JP2006518966A - 重み付けされたlsb/usbの和を用いて干渉を軽減するコヒーレントam復調器 - Google Patents

重み付けされたlsb/usbの和を用いて干渉を軽減するコヒーレントam復調器 Download PDF

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Abstract

AMラジオ信号の処理方法は、上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信し、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させ、ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させ、重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合して出力信号を発生させるステップより成る。その方法に従ってAM信号を処理する復調器及び復調器を組み込んだ受信機も包含される。

Description

本発明はAMラジオ信号の処理に係り、さらに詳細には、AMラジオ信号の復調方法及び装置に係る。
放送バンドにおける受信AM信号は、隣接チャンネルによる干渉(ACI)に起因する劣化を受けることが多い。この干渉の多くは、バンド幅が20kHz(±10kHz)であるアナログ信号の間隔が10kHzであり、第1の隣接アナログ信号のバンド幅のほぼ半分が対象となる信号(SOI)とオーバーラップする結果生じる。
インバンド・オンチャンネル(IBOC)デジタル音声放送(DAB)方式は、現在のアナログ振幅変調(AM)ラジオから完全デジタルのインバンド・オンチャンネルシステムへのスムースな移行を実現するために現在、計画準備中である。IBOC DABは、既存のAM割り当てチャンネルのスペクトルマスク内で各IBOC DAB信号が送信されるためスペクトルを新たに割り当てる必要がない。IBOC DABは、スペクトルの経済性を向上させると共に放送事業者が現在の聴取者ベースにデジタル品質の音声を供給できるのを可能にする。
米国特許第5,588,022号に記載されたAM IBOC DAB方式の1つは、標準のAM放送チャンネルでアナログ信号とデジタル信号を同時に放送する方法を提示している。この方式によると第1の周波数スペクトルを有する振幅変調ラジオ周波数信号が放送される。振幅変調ラジオ周波数信号は、第1のキャリアがアナログプログラム信号で変調されたものである。第1の周波数スペクトルを包含するバンド幅の中で、複数のデジタル変調キャリア信号が同時に放送される。各デジタル変調キャリア信号はデジタルプログラム信号の一部により変調されている。第1群のデジタル変調キャリア信号は第1の周波数スペクトル内にあり、第1のキャリア信号と直交関係で変調されている。第2及び第3群のデジタル変調キャリア信号は第1の周波数スペクトルの外側の上側波帯及び下側波帯にあり、第1のキャリア信号と同相及び直角位相の両方で変調されている。多数のキャリアは直交周波数分割多重化(OFDM)により通信情報を運ぶ。
インバンド・オンチャンネル(IBOC)AMデジタル音声放送は、対象となる信号のバンド内にIBOC信号のデジタル側波帯が導入されるため従来のAMラジオ信号にある干渉の問題を悪化させることがある。
干渉を受ける信号を受信する際AMラジオ受信機の性能を改善できるAMラジオ信号復調方法及び装置が求められている。
発明の概要
本発明は、AMラジオ信号の処理方法であって、上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信し、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させ、ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させ、重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合して出力信号を発生させるステップより成るAMラジオ信号の処理方法を提供する。
AMラジオ信号には、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップの前に単側波帯フィルタリングを施すことができる。
この方法は、復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップの前に復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求めるステップをさらに含む。復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求めるステップは、復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させ、復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させるステップより成る。
復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させるステップは、復調済み上側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み上側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み上側波帯信号を乗算するステップより成り、復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させるステップは、復調済み下側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み下側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み下側波帯信号を乗算するステップより成る。
