JPH06164555A - 周波数ダイバーシティ通信装置 - Google Patents

周波数ダイバーシティ通信装置

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JPH06164555A
JPH06164555A JP4312115A JP31211592A JPH06164555A JP H06164555 A JPH06164555 A JP H06164555A JP 4312115 A JP4312115 A JP 4312115A JP 31211592 A JP31211592 A JP 31211592A JP H06164555 A JPH06164555 A JP H06164555A
Authority
JP
Japan
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frequency
signal
frequencies
transmission system
communication device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4312115A
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English (en)
Inventor
Kimiatsu Satou
公厚 佐藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外来ノイズによる妨害・緩衝を受け難く、従
来に比し、信頼性を向上することができる上、送信系、
受信系ともに従来に比し構成を簡略にしてコストを下げ
ることのできる周波数ダイバーシティ通信装置を提供す
ることを目的とする。 【構成】 送信系では、同一データをあるデータ列単位
で順次複数の異なる周波数を切り替えた信号に載せて複
数回送信し、受信系では、周波数f1 及びf2 (>
1 )の受信波と局部発振器出力を混合器で混合して中
間周波数信号を生成し、復調器で検波する周波数ダイバ
ーシティ方式通信装置において、上記局部発振器26の
発振周波数fL0は(f1 +f2 )/2に設定され、上記
復調器28の出力から少なくとも一回以上データ列を再
生すれば通信できることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周波数ダイバーシティ
通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周波数ダイバーシティ通信装置として
は、従来、例えば、特開昭59−50628号公報や特
開昭63−214026号公報に開示されたものがあ
り、従来の1例を図8に示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図示のものは、送信系
の周波数と受信系の周波数を同じタイミングで変化させ
るものであるため、受信側は局部発振器の周波数を変化
させなければならず、更に必ず送受信間のタイミングを
とる必要がある。
【0004】従って、その分、回路構成が複雑で高価に
なるという問題がある。
【0005】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、送信系、受信系ともに従来に比し構成を簡略
にしてコストを下げることのできる周波数ダイバーシテ
ィ通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、送信系では、同一データをあ
るデータ列単位で順次複数の異なる周波数を切り替えた
信号に載せて複数回送信し、受信系では、周波数f1
びf2 (>f1 )の受信波と局部発振器出力を混合器で
混合して中間周波数信号を生成し、復調器で検波する周
波数ダイバーシティ方式通信装置において、上記局部発
振器の発振周波数fL0は(f1 +f2 )/2に設定さ
れ、上記復調器の出力から少なくとも一回以上データ列
を再生すれば通信できる構成とした。請求項2では、送
信系は、周波数(f1 −f2 )/2の信号と周波数(f
1 +f2 )/2の信号とを混合器で混合して2つの周波
数f1 、f2 を得て、バンドパスィルタによって選択的
に送信する構成とした。
【0007】請求項3では、送信系は、1つの周波数を
てい倍して複数の周波数を得て、バンドパスィルタによ
って選択的に送信する構成とした。
【0008】
【作用】本発明では、受信系における局部発振周波数を
(f1 +f2 )/2に設定し、局部発振周波数を変化さ
せることなく交互に送信される2つの周波数信号を受信
し、少なくとも妨害・干渉を受けていない周波数信号か
らデータを復調する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1において、10は送信系、20は受信
系である。送信系10は、例えば図2に示すような構成
を有し、発振器12A、12Bは制御信号Cによってテ
ータ列毎に排他的にON/OFFされ、それぞれがON
の時、同一ベースバンド信号(データ信号)Dで変調さ
れ、周波数f1 の信号と周波数f2 (>f1 )の信号と
してアンテナ14A、14Bから送信する。13A、1
3Bは変調器modである。
【0011】なお、図6にデータ列と送信周波数の関係
を示しておく。
【0012】図1において、21はアンテナ、22は周
波数f1 の成分と周波数f2 の成分を通過させる双峰型
のバンドパスフィルタ、23はRF増幅器、24は混合
器、25はバンドパスフィルタ、26は局部発信器、2
7はIF増幅器、28は復調器、29はローパスイル
タ、30はデータ処理部(CPU)である。
【0013】局部発信器26は周波数fL0=(f1 +f
2 )/2の信号を発振する。混合器24は2つの受信周
波数f1 、f2 に対して、周波数(f1 −f2 )/2の
中間周波数f1F の信号を生成する。中間周波数f1F
の信号はバンドパースフィルタ25、中間周波増幅部2
7を通したのち、復調器28で検波する。
【0014】ローパスフィルタ29のカットオフ周波数
C はベースバンド信号Dの周波数以上であり、検波出
力から高周波ノイズ成分を除去し、ベースバンド信号D
のみを通過させる。なお、バンドパースフィルタ25に
は、最低でも、2Δf+4f DATA(fDATA=ベースバン
ド信号Dの周波数)以上の帯域幅を持たせる。
【0015】この実施例では、局部発振周波数fL0
(f1 +f2 )/2に設定するから、周波数の異なる2
つの信号を混合器が一個である単一の受信系で同時に受
信することができる。
【0016】図3、図4におよび図5にそれぞれ送信系
の他の例を示す。
【0017】図3において、発振器12Cは周波数
「(f1 −f2 )/2」の信号を発生する。13は変調
器、14はアンテナ、15は発振周波数「(f1
2 )/2」の局部発振器、16は混合器、17A、1
7Bはそれぞれ周波数f1 、f2 を通過させるバンドパ
スフィルタであって、スイッチ31A、31Bを切り替
えることで、送信周波数をf1 、f2 と切り替える。こ
のバンドパスフィルタ17A、17Bは、図7に示すよ
うな、バンドパスフィルタ36と、周波数f1 信号を通
すローパスフィルタ37A、周波数f2 信号を通すハイ
パスフィルタ37Bおよびスイッチ31E、31Fから
なる構成のものと置き換えることができる。
【0018】この送信系では、発振器12Cと15の一
方の発振器の周波数を低くすることができるので、回路
構成が容易になる。
【0019】図4において、発振器12Dの発振周波数
は(f2 ' −f1 ' )である。18はてい倍器であっ
て、少なくとも、(N+1)てい倍する。てい倍器18
の出力のうち、バンドパスフィルタ19Aは周波数f1
としてNてい倍成分を、バンドパスフィルタ1BAは周
波数f2 として(N+1)倍成分を通過させ、スイッチ
31C、31Dを切り替えることで、周波数f1 とf2
を切り替えている。ここで、f1 =N(f2 '
1 ' )、f2 =(N+1)(f2 ' −f1 ' )。
【0020】この送信系では、発振器は1箇で済む利点
がある。
【0021】図5において、12Eは周波数可変型の発
振器であって、マイコン33からの制御信号によって振
動子32Aと32Bを切り替えることにより、周波数f
1 、f2 の信号を発生する。13は変調器、14はアン
テナ、34は増幅器、19はバンドパスフィルタであ
る。35はカットオフ周波数fC がfC =2fDATE程度
のローパスフィルタである。
【0022】上記実施例は、シングルスーパーヘタロダ
イン方式であるが、周波数変換をもう一度行なうダブル
ルスーパーヘタロダイン方式とする場合は、最初の周波
数変換段においては変実施例のイメージ受信可能とし、
次の周波数変換段では通常のイメージ除去用のフィルタ
を使用する。これは、最初の周波数変換におけるイメー
ジ周波数の周波数偏差のほうが、次の周波数変換におけ
る周波数偏差よりも大きく、f1 、f2 間の相関が小さ
く、周波数デイバーシティの効果が一層期待できるから
である。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、受信系にお
ける局部発振周波数を(f1 +f2 )/2に設定し、局
部発振周波数を変化させることなく送信系から送信され
た2つり周波数信号を受信し、少なくとも、妨害・干渉
を受けていないほうの周波数信号から所要のデータを復
調し得るので、従来の時分割を行なう周波数ダイバーシ
タィに比し、回路構成を簡単にししてコストを下げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における送信系の1例を示すブロッ
ク図である。
【図3】上記実施例における送信系の他の例を示すブロ
ック図である。本発明の他の実施例を示すブロック図で
ある。
【図4】上記実施例における送信系の他の例を示すブロ
ック図である。
【図5】上記実施例における送信系の他の例を示すブロ
ック図である。
【図6】上記実施例の受信系のデータ列と周波数の関係
を示す図である。
【図7】上記実施例の送信系のパンドパスフィルタの他
の例を示す図である。
【図8】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 送信系 12A〜12E 発振器 13、13A、13B 変調器 15 局部発振器 16 混合器 17A、17B バンドパスフィルタ 18 てい倍器 19、19A、19B バンドパスフィルタ 20 受信系 21A、21B バンドパスフィルタ 22 双峰型のバンドパスフィルタ 23 RF増幅器 24 混合器 25 バンドパスフィルタ 26 局部発振器 27 中間周波増幅器 28 復調器 29 ローパスフィルタ 30 データ処理部 31A〜31F 切換スイッチ 32A、32B 振動子 33 マイコン 36バンドパスフィルタ 35、37A ローパスィルタ 37B ハイパスフィルタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信系では、同一データをあるデータ列
    単位で順次複数の異なる周波数を切り替えた信号に載せ
    て複数回送信し、受信系では、周波数f1 及びf2 (>
    1 )の受信波と局部発振器出力を混合器で混合して中
    間周波数信号を生成し、復調器で検波する周波数ダイバ
    ーシティ方式通信装置において、 上記局部発振器の発振周波数fL0は(f1 +f2 )/2
    に設定され、上記復調器の出力から少なくとも一回以上
    データ列を再生すれば通信できることを特徴とする周波
    数ダイバーシティ方式通信装置。
  2. 【請求項2】 送信系は、周波数(f1 −f2 )/2の
    信号と周波数(f1 +f2 )/2の信号とを混合器で混
    合して2つの周波数f1 、f2 を得て、バンドパスィル
    タによって選択的に送信することを特徴とする請求項1
    記載の周波数ダイバーシティ通信装置。
  3. 【請求項3】 送信系は、1つの周波数をてい倍して複
    数の周波数を得て、バンドパスィルタによって選択的に
    送信することを特徴とする請求項1記載の周波数ダイバ
    ーシティ通信装置。
JP4312115A 1992-11-20 1992-11-20 周波数ダイバーシティ通信装置 Pending JPH06164555A (ja)

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