JP2006352585A - 画像読取装置および画像処理方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを画像処理によって好適に低減する。
【解決手段】 読み取られた画像に含まれる、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを低減する。なお、搬送ベルトの副走査方向の先端部または後端部において発生する原稿台からの浮きに起因する画像ムラについても同時に低減してもよい。
【選択図】 図7

Description

画像読取装置における画像ムラの補正技術に関する。
従来、原稿を自動的に給紙する自動給紙装置(ADF)を備える画像読取装置が知られている(特許文献1)。この画像読取装置では、搬送ベルトによって原稿台ガラスに原稿を押さえつけるようにして搬送する。副走査方向における原稿の中央部は、搬送ベルトにより好適に押さえつけられる。しかしながら、副走査方向における原稿の先端部および後端部は、押さえつけが緩くなる。なぜなら、副走査方向における原稿の先端部および後端部では、搬送ベルトが原稿台ガラスから浮き上がるような構造が採用されているからである。これは、原稿台ガラス上へとスムーズに原稿を搬入したり、搬出したりするためである。
しかしながら、搬送ベルトの浮きに起因して、原稿の読み取りレベルが副走査位置に応じて変化するといった画像ムラ現象が発生する。たとえば、画像の先端部および後端部で、画像の読み取りレベルが画像の中央部に比べて小さく(暗く)なってしまう。これは、ムラとなって画像に表れるため好ましくない。そこで、特許文献1によれば、搬送ベルトの副走査方向における浮きに起因する画像ムラを好適に補正する技術が提案されている。
特開2003−338908号公報
上述の従来技術によれば、搬送ベルトの副走査方向における浮きに起因する画像ムラを好適に補正することはできるが、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを補正することが難しい。
ちなみに、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラは、搬送ベルトを駆動するための搬送ローラや、搬送ベルトに従動する従動ローラの構造に起因して発生しうる。
そこで、本発明は、このような課題および他の課題の少なくとも1つを解決することを目的とする。なお、他の課題については明細書の全体を通して理解できよう。
本発明によれば、読み取られた画像に含まれる、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを低減する。なお、搬送ベルトの副走査方向の先端部または後端部において発生する原稿台からの浮きに起因する画像ムラについても低減してもよい。
本発明によれば、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを画像処理によって好適に低減することができる。
[第1の実施形態]
図1は、実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。原稿自動搬送ユニット101は、画像読取ユニット102に対して原稿を給送する。原稿トレイ103は、原稿束104を載置するユニットである。原稿載置トレイ103に載置された原稿104は、一番上の原稿から順にピックアップローラ105により給紙される。搬送ローラ106は、ピックアップローラ105により給紙された原稿を画像読取ユニット102へと搬送する。
搬送ベルト107は、駆動ローラ108、および従動ローラ109により回転駆動される。原稿は搬送ベルト107により原稿台ガラス113まで搬送され、原稿台ガラス上の所定の位置に固定される。原稿台ガラス113は、プラテンガラスと呼ばれることもあるが、必ずしもガラスを材料とする必要はない。抑えコロ110a〜dは、上下に揺動するようになっており、搬送ベルト107を介して原稿を原稿台ガラス113に押圧する。111は排紙ローラ、112は排紙トレイである。読み取りが終了した原稿が搬送ベルト107により搬送されてくると、排紙ローラ111によって排紙トレイ112上に排紙される。
原稿読み取り装置102において、114は原稿を照明するための光源である。115は、光源114の光を効率よく原稿に照射するための反射笠である。115は原稿からの反射光を受ける第1ミラーである。118は第2ミラーである。119は第3ミラーである。121はレンズである。122は、CCDラインセンサである。ここで光源114、反射笠115、および第1ミラー116を第1ミラーユニット117と称す。また、第2ミラー118および第3ミラー119を第2ミラーユニット120と称す。