復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップは、復調済み上側波帯信号に重み付け係数を乗算し、復調済み下側波帯信号に1から重み付け係数を減算した値を乗算するステップより成ることができる。
本発明は、別の局面において、上側波帯部分及び下側波帯部分を含むAMラジオ信号の処理方法であって、ラジオ信号の虚数成分のヒルベルト変換に重み付けされた補正信号を乗算して重み付けされた信号を得、コヒーレントな両側波帯から重み付けされた信号を減算するステップより成るAMラジオ信号の処理方法を包含する。
本発明はまた、AMラジオ信号を処理するための復調器であって、AMラジオ信号の上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させる手段と、ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させる手段と、重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合する手段とより成るAMラジオ信号を処理するための復調器を包含する。
復調器はさらに、復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップの前に復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段をさらに含むことができる。
復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段は、復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段と、復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段とより成る。
復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段は、復調済み上側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み上側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み上側波帯信号を乗算する手段より成り、復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段は、復調済み下側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み下側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み下側波帯信号を乗算する手段より成る。
復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けする手段は、復調済み上側波帯信号に重み付け係数を乗算する手段と、復調済み下側波帯信号に1から重み付け係数を減算した値を乗算する手段とより成る。
本発明は、別の局面において、AMラジオ信号を処理する受信機であって、上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信する手段と、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させる手段と、ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させる手段と、重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合して出力信号を発生させる手段とより成るAMラジオ信号を処理する受信機を包含する。
受信機はさらに、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップの前にAMラジオ信号に単側波帯フィルタリングを施す手段を含む。
本発明の受信機は、干渉に応じて、下側波帯(LSB)、上側波帯(USB)または両側波帯(DSB)のコヒーレント復調の間で自動的な選択を行なうことができる。最大比率結合(MRC)方式は、側波帯における干渉が等しい時にDSB検波性能に近づくことができる。
本発明は、受信機が、干渉に応じて、下側波帯(LSB)、上側波帯(USB)または両側波帯(DSB)のコヒーレント復調の間の選択を自動的に行う方法を提供する。さらに、LSBとUSBの和を重み付けして最大音声信号/ノイズ比率(SNR)を得るための手段が記載される。この方法は、側波帯における干渉が等しい時にDSB検波性能に近づける最大比率結合(MRC)方式に基づくものである。受信機は、可能性のある全ての干渉条件の下で最大音声SNRを自動的に得ることができる。この復調方式を用いとAM受信機に対するIBOCの悪影響が最小となることも示すことができる。この方式を用いるAM単独の復調器を、ハイブリッドIBOC DAB信号のAMアナログ部分の復調と共に説明する。
図1は、チャンネル18のキャリア信号16の両側に上側波帯12及び下側波帯14がある対象となるAMラジオ信号10の概略図である。隣接チャンネルのAM干渉信号20は、上側波帯22、下側波帯24及びキャリア26を含むものとして示されている。対象となる信号と隣接チャンネルの中心周波数の間隔は10kHzであるため、干渉信号の下側波帯信号は対象となる信号の上側波帯の少なくとも一部とオーバーラップする。
