JP2006347749A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成時における画像形成媒体自身が振動することを抑制し、画質に悪影響を及ぼすことがない画像記録装置を提供すること。
【解決手段】ペーパーPを露光搬送ローラ9により搬送しつつ、ペーパーPに順次画像形成を行う露光エンジン7を備えた画像記録装置であって、露光エンジン7よりも搬送下流側に配置され、露光搬送ローラ9により送り出されてくるペーパーPを一時的に収容する収容空間部Sと、この収容空間部Sに配置され、ペーパーPの先端部を下方側から支持する支持プレート20と、先端部が支持プレート20に到達したことを検出する先端到達検出部33cと、この先端到達検出部33cによる検出後、ペーパーPの露光搬送ローラ9による搬送に連動させて支持プレート20を下方に移動させる駆動ベルト21とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成媒体を搬送機構により搬送しつつ、画像形成面上に順次画像形成を行う画像記録部を備えた画像記録装置に関するものである。
かかる画像記録装置として、レーザー光によりペーパー(例えば印画紙等の画像形成媒体に相当)に画像露光を行う装置が知られている(例えば、下記特許文献1)。この装置の構成例を図7に示す。この装置は、現像済みネガフィルムに形成されたコマ画像の画像データや、種々の記憶メディアに格納されている画像データを読み取り、これらの画像データに基づいてペーパーの乳剤面に画像を焼付露光する機能を備えている。
図7において、ペーパーマガジン100には、ペーパーPがロールに巻き取られた状態で収容されている。ペーパーマガジン100から引き出されたペーパーは、搬送経路に沿って搬送され、ペーパーカッター101により所定のプリントサイズに切断される。この切断されたペーパーPは、搬送ユニット102により、画像記録部103の方向に搬送される。この画像記録部103は、露光用の搬送ローラ(搬送機構に相当)104によりペーパーPを挟持した状態で所定速度で搬送しつつ、レーザー光を主走査方向(搬送方向である副走査方向に直交する方向)に繰り出し走査することで、ペーパーPの表面に画像(潜像)を露光形成していくものである。露光用搬送ローラ104は、搬送方向に沿って2ユニットが配置されており、上流側の搬送ローラ104と下流側の搬送ローラ104の間にレーザー光による走査位置が設定されている。画像が焼付露光されたペーパーPは、画像記憶部103の下流側に配置される別の搬送ユニット105,106に受け渡され、現像処理部に送り込まれる。
ここで、レーザー光による走査露光を行う場合、画像露光中にペーパーPに対して大きな振動や負荷変動が生じると、形成される画像の画質に対して悪影響を及ぼす。従って、ペーパーPを画像記憶部103から下流側に搬送して送り込んでいく場合に、下流側に配置される搬送系等により振動や負荷変動が生じないような工夫が要求されている。
そのために、画像記憶部103の下流側にペーパーPを一時的に収容する収容空間部107を配置し、この収容空間部107にペーパーPを送り込むようにしている。そして、画像記憶部103における画像露光が終了すると、搬送ユニット105,106により収容されたペーパーPを搬送し、現像処理部へと送り込むようにしている。このような収容空間部107を配置することで、ペーパーPに対して大きな負荷が作用しないようにし、安定した負荷状態で画像露光がなされるようにしている。
特開2005−059268号公報
しかしながら、何もない収容空間部107にペーパーPを送り込んでいくと、次のような問題点が生じる。ペーパーPの搬送方向における長さが長い場合、その先端部は自重により下方に垂れ下がっていく。この先端部の動きを規制する手段は設けられておらずフリーであるため、長さが長くなると、先端部が揺れて振動し、この振動が画像記録部の方向へ伝わると、画質に対して悪影響を及ぼすことがあった。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、画像形成時における画像形成媒体自身が振動することを抑制し、画質に悪影響を及ぼすことがない画像記録装置を提供することである。
上記課題を解決するため本発明に係る画像記録装置は、
画像形成媒体を搬送機構により搬送しつつ、画像形成面上に順次画像形成を行う画像記録部を備えた画像記録装置であって、
画像記録部よりも搬送下流側に配置され、搬送機構により送り出されてくる画像形成媒体を一時的に収容する収容空間部と、
この収容空間部に配置され、画像形成媒体の先端部を下方側から支持する先端支持部と、
前記先端部が先端支持部に到達したことを検出する先端到達検出部と、
