JP4596262B2 - デジタルミキサおよびプログラム - Google Patents
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Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、ブックマークした画面と選択チャンネルとの関係を、ユーザの希望に応じて任意に設定できるデジタルミキサおよびプログラムを提供することを目的としている。
請求項1記載のデジタルミキサにあっては、信号処理を制御する複数のパラメータからなる動作データを記憶する記憶手段(22)と、該動作データに基づいて複数のチャンネルのミキシング処理を行う信号処理手段(8)と、ディスプレイ(2)と、所定のチャンネル選択操作を検出すると、前記複数のチャンネルのうち何れかを表示対象チャンネル(選択チャンネル)として選択するチャンネル選択手段(SP30〜SP40)と、所定の画面選択操作を検出すると、一のチャンネルの複数のパラメータを表示する画面(100,200,300)を含む複数種類の画面の中から一の表示対象画面を選択して表示させるとともに、該表示対象画面に対して前記表示対象チャンネルのパラメータを表示させる画面選択手段(SP12〜SP20)と、所定の値変更操作を検出すると、前記動作データのうちの、該表示対象画面に表示されているパラメータの値を変更するパラメータ制御手段(SP26)と、所定のブックマーク登録操作が発生すると、当該ブックマーク登録操作の操作状態(ダイアログ上の操作、各種変形例の操作)に基づいて、前記表示対象チャンネルを記憶するか否かを判定するチャンネル記憶判定手段(SP66)と、前記チャンネル記憶判定手段(SP66)の判定結果が肯定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルと前記表示対象画面とを指定する指定データ(BPP(b),BHP(b),BC(b)>0)を前記記憶手段(22)に記憶させる第1の記憶制御手段(SP68,SP72)と、前記チャンネル記憶判定手段(SP66)の判定結果が否定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルを指定する情報を含むことなく前記表示対象画面を指定する指定データ(BPP(b),BHP(b))を前記記憶手段(22)に記憶させる第2の記憶制御手段(SP70,SP72)と、所定のブックマーク呼出操作を検出すると、前記記憶手段(22)に保持されている指定データが示す表示対象画面を前記ディスプレイに表示させるとともに、該指定データが前記表示対象チャンネルを指定するデータを含む場合は、前記表示対象画面に対して前記指定データによって指示された表示対象チャンネルのパラメータを表示させる呼出手段(SP50〜SP60)とを有することを特徴とする。
また、請求項2記載のプログラムにあっては、処理装置(18)と、信号処理を制御する複数パラメータからなる動作データを記憶する記憶手段(22)と、該動作データに基づいてミキシング処理を行う信号処理手段(8)と、該処理装置(18)によって制御されるディスプレイ(2)とを有するデジタルミキサに適用されるプログラムであって、所定のチャンネル選択操作を検出すると、前記複数のチャンネルのうち何れかを表示対象チャンネル(選択チャンネル)として選択するチャンネル選択過程(SP30〜SP40)と、所定の画面選択操作を検出すると、一のチャンネルの複数のパラメータを表示する画面(100,200,300)を含む複数種類の画面の中から一の表示対象画面を選択して表示させるとともに、該表示対象画面に対して前記表示対象チャンネルのパラメータを表示させる画面選択過程(SP12〜SP20)と、所定の値変更操作を検出すると、前記動作データのうちの、該表示対象画面に表示されているパラメータの値を変更するパラメータ制御過程(SP26)と、所定のブックマーク登録操作が発生すると、当該ブックマーク登録操作の操作状態(ダイアログ上の操作、各種変形例の操作)に基づいて、前記表示対象チャンネルを記憶するか否かを判定するチャンネル記憶判定過程(SP66)と、前記チャンネル記憶判定過程(SP66)の判定結果が肯定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルと前記表示対象画面とを指定する指定データ(BPP(b),BHP(b),BC(b)>0)を前記記憶手段(22)に記憶させる第1の記憶制御過程(SP68,SP72)と、前記チャンネル記憶判定過程(SP66)の判定結果が否定