図2は、チャンネル36のキャリア信号34の両側に上側波帯30及び下側波帯32がある対象となるAMラジオ信号28の概略図である。隣接チャンネルのAMインバンド・オンチャンネルDAB干渉信号38は、上側波帯40、下側波帯42及びアナログ変調キャリア44を含むものとして示されている。対象となる信号と隣接するAMインバンド・オンチャンネルDAB信号の中心周波数の間隔は10kHzであるため、干渉信号の下側波帯信号は対象となる信号の上側波帯の少なくとも一部とオーバーラップする。
図1及び2の例は隣接チャンネルによる干渉を示すが、本発明は他の干渉シナリオにも同様に利用可能であることを認識されたい。
図3は本発明の方法を説明する流れ図である。図3に示すように、本発明はAMラジオ信号の処理信号を包含する。本発明は、AM単独信号とハイブリッドIBOC DAB信号のアナログAM部分の両方の復調に適用される。ブロック46は、上側波帯部分及び下側波帯部分を含むAMラジオ信号の受信を示す。ブロック48に示すように、その後、AMラジオ信号の上側波帯部分及び下側波帯部分は変調されて、復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号が発生する。ブロック50に示すように、復調済み下側波帯信号及び復調済み上側波帯信号は、その後、ノイズ電力に応答して重み付けされ、重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号が発生する。ブロック52に示すように、その後、重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号が結合され、出力信号が発生する。
以下、本発明の方法をさらに詳しく説明する。最初に、対象となるAM信号が第2のAM信号、例えば隣接チャンネルからの信号による干渉を受けるAM単独のシナリオを考察する。典型的なAM信号s(t)は下記のように定義される。
Figure 2006518966
上式において、fcはキャリア周波数、m(t)は±1に制限された現実のアナログ(音声)ベースバンド信号である。
m(t)の分散は通常、送信機における音声処理により、キャリア成分(キャリアは便宜的に1に規準化される)より約12dB低い値に保持される。この変調により、周波数領域においてバンド幅が元の音声信号の2倍の対称的な両側波帯(DSP)信号が発生する。この信号は下側波帯(LSB)と上側波帯(USB)とを含む。現在放送中の音声信号はバンド幅が10kHz未満に制限されているため、DSB信号のバンド幅は20kHz未満となる。
これらのLSB及びUSB信号の時間領域バージョンにそれぞれ標識LSB及びUSBを付す。側波帯信号は(毀損状態の)元の信号からヒルベルト変換により得ることが可能であり、以下のようになる。
Figure 2006518966
コヒーレント受信機は、メインキャリアの周波数及び位相を追跡する手段を提供する必要がある。これは通常、位相ロックループ(PLL)により行われるが、このループはメインキャリアのそれ自体のバージョンを受信機内で再形成するように設計されている。コヒーレント受信機は、再形成されたキャリアと受信信号r(t)を乗算した後、直流成分(平均値)を除去して復調済みベースバンド信号
Figure 2006518966
を発生させることにより、受信信号を復調する。
Figure 2006518966
φ(t)は瞬時位相追跡エラー、n’(t)はノイズ及び/または干渉であり、下付き文字lpfは得られた結果にローパスフィルタリングを施して望ましくない高周波数アーチファクトを除去することを意味する。そうすると、
Figure 2006518966
位相エラーφ(t)が小さい時、その結果を下記のように近似することが可能である。
Figure 2006518966
そうすると、
Figure 2006518966
上式において、n(t)は全てのノイズのような項を含む。
位相追跡エラーφ(t)によるノイズ項はチャンネルノイズよりも小さいため、n(t)の分散はn(t)より有意に大きなものではなく、これは通常そうである。従って、任意の劣化は、対象となる信号の周りのパスバンド内の付加的なノイズ及び干渉により支配される。
コヒーレントSSB復調は、受信信号のLSBまたはUSBに単一側波帯(SSB)フィルタリングを施した後に同様に行うことが可能である。複素上側波帯または複素下側波帯は受信信号のヒルベルト変換により得ることができる。
Figure 2006518966
上式において、下付き文字hは信号のヒルベルト変換を示す。m(t)の復元したUSBまたはLSB信号推定値は複素側波帯信号の実数部分である。
Figure 2006518966
そうすると、受信機は以下のように側波帯信号の実数部分だけを計算する必要がある。
Figure 2006518966
これらの側波帯を結合するとDSB復調と等価となる。
Figure 2006518966
ここでは、n(t)がキャリア周波数を中心として対称的でない時が特に興味のあるものであり、一方の側波帯に対して他方の側波帯以上に影響が及ぶ。これは隣接チャンネルによる干渉の場合しばしば起こる。
最初に、対象となるアナログAM信号のケースを考察する。受信機は、復調済みLSB及びUSB信号を加算して音声出力を形成する前にそれらに重み付けする。最大音声SNRは、LSB及びUSBをそれら個々のSNRに比例して重み付けすることにより得られる。これらの重みの和が1となるように重みが規準化される。信号電力が各側波帯につき同一であると仮定すると、個々の重みは各側波帯の推定ノイズ電力に反比例する。
