JP2006526649A5

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Publication number: JP2006526649A5
Application number: JP2006515040A
Authority: JP
Filing date: 2004-06-02
Publication date: 2007-07-19
Anticipated expiration: 2024-06-02

Claims

（ａ）生分解性ポリマーを含むポリマー微粒子と、（ｂ）前記微粒子に吸着された抗原であって、（ｉ）破傷風トキソイドおよびジフテリアトキソイドから選択されるトキソイド抗原、および（ｉｉ）Ｈｉｂ多糖類抗原、多糖類およびポリペプチド領域を備えるＨｉｂ接合抗原、髄膜炎菌多糖類抗原、多糖類およびポリペプチド領域を備える髄膜炎菌接合抗原、肺炎球菌多糖抗原、および多糖類およびポリペプチド領域を備える肺炎球菌接合抗原から選択される多糖類含有抗原の１つ以上から選択される前記抗原、および（ｃ）薬剤的に許容可能な賦形剤とを含む免疫原性組成物。
前記組成物が破傷風トキソイドおよびジフテリアトキソイドを含む請求項１に記載の免疫原性組成物。
追加抗原をさらに備える請求項１〜２のいずれかに記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原は微粒子の表面に吸着される請求項３に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原が微粒子内に取り込まれる請求項３に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原がポリペプチド含有抗原である請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原は追加の多糖類含有抗原である請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原が追加の接合抗原である請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原がポリヌクレオチド含有抗原である請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原が腫瘍細胞に由来する請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が破傷風トキソイドおよびジフテリアトキソイドを含み、前記追加抗原が病原体に由来する請求項３〜５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記病原体がウイルス、細菌、真菌および寄生虫から選択される請求項１１に記載の免疫原性組成物。
前記病原体が、肝炎ウイルス、水痘、ポリオウイルス、はしか、おたふく風邪、風疹、インフルエンザウィルス、髄膜炎菌（Ｎｅｉｓｓｅｒｉａｍｅｎｉｎｇｉｔｉｄｉｓ）、百日咳、ヘモフィルスインフルエンザｂ型（Ｈａｅｍｏｐｈｉｌｕｓｉｎｆｌｕｅｎｚａｅ）、ＨＩＶ、および肺炎連鎖球菌（Ｓｔｒｅｐｔｏｃｏｃｃｕｓｐｎｅｕｍｏｎｉａｅ）から選択される請求項１１に記載の免疫原性組成物。
前記病原体が百日咳である請求項１１に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が肝炎ウイルス抗原を含む請求項１４に記載の免疫原性組成物。
前記組成物がヘモフィルスインフルエンザｂ型抗原、ポリオウイルス抗原、髄膜炎菌抗原、および肺炎連鎖球菌抗原から選択される抗原を含む請求項１５に記載の免疫原性組成物。
前記組成物がヘモフィルスインフルエンザｂ型抗原を含む請求項１４に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が肝炎ウイルス抗原、ポリオウイルス抗原、髄膜炎菌抗原、および肺炎連鎖球菌抗原から選択される抗原を含む請求項１７に記載の免疫原性組成物。
前記組成物がポリオウイルス抗原を含む請求項１４に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が、肝炎ウイルス抗原、ヘモフィルスインフルエンザｂ型抗原、髄膜炎菌抗原、および肺炎連鎖球菌抗原から選択される抗原を含む請求項１９に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が髄膜炎菌抗原を含む請求項１４に記載の免疫原性組成物。
前記組成物は、肝炎ウイルス抗原、ヘモフィルスインフルエンザｂ型抗原、ポリオウイルス抗原、および肺炎連鎖球菌抗原から選択される抗原含む請求項２１に記載の免疫原性組成物。
前記組成物が肺炎連鎖球菌抗原を含む請求項１４に記載の免疫原性組成物。
前記組成物は、肝炎ウイルス抗原、ヘモフィルスインフルエンザｂ型抗原、ポリオウイルス抗原、および髄膜炎菌抗原から選択される抗原を含む請求項２３に記載の免疫原性組成物。
前記追加抗原が殺傷または減弱化された病原体である請求項１１に記載の免疫原性組成物。
前記免疫原性組成物が界面活性剤をさらに含む請求項１〜２５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記微粒子が５００ナノメーターから２０ミクロンの間の直径を有する請求項１〜２６のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記生分解性ポリマーがポリ（α−ヒドロキシ酸）、ポリヒドロキシ酪酸、ポリカプロラクトン、ポリオルトエステル、ポリ無水物、およびポリシアノアクリレートから選択される請求項１〜２７のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記生分解性ポリマーがポリ（α−ヒドロキシ酸）である請求項１〜２７のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記生分解性ポリマーが４０：６０から６０：４０の範囲のラクチド：グリコリドモル比を有するポリ（ラクチド−コ−グリコリド）である請求項２９に記載の免疫原性組成物。
補助免疫アジュバントをさらに含む請求項１〜３０のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記補助免疫アジュバントは微粒子の表面に吸着されている請求項３１に記載の免疫原性組成物。
前記補助免疫アジュバントは微粒子内に取り込まれている請求項３１の免疫原性組成物。
前記補助免疫アジュバントがＣｐＧオリゴヌクレオチド、二本鎖ＲＮＡ、大腸菌易熱性毒素、リポサッカリドフォスフェート化合物、リポサッカリドフォスフェート模倣体、およびスクアレンと、ソルビタンエステルと、ポリオキシエチレンソルビタンエステルとを含むサブミクロン乳剤から選択される請求項３１〜３３のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記免疫原性組成物は注入可能な組成物である請求項１〜３４のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
病原体による感染に対して前記宿主動物を免疫化することにおいて使用するための、請求項１〜３５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
脊椎宿主動物の免疫応答を刺激することにおいて使用するための、請求項１〜３５のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
前記脊椎宿主動物がヒトである請求項３６から３７のいずれか１項に記載の免疫原性組成物。
（ａ）水、有機溶媒、および生分解性ポリマーを含む水中油中水型乳剤を形成する工程と、（ｂ）前記乳剤から有機溶媒を除去し、前記ポリマー微粒子を形成する工程と、（ｃ）トキソイド抗原および多糖類含有抗原から選択された１つ以上の抗原を前記微粒子に吸着させる工程とを含む請求項１〜３５のいずれか１項に記載の微粒子組成物を製造する方法。
前記乳剤はアニオン界面活性剤をさらに含む請求項３９に記載の方法。