号処理部10におけるミキシング処理や効果処理、タッチパネル2における表示状態、表示器・操作子群4内のLEDの点滅状態、電動フェーダ群6の各フェーダの位置などが制御される。
1.2.ミキシングアルゴリズムの構成
次に、信号処理部8等において実現されるアルゴリズムの内容を図2を参照し説明する。なお、当該アルゴリズムは信号処理部8に設定されるプログラムによって実現されるものであり、該プログラムは、CPU18の制御の下、フラッシュメモリ20等から信号処理部8にロードされる。図2において51はアナログ入力部であり、マイクレベルまたはラインレベルのアナログ音声信号を受信すると、これをデジタル音声信号に変換し、信号処理部8に供給する。52はデジタル入力部であり、デジタル音声信号を受信すると、これを信号処理部8内部のフォーマットに変換する。66はアナログ出力部であり、信号処理部8から供給されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し外部に出力する。68はデジタル出力部であり、信号処理部8から供給された内部フォーマットのデジタル音声信号を所定フォーマット(AES/EBU,ADAT,TASCAM等)のデジタル音声信号に変換し出力する。
以上述べた構成は、信号処理部8とは別体のハードウエアである波形I/O部10およびここに介挿される各種カードにより実現されているが、上記以外の構成は信号処理部8において動作するプログラムによって実現されている。55は入力チャンネル調整部であり、操作パネル30上の電動フェーダおよびノブ等の操作子の操作に基づいて、「48」チャンネルの入力チャンネルに対して音量・音質等の調整を行う。54は入力パッチ部であり、入力部51,52等の複数の入力ポートから供給されたデジタル音声信号を、入力チャンネル調整部55内の任意の入力チャンネルに割り当てる。
58はMIXバス群であり、「16」系統のMIXバスから構成されている。各MIXバスにおいては、各入力チャンネルのデジタル音声信号のうち当該MIXバスに供給されたものがミキシングされる。各入力チャンネルにおいては、音声信号をMIXバスに供給するか否かを各MIXバス毎に設定することができ、供給する場合には各MIXバスに対するセンドレベル等も系統毎に独立して設定することができる。62はMIX出力チャンネル部であり、上記各MIXバスにおけるミキシング結果のレベル調節および音質調節を行なう。64は出力パッチ部であり、MIX出力チャンネル部62の出力信号を、各出力部66,68の任意のポートに割り当てる。56は汎用イコライザ群であり、インサーションエフェクト、グラフィックイコライザ等の汎用イコライザから構成され、これら汎用イコライザは、入力チャンネル調整部55またはMIX出力チャンネル部62のうち任意のチャンネルに介挿することができる。
ここで、入力チャンネル調整部55およびMIX出力チャンネル部62において調整されるパラメータについてさらに詳細を説明しておく。入力チャンネル調整部55においては、「48」の入力チャンネルのそれぞれに対して、イコライザが設けられており、これによって各入力チャンネル音声信号の周波数特性が調節される。また、各イコライザの後段には、ダイナミックス調整部が設けられており、これによって、各チャンネルの音声信号に対して、コンプレッサ処理、ゲート処理等が実行される。ダイナミックス調整部の後段には、音量調整部が設けられ、ここでは対応する電動フェーダの操作量に応じて、各チャンネルの音声信号の信号レベル(ゲイン)が調節される。
信号レベルが調節された音声信号は、「16」系統のMIXバスに対応して設けられた「16」のセンドレベル調節部において、さらにセンドレベル(ゲイン)が調節される。センドレベルが調節された、「48」×「16」系統の音声信号は、当該音声信号を実際にMIXバスに供給するか否かを切り替えるセンドオンオフ切換部を介して、必要に応じて「16」系統のMIXバスに供給される。また、MIX出力チャンネル部62においても、「16」のMIX出力チャンネルのそれぞれに対して、上述したイコライザ、ダイナミックス調整部、および音量調整部が設けられており、これらを経由して調整された音声信号が出力パッチ部64に供給される。これら入力チャンネル調整部55およびMIX出力チャンネル部62におけるイコライザおよびダイナミックス調整部の特性、音量調整部における信号レベル、センドオンオフ切換部におけるオン/オフ状態、およびセンドレベル等のパラメータの設定値は、カレントデータとしてRAM22に記憶される。