第1ミラーユニット117および第2ミラーユニット120は、図1に示す矢印方向に移動することにより、原稿全面を2次元的に読み取るようになっている。この矢印方向が、いわゆる副走査方向となっている。なお、原稿または原稿台平面において、副走査方向に対して直交する方向が、いわゆる主走査方向である。第1ミラー115による原稿反射光は、第2ミラー118、第3ミラー119により折り返され、レンズ121を通して、CCDラインセンサ122に入射される。
原稿自動搬送ユニット101により原稿台ガラス113上に載置された原稿は、光源114、反射笠115により照明される。原稿から反射された光は、第1ミラー115、第2ミラー118、および第3ミラー119により順次折り返され、レンズ121を通して、CCDラインセンサ122に入射する。
図2Aないし図2Cは、実施形態に係る画像読取装置において発生しうる第1の画像ムラと発生原理を例示する図である。とりわけ、図2Aには、搬送ベルト107によって、原稿104が原稿台ガラス113上に押しつけられている様子(副走査断面)が模式的に示されている。この図から、副走査方向における中央部は、搬送ベルト107により好適に押さえつけられていることがわかる。一方で、副走査方向における先端部および後端部に関しては、原稿104と搬送ベルト107との間に斜線で示される隙間(原稿台ガラスからの浮き)が生じることがわかるであろう。
図2Bには、副走査方向の原稿読み取りレベルの一例が示されている。この図2Bによれば、画像の先端部および後端部の読み取りレベルが、他の部分(画像の中央部)に比べて相対的に小さくなっていることを理解できよう。また、図2Cには、読み取られた画像の一例が模式的に示されている。この図2Cによれば、原稿画像の副走査方向における先端部と後端部に画像ムラが発生していることを理解できよう。また、画像ムラは副走査位置に応じて変化していることも理解できよう。
図3Aないし図3Cは、実施形態に係る画像読取装置において発生しうる第2の画像ムラと発生原理とを例示する図である。図3Aには、搬送ベルト107によって、原稿104が原稿台ガラス113に押しつけられている様子(主走査断面)が模式的に示されている。この例によると、駆動ローラ108は、所定間隔ごとに配置された複数のローラ108a〜108dを備えている。なお、従動ローラ109も同様の構成を採用しているものとする。
図3Aに示すように、副走査方向における先端部では、ローラ108aとローラ108bとの間などで、搬送ベルト107が原稿台ガラス113から浮き上がってしまう。よって、原稿104と搬送ベルト107との間には、斜線で示される隙間が生じる。この隙間が発生すると、隙間の大きさに応じた読み取りレベルの変化が生じてしまう。
図3Bには、主走査方向における原稿読み取りレベルの一例が示されている。図3Bに示されるように、搬送ベルト107の主走査方向におけるたわみに応じて、画像の読み取りレベルが他の部分(画像の中央部)に比べて相対的に小さくなる。また、図3Cには、読み取られた画像の一例が模式的に示されている。図3Cによれば、原稿画像の主走査位置に応じて画像ムラが発生していることを理解できよう。
図4は、原稿の副走査方向における画像ムラと主走査方向における画像ムラとが同時に発生した場合を例示する図である。図4から明らかなように、図2Cに示した画像ムラと図3Cに示した画像ムラとが重畳した画像となっている。ちなみに、図4の画像ムラが発生する場合に、上述した特許文献1に記載の発明を適用したとしても、主走査方向の画像ムラを十分に低減することは難しい。もちろん、図3Cの画像ムラに関しても同様である。
図5は、実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。502は、アナログ処理回路である。503は、AD変換回路である。504は、主走査方向のシェーディングムラを補正するシェーディング補正回路である。505は、乗算回路である。506は、補正係数テーブルである。補正係数テーブル506は、メモリ等の記憶装置に記憶される。507は、読取レベルを補正した信号または読取レベルを補正していない信号のいずれかを選択的に後段に出力するセレクタである。508は、画像読取ユニット102の各部を統括的に制御するCPUである。入力部509は、例えば、操作パネルや、外部PC等に接続された通信装置などである。検知部510は、原稿の種類(例:厚さなど)を検知するセンサである。検知部510としては、たとえば、原稿の厚さを検知する検知センサや、原稿の光透過率を検知する検知センサなどを採用できる。
