JP2007000935A - 取付けブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】溶接ステーションで使用でき、かつ、極めて重い工具部材を取り扱うことが可能な比較的軽量なゲートを利用するフレーミング装置、フレーミング装置に使用される取付けブラケット及び交換脱離ボルトアセンブリを提供する。
【解決手段】フレーミング装置15は、溶接ステーション16で本体10の構成部品を位置決めするのに用いられる複数の工具部材24を有し、この工具部材24は複数の取付けブラケット32によってフレーミング装置15に実装されている。各取付けブラケット32は、フレーミング装置16上に取り付けるためのベース50と、ベース50上に取り付けられた、それぞれの工具部材24を取り付けるライザ構造物52とを備えている。ライザ構造物52は、単一の中心ファスナボルト66と、ファスナボルト66の中心軸に対して同心の関係で位置決めされた複数の球状部材104とによってベース50上に固定される。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩んだ状態に組み立てられた車体をクランプし、その後溶接する製造ラインフレーミング装置に関し、より詳細には製造ライン上で連続した車体間の高度の再現性で車体を正確にクランプし、溶接するように溶接ステーションにおいて、緩んだ状態に組み立てられた車体の所定領域を正確に位置決めおよび配置するフレーミング装置に関し、さらに詳細にはフレーミング装置上で使用する単リテーナ実装ライザに関する。
ユニット化した車体の構築は、金属薄板ブランクからパネルを打ち抜くことによって個別の主要な車体パネルを製造することから始まる。普通、これらの主要なパネルは床パネルと、左右車体側パネルと、防火壁と、ルーフパネルまたはルーフパネルがその後に取り付けられた横に延びたヘッダ部材の何れかとを備えている。個別のパネルを打ち抜いた後、例えばドア開口に近接した適当な位置に車体側パネルのドアヒンジおよびラッチハードウェアを加えること、シート実装ブラケットを加えること、車体パネルに補強材を加えることなどのいくつかの予備アセンブリ操作を個別のパネル上で行うことができる。
次に、完成した車体のサブアセンブリを共に構成する1式のパネルが、緩んだ状態に組み立てられる。このようにパネルの初期の緩んだ状態の組立は、1つまたは複数のパネルが縁部から突出し、隣接したパネルのスロット内に受けられるタブで形成された「トイタブ」配置によって達成される。この技術は、パネルおよびフレーム部材を互いに連結させ、それによってパネルおよびフレーム部材が互いに分離しないが、パネルおよびフレーム部材が傾斜しない、あるいは互いに対して移動しない緩んだ状態に予備組み立てした車体を形成する。このように初期に緩んだ状態に組み立てられたサブアセンブリはその後、例えばレール上に乗ったパレットなどによって、溶接ステーションに運ばれる。溶接ステーションでは、様々なパネルおよびフレームがしっかりと永久的に組み立てられた関係で互いに溶接される。溶接ステーションでのこのような初期溶接操作ステップは、車体のアセンブリの際に最も重要なステップの1つである。というのは、サブアセンブリ上で行われる連続したアセンブリ操作に重要である、互いに対する様々なパネルおよびヘッダの全ての最終溶接位置合わせを確立するからである。溶接操作中、様々なパネルおよびヘッダは、互いに対して精密および正確に配置および位置合わせされ、所望の位置に固定して保持されていることが望ましい。溶接ステーションでの溶接操作中の様々なパネルおよびヘッダ部材の位置決めは、溶接ステーションに配置され、複数のゲートを備えるフレーミング装置を利用して達成される。例えば、1対の側部ゲートは、車両アセンブリが溶接ステーションに入ることを可能にする収縮位置と、ゲートによって担持される工具部材が組み立てられた本体パネルと適切に係合して、所望の最終位置に固定し、その後それぞれ溶接ガンを備えたプログラム可能溶接ロボットがゲートおよび工具部材によって定位置に保持されるときに組み立てられた本体構成部品上で溶接操作を行う作動位置の間で移動可能なゲートとの上部ゲートの組合せで利用することができる。
従来技術の溶接ゲートは、多くの、時には多少複雑で重い工具部材を担持する必要により、多少かさばって重い装置である傾向があり、ゲートのこの重い構造は収縮位置と作動位置の間でゲートを移動させるために面倒で高価な電力装置を必要とした。溶接ゲートのかさばって重い構造はまた、ロボットがゲート内に配置された車体構成部品にアクセスする可能性に干渉した。
ゲートの嵩および重量を少なくするため、開口フレームまたは骨格構造を有するゲートが利用されてきたが、これらの開口フレーム構造のゲートは脆弱な性質によって、重い工具部材の全てを取り扱う際に問題があり、障害物での不注意な衝撃により損傷を受けやすい。このような衝撃は、ゲートを損傷するだけでなく、様々な本体パネルの得られた不正確な接合でゲートによって担持された工具部材を誤って位置合わせすることがある。
従来の溶接ゲートを用いた溶接システムとしては、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。
特開平11−179557号公報
本発明の目的は、本体溶接ステーションで使用する改良型のフレーミング装置、フレーミング装置に使用される取付けブラケット及び交換脱離ボルトアセンブリを提供することである。
より詳細には、本発明の目的は、さらに極めて重い工具部材を取り扱うことが可能な比較的軽量なゲートを利用するフレーミング装置、フレーミング装置に使用される取付けブラケット及び交換脱離ボルトアセンブリを提供することである。
さらに詳細には、本発明の目的は、障害物との不注意な接触の場合のゲートおよび/または工具部材への損傷を除外する脱離規定を有するフレーミング装置、フレーミング装置に使用される取付けブラケット及び交換脱離ボルトアセンブリを提供することである。
本発明のうち請求項1に係る取付けブラケットは、溶接ステーションに配置されたフレーミング装置に使用する取付けブラケットであって、前記フレーミング装置が、溶接のために溶接ステーションで本体の構成部品を位置決めするのに用いられる複数の工具部材を有し、各工具部材が取付けブラケットによって前記フレーミング装置に実装された取付けブラケットにおいて、各取付けブラケットは、前記フレーミング装置上に取り付けるためのベースと、該ベース上に取り付けられた、それぞれの工具部材を取り付けるライザ構造物とを備え、該ライザ構造物は、単一の中心ファスナボルトによって前記ベース上に取り付けられ、前記ライザ構造物と前記ベースとの間のインターフェイスは、前記ファスナボルトに対して同心の関係で配置された複数の球状部材を備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項2に係る取付けブラケットは、請求項1記載の発明において、等しい角度で間隔を置いて配置された3つの球状部材があることを特徴としている。
