JP2007027298A - 半導体発光素子およびそれを用いる照明装置ならびに半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

半導体発光素子およびそれを用いる照明装置ならびに半導体発光素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ナノコラムを複数有して成る半導体発光素子において、貫通転位を持たないというナノコラムの利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現する。
【解決手段】 基板1上にシリコン酸化膜2を形成し(図1(a))、ナノコラム7の成長に先立って、成長させる部分を開口部4としたマスク(シリコン酸化膜パターン5)を形成する(図1(b)〜図1(c))。そのマスクで覆ったまま、ナノコラム7の各層を成長させる(図1(d))と、前記開口部4内は単結晶のナノコラム7として成長し、マスク上は多結晶のGaN層6で成長し、エッチングによってマスク上のGaN層6を除去する(図1(e))ことで、ナノコラム7間の空隙に絶縁体が充填されることになる。その後、前記マスク内の開口部4に露出したナノコラム7の先端部に、連続してp型電極(透明電極8)を形成するとともに、前記基板1にn型電極9を形成する(図1(f))。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体内で電子と正孔とを結合させて発光させる半導体発光素子およびそれを用いる照明装置ならびに半導体発光素子の製造方法に関し、特に前記半導体発光素子としては、ナノコラムと称される柱状結晶構造体を複数有して成るものに関する。
近年、III−N化合物半導体(以下、ナイトライドと呼ぶ)または酸化物半導体を用いて、その中に量子井戸を形成し、外部から電流を流して、この量子井戸で電子と正孔とを結合させて発光させる固体発光素子の発展が目覚しい。しかしながら、これらの固体発光素子の作製においては、以下に述べる課題を有する。
たとえば、ナイトライドに関して言及すると、結晶成長が抱える根本的な課題として、異種材料基板上への結晶成長が主であるということが挙げられる。ナイトライドのヘテロエピタキシャル成長に関する一般的な成長モデルとしては、先ず基板上に薄く堆積された低温バッファ層上に三次元核が形成され、さらに成長が進むと核が大きくなり、隣接する核と結合して平坦な面が形成される。以降、平坦な面を維持しながら2次元成長を継続する。しかしながら、隣接する核が結合する際、それぞれの核が独立して形成されているので、成長面が完全に一致せず、結合後、核界面に多くの欠陥を形成する。欠陥の多くは貫通転位として結晶表面にまで達する。この貫通転位は非発光再結合中心として作用し、固体発光素子の発光効率を著しく減少させる。
このような課題に対して、従来から、貫通転位を減少させるための様々な取り組みがなされてきた。その結果、当初、ナイトライド結晶内に1010cm−2程度あった転位を、10cm−2程度まで減少させるに至っている。
さらなる低転位化技術として、柱状結晶構造体(以下、ナノコラムと呼ぶ)が注目され始めている。ナノコラムは、100nm程度の直径を有し、隣接する核が結合することなく、独立して柱状の結晶を形成している。したがって、ナノコラムにはその結晶内にほとんど貫通転位を含まず、非常に高品質な結晶を得ることができる。また、ナノコラムは表面積が薄膜に比べて格段に大きく、円筒形状をしているので、通常の薄膜の発光素子に比べて、光取り出し効率の向上が期待されている。
そのようなナノコラムを用いた固体発光素子の製作が試みられた一例として、図9に非特許文献1の構造を示す。その従来技術によれば、RF−MBE(高周波分子線エピタキシー)装置によって、シリコン基板43上に、n型GaNナノコラム層44、発光層45を形成し、ナノコラム径を広げながらp型GaNコンタクト層46をエピタキシャル成長させた上に、半透明p型電極のNi(2nm)/Au(3nm)を形成させている。
菊池、野村、岸野「窒化物半導体ナノコラム結晶を用いた新しい機能性デバイス材料の開発」(応用物理学会2004年秋季大会予稿集第1分冊4P−W−1)
しかしながら、上述の従来技術では、p型電極を形成するために面方位の異なる結晶が混在して成長し、たとえナノコラム内に貫通転位が無くとも、p型電極形成層(p型GaNコンタクト層46)に多数の貫通転位が発生してしまうという問題がある。その貫通転位で、発光層45で発生した光の多くが、基板43やp型電極領域に吸収されてしまい、光取り出し効率が、期待される程、向上できていないのが実情である。
一方、n型GaNナノコラム層44と同程度の径を持つp型GaNナノコラム層を形成し、その上にp型電極を連続して形成したとしても、ナノコラム間の空隙からp型電極用の金属材料がシリコン基板43側へと進入して、発光層45を跨いで、p型GaNナノコラム層部分とn型GaNナノコラム層44部分とを短絡し、固体発光素子として機能させなくしてしまう。また、短絡しないまでも、ナノコラムの側壁を通じて漏れ電流が増加し、発光効率の著しい低下を招く。
本発明の目的は、光取り出し効率を一層向上することができる半導体発光素子およびそれを用いる照明装置ならびに半導体発光素子の製造方法を提供することである。
