JP2006321756A - 毛髪用洗浄剤組成物 - Google Patents

毛髪用洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2006321756A
JP2006321756A JP2005146942A JP2005146942A JP2006321756A JP 2006321756 A JP2006321756 A JP 2006321756A JP 2005146942 A JP2005146942 A JP 2005146942A JP 2005146942 A JP2005146942 A JP 2005146942A JP 2006321756 A JP2006321756 A JP 2006321756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
hair
carbon atoms
polymer
conditioning agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005146942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5036980B2 (ja
Inventor
Kimitaka Tanaka
公貴 田中
Tadanori Yoshimura
忠徳 吉村
Takako Igarashi
崇子 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2005146942A priority Critical patent/JP5036980B2/ja
Publication of JP2006321756A publication Critical patent/JP2006321756A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036980B2 publication Critical patent/JP5036980B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】 洗髪時及び濯ぎ時の指通りが滑らかで軋みがなく、濯ぎ時の滑らかさの持続性があり、乾燥後の櫛どおりが良い毛髪用コンディショニング剤及び毛髪用洗浄剤組成物の提供。
【解決手段】 例えば式(I)等で表されるモノマー及び架橋性モノマーを構成モノマーとするカチオン性基含有ポリマーで、該ポリマーの2.5重量%イオン交換水溶液の25℃における動的ずり粘弾性によって得られる物性値が、周波数5Hz、ひずみ1%の時、動的弾性率が1〜50Pa、損失正接(Tanδ)が0.1〜0.25であるポリマーを含有する毛髪用コンディショニング剤、及びこのポリマーを含有する毛髪用洗浄剤組成物。
Figure 2006321756

【選択図】 なし

Description

本発明は、毛髪用コンディショニング剤及び毛髪用洗浄剤組成物に関し、特に洗髪時及び濯ぎ時の指通りが滑らかで軋みがなく、濯ぎ時の滑らかさの持続性があり、乾燥後の櫛どおりが良い毛髪用コンディショニング剤及びそれを含有する毛髪用洗浄剤組成物に関する。
毛髪用洗浄剤組成物には、洗浄力、起泡性、泡の感触等と共に、毛髪損傷防止等の観点から、洗髪中及び髪を濯いでいる時に、指通り良く洗髪できる事も望まれている。この性能を与える為、通常、毛髪洗浄剤にはカチオン化セルロース(特許文献1)に代表される多糖カチオン性誘導体やカチオン性(メタ)アクリレートポリマー(特許文献2)等の4級アンモニウム基を有するポリマー、ベタインを有する重合体(特許文献3)、カルボキシ基を有する重合体(特許文献4)、ホスホリルコリンを有する重合体(特許文献5)等が配合されている。これらは、洗浄主基剤であるアニオン性界面活性剤の共存下で使用すると、イオン性相互作用により生成した複合体が、毛髪表面に吸着残留し、指通り性を滑らかとする事が知られている。しかし、これらの基剤を用いた系では、乾燥時に髪がごわついたり、べたついたりするものが多く、感触性能を十分満足できるものではなかった。また、特許文献6及び7には、カチオン性基を有するポリマーと界面活性剤を含有する洗浄剤組成物が開示され、この洗浄剤組成物が塗布時の感触や、洗浄時から洗浄後、乾燥後の感触に優れることが記載されている。しかし、この洗浄剤組成物では、毛髪洗浄後の濯ぎにおいて、滑らかさの持続感が十分ではない。また、最近では、ヘアカラーやブリーチ等が普及し、従来以上に毛髪のダメージを修復する機能が洗浄剤に求められるようになり、このような観点からも、従来のポリマーでは機能的に不足する様になってきている。
特公昭45−20318号 特開昭46−750号公報 特開昭58−124712号公報 特開昭55−500941号公報 特開平9−315949号公報 特開2000−144184号公報 特開2000−144185号公報
本発明の課題は、洗髪時及び濯ぎ時の指通りが滑らかで軋みがなく、濯ぎ時の滑らかさの持続性があり、乾燥後の櫛どおりが良い毛髪用コンディショニング剤及び毛髪用洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明は、下記モノマー成分(a)、(b)及び(c)を構成モノマーとするカチオン性基含有ポリマーであって、該ポリマーの2.5重量%イオン交換水溶液の25℃における動的ずり粘弾性によって得られる物性値が、周波数5Hz、ひずみ1%の時、動的弾性率が1〜50Pa、損失正接(Tanδ)が0.1〜0.25であるポリマーを含有する毛髪用コンディショニング剤、及びこのコンディショニング剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物を提供する。