本発明のうち請求項3に係る取付けブラケットは、請求項1記載の発明において、各球状部材はボールを備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項4に係る取付けブラケットは、請求項1記載の発明において、前記ファスナボルトは、前記ライザ構造物に対して所定の衝撃に応じて脱離するような寸法をしている縮径した直径部を備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項5に係る取付けブラケットは、請求項1記載の発明において、前記球状部材は、前記ベースによって担持されることを特徴としている。
本発明のうち請求項6に係る取付けブラケットは、請求項5記載の発明において、各球状部材は、前記ベースに画定された球状ソケットに受容されることを特徴としている。 本発明のうち請求項7に係る取付けブラケットは、請求項6記載の発明において、各球状部材は、前記ライザ構造物の配置ソケット内に着座されることを特徴としている。
本発明のうち請求項8に係る取付けブラケットは、請求項7記載の発明において、各配置ソケットは、2点でのみ前記それぞれの球状部材に接触する溝を備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項9に係る取付けブラケットは、請求項8記載の発明において、各溝は中心軸を画定し、前記溝の前記中心軸は、前記ファスナボルトの中心軸を通過することを特徴としている。
本発明のうち請求項10に係る取付けブラケットは、請求項6記載の発明において、各配置ソケットは、前記ライザ構造物に受容されたソケットピンによって画定されることを特徴としている。
本発明のうち請求項11に係る取付けブラケットは、請求項10記載の発明において、前記ライザ構造物は、前記ファスナボルトを収納する中心孔を有する管状部材と、前記ソケットピンをそれぞれ受容する、前記管状部材の端縁部の周方向に間隔を置いて配置された複数の孔とを備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項12に係る取付けブラケットは、請求項11記載の発明において、前記ライザ構造物は、さらに、前記端縁部に近接して前記中心孔内に位置決めされた環状板を備え、前記ファスナボルトは、前記ベースのねじ付き孔とねじ係合するように、前記環状板の中心開口部を通過し、前記ライザ構造物はさらに、前記ボルトのヘッドと前記環状板との間で前記ファスナボルトのシャンクに対して囲む関係で前記管状部材の前記中心孔内に位置決めされた多数の皿ワッシャを備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項13に係る取付けブラケットは、請求項1記載の発明において、各ベースは、前記それぞれのライザ構造物を取り付ける平面プラットフォーム部と、該プラットフォーム部から延び、前記フレーミング装置をまたぐような寸法をしている複数の脚部とを備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項14に係るフレーミング装置は、溶接ステーションに配置されたフレーミング装置であって、該フレーミング装置が、溶接のために前記溶接ステーションで本体の構成部品を位置決めするのに用いられる複数の工具部材を有し、該工具部材が複数の取付けブラケットによって実装されたフレーミング装置において、各取付けブラケットは、前記フレーミング装置上に取り付けるためのベースと、インターフェイスで前記ベース上に取り付けられた、それぞれの工具部材を取り付けるライザ構造物とを備え、該ライザ構造物は、単一の中心ファスナボルトと、該ファスナボルトの中心軸に対して同心の関係で前記インターフェイスに位置決めされた複数の球状部材とによって、前記ベース上に固定して取り付けられると共に配置されることを特徴としている。
本発明のうち請求項15に係るフレーミング装置は、請求項14に係る発明において、各球状部材はボールを備え、前記中心軸周りに等しい角度で間隔を置いた関係で位置決めされた3つのボールがあることを特徴としている。
本発明のうち請求項16に係るフレーミング装置は、請求項14記載の発明において、前記ファスナボルトは、前記ライザ構造物に対して所定の衝撃に応じて脱離するような寸法をしている縮径した直径部を備えることを特徴としている。
本発明のうち請求項17に係るフレーミング装置は、請求項15記載の発明において、前記ボールは、前記ベース上に固定して取り付けられることを特徴としている。
本発明のうち請求項18に係るフレーミング装置は、請求項17記載の発明において、各ボールは、前記ライザ構造物の対向面に画定された配置ソケット内に着座されることを特徴としている。
また、本発明のうち請求項19に係る交換脱離ボルトアセンブリは、ベースと該ベース上に予め張力を加えた脱離ファスナボルトを利用して取り付けられたライザ構造物とを備える取付けブラケットで使用する交換脱離ボルトアセンブリであって、前記脱離ボルトが破断した場合に前記ライザ構造物を前記ベースに再び取り付けることを簡単にするための交換脱離ボルトアセンブリにおいて、脱離ファスナボルトと、該ファスナボルトのヘッドを囲む環状上板と、前記ファスナボルトのシャンクを囲む環状下板と、前記環状上板と前記環状下板との間に前記ボルトシャンクに対して囲む関係で位置決めされた圧縮性環状ばね装置と、前記環状下板のねじ付き孔とねじ係合するように、前記環状上板の孔を下向きに通過する複数の上取付けボルトと、前記環状下板の別のねじ付き孔とねじ係合するように、前記ライザ構造物の孔を上向きに通過する複数の下取付けボルトであって、前記ファスナボルトの前記ヘッドは前記圧縮性ばね装置を支承し、それによって、前記ベースのねじ付き孔とねじ係合するように前記ライザ構造物の孔を通過する前記ファスナボルトで、前記ファスナボルトの締付により前記ばね装置を圧縮して前記ファスナボルトに予め張力を加える下取付けボルトとを備えることを特徴としている。
更に、本発明のうち請求項20に係る交換脱離ボルトアセンブリは、請求項19記載の発明において、前記環状ばね装置は、多数の皿ワッシャを備えることを特徴としている。
即ち、本発明のフレーミング装置は、溶接ステーションでの使用を意図したものであり、溶接のために溶接ステーションで本体の構成部品を位置決めするのに使用する複数の工具部材を備えており、各工具部材は取付けブラケットによってフレーミング装置上に取り付けられている。
本発明によると、各取付けブラケットはフレーミング装置上に取り付けられたベースと、ベース上に取り付けられ、それぞれの工具部材を取り付けるライザ構造物とを備えており、ライザ構造物は単一の中心ファスナボルトによってベース上に取り付けられ、ライザ構造物とベースの間のインターフェイスは、ファスナボルトに対して同心関係で配置された複数の接触点を含む。
本発明の別の特徴によれば、ファスナボルトは、ライザ構造物に対する所定の衝撃に応じて脱離するような寸法の小さな直径部を含む。
本発明の別の特徴によれば、各ベースはそれぞれのライザ構造物を取り付ける平面プラットフォーム部と、プラットフォーム部から延び、フレーミング装置をまたぐような寸法をした複数の脚部とを備えている。
本発明の別の特徴によれば、各取付けブラケットはさらに、ファスナボルトの軸からずれた位置でベースおよびライザ構造物の位置合わせされた開口部内に受けられた少なくとも1つのだぼを含む。
本発明の別の特徴によれば、ベースとライザ構造物の間のインターフェイスは、同じ角度で間隔を置いて配置された3つの接触点を備えている。