1.3.データ構成
次に、本実施例におけるデータ構成を図3を参照し説明する。なお、図3は、RAM22およびフラッシュメモリ20に記憶される各種データを示すものである。
100はカレントデータであり、上述したように信号処理部10におけるミキシング処理に係る各種のパラメータの設定値によって構成されている。140はイベント・タイマ・レジスタ、142はアクション・タイマ・レジスタであり、何れもリセットされた時点からの経過時間を記憶する。レジスタ140,142に記憶される経過時間は、何れも10msec毎に自動的に更新されるが、両者がリセットされるタイミングは独立させることができる。
以上のカレントデータ100、レジスタ140,142は、何れもRAM22内の領域に設けられるが、他のデータは電源がオフされた場合にも消失しないようにフラッシュメモリ20に記憶されるとともに、必要に応じてRAM22にロードされる。まず、102はシーンデータ群であり、複数のシーンデータSCN−1〜SCN−mから構成される。一のシーンデータは、ある時点のカレントデータ中の、入力チャンネル調整部55、汎用イコライザ群56、およびMIX出力チャンネル部62のパラメータの設定値を記憶したものである。ユーザがタッチパネル2において所定のシーンストア操作を行うと、これらパラメータの設定値が指定されたシーンデータSCN−k(1≦k≦m)としてフラッシュメモリ20に記憶され、また、ユーザがタッチパネル2においてシーンデータを指定して所定のシーンリコール操作を行うと、RAM22内のカレントデータ100が当該シーンデータに一致するように更新され、更新されたカレントデータ100に一致するようにタッチパネル2、表示器・操作子群4の状態が更新されるとともに電動フェーダ群6が駆動される。
次に、104はライブラリデータ群であり、複数のライブラリデータLIB−1〜LIB−nから構成される。一のライブラリデータは、ある時点のカレントデータ中の、入力パッチ部54および出力パッチ部64における割当状態を記憶したものである。ユーザがタッチパネル2において所定のライブラリストア操作を行うと、これら割当状態が指定されたライブラリデータLIB−−k(1≦k≦n)としてフラッシュメモリ20に記憶され、また、ユーザがタッチパネル2においてライブラリデータを指定して所定のライブラリリコール操作を行うと、RAM22内のカレントデータ100が当該ライブラリデータに一致するように更新され、更新されたカレントデータ100に一致するように入力パッチ部54および出力パッチ部64の割当状態が更新される。なお、上記シーンデータはライブラリデータにリンクすることが可能になっており、ライブラリデータにリンクされたシーンデータがリコールされると、リンクされたライブラリデータも自動的にリコールされる。
次に、106はMIDIデータ群であり、複数のMIDIデータMID−1〜MID−pから構成されている。ユーザがタッチパネル2において何れかのMIDIデータを指定して所定の再生操作を行うと、指定されたMIDIデータがその他I/O部16からMIDI信号として出力され、外部の音源等の機器に供給される。次に、108はGPIデータ群であり、複数のGPIデータGPI−1〜GPI−qから構成されている。GPIデータとは、映像編集機器等を遠隔制御するためのデータであり、ユーザがタッチパネル2において何れかのGPIデータを指定して所定の再生操作を行うと、指定されたGPIデータがその他I/O部16からGPI信号として出力され、外部の映像編集機器等に供給される。
上述したデータ群102,104,106,108は、ユーザのマニュアル操作によってリコールまたは出力することが可能であるが、これらのリコールまたは出力は、所定の順序で自動的に実行することが可能である。その実行順序および実行タイミング等を定めるたものが、アクションリスト・データ120A〜120Nおよびイベントリスト・データ130である。まず、アクションリスト・データ120Aは、アクションデータ120A−1〜120A−Kと、エンドデータ121とから構成されている。アクションデータ120A−1〜120A−Kは実行順に配列されており、エンドデータ121はアクションリスト・データ120Aの終端を示すものである。各アクションデータは、「トリガ部」と「アクション部」とから構成されている。