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルを指定する情報を含むことなく前記表示対象画面を指定する指定データ(BPP(b),BHP(b))を前記記憶手段(22)に記憶させる第2の記憶制御過程(SP70,SP72)と、所定のブックマーク呼出操作を検出すると、前記記憶手段(22)に保持されている指定データが示す表示対象画面を前記ディスプレイに表示させるとともに、該指定データが前記表示対象チャンネルを指定するデータを含む場合は、前記表示対象画面に対して前記指定データによって指示された表示対象チャンネルのパラメータを表示させる呼出過程(SP50〜SP60)とを前記処理装置(18)に実行させることを特徴とする。
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施例のデジタルミキサの構成を図1を参照し説明する。
図1において2はタッチパネルであり、バスライン12を介して供給された表示情報に基づいてユーザに各種画面を表示するディスプレイと、このディスプレイの表面に貼付され、ユーザの指で押下されると、その旨および押下位置を検出するタッチスクリーンとから構成されている。タッチパネル2内のディスプレイは、例えば「1024×768」程度の解像度を有するフラットパネルディスプレイによって構成されている。4は表示器・操作子群であり、後述する操作パネル30上の各部に配置される各種のノブ、スイッチおよびLEDキーから構成されている。LEDキーに内蔵されたLEDの点滅状態はバスライン12を介して設定される。また、ノブ、スイッチおよびLEDキー等の操作状態はバスライン12を介して出力される。
次に、信号処理部8等において実現されるアルゴリズムの内容を図2を参照し説明する。なお、当該アルゴリズムは信号処理部8に設定されるプログラムによって実現されるものであり、該プログラムは、CPU18の制御の下、フラッシュメモリ20等から信号処理部8にロードされる。図2において51はアナログ入力部であり、マイクレベルまたはラインレベルのアナログ音声信号を受信すると、これをデジタル音声信号に変換し、信号処理部8に供給する。52はデジタル入力部であり、デジタル音声信号を受信すると、これを信号処理部8内部のフォーマットに変換する。66はアナログ出力部であり、信号処理部8から供給されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し外部に出力する。68はデジタル出力部であり、信号処理部8から供給された内部フォーマットのデジタル音声信号を所定フォーマット(AES/EBU,ADAT,TASCAM等)のデジタル音声信号に変換し出力する。
1.3.1.パネル全体構成
次に、本実施例のデジタルミキサの操作パネル30の構成を図4を参照し説明する。この操作パネル30は、左セクション30aと、中央セクション30bと、右セクション30cとから構成されている。左セクション30aの内部において31〜34は入力チャンネルストリップ部であり、第1〜第32入力チャンネルのゲイン等を調節するチャンネルストリップが順次「8」チャンネルづつ設けられている。また、右セクション30cの内部において35,36は入力チャンネルストリップ部であり、第33〜第48入力チャンネルのゲイン等を調節するチャンネルストリップが順次「8」チャンネルづつ設けられている。37はステレオ出力チャンネルストリップ部であり、ステレオ出力チャンネル部60の左右のゲイン等を調節する一対のチャンネルストリップから構成されている。
次に、操作パネル30上における要部の詳細構成について説明する。まず、図5(a)を参照しシーン操作部44の詳細構成を説明する。図5(a)において44−5はシーン番号表示部であり、ストア/リコールの対象となるシーン番号を表示する。44−2,3はアップダウンボタンであり、該シーン番号をインクリメント/デクリメントする。44−1はストアボタンであり、シーン番号表示部44−5に表示されている番号のシーンデータとして、カレントデータの内容をストアする。また、44−4はリコールボタンであり、シーン番号表示部44−5に表示されている番号のシーンデータをリコールし、カレントデータとして反映させる。
次に、図5(b)を参照しグループ選択操作部46の詳細構成を説明する。図5(b)において46−1〜46−6は入力チャンネル選択キーであり、入力チャンネルに係る「6」グループのうち何れかを選択するものである。46−7,46−8はMIX出力チャンネル選択キーであり、MIX出力チャンネルに係る「2」グループのうち何れかを選択するものである。46−9はステレオ出力チャンネル選択キーであり、ステレオ出力チャンネルのグループを選択するものである。ここで、入力チャンネル選択キー46−1〜46−6に対応するグループは、各々図4における入力チャンネルストリップ部31〜36に対応するグループである。そして、操作パネル30上におけるこれら入力チャンネルストリップ部31〜36の物理的な位置関係と、同一の位置関係で入力チャンネル選択キー46−1〜46−6が配列されていることが解る。