この先端到達検出部による検出後、画像形成媒体の搬送機構による搬送に連動させて先端支持部を下方に移動させる先端支持部移動機構とを備えていることを特徴とするものである。
かかる構成による画像記録装置の作用・効果を説明する。まず、画像記録部よりも搬送下流側には、画像形成媒体を一時的に収容する収容空間部が設けられている。この収容空間部には、画像形成媒体の先端部を下方側から支持する先端支持部を備えており、これにより、画像形成媒体の自重を支持し揺れを抑制することができる。収容空間部に送り込まれてきた画像形成媒体の先端部が先端支持部に到達したことが検出されると、先端支持部は下方へと移動を開始する。これにより、画像形成媒体の先端部が先端支持部上で不必要にこすれることを防止し、適切な支持状態を維持することができる。その結果、画像形成時における画像形成媒体自身が振動することを抑制し、画質に悪影響を及ぼすことがない画像記録装置を提供することができる。
本発明に係る前記先端支持部は、先端部の自重を支持する支持プレートであることが好ましい。支持プレートで支持することで、先端支持部の構成を簡素化することができる。
本発明において、前記先端支持部の移動速度は、画像記録部における画像形成媒体の搬送速度と同一となるように設定されることが好ましい。
かかる速度で先端支持部を移動させることで、先端部の支持状態が変わることなく下方へ移動できるため、画像形成媒体自身が振動することを抑制することができる。
本発明において、前記搬送機構により送り出された画像形成媒体を先端支持部へと案内するガイド機構を備えたことが好ましい。かかるガイド機構を設けることで、先端支持部の所定位置に先端部を確実に案内することができる。
本発明に係る画像記録装置の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、画像記録装置を備えた写真処理システムの構成を示す部分断面図である。
<写真処理システムの構成>
図1に示す写真処理システムは、画像データを取得し、この画像データに基づいてペーパー(画像形成媒体に相当)の乳剤面(画像形成面に相当)に画像を焼付露光し、写真プリントを作成する機能を備えている。フィルムスキャナー1は、現像済みの写真フィルムに形成されているコマ画像をスキャニングし、画像データを取得することができる。メディア読取部2は、デジタルカメラ用の記憶メディアや、その他の記録媒体に格納されている画像データを読み取ることができる。
ペーパーマガジン3には、長尺状のペーパーPがロールRの形態で収容されており、装置本体に対して着脱自在に取り付けることができる。ペーパーマガジン3は、1台もしくは複数台を装置本体に着脱自在に取り付けることができる。ペーパーマガジン3から引き出されたペーパーPは、所定の搬送経路に沿って搬送される。ペーパーマガジン3から引き出されたペーパーPは、アドバンスローラユニット4により方向変換され、ペーパーカッター5により、所定のプリントサイズに切断される。切断されたペーパーPは、搬送ユニット6により下流側に配置される露光エンジン7(画像記録部に相当)へと搬送される。
露光エンジン7には、搬送ユニット6により搬送されてきたペーパーPを受け取る受け取りローラ8が設けられている。受け取りローラの下流側には、上流側露光搬送ローラ9aと下流側露光搬送ローラ9b(これらは、搬送機構に相当)が設けられている。これら露光搬送ローラ9a,9bの間に、レーザー光による露光位置が設定されている。露光搬送ローラ9と受け取りローラ8の間に、ペーパー検出センサー10(媒体検出センサーに相当)が設けられており、ペーパーPが送り込まれてくると、その先端部分を検出することができる。このペーパー検出センサー10は、赤外光を出力する発光素子とこれを受光する受光素子により構成することができる。このペーパー検出センサー10によりペーパーPを検出することで、露光位置における露光開始タイミングを決めることができる。
露光エンジン7は、公知の構造を備えており、レーザー光源(レーザーダイオード等)から出力されるレーザー光を画像データに基づいて光変調し、この光変調されたレーザー光をペーパーPに照射することで、画像露光を行う。画像露光を行う際には、ペーパーPは、露光搬送ローラ9a,9bにより挟持された状態で、所定速度(一定速度)で搬送される。レーザー光は、ペーパーPが搬送される方向(副走査方向)と直交する主走査方向に繰り出し走査されることで、1ラインごとに画像(潜像)が焼付露光される。
画像露光が行われながら、ペーパーPは、下流側の露光搬送ローラ9bにより送り出されていく。露光エンジン7の下流側には、第1搬送ユニット11が配置されている。詳しくは後述するが、第1搬送ユニット11は、所定の回転軸芯まわりに回転可能に設けられており、下流側の露光搬送ローラ9bにより受け渡されたペーパーPを、更に第2搬送ユニット12に受け渡す機能を備えている。第2搬送ユニット12は、垂直方向に移動可能であり、受け渡されたペーパーPを現像処理部へと送り込む。
