JP4063227B2 - 音響機器の制御装置 - Google Patents
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Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、迅速なシーンリコールを可能としつつ、必要な場合には確実にシーンを再現することができる音響機器の制御装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の音響機器の制御装置にあっては、音声信号に対するパラメータを指定するとともに自動駆動または操作量の自動設定が可能な複数のパラメータ設定操作子(204,206)と、前記各パラメータ設定操作子(204,206)の現在の操作状態であるカレントデータを記憶するカレントバッファ(30)と、シーンに応じた前記各パラメータ設定操作子(204,206)の操作状態であるシーンデータを記憶するシーンバッファ(10)と、シーンリコール操作子(48)と、前記シーンリコール操作子(48)が第1の態様で操作されると、前記各パラメータ毎に前記シーンデータと前記カレントデータとを比較し、この比較結果において相違があるパラメータに係るパラメータ設定操作子(204,206)のみを該シーンデータに基づいて駆動または前記操作量を設定する一方、前記シーンリコール操作子(48)が第2の態様で操作されると、前記シーンデータと前記カレントデータとの異同にかかわらず、前記シーンデータの全パラメータに基づいて、全てのパラメータ設定操作子を駆動または前記操作量を設定する設定手段とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の音響機器の制御装置において、前記シーンバッファは複数のシーンデータを記憶するものであり、これら複数のシーンデータのうち何れかを指定するシーン選択操作子(44,46)をさらに具備し、前記第1の態様は、前記シーン選択操作子(44,46)によってシーンを選択した後に前記シーンリコール操作子(48)を1回だけ操作する態様であり、前記第2の態様は、前記第1の態様による操作を行った後に前記シーン選択操作子(44,46)を操作することなくさらに前記シーンリコール操作子(48)を操作する態様であることを特徴とする。
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施例のデジタルミキサ装置のハードウエア構成を図1を参照し説明する。図において202は表示器であり、バス220を介して供給された表示情報に基づいて、ユーザに対して各種情報を表示する。204は電動フェーダであり、オペレータによって操作されると、その操作位置をバス220を介して出力するとともに、バス220を介して供給された操作コマンドに応じて駆動され、これによってフェーダ位置が自動設定される。206は操作子であり、フィルタ特性等の音色パラメータ、モニタ箇所、表示器202の表示内容等を設定するための操作子等から構成されている。
次に、信号処理部210等において実現されるアルゴリズムの内容を図2を参照し説明する。図において102,106,142,144は、波形I/O部208に挿入される一または複数のカードである。まず、102はアナログ入力カードであり、マイクレベルまたはラインレベルのアナログ音声信号を受信すると、これをデジタル音声信号に変換し、信号処理部210に供給する。106はステレオデジタル入力カードであり、ステレオのデジタル音声信号を受信すると、これを信号処理部210内部のフォーマットに変換する。
次に、シーンリコールに関係する箇所に関するRAM218のメモリマップを図3を参照し説明する。図において30はカレントバッファであり、現在のデジタルミキサ装置の操作状態を示すカレントデータが記憶される。このカレントデータは、第1〜第Mパラメータと、各パラメータ毎に対応するフラグDF_1〜DF_Mとから構成されている。ここで、第1〜第Mパラメータは、各電動フェーダ204および操作子206の操作量を示すデータである。
次に、デジタルミキサ装置のうちシーンリコールに関係する部分の外観構成を図4を参照し説明する。図において202aはシーン番号等表示器であり、上述した表示器202に含まれ、処理対象となるシーンデータのシーン番号を表示する。44はアップキー、46はダウンキーであり、当該シーン番号を「1」づつインクリメントまたはデクリメントさせる。42はストアキーであり、オペレータによって押下されると、カレントデータをシーンバッファ10内の処理対象となるシーン番号の領域にストアする。また、48はリコールキーであり、オペレータによって押下されると、処理対象となるシーンデータがリコールされ、カレントデータが更新される。
次に、本実施例の動作を図5を参照し説明する。まず、リコールキーが押下されると、同図(a)に示すルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、「リコール指示フラグ」がオン(“1”)であるか否かが判定される。なお、リコール指示フラグはデジタルミキサ装置の電源が投入された際にオフ(“0”)にリセットされている。リコール指示フラグがオフ状態であれば、ここで「NO」と判定され、処理はステップSP4に進む。ステップSP4においては、リコール指示フラグがオン状態に変更される。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、シングルタスク処理によって必要な機能を実現したが、同様の処理をマルチタスク処理によっても実現することができる。その一例を図6に示す。図において50はシーン制御タスクであり、アップキー44、ダウンキー46の操作イベントに基づいて、処理対象となるシーンデータのシーン番号を確定するとともに、リコールキー48の操作イベントを検出すると、指定されたシーンデータをシーンバッファ10からカレントバッファ30に転送するとともに、表示・操作子制御タスク52およびDSP制御タスク54に対してシーン変更イベントを発生させる。
Claims (2)
- 音声信号に対するパラメータを指定するとともに自動駆動または操作量の自動設定が可能な複数のパラメータ設定操作子と、
前記各パラメータ設定操作子の現在の操作状態であるカレントデータを記憶するカレントバッファと、
シーンに応じた前記各パラメータ設定操作子の操作状態であるシーンデータを記憶するシーンバッファと、
シーンリコール操作子と、
前記シーンリコール操作子が第1の態様で操作されると、前記各パラメータ毎に前記シーンデータと前記カレントデータとを比較し、この比較結果において相違があるパラメータに係るパラメータ設定操作子のみを該シーンデータに基づいて駆動または前記操作量を設定する一方、前記シーンリコール操作子が第2の態様で操作されると、前記シーンデータと前記カレントデータとの異同にかかわらず、前記シーンデータの全パラメータに基づいて、全てのパラメータ設定操作子を駆動または前記操作量を設定する設定手段と
を有することを特徴とする音響機器の制御装置。 - 前記シーンバッファは複数のシーンデータを記憶するものであり、
これら複数のシーンデータのうち何れかを指定するシーン選択操作子をさらに具備し、
前記第1の態様は、前記シーン選択操作子によってシーンを選択した後に前記シーンリコール操作子を1回だけ操作する態様であり、
前記第2の態様は、前記第1の態様による操作を行った後に前記シーン選択操作子を操作することなくさらに前記シーンリコール操作子を操作する態様である
ことを特徴とする請求項1記載の音響機器の制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2004017860A JP4063227B2 (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 音響機器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004017860A JP4063227B2 (ja) | 2004-01-27 | 2004-01-27 | 音響機器の制御装置 |
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