Figure 2006518966
をUSBにおけるノイズ及び干渉の分散とする。
Figure 2006518966
をLSBにおけるノイズ及び干渉の分散とする。
重みbがLSBに適用される場合、USBには重み1−bを適用して、レンジにわたり信号利得を一定に保つ必要がある。そうすると、側波帯の結合により下式が得られる。
Figure 2006518966
b(t)の最適値は各側波帯の干渉+ノイズの分散の関数として見付けることができる。DSB信号m(t)は各側波帯で等しい電力を有すると仮定する。結合される側波帯成分の信号電力及びノイズと干渉の電力は、期待値Eにより、また時間依存分を暫定的に除去することにより見付けることができる。表示の便宜のために、
Figure 2006518966
信号mの電力はSであり、これは一定である。ノイズの寄与を最小限にするbの値を見付けるために、導関数を0にセットし、方程式をbについて解く。
Figure 2006518966
そうすると、フィルタの制約の下でSNRが最大の音声出力は下式で近似される。
Figure 2006518966
重み付け係数bは、各側波帯におけるノイズ及び/又は干渉の分散の推定により異なる(この説明では干渉はノイズを含む)。干渉は信号から識別不可能であるため、各側波帯の干渉をそれぞれ独立に推定することは事実上不可能である。しかしながら、DSB変調の幾つかの特性を活用すると推定方法が可能になる。理想的なDSB音声信号m(t)は、同相信号成分だけを有し、直交成分は0である。m(t)と相関関係のない任意の干渉は、同相及び直角位相の次元の両方において分散成分が等しい。従って、干渉の半分は受信信号の直交成分の中に観察することが可能であり、もう1つの半分はm(t)と共に同相成分内に隠れている。
ノイズだけの直交成分は、各側波帯の干渉レベルを測定するには十分でない。しかしながら、この直交成分を各側波帯と相互相関すると各側波帯の汚染の相対的な大きさを統計的に測定することができる。これらの相互相関は、直交成分のヒルベルト変換を各側波帯と時間領域で乗算した後、その結果に、直交する干渉とのLSB及びUSBの相互相関を推定するに十分な長さの時間にわたってローパスフィルタリングを施すことにより推定することができる。時定数τがほぼ1秒のオーダーである無限インパルス応答(IIR)ローパスフィルタを用いることができる。Im{r(t)}=Im{n(t)}で示す直交成分のヒルベルト変換は、SSB復調プロセスがその干渉をそれに応じて変換するため興味がある。この成分Im{n(t)}は,USBまたはLSB復調プロセスにおいて既に計算されている。USB及びLSBの相互相関ha下記のように表すことができる。
Figure 2006518966
これらの相関の結果を時間依存フィルタリングでなくて統計的予測により分析することができる。
Figure 2006518966
同様に、
Figure 2006518966
厳密に言って干渉が一方の側波帯にあって、他方の側波帯では0の場合、期待値E{Re{n}・Im{n}}は
Figure 2006518966
に等しく、符号はノイズがLSBにあるかまたはUSBにあるかによる。ノイズが両方の側波帯上に等しく分布しているが相関関係がない場合、E{Re{n}・Im{n}}=0である。これらの結果はヒルベルト変換の特性による。これらの相互相関の結果は、各側波帯における干渉の分散または電力に統計的に比例する。従って、重み付け係数b(t)を決定するにあたりこれらの相互相関を用いることができる。
Figure 2006518966
b(t)の計算に用いるフィルタの遅延を補償するための重み付けを行う前に信号パスに時間遅延を挿入することができる。受信機は、時間平均によりUSB及びLSBノイズ項を推定してb(t)を計算する。
本発明はハイブリッドIBOC DAB信号の復調にも適用可能である。ハイブリッドIBOC DABとアナログの復調の間の相違点は、アナログ信号では直角位相相補サブキャリアd(t)が付加されていることである。これらのサブキャリアは実数成分を有さず、ノイズまたは干渉とは異なる態様で処理する必要がある。ハイブリッドDABシナリオのUSB及びLSB信号は下記の通りである。
Figure 2006518966
それぞれb及び1−bにより重み付けされたUSB及びLSBを結合すると、下記のようになる。
Figure 2006518966
単純化するため、新しい項c(t)を下記のように定義する。
Figure 2006518966
この形の式は、復調済み出力は,コヒーレントなDSB復調済み信号Re{n(t)}でスタートした後、c(t)により重み付けされた側波帯の不平衡Im{r(t)}により生じる干渉成分を減算することを示す。c(t)の幾つかの特性を次に説明する。ノイズをLSB成分とUSB成分とに分離する。
Figure 2006518966
そうすると、下記のようになる。
Figure 2006518966
x(t)及びy(t)をそれぞれ、nlsb(t)及びnusb(t)の実数部分を表すと仮定する。そうすると、単側波帯ノイズ成分はヒルベルト変換の関数として表される。
Figure 2006518966
Figure 2006518966
の式は下式と等価である。
Figure 2006518966
c(t)は最小ノイズを与えることが示されている。さらに、ノイズが全部USBにある時は、
Figure 2006518966