本発明の別の特徴によれば、3つの接触点は、ボルトの中心軸に対して同心関係でインターフェイスに位置決めされた3つの球状部材によって画定されている。
本発明の別の特徴によれば、球状部材はベースによって担持され、各球状部材はベース内に画定された球状ソケット内に受けられる。
本発明の別の特徴によれば、各ファスナボルトは、ベースのねじ付き中心開口部とねじ係合するように、ライザ構造物の非ねじ付き中心開口部を通過する。
本発明の別の特徴によれば、各球状部材はライザ構造物の配置ソケット内に設置し、各配置ソケットは2点のみでそれぞれの球状部材に接触する溝を含んでいる。
本発明の別の特徴によれば、各溝は中心軸を画定し、溝の軸はファスナボルトの中心軸を通過する。
本発明の別の特徴によれば、各配置ソケットはライザ構造物内に受けられるピンによって画定され、各球状部材はボールを備え、各ソケットピンはそれぞれのボールの設置のためにインターフェイスでそれぞれの溝開口を画定する。
本発明の別の特徴によれば、各配置ソケットはライザ構造物の孔に受けられるソケットピンによって画定され、各ソケットピンはそれぞれのボールの設置のためにインターフェイスでそれぞれの溝開口を画定する。
本発明の別の特徴によれば、ファスナボルトは、ファスナボルトと、ファスナボルトのヘッドを囲む環状上板と、ファスナボルトのシャンクを囲む環状下板と、上部板と下部板の間のボルトシャンクに対して囲む関係で位置決めされた圧縮性環状ばね装置と、環状下板のねじ付き孔とねじ係合するように環状上板の孔を下向きに通過する複数の上取付けボルトと、環状下板の別のねじ付き孔とねじ係合するようにライザ構造物の孔を上向きに通過する複数の下取付けボルトとを備えるファスナボルトアセンブリの一部であり、ファスナボルトのヘッドは環状ねじ装置を支承し、それによってボルトがベースとねじ係合するようにライザ構造物の孔を通過して、ファスナボルトを締めることによりねじ装置を圧縮して、ファスナボルトに予め張力を加える。
本発明の別の特徴によれば、ばね装置はたくさんの皿ワッシャを備えている。
本発明の別の特徴によれば、ライザ構造物は、ファスナボルトを収納する中心孔を有する管状部材と、ソケットピンをそれぞれ受けるための管状部材の端縁部の周方向に間隔を置いて配置された複数の孔とを備えている。
本発明の別の特徴によれば、ライザ構造物はさらに、端縁部に近接して中心孔内に位置決めされた環状板を備え、ファスナボルトはベースのねじ付き孔とねじ係合するように環状板の中心開口部を通過し、ライザ構造物はさらに、ボルトのヘッドと環状板の間のファスナボルトのシャンクに対して囲む関係で管状部材の中心孔内に位置決めされたたくさんの皿ワッシャを備えている。
本発明はまた、ベース上にライザ構造物を取付け、ライザ構造物を形成し、ライザをベースに再び取り付けるように脱離したボルトを交換する方法を開示している。
本発明によれば、溶接ステーションで使用でき、かつ、極めて重い工具部材を取り扱うことが可能な比較的軽量なゲートを利用するフレーミング装置、フレーミング装置に使用される取付けブラケット及び交換脱離ボルトアセンブリを提供できる。
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1を参照すると、初期に緩んだ状態に組み立てられた本体10が、レール14上に乗ったパレット12などによって溶接ステーション16に運ばれる。溶接ステーション16では、本体10の様々なパネルおよびフレームが互いに溶接されてしっかりと永久的に組み立てられた関係となる。溶接ステーション16での溶接操作中の様々なパネルおよびヘッダ部材の位置決めは、複数のゲートを備えるフレーミング装置15を利用して達成される。例えば、図1に略図的に示すように、1対の側部ゲート18、20は、頂部ゲート22と組み合わせて利用される。これら側部ゲート18、20及び頂部ゲート22は、図1に示す引込位置と、図2に示す作業位置との間を移動可能になっている。図1に示す引込位置では、本体10の溶接ステーション16への進入を許容する。図2に示す作業位置では、側部ゲート18、20及び頂部ゲート22のそれぞれに担持された工具部材24が本体10に適切に係合して本体10を所望の最終位置に固定する。そして、それら本体10が側部ゲート18、20、頂部ゲート22及び工具部材24によって正しい位置に保持されたときに、それぞれが溶接ガン26を備えた複数のプログラム可能な溶接ロボット28が本体10の部品に溶接作業を行う。
本発明のフレーミング装置は、複数の取付けブラケット構造物32と組み合わせて開口フレームゲート構造物30(図3及び図4参照)を使用する。これにより、側部ゲート18、20及び頂部ゲート22への工具部材24の取付けが容易にされる。開口フレームゲート構造物30は、頂部ゲート22あるいは側部ゲート18,20のいずれかを備えてもよいが、骨格平行長手側部材34と、骨格端断面部材36と、骨格中間断面部材38と、中心ロボット実装板40と、骨格平行上側レール42と、骨格上部断面部材44と、各上側レール42をそれぞれの下部レールに相互連結させる格子部材46とを備えた開口フレーム骨格構造を有している。フレームの部材の全ては、例えば0.06インチ(0.1524cm)の壁厚を有する矩形断面の軽量管状材料で形成されていることが好ましく、また、フレーム部材の全ては、適切な鉄材料でできている。フレーム構成部品は、適切なガセットを利用して溶接によって互いに固定される。
各取付けブラケット構造物32(図6乃至図23参照)は、ベース50と、ライザ52と、ボルト構造物54とを備えている。ベース50は、鋳造鉄構造として形成することができ、平面プラットフォーム部50aと、平面プラットフォーム部50aから一体的に下向きに延びる複数の脚部50bとを備えている。プラットフォーム部50aは、ほぼ円形の構成をしていてもよく、脚部50bはプラットフォーム部50aの外周上の周面に間隔を置いた位置に位置決めされ、各脚部50bはプラットフォーム部50aと一体形成されたラグ50cから下向きに延びている。各脚部50bは直角断面構造をしており、貫通孔50dはそれぞれの脚部50bの外側で各ラグ50c内に形成されている。プラットフォーム部50aおよび脚部50bは、図5によく示すように、ベース50を例えば骨格平行長手側部材34などの骨格フレーム部材の上に位置決めすることができる。図示するように、ベース50は、図5の左側に示す骨格平行長手側部材34の上部の上、または図5の右側に示す骨格平行長手側部材34の側部の上に位置決めすることができる。
各ベース50のプラットフォーム部50aは、外縁部50eと、プラットフォーム部50aの幾何中心に近接して位置決めされたねじ付き中心孔50gを有する中心ハブ50fと、外縁部50eの内周の周方向に間隔を置いて配置された複数のラグ50hと、ラグ50hおよびハブ50fを相互連結させる周方向に間隔を置いて配置された複数のスポーク50iとを備える車輪状構造をしている。ラグ50cは、外縁部50eの外周上にあり、内周のラグ50hに対して周方向にずらして配置されていることが分かる。外縁部50eのリング形上面50jと、ラグ50hの上面は、スポーク50iおよびハブ50fの水平面の上に離れて配置されていることが分かるだろう。すなわち、スポーク50iおよびハブ50fの上面は外縁部50eの上面50jに対して窪んでおり、それによって外縁部50eの上面50jは十分画定されたリング形の上に面した取付け表面を呈する。
