JP3576795B2 - Am隣接妨害除去回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はAM放送受信において希望するチャネルの隣接するチャネルに別のAM変調波があるとき、それを除去して希望するAM変調波のみを選択するAM隣接妨害除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
AM放送において例えば日本ではチャンネル間隔は9kHzに定められて、AM変調したときのサイドバンドは7.5kHzまでは認められている。しかし、例えば特に深夜になると、遠隔地や海外からくるAM変調波が、希望するチャネルの隣接チャンネルに重なることがある。このような場合、従来は重なったまま復調して混信状態のまま聴くか、またはSSB方式で復調していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、混信状態のまま聴くときは聴きとりにくいという問題点があり、SSB方式で復調して聴く場合は、希望するチャネルがAMステレオ放送の場合には、原理上ステレオ状態で聴くことはできないという問題点があった。
【0004】
本発明は、妨害AM変調波の一部が重なっているときでもそれを除去して、希望するAM変調波のみを取り出すことができるAM隣接妨害除去回路を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のAM隣接妨害除去回路は、AM受信機におけるAM隣接妨害除去回路であって、隣接妨害となる妨害AM変調波の搬送波周波数をfc、周波数fp1>周波数fp2、かつfp1−fc=fc−fp2としたとき、周波数fp1の発振を行う第1の局部発振器と、周波数fp2の発振を行う第2の局部発振器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第1の局部発振器からの発振出力とを乗算する第1の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第2の局部発振器からの発振出力とを乗算する第2の乗算器と、第1の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第1のローパスフィルタと、第2の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第2のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタの出力から第2のローパスフィルタの出力を減算する減算器と、減算器の出力を入力とするカットオフ周波数がfc/2のローパスフィルタとを備えたことを特徴とする。
【0006】
本発明の請求項1記載のAM隣接妨害除去回路では、第1および第2の乗算器によって、妨害波と共に受信を希望するAMステレオ変調波は周波数変換され、その低域周波数成分が第1および第2のローパスフィルタから出力される。受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数と妨害AM変調波の搬送波周波数との差の周波数を例えばfαとしたとき、第1のローパスフィルタからの出力は周波数fc/2の位置に隣接妨害波の搬送波周波数が位置し、かつ周波数(fc/2−fα)の位置に受信を希望するAMステレオ変調波の搬送波周波数が位置し、第2のローパスフィルタの出力は周波数fc/2に位置に隣接妨害波の搬送波周波数が位置し、かつ周波数(fc/2+fα)の位置に受信を希望するAMステレオ変調波の搬送波周波数が位置し、減算器によって隣接妨害波が打ち消され、第3のローパスフィルタによって受信を希望するAMステレオ変調波のみが取り出され、隣接妨害波が除去されることになる。
【0007】
本発明の請求項2記載のAM隣接妨害除去回路は、AM受信機におけるAM隣接妨害除去回路であって、隣接妨害となる妨害AM変調波の搬送波周波数を、受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数を挾んで周波数fαづつ離れた周波数fcおよび(fc+2fα)、周波数fp1>周波数fp2、かつfp1−fc=fc−fp2としたとき、周波数(fp1+fα)の発振を行う第1の局部発振器と、周波数(fp2−fα)の発振を行う第2の局部発振器と、周波数(fp2+3fα)の発振を行う第3の局部発振器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第1の局部発振器からの発振出力とを乗算する第1の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第2の局部発振器からの発振出力とを乗算する第2の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第3の局部発振器からの発振出力とを乗算する第3の乗算器と、第1の