アクション部においては、実行すべきアクションとして、上述したデータ群102,104,106,108のうち、(リコールまたは出力すべき)任意のシーンデータ、ライブラリデータ、MIDIデータまたはGPIデータが指定される。そして、トリガ部においては、当該アクションを実行すべきタイミングが指定される。このタイミングを指定する態様により、トリガ部は「相対時刻型」と「マニュアル型」とに分類される。相対時刻型とは、直前の実行順位のアクションが実行された後の経過時間(これはアクション・タイマ・レジスタ142によってカウントされる)によって実行タイミングを規定するものである。但し、アクションリスト・データ内の先頭のアクションデータのトリガ部が相対時刻型である場合には、当該アクションリスト・データの再生が開始された後の経過時間によってその実行タイミングが規定される。一方、マニュアル型とは、ユーザが所定のアクション実行操作(後述するアクション・マニュアルトリガボタン232(図4)の押下)を行ったタイミングを実行タイミングとするものである。
次に、イベントリスト・データ130は、複数のイベントデータ130−1〜130−Mと、エンドデータ131とから構成されている。イベントデータ130−1〜130−Mは実行順に配列されており、エンドデータ131はイベントリスト・データ130の終端を示すものである。各イベントデータは、「トリガ部」と「イベント部」とから構成されている。イベント部においては、実行すべきイベントとして、上述したアクションリスト・データ120A〜120Nのうち、実行すべき任意のものが指定される。そして、トリガ部においては、当該イベント部を実行すべきタイミングが指定される。
イベントデータのトリガ部は、上述したアクションデータのトリガ部と同様に、当該イベント部を実行すべきタイミングを指定するものであり、「相対時刻型」と「マニュアル型」とに加えて、「絶対時刻型」を指定することが可能になっている。絶対時刻型とは、基準となるタイムコードの値によって実行タイミングを規定するものである。また、相対時刻型とは、上記アクションデータのものと同様に、直前の実行順位のイベントデータが実行された後の経過時間(これはイベント・タイマ・レジスタ140によってカウントされる)によって実行タイミングを規定するものであり、イベントリスト・データ130内の先頭のイベントデータのトリガ部が相対時刻型である場合には、当該イベントリスト・データの再生が開始された後の経過時間によってその実行タイミングが規定される。また、「マニュアル型」とは、ユーザが所定のイベント実行操作(後述するイベント・マニュアルトリガボタン230(図4)の押下)を行ったタイミングを実行タイミングとするものである。
なお、図3の例においては、一のイベントリスト・データ130のみがフラッシュメモリ20に記憶されているが、イベントリスト・データは複数記憶させることができ、その場合は実行対象となるイベントリスト・データをユーザが選択できる。また、上述した各イベントリスト・データ、アクションリスト・データ、シーンデータ、ライブラリデータ、MIDIデータおよびGPIデータには、任意の文字列からなる名称を定めることができ、これらの名称もフラッシュメモリ20に記憶させることができる。
2.実施例の動作
2.1.イベント制御画面の表示
タッチパネル2においてユーザが所定の操作を行うと、図4に示すリスト表示・制御画面が該タッチパネル2に表示される。
図4において250はイベントリスト選択部であり、ここを操作することによって、ユーザは再生対象とする一のイベントリスト・データを選択することができる。234は再生開始ボタンであり、ユーザによって押下されると、選択されたイベントリスト・データの再生が開始される。230はイベント・マニュアルトリガボタンであり、イベントデータのトリガ部がマニュアル型である場合、そのイベント部の実行を指令するものである。232はアクション・マニュアルトリガボタンであり、アクションデータのトリガ部がマニュアル型である場合、そのアクション部の実行を指令するものである。