CCDラインセンサ122に原稿104からの反射光が入射すると、CCDラインセンサ122は、入射光量に応じた画像信号をアナログ処理回路502に出力する。アナログ処理回路502は、入力された画像信号をサンプリングし、オフセット補正を実行し、さらにゲイン補正を実行する。アナログ処理回路502により信号処理されたアナログ画像信号は、AD変換回路503においてデジタル画像データに変換される。デジタル画像データが入力されるシェーディング補正回路504は、たとえば、CCDラインセンサ122における画素ごとの感度のバラツキ、原稿照明ランプ114の配光、および光学レンズ121の端部光量の劣化を補正する。
補正係数テーブル406は、図4に示したような搬送ベルト107に起因する画像ムラを補正するため補正係数が記憶されている。すなわち、補正係数テーブル506には、副走査位置と主走査位置との各組にそれぞれ対応した補正係数が記憶されている。換言すれば、画素ごとの補正係数が補正係数テーブル506に記憶されているといえる。乗算回路505は、シェーディング補正回路504から出力されるデジタル画像信号と、補正係数テーブル506から出力される補正係数とを乗算する。補正係数テーブル506は、たとえば、1ライン単位で補正係数を更新して出力するようになっている。これは、読取レベルの補正が、1ライン単位で実行されることを意味する。このようにして、搬送ベルト107の副走査方向におけるたわみと主走査方向におけるたわみ等に起因する画像ムラを低減できる。
このように補正係数テーブル506と乗算回路505は、画像ムラを低減する画像ムラ低減手段の一例であることを理解できよう。また、補正係数テーブル506と乗算回路505は、画像の副走査位置と主走査位置との組に対応する補正係数を用いて画像を補正する補正手段の一例であることも理解できよう。
セレクタ507は、画像ムラの低減(読み取りレベルの補正)を行った画像データを後段の回路へ出力するか、画像ムラの低減を行っていない画像データを出力するかを選択する回路である。いずれの画像データをセレクタ507から出力させるかは、CPU508によって制御される。
未補正のデジタル画像データを選択的に出力できるようにする理由は、原稿の種類(厚さ)によっては、読取レベルの補正が不要な場合があるからである。
CPU508は、たとえば、操作パネルまたは通信回路などの入力部から入力される原稿の種類(厚み)に関する情報に応じて、画像ムラの低減をON/OFFすることができる。あるいは、原稿の厚さを検知する検知センサや、原稿の光透過率を検知する検知センサなどの検知部510からの得た情報に基づき、CPU508は、画像ムラの低減処理を適用するか否かを制御してもよい。
図6は、実施形態に係る画像ムラを低減するための画像処理方法を示す例示的なフローチャートである。ステップS601において、CCDラインセンサ122は、原稿画像を1ラインごとに読み取る。ステップS602において、アナログ処理回路502は、1ラインごとのアナログ画像信号を適宜信号処理する。ステップS603において、AD変換回路503は、信号処理された画像信号をデジタル画像データに変換する。ステップS604において、シェーディング補正回路504は、画像データをシェーディング補正する。
ステップS605において、CPU508は、入力部509または検知部510から入力された情報に基づいて、画像ムラの低減(読取レベルの補正)が必要か否かを判定する。必要と判定した場合は、ステップS606において、CPU508は、主走査位置と副走査位置との組に対応する補正係数が乗算された画像データを出力するよう、セレクタ507を制御する。一方で、画像ムラの低減処理が必要ないと判定した場合、CPU508は、画像ムラを低減していない画像データを出力するよう、セレクタ507を制御する。ステップS607において、CPU508は、全ラインについて読み取りが完了したか否かを判定する。完了していない場合は、ステップS601に戻る。完了していれば、本フローチャートに係る画像読取処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、少なくとも搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを低減するための補正係数を用いて画像データ(読取レベル)が補正される。これにより、少なくとも搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラが好適に低減されうる。