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第1のローパスフィルタと、第2の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第2のローパスフィルタと、第3の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第3のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタの出力から第2および第3のローパスフィルタの出力を減算する減算器と、減算器の出力を入力とする通過帯域周波数が(fc/2−fα)〜(fc/2+fα)のバンドパスフィルタとを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明の請求項2記載のAM隣接妨害除去回路では、第1、第2および第3の乗算器によって、妨害波と共に受信を希望するAMステレオ変調波は周波数変換され、その低域周波数成分が第1、第2および第3のローパスフィルタから出力される。受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数と妨害AM変調波の搬送波周波数との差の周波数はfαである。第1のローパスフィルタからの出力は周波数fc/2の位置に受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数が位置し、そこから上下に周波数fα離れた周波数位置に隣接妨害波の搬送波周波数が位置する。第2のローパスフィルタからの出力は周波数(fc/2−2fα)離れた周波数位置に受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数が位置し、そこから上下に周波数fα離れた周波数位置に隣接妨害波の搬送波周波数が位置する。第3のローパスフィルタからの出力は周波数(fc/2+2fα)離れた周波数位置に受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数が位置し、そこから上下に周波数fα離れた周波数位置に隣接妨害波の搬送波周波数が位置する。そこで、減算器によって第1のローパスフィルタから出力される隣接妨害波が打ち消され、バンドパスフィルタによって第1のローパスフィルタによって受信を希望するAMステレオ変調波のみが取り出され、隣接妨害波が除去されることになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかるAM隣接妨害除去回路を実施の形態によって説明する。
【0010】
図1は、本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の構成を示すブロック図である。
【0011】
AM受信機に入力されたAMステレオ変調波は、発振周波数が(3/2)ωctの局部発振器1からの出力と共に乗算器3へ入力し、局部発振器1からの出力と乗算する。また、入力されたAMステレオ変調波は、発振周波数が(1/2)ωctの局部発振器2からの出力と共に乗算器4へ入力し、局部発振器2からの出力と乗算する。乗算器3の出力はローパスフィルタ5に供給して、ローパスフィルタ5にて乗算器3からの出力中の高域周波数成分を除去する。乗算器4の出力はローパスフィルタ6に供給して、ローパスフィルタ6にて乗算器4からの出力中の高域周波数成分を除去する。
【0012】
ローパスフィルタ5からの出力とローパスフィルタ6からの出力とは減算器7に供給し、減算器7においてローパスフィルタ5の出力からローパスフィルタ6の出力を減算し、減算器7から出力はカットオフ周波数がfc/2(=ωc/4π)に設定されたローパスフィルタ8に供給して、ローパスフィルタ8にて減算器7の出力中の高域周波数成分を除去して送出する。
【0013】
上記のように構成された本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の作用について説明する。
【0014】
隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は、後記の式(1)にて表わされる。
【0015】
ここで、M0=1+κ0・νm0(t)、
M1=1+κ1・νm1(t)
θ=arc tan[κ0・νs0(t)/{1+κ0・νm0(t)}
【0016】
式(1)において、第1項が受信を希望するAMステレオ変調波であり、第2項が隣接妨害波であり、添字0は受信を希望するステレオ変調波に対して付し、添字1は妨害AM変調波に対して付して区別している。κ0は受信を希望するAMステレオ変調波のAM変調度、κ1は隣接妨害波のAM変調度、νm0(t)は受信を希望するAMステレオ変調波のモノラル変調波、νm1(t)は隣接妨害波の変調波、νs0(t)はAM変調のステレオ変調波、ωcは隣接妨害となるAM変調搬送波の角周波数(rad/s)、ωαは隣接妨害波と受信を希望するAM変調搬送波との差の角周波数(rad/s)である。