各ライザ52は、アルミニウム押出し加工物として形成され、円形外縁部52aと、ライザ52の幾何中心に近接して位置決めされた中心孔52bを画定する中心芯構造52sと、中心孔52bの周方向周りに間隔を置いて配置された複数の扇形通路52cと、位置合わせされた比較的薄いスポーク52dと、位置合わせされた比較的厚いスポーク52eと、中心孔52bの両側のスポーク52e内の通路52fとを備える円形断面構造をなしている。
押出し加工の後に、ライザ52はある長さ(例えば、300mm)に切断され、レベル58まで中心孔52bの中心軸に平行に延びる平面56(図21及び図22参照)に沿って機械加工されて、中心軸に対して平行かつそこからオフセットしている取付面60および中心軸に対して垂直なクランプ表面61を形成する。更に、ライザ52は、線62に沿って平面63まで機械加工されて、クランプ表面61と同延でありポケット65の下側境界を構成するボルト面64を形成している。更に、ライザ52は、押出し加工物の下面(図23参照)で機械加工されて、外縁部52aがはっきりと画定された下に面するリング表面52gを呈するように、外縁部52aに対してスポーク52d、52eを窪ませている。また、ライザ52は、面60に開口する横ボルト穴52hを形成するように機械加工され、面60に開口する横だぼ穴52iを形成するように機械加工され、さらに通路52fの外側およびリング表面52gの内側で、スポーク52eでライザの下面に開口するブラインド軸方向だぼ穴52jを形成している。
図10、図11、図14、図15、及び図18から分かるように、ボルト構造物54は、ボルト66と、ワッシャ68と、ロックワッシャ70とを備えている。ボルト66は、ヘッド66aと、円滑シャンク66bと、ねじ付きシャンク66cとを含んでいる。別の方法では、脱離が望ましい場合、図16および図17に示すように、ボルト構造物54は、ボルト72と、ワッシャ74と、ロックワッシャ76とを備えることができる。ボルト72は、締付ヘッド72aと、縮径した直径のヘッド部72bと、円滑なシャンク部72cと、小さな直径の脱離部72dと、ねじ付きシャンク部72eとを備えている。
本体構成部品に係合するように工具部材24を位置決めすることが望ましい場合、1つまたは複数のブラケット構造物32が、開口ゲートフレーム構造物30に沿ったあらゆる位置で開口ゲートフレーム構造物30の骨格部材の1つに位置決めされていることが分かるだろう。普通はクランプを備えることができる工具部材24は、図13の符号78で略図的に示されている。
使用の際、ベース50は開口ゲートフレーム構造物30の骨格部材に対してまたぐ関係で脚部50bでフレームの骨格部材の上、および骨格部材に対して位置決めされたベース50のプラットフォーム部50aの裏面に位置決めされる。その後、ベース50は、脚部50bおよびプラットフォーム部50aの相互作用によって規定されるように、ベース50およびフレーム部材の間のU字形インターフェイス全体の上でフレーム部材に溶接される。
1対のだぼピン80は次に、ベース50のプラットフォーム部50aの正反対に対向する孔50kに圧入され、ライザ52は孔52j内にだぼの露出した上端部を通過させるようにプラットフォーム部50aに対して位置決めされる。そして、ボルト66はベース50のプラットフォーム部50aのねじ付き孔50gにボルト66のねじ付きシャンク部66cを係合させるようにライザ52の中心孔52bを通過させる。ワッシャ68、70と相互作用でボルト66を締め付けることは、ボルトヘッド66aをボルト面64に係合させ、ライザ52をベース50にしっかりかつ積極的にクランプするようにベースリング表面50jに対してライザリング表面52gをしっかり押圧するようことが分かるだろう。ライザ52とベース50との間のインターフェイスは十分画定されたリング表面に沿っているだけであるので、ライザ52はライザ52とベース50との間のしっかりした積極的な相互係合を提供する三角法でベース50に係合する。また、ボルト面64とライザ52の下面の間のライザ寸法は、ボルトが締め付けられるときにリング表面52g内のライザ構造物がしっかりしたままであり、湾曲したり歪んだりしないことを保証するのに十分であることも重要である。というのは、このような湾曲または歪みはライザ表面52gおよびベース表面50jのしっかりした積極的な三角相互係合に干渉する可能性があるからである。ライザ52をベース50に取り付けた後に、工具部材、例えばクランプ78を、ボルト穴52hおよびだぼ穴52i、および刃の位置合わせされたボルト穴およびだぼ穴を通過するボルトおよびだぼピンを利用して、ライザ52の取付け面60に締め付けられた刃82(図13参照)を利用してライザ52上に取り付けることができる。
脱離が望ましい場合、脱離ボルト72が利用され、ボルト72はボルトヘッド72aがボルト面64に設置するまでヘッド72aを利用して締め付けられ、縮径した直径部72bが剪断するまでヘッド72aによってさらなるトルクがボルト72に加えられる。縮径した直径部72bが、縮径した直径部72dが剪断する前に剪断するように設計されており、縮径した直径部72bが剪断するまでのボルト構造物の締付は、縮径した直径部72bを剪断するのに必要なトルクレベルまでボルト72に予めトルクを加える効果を有する。フレーミングステーションでの使用の場合、各開口フレームゲート構造物30は、ロボット実装板40に固定されたロボットによって位置決めされる。ロボットは、既知の方法でプログラミングされている。ロボットは、あらゆる障害物に衝突することなく、したがって工具部材24またはもっと重要なことに繊細なフレーム構造物30を損傷することなく、フレーミングステーションで定位置に側部ゲート18,20及び頂部ゲート22を移動させることが理想的である。しかし、障害物に衝突した場合、障害物は普通は力Fをライザ52の垂直部に加え、その後ライザ52が傾斜して、その結果小さな直径のボルト部72dの剪断または破裂を生じさせることになり、ライザ52および関連する工具部材24がベース50から脱離する。そして、繊細なフレーム構造物30に対する捩れまたは他の損傷および/またはそれぞれの自動車本体構成部品の結果として生じる誤組立と共にライザ52によって担持された工具部材24の狂いを取り除くことが可能になる。ライザ52およびベース50上の画定された相互係合リング表面は、脱離ボルト72の中心線から等距離の点の軌跡を画定する効果を有し、それによってどの方向に力Fがライザ52の垂直部に加えられるかに関わらず、同じモーメントがライザ52およびボルト構造物に加えられ、同じ力Fが小さな直径のボルト構造部72dに対して同一の破裂パターンになる。
単一の中心取付けボルトはだぼピン80と組み合わせて、ベース50上にライザ52をしっかり積極的に配置し、ライザ52の下面とベース50の上面との間の画定されたリング表面インターフェイスが、ベース50上へのライザ52のしっかりした積極的な三角取付けを保証する。ボルト穴間に位置決めされただぼ穴を備えた4つの四分割ボルト穴を利用した従来技術のライザ取付け配置と比べて、本発明のライザ取付けシステムは単一の中心ボルト穴と、単一の中心ボルトと、1対の側面だぼピンとを利用して、材料および労力を両方ともかなり省く。本発明のライザ52はまた、押出構造により、従来技術のライザと比べてかなり材料を節約し、本発明のライザ52はアルミニウム押出成形により、従来技術のライザ52と比べてかなり重量を省く。