露光エンジン7の下流側(図1において露光エンジン7の右側)には、搬送方向における長さが所定長さ以上のペーパーPを一時的に収容するための収容空間部Sが設けられている。収容空間部Sには、ペーパーPの先端部を支持するための支持プレート20(先端支持部に相当)が設けられており、この支持プレート20は駆動ベルト(先端支持部移動機構に相当)により垂直方向に移動可能である。支持プレート20にペーパーPの先端部が当接することで、ペーパーPの自重を支持する。また、露光エンジン7から送り出されたペーパーPを支持プレート20へ確実に案内するための固定されたガイド板22(ガイド機構に相当)が設けられている。
このような収容空間部Sや支持プレート20は、次のような理由により設けられる。露光エンジン7により画像露光を行う場合は、露光搬送ローラ9によりペーパーPを所定速度で搬送させながら、走査露光を行っている。この走査露光を行っているときに、ペーパーPが振動したり大きな負荷変動が生じると、ペーパーPに形成される画像の画質が低下する。そこで、かかるペーパーPに対する大きな負荷変動が生じないように、露光搬送ローラ9bにより送り出されるペーパーPは収容空間部Sに一時的に収容される。ただし、搬送方向における長さが長いペーパーを収容空間部Sに収容しようとすると、ペーパーPの先端部は自重で垂れ下がるため、先端部に対する規制が何もないと先端が揺れ動いてしまい、この振動が露光位置に伝わってしまう。そこで、ペーパーPの先端部を支持プレート20に支持するようにし、先端部が自重により揺れ動くのを抑制している。
<制御ブロック図>
次に、画像記録装置の制御ブロック構成を図2により説明する。ペーパー先端検出手段30は、ペーパー検出センサー10によりペーパーPの先端(先頭)を検出し、ペーパーPが到来したことを検出する。この検出されたタイミングにより、下流側において現在ペーパーPがどの位置にあるかを認識することができる。ローラ駆動手段31は、露光搬送ローラ9を駆動するため駆動機構や駆動回路等により構成される。搬送量検出手段32は、露光搬送ローラ9の回転量を検出することで、ペーパーPの搬送量を検出する。露光搬送ローラ9は、一定速度で回転するように制御されているため、エンコーダ等により搬送量をモニターすることができる。
ペーパー位置検出部33は、ペーパー先端検出手段30により検出されたペーパーPの先端位置と、搬送量検出手段32により検出されるペーパーPの搬送量に基づいて、ペーパーPの種々の位置を演算し、検出する機能を提供する。露光開始タイミング検出手段33aは、検出されたペーパーPの先端位置に基づいて、レーザー光による露光開始タイミングを検出する。ペーパー検出センサー10の位置と、レーザー光による露光位置は、設計的に定まっているため、演算することができる。ペーパー後端脱出検出手段33bは、画像の焼付露光が完了したペーパーPの後端が、下流側の露光搬送ローラ9bから脱出したことを検出する。先端到達検出手段33cは、ペーパーPの先端が支持プレート20の位置に到達したことを検出する。なお、ペーパーPの位置検出は、搬送量に基づいて検出するのではなく、ペーパー検出センサー10により先端を検出してからの時間経過に基づいて行ってもよい。
露光制御部34は、露光開始タイミング検出手段33aによる検出結果に基づいて、レーザー光による画像露光を開始する。これにより、ペーパーPの乳剤面に画像データにより光変調されたレーザー光を走査し、潜像を形成する。
第1搬送ユニット駆動部35は、第1搬送ユニット11を駆動するための機構を提供する。圧着駆動手段35aは、搬送ローラ対11aを圧着状態と被圧着状態とに切り替えるための機構である。露光エンジン7により画像露光が行われているときは、非圧着状態とし、ペーパーPに負荷が作用しないようにする。ユニット回転手段35bは、第1搬送ユニット11の全体を90゜回転させるための機構であり、水平状態と垂直状態とに切り替えることができる。ローラ駆動手段35cは、搬送ローラ対11aを回転駆動させる機構を備えている。
第2搬送ユニット駆動部36は、第2搬送ユニット12を駆動するための機構を提供する。ユニット移動手段36aは、第2搬送ユニット12を垂直方向に移動させる機構を備えている。ローラ駆動手段36bは、搬送ローラ対12aを回転駆動させる機構を備えている。
搬送ユニット駆動制御手段37は、第1搬送ユニット11と第2搬送ユニット12の駆動制御を行う。例えば、ペーパー位置検出部33により、ペーパーPの後端が露光搬送ローラ9bから脱出すると、搬送ローラ対11aを圧着状態に切り替える。プリントサイズ設定手段40は、画像露光されるペーパーPのプリントサイズのデータが設定記憶される。