(a)一般式(I)又は(II)で表されるカチオン性ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種
Figure 2006321756
[式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2及びR3は同一又は異なり、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Yは−O−、−NH−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Zは炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示す。]
Figure 2006321756
[式中、R5及びR6は同一又は異なり、水素原子又はメチル基を示し、R7及びR8は同一又は異なり、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは前記の意味を示す。]
(b)一般式(III)又は(IV)で表される親水性ノニオン性基含有ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種
Figure 2006321756
[式中、R1は前記の意味を示し、R9及びR10は同一又は異なり、水素原子又は炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐鎖の、ヒドロキシ基を有していてもよい、アルキル基又はアルケニル基を示す。]
Figure 2006321756
[式中、R1は前記の意味を示し、A1及びA2は同一又は異なり、式−(CH2)n−(nは2〜6の整数を示す)で表される基を示し、Bは−O−又は−CH2−基を示す。]
(c)少なくとも2個の炭素炭素不飽和基(>C=C<)を分子中に有する架橋性モノマーの少なくとも1種
本発明の毛髪用コンディショニング剤は、シャンプー等の毛髪用洗浄剤組成物に配合することにより、洗髪時及び濯ぎ時の指通りが滑らかで軋みがなく、濯ぎ時の滑らかさの持続性があり、乾燥後の櫛どおりを良好にすることができる。
[カチオン性基含有ポリマー]
本発明のカチオン性基含有ポリマーは、上記モノマー成分(a)、(b)及び(c)を必須構成モノマーとする。
モノマー成分(a)は、上記一般式(I)又は(II)で表されるカチオン性ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種である。
一般式(I)で表されるモノマーの具体例としては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等の総炭素数2〜8のジアルキルアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミドを酸で中和した酸中和物あるいは4級化剤を反応させた4級アンモニウム塩が挙げられる。
尚、本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリレート又はメタクリレートを意味し、(メタ)アクリルは、アクリル又はメタクリルを意味する。
酸中和物を得るための好ましい酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無機酸;酢酸、ギ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、スルファミン酸、トルエンスルホン酸、乳酸、ピロリドン−2−カルボン酸、コハク酸、プロピオン酸、グリコール酸等の総炭素数1〜22の有機酸等が挙げられ、4級アンモニウム塩を得るための好ましい4級化剤としては、塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、ヨウ化メチル等の炭素数1〜4のハロゲン化アルキル、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジ−n−プロピル等の一般的なアルキル化剤が挙げられる。
一般式(II)で表されるモノマーの具体例としては、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジアリルジエチルアンモニウムクロライド等のジアリル型4級アンモニウム塩が挙げられる。
上記一般式(I)又は(II)で表されるモノマーの中で好ましいものとしては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドを前記の4級化剤で4級化した4級アンモニウム塩、あるいはジアリルジメチルアンモニウムクロライドが挙げられる。ここで酸中和物型のモノマーは、系のpHなどにより中和した酸の解離が起こり、ポリマー構造が変化して、粘度の安定性が低下する場合もあるので、4級アンモニウム塩型モノマーがより好ましく、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドの4級アンモニウム塩、あるいはジアリルジメチルアンモニウムクロライドが特に好ましい。
モノマー成分(b)は、上記一般式(III)又は(IV)で表される親水性ノニオン性基含有ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種である。
一般式(III)で表されるモノマーとしては、(メタ)アクリルアミド;N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブチル(メタ)アクリルアミド等のN−アルキル(炭素数1〜8)(メタ)アクリルアミド;N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等のN,N−ジアルキル(総炭素数2〜8)(メタ)アクリルアミド;N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド等のN−ヒドロキシアルキル(炭素数1〜8)(メタ)アクリルアミドが挙げられ、一般式(IV)で表されるモノマーとしては、N−(メタ)アクリロイルモルホリン等が挙げられる。これらのモノマーの中では、N,N−ジアルキル(総炭素数2〜8)(メタ)アクリルアミドが更に好ましい。