次に、200はイベントリスト表示部であり、選択されたイベントリスト・データの内容を表示する。イベントリスト表示部200は、各イベントデータに対応する複数の「行」(イベント欄)から構成されており、各イベント欄は実行順位に従って、上から下に向かって配列されている。また、各イベント欄は、横方向にイベントナンバ表示部202と、トリガ表示部204と、イベント内容表示部206とに分割されている。イベントナンバ表示部202においては、各イベントデータの実行順位に従って、「000」,「001」,……の番号が昇順に表示される。トリガ表示部204においては、当該イベントデータのトリガ部の内容が表示される。まず、「00:00:00:00」のように「2桁×4」の数字が表示されているものは、絶対時刻型であり、実行タイミングのタイムコードを「時:分:秒:10msec」の単位で表したものである。
また、「↑After 0.5 sec」のように「↑After」の文字の後に時間が表示されているものは、相対時刻型であり、表示されている時間は、直前の実行順位のイベントが実行された後の経過時間によって規定された実行タイミングである。また、「[MANUAL]」と表示されているものは、マニュアル型であり、直前の実行順位のイベントが実行された後、イベント・マニュアルトリガボタン230が押下されたタイミングが実行タイミングになる。また、イベント内容表示部206においては、当該イベントデータのイベント部で指定されたアクションリスト・データの名称が表示される。
イベントリスト表示部200においては、現在実行中であるイベント(「カレントイベント」という)に係るイベント欄にカーソルが表示される。図4においては、このカーソルをハッチングによって表記する。また、イベント内容表示部206においては、有効であるイベント(カレントイベントよりも実行順位が後であるイベント)に係るイベント欄は通常の状態で表示され、無効であるイベント(カレントイベントよりも実行順位が先であるイベント)に係るイベント欄はダークアウトされる。図4においては、ダークアウト状態は破線によって表記する。
次に、220はアクションリスト表示部であり、カレントイベントによって指定されたアクションリスト・データの内容を表示する。アクションリスト表示部220は、各アクションデータに対応する複数の「行」(アクション欄)から構成されており、各アクション欄は実行順位に従って、上から下に向かって配列されている。また、各アクション欄は、横方向にアクションナンバ表示部222と、トリガ表示部224と、アクション内容表示部226とに分割されている。アクションナンバ表示部222においては、各アクションの実行順位に従って、「000」,「001」,……の番号が昇順に表示される。トリガ表示部224においては、当該アクションデータのトリガ部の内容が表示される。
イベントリスト表示部200の場合と同様に、「↑After 0.5 sec」のように「↑After」の文字の後に時間が表示されているものは、相対時刻型であり、表示されている時間は、直前の実行順位のアクションが実行された後の経過時間によって規定された実行タイミングである。また、「[MANUAL]」と表示されているものは、マニュアル型であり、直前の実行順位のアクションが実行された後、アクション・マニュアルトリガボタン232が押下されたタイミングが実行タイミングになる。また、アクション内容表示部226においては、当該アクションデータのアクション部で指定されたシーンデータ、ライブラリデータ、MIDIデータまたはGPIデータの名称が表示される。
アクションリスト表示部220においては、現在実行中であるアクション(「カレントアクション」という)に係るアクション欄にカーソルが表示される。また、アクション内容表示部226においては、有効であるアクション(カレントアクションよりも実行順位が後であるアクションデータ)に係るアクション欄は通常の状態で表示され、無効であるアクション(カレントアクションよりも実行順位が先であるアクションデータ)に係るアクション欄はダークアウトされる。なお、上述したイベントリスト表示部200の場合と同様に、アクションリスト表示部220においても、カーソルはハッチングによって表記するとともに、ダークアウト状態は破線によって表記する。208は矢印画像であり、イベントリスト表示部200のカレントイベントに係るイベント欄に沿って表示され、当該カレントイベントで指定されたアクションリストがアクションリスト表示部220に表示されていることを示す。
2.2.通常の再生動作
