JP2000143435A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2000143435A
JP2000143435A JP32673998A JP32673998A JP2000143435A JP 2000143435 A JP2000143435 A JP 2000143435A JP 32673998 A JP32673998 A JP 32673998A JP 32673998 A JP32673998 A JP 32673998A JP 2000143435 A JP2000143435 A JP 2000143435A
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Takashi Matsuo
貴史 松尾
Masanori Iwasaki
正規 岩崎
Michitaka Sawada
道隆 澤田
Satoshi Onizuka
聡 鬼塚
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)分子中にカチオン性基と架橋構造
とを有する共重合体であって、その0.5重量%ハイド
ロゲルの、25℃、シェアレート1sec-1の粘度η1
シェアレート10sec-1の粘度η2 が、0.3≦η1
20(Pa・sec)、0.01≦η2 ≦5(Pa・sec)、か
つη1 >η2 である共重合体、及び(B)水を含有する
化粧料。 【効果】 塗布時から乾燥後までの感触が良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗布時から乾燥後
までの感触が良好な化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧料の粘度を調整し、使用性を高める
ため、種々の増粘剤等が用いられている。しかし、従来
の増粘剤等により増粘された化粧料は、塗布時に伸びが
十分でなく、均一に塗布し難かったり、乾燥に至るまで
にべたつくなど、塗布時から乾燥後までの感触の点で十
分満足できるものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、塗布
時から乾燥後までの感触が良好な化粧料を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定のレ
オロジー特性を有する共重合体を用いれば、塗布時に伸
びが良く、べたつかず、塗布時から乾燥後までの感触が
良好な化粧料が得られることを見出した。
【0005】すなわち、本発明は、次の成分(A)及び
(B): (A)分子中にカチオン性基と架橋構造とを有する共重
合体であって、その0.5重量%ハイドロゲルの、25
℃、シェアレート1sec-1の粘度η1 、シェアレート1
0sec-1の粘度η2 が、0.3≦η1 ≦20(Pa・se
c)、0.01≦η2≦5(Pa・sec)、かつη1 >η2
である共重合体(以下、共重合体(A))、(B)水を
含有する化粧料を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる共重合体
(A)は、上記η1 、η2 について、0.3≦η1 ≦2
0(Pa・sec)、0.01≦η2 ≦5(Pa・sec)、かつ
η1>η2 である。粘度挙動がこの範囲内にあれば毛髪
への塗布が容易であり、毛髪への残留感が得られ、上記
のような良好な使用感を得ることができる。特に、共重
合体(A)が0.4≦η1 ≦10(Pa・sec)、0.5
≦η2 ≦3(Pa・sec)であるとき、一層好ましい使用
感が得られる。
【0007】共重合体(A)の0.5重量%ハイドロゲ
ルの、25℃、ひずみ周波数6.28rad/sec 、ひずみ
1%での複素弾性率ε1 、損失正接tan δ1 、ひずみ5
00%での複素弾性率ε2 、損失正接tan δ2 が、1≦
ε1 ≦300(N/m2)、tan δ1 ≦2、かつ、0.
01≦ε2 ≦30(N/m2)、tan δ2 ≧1であると
き、より好ましい感触の化粧料を得ることができる。こ
こで、共重合体(A)の損失正接が、tan δ1 ≦1.
5、更にはtan δ1 ≦1.0となるに従って、より好ま
しい感触の化粧料を得ることができる。
【0008】また、上記共重合体(A)が、その2.0
重量%エタノールゲルの、25℃、シェアレート1sec
-1の粘度η3 、シェアレート10sec-1の粘度η4 が、
0.3≦η3 ≦20(Pa・sec)、0.01≦η4 ≦5
(Pa・sec)、かつη3 >η4 であるとき、感触に優
れ、かつエタノール併用時もその感触を保持し得る化粧
料を得ることができる。
【0009】η1 〜η4 の測定は、以下の方法による。
検体1、2とも測定方法は同じ。 検体1;イオン交換水に粉末試料(平均粒径50μm以下)を加え、50℃、 半日保持して調製した0.5重量%のハイドロゲル。 検体2;水に代えてエタノールを用い、上記と同様に調製した2.0重量%の エタノールゲル。 測定装置;HAAKE社製粘度計、Rotovisco RV-20、 測定条件;測定頭M10、共軸2重円筒型ローター、 測定温度25℃、試料量15ml、 シェアレート;2分間で0sec-1から15sec-1まで上昇、 測定点数;上記シェアレート範囲に亙り60点測定。 計算方法;上記測定値からRotation Version 2.8のプログラムにより算出。
【0010】δ1 、δ2 、ε1 、ε2 の測定は下記の方
法による。 検体;上記検体1と同じ。 測定装置;Rheometrics 社製、Fluids Spectrometer RFS-II 測定条件;Dynamic Strain Sweep (動的ひずみ掃引) モード コーンプレート:直径50mm、ギャップ0.05mm、アングル0. 04rad 、ひずみ周波数6.2rad/sec 、ひずみ0.5〜500% 。 測定温度:25℃。
【0011】このようなレオロジー特性を示す共重合体
(A)としては、例えば、カチオン性基含有ビニル単量
体(以下、単量体(a1))の少なくとも1種と、一般
式(1)又は(2)
【0012】
【化3】
【0013】〔式中、R1 は水素原子又はメチル基を示
し、R2 及びR3 は同一又は異なって、水素原子又は炭
素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくは
アルケニル基を示す。〕
【0014】
【化4】
【0015】〔式中、R1 は前記と同じ意味を示し、A
1 及びA2 は同一又は異なって、式-(CH2)n-(nは2〜
6の整数を示す)で表される基を示し、Bは-O-又は-CH
2-基を示す。〕で表される親水性ノニオン性基含有ビニ
ル単量体(以下、単量体(a2))の少なくとも1種
と、2個以上のビニル基を分子中に有する架橋性ビニル
単量体(以下、単量体(a3))の少なくとも1種とを
必須構成単量体とし、ラジカル重合することにより得ら
れるカチオン性基含有共重合体(以下、共重合体
(A1))が挙げられる。
【0016】共重合体(A1)を構成する単量体のう
ち、単量体(a1)としては、ジアルキルアミノ基を有
する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリル
アミド類、(メタ)アクロイルアルキルトリアルキル4
級アンモニウム塩類、ジアルキルアミノ基を有するスチ
レン類、ビニルピリジン類、N−ビニル複素環化合物
類、アミノ基を有する単量体の酸中和物あるいは4級ア
ンモニウム塩、ジアリル型4級アンモニウム塩などが挙
げられる。
【0017】これらの単量体(a1)のうち、一般式
(3)又は(4)で表わされる化合物が好ましい。
【0018】
【化5】
【0019】〔式中、R1 は前記と同じ意味を示し、R
4 及びR5 は同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキ
ル基又はアルケニル基を示し、R6 は水素原子又は炭素
数1〜4のアルキル基を示し、Yは-O-、-NH-、-CH2-
又は-O-CH2CH(OH)-基を示し、Zは炭素数1〜4(ただ
しYが-CH2- のときは炭素数0〜3)の直鎖又は分岐鎖
のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原
子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示
す。〕
【0020】
【化6】
【0021】〔式中、R7 及びR8 は同一又は異なっ
て、水素原子又はメチル基を示し、R9及びR10は同一
又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
を示し、Xは前記と同じ意味を示す。〕
【0022】化合物(3)又は(4)の塩を得るために
用いる好ましい酸としては、塩酸、硫酸、酢酸、クエン
酸、コハク酸、アジピン酸、スルファミン酸などが挙げ
られ、4級アンモニウム塩を得るための好ましい4級化
剤としては、塩化メチル、ヨウ化メチル等のハロゲン化
アルキル、硫酸ジエチル、硫酸ジ−n−プロピル等が挙
げられる。
【0023】単量体(a1)の好ましい具体例として
は、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドを前記の4級化剤で4級
化した4級アンモニウム塩、あるいはジメチルジアリル
アンモニウムクロライド等が挙げられる。
【0024】単量体(a2)としては、N−メチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、
N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブ
チルアクリルアミド、N−(メタ)アクロイルモルホリ
ン等が挙げられる。これらのうち、N,N−ジ置換アク
リルアミドを用いた場合に使用感が好ましく、さらには
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
エチル(メタ)アクリルアミド等が、特に好ましい。
【0025】単量体(a3)としては、多価アルコール
又は不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル、
アクリルアミド、ジビニル化合物、ポリアリル化合物等
が挙げられる。これらのうち、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールのアリルエー
テル化体、ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メ
タ)アクリレート等が、特に好ましい。
【0026】単量体(a1)と単量体(a2)との好まし
い配合比率は、(a1)/(a2)のモル比で、2/98
〜98/2であり、さらに好ましくは3/97〜60/
40である。上記モル比が小さい場合はチキソトロピー
性の発現が、モル比が大きい場合は低シェアレート時の
粘度保持が夫々容易となるが、両特性発現には上記範囲
内である方が好ましい。
【0027】単量体(a3)の割合は、単量体全量に対
して0.002〜5重量%が好ましく、0.002重量
%以上0.1重量%未満が特に好ましい。単量体
(a3)の割合が0.002重量%以上であれば、共重
合体(A1)から形成されるハイドロゲルの粘度が十分
であり、また5重量%以下であれば、ハイドロゲルの感
触は柔らかく、すべりの良いものとなる。
【0028】共重合体(A1)は、必須構成単位である
前記の3種類のビニル単量体のそれぞれ1種以上の他、
これらと共重合可能な他のビニル単量体を構成成分とす
ることができる。他のビニル単量体としては、例えばメ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸誘導体;アクリル酸、メタア
クリル酸等のアニオン性基含有単量体;N−(3−スル
ホプロピル)−N−アクリロイルオキシエチル−N,N
−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメチ
ル−N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチ
ルアンモニウムベタイン等のベタイン類などが挙げられ
る。
【0029】共重合体(A1)を製造する方法は、水溶
液重合法、逆相懸濁重合法、沈澱重合法などが好まし
い。例えば、特開平4−230250号公報第12頁第
22欄第28〜34行に記載のような水溶液重合法を用
いる場合、重合開始温度20〜90℃、反応時間1〜1
0時間程度で行うのが好ましい。
【0030】重合開始剤としては、特開平4−2302
50号公報第12頁第22欄第46行〜第13頁第23
欄第18行のような、アゾビス系化合物が単独で、ある
いは還元剤と組合せて用いられる。
【0031】共重合体(A1)の水溶液重合法による製
造には、例えば特開昭53−34101号公報第3頁右
上欄第14行〜同右下欄第8行記載の、回転する攪拌腕
を有する容器が用いられる。
【0032】共重合体(A)は、1種以上を用いること
ができ、全組成中に0.01〜10重量%、特に0.3
〜5重量%、さらに0.5〜2重量%配合するのが、塗
布時の感触、安定性、使用性の点で好ましい。
【0033】成分(B)の水は、全組成中に50〜9
9.99重量%、特に80〜99重量%配合するのが好
ましい。
【0034】本発明の化粧料には、上記必須成分のほ
か、通常の化粧料に用いられるアニオン性界面活性剤、
両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性界
面活性剤、アニオン性重合体、非イオン性重合体、カチ
オン性重合体、エチレンオキシド・プロピレンオキシド
ブロック共重合体、アルコール類、油分、粉体、シリコ
ーン類、金属キレート剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、保
湿剤、香料などを、適宜配合できる。
【0035】本発明の化粧料は、通常の方法に従って製
造でき、例えば乳液、クリーム、ジェル等の皮膚化粧
料;ヘアクリーム、ヘアトリートメント、ヘアジェル等
の毛髪化粧料などとすることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明の化粧料は、塗布時の伸びが良
く、べたつかず、塗布時から乾燥後までの感触が良好で
ある。
【0037】
【実施例】製造例1 N,N−ジメチルアミノエチルメタクリル酸ジエチル硫
酸塩(MOEDES:日東化学工業社製)23.85g、N,
N−ジメチルアクリルアミド71.37g、ポリエチレ
ングリコールジメタクリレート(NK-9G:新中村化学社
製)0.0429g、イオン交換水350gからなる予
め窒素置換した単量体水溶液を入れ、20分間さらに窒
素を吹き込み、反応系内を窒素置換しながら55℃まで
昇温した。次いで、重合開始剤(2,2′−アゾビス
(2−アミジノプロパン)2塩酸塩)を0.22g添加
した。30分〜1時間後に重合し始め、全体が柔らかい
ゲル状となった。そのまま攪拌を続け、重合開始剤添加
4時間後、重合を停止させた。餅状の内容物を取り出
し、5リットルのエタノール中で10分攪拌洗浄し、乾
燥させた。その後、コーヒーミル、ジェットミルで粉砕
し、粉砕粒子をハイボルターで分級し、カチオン性基含
有共重合体No.1を得た。
【0038】製造例2〜8 表1に示す単量体を用い、製造例1と同様にして、カチ
オン性基含有共重合体No.2〜No.8を製造した。
【0039】試験例1 製造例1〜8で得られたカチオン性基含有共重合体につ
いて、0.5重量%ハイドロゲルの25℃での粘度、及
び動的粘弾性を前記方法で測定した。結果を表1に示
す。
【0040】
【表1】
【0041】実施例1 表2に示す組成の乳液を常法により製造し、皮膚への塗
布時及び乾燥時の感触について評価した。結果を表2に
併せて示す。
【0042】(評価方法)10人のパネラーにより、各
乳液を皮膚に塗布したときの感触、及び乾燥時の感触を
以下の基準で官能評価した。平均点を求め、4点以上を
○、2.5以上4点未満を△、2.5点未満を×として
示した。
【0043】(1)塗布時の感触: 5;よくすべり、なじみやすい(塗布しやすい)。 4;ややすべる。 3;ふつう。 2;すべりがやや悪い。 1;すべりが悪く、塗布し難い。
【0044】(2)乾燥時の感触: 5;べたつきがなく、良くすべる。 4;べたつきがほとんどない。 3;ふつう。 2;ややべたつく。 1;べたつく。
【0045】
【表2】
【0046】実施例2(乳液) 以下に示す組成の乳液(pH5.5)を常法により製造し
た。
【表3】 (成分) (重量%) カチオン性基含有共重合体No.4 0.3 エタノール 10.0 防腐剤 0.2 香料 0.3 pH調整剤 適量 イオン交換水 バランス
【0047】実施例3(クリーム) 以下に示す組成のクリーム(pH5.6)を常法により製
造した。
【表4】 (成分) (重量%) カチオン性基含有共重合体No.3 1.0 セタノール 12.5 ポリオキシエチレン(12)ラウリルエーテル 5.0 液状パラフィン 10.0 グリセリン 5.0 香料 0.3 防腐剤 適量 pH調整剤 適量 イオン交換水 バランス
【0048】実施例4(ヘアトリートメント) 以下に示す組成のヘアトリートメントを常法により製造
した。
【表5】 (成分) (重量%) カチオン性基含有共重合体No.5 0.75 カチオン性基含有共重合体No.6 0.75 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.5 セタノール 4.5 高重合ジメチルポリシロキサン 3.0 プロピレングリコール 5.0 香料 0.3 イオン交換水 バランス
【0049】実施例5(ヘアジェル) 以下に示す組成のヘアジェルを常法により製造した。
【表6】 (成分) (重量%) カチオン性基含有共重合体No.8 2.0 エタノール 25.0 香料 0.5 イオン交換水 バランス
【0050】実施例2〜5で得られた化粧料はいずれ
も、塗布時の伸びが良く、べたつかず、塗布時から乾燥
後までの感触が良好であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/02 C08L 101/02 // C08F 220/52 C08F 220/52 (72)発明者 澤田 道隆 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 鬼塚 聡 東京都墨田区文花2−1−3 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C083 AB051 AB052 AC022 AC102 AC122 AC182 AC692 AD071 AD072 AD152 BB34 CC05 CC33 DD31 DD41 EE06 4J002 BG071 BG131 BJ001 DE026 GB00 HA04 4J100 AF10P AJ02R AL02R AL03R AL08P AL08R AM15Q AM17Q AM19Q AM21P AN04P BA03P BA32P BA32R BA58R CA04 CA05 JA61

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)分子中にカチオン性基と架橋構造とを有する共重
    合体であって、その0.5重量%ハイドロゲルの、25
    ℃、シェアレート1sec-1の粘度η1 、シェアレート1
    0sec-1の粘度η2 が、0.3≦η1 ≦20(Pa・se
    c)、0.01≦η2≦5(Pa・sec)、かつη1 >η2
    である共重合体、(B)水を含有する化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(A)が、その0.5重量%ハイド
    ロゲルの、25℃、ひずみ周波数6.28rad/sec 、ひ
    ずみ1%での複素弾性率ε1 、損失正接tanδ1 、ひず
    み500%での複素弾性率ε2 、損失正接tan δ2 が、
    1≦ε1 ≦300(N/m2)、tan δ1 ≦2、かつ、
    0.01≦ε2 ≦30(N/m2)、tan δ2 ≧1であ
    る請求項1記載の化粧料。
  3. 【請求項3】 次の成分(A)及び(B): (A)カチオン性基含有ビニル単量体の少なくとも1種
    と、一般式(1)又は(2) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又はメチル基を示し、R2 及び
    3 は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4の
    直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基
    を示す。〕 【化2】 〔式中、R1 は前記と同じ意味を示し、A1 及びA2
    同一又は異なって、式-(CH2)n-(nは2〜6の整数を示
    す)で表される基を示し、Bは-O-又は-CH2-基を示
    す。〕で表される親水性ノニオン性基含有ビニル単量体
    の少なくとも1種と、2個以上のビニル基を分子中に有
    する架橋性ビニル単量体の少なくとも1種とを必須構成
    単量体とし、ラジカル重合することにより得られるカチ
    オン性基含有共重合体、(B)水を含有する化粧料。
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