モノマー成分(c)は、少なくとも2個の炭素炭素不飽和基(>C=C<)を分子中に有する架橋性モノマーの少なくとも1種であり、ビニル基、アクリロイル基、メタクリロイル基及びアリル基から選ばれる基が好ましい。ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート(エチレングリコールの重合度が1〜30)等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;N−メチルアリルアクリルアミド、N−ビニルアクリルアミド、N,N’−メチレンビス(メタ)アクリルアミド、ビスアクリルアミド酢酸等のアクリルアミド類;ジビニルベンゼン等のジビニル化合物;ジアリルフタレート、ジアリルアミン等のポリアリル化合物;ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−アクリロイルオキシプロピル(メタ)アクリレート等の不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル等が例示される。
本発明のカチオン性基含有ポリマーはモノマー成分(a)、(b)及び(c)を必須構成モノマーとするものであるが、これらのモノマーと共重合可能な他のモノマーを共重合させることもできる。他のモノマーとしては、例えばモノマー成分(a)以外のカチオン性基含有モノマー、モノマー成分(b)以外のノニオン性基含有モノマーや、アニオン性基含有モノマーが挙げられる。
モノマー成分(a)以外のカチオン性基含有モノマーとしては、ジメチルアミノスチレン、ジメチルアミノメチルスチレン等の総炭素数2〜44のジアルキルアミノ基を有するスチレン;2−又は4−ビニルピリジン等のビニルピリジン;又はこれらのモノマーをハロゲン化アルキル(炭素数1〜22)、ハロゲン化ベンジル、アルキル(炭素数1〜18)もしくはアリール(炭素数6〜24)スルホン酸又は硫酸ジアルキル(総炭素数2〜8)等により4級化したもの;N−(3−スルホプロピル)−N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−(3−スルホプロピル)−N−(メタ)アクリロイルアミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−(3−カルボキシメチル)−N−(メタ)アクリロイルアミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメチル−N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン等のベタイン構造を有するビニルモノマー等が挙げられる。
モノマー成分(b)以外のノニオン性基含有モノマーとしては、ビニルアルコール;N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等のヒドロキシアルキル(炭素数1〜8)基を有する(メタ)アクリル酸エステル;ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート(エチレングリコールの重合度1〜30)等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;ジアセトン(メタ)アクリルアミド;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル環状アミド;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート等のアルキル(炭素数1〜8)基を有する(メタ)アクリル酸エステル等が挙げられる。
アニオン性基含有モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等の重合性の不飽和基を有するカルボン酸モノマー及び/又はその酸無水物(1つのモノマー中に2つ以上のカルボキシル基を有する場合);スチレンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−アルキル(炭素数1〜4)プロパンスルホン酸等の重合性の不飽和基を有するスルホン酸モノマー;ビニルホスホン酸、(メタ)アクリロイロキシアルキル(炭素数1〜4)リン酸等の重合性の不飽和基を有するリン酸モノマー等が挙げられる。なお、このアニオン性基含有モノマー中のアニオン性基は、塩基性物質により任意の中和度に中和されても良い。この場合、ポリマー中の全てのアニオン性基又はその一部のアニオン性基は、塩を生成する。ここで、塩の対イオンとして使用される陽イオンとしては、アンモニウムイオン、総炭素数3〜54のトリアルキルアンモニウムイオン(例えばトリメチルアンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオン)、炭素数2〜4のヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、総炭素数4〜8のジヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、総炭素数6〜12のトリヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン等が挙げられる。
本発明のカチオン性基含有ポリマーを構成する全モノマー中、モノマー(a)、(b)及び(c)の合計モノマー量は、70〜100重量%が好ましく、85〜100重量%が更に好ましい。