リスト表示・制御画面(図4)において、何れかのイベントリスト・データが選択され、再生開始ボタン234が押下されると、CPU18の制御の下、当該イベントリスト・データが再生される。すなわち、イベントリスト・データに含まれるイベントデータが実行順位に従って、順次カレントイベントに設定され、そのトリガ部に指定されたタイミングになると、当該イベントデータのイベント部が実行される。すなわち、該イベント部において指定されたアクションリスト・データが読み出され、該アクションリスト・データが再生される。アクションリスト・データの再生が開始されると、アクションリスト・データに含まれるアクションデータが実行順位に従って、順次カレントアクションに設定され、そのトリガ部に指定されたタイミングになると、当該アクションデータのアクション部が実行される。すなわち、該アクション部において指定されたシーンデータ、ライブラリデータ、MIDIデータまたはGPIデータがリコールまたは出力される。
ここで、イベントデータに対する処理タイミングは、アクションデータに対する処理タイミングからは完全に独立している。すなわち、あるアクションリスト・データについて実行途中であったとしても、次のイベントデータの実行タイミングになると、現在実行中のアクションリスト・データは全て無効化され、当該次のイベントデータに係るアクションリスト・データの実行が開始される。RAM22には、各イベントデータおよびアクションデータに対応して、実行が完了したか否か(換言すれば、無効であるか否か)を示すフラグが確保されており、イベントデータおよびアクションデータの実行が完了する度に、対応するフラグが「完了(無効)」状態に設定される。以上の処理が、選択されたイベントリスト・データおよび該イベントリスト・データに含まれるイベントデータによって指定された全てのアクションリスト・データの再生が終了するまで繰り返される。
2.3.イベントまたはアクションの指定
コンサート等の本番においては、上述した「通常の再生動作」のみによって必要な機能をほぼ実現できるが、リハーサル等においては、本番において実演されるべきプログラムの一部が省略される場合がある。そこで、本実施例においては、イベントリスト表示部200における何れかのイベント欄、またはアクションリスト表示部220における何れかのアクション欄をユーザが押下することにより、そのイベントまたはアクションを直ちに実行させることができる。そこで、かかる処理の詳細を以下詳述する。
(1)イベントの指定
まず、イベントリスト表示部200において何れかのイベント欄が指定されると(何れかのイベント欄がユーザによって押下されると)、図5に示すイベント指定ルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、指定されたイベントが有効であるか否かが確認される。次に、処理がステップSP4に進むと、ステップSP2における確認結果に基づいて処理が分岐される。すなわち、指定されたイベントが無効であれば「NO」と判定され、実質的な処理が行われることなく本ルーチンが終了する。一方、指定されたイベントが有効であれば、処理はステップSP6に進み、指定されたイベントが「カレントイベント」に設定され、該カレントイベントの箇所にイベントリスト表示部200のカーソルが移動される。
次に、処理がステップSP8に進むと、カレントイベントよりも実行順位が前のイベントが無効化され、イベントリスト表示部200においてこれらイベント欄がダークアウトされる。これにより、以後、無効化されたイベント欄が押下されたとしても、当該イベントは実行されなくなる(上記ステップSP2,SP4)。さらに、ステップSP8においては、無効化されたイベントによって指定されているアクションリスト・データに含まれる全てのアクションも無効化される。次に、処理がステップSP10に進むと、イベント・タイマ・レジスタ140およびアクション・タイマ・レジスタ142の双方が「0[sec]」にリセットされる。次に、処理がステップSP12に進むと、カレントイベントによって指定されたアクションリスト・データ(120A〜120Nのうち何れか)が読み出される。次に、処理がステップSP14に進むと、読み出されたアクションリスト・データの内容がアクションリスト表示部220に表示され、本ルーチンの処理が終了する。表示されたアクションリスト・データは、以後の実行対象になり、そこに含まれるアクションデータが順次カレントアクションに設定され、そのトリガ部に指定されたタイミングになると、これらアクションが順次実行されてゆく。
(2)アクションの指定