次に、図6(a)を参照し、割当チャンネルストリップ部42の詳細構成を説明する。割当チャンネルストリップ部42は、同様の構成を有する「8」個のチャンネルストリップを横方向に配列して成るものである。左端のチャンネルストリップ内において501はノブであり、アッテネータ部71における減衰率の設定、センドレベル調節部82−1〜82−16におけるセンドレベルの設定等、種々の目的のために用いられる。このため、ノブ501は無限回転型になっている。すなわち、ノブ501が操作されると、その操作前後の回転角度に応じて、対応するパラメータの量が設定されることになる。502はSELキーであり、各チャンネルストリップに係るチャンネルを選択チャンネルに設定するために用いられる。503はCUEキーであり、該チャンネルの音声信号をモニタするために用いられる。504はレベルメータであり、複数のLEDによって構成され該チャンネルの出力レベルを表示する。505はオン/オフキーであり、オンオフ切換部76の状態を制御する。506は電動フェーダであり、音量調整部75におけるゲインを調節する。
次に、図6(b)を参照し、入力チャンネルストリップ部31〜36の詳細構成を説明する。各入力チャンネルストリップ部31〜36は、各々、同様の構成を有する「8」個のチャンネルストリップを横方向に配列して成るものである。左端のチャンネルストリップ内において512はSELキー、513はCUEキー、514はレベルメータ、515はオン/オフキー、516は電動フェーダであり、上記割当チャンネルストリップ部42内の構成要素502〜506と同様の機能を有する。換言すれば、割当チャンネルストリップ部42内のノブ501に対応するものが入力チャンネルストリップ部31〜34には設けられていないことになる。従って、ある入力チャンネルに対してノブ501によって調整可能なパラメータを調整するためには、グループ選択操作部46において該入力チャンネルの属するグループを選択し、割当チャンネルストリップ部42に当該グループの状態を反映させるとよい。
2.1.背景ページ100
次に、タッチパネル2のディスプレイにおける各種表示画面の例を説明する。
まず、図7は、グループが選択された場合等に表示される背景ページ100の表示例である。図7において101〜108はチャンネルストリップ部であり、当該グループに属する「8」チャンネルの各々に対応して表示される。130は共通部であり、選択されたグループにかかわらず表示される。チャンネルストリップ部101の内部において110は表題部であり、該チャンネルストリップ部101に係る入出力チャンネルのチャンネル番号および短縮チャンネル名(ショートネーム)を表示する。
以下、上述した詳細設定ウィンドウのうちの数例を説明する。
図7の背景ページ100において、何れかのチャンネルストリップ部101〜108の第1ダイナミックス表示部118が押下されると、図9に示す第1ダイナミックス詳細設定ウィンドウ200がタッチパネル2に表示される。その際、背景ページ100はダークアウト(図上では破線で示す)される。ウィンドウ200はタイトルバー210と、各種画像が表示されるフィールド部220とから成る。フィールド部220の内部において222,224,226は種別選択ボタンであり、何れかが択一的に選択され点灯状態になる(図上では点灯をハッチングで示す)。250は特性グラフ部であり、対応する第1ダイナミックス調整部73の入出力レベル特性を折れ線グラフによって表示する。246はオン/オフボタンであり、ダイナミックス特性のオン/オフ状態を設定する。なお、オフ状態になると、入出力特性がゲイン一定のリニアな状態になる。
図7の背景ページ100において、何れかのチャンネルストリップ部101〜108のイコライザ表示部116が押下されると、図10に示すイコライザ詳細設定ウィンドウ300がタッチパネル2に表示される。ウィンドウ300はタイトルバー310と、各種画像が表示されるフィールド部320とから成る。フィールド部320の内部において326は特性表示部であり、対応するイコライザ部72の周波数特性をグラフによって表示する。328はフラットボタンであり、該特性を強制的にフラットにする。329はオン/オフボタンであり、イコライザ部72のオン/オフ状態を設定する。なお、オフ状態になると、入出力周波数特性はフラットな状態になる。330はレベル表示部であり、イコライザ部72に入出力される信号レベルを表示する。332はアッテネータノブ画像であり、アッテネータ部71に設定されている減衰率を表示する。