ノイズが全部USBにある時は、c(t)=−1、そして、LSBのノイズがUSBのノイズに等しい時はc(t)=0であることが明らかである。
結合信号の電力を推定するために期待値を取り、時間依存関係を暫定的に考慮しないと、下記のようになる。
Figure 2006518966
m(t)の信号電力を除去すると、最小にすべきノイズのような項だけが残る。
Figure 2006518966
ノイズの寄与を最小にするcの値は、ノイズの式の導関数を0にセットし、cについて解くことにより見付けられる。
Figure 2006518966
USB及びLSBノイズが同じ分散と相関関係にないことを意味する、E{Re{n}・Im{n}}=0の時は、その結果はDSB復調と等価であることに注意されたい。アナログ信号、干渉及び直角位相デジタルサブキャリアは相関関係がないと考えられるため、最後の式の分子の期待値を下式と置換することができ、
Figure 2006518966
分母における期待値は下式と置換することができる。
Figure 2006518966
従って、cを計算する方法は下記のようになる。
Figure 2006518966
干渉は経時的に変化するため、実際の例では、ローパスフィルタリングを期待値の代用として用いる。
Figure 2006518966
実際の例では、相互相関の短期間期待値がm(t)により汚染されるため、干渉が少ない時は強制的にc(t)=0にするのも望ましいかもしれない。さらに、干渉が一方の側波帯で顕著な時は強制的にc(t)=±1にするのも望ましいかもしれない。c(t)の実際の式は下記のように修正可能である。
Figure 2006518966
上式において、ハイブリッドでは
Figure 2006518966
であり、アナログ(キャリア=−1)では
Figure 2006518966
である。
図4は、AM適応重み付け側波帯復調器のフィードフォーワード補正の機能ブロック図を示す。図4において、信号がライン54で受信され、ブロック56及び58で示すように実数成分と虚数成分に分割される。ブロック60に示すように、実数信号成分に遅延を導入してライン62上に遅延された信号が発生することができる。ブロック64に示すように、虚数信号のヒルベルト変換をとってライン66上に変換済み信号を発生させることができる。ブロック68に示すように、ライン62及び66上の信号を用いてC(t−τ)係数を計算する。ブロック70で示すように、ライン66上の変換済み信号にオプションとしてさらに遅延を導入し、遅延された信号をミキサー72でC(t−τ)係数と混合する。その結果ライン74上に得られる信号は加算点76で実数成分と結合され、ライン78上に出力信号が発生する。ライン74上の信号と結合する前に、実数成分にオプションとしてさらに遅延80を施すことができる。
受信信号r(t)はAMキャリアと位相同期関係にあるためr(t)の実数及び虚数成分をベースバンドで分離できると仮定する。ヒルベルト変換フィルタにはそれを因果性にするため遅延が導入されるため、遅延τlが挿入される。オプションとしてのτ2遅延により、その信号と補正重みc(t)の計算に用いるLPFの遅延との整列性が改善される。c(t)の計算に用いるP項は、ノイズが小さい時にDSB復調のため強制的に重みを0に近づける。受信信号がハイブリッドかアナログかが分からない場合は、Pとして大きい方の値を用いるのが好ましい。
その結果得られる復調済み出力信号の全ノイズ及び干渉電力は、その信号をさらに処理してノイズの影響を減少することができるため興味がある。詳述すると、検波後のバンド幅はノイズが大きくなるため減少することができる。全出力ノイズのために導出される式は下記の通りである。
Figure 2006518966
このノイズはアナログ単独信号につき正確に推定することができる。
Figure 2006518966
と仮定すると、これらの項は下記のように評価することができる、
Figure 2006518966
しかしながら、ハイブリッド信号のアナログ部分のノイズは、
Figure 2006518966
であり、このE{(Im{n}}だけを推定する実際的な方法が考案されていないため、近似できるにすぎない。第1の近似として、上述したノイズの式を用いてハイブリッドの場合のノイズの上方境界を決めることができる。このノイズはハイブリッドの場合では過大に推定されるが、その理由は、直角位相デジタルサブキャリアノイズが信号の実数成分に存在しないからである。cの値が±1に近づくと、このエラーは減少し、干渉が優位になる。しかしながら、cが0に近い場合、直角位相デジタルサブキャリアノイズは復調済み出力
Figure 2006518966
において相殺され、ノイズの式はこの相殺を説明しない。幸いにも、推定される干渉が直角位相デジタルキャリアノイズに対して優位である時に限り帯域幅の制限を行う場合は、この効果は重要でないかもしれない。
USB及びLSB側波帯を周波数選択結合することにより、音声SNRをさらに改善することができる。干渉の電力スペクトル密度(PSD)は音声バンド幅にわたり一般的に一様でないため、周波数選択結合により音声バンド幅を構成する多数の周波数サブバンドにわたりSNRを最大にすることができる。これを達成する実際的な方法の1つは、直角成分ミラーフィルタ(QMF)特性を利用することである。QMF特性は、周波数サブバンドがオーバーラップしたこれらのフィルタの和の結合により音声バンド幅にわたって平坦な応答が得られることである。
上述した側波帯結合方法は、所望の最大音声バンド幅を構成するQMFのバンクにわたりr(t)の各サブバンドに対してただ適用される。詳述すると、
Figure 2006518966