また、アクションリスト表示部220において何れかのアクションが指定されると(何れかのアクションの箇所がユーザによって押下されると)、図6に示すアクション指定ルーチンが起動される。図において処理がステップSP32に進むと、指定されたアクションが有効であるか否かが確認される。次に、処理がステップSP34に進むと、ステップSP32における確認結果に基づいて処理が分岐される。すなわち、指定されたアクションが無効であれば「NO」と判定され、実質的な処理が行われることなく本ルーチンが終了する。一方、指定されたアクションが有効であれば、処理はステップSP36に進み、指定されたアクションが「カレントアクション」に設定され、該カレントアクションの箇所にアクションリスト表示部220のカーソルが移動される。
次に、処理がステップSP38に進むと、カレントアクションよりも実行順位が前のアクションが無効化され、アクションリスト表示部220においてこれらアクション表示がダークアウトされる。次に、処理がステップSP40に進むと、アクション・タイマ・レジスタ142が「0[sec]」にリセットされる。なお、本ステップにおいては、イベント・タイマ・レジスタ140はリセットされない。次に、処理がステップSP42に進むと、カレントアクションが実行され、本ルーチンの処理が終了する。以降は、レジスタ140,142に記憶される経過時間、またはマニュアルトリガボタン230,232の操作に応じて、その後のイベントおよびアクションが順次実行されてゆく。なお、アクションリスト表示部220における操作は、イベントリスト表示部200に対して直接的に影響を与えるものではない。
3.実施例の効果
以上のように、本実施例においては、イベントリスト表示部200およびアクションリスト表示部220の双方において、次に実行すべきイベントまたはアクションを指定できるから、アクションデータを曲目や場面などに対応させてイベントデータとしてまとめることにより、曲目や場面の区切りをユーザが認識しやすくなる。これにより、リハーサル等においてプログラムの一部が大幅に省略される場合であっても、その後に実行されるイベントを指定し、さらに必要に応じてアクションを指定することにより、実行すべきアクションを速やかに指定することができ、高い操作性を実現することができる。
4.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、CPU18上で動作するプログラムによってイベントリスト表示部200およびアクションリスト表示部220に対する各種処理を実行したが、このプログラムのみをCD−ROM、メモリカード等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
(2)上記実施例においては、デジタルミキサに本発明を適用した例を説明したが、アナログ素子によってミキシングおよびイコライジングを行うアナログミキサに本発明を適用してもよい。
(3)上記実施例においては、MIDIデータまたはGPIデータを再生する場合には、アクションデータ120A−1〜120A−Kによって何れかのMIDIデータMID−1〜MID−pまたはGPIデータGPI−1〜GPI−qを指定したが、これらのMIDIデータまたはGPIデータをアクションデータ120A−1〜120A−Kのアクション部にそのまま記述するようにしてもよい。これにより、当該アクションデータが実行される際には、該アクション部に書き込まれたMIDIデータまたはGPIデータがそのままその他I/O部16を介して出力されることになる。
2:タッチパネル、4:表示器・操作子群、6:電動フェーダ群、8:信号処理部、10:波形I/O部、12:バスライン、16:その他I/O部、18:CPU(リスト実行手段)、20:フラッシュメモリ、22:RAM、51:アナログ入力部、52:デジタル入力部、54:入力パッチ部、55:入力チャンネル調整部、56:汎用イコライザ群、58:MIXバス群、62:MIX出力チャンネル部、64:出力パッチ部、66:アナログ出力部、66,68:出力部、68:デジタル出力部、100:カレントデータ、102:シーンデータ群(シーンデータ記憶手段)、104:ライブラリデータ群、106:MIDIデータ群、108:GPIデータ群、120A〜120N:アクションリスト・データ(アクションリスト記憶手段)、120A−1〜120A−K:アクションデータ、121:エンドデータ、130:イベントリスト・データ、130−1〜130−M:イベントデータ(イベントリスト記憶手段)、131:エンドデータ、140:イベント・タイマ・レジスタ、142:アクション・タイマ・レジスタ、200:イベントリスト表示部、202:イベントナンバ表示部、204:トリガ表示部、206:イベント内容表示部、208:矢印画像、220:アクションリスト表示部、222:アクションナンバ表示部、224:トリガ表示部、226:アクション内容表示部、230:イベント・マニュアルトリガボタン、232:アクション・マニュアルトリガボタン、234:再生開始ボタン、250:イベントリスト選択部(イベントリスト選択手段)。