本発明のカチオン性基含有ポリマーを構成するモノマー成分(a)とモノマー成分(b)の割合は、洗髪に際して濯いでいる時の指通りが滑らかで、濯ぎ時にも滑らかで軋みのない感触を付与する観点から、(a)/(b)(モル比)=5/95〜55/45が好ましく、10/90〜30/70がより好ましい。
また、モノマー成分(c)の割合は、濯ぎ時の滑らかさの持続性や、乾燥後の櫛どおりの良さの観点から、全モノマーに対して、0.0065〜0.012モル%が好ましく、0.007〜0.010モル%がより好ましく、0.0075〜0.009モル%が更に好ましい。
本発明のカチオン性基含有ポリマーは、重合開始剤の存在下、モノマー成分(a)、(b)及び(c)、更に必要に応じて他のモノマーを重合することにより得られる。
本発明に使用される重合開始剤としては、過酸化物系重合開始剤、アゾ系重合開始剤が好ましい。過酸化物系重合開始剤としては、過酸化ベンゾイル、過硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム等が例示される。アゾ系重合開始剤としては、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’―アゾビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩等が例示される。
重合開始剤の使用量は、主鎖の高分子鎖の一次分子量、実効架橋度が適当で、また重合反応後の残留モノマー量を抑える観点から、全モノマーに対し0.3〜1.6モル%が好ましく、0.4〜1.2モル%がより好ましく、0.6〜1.0モル%が更に好ましい。
上記モノマーの重合は、ラジカル重合が好ましく、重合開始剤の存在下、懸濁重合、乳化重合等何れの方法でも行うことができ、懸濁重合が更に好ましい。懸濁重合法としては、例えば、疎水性有機溶媒中にモノマー及び重合開始剤を溶解させた水溶液を、分散剤存在下にて分散させ、窒素等の不活性ガスによる置換等により系内の溶存酸素を除去した後、昇温して重合する方法が挙げられる。重合開始温度は通常30〜90℃の範囲で行われ、反応時間は1〜10時間程度である。
懸濁重合に用いられる疎水性有機溶媒は、100gの水中、25℃での溶解度が1重量%以下の有機溶媒であり、これらの疎水性有機溶媒としては、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘプタン、オクタン、ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン等の炭化水素系有機溶媒、四塩化炭素、ジクロルエタン等のハロゲン化炭化水素系有機溶媒、アイソバー等の鉱油等が挙げられる。これらの中では、炭化水素系有機溶媒が好ましく用いられ、へキサン、シクロヘキサンがさらに好ましい。疎水性有機溶媒量は、全モノマー量に対して、1〜20倍量が好ましく、2〜15倍量が更に好ましい。
懸濁重合に用いられる分散剤としては、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシルエチルセルロース、シュガーエステル(三菱化学フーズ(株)製、商品名)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ジアルキルジメチルアンモニウム、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩等が挙げられ、これらの分散剤は1種又はそれ以上併用しても良い。これらの中で、分散安定性の点からソルビタンモノステアレート及びシュガーエステルが好ましい。これらの分散剤は、全モノマーに対し、0.1〜10重量%が好ましく、0.5〜5重量%がさらに好ましい。
[毛髪用コンディショニング剤]
本発明の毛髪用コンディショニング剤は、上記のようなカチオン性基含有ポリマーを含有し、所望する良好な使用感を発現する観点から、イオン交換水に2.5重量%になるようにカチオン性基含有ポリマーを添加した時の25℃での水溶液について動的ずり粘弾性によって得られる物性値が、周波数5Hz、ひずみ1%のとき、動的弾性率が1〜50Pa、損失正接(Tanδ)が0.1〜0.25である。尚、動的弾性率及び損失正接は以下の方法で測定する。
イオン交換水により2.5重量%に調製したカチオン性基含有ポリマー水溶液を用い、25℃において、ARES粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を用い、50mmのコーンプレートを使用し、周波数5Hz、ひずみ1%の条件にて貯蔵弾性率(G')及び損失弾性率(G")を測定する。この貯蔵弾性率(G')及び損失弾性率(G")から、高分子科学(第4版)251頁記載の方法により、動的弾性率(ε1)を下記式(V)で計算する。また、損失正接(Tanδ)についても同様の文献により、下記式(VI)から求める。
動的弾性率(G0)=|G*|=(G'2+G"2)1/2 (V)
損失正接(tanδ)=G”/G’ (VI)
式(VI)より、動的弾性率(G0)は、弾性項を表す貯蔵弾性率(G’)と粘性項を表す損失弾性率(G”)の関数として表され、いわばエネルギー項を表す。損失正接(Tanδ)は貯蔵弾性率(G’)に対する損失弾性率(G”)の比で表される。従って、損失正接が異なれば、たとえ動的弾性率が同じであっても、与えられたエネルギーを弾性によって保持するか、粘性によって保持するかという物性の違いが現れる。
動的弾性率が50Pa以下であると、ポリマーが柔らかく毛髪上に塗布しやすく、濯ぎ時に滑らかである。また、1Pa以上であると、ポリマーが柔らかすぎることがないため、濯ぎ時にポリマーが崩壊して毛髪から剥離することが起こりにくく、濯ぎ時に軋みがない。動的弾性率は2〜20Paが好ましく、3〜10Paが更に好ましい。