なお、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラだけでなく、搬送ベルトの副走査方向の先端部または後端部において発生する原稿台からの浮きに起因する画像ムラについても好適に抑制できる補正係数を用いれば、双方の画像ムラを好適に低減できよう。
また、補正係数については、CPU508が、補正の際に算出しても良いが、これでは、CPU508に負荷がかかるおそれがある。そこで、画像の副走査位置と主走査位置との組に対応する補正係数を予め実験等により求めて、メモリ等の記憶装置に記憶しておけば、補正の際に補正係数を算出する手間を省けるであろう。
ところで、補正が不要な場合にまで補正を実行してしまうと、かえって画像ムラが発生するおそれがある。そこで、CPU508などの制御手段が、補正(低減処理)が必要と判定した場合に限り、当該補正を実行することで、非希望の画像ムラの発生を抑制することができる。すなわち、CPU508は、画像ムラの低減処理の実行/非実行を切り替えることができる。
例えば、操作パネルや通信装置等の入力部509から入力される操作者の切り替え指示や、原稿の種類の情報に応じて、CPU508は、読取レベルの補正処理を実行するか否かを切り替えてもよい。これにより、操作者の都合や原稿の種類に応じて読取レベルの補正処理を実行できるようになる。
なお、原稿の種類については、原稿の厚さを検知する検知センサや、原稿の光透過率を検知する検知センサなどの検知部510からの得た情報に基づき、CPU508が認識してもよい。
[第2の実施形態]
第1の実施形態によれば、必要となる補正係数の全てが補正係数テーブル506に保持されるものであった。そのため、補正係数テーブル506を記憶するための記憶装置の記憶容量が相対的に大きくなりやすいといえる。もし、一部の補正係数から他の補正係数を算出できれば、記憶容量を削減できるであろう。そこで、本実施形態では、必要となる記憶容量を削減可能な画像読取装置について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。なお、既に説明した個所には、同一の参照符号を付すことで説明を簡略化する。701は、乗算回路である。702は、副走査補正係数演算回路である。703は、副走査補正係数テーブルである。704は、主走査補正係数演算回路である。705は、主走査補正係数テーブルである。
このように、第2の実施形態では、補正係数テーブルを記憶するために必要となる記憶容量を減らすために、副走査補正係数演算回路702、主走査補正係数演算回路704が追加されている。副走査補正係数テーブル703には、図2Cに示す第1の画像ムラを低減するための副走査補正係数が記憶されている。一方、副走査補正係数テーブル705には、図3Cに示す第2の画像ムラを低減するための主走査補正係数が格納されている。
まず、副走査補正係数演算回路702と副走査補正係数テーブル703とによる副走査補正係数の算出方法について説明する。副走査補正係数テーブル703には、副走査位置を示すデータとその副走査位置に対応した補正係数が格納されている。
図8は、実施形態に係る副走査補正係数テーブルの一例を示す図である。図8によれば、副走査補正係数テーブル703には、副走査位置SP、SP、SP、SPにそれぞれ対応する4つの補正係数SG、SG、SG、SGが記憶されていることがわかる。
副走査位置SP、SP、SP、SP以外の副走査位置(例えば、A,B,Cなど)に関する補正係数は、近接した副走査位置における補正係数から算出できる。たとえば、副走査位置Aに関する補正係数は、補正係数SGとSGとを用いた直線近似により算出できる。この場合の計算式は以下になる。
A点での補正係数 = SG+(A−SP)×(SG−SG) /(SP−SP)・・・(式1)
図中のB点、C点についても同様の計算式で算出される。なお、副走査位置SP,SPn+1間に存在する副走査位置Dの補正係数を算出するための一般式は以下となる。
補正係数 = SG+(D−SPn+1)×(SGn+1−SG) /(SPn+1−SP)・・・(式2)
ここで、SPは、副走査補正係数テーブル703に格納された副走査位置のデータを示している。また、SGは、副走査補正係数テーブル703に格納された副走査位置SPの補正係数を示している。
副走査補正係数演算回路702は、1ラインごとに副走査補正係数テーブル703を参照する。すなわち、副走査位置SPと、SPn+1に対応する補正係数SGとSGn+1とを副走査補正係数テーブル703から読み出し、(式2)に代入して補正係数を算出する。副走査補正係数演算回路702は、最終的に、図8の実線に対応する複数の補正係数を出力する。これらの補正係数は、図2Cに示す画像ムラを低減するための補正係数であることはいうまでもない。