【0017】
隣接妨害波が混合された式(1)で示される受信希望AMステレオ変調波は、模式的に示せば図2(a)に示すごとくである。図2において(イ)は受信希望ステレオ変調波、(ロ)は隣接妨害波を示している。
【0018】
隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は局部発振器1からの出力cos(3/2)ωc tと乗算器3にて乗算されて、ローパスフィルタ5で高周波成分は除去される。ここで、ローパスフィルタ6の入力はν(t)・cos(3/2)ωc tにて示すごとくであって、下記の式(2)に示す出力がローパスフィルタ5から出力される。
【0019】
【0020】
一方、隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は局部発振器2からの出力cos(1/2)ωc tと乗算器4にて乗算されて、ローパスフィルタ6で高周波成分は除去される。ここで、ローパスフィルタ6の入力はν(t)・cos(1/2)ωc tにて示す如くであって、下記の式(3)に示す出力がローパスフィルタ6から出力される。
【0021】
ローパスフィルタ6からの出力=(1+M0)cos{(ωc/2+ωα)t+θ}+(1+M1)cos(1/2)ωc t …式(3)
【0022】
上記の式(2)に示すローパスフィルタ5からの出力は図2(b)に模式的に示すごとく表せ、上記の式(3)に示すローパスフィルタ6からの出力は図2(c)に模式的に示すごとく表せる。上記の式(2)に示すローパスフィルタ5の出力から上記の式(3)に示すローパスフィルタ6の出力が減算器7にて減算される。減算器7の入力はν(t)・cos(3/2)ωc t−ν(t)・cos(1/2)ωc tから高周波成分が除去された信号であって、減算器7からの出力は下記の式(4)に示すごとくになる。
【0023】
減算器7からの出力
=(1+M0)cos{(ωc/2−ωα)t−θ}−(1+M0)cos{(ωc/2+ωα)t+θ} …式(4)
【0024】
減算器7にからの出力は図2(d)に模式的に示すごとくである。上記の式(4)に示す減算器7の出力がローパスフィルタ8によって、式(4)の第2項(図2(d)において斜線を付して示してある)が除去されて、下記の式(5)に示す出力がローパスフィルタ8から出力される。
【0025】
(1+M0)cos{(ωc/2−ωα)t−θ} …式(5)
【0026】
ローパスフィルタ8からの出力は式(5)からも明らかなようにAMステレオ変調波であり、図2(e)に示すごとくであって、本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路によって隣接妨害波が除去されて、AMステレオ変調波が送出されることが判る。
【0027】
なお、上記した本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路において、局部発振器1の発振角周波数を(3/2)ωc、局部発振器2の発振角周波数を(1/2)ωcとして説明したが、これは他の角周波数でもよく、発振角周波数を(3/2)ωcを(ωpf1)とし、角周波数を(1/2)ωcを(ωpf2)としたとき、(ωpf1)>(ωpf2)とすると、(ωpf1)−ωc=ωc−(ωpf2)が成立する関係に局部発振器1および2の発振角周波数に選択すればよい。
【0028】
次に本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例について説明する。
【0029】
図3は本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例の構成を示すブロック図である。
【0030】
本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例は受信を希望するAMステレオ変調波より周波数ωαだけ高い周波数位置および受信を希望するAMステレオ変調波より周波数ωαだけ低い周波数位置に妨害波がある図4(a)の場合にこの2つの妨害波を除去する場合の例である。
【0031】
本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例において、隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は、後記の式(6)にて表わされる。
【0032】
ν(t)=(1+M1)cosωct+(1+M0)cos{(ωc+ωα)t+θ)}+(1+M2)cos(ωc+2ωα)t …式(6)
ここで、M0=1+κ0・νm0(t)、
M1=1+κ1・νm1(t)、
M2=1+κ2・νm2(t)、
θ=arc tan[κ0・νs0(t)/{1+κ0・νm0(t)}
【0033】