図示および説明したベース50およびライザ52構造はまた、製造差異または許容範囲に対応する準備ができていることが可能である。特に、図14、図15、図16及び図17の比較によく示すように、製造差異または許容誤差はハブ50f内の孔50gの位置を調節することによって簡単に対応することができ、この点で、ベースリング表面50jはリング表面52gがリング表面のしっかりした積極的な三角相互係合に干渉することなく、ハブ50f内で孔52gの移動に対して表面50j上で調節することができるように、ライザリング表面52gより大きな幅をしていることが好ましい。
特に、脱離ボルト構造を利用した設置の際、ラグ50cの孔52dを利用して、ライザ52をベース50に拘束して脱離の場合にベース50に対するライザ52の移動を制限するようにケーブルを固定することができる。
図24乃至図32に示す代替取付けブラケット構造は、ライザ100と、ベース102と、ファスナアセンブリ103とを備えている。
ライザ100は、ライザ部100aおよび矩形のプラットフォーム部100bを備えている。プラットフォーム部100bは、非ねじ付き中心開口部100cを含む。
ベース102は、図1乃至図23の取付けブラケット構造に関して説明したように、円形プラットフォーム部102aと、フレーム構造物30の骨格部材上にまたがり、溶接取付けするようにプラットフォーム部102aから一体的に延びる周方向に間隔を置いて配置された複数の脚部102bとを備えている。円形プラットフォーム部102aは、ねじ付き中心開口部102cを備えている。
ライザ100は、ファスナアセンブリ103と、複数の球状部材とを利用することにより、ベース102上に取り付けられると共に位置決めされる。複数の球状部材は、開口部100c、102cの中心軸に対して同心に囲んだ関係でライザ100とベース102との間のインターフェイスに位置決めされている。特に、ライザ100は、3個のボール即ち球体104を利用することによりベース102上に取り付けられる。3個の球体104は、開口部102cに対して同心の関係で、等しい120度の間隔でベースプラットフォーム部102aの上面102dに設けられている。また、3個の球体104は、開口部100cに対して同心の関係で、等しい120度の間隔でライザプラットフォーム部の下面100dに設けられたV字形配置ソケット溝106に着座される。V字形配置ソケット溝106は、それぞれの球体ル104と垂直位置合わせされる。
各V字形配置ソケット溝106は、ソケットピン108によって画定されている。各ソケットピン108は、円形ロケータ部108aと、本体即ちベース部108bとを備えている。ソケット溝106は、本体部108bの下面に画定されており、特に2つの外側に広げられた平面108cによって画定されている。平面108cは、本体部108bの環状下面108dに開口し、平面108cの上縁部でノッチ108eを有している。
各ソケットピン108は、ライザ100のプラットフォーム部100bの孔に嵌合され、特にピン108のロケータ部108aはライザプラットフォーム部の孔100eに嵌合され、本体部108bはライザプラットフォーム部のカウンタボア100fに嵌合されている。各ピン108は、ライザプラットフォーム部の下面100dに対して上向きに間隔を置いたまたは窪ませたピン108の下面108d、またはライザプラットフォーム部の上面100gから下向きに窪ませたまたは間隔を置いたピンの上面108fで、ライザ100のそれぞれの孔に圧入することができる。各溝106は中心軸109を画定し、ピン108はカウンタボア100f内に位置決めされ、それによって全ての軸109が中心開口部100cの中心を通過する。
各ボールすなわち球体104は、球体104がベース102からずれることを防ぐように、ベース102の上面102dの下に位置決めされた球体104の中心104aでベースプラットフォーム部の球状ソケット102e内に位置決めされている。球体104は、ベース102内に旋回可能に取り付けることができる、またはベース102内にしっかり固定することができる。また、球体104は、冷却状態の球体104をソケット102e内に置き、その後球体104を拡張してソケット102eを固定するといった既知の方法によってベース102に取り付けることができる。各球体104およびそれぞれのソケットピン108は、ボール104およびソケット溝106が2つの点110でのみ互いに接触するような構成および寸法をしている。
ファスナアセンブリ103は、ファスナボルトスタッド114と、ナット116と、重ね合わせられた複数の皿ワッシャ118と、リテーナカップ120とを備えている。ライザ100及びベース102を組み立てたときには、ボルトスタッド114は、ライザプラットフォーム部に設けられたねじの切られていない中心孔100cを通過して、ベースプラットフォーム部に設けられたねじの切られた中心孔102cにねじ係合する。この際に、ナット116は、カップ120内に保持された重ね合わせられた皿ワッシャ118に対して下向きに押圧し、ライザ100をベース102に対して押圧する。ライザ100が合計6点110で球体104に係合し、この状態で、ライザプラットフォーム部の下面100dとベースプラットフォーム部の上面102dとの間に、例えば10mmの間隙が画定されるように、様々なパラメータが選択される。
ボルトスタッド114は、Oリング溝114aと、小さな直径の脱離溝114bとを備えている。
使用の際、クランプ78などの工具部材が、図1乃至図23の実施形態に関して前に説明した方法で、ライザ100のライザ部100aの上端部に取り付けられることが分かるだろう。
図24乃至図32の実施形態は、ライザ100内に設けられたV字形溝106に設置するベース102に取り付けられた球体104を含むものとして説明したが、この配置は逆にすることができ、あらゆる特定の応用例の要件で決められた特定の配置で、球体104をライザ100の下面に設け、V字形溝106をベース102の上面にもうけることができる。
ボルトアセンブリの一部として示した皿ワッシャではなく、ばねまたはウレタンブロックを同じ目的で利用することもできる。皿ワッシャ/ばね/ウレタンブロックを提供することにより、ファスナが伸びていると共に、衝突の場合に「衝撃吸収」特性を提供する場合であってもアセンブリが剛性を保持することが可能になる。
図24乃至図32の配置により、ライザ100に屈曲、ねじり負荷、または剪断負荷の何れかが加えられた場合、剪断点114bでのボルトスタッド114の破断が可能になる。3つのロケータ構造は120度離れて配置された球体/溝配置で、ライザ100に対する衝撃の位置または方向とは関係なく、ファスナの中心から一定のてこおよび一定の剪断挙動を提供する、2つの球体/ボールの中心によって画定された3つの別個の旋回軸を作り出す。図24乃至図32の配置は、ベース102とライザ100の間にしっかりした三角インターフェイスを提供し、ライザ100をベース102に取り付ける優れた再現性を提供する。というのは、3つの球体104を1つの正確な構造だけで溝106に設置させることができるからである。
図33乃至図40に示す代替取付けブラケット構造は、ライザ200と、ベース202と、ファスナアセンブリ203とを備えている。
ベース202は、図24乃至図32の実施形態のベース102にほぼ対応し、図1乃至図23の取付けブラケット構造に関して説明したように、円形プラットフォーム部202aと、フレーム構造物の骨格部材34上にまたがり、溶接取付けするようにプラットフォーム部202aから一体的に延びる周方向に間隔を置いて配置された複数の脚部202bとを備えている。
円形プラットフォーム部202aは、ねじ付き中心開口部202cを備えており、3つのボール即ち球体204が中心開口部202cと同心の関係で、等しい120度の間隔でプラットフォーム部202aの上面202dに設けられている。各球体204は、球体204がベース202からずれることを防ぐように、上面202dの下に位置決めされた球体204の中心204aでプラットフォーム部202aの球状ソケット202e内に位置決めされている。球体204は、ベース202内に旋回可能に取り付けることができる、またはベース202内にしっかり固定することができる。また、球体204は、冷却状態の球体204をソケット202e内に置き、その後球体204を拡張してソケット202eを固定するといった既知の方法によってベース202に取り付けることができる。
ライザ200は、管状部材206と、複数のソケットピン208と、環状板210とを備えている。
管状部材206は、押出し加工によって形成でき、中心軸孔206bを画定する本体管状部206a、およびそれぞれ軸方向孔206dを画定する周方向に間隔を置いて配置された複数の外部リブ部206cを備えることができる。
孔206eは、各軸方向孔206dと同軸カウンタボアの関係でライザ200の下端部206fに設けられている。外部リブ部206cは、適切な工具部材78の取付けを簡単にするように平面206gを画定することが分かるだろう。
各ソケットピン208は、それぞれの孔206eに圧入するパイロット部208aと、それぞれの球体204を設置させる溝208cを画定する主本体部208bとを備えている。
各溝208cは、ボウル形形状を有しており、2つの外側に広がる平面208dを有している。平面208dの集中上縁部でノッチ208eが設けられている。各溝208cは中心軸211を画定し、ピン208は軸211の全てがねじ付き開口部202cの中心軸を通過するように孔206c内に位置決めされている。
各球体204およびそれぞれのソケットピン208は、球体204およびソケット溝208cが2つの点212でのみ互いに接触するような構成および寸法をしている。
環状板210は、ライザ200の下端部206fに近接した孔206b内においてシル即ち肩部206h上に位置決めされ、非ねじ付き中心開口部210aを画定している。
ファスナアセンブリ203は、脱離ファスナボルト214と、たくさんの皿ワッシャ216とを備えている。
皿ワッシャ216は、開口部210aと同心の関係で環状板210上に位置決めされ、脱離ボルト214のシャンク214aは、皿ワッシャ216および開口部210aを下向きに通過し、ボルトのヘッド214bはたくさんの皿ワッシャ216上に下向きに押圧し、ボルトのねじ付き下端部214cはベースのプラットフォーム部202aのねじ付き中心開口部202cとねじ係合する。
使用の際、ライザ200は合計6つの規定点212で球体204上に着座する溝208cでベース202上に位置決めされる。これにより、ライザ200をベース202上にしっかりと配置および位置決めし、その後ボルト214はねじ付き下端部214cをベース202の中心開口部202c内にねじ込み可能に前進させるように締め付けられる。これにより、ライザ200に対するかなりの衝撃が小さな直径部214dで脱離ボルト214を剪断する効果を有するように、皿ワッシャ216を圧縮し、予め張力を加えてボルト214を配置する。
図41乃至図45は、破断した脱離ボルトの交換を簡単にするように、前に説明した取付けブラケット構造物の何れかで使用することができる脱離ボルトアセンブリ交換キット300を示している。キット300をこれ以下、図24乃至図32の取付けブラケット構造物を参照して説明するが、図1乃至図23または図33乃至図40の取付けブラケット構造物での適当な変更を簡単に利用することができる。
キット300は、ヘッド302a、シャンク302b、縮径した直径部302c、およびねじ付き下端部302dを有するファスナボルト302と、ファスナボルトのヘッド302aを囲む中心開口部304aを有する環状上板304と、ファスナボルトのシャンク302bを囲む中心孔306aを有する環状下板306と、環状上板304と環状下板306との間にボルト302のシャンク部302bに対して囲んだ関係で位置決めされたたくさんの皿ワッシャ308と、環状下板306のねじ付き孔306bとねじ係合するように環状上板304の非ねじ付き孔304bを下向きに通過する複数の上取付けボルト310と、環状下板306の別のねじ付き孔306cとねじ係合するようにライザのプラットフォーム部100bの非ねじ付き開口部100hを上向きに通過するような寸法をしている複数の下取付けボルト312とを備えている。
図24乃至図32のブラケット構造にキット300を使用する場合、ライザ100に対して所定の衝撃に応じて縮径した直径部302cでファスナボルト302の破断の後に、破損したボルト302の破断部分をライザ100、およびベース102から取り除くことができ、その後キット300は下取付けボルト312を除いて、ライザ100の中心開口部100cを下向きに通過するボルトシャンクでライザ100b上に位置決めすることができ、その後下取付けボルト312を下板のねじ付き孔306cとねじ係合するようにライザ100の開口部100hを上向きに通過させることができる。その後、ライザ100をボルト302のねじ付き下部302dでベース102上に位置決めして、ベース102のねじ付き開口部102cおよび球体104上に着座する溝106をねじ係合させることができ、ボルトを締め付けてボルトに予め張力(例えば、10ft.lbs)を加えるように皿ワッシャ308を圧縮するように締め付けることができ、上取付けボルト310および上板304を取り除き廃棄することができる。システムは、製造の準備ができている。
図46のブラケット構造物では、ライザは個別の部材によって構成されているのではなく、工具部材の一体延長刃またはアームによって構成されている。
図46の取付けブラケットは、ライザアーム78aと、ベース402と、ファスナアセンブリ404とを備えている。
ライザアーム78aは、工具部材78の一体延長アームとして構成されている。
ベース402は、ベース102およびベース202にほぼ対応し、円形プラットフォーム部402aと、フレーム構造物の骨格部材上にまたがり、溶接取付けするようにプラットフォーム部402aから一体的に延びる周方向に間隔を置いて配置された複数の脚部402bとを備えている。
円形プラットフォーム部402aは、ねじ付き中心開口部(図示せず)を備えており、3つのボール即ち球体406が中心開口部と同心の関係で、等しい120度の間隔でプラットフォーム部の上面402dに設けられている。各球体406は、球体406がずれることを防ぐように、上面402dの下に位置決めされた球体406の中心でプラットフォーム部402aの球状ソケット内に位置決めされている。