ベルト駆動手段23は、駆動ベルト21を駆動するための機構を備えている。駆動ベルト21を駆動することで、支持プレート20を垂直方向に移動させることができる。支持プレート20の移動範囲は、ペーパーPの搬送方向における長さが最大のものを考慮して設定される。また、支持プレート20が最上位置にある状態と最下位置にあることを検出するためのプレート位置検出手段23aが設けられる。このプレート位置検出手段23aは、例えば、位置検出センサーにより構成することができる。
駆動制御部24は、ローラ駆動手段31やベルト駆動手段23に対する制御を行う。例えば、先端到達検出手段33cにより、ペーパーPの先端が支持プレート20に到達したことが検出されると、支持プレート20を下方に移動させるべく駆動ベルト21を駆動させる。また、支持プレート20の下方向への移動速度は、露光搬送ローラ9によるペーパーPの搬送速度と同一になるように、同期した状態に設定されている。また、ペーパーPの後端が下流側の露光搬送ローラ9bから脱出し、搬送ユニット11の位置にまで到達したことが検出されると、支持プレート20の下方向への移動を停止させる。また、プリントサイズ設定手段40に記憶されているプリントサイズのデータに基づいて、支持プレート20まで到達しない長さのペーパーPの場合は、駆動ベルト21を駆動しないようにする。
図2に示す制御ブロックは、コンピュータソフトウェアやハードウェアの機能により構築することができる。どの機能をソフトウェアで実現し、どの機能をハードウェアにより実現するかについては、ペーパー処理の能力等に応じて適宜決めることができる。
<ペーパー送り出しの動作>
次に、ペーパーPに画像露光を行ってから現像処理部へ送り出すまでの動作について、図3のフローチャート及び図4〜図6により説明する。なお、プリントサイズ設定手段40には、ペーパーPの先端部が支持プレート20まで到達するだけの長さを有するプリントサイズが設定されているものとする。
所定のプリントサイズに切断されたペーパーPの先端がペーパー検出センサー10により検出される(#01)。先端を検出してから、所定タイミングの後、ペーパーPの乳剤面に対してレーザー光が走査露光され、画像が形成されていく(#02)。
レーザー光による走査露光が行われながら、ペーパーPは露光搬送ローラ9により搬送されており、ペーパーPの先端部は、第1搬送ユニット11のガイド板11bを通過し、ガイド板22によりガイドされていく。このとき、第1搬送ユニット11の搬送ローラ対11aは圧着状態が解除されており、大きな負荷が作用することなく、ペーパーPは第1搬送ユニット11の位置を通過することができる。ペーパーPの先端位置は、ペーパー検出センサー10による検出結果と、ペーパーPの搬送量に基づいて演算されており、ペーパーPの先端部が支持プレート20に到達したか否かを判断する(#03)。支持プレート20は、水平な支持面20aと垂直なガイド面20bを有しており、先端部が到達したと判断された時点において、先端部が支持面20aに当接して若干変形した状態となるように設定されている。これにより、支持プレート20がペーパーPの自重を支持可能な状態となる。
次に、支持プレート20が下方に移動するように駆動ベルト21が駆動される(#04)。このときの移動速度は、露光搬送ローラ9がペーパーPを搬送するときの速度と同じ(もしくはほぼ同じ)となるように制御される。すなわち、露光位置におけるペーパーPの移動と、先端部における支持プレート20の移動とが同期した状態となる。かかる速度で下方に移動させることで、支持プレート20による支持状態が移動途中で変わらないようにすることができる。これにより、不用意に振動を生じさせることなく、ペーパーPの先端部を支持することができる。
支持プレート20の下降が開始されると、ペーパーPの後端が第1搬送ユニット11に位置に到達したか否かを検出する(#05)。第1搬送ユニット11にペーパーPの後端が到達した状態とは、挟持搬送ローラ対11aよりもペーパーPの後端が少し上流側に突出した状態として定義することができる。突出量については、適宜設定することができる。この後端到達については、ペーパー後端脱出検出手段33bの機能に基づき検出することができる。
ペーパーPの後端が第1搬送ユニット11に到達すると、支持プレート20の下降を停止する(#06)。この状態を図5に示す。次に、第1搬送ユニット11の挟持搬送ローラ対11aを非圧着状態から圧着状態へと切り替える(#07)。また、第1搬送ユニット11を90゜回転させて垂直姿勢とする(#08)。この状態を図6に示す。このとき、ちょうど第1搬送ユニット11と第2搬送ユニット12の搬送面が向かい合う状態となる。次に、搬送ローラ対11aを回転駆動させ、ペーパーPを第2搬送ユニット12へと受け渡す(#9,10)。これと同時に、支持プレート20が上昇する方向へと駆動ベルト21を駆動する。
第2搬送ユニット12により挟持されたペーパーPは上方に搬送されていき、不図示の現像処理部に送り込まれ現像処理が施される。収容空間部SにペーパーPが送り込まれる時と、第2搬送ユニット12で搬送するときとでは、ペーパーPの搬送方向における先端と後端が入れ替わった状態で搬送されることになる。
第2搬送ユニット12へのペーパーPの受け渡しが完了すると、次のペーパーPを受け入れるべく初期状態にセットする。すなわち、支持プレート20を初期位置に復帰させ、次のペーパーPの先端部を受け入れる体勢を整える。また、第1搬送ユニット11も水平状態に復帰させると共に、搬送ローラ対11aを非圧着状態にセットする。
以上、画像記録装置の主要部分の動作について説明した。説明は、ペーパーPの搬送方向の長さが所定長さ以上のプリントサイズの場合について行った。ペーパーPの長さが所定長さ以下の場合、すなわち、ペーパーPの先端部が支持プレート20の支持面20aに到達しない程度の長さの場合、支持プレート20の移動は行われない。
<別実施形態>
本実施形態では、画像記録部としてレーザー光を用いる露光エンジンについて説明したが、本発明としてはこれに限定されるものではなく、例えば、液晶シャッターを用いた画像露光や、インクジェットプリンタの場合にも本発明は応用できるものである。よって、画像形成媒体は、写真感光材料以外のペーパーについても含まれるものである。
先端支持部移動機構については、本実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変形例が可能である。駆動ベルト21による移動ではなく、モーターとギヤによる減速機構を用いて駆動してもよい。また、送りねじ機構により移動させてもよい。本実施形態において、先端支持部は支持プレート20により形成しているが、プレート状以外の部材で先端支持部及び支持面を形成してもよい。
先端到達検出手段33cについては、ペーパー検出センサー10による検出結果に基づいて検出を行っているが、先端到達を検出するための専用のセンサーを支持面20aに設けてもよい。第1搬送ユニット11へのペーパーPの後端到達の検出も、専用のセンサーを第1搬送ユニット11に搭載してもよい。
画像記録装置を備えた写真処理システムの構成を示す部分断面図 画像記録装置の制御ブロック構成を示す図 画像記録装置の動作を示すフローチャート 画像記録装置の動作を示す動作図1 画像記録装置の動作を示す動作図2 画像記録装置の動作を示す動作図3 従来技術に係る画像記録装置の構成を示す図
符号の説明
7 露光エンジン
9a,9b 露光搬送ローラ
10 ペーパー検出センサー
11 第1搬送ユニット
11a 挟持搬送ローラ対
12 第2搬送ユニット
12a 挟持搬送ローラ対
20 支持プレート
20a 支持面
20b ガイド面
21 駆動ベルト
22 ガイド板
23 ベルト駆動手段
23a プレート位置検出手段
24 駆動制御部
30 ペーパー先端検出センサー
33 ペーパー位置検出部
33b ペーパー後端脱出検出手段
33c 先端到達検出手段
35 第1搬送ユニット駆動部
36 第2搬送ユニット駆動部
37 搬送ユニット駆動制御手段
40 プリントサイズ設定手段
S 収容空間部
P ペーパー

Claims (4)

  1. 画像形成媒体を搬送機構により搬送しつつ、画像形成面上に順次画像形成を行う画像記録部を備えた画像記録装置であって、
    画像記録部よりも搬送下流側に配置され、搬送機構により送り出されてくる画像形成媒体を一時的に収容する収容空間部と、
    この収容空間部に配置され、画像形成媒体の先端部を下方側から支持する先端支持部と、
    前記先端部が先端支持部に到達したことを検出する先端到達検出部と、
    この先端到達検出部による検出後、画像形成媒体の搬送機構による搬送に連動させて先端支持部を下方に移動させる先端支持部移動機構とを備えていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記先端支持部は、先端部の自重を支持する支持プレートであることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  3. 前記先端支持部の移動速度は、画像記録部における画像形成媒体の搬送速度と同一となるように設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
  4. 前記搬送機構により送り出された画像形成媒体を先端支持部へと案内するガイド機構を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
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