なお、上述の説明は、4組の補正係数を含む補正係数テーブルが使用されている。しかしながら、本発明はこれに限定されることはない。すなわち、補正係数の個数はこれ以外の数であってよい。また、補正係数の算出式も、直線近似以外の近似手法を採用してもよい。
次に、主走査補正係数演算回路704と主走査補正係数テーブル705による主走査補正係数の算出方法について説明する。
図9Aないし図9Dは、実施形態に係る主走査補正係数テーブルの一例を示す図である。主走査補正係数テーブル705には、副走査位置を示すデータとその副走査位置に対応した補正係数セットが格納されている。各補正係数セットには、複数の主走査位置を示すデータとそれに対応する主走査補正係数が格納されている。
とりわけ図9Aには、主走査補正係数テーブル705に格納されている補正係数セットの一例が示されている。この例では、副走査位置SP、SP、SP、SPに対応する補正係数セットMG、MG、MG、MGが設定されている。
図9Bには、副走査位置SPに対して設定されている補正係数セットMGが示されている。図9Cには、副走査位置SPに対して設定されている補正係数セットMGが示されている。図9Bに示されている白丸(o)は、主走査補正係数セットMGに含まれる複数の補正係数を示している。各補正係数は、それぞれ異なる主走査位置に対応している。すなわち、所定の主走査位置MP〜MPに対して、それぞれ補正係数MG11〜MG19が設定されている。同様に、図9Cに示されている白丸(o)は、主走査補正係数セットMGに含まれる複数の補正係数を示している。所定の主走査位置MP〜MPに対して、それぞれ補正係数MG21〜MG29が設定されている。なお、副走査位置SP、SPに関するそれぞれの主走査補正係数セットMG、MGについても、同様であることはいうまでもない。
主走査補正係数演算回路704は、副走査補正係数演算回路702と同様の副走査位置間での補正係数の算出を行う。さらに、主走査補正係数演算回路704は、主走査位置MP〜MP間での補正係数の算出を行う。
まず、副走査位置間での補正係数算出について説明する。副走査位置SP〜SP以外の副走査位置Eに関する補正係数セットは、近接した副走査位置の補正係数セットから算出される。たとえば、図9Aにおいて副走査位置Eでの補正係数は、副走査位置SPの主走査補正係数セットMGと、副走査位置SPの主走査補正係数セットMGとを直線近似することで算出できる。図9Aにおいて、副走査位置Eの補正係数セットの算出式は以下の通りである。
副走査位置Eでの補正係数セット =
MG1n+(E−SP)×(MG2n−MG1n)/(SP−SP)・・・(式3)
なお、MG1n, MG2nは、それぞれ副走査位置SP,SPにおける主走査補正係数セット(n=1〜9)を示している。
このように、(式3)により、所望の副走査位置Eにおける主走査補正係数セットが算出される。算出された各補正係数は、図9Dの白丸(○)で示すものとなる。その他の副走査位置についても同様の計算式で算出される。なお、副走査位置SP, SPm+1間における副走査位置Xの補正係数セットは、以下の一般式から算出できる。
副走査位置Xでの補正係数セットMGxn
MGmn+(X−SP)×(MGmn−MGm+1n) /(SPm+1−SP)・・・(式4)
ここで、SPは、主走査補正係数テーブルに格納されている副走査位置(m=1〜4)を示している。また、MGmn, MGm+1nは、副走査位置SPにおける主走査係数セット(n=1〜9)を示している。
次に主走査位置間での補正係数の算出方法について説明する。主走査位置MP〜MP以外の主走査位置に関する補正係数は、近接した少なくとも2つの主走査位置に関する補正係数から算出可能である。たとえば、図9Dにおいて、主走査位置Fに関する補正係数は、2つの補正係数MGE1とMGE2から直線近似により算出できる。この場合の算出式は以下の通りである。
主走査位置Fでの補正係数 =
MGE1+(F−MP)×(MGE2−MGE1) /(MP−MP)・・・(式5)
ここで、MP、MPは主走査位置を示している。また、MGE1、MGE2は、それぞれ主走査位置MP、MPに関するおける補正係数を示している。
他の主走査位置に関する補正係数についても、同様の計算式を用いて算出できる。最終的に、副走査位置Eに関する主走査補正係数は、図9Dの実線で示すものとなる。
なお、任意の副走査位置Xに関する補正係数セットMGxnにおける任意の主走査位置Yに関する補正係数を算出するための一般式は以下の通りである。
主走査位置Yに関する補正係数=
MGxn+(Y−MPn+1)×(MGxn+1−MGxn) /(MPn+1−MP)・・・(式6)