ライザアーム78aは、図24乃至図32および図33乃至図40の取付けブラケットに関して前に説明した方法で、球体406と相互作用するように、周方向に等間隔で配置された複数のソケットピン408を取り付ける。
ファスナアセンブリ404は、図33乃至図40の取付けブラケット実施形態のファスナアセンブリ203に対応し、小さな直径部およびたくさんの皿ワッシャ412を含む、脱離ファスナボルト410を備えている。
使用の際、ライザアームは合計6つの規定点で球体406上に着座するソケットピンによって画定された溝でベース上に位置決めされ、それによってライザをベース上にしっかり配置および位置決めし、その後ボルト410はベースの中心開口部内にボールのねじ付き下端部をねじ込み可能に前進させるように締め付けられ、それによって皿ワッシャ412を圧縮し、ライザアームに対するかなりの衝撃が小さな直径部でボルトを剪断する効果を有するように予め張力を加えてボルトを配置する。
本発明を現時点で最も実用的で好ましい実施形態であると考えられるものに関して説明したが、本発明は開示した実施形態に限るものではなく、逆に頭記の特許請求の範囲の精神および範囲に含まれる様々な変更および同等の配置を含むことを意図しており、この範囲は法の下において認められるようなこのような変更および同等の構造全てを含むように、最も広い解釈を与えるものと理解されたい。例えば、取付けブラケットのいくつかの実施形態を特定の個別のライザ部材を備えるものとして説明したが、例えば図46の実施形態で示すように、ライザは代わりに関連する工具部材の一体延長刃またはアームによって構成することができ、特許請求の範囲で使用されるようなライザまたはライザ構造物という用語は個別のライザ部材だけではなく、関連する工具部材の一体延長アームとして形成されたライザを含むものと理解されたい。
フレーミングステーションを含む自動車フレーミング製造ラインの概略図である。 フレーミングステーションの略断面図である。 フレーミングステーションで利用されるゲートの側面図である。 ゲートを下側から見たゲートの斜視図である。 ゲートを位置決めするのに利用されるロボットと合わせて、ゲートを示す斜視図である。 ベース上に取り付けるように、ライザと組み合わせてベースを備えた取付けブラケットの展開斜視図である。 ベースおよびライザの側面図である。 図7の線8−8に沿った断面図である。 ベースおよびライザの平面図である。 図9の線10−10に沿った断面図である。 ベースおよびライザの正面図である。 図10における円で示す部分の詳細図である。 工具部材に関連して示した、ベースおよびライザの斜視図である。 単純なボルトを利用して、製造差異または許容誤差に本発明が対応する方法を示す断片図である。 単純なボルトを利用して、製造差異または許容誤差に本発明が対応する方法を示す断片図である。 脱離ボルト構造物を使用して、製造差異に本発明が対応する方法を示す断片図である。 脱離ボルト構造物を使用して、製造差異に本発明が対応する方法を示す断片図である。 図9の線18−18に沿った断面図である。 図18における円で示す部分の詳細図である。 ライザの裏面のそれぞれの断片図である。 ライザの一部分を断面した正面図である。 図21の線22−22に沿った断面図である。 ライザの底面図である。 代替形状の取付けブラケットの斜視図である。 図24の取付けブラケットの展開断片図である。 図24の線26−26に沿った断面図である。 図24の取付けブラケットの展開断面図である。 図24の取付けブラケット内で利用されるボルトアセンブリの略断面図である。 図24の取付けブラケットのベースの平面図である。 図29の線30−30に沿った断片断面図である。 図24の取付けブラケット内で利用されるソケットピンの斜視図である。 ソケットピンの底面図である。 別の代替形態の取付けブラケットの斜視図である。 図33の取付けブラケットの展開図である。 図33の取付けブラケットの展開断面図である。 図33の取付けブラケット内で利用されるボルトアセンブリの詳細図である。 図33の取付けブラケットの断面図である。 図33の取付けブラケット内で利用されるソケットピンの詳細図である。 図33の取付けブラケット内で利用されるソケットピンの詳細図である。 図33の取付けブラケット内で利用されるソケットピンの詳細図である。 ブラケット実施形態の何れかで使用するのに適した交換脱離ボルトアセンブリの図である。 ブラケット実施形態の何れかで使用するのに適した交換脱離ボルトアセンブリの図である。 ブラケット実施形態の何れかで使用するのに適した交換脱離ボルトアセンブリの図である。 ブラケット実施形態の何れかで使用するのに適した交換脱離ボルトアセンブリの図である。 ブラケット実施形態の何れかで使用するのに適した交換脱離ボルトアセンブリの図である。 ライザが工具部材の一体型延長アームによって構成される、取付けブラケットの断片斜視図である。
符号の説明
10 サブアセンブリ
12 パレット
14 レール
15 フレーミング装置
16 溶接ステーション
18 側部ゲート
20 側部ゲート
22 頂部ゲート
24 工具部材
26 溶接ロボット
28 溶接ガン
30 ゲート構造物
32 取付けブラケット構造物
34 骨格平行長手側部材、フレーム部材
36 骨格端断面部材
38 骨格中間断面部材
40 中心ロボット取付け板
42 骨格平行上側レール
44 骨格上部断面部材
46 格子部材
50 ベース
50a プラットフォーム部
50b 脚部
50c ラグ
50d 貫通孔
50e 外縁部
50f 中心ハブ
50g 中心孔
50h ラグ
50i スポーク
50j リング形上面
52 ライザ
52a 円形外縁部
52b 中心孔
52c 扇形通路
52d スポーク
52e スポーク
52f 通路
52g リング表面
52h 横ボルト穴
52i 横だぼ穴
52j ブラインド軸方向だぼ穴
52k 孔
52s 中心芯構造
54 ボルト構造物
56 平面
58 水平面
60 取付け面
61 クランプ表面
62 線
64 ボルト面
65 ポケット
66 ボルト
66a ヘッド
66b 円滑シャンク
66c ねじ付きシャンク
68 ロックワッシャ
70 ロックワッシャ
72 ボルト
72a 締付ヘッド
72b ヘッド部
72c シャンク部
72d 脱離部、ボルト構造部
72e シャンク部
78 工具部材、クランプ
78a ライザアーム
80 だぼピン
100 ライザ
100a ライザ部
100b プラットフォーム部
100c 開口部
100d 下面
100e 孔
100f カウンタボア
100g 上面
102 ベース
102a プラットフォーム部
102b 脚部
102c 開口部
102d 上面
103 ファスナアセンブリ
104 球体
104a 中心
106 ソケット溝
108 ソケットピン
108a ロケータ部
108b 本体即ちベース部
108c 平面
108d 環状下面
108e 切り欠き
108f 上面
109 軸
110 点
114 ファスナボルトスタッド
114a Oリング溝
114b 脱離溝、剪断点
116 ナット
118 皿ワッシャ
200 ライザ
202 ベース
202a プラットフォーム部
202b 脚部
202c 開口部
202d 上面
202e ソケット