損失正接(Tanδ)が0.25以下であると、濯ぎ時の感触がべたつきにくく、良好な感触を与える。また0.1以上であると、濯ぎ時にポリマーが毛髪から容易に剥離しにくく、軋み感がない。損失正接(Tanδ)は、0.11〜0.2が好ましく、0.11〜0.17が更に好ましい。
本発明のポリマー粒子は、従来知られていた粒子に比べ、同じ動的弾性率においても損失正接がより小さいものである。すなわち、粘性項に比べて弾性項が支配的であるため、濯ぎ時においても粒子が流れてしまうことなく、髪の上に保持される力がより強く働き、その結果として濯ぎ時の滑らかさの持続性を発現するものと考えている。
動的弾性率及び損失正接は、モノマー成分(c)の割合を増加させることで上昇し、重合開始剤量を低減し、ポリマーの一次分子量を上昇させることでも上昇する。一方、モノマー成分(c)の割合を低減することで低減し、重合開始剤量を増加させポリマーの一次分子量を低減させることでも減少する。従って、モノマー成分(c)の割合と重合開始剤量を適度に調節することにより、動的弾性率及び損失正接を上記範囲にすることができる。動的弾性率及び損失正接を上記範囲に調整することにより、ポリマーが毛髪上に塗布されやすく、濯ぎ時に軋み感が発現せず、指通りが滑らかであり、また滑らかさの持続感を有し、べたつき感の低い良好な使用感を付与することができる。
[洗浄剤組成物]
本発明の洗浄剤組成物は、必須成分として本発明に係わるコンディショニング剤を含有し、毛髪の洗浄に用いられるものである。
本発明の洗浄剤組成物中の、コンディショニング剤の配合量は、0.1〜3.0重量%が好ましく、0.2〜2.0重量%が更に好ましく、0.3〜1.5重量%が特に好ましい。
本発明の洗浄剤組成物には、本発明に係わるコンディショニング剤以外に、アニオン性界面活性剤や両性界面活性剤を併用することが好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、通常の毛髪用洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されず、例えばアルキル又はアルケニル硫酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩;オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩;飽和又は不飽和脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩;N−アシルグルタミン酸塩、N−アシル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩等のN−アシルアミノ酸塩;アルキルスルホコハク酸塩、アルキルアミドスルホコハク酸塩、アルキルポリエーテルスルホコハク酸塩等のスルホコハク酸系界面活性剤;(アミド)エーテルカルボン酸型界面活性剤等が挙げられる。これらのうち、アルキル又はアルケニルエーテル(アルキル又はアルケニル基の炭素数10〜20、アルキレンオキシド平均付加モル数0.5〜8)硫酸塩、N−アシル(アシル基の炭素数8〜24)アミノ酸塩、特にN−アシルグルタミン酸塩が好ましい。
アニオン性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、洗浄剤組成物中に0.1〜20重量%、更に0.5〜20重量%、特に1〜15重量%配合するのが、泡性能、髪を濯いでいる時の指通りの点で好ましい。
両性界面活性剤としては、例えばカルボベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、イミダゾリニウムベタイン型、ホスホベタイン型等の両性界面活性剤が挙げられ、具体的には、脂肪酸アミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられ、脂肪酸(炭素数8〜24)アミドプロピルベタイン、2−アルキル(炭素数8〜24)−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが好ましい。
両性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、洗浄剤組成物中に0.01〜20重量%、特に0.3〜10重量%配合するのが好ましい。また、両性界面活性剤は、全界面活性剤中の10〜50重量%の範囲で配合するのが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、前記コンディショニング剤及び界面活性剤以外に、油剤、シリコーン誘導体、保湿剤、粘度調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、抗菌剤、防腐剤等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合できる。
本発明の洗浄剤組成物は、常法により製造でき、pH2.0〜9.0、特にpH3.0〜8.0に調整されるのが、洗髪時及び髪を濯いでいる時の指通りの点で好ましい。また、本発明の洗浄剤組成物は、固形状、粉末状、クリーム状、液状等通常用いられる剤型とすることができる。
本文の「%」は特に断らない限り「重量%」である。
合成例1