ここで、MPは、主走査位置を示し、MGxnは、副走査位置SPに関する主走査補正係数セット(n=1〜9)を示している。
主走査補正係数演算回路704は、1ラインごとに主走査補正係数テーブル705を参照して上記の演算を行い、補正係数を出力する。
副走査補正係数演算回路702、および主走査補正係数演算回路704によってそれぞれ算出された補正係数は、乗算回路701により乗算される。乗算結果(積)として得られた係数は、乗算回路505により、シェーディング補正回路504から出力される画像データと乗算される。これにより、図4に示したような副走査方向における先端および後端での搬送ベルト浮きによる読み取りレベルの低下(画像ムラ)と、搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する読み取りレベルの低下(画像ムラ)を同時に補正することが可能となる。
なお、第1の実施形態で説明したように、セレクタ507によって、読み取りレベル補正が施された画像データと、未補正の画像データとのいずれを後段の回路へと出力するかを選択するようにしてもよいことはいうまでもない。
なお、図9Aないし図9Dに記載した例では、副走査位置SPないしSPに対して、それぞれ補正係数テーブルMG〜MGが設定されていた。しかしながら、本発明はこれに限定されることはない。すなわち、補正係数テーブルの個数、あるいは主走査補正係数の個数は、これ以外の数であってもよい。また、補正係数の算出式についても直線近似以外の近似方法を採用してもよいことはいうまでもない。
以上説明したように本実施形態に係る発明によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するだけでなく、以下のようなさらなる効果を奏する。
搬送ベルト107の主走査方向におけるたわみに起因する第1の画像ムラを補正するための第1の補正係数を記憶するテーブル703と、搬送ベルト107の副走査方向の先端部または後端部において発生する原稿台からの浮きに起因する第2の画像ムラを補正するための第2の補正係数をテーブル705と、第1の補正係数と第2の補正係数とに基づいて画像の副走査位置に応じた補正係数を算出する算出手段(例:演算回路702、704および乗算回路701)を画像読取装置に設けている。これにより、必要となる補正係数を全て補正係数テーブルに記憶する第1の実施形態と比較し、一部の補正係数のみを補正係数テーブルに記憶する第2の実施形態では、記憶装置の記憶容量を削減できる利点がある。
[第3の実施形態]
上述したように、原稿の種類(例:厚さ)によって好適な補正係数が異なることがある。そこで、本実施形態では、原稿の種類に応じた調整値βによって、補正係数を調整する手法について説明する。
図10は、第3実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。なお、既に説明した個所には、同一の参照符号を付すことで説明を簡略化する。図7に示した構成との違いは、乗算回路1001を追加している点である。乗算回路1001は、乗算回路701から出力される副走査補正係数と主走査補正係数との積に、CPU508から出力される所定の調整値β(0.0〜1.0)を乗算する。
調整値βは、原稿の種類(例:厚さ)に応じて決定される値である。CPU508は、調整値βを用いることで、補正係数を好適に調整することができる。なお、原稿の種類(厚さ)の情報は、上述したように、入力部509または検知部510からCPU508に伝達される。CPU508は、入力された原稿の種類の情報に対応する調整値βを決定する。
例えば、10種類の原稿(厚み)に対するそれぞれの調整値βがテーブル化されていると仮定する。この場合、CPU508は、入力部509または検知部510から入力された原稿の種類の情報に対応する調整値βを、テーブルから読み出して乗算回路1001に出力する。なお、このテーブルも、ROMなどの記憶装置に記憶しておくものとする。
また、例えば、原稿の光透過率を検知部510から取得すると、CPU508は、当該透過率に対応する調整値βを所定の数式から算出しても良い。所定の数式については、予め実験等により算出してROMなどの記憶装置に記憶しておくものとする。
以上説明したように本実施形態によれば、第1および第2の実施形態に関して説明した効果に加え、原稿の種類(例:厚さ)に応じて読取レベルの補正(画像ムラの補正)を実行できる利点がある。すなわち、原稿の種類に応じた調整値βにより補正係数を調整することで、様々な原稿に対してもそれぞれ好適に画像ムラを低減できる。