Claims (2)

  1. 複数のシーンデータを記憶するシーンデータ記憶手段と、
    一または複数のアクションデータおよび当該アクションデータごとのアクション実行タイミングを規定したアクションリストを一または複数記憶するアクションリスト記憶手段であって、前記アクションデータは前記シーンデータ記憶手段から一のシーンデータを呼び出して現在値に反映する処理、または、その他の実行すべき一の処理の実行を指示するものと、
    一または複数のイベントデータおよび当該イベントデータごとのイベント実行タイミングを規定したイベントリストを一または複数記憶するイベントリスト記憶手段であって、前記イベントデータは一のアクションリストを指示するものと、
    一のイベントリストを選択するイベントリスト選択手段と、
    前記選択されたイベントリスト内のイベント実行タイミングに従ってイベントデータが指示するアクションリストを前記イベント実行タイミングの順に選択し、当該選択されたアクションリスト内のアクションデータを前記アクション実行タイミングの順に実行するリスト実行手段と、
    ユーザ操作によって一のアクションデータが指示されると、当該アクションデータを直ちに実行するとともに、当該アクションデータよりもアクション実行タイミングが先であるアクションデータを実行しないように設定するとともに、ユーザ操作によって一のイベントデータが指示されると、当該イベントデータが指示するアクションリストを直ちに選択するとともに、当該イベントデータよりもイベント実行タイミングが先であるイベントデータとこれらイベントデータによって選択されるアクションリストに含まれる全てのアクションデータとを実行しないように設定するリスト実行制御手段と
    を有することを特徴とするミキサ。
  2. 複数のシーンデータを記憶するシーンデータ記憶手段と、
    一または複数のアクションデータおよび当該アクションデータごとのアクション実行タイミングを規定したアクションリストを一または複数記憶するアクションリスト記憶手段であって、前記アクションデータは前記シーンデータ記憶手段から一のシーンデータを呼び出して現在値に反映する処理、または、その他の実行すべき一の処理の実行を指示するものと、
    一または複数のイベントデータおよび当該イベントデータごとのイベント実行タイミングを規定したイベントリストを一または複数記憶するイベントリスト記憶手段であって、前記イベントデータは一のアクションリストを指示するものと、
    一のイベントリストを選択するイベントリスト選択手段と、
    前記選択されたイベントリスト内のイベント実行タイミングに従ってイベントデータが指示するアクションリストを前記イベント実行タイミングの順に選択し、当該選択されたアクションリスト内のアクションデータを前記アクション実行タイミングの順に実行するリスト実行手段と、
    処理装置と
    を有するミキサに適用されるプログラムであって、
    ユーザ操作によって一のアクションデータが指示されると、当該アクションデータを直ちに実行するとともに、当該アクションデータよりもアクション実行タイミングが先であるアクションデータを実行しないように設定する過程と、
    ユーザ操作によって一のイベントデータが指示されると、当該イベントデータが指示するアクションリストを直ちに選択するとともに、当該イベントデータよりもイベント実行タイミングが先であるイベントデータとこれらイベントデータによって選択されるアクションリストに含まれる全てのアクションデータとを実行しないように設定する過程と
    を前記処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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