シクロヘキサン514.8gにリョートーシュガーエステルS−770(三菱化学フーズ(株)製)0.6gを溶解し、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドメチルクロライド4級塩(DMAPAA−Q;興人(株)製)14.67g(75%水溶液)、N,N−ジメチルアクリルアミド(DMAAm;興人(株)製)47.47g、ポリエチレングリコールジメタクリレート(NK−14G:新中村化学(株)製、エチレングリコール14モル品)0.031gと、重合開始剤として2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩(V−50;和光純薬(株)製)1.443gをイオン交換水80gに溶解させた水溶液を添加し、ホモミキサーを用いて水相の粒径が3〜4μmになるまで分散させた。これを、撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却管を取り付けた2Lのセパラブルフラスコに入れ、反応容器内の窒素置換を行った後にバス温を54℃に設定し昇温を開始した。内温が54℃に達すると、約20分間その温度に保持させ、その後更に昇温して95℃程度まで昇温させ、系中の水を80%以上共沸脱水により留去した。最後に得られたシクロヘキサン分散液をろ過し、得られたポリマーを70℃にて12時間、窒素雰囲気下において減圧乾燥し、ポリマー1を得た。
合成例2〜3
モノマー成分(c)の量と重合開始剤量を表1に示すように変える以外は合成例1と同様にしてポリマー2〜3を合成した。
合成例4〜5
モノマー成分(a)として、ジアリルジメチルアンモニウムクロライド4級塩(DADMAC;和光純薬(株)製65%水溶液)、モノマー成分(c)として、ポリエチレングリコールジメタクリレート(NK−9G:新中村化学(株)製、エチレングリコール9モル品)を用い、モノマー及び重合開始剤の量を表1に示すように変える以外は合成例1と同様にしてポリマー4〜5を合成した。
比較合成例1
モノマー成分(a)として、メタクリル酸2−(ジメチルアミノ)エチルのジエチル硫酸4級化塩(MOEDES)を17.34g用い、モノマー成分(c)及び重合開始剤の量を表1に示すように変える以外は合成例1と同様にして比較ポリマー1を合成した。
比較合成例2〜5
モノマー成分(a)及び(c)の種類と量、及び重合開始剤量を表1に示すように変える以外は合成例1と同様にして比較ポリマー2〜5を合成した。
イオン交換水により2.5重量%に調製したポリマー1〜5及び比較ポリマー1〜5の水溶液について、25℃において、ARES粘弾性測定装置(レオメトリックス社製)を用い、50mmのコーンプレートを使用し、周波数5Hz、ひずみ1%の条件にて貯蔵弾性率(G')及び損失弾性率(G")を測定し、上記式(V)及び(VI)により動的弾性率及び損失正接を求めた。結果を表1に示す。
Figure 2006321756
実施例1〜5及び比較例1〜5
ポリマー1〜5及び比較ポリマー1〜5を用い、表2に示す組成のシャンプー(pH6.0)を常法により製造し、下記の方法で性能を評価した。結果を表2に示す。
<評価方法>
健常な20〜30代の日本人女性の毛髪20g(15cm)量のトレスにシャンプー1gを塗布し、1分間泡立て、その後泡がなくなるまで十分にすすいで、ドライヤーで乾燥した。この操作を専門パネラー3名により行い、その時の起泡性、洗浄時・濯ぎ時の毛髪に対する感触、濯ぎ時の滑りの持続感及び乾燥後の櫛どおりの良さを以下の基準で官能評価した。スコアは、3名の評価値の平均をとり、小数第1位を四捨五入することで求めた。
・起泡性
スコア4…非常に良好な泡立ちを示す
スコア3…十分な泡立ちを示す
スコア2…泡立つが不足と感じる
スコア1…ほとんど泡立たない
・洗浄時の毛髪に対する感触
スコア4…きしみがなく滑らかで非常に良好
スコア3…きしみが弱く良好で滑らか
スコア2…きしみがやや強く、滑らかさが不良
スコア1…きしみが強く不良
・濯ぎ時の毛髪に対する感触
スコア4…きしみがなく滑らかで非常に良好
スコア3…きしみが弱く良好で滑らか
スコア2…きしみがやや強く、滑らかさが不良
スコア1…きしみが強く不良
・濯ぎ時の滑りの持続感
スコア4…濯ぎ時に毛髪の滑りの持続感が非常に良く感じられる
スコア3…濯ぎ時に毛髪の滑りの持続感がやや感じられる
スコア2…濯ぎ時に毛髪の滑りの持続感があまり感じられない
スコア1…濯ぎ時に毛髪の滑りの持続感が殆どない
・乾燥後の櫛どおりの良さ
スコア4…非常にスムーズなすべりを感じる
スコア3…スムーズなすべりを感じる
スコア2…若干、引っかかり感がある
スコア1…引っかかり感があり重い
Figure 2006321756

Claims (5)

  1. 下記モノマー成分(a)、(b)及び(c)を構成モノマーとするカチオン性基含有ポリマーであって、該ポリマーの2.5重量%イオン交換水溶液の25℃における動的ずり粘弾性によって得られる物性値が、周波数5Hz、ひずみ1%の時、動的弾性率が1〜50Pa、損失正接(Tanδ)が0.1〜0.25であるポリマーを含有する毛髪用コンディショニング剤。
    (a)一般式(I)又は(II)で表されるカチオン性ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種
    Figure 2006321756
    [式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2及びR3は同一又は異なり、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Yは−O−、−NH−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Zは炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示す。]
    Figure 2006321756
    [式中、R5及びR6は同一又は異なり、水素原子又はメチル基を示し、R7及びR8は同一又は異なり、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは前記の意味を示す。]
    (b)一般式(III)又は(IV)で表される親水性ノニオン性基含有ビニルモノマーから選ばれる少なくとも1種