実施形態に係る画像読取装置の概略断面図である。 図2Aないし図2Cは、実施形態に係る画像読取装置において発生しうる第1の画像ムラと発生原理を例示する図である。 図3Aないし図3Cは、実施形態に係る画像読取装置において発生しうる第2の画像ムラと発生原理とを例示する図である。 原稿の副走査方向における画像ムラと主走査方向における画像ムラとが同時に発生した場合を例示する図である。 実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。 実施形態に係る画像ムラを低減するための画像処理方法を示す例示的なフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。 実施形態に係る副走査補正係数テーブルの一例を示す図である。 図9Aないし図9Dは、実施形態に係る主走査補正係数テーブルの一例を示す図である。 図10は、第3実施形態に係る画像読取装置の例示的なブロック図である。

Claims (10)

  1. 原稿を載置するための原稿台と、
    前記原稿台へと原稿を搬送するための搬送ベルトと、
    前記原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
    読み取られた前記画像に含まれる、前記搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを低減する画像ムラ低減手段と
    を含むことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像ムラ低減手段は、さらに、前記搬送ベルトの副走査方向の先端部または後端部において発生する前記原稿台からの浮きに起因する画像ムラを低減することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記画像ムラ低減手段は、
    前記画像の副走査位置と主走査位置との組に対応する補正係数を用いて前記画像を補正する補正手段を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記補正手段は、
    前記画像の副走査位置と主走査位置との組に対応する補正係数を記憶する補正係数記憶手段と、
    前記画像の1ラインごとに、前記補正係数を乗算する乗算手段と
    を含むことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 前記画像ムラ低減手段による低減処理の実行/非実行を制御する制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記画像ムラ低減手段による低減処理の実行/非実行の指示を前記制御手段に入力するための入力手段をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿の種類を検知する検知手段をさらに含み、
    前記制御手段は、検知された前記原稿の種類に応じて、前記画像ムラ低減手段による低減処理の実行/非実行を切り替えることを特徴とする請求項5に記載の画像読取装置。
  8. 前記補正手段は、
    前記搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを補正するための第1の補正係数を記憶する第1の記憶手段と、
    前記搬送ベルトの副走査方向の先端部または後端部において発生する前記原稿台からの浮きに起因する画像ムラを補正するための第2の補正係数を記憶する第2の記憶手段と、
    前記第1の補正係数と前記第2の補正係数とに基づいて前記画像の副走査位置に応じた補正係数を算出する算出手段と
    をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  9. 前記原稿の種類に応じて、前記算出手段により算出された補正係数を調整する調整手段をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 画像処理方法であって、
    原稿を載置するための原稿台と、前記原稿台へと原稿を搬送するための搬送ベルトと、
    前記原稿台上に載置された原稿の画像を読み取る画像読取手段とを含む画像読取装置により読み取られた画像に含まれる、前記搬送ベルトの主走査方向におけるたわみに起因する画像ムラを低減するステップ
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
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