上式において、下付き文字QMFnは、n番目のQMFフィルタを適用した後信号が処理されることを示す。従って、cQMFn(t)のn個の値を各サブバンドにつき1個計算した後、各サブバンドに対して結合を行う。結合済みの各サブバンドのノイズを推定することができる(対象となる理想的なアナログ単独信号(SOI)については正確に、または対象となるハイブリッド信号では上方境界)。
Figure 2006518966
ノイズは、各サブバンドにおいて推定されるノイズの関数としてバンド幅制限を行うことによりさらに減少することが可能である。例えば、バンド幅制限は、結合プロセスで高周波数QMF出力をノイズの関数として抑制することにより実行できる。例えば、
Figure 2006518966
上式において、gQMFnはn番目のサブバンドのノイズ抑制関数の「膝部分」をセットする。
図5は、周波数サブバンド結合方式の機能図である。図5において、信号r(t)がライン82上で受信され、複数対のバンドパスフィルタ84、86、88を通されて、ライン90、92、94上に複数のフィルタリング済み信号が発生する。これらのフィルタリング済み信号は復調器96、98、100で示すように復調され、ライン102、104、106上の復調済みの信号は加算されてライン108上に出力信号を発生させる。
図6−9は種々の干渉条件下でのAM復調器の性能を示す。垂直軸はアナログ音声信号のSNRをdBで示し、水平軸は第1の隣接する干渉体に対する所望の信号の比率をdBで示す。これらのグラフは、コヒーレントDSB復調器、USB復調器、LSB復調器、及び提案された重み付け側波帯復調器(融合型)の個々の性能を示す。重み付け係数c(t)の値を10の係数を乗算した値で示す。図6は、アナログ単独の第1の隣接干渉体がある対象としてのアナログ単独信号(SOI)の性能をグラフ表示したものである。図7は、アナログ単独の第1の隣接干渉体があるIBOCハイブリッド信号SOIの性能をグラフ表示したものである。図8は、アナログ単独の第1の隣接干渉体があるアナログ単独信号SOIの性能をグラフ表示したものである。図9は、ハイブリッドIBOCの第1の隣接干渉体があるIBOCハイブリッドSOIの性能をグラフ表示したものである。これらのグラフは、提案された重み付け側波帯復調器の性能が干渉レベルの範囲にわたりそれ以外のものと比較して有意に優れていることを明示している。
図10は、本発明に従って構成されたAM受信機110の機能ブロック図である。AMラジオ信号はアンテナ112で受信される。周知の技術に従って構成されたフロントエンド回路114は、アンテナ信号にフィルタリングを施してライン116上に信号を発生させ、この信号は局部発振器118からの信号とミキサー120において混合されてライン122上に中間周波数信号を発生させる。中間周波数信号はその後フィルタ124によりフィルタリングを施され、復調器126に送られるが、この復調器は信号を上述の説明に従って処理し、ライン128上に出力信号を発生させる。その後、出力信号を増幅器130により増幅してスピーカーのような出力装置132へ送ることができる。
図11は、本発明に従って信号を処理することができるラジオ受信機140のブロック図である。DAB信号はアンテナ142により受信される。バンドパスプリセレクトフィルタ144は、周波数fcの所望の信号を含む対象となる周波数バンドを通過させるが、fc−2fifのイメージ信号をリジェクトする(低サイドローブインジェクション局部発振器)。低ノイズ増幅器146はその信号を増幅する。増幅済み信号はミキサー148において、同調可能な局部発振器152によりライン150上に供給される局部発振器信号floと混合される。これにより、ライン154上に和(fc+flo)及び差(fc−flo)の信号が発生する。中間周波数フィルタ156は、この中間周波数信号fifを通過させるが、対象となる変調済み信号のバンド幅の外側の周波数成分は減衰させる。アナログ−デジタルコンバータ158は、クロック信号fsを用いて動作することによりライン160上にレートfsでデジタルサンプルを発生させる。デジタルダウンコンバータ162は、その信号に対して周波数シフト、フィルタリング及びデシメーション処理を施し、ライン164及び166上に低サンプリングレートの同相及び直角位相信号を発生させる。その後、デジタル信号プロセッサを用いた復調器168は、さらなる信号処理を行ってライン170上に出力装置172のための出力信号を発生させる。
本発明に従って構成される受信機は、干渉に応じて、LSB、USBまたはDSBコヒーレント復調の間で自動的な選択を行うことができる。干渉は、各側波帯においてノイズ及び/または干渉の分散を推定することにより測定することができる。最大比率結合(MRC)方式により、側波帯における干渉が等しい時はDSB検波性能に近づくことができる。
本発明の特定の実施例を例示のために説明したが、頭書の特許請求の範囲に記載される本発明から逸脱することなしに本発明の詳細部分に対して多数の変形例及び設計変更が可能であることが当業者に明らかであろう。
アナログAMラジオ信号と隣接チャンネルのアナログAM干渉信号とを示す概略図である。 アナログAMラジオ信号と隣接チャンネルのIBOC干渉信号とを示す概略図である。 本発明の方法を説明するための流れ図である。 本発明に従って構成したAM復調器の機能ブロック図である。 本発明の周波数選択性結合方式を示す機能ブロック図である。 第1の隣接チャンネルによる干渉があるコヒーレントSSB及びDAB融合型復調器の性能を示すグラフである。 第1の隣接チャンネルによる干渉があるコヒーレントSSB及びDAB融合型復調器の性能を示すグラフである。 第1の隣接チャンネルによる干渉があるコヒーレントSSB及びDAB融合型復調器の性能を示すグラフである。 第1の隣接チャンネルによる干渉があるコヒーレントSSB及びDAB融合型復調器の性能を示すグラフである。 本発明に従って構成したAM受信機の機能ブロック図である。 本発明に従って構成したAM受信機の機能ブロック図である。

Claims (26)

  1. AMラジオ信号の処理方法であって、
    上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信し、
    上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させ、
    ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させ、
    重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合して出力信号を発生させるステップより成るAMラジオ信号の処理方法。
  2. 上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップの前にAMラジオ信号に単側波帯フィルタリングを施すステップをさらに含む請求項1の方法。
  3. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップの前に復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求めるステップをさらに含む請求項1の方法。
  4. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求めるステップは、
    復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させ、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させるステップより成る請求項3の方法。
  5. 復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させるステップは、復調済み上側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み上側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み上側波帯信号を乗算するステップより成り、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させるステップは、復調済み下側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み下側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み下側波帯信号を乗算するステップより成る請求項4の方法。
  6. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップは、
    復調済み上側波帯信号に重み付け係数を乗算し、
    復調済み下側波帯信号に1から重み付け係数を減算した値を乗算するステップより成る請求項1の方法。
  7. 重み付け係数は干渉プラスノイズの分散の関数である請求項1の方法。
  8. 重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合するステップは、
    重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを周波数選択結合するステップより成る請求項1の方法。
  9. 上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップの前に上側波帯部分及び下側波帯部分にフィルタリングを施すステップをさらに含む請求項1の方法。
  10. 上側波帯部分及び下側波帯部分にフィルタリングを施すステップは、上側波帯部分及び下側波帯部分を複数のバンドパスフィルタに通して複数のフィルタリング済み信号を発生させるステップより成り、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップは、複数のフィルタリング済み信号を復調して複数の復調済み信号を発生させるステップより成る請求項9の方法。
  11. 上側波帯部分及び下側波帯部分を含むAMラジオ信号の処理方法であって、
    ラジオ信号の虚数成分のヒルベルト変換に重み付けされた補正信号を乗算して重み付けされた信号を得、
    コヒーレントな両側波帯から重み付けされた信号を減算するステップより成るAMラジオ信号の処理方法。
  12. AMラジオ信号を処理するための復調器であって、
    AMラジオ信号の上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させる手段と、
    ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させる手段と、
    重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合する手段とより成るAMラジオ信号を処理するための復調器。
  13. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップの前に復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段をさらに含む請求項12の復調器。
  14. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段は、
    復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段と、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段とより成る請求項13の復調器。
  15. 復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段は、復調済み上側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み上側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み上側波帯信号を乗算する手段より成り、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段は、復調済み下側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み下側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み下側波帯信号を乗算する手段より成る請求項14の復調器。
  16. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けする手段は、
    復調済み上側波帯信号に重み付け係数を乗算する手段と、
    復調済み下側波帯信号に1から重み付け係数を減算した値を乗算する手段とより成る請求項12の復調器。
  17. 上側波帯部分及び下側波帯部分にフィルタリングを施す手段をさらに含む請求項12の復調器。
  18. 上側波帯部分及び下側波帯部分を含むAMラジオ信号を処理するための復調器であって、
    ラジオ信号の虚数成分のヒルベルト変換に重み付けされた補正信号を乗算して重み付けされた信号を得る手段と、
    コヒーレントな両側波帯から重み付けされた信号を減算する手段とより成るAMラジオ信号を処理するための復調器。
  19. AMラジオ信号を処理する受信機であって、
    上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信する手段と、
    上側波帯部分及び下側波帯部分を復調して復調済み上側波帯信号及び下側波帯信号を発生させる手段と、
    ノイズ電力に応答して復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けすることによって重み付けされた復調済み上側波帯信号及び重み付けされた復調済み下側波帯信号を発生させる手段と、
    重み付けされた復調済み上側波帯信号と重み付けされた復調済み下側波帯信号とを結合して出力信号を発生させる手段とより成るAMラジオ信号を処理する受信機。
  20. 上側波帯部分及び下側波帯部分を復調するステップの前にAMラジオ信号に単側波帯フィルタリングを施す手段をさらに含む請求項19の受信機。
  21. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けするステップの前に復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段をさらに含む請求項19の受信機。
  22. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号のノイズ電力を求める手段は、
    復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段と、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段とより成る請求項21の受信機。
  23. 復調済み上側波帯信号の直交成分を復調済み上側波帯信号と相関させる手段は、復調済み上側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み上側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み上側波帯信号を乗算する手段より成り、
    復調済み下側波帯信号の直交成分を復調済み下側波帯信号と相関させる手段は、復調済み下側波帯信号の直交成分を90度だけシフトし、復調済み下側波帯信号のシフトされた直交成分に復調済み下側波帯信号を乗算する手段より成る請求項22の受信機。
  24. 復調済み上側波帯信号及び復調済み下側波帯信号に重み付けする手段は、
    復調済み上側波帯信号に重み付け係数を乗算する手段と、
    復調済み下側波帯信号に1から重み付け係数を減算した値を乗算する手段とより成る請求項19の受信機。
  25. 上側波帯部分及び下側波帯部分にフィルタリングを施す手段をさらに含む請求項19の受信機。
  26. AMラジオ信号を処理する受信機であって、
    上側波帯部分と下側波帯部分とを有するAMラジオ信号を受信する手段と、
    ラジオ信号の虚数成分のヒルベルト変換に重み付けされた補正信号を乗算して重み付けされた信号を得る手段及びコヒーレントな両側波帯から重み付けされた信号を減算する手段を含む、上側波帯部分及び下側波帯部分を復調する復調器とより成るラジオ信号を処理する受信機。
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