図7の背景ページ100において、各センドレベル表示部122内の「第4MIXバス」に対応する位置にノブ画像カーソル150が表示されている場合において、ユーザが何れかのノブ画像カーソル150を押下すると、図11に示すセンドレベル詳細設定ウィンドウ400がタッチパネル2に表示される(背景ページ100は図示略)。ウィンドウ400はタイトルバー410と、各種画像が表示されるフィールド部420とから成る。ここで、タイトルバー410に表示されている「MIX4 SEND」とは、「第4MIXバスに対する、各入力チャンネルのセンドレベル等を調整する」という意味である。フィールド部420においては、「1」グループに属する「8」の入力チャンネルから第4MIXバスに対するセンドレベル等の表示を行うチャンネル対応部451〜458が設けられている。440,442は選択ボタンであり、当該ウィンドウ400での調整対象になるMIXバスの番号を増減する。そして、新たなMIXバスの選択に応じて、タイトルバー410、後述する表示・設定部424,426、後述するノブ画像428,430等の表示が更新される。
3.1.変数について
次に、本実施例の動作について説明するが、最初に各プログラムにおいて使用される主要な変数について説明しておく。
(1)グループ番号g:これは、グループ選択キー46−gのID番号(図5(b))を示す。各グループ選択キー46−gによって背景ページが特定されるため、グループ番号gは背景ページの識別番号としても使用される。
(2)背景ページ番号HP:これは、タッチパネル2に現在表示されている背景ページのグループ番号gである。
(3)選択チャンネル番号SC:現在の選択チャンネルの番号である。
(4)グループ固有選択チャンネルGSC(g):各グループには、選択チャンネル番号SCとは別に、グループ固有の選択チャンネルが規定される。グループ番号gに対応するグループ固有選択チャンネルを「GSC(g)」とする。
(5)ポップアップ番号PP:表示されている詳細設定ウィンドウ(ポップアップウィンドウ)の識別番号である。各詳細設定ウィンドウには、「1」以上のユニークな識別番号が付与されている。ポップアップ番号PPが「0」である場合は、「何れの詳細設定ウィンドウも表示されていない」ことを示す。
(7)ブックマーク・指定チャンネル番号BC(b):これは、ブックマークスイッチ番号bに対して、指定されたチャンネル番号である。チャンネル番号は「1」以上の値であるため、ブックマーク・指定チャンネル番号BC(b)が「0」の場合は「指定されたチャンネル番号が無い」ことを示す。
(8)ブックマーク・ポップアップ番号BPP(b):これは、ブックマークスイッチ番号bに対して指定された詳細設定ウィンドウのポップアップ番号PPである。何れの詳細設定ウィンドウも指定されていない場合は、ブックマーク・ポップアップ番号BPP(b)は「0」になる。
(9)ブックマーク・背景ページ番号BHP(b):これは、ブックマークスイッチ番号bに対して指定された背景ページの背景ページ番号HPである。
まず、選択チャンネルの指定イベントが生じた場合の処理を図12を参照し説明する。なお、選択チャンネルの指定は、SELキー502,512(図6参照)が押下された場合、その他様々な場合に発生する。
図12において処理がステップSP30に進むと、選択チャンネル番号SCが、指定されたチャンネル番号i(例えば、SELキー502,512が押下された場合には、これに係るチャンネル番号)に変更される。次に、処理がステップSP32に進むと、選択チャンネル指定部146(図7参照)における表示が新たな選択チャンネル番号SCに応じて変更される。
次に、処理がステップSP38に進むと、何れかの詳細設定ウィンドウが表示中であるか否かが判定される。
ここで「YES」と判定されると処理はステップSP40に進み、詳細設定ウィンドウに選択チャンネル番号SCに係るパラメータが表示される。例えば、図9に示した第1ダイナミックス詳細設定ウィンドウ200は、図示の状態では第4入力チャンネルの特性を表示しているが、仮に選択チャンネル番号SCが第8入力チャンネルに変更されたのであれば、該ウィンドウ200の内容は第8入力チャンネル係るものに更新されることになる。なお、共通部130内の各種機能ボタン132〜142によって表示される詳細設定ウィンドウは選択チャンネル番号SCには関係しないため、ステップSP40では実質的な処理は実行されない。