本発明の半導体発光素子は、基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子において、少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接する柱状結晶構造体との間の空隙に充填される絶縁体を含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、基板上にn型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体(ナノコラム)を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子において、そのナノコラムの先端側に設けるべきp型電極には、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の連続膜を用いるのではなく、p型電極(該p型電極側を光取出し面とする場合の透明導電膜を含む)の連続膜を用いる。ただし、そのp型電極の形成にあたっては、少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接するナノコラム間の空隙に絶縁体を充填しておく。
したがって、通常の蒸着などの技術で、p型電極を連続して形成しても、発光層を跨いで、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。これによって、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現することができる。
また、本発明の半導体発光素子では、前記柱状結晶構造体は、そのp型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層がテーパ状に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、ナノコラム先端をテーパ状に形成することで、前記空隙を大きくすることができる。したがって、前記絶縁体を充填し易くなるだけでなく、発光層から発生した光を、より効率的に取出すことができる。
さらにまた、本発明の半導体発光素子では、前記柱状結晶構造体は、その先端領域が前記発光層を含んだ球状に形成されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、ナノコラム先端を球状に形成することで、先端側で前記空隙を大きくすることができる。したがって、前記絶縁体を充填し易くなるだけでなく、球の中に発光層を含めることで、発光層でどのような方向に発生した光も外部へ取出すことができ、発光層から発生した光をより効率的に取出すことができる。
また、本発明の半導体発光素子では、前記絶縁体は、蛍光材料を有して成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記絶縁体内に蛍光材料を含ませることで、ナノコラムの励起光と異なる波長を持つ高効率な発光素子の実現が可能になる。
さらにまた、本発明の照明装置は、前記の半導体発光素子を用いることを特徴とする。
上記の構成によれば、貫通転位を持たない高効率な半導体発光素子を用いることで、同じ光束(輝度、照度)を得るにも、小型で低消費電力な照明装置を実現することができる。
また、本発明の半導体発光素子の製造方法は、基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子の製造方法において、前記基板上に前記柱状結晶構造体を形成すべき部分を開口部としてマスクを形成する工程と、前記柱状結晶構造体の各層を順に積層する工程と、前記マスク上の各層を除去する工程と、前記マスク内の開口部に露出した前記柱状結晶構造体の先端部に、連続してp型電極を形成するとともに、前記基板にn型電極を形成する工程とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、基板上に柱状構造を維持したまま、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層、発光層、およびp型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層を順に成長させることで、複数のナノコラムを有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子を製造するにあたって、ナノコラムの成長に先立って、その成長させる部分を開口部としたマスクを形成し、そのマスクで覆ったまま、前記柱状結晶構造体の各層を成長させる。これによって、前記開口部内は単結晶のナノコラムとして成長し、マスク上は多結晶で成長し、エッチングによってマスク上の層を除去することで、ナノコラム間の空隙に絶縁体が充填されることになる。その後、前記マスク内の開口部に露出した前記柱状結晶構造体の先端部に、連続してp型電極を形成するとともに、前記基板にn型電極を形成する。
したがって、通常の蒸着などの技術で、p型電極を連続して形成しても、発光層を跨いで、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。これによって、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現することができる。
さらにまた、本発明の半導体発光素子の製造方法は、基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子の製造方法において、少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接する柱状結晶構造体との間の空隙に絶縁体を充填する工程を行った後、前記絶縁体から露出した前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の先端面に、連続してp型電極を形成する工程を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、基板上に柱状構造を維持したまま、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層、発光層、およびp型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層を順に成長させることで、複数のナノコラムを有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子を製造するにあたって、そのナノコラムの先端側に設けるべきp型電極を形成する前に、少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接するナノコラム間の空隙に絶縁体を充填しておく。