    Figure 2006321756
    [式中、R1は前記の意味を示し、R9及びR10は同一又は異なり、水素原子又は炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐鎖の、ヒドロキシ基を有していてもよい、アルキル基又はアルケニル基を示す。]
    Figure 2006321756
    [式中、R1は前記の意味を示し、A1及びA2は同一又は異なり、式−(CH2)n−(nは2〜6の整数を示す)で表される基を示し、Bは−O−又は−CH2−基を示す。]
    (c)少なくとも2個の炭素炭素不飽和基(>C=C<)を分子中に有する架橋性モノマーの少なくとも1種
  2. モノマー成分(c)の割合が、全モノマーに対し0.0065〜0.012モル%である請求項1記載の毛髪用コンディショニング剤。
  3. カチオン性基含有ポリマーが、重合開始剤を全モノマーに対し0.3〜1.6モル%の割合で用いて重合させたものである請求項1又は2記載の毛髪用コンディショニング剤。
  4. 重合が懸濁重合である請求項3記載の毛髪用コンディショニング剤。
  5. 請求項1〜4いずれかに記載のコンディショニング剤を含有する毛髪用洗浄剤組成物。
JP2005146942A 2005-05-19 2005-05-19 毛髪用洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP5036980B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005146942A JP5036980B2 (ja) 2005-05-19 2005-05-19 毛髪用洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005146942A JP5036980B2 (ja) 2005-05-19 2005-05-19 毛髪用洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006321756A true JP2006321756A (ja) 2006-11-30
JP5036980B2 JP5036980B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=37541686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005146942A Expired - Fee Related JP5036980B2 (ja) 2005-05-19 2005-05-19 毛髪用洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036980B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030960A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kao Corp 皮膚又は毛髪用洗浄剤組成物
EP2335671A3 (de) * 2009-11-19 2015-08-26 Henkel AG & Co. KGaA Einphasige Haarkur
JP2020083791A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 株式会社サクラクレパス 水性美爪料組成物

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06192060A (ja) * 1992-07-16 1994-07-12 Colgate Palmolive Co 抗菌抗歯垢口腔用組成物
JPH10279447A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Shiseido Co Ltd 化粧料用複合体及びこれを配合した化粧料
JP2000143435A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Kao Corp 化粧料
JP2000144183A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2002226326A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Shiseido Co Ltd 毛髪用組成物
JP2003026542A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd ヘアトリートメント剤
WO2004009662A1 (en) * 2002-07-22 2004-01-29 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Copolymers and their use in personal care compositions
JP2004043785A (ja) * 2002-05-14 2004-02-12 Shiseido Co Ltd 増粘剤及びこれを配合した化粧料
WO2004022012A1 (de) * 2002-09-04 2004-03-18 Basf Aktiengesellschaft Verwendung von vernetzten kationischen polymerisaten in der kosmetik
JP2004307419A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Kao Corp 感触向上剤組成物
JP2005104963A (ja) * 2003-09-12 2005-04-21 Kao Corp 洗浄剤組成物