次に、グループ選択操作部46(図5参照)内の何れかのグループ選択キー46−gのオンイベントが発生すると、図13(a)に示すグループ選択キー・オンイベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP2に進むと、現在の背景ページ番号HPに対するグループ固有選択チャンネルGSC(HP)の値が、現在の選択チャンネル番号SCに変更される。これは、後述する処理によって現在の背景ページが再びタッチパネル2に表示されたとき、現在の選択チャンネル番号SCを再び選択チャンネル番号SCとして復活させるためである。次に、処理がステップSP4に進むと、背景ページ番号HPが、押下されたグループ選択キー46−gに係るグループ番号gに変更される。また、ポップアップ番号PPが「0」に設定される。これは、現在表示されている背景ページに対して何らかの詳細設定ウィンドウが表示されていたとしても、新たに表示される背景ページに対して該詳細設定ウィンドウを継続的に表示させる必要性が乏しいためである。
図7における各表示部112〜124、各種機能ボタン132〜142、またはノブ画像カーソル150が表示されているノブ画像の何れかが押下された場合には、詳細設定ウィンドウが表示されるが、かかる処理は図13(b)に示す詳細設定ウィンドウ指定イベント処理ルーチンによって実現される。図において処理がステップSP12に進むと、ポップアップ番号PPの値が、当該操作に対応する詳細設定ウィンドウの識別番号に設定される。次に、処理がステップSP14に進むと、何らかの詳細設定ウィンドウが既にタッチパネル2に表示中であるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP16に進み、既存の詳細設定ウィンドウが画面上から消去される。一方、ステップSP14において「NO」と判定されると、ステップSP16はスキップされる。次に、処理がステップSP18に進むと、背景ページ上にポップアップ番号PPに係る詳細設定ウィンドウが表示される。
何れかの詳細設定ウィンドウが表示されているとき、ユーザがそのクローズボタン(ウィンドウ右上隅の「×」印のボタン)を押下し、あるいは背景ページの部分を押下すると、詳細設定ウィンドウをクローズすべく図13(c)に示す詳細設定ウィンドウ・クローズ処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP22に進むと、ポップアップ番号PPが「0」に設定される。そして、処理がステップSP24に進むと、背景ページ上に表示されている詳細設定ウィンドウが消去される。なお、詳細設定ウィンドウが表示されていた際には背景ページはダークアウトされていたが、詳細設定ウィンドウが消去されると、背景ページの表示状態も通常の(ダークアウトされていない)表示状態に戻される。
割当チャンネルストリップ部42(図6(a)参照)内のノブ501が操作されると、時計回り、または反時計回りの所定の単位角度の回転動作が実行される毎にその旨が検出され、図13(d)に示すノブ操作イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP26に進むと、当該ノブ501の操作量に応じて、ノブ画像カーソル150のある複数のノブ画像のうちの当該ノブ501に対応するノブ画像で表示されているパラメータが所定量だけ変更される。さらに、画面上においては、対応するノブ画像自体も時計回り、または反時計回りに回転される。従って、ノブ501をある程度回動させると、上記単位角度の回転毎に、本ルーチンが複数回繰り返して実行され、パラメータの変更とノブ画像の更新がノブ501の操作に連動して実行されることになる。
次に、ブックマークスイッチ47,48のうち何れかが押下され、しかる後にオフされたときに起動されるブックマークスイッチ・オフ操作イベント処理の内容を図14を参照し説明する。図14において処理がステップSP50に進むと、当該ブックマークスイッチが長押しされたか否か、すなわち所定時間以上押下され続けたか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP62に進み、選択チャンネルに関連する設定を行うための詳細設定ウィンドウがタッチパネル2のディスプレイに表示されているか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP64に進み、「選択チャンネルの指定を含めますか?」というメッセージとともに、「YES」および「NO」ボタンを表示したダイアログが表示される。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、CPU18上で動作する各種プログラムによって各種処理を実行したが、これらのプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
Claims (2)
- 信号処理を制御する複数のパラメータからなる動作データを記憶する記憶手段と、
該動作データに基づいて複数のチャンネルのミキシング処理を行う信号処理手段と、
ディスプレイと、
所定のチャンネル選択操作を検出すると、前記複数のチャンネルのうち何れかを表示対象チャンネルとして選択するチャンネル選択手段と、
所定の画面選択操作を検出すると、一のチャンネルの複数のパラメータを表示する画面を含む複数種類の画面の中から一の表示対象画面を選択して表示させるとともに、該表示対象画面に対して前記表示対象チャンネルのパラメータを表示させる画面選択手段と、
所定の値変更操作を検出すると、前記動作データのうちの、該表示対象画面に表示されているパラメータの値を変更するパラメータ制御手段と、
所定のブックマーク登録操作が発生すると、当該ブックマーク登録操作の操作状態に基づいて、前記表示対象チャンネルを記憶するか否かを判定するチャンネル記憶判定手段と、
前記チャンネル記憶判定手段の判定結果が肯定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルと前記表示対象画面とを指定する指定データを前記記憶手段に記憶させる第1の記憶制御手段と、
前記チャンネル記憶判定手段の判定結果が否定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルを指定する情報を含むことなく前記表示対象画面を指定する指定データを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶制御手段と、
所定のブックマーク呼出操作を検出すると、前記記憶手段に保持されている指定データが示す表示対象画面を前記ディスプレイに表示させるとともに、該指定データが前記表示対象チャンネルを指定するデータを含む場合は、前記表示対象画面に対して前記指定データによって指示された表示対象チャンネルのパラメータを表示させる呼出手段と
を有することを特徴とするデジタルミキサ。 - 処理装置と、信号処理を制御する複数パラメータからなる動作データを記憶する記憶手段と、該動作データに基づいてミキシング処理を行う信号処理手段と、該処理装置によって制御されるディスプレイとを有するデジタルミキサに適用されるプログラムであって、
所定のチャンネル選択操作を検出すると、前記複数のチャンネルのうち何れかを表示対象チャンネルとして選択するチャンネル選択過程と、
所定の画面選択操作を検出すると、一のチャンネルの複数のパラメータを表示する画面を含む複数種類の画面の中から一の表示対象画面を選択して表示させるとともに、該表示対象画面に対して前記表示対象チャンネルのパラメータを表示させる画面選択過程と、
所定の値変更操作を検出すると、前記動作データのうちの、該表示対象画面に表示されているパラメータの値を変更するパラメータ制御過程と、
所定のブックマーク登録操作が発生すると、当該ブックマーク登録操作の操作状態に基づいて、前記表示対象チャンネルを記憶するか否かを判定するチャンネル記憶判定過程と、
前記チャンネル記憶判定過程の判定結果が肯定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルと前記表示対象画面とを指定する指定データを前記記憶手段に記憶させる第1の記憶制御過程と、
前記チャンネル記憶判定過程の判定結果が否定的であったことを条件として、前記表示対象チャンネルを指定する情報を含むことなく前記表示対象画面を指定する指定データを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶制御過程と、
所定のブックマーク呼出操作を検出すると、前記記憶手段に保持されている指定データが示す表示対象画面を前記ディスプレイに表示させるとともに、該指定データが前記表示対象チャンネルを指定するデータを含む場合は、前記表示対象画面に対して前記指定データによって指示された表示対象チャンネルのパラメータを表示させる呼出過程と
を前記処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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