式(6)において、第1項が周波数が低い方の隣接妨害波であり、第2項が受信を希望するAMステレオ変調波であり、第3項が周波数が高い方の隣接妨害波であり、添字0は受信を希望するAMステレオ変調波に対して付し、添字1および添字2はそれぞれの妨害AM変調波に対して付して区別している。κ0は受信を希望するAMステレオ変調波のAM変調度、κ1およびκ2は隣接妨害波のAM変調度、νm0(t)は受信を希望するAMステレオ変調波のモノラル変調波、νm1(t)およびνm2(t)は隣接妨害波の変調波、νs0(t)はAM変調のステレオ変調波、(ωc+ωα)は受信を希望するAM変調搬送波の角周波数(rad/s)、(ωc)および(ωc+2ωα)は隣接妨害となるAM変調搬送波の角周波数(rad/s)、ωαは隣接妨害波と受信を希望するAM変調搬送波との差の角周波数(rad/s)である。
【0034】
隣接妨害波が混合された式(6)に示される受信希望AMステレオ変調波は、模式的に示せば図4(a)に示すごとくである。図4において(イ)は受信希望ステレオ変調波、(ロ)は隣接妨害波であって粗い網目を付して示し、(ハ)は隣接妨害波であって細かい網目を付して示している。
【0035】
式(6)にて示される隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波に局部発振器11からの出力cos{(3/2)ωc+ωα}tを乗算器14にて乗算し、乗算出力をローパスフィルタ17に供給してその高域側を除去する。ローパスフィルタ17の入力はν(t)・cos{(3/2)ωc+ωα}tであって、ローパスフィルタ17の出力は下記の式(7)に示す如くである。
【0036】
【0037】
式(6)にて示される隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波に局部発振器12からの出力cos{(1/2)ωc−ωα}tを乗算器15にて乗算し、乗算出力をローパスフィルタ18に供給してその高域側を除去する。ローパスフィルタ18の入力はν(t)・cos{(1/2)ωc−ωα}tであって、ローパスフィルタ18の出力は下記の式(8)に示す如くである。
【0038】
ローパスフィルタ18の出力
=(1+M1)cos{(1/2)ωc+ωα}t+(1+M0)cos[{(1/2)ωc+2ωα}t+θ]+(1+M2)cos{(1/2)ωc+3ωα}t …式(8)
【0039】
式(6)にて示される隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波に局部発振器13からの出力cos{(1/2)ωc+3ωα}tを乗算器16にて乗算し、乗算出力をローパスフィルタ19に供給してその高域側を除去する。ローパスフィルタ19の入力はν(t)・cos{(1/2)ωc+3ωα}tであって、ローパスフィルタ19の出力は下記の式(9)に示す如くである。
【0040】
ローパスフィルタ19の出力
=(1+M1)cos{(1/2)ωc−3ωα}t+(1+M0)cos[{(1/2)ωc−2ωα}t+θ]+(1+M2)cos{(1/2)ωc−ωα}t …式(9)
【0041】
上記の式(7)に示すローパスフィルタ17からの出力は図4(b)に模式的に示すごとく表せ、上記の式(8)に示すローパスフィルタ18からの出力は図4(c)に模式的に示すごとく表せ、上記の式(9)に示すローパスフィルタ19からの出力は図4(d)に模式的に示すごとく表せる。上記式(7)に示すローパスフィルタ17の出力から上記の式(8)および式(9)に示すローパスフィルタ18および19の出力を減算器20にて減算する。この減算によって式(7)の第1項と式(8)の第1項とが打ち消され、式(7)の第3項と式(9)の第3項とが打ち消されて、減算の結果、下記の式(10)に示す出力が得られる。
【0042】
の各項から高域周波数成分が除去された信号であって、
減算器20からの出力
=(1+M0)cos{(1/2)ωct−θ}+(1+M0)cos[{(1/2)ωc+2ωα}t+θ]+(1+M2)cos{(1/2)ωc+3ωα}t+(1+M1)cos{(1/2)ωc−3ωα}t+(1+M0)cos[{(1/2)ωc−2ωα}t+θ] …式(10)
【0043】
式(10)にて示される減算出力は図4(e)に模式的に示すごとくである。式(10)に示す減算出力は、(1/2)fc−fα〜(1/2)fc+fαの通過帯域幅を有するバンドパスフィルタ21に供給して通過帯域以外の周波数成分を除去する。この結果、バンドパスフィルタの出力は下記の式(11)に示すごとくになる。図4(e)において斜線部はバンドパスフィルタの通過帯域外の部分を示している。
【0044】
(1+M0)cos{(1/2)ωct−θ} …式(11)
【0045】
式(11)にて示されるバンドパスフィルタからの出力は図4(f)に模式的に示すごとくであって、受信を希望するAMステレオ変調波のみが選択されることになる。
【0046】
次に本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第2変形例について説明する。
【0047】
本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第2変形例は受信を希望するAMステレオ変調波より周波数ωαだけ高い周波数位置および受信を希望するAMステレオ変調波より周波数2ωαだけ高い周波数位置に妨害波がある図5(a)の場合に、この2つの妨害波を除去する場合の例である。
【0048】
本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第2変形例において、隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は、後記の式(12)にて表わされる。
【0049】
ν(t)=(1+M0)cos{(ωc−2ωα)t+θ)}+(1+M1)cos(ωc−ωα)t+(1+M2)cosωct …式(12)
ここで、M0=1+κ0・νm0(t)、
M1=1+κ1・νm1(t)、
M2=1+κ2・νm2(t)、
θ=arc tan[κ0・νs0(t)/{1+κ0・νm0(t)}
【0050】
式(12)において、第1項が受信を希望するAMステレオ変調波であり、第2項が周波数が低い方の隣接妨害波であり、第3項が周波数が高い方の隣接妨害波であり、添字0は受信を希望するステレオ変調波に対して付し、添字1および添字2はそれぞれの妨害AM変調波に対して付して区別している。κ0は受信を希望するAMステレオ変調波のAM変調度、κ1およびκ2は隣接妨害波のAM変調度、νm0(t)は受信を希望するAMステレオ変調波のモノラル変調波、νm1(t)およびνm2(t)は隣接妨害波の変調波、νs0(t)はAM変調のステレオ変調波、(ωc−2ωα)は受信を希望するAM変調搬送波の角周波数(rad/s)、(ωc−ωα)および(ωc)は隣接妨害となるAM変調搬送波の角周波数(rad/s)、ωα、2ωαは隣接妨害波と受信を希望するAM変調搬送波との差の角周波数(rad/s)である。
【0051】
隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波は、模式的に示せば図5(a)に示すごとくである。図5において(イ)は受信を希望するAMステレオ変調波を、(ロ)および(ハ)は妨害波を示し、一方の妨害波には網目を付して示している。
【0052】
隣接妨害波が混合された式(12)にて示される受信希望AMステレオ変調波に局部発振器からの出力cos(3/2)ωctを乗算し、乗算出力を第1のローパスフィルタに供給してその高域側を除去する。第1のローパスフィルタの入力はν(t)・cos(3/2)ωctであって、第1のローパスフィルタの出力は下記の式(13)に示すごとくである。
【0053】
【0054】
式(12)にて示される隣接妨害波が混合された受信希望AMステレオ変調波に局部発振器からの出力cos(1/2)ωctを乗算し、乗算出力を第2のローパスフィルタに供給してその高域側を除去する。第2のローパスフィルタの入力はν(t)・cos(1/2)ωctであって、第2のローパスフィルタの出力は下記の式(14)に示すごとくである。
【0055】
第2のローパスフィルタの出力
=(1+M0)cos[{(1/2)ωc−2ωα}t+θ]+(1+M1)cos{(1/2)ωc−ωα}t+(1+M2)cos(1/2)ωct …式(14)
【0056】
上記の式(13)に示す第1のローパスフィルタからの出力は図5(b)に模式的に示すごとく表せ、上記の式(14)に示す第2のローパスフィルタからの出力は図5(c)に模式的に示すごとく表せる。上記の式(13)に示す第1のローパスフィルタの出力から上記の式(14)に示す第2のローパスフィルタの出力を第1の減算器にて減算する。この減算によって式(13)の第3項と式(14)の第3項とが打ち消されて、減算の結果、下記の式(15)に示す出力が得られる。
【0057】
第1の減算器の入力は
ν(t)・cos(3/2)ωct−ν(t)・cos(1/2)ωct
から高域周波数成分が除去された信号であって、
第1の減算器からの出力=(1+M0)cos{(1/2)ωc+2ωα}t−θ}+(1+M1)cos{(1/2)ωc+ωα}t−(1+M0)cos[{(1/2)ωc−2ωα}t+θ]−(1+M1)cos{(1/2)ωc−ωα}t …式(15)
【0058】
式(15)にて示される減算出力は図5(d)に模式的に示すごとくである。式(15)に示す減算出力は、(1/2)fcをカットオフ周波数とする第3のローパスフィルタに供給して高域側を除去する。この結果、第3のローパスフィルタの出力は下記の式(16)に示すごとくになる。図4(d)において斜線部は第3のローパスフィルタによって遮断される高域周波数側を示している。
【0059】
第3のローパスフィルタの出力=−(1+M0)cos[{(1/2)ωc−2ωα}t+θ]−(1+M1)cos{(1/2)ωc−ωα}t …式(16)
【0060】
式(16)にて示される第3のローパスフィルタからの出力は図5(e)に模式的に示すごとくであって、一方の妨害波が除去された状態となる。この状態において残った妨害波と受信を希望するAMステレオ変調波とは、前記した本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路と同様の処理によって妨害波が除去されて、受信を希望するAMステレオ変調信号のみを選択することができる。
【0061】
また、本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路、本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例および本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第2変形例を応用すれば、さらに多数の隣接妨害波が重なっているような状況でも、すべての妨害波を除去することができる。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかるAM隣接妨害除去回路によれば、従来では隣接妨害波がそのまま雑音として聞こえていたものが、変調波がAMステレオ変調波であっても、妨害波のないクリアな音声でAMステレオ変調波に基づく音声を聴くことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の作用の説明に供する模式説明図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第1変形例の作用の説明に供する模式説明図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるAM隣接妨害除去回路の第2変形例の作用の説明に供する模式説明図である。
【符号の説明】
1、2、11、12および13 局部発振器
3、4、14、15および16 乗算器
5、6、8、17、18および19 ローパスフィルタ
7および20 減算器
21 バンドパスフィルタ
Claims (2)
- AM受信機におけるAM隣接妨害除去回路であって、隣接妨害となる妨害AM変調波の搬送波周波数をfc、周波数fp1>周波数fp2、かつfp1−fc=fc−fp2としたとき、周波数fp1の発振を行う第1の局部発振器と、周波数fp2の発振を行う第2の局部発振器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第1の局部発振器からの発振出力とを乗算する第1の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第2の局部発振器からの発振出力とを乗算する第2の乗算器と、第1の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第1のローパスフィルタと、第2の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第2のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタの出力から第2のローパスフィルタの出力を減算する減算器と、減算器の出力を入力とするカットオフ周波数がfc/2のローパスフィルタとを備えたことを特徴とするAM隣接妨害除去回路。
- AM受信機におけるAM隣接妨害除去回路であって、隣接妨害となる妨害AM変調波の搬送波周波数を、受信を希望するAMステレオ変調波のAM搬送波周波数を挾んで周波数fαづつ離れた周波数fcおよび(fc+2fα)、周波数fp1>周波数fp2、かつfp1−fc=fc−fp2としたとき、周波数(fp1+fα)の発振を行う第1の局部発振器と、周波数(fp2−fα)の発振を行う第2の局部発振器と、周波数(fp2+3fα)の発振を行う第3の局部発振器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第1の局部発振器からの発振出力とを乗算する第1の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第2の局部発振器からの発振出力とを乗算する第2の乗算器と、受信を希望するAMステレオ変調波と第3の局部発振器からの発振出力とを乗算する第3の乗算器と、第1の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第1のローパスフィルタと、第2の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第2のローパスフィルタと、第3の乗算器の出力中の高域周波数成分を除去する第3のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタの出力から第2および第3のローパスフィルタの出力を減算する減算器と、減算器の出力を入力とする通過帯域周波数が(fc/2−fα)〜(fc/2+fα)のバンドパスフィルタとを備えたことを特徴とするAM隣接妨害除去回路。
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