したがって、通常の蒸着などの技術で、p型電極を連続して形成しても、発光層を跨いで、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。これによって、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現することができる。
本発明の半導体発光素子およびその製造方法は、以上のように、基板上にn型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体(ナノコラム)を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子において、そのナノコラムの先端側に設けるべきp型電極には、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の連続膜を用いるのではなく、p型電極(該p型電極側を光取出し面とする場合の透明導電膜を含む)の連続膜を用いるようにし、そのp型電極の形成にあたっては、少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接するナノコラム間の空隙に絶縁体を充填しておく。
それゆえ、通常の蒸着などの技術で、p型電極を連続して形成しても、発光層を跨いで、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。これによって、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現することができる。
さらにまた、本発明の照明装置は、以上のように、前記の半導体発光素子を用いる。
それゆえ、貫通転位を持たない高効率な半導体発光素子を用いることで、同じ光束(輝度、照度)を得るにも、小型で低消費電力な照明装置を実現することができる。
また、本発明の半導体発光素子の製造方法は、以上のように、基板上に柱状構造を維持したまま、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層、発光層、およびp型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層を順に成長させることで、複数のナノコラムを有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子を製造するにあたって、ナノコラムの成長に先立って、その成長させる部分を開口部としたマスクを形成し、そのマスクで覆ったまま前記柱状結晶構造体の各層を成長させ、多結晶で成長したマスク上の層をエッチングによって除去し、前記マスク内の開口部に露出した前記柱状結晶構造体の先端部に、連続してp型電極を形成するとともに、前記基板にn型電極を形成する。
それゆえ、通常の蒸着などの技術で、p型電極を連続して形成しても、発光層を跨いで、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。これによって、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な半導体発光素子を実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD1の製造工程を模式的に示す断面図である。本実施の形態では、ナノコラム7の形成にあたっては、フォトリソグラフィが用いられるが、その形成方法は本方法に限定されるものではなく、たとえば電子ビーム露光などの方法を用いても良いことは言うまでもない。また、本実施の形態および後述する他の実施の形態では、ナノコラム7の成長は、有機金属気相成長(MOCVD)によって行うことを前提としているが、ナノコラム7の成長方法はこれに限定されるものではなく、分子線エピタキシー(MBE)やハイドライド気相成長(HVPE)等の装置を用いてもナノコラムが作製可能であることは公知である。以下、特に断らない限り、MOCVD装置を用いるものとする。
先ず、図1(a)で示すように、n型の導電性基板1上に、スパッタ法などによってシリコン酸化膜2が形成される。このとき、シリコン酸化膜2の厚さは、前記ナノコラム7に必要な高さよりも厚くすることが必要であり、たとえば1μm以上に形成される。そのシリコン酸化膜2上には、図1(b)で示すように、フォトレジスト3が塗布され、通常のフォトリソグラフィ技術を用いてパターン形成が行われる。次に、形成されたフォトレジスト3をマスク材として、フッ酸等の薬品を用いて、図1(c)で示すように、レジスト開口部4のシリコン酸化膜をエッチングし、その後レジスト3を除去することで、シリコン酸化膜パターン5が形成される。レジスト開口部4の密度は、任意に調整可能である。
この状態で、前記MOCVD装置を用いて、GaNの結晶から成る前記ナノコラム7の成長が行われる。その成長は、成長温度を通常のGaN成長の温度より上げ、窒素過剰雰囲気とすることで行われ、GaN結晶が柱状に成長する。この成長において、通常のエピ成長による発光ダイオードの作製のドーピング技術を用いると、n型GaN層11、発光層12、p型GaN層13を、順次積層成長させることができる。
この時、図1(d)で示すように、前記レジスト開口部4には、上述のようにして単結晶のナノコラム7が形成されるが、シリコン酸化膜2上ではエピタキシャル成長できないので、多結晶のGaN層6が形成される。ここで、GaNの単結晶から成るナノコラム7は、シリコン酸化膜パターン5の厚さよりも厚くならないようにする必要がある。
その後、たとえば250℃の燐酸・硫酸混合溶液を用いて、図1(e)で示すように、シリコン酸化膜パターン5上の多結晶のGaN層6のみがエッチングによって除去される。これは、多結晶のGaN層6は、単結晶のGaNから成るナノコラム7に比べ、酸に対するエッチングレートが大きく、表面積も大きいので、選択的に除去可能となるためである。
こうして、隣接するナノコラム7の空隙間に、絶縁体としてのシリコン酸化膜2が埋込まれることになり、図1(f)で示すように、それらのナノコラム7およびシリコン酸化膜2上に、たとえばNi/Auから成り、ナノコラム7の先端のp型GaN層13とオーミックコンタクトすることができる透明電極8が、蒸着などで連続形成されてp型電極となり、導電性基板1の裏面には、たとえばTi/Alから成り、該導電性基板1とオーミックコンタクトすることができるn型電極9が蒸着などで連続形成されて、本実施の形態の発光ダイオードD1の構造が完成する。
このように構成することで、ナノコラム7の先端にp型電極を形成するにあたって、各ナノコラム7は結合せずに独立しており、ナノコラム7の先端のp型GaNを面方向に成長させてp型電極とした場合に生じるような貫通転位はなく、かつそのp型電極を連続して形成しても、発光層12を跨いで、n型GaN層11とp型GaN層13とが該p型電極用の材料で短絡されてしまうことを防止することができ、ナノコラムが内部に貫通転位を持たないという利点を活かした高効率な発光ダイオードを製造することができる。
[実施の形態2]
図2は、本発明の実施の第2の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD2の製造工程を模式的に示す断面図である。注目すべきは、本実施の形態では、ナノコラム24を通常通り成長させた後、各ナノコラム24間の空隙に、絶縁体であるSOG(Spin on Glass)や液状のSiO等(以下、SOGで説明する)25が充填されることである。
先ず、図2(a)で示すように、SiC(炭化ケイ素)基板20上に、n型GaN層21、発光層22、p型GaN層23が順次積層された前記ナノコラム24が形成される。ここでは、青よりも長波長側で透明となるSiC基板20で一実施形態を述べるが、基板はSiCに限定されず、導電性を有し、かつ発光波長に対して透光性を持つものであればよい。たとえば、前記導電性を有し、かつ可視光域で透明となる窒化ガリウム、酸化ガリウムなどを用いることができる。またこの種のナノコラム24の作製方法については、当業者には公知であり、ここでの詳しい説明は省略する。
次に、回転塗布によって、前記SOG25を塗布すると、これは液状であるので、図2(b)で示すように、各ナノコラム24間の隙間に侵入し、ナノコラム24の間隔、SOG25の粘性などを制御することで、ナノコラム24のp型GaN層23よりSiC基板20側へ侵入させることは容易である。
この後、SOGを400℃で焼成して固化し、バッファードフッ酸を用いて、ナノコラム24のp型GaN層23のみが露出するようにSOG25を全面エッチングすると、図2(c)で示すように、少なくともp型GaN層23と発光層22とをカバーする形でSOG埋込層26が形成される。
そして、この上に、図2(d)で示すように、たとえばNi/Auから成り、ナノコラム24の先端のp型GaN層23とオーミックコンタクトすることができる透明電極が、蒸着などで連続形成されてp型電極27となり、SiC基板20の裏面には、たとえばTi/Alから成り、該SiC基板20とオーミックコンタクトすることができるn型電極28が蒸着などで連続形成されて、本実施の形態の発光ダイオードD2の構造が完成する。
このように構成してもまた、通常の蒸着などの技術でp型電極27を連続して形成しても、発光層22を跨いで、n型GaN層21とp型GaN層23とが該p型電極27用の材料で短絡されてしまうことを防止することができる。絶縁体となるSOG25は、ナノコラム24の全長に亘って(基端部側まで)充填されている必要はなく、少なくともp型GaN層23の一部が塞がっていて、p型電極27の金属がn型GaN層21に侵入できなければよい。
[実施の形態3]
図3は、本発明の実施の第3の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD3の製造工程を模式的に示す断面図である。この発光ダイオードD3の構造において、前述の発光ダイオードD2の構造に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。図3(a)〜図3(d)の各工程も、前述の図2(a)〜図2(d)の各工程に対応している。注目すべきは、本実施の形態では、ナノコラム24aの先端のp型GaN層23aがテーパ状に形成されていることである。
前記テーパ状は、図3(a)のMOCVDの際に流す有機金属ガスのV/III比を変化することで実現することができる。詳しくは、ナノコラム24aの径は、前記V/III比を小さくすることで大きくなり、前記V/III比を大きくすることで小さくなり、図4で示すように、p型GaN層23aの先端を形成する時刻t1までは前記V/IIIを一定とし、その先端を形成する時刻t1から前記V/IIIを時間と共に増加させると、エピ終了時刻t2では、図3で示すようにp型GaN層23aは先端に行くにつれて徐々に細くなるテーパを持った形状となり、本実施の形態の構造を実現することができる。
このようにナノコラム24aの先端をテーパ状に形成することで、ナノコラム24a間の空隙を大きくすることができ、絶縁体である前記SOG25を充填し易くなるだけでなく、発光層22から発生した光を、より効率的に取出すことができる。
[実施の形態4]
図5は、本発明の実施の第4の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD4の製造工程を模式的に示す断面図である。この発光ダイオードD4の構造において、前述の発光ダイオードD3の構造に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。図5(a)〜図5(d)の各工程も、上述の図3(a)〜図3(d)の各工程に対応している。注目すべきは、本実施の形態では、ナノコラム24bの先端領域が発光層22bを含んだ球状に形成されていることである。
前記球状は前記図3のテーパ状と同様に、図5(a)のMOCVDの際に流す有機金属ガスのV/III比を変化することで実現することができる。詳しくは、図6で示すように、n型GaN層21bの先端を形成する時刻t11までは前記V/IIIを一定とし、続いて発光層22bを形成する時刻t12までは前記V/III比を時間と共に減少させてナノコラム24bの径を太くして球の下半分を形成し、その後、時刻t13まで、同じ時間をかけてV/III比を元に戻すことで、ナノコラム24bの径は、前記n型GaN層21bの基端側の径と等しくなる。この時刻t11〜t13のV/III比の変化の間に、n型GaN層21b、発光層22b、p型GaN層23bを形成すると、図5で示すような球状のGaNの積層形状を形成することができる。さらにp型GaN層23bの先端を完全に球形にするためには、時刻t13〜t14で示すように、前記V/III比を急峻に増加させればよい。
このようにナノコラム24bの先端を球状に形成しても、その先端部ではナノコラム24b間の空隙を大きくすることができ、絶縁体である前記SOG25を充填し易くすることができる。また、球の中に発光層22bを含めることで、該発光層22bでどのような方向に発生した光も外部へ取出すことができ、該発光層22bから発生した光を、より効率的に取出すことができる。
[実施の形態5]
図7は、本発明の実施の第5の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD5の製造工程を模式的に示す断面図である。本実施の形態は、前述の図2で示す発光ダイオードD2、図3で示す発光ダイオードD3、図5で示す発光ダイオードD4のいずれの構成にも適用可能であるが、図3で示す発光ダイオードD3に適用した場合について説明する。したがって、図7(a)〜図7(d)の各工程は、図3(a)〜図3(d)の各工程と同一であり、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、本実施の形態では、ナノコラム24a間に充填されるSOG25aには、蛍光体粉末29が溶かし込まれていることである。
このように構成することで、ナノコラム24aの励起光と異なる波長を持つ高効率な発光ダイオードを実現することができる。なお、より多量の蛍光体粉末29を充填するためには、p型GaN層23aの部分だけでなく、発光層22さらにはn型GaN層21の部分(ナノコラム24aの基端部側)までSOG25aを充填することが好ましい。
[実施の形態6]
図8は、本発明の実施の第6の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードD6の製造工程を模式的に示す断面図である。本実施の形態は、前述の図2で示す発光ダイオードD2、図3で示す発光ダイオードD3、図5で示す発光ダイオードD4、図7で示す発光ダイオードD5のいずれの構成にも適用可能であるが、図3で示す発光ダイオードD3に適用した場合について説明する。注目すべきは、本実施の形態では、サファイア基板30に対して、n型電極37が、p型電極27と同じ面に形成されていることである。
先ず、図8(a)で示すように、サファイア基板30上に、n型GaN層31が形成される。このn型GaN層31は、前記n型電極37とオーミックコンタクトをとるために設けられ、ドナーとなるSiを高濃度にドープして低抵抗化されている。その後は、前述の発光ダイオードD3と同様なプロセスによって、前記n型GaN層21、発光層22、p型GaN層23a、SOG埋込層26およびp型電極27が形成される。
そして、通常のフォトリソグラフィとエッチングとを用いて、図8(b)で示すように、将来n型電極37を形成する領域36が、n型GaN層31に到達するまで掘り込まれる。このプロセスは、従来の絶縁性基板、たとえばサファイアを用いた通常の発光ダイオードの作製プロセスと同様であり、当業者にとっては公知の方法である。
その後、ウェハ全面にフォトレジストを塗布し、将来n型電極37となる領域36のみのフォトレジストを露光・現像によって取除き、次いで全面にn型電極37用の金属、たとえばTi/Alを蒸着して、リフトオフ法によってレジスト上の金属をレジストと共に取除くと、図8(c)で示すようにn型電極37が形成される。
[実施の形態7]
以下に、本発明の実施の第7の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードについて説明するが、素子構造は、上述の発光ダイオードD1〜D6のいずれの構造であってもよい。注目すべきは、上述の発光ダイオードD1〜D6では、ナノコラム7,24,24a,24bは、窒化物半導体層から成るのに対して、本実施の形態では、酸化物半導体層から成ることである。
酸化物半導体であるZnOは、発光素子として非常に優れた特性を有している。励起子の結合エネルギが60meVと、GaNの2〜3倍であり、内部量子効率がGaNに比べて高くなる可能性がある上、屈折率は約2であり、GaNの屈折率2.5に比べて小さく、光取出しの点で圧倒的に有利である。また材料自身が安価であることも商業ベースで考えると魅力的である。
そこで、上述の実施の形態1〜6は、窒化物半導体であるGaN系ナノコラムについて述べているが、結晶構造上、よく似ている酸化物半導体であるZnOについても、全く同じ構造の半導体発光素子を、同様に作製することができる。詳述すれば、以下のとおりである。
GaNとZnOとは、共に六方晶系の結晶構造を持ち、結晶の格子定数も近い。バンドギャップも、GaNの3.4に対して、ZnOは3.3と、これもまた近い。両方とも直接遷移型半導体である。したがってGaNでナノコラムが形成されるのであれば、ZnOでもナノコラムが形成できる。実際、文献1では、MOCVD法を用いて、サファイア基板上にZnOのナノコラム(同文献ではナノロッドと呼んでいる)を形成している(文献1:W.I.Park, Y.H.Jun, S.W.Jung and Gyu-Chul Yi Appl.Phys.Lett. 964(2003))。
上述のように構成される発光ダイオードD1〜D6を照明装置に用いることで、同じ光束(輝度、照度)を得るにも、小型で低消費電力な照明装置を実現することができる。
本発明の実施の第1の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の第2の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の第3の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 ナノコラムの先端をテーパ状に形成する形成方法を説明するためのグラフである。 本発明の実施の第4の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 ナノコラムの先端を球状に形成する形成方法を説明するためのグラフである。 本発明の実施の第5の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 本発明の実施の第6の形態に係る半導体発光素子である発光ダイオードの製造工程を模式的に示す断面図である。 典型的な従来技術の発光ダイオードの構造を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1 n型の導電性基板
2 シリコン酸化膜
3 フォトレジスト
4 レジスト開口部
5 シリコン酸化膜パターン
6 多結晶のGaN層
7,24,24a,24b ナノコラム
8 透明電極
9 n型電極
11,21 n型GaN層
12,22,22b 発光層
13,23,23a p型GaN層
20 SiC基板
25,25a SOG
26 SOG埋込層
27 p型電極
28,37 n型電極
29 蛍光体粉末
30 サファイア基板
31 n型GaN層

Claims (7)

  1. 基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子において、
    少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接する柱状結晶構造体との間の空隙に充填される絶縁体を含むことを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記柱状結晶構造体は、そのp型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層がテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記柱状結晶構造体は、その先端領域が前記発光層を含んだ球状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  4. 前記絶縁体は、蛍光材料を有して成ることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 前記請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体発光素子を用いることを特徴とする照明装置。
  6. 基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子の製造方法において、
    前記基板上に前記柱状結晶構造体を形成すべき部分を開口部としてマスクを形成する工程と、
    前記柱状結晶構造体の各層を順に積層する工程と、
    前記マスク上の各層を除去する工程と、
    前記マスク内の開口部に露出した前記柱状結晶構造体の先端部に、連続してp型電極を形成するとともに、前記基板にn型電極を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  7. 基板上に、n型窒化物半導体層またはn型酸化物半導体層と、発光層と、p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層とを順に積層した柱状結晶構造体を複数有し、前記基板上にn型電極が、前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層上にp型電極が、それぞれ形成されて成る半導体発光素子の製造方法において、
    少なくとも前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の部分に、隣接する柱状結晶構造体との間の空隙に絶縁体を充填する工程を行った後、前記絶縁体から露出した前記p型窒化物半導体層またはp型酸化物半導体層の先端面に、連続してp型電極を形成する工程を行うことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
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