203 ファスナアセンブリ
204 球体
206 管状部材
206a 本体管状部材
206b 中心軸孔
206c 外部リブ部、孔
206d 軸方向孔
206e 孔
206f 下端部
206g 平面
206h 肩部
208 ソケットピン
208a パイロット部
208b 本体部
208c 溝
208d 平面
208e 切り欠き
210 環状板
210a 開口部
211 中心軸
212 点
214 ファスナボルト
214a シャンク
214b ヘッド
214c 下端部
214d 直径部
216 皿ワッシャ
300 脱離ボルトアセンブリ交換キット
302 ファスナボルト
302a ヘッド
302b シャンク
302c 直径部
302d 端部
304 上板
306 下板
306a 中心孔
306b ねじ付き孔
308 皿ワッシャ
310 上取付けボルト
312 下取付けボルト
402 ベース
404 ファスナアセンブリ
402a プラットフォーム部
402b 脚部
402d 上面
406 球体
410 ファスナボルト
412 皿ワッシャ
F 力

Claims (20)

  1. 溶接ステーションに配置されたフレーミング装置に使用する取付けブラケットであって、前記フレーミング装置が、溶接のために溶接ステーションで本体の構成部品を位置決めするのに用いられる複数の工具部材を有し、各工具部材が取付けブラケットによって前記フレーミング装置に実装された取付けブラケットにおいて、
    各取付けブラケットは、前記フレーミング装置上に取り付けるためのベースと、該ベース上に取り付けられた、それぞれの工具部材を取り付けるライザ構造物とを備え、
    該ライザ構造物は、単一の中心ファスナボルトによって前記ベース上に取り付けられ、
    前記ライザ構造物と前記ベースとの間のインターフェイスは、前記ファスナボルトに対して同心の関係で配置された複数の球状部材を備えることを特徴とする取付けブラケット。
  2. 等しい角度で間隔を置いて配置された3つの球状部材があることを特徴とする請求項1記載の取付けブラケット。
  3. 各球状部材はボールを備えることを特徴とする請求項1記載の取付けブラケット。
  4. 前記ファスナボルトは、前記ライザ構造物に対して所定の衝撃に応じて脱離するような寸法をしている縮径した直径部を備えることを特徴とする請求項1記載の取付けブラケット。
  5. 前記球状部材は、前記ベースによって担持されることを特徴とする請求項1記載の取付けブラケット。
  6. 各球状部材は、前記ベースに画定された球状ソケットに受容されることを特徴とする請求項5記載の取付けブラケット。
  7. 各球状部材は、前記ライザ構造物の配置ソケット内に着座されることを特徴とする請求項6記載の取付けブラケット。
  8. 各配置ソケットは、2点でのみ前記それぞれの球状部材に接触する溝を備えることを特徴とする請求項7記載の取付けブラケット。
  9. 各溝は中心軸を画定し、
    前記溝の前記中心軸は、前記ファスナボルトの中心軸を通過することを特徴とする請求項8記載の取付けブラケット。
  10. 各配置ソケットは、前記ライザ構造物に受容されたソケットピンによって画定されることを特徴とする請求項6記載の取付けブラケット。
  11. 前記ライザ構造物は、前記ファスナボルトを収納する中心孔を有する管状部材と、前記ソケットピンをそれぞれ受容する、前記管状部材の端縁部の周方向に間隔を置いて配置された複数の孔とを備えることを特徴とする請求項10記載の取付けブラケット。
  12. 前記ライザ構造物は、さらに、前記端縁部に近接して前記中心孔内に位置決めされた環状板を備え、
    前記ファスナボルトは、前記ベースのねじ付き孔とねじ係合するように、前記環状板の中心開口部を通過し、
    前記ライザ構造物はさらに、前記ボルトのヘッドと前記環状板との間で前記ファスナボルトのシャンクに対して囲む関係で前記管状部材の前記中心孔内に位置決めされた多数の皿ワッシャを備えることを特徴とする請求項11記載の取付けブラケット。
  13. 各ベースは、前記それぞれのライザ構造物を取り付ける平面プラットフォーム部と、該プラットフォーム部から延び、前記フレーミング装置をまたぐような寸法をしている複数の脚部とを備えることを特徴とする請求項1記載の取付けブラケット。
  14. 溶接ステーションに配置されたフレーミング装置であって、該フレーミング装置が、溶接のために前記溶接ステーションで本体の構成部品を位置決めするのに用いられる複数の工具部材を有し、該工具部材が複数の取付けブラケットによって実装されたフレーミング装置において、
    各取付けブラケットは、前記フレーミング装置上に取り付けるためのベースと、インターフェイスで前記ベース上に取り付けられた、それぞれの工具部材を取り付けるライザ構造物とを備え、
    該ライザ構造物は、単一の中心ファスナボルトと、該ファスナボルトの中心軸に対して同心の関係で前記インターフェイスに位置決めされた複数の球状部材とによって、前記ベース上に固定して取り付けられると共に配置されることを特徴とするフレーミング装置。
  15. 各球状部材はボールを備え、前記中心軸周りに等しい角度で間隔を置いた関係で位置決めされた3つのボールがあることを特徴とする請求項14記載のフレーミング装置。
  16. 前記ファスナボルトは、前記ライザ構造物に対して所定の衝撃に応じて脱離するような寸法をしている縮径した直径部を備えることを特徴とする請求項14記載のフレーミング装置。
  17. 前記ボールは、前記ベース上に固定して取り付けられることを特徴とする請求項15記載のフレーミング装置。
  18. 各ボールは、前記ライザ構造物の対向面に画定された配置ソケット内に着座されることを特徴とする請求項17記載のフレーミング装置。
  19. ベースと該ベース上に予め張力を加えた脱離ファスナボルトを利用して取り付けられたライザ構造物とを備える取付けブラケットで使用する交換脱離ボルトアセンブリであって、前記脱離ボルトが破断した場合に前記ライザ構造物を前記ベースに再び取り付けることを簡単にするための交換脱離ボルトアセンブリにおいて、
    脱離ファスナボルトと、
    該ファスナボルトのヘッドを囲む環状上板と、
    前記ファスナボルトのシャンクを囲む環状下板と、
    前記環状上板と前記環状下板との間に前記ボルトシャンクに対して囲む関係で位置決めされた圧縮性環状ばね装置と、
    前記環状下板のねじ付き孔とねじ係合するように、前記環状上板の孔を下向きに通過する複数の上取付けボルトと、
    前記環状下板の別のねじ付き孔とねじ係合するように、前記ライザ構造物の孔を上向きに通過する複数の下取付けボルトであって、前記ファスナボルトの前記ヘッドは前記圧縮性ばね装置を支承し、それによって、前記ベースのねじ付き孔とねじ係合するように前記ライザ構造物の孔を通過する前記ファスナボルトで、前記ファスナボルトの締付により前記ばね装置を圧縮して前記ファスナボルトに予め張力を加える下取付けボルトとを備えることを特徴とする交換脱離ボルトアセンブリ。
  20. 前記環状ばね装置は、多数の皿ワッシャを備えることを特徴とする請求項19記載の交換脱離ボルトアセンブリ。
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