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06192060A (ja) * 1992-07-16 1994-07-12 Colgate Palmolive Co 抗菌抗歯垢口腔用組成物
JPH10279447A (ja) * 1997-03-31 1998-10-20 Shiseido Co Ltd 化粧料用複合体及びこれを配合した化粧料
JP2000143435A (ja) * 1998-11-17 2000-05-23 Kao Corp 化粧料
JP2000144183A (ja) * 1998-11-17 2000-05-26 Kao Corp 洗浄剤組成物
JP2002226326A (ja) * 2001-01-30 2002-08-14 Shiseido Co Ltd 毛髪用組成物
JP2003026542A (ja) * 2001-07-11 2003-01-29 Sakamoto Yakuhin Kogyo Co Ltd ヘアトリートメント剤
JP2004043785A (ja) * 2002-05-14 2004-02-12 Shiseido Co Ltd 増粘剤及びこれを配合した化粧料
WO2004009662A1 (en) * 2002-07-22 2004-01-29 Ciba Specialty Chemicals Holding Inc. Copolymers and their use in personal care compositions
WO2004022012A1 (de) * 2002-09-04 2004-03-18 Basf Aktiengesellschaft Verwendung von vernetzten kationischen polymerisaten in der kosmetik
JP2004307419A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Kao Corp 感触向上剤組成物
JP2005104963A (ja) * 2003-09-12 2005-04-21 Kao Corp 洗浄剤組成物

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030960A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Kao Corp 皮膚又は毛髪用洗浄剤組成物
EP2335671A3 (de) * 2009-11-19 2015-08-26 Henkel AG & Co. KGaA Einphasige Haarkur
JP2020083791A (ja) * 2018-11-19 2020-06-04 株式会社サクラクレパス 水性美爪料組成物
JP7179326B2 (ja) 2018-11-19 2022-11-29 株式会社サクラクレパス 水性美爪料組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP5036980B2 (ja) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5980940B2 (ja) 少なくとも1種のカチオン性ポリマーを含む増粘剤
JP6211070B2 (ja) カチオン性ポリマーおよび安定化剤を含む逆分散体
JP6431304B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2015504455A (ja) 会合性モノマーに基づく少なくとも1種のポリマーを含有する増粘剤
JP5036980B2 (ja) 毛髪用洗浄剤組成物
JP2000302649A (ja) 毛髪化粧料
JP7068190B2 (ja) 少なくとも二峰性の分子量分布を有するカチオン性ポリマーを得るための方法
JP5562594B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JP2015517599A (ja) アニオン性または非イオン性ポリマーおよび安定化剤を含む逆分散体
JP3889538B2 (ja) 両性両親媒性高分子共重合体の表面処理剤としての使用及び該高分子共重合体を含有する表面処理剤組成物
JP6162959B2 (ja) 非イオン性ポリマー
JP6431305B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH1171435A (ja) カチオン性基含有共重合体及び増粘剤
JP4233918B2 (ja) ポリマー粒子
JP2000144183A (ja) 洗浄剤組成物
JP2006335959A (ja) 洗浄剤組成物
JP2015081342A (ja) 洗浄剤組成物
KR20180103920A (ko) 적어도 바이모달 분자량 분포를 갖는 양이온성 중합체
JP6319989B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP4246022B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2000143462A (ja) 毛髪化粧料
JP4316426B2 (ja) 洗浄剤組成物
JPH072964A (ja) カチオン性ポリシロキサンポリマー
JPH05255041A (ja) 皮膜形成性化粧料
KR100940441B1 (ko) 자기 유화형 실리콘 공중합체를 포함하는 인체 세정용조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120703

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees