JP4246022B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents

洗浄剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4246022B2
JP4246022B2 JP2003320723A JP2003320723A JP4246022B2 JP 4246022 B2 JP4246022 B2 JP 4246022B2 JP 2003320723 A JP2003320723 A JP 2003320723A JP 2003320723 A JP2003320723 A JP 2003320723A JP 4246022 B2 JP4246022 B2 JP 4246022B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
carbon atoms
meth
polymer
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003320723A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005089493A (ja
Inventor
崇子 五十嵐
忠徳 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2003320723A priority Critical patent/JP4246022B2/ja
Publication of JP2005089493A publication Critical patent/JP2005089493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4246022B2 publication Critical patent/JP4246022B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

本発明は、洗浄剤組成物に関し、特に洗髪中及び髪を濯いでいる時の指通りが滑らかで、洗髪後に髪がごわつかず、十分なしっとり感を与えることができる毛髪用の洗浄剤組成物に関する。
毛髪用洗浄剤組成物には、洗浄力、起泡性、泡の感触等と共に、毛髪損傷防止等の観点から、洗髪中及び髪を濯いでいる時に、指通り良く洗髪できる事も望まれている。この性能を与える為、通常、毛髪用洗浄剤にはカチオン化セルロース(特許文献1)に代表される多糖カチオン性誘導体やカチオン性(メタ)アクリレート共重合体(特許文献2)等の4級アンモニウム基を有するポリマー、ベタイン構造を有する重合体(特許文献3)、カルボキシ基を有する重合体(特許文献4)、ホスホリルコリンを有する重合体(特許文献5)等が配合されている。これらは、洗浄主基剤であるアニオン性界面活性剤の共存下で使用すると、イオン性相互作用により生成した複合体が、毛髪表面に吸着残留し、指通り性を滑らかにする事が知られている。しかし、これらの基剤を用いた系では、乾燥時に髪がごわついたり、べたついたりするものが多く、感触性能を十分満足できるものではなかった。また、最近では、ヘアカラーやブリーチ等が普及し、従来以上に毛髪のダメージを修復する機能が洗浄剤に求められるようになった。このような観点からも、従来のポリマーでは機能的に不足する様になってきている。
特公昭45−20318号公報 特開昭46−750号公報 特開昭58−124712号公報 特開昭55−500941号公報 特開平9−315949号公報
本発明の課題は、洗髪中及び髪を濯いでいる時の指通りが滑らかで、洗い上がり後でも髪がごわつかず、十分なしっとり感を付与することができる洗浄剤組成物を提供することにある。
本発明は、(A)カチオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種と、(B)非イオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種を必須構成成分とするマクロモノマーを重合して得られるカチオン系グラフト(共)重合体を含有する洗浄剤組成物を提供する。
本発明の洗浄剤組成物は、洗髪中及び髪を濯いでいる時の指通りが滑らかで、洗髪後に髪がごわつかず、十分なしっとり感を与えることができ、特に毛髪用として有用である。
[マクロモノマー]
本発明で使用されるマクロモノマーは、(A)カチオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種と、(B)非イオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種を必須構成成分とする。(A)成分のカチオン性基としては、アミノ基、アンモニウム基、ピリジル基、イミノ基、ベタイン構造等が好ましく、(B)成分の非イオン性基としては、ヒドロキシ基、アミド基、エステル基、エーテル基等の親水性の非イオン性基が好ましい。特に親水性非イオン性基を有するモノマー単位を必須構成成分とする親水性マクロモノマーを用いることが、洗髪中、及び髪を濯いでいる時の感触面から好ましい。なお、カチオン性基がアンモニウム基である場合は、ジアルキルアミノ基等のアミノ基を有するモノマー単位を構成成分とするマクロモノマーを合成後、このアミノ基を酸で中和した酸中和物、又は4級化剤等で4級化した4級アンモニウム塩としても良い。
(A)成分のカチオン性基を有するモノマー単位は、カチオン性基を有するモノマー由来であり、カチオン性基を有するモノマーを重合して得られる。カチオン性基を有するモノマーの具体例としては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド等の総炭素数2〜44のジアルキルアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミド;ジメチルアミノスチレン、ジメチルアミノメチルスチレン等の総炭素数2〜44のジアルキルアミノ基を有するスチレン;2−又は4−ビニルピリジン等のビニルピリジン;又はこれらのモノマーをハロゲン化アルキル(炭素数1〜22)、ハロゲン化ベンジル、アルキル(炭素数1〜18)もしくはアリール(炭素数6〜24)スルホン酸又は硫酸ジアルキル(総炭素数2〜8)等により4級化したもの;ジメチルジアリルアンモニウムクロライド、ジエチルジアリルアンモニウムクロライド等のジアリル型4級アンモニウム塩;N−(3−スルホプロピル)−N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−(3−スルホプロピル)−N−(メタ)アクリロイルアミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメチル−N−(メタ)アクリロイルアミドプロピル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメチル−N−(メタ)アクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチルアンモニウムベタイン等のベタイン構造を有するビニルモノマー等のモノマーが挙げられる。これらのカチオン性基を有するモノマーの中でも、アミノ基又はアンモニウム基含有モノマーが好ましく、更には、一般式(I)又は(II)で表される化合物から選ばれる少なくとも1種が好ましい。
Figure 0004246022
[式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2及びR3は同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Yは−O−、−NH−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Zは炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示す。]
Figure 0004246022
[式中、R5及びR6は同一又は異なって、水素原子又はメチル基を示し、R7及びR8は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは前記の意味を示す。]
上記一般式(I)で表される化合物の具体例としては、上記で例示したジアルキルアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミド類を酸で中和した酸中和物あるいは4級化剤で4級化した4級アンモニウム塩が挙げられ、上記一般式(II)で表される化合物の具体例としては、上記で例示したジアリル型4級アンモニウム塩が挙げられる。
上記の酸中和物を得るための好ましい酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、酢酸、ギ酸、マレイン酸、フマル酸、クエン酸、酒石酸、アジピン酸、スルファミン酸、トルエンスルホン酸、乳酸、ピロリドン−2−カルボン酸、コハク酸、プロピオン酸、グリコール酸等の総炭素数1〜22の有機酸等が挙げられ、上記4級アンモニウム塩を得るための好ましい4級化剤としては、塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、ヨウ化メチル等の炭素数1〜8のハロゲン化アルキル、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、硫酸ジ−n−プロピル等の一般的なアルキル化剤が挙げられる。
上記一般式(I)又は(II)で表される化合物の中で特に好ましいものとしては、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリルアミドを前記の4級化剤で4級化した4級アンモニウム塩、あるいはジメチルジアリルアンモニウムクロライドが挙げられる。ここで酸中和物モノマーは、系のpHなどにより中和した酸の解離が起こり、ポリマー構造が変化するため、粘度の安定性が低下する。この点から、4級アンモニウム塩型モノマーがより好ましい。
(B)成分の非イオン性基を有するモノマー単位は、非イオン性基を有するモノマー由来であり、非イオン性基を有するモノマーを重合して得られる。非イオン性基を有するモノマーの具体例としては、ビニルアルコール;N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド等のヒドロキシアルキル(炭素数1〜8)基を有する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリルアミド;ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート(エチレングリコールの重合度1〜30)等の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)アクリルアミド;N−メチル(メタ)アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブチル(メタ)アクリルアミド等のアルキル(炭素数1〜8)(メタ)アクリルアミド;N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド等のジアルキル(総炭素数2〜8)(メタ)アクリルアミド;ジアセトン(メタ)アクリルアミド;N−ビニルピロリドン等のN−ビニル環状アミド;メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート等のアルキル(炭素数1〜8)基を有する(メタ)アクリル酸エステル;N−(メタ)アクリロイルモルホリン等の環状アミド基を有する(メタ)アクリルアミドが例示される。好ましくは一般式(III)又は(IV)で表される化合物、及び上記のヒドロキシアルキル(炭素数1〜8)基を有する(メタ)アクリル酸エステル(V)、上記の多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル(VI)が挙げられる。
Figure 0004246022
[式中、R1は前記の意味を示し、R9及びR10は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐鎖の、ヒドロキシ基を有していてもよい、アルキル基又はアルケニル基を示す。]
Figure 0004246022
[式中、R1は前記の意味を示し、A1及びA2は同一又は異なって、式−(CH2)n−(nは2〜6の整数を示す)で表される基を示し、Bは−O−又は−CH2−基を示す。]
一般式(III)で表される化合物としては、(メタ)アクリルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−イソブチル(メタ)アクリルアミド、N−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリルアミド等が挙げられ、一般式(IV)で表される化合物としては、N−(メタ)アクリロイルモルホリン等が挙げられる。
本発明で使用するマクロモノマーは、(A)成分及び(B)成分から選ばれるそれぞれ1種類以上のモノマー単位を必須構成成分とするが、これらと共重合可能な他のモノマー単位を有していても良い。この場合、マクロモノマーを構成する全モノマー単位中の、(A)成分及び(B)成分から選ばれるそれぞれ1種類以上のモノマー単位の総割合は、好ましくは50〜100モル%、更に好ましくは80〜100モル%である。また、マクロモノマーを構成する(A)成分と(B)成分の割合は、(A)/(B)(モル比)=1/99〜70/30が好ましく、1/99〜60/40が更に好ましい。また、(A)成分は、カチオン性であることが、洗浄剤組成物中のアニオン性界面活性剤との複合化により、毛髪表面に残留吸着させることができ好ましい。
マクロモノマーはカチオン性であることが好ましいが、マクロモノマーを構成する、(A)成分及び(B)成分以外の共重合可能なモノマー単位として、アニオン性基を有するモノマー単位(以下(C)成分という)を含有していても良い。具体的には(メタ)アクリル酸、マレイン酸、イタコン酸等の重合性の不飽和基を有するカルボン酸モノマー及び/又はその酸無水物(1つのモノマー中に2つ以上のカルボキシル基を有する場合);スチレンスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−アルキル(炭素数1〜4)プロパンスルホン酸等の重合性の不飽和基を有するスルホン酸モノマー;ビニルホスホン酸、(メタ)アクリロイロキシアルキル(炭素数1〜4)リン酸等の重合性の不飽和基を有するリン酸モノマー等のモノマー由来の単位が挙げられる。なお、この(C)成分中のアニオン性基は、塩基性物質により任意の中和度に中和されていても良い。この場合、ポリマー中の全てのアニオン性基又はその一部のアニオン性基は、塩を生成する。ここで、塩の対イオンとして使用される陽イオンとしては、アンモニウムイオン、総炭素数3〜54のトリアルキルアンモニウムイオン(例えばトリメチルアンモニウムイオン、トリエチルアンモニウムイオン)、炭素数2〜4のヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、総炭素数4〜8のジヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、総炭素数6〜12のトリヒドロキシアルキルアンモニウムイオン、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン等が挙げられる。
本発明のマクロモノマーは、上記のようなモノマー成分を重合して、マクロモノマー前駆体を得た後、この前駆体に重合性官能基を導入することにより製造することができる。重合は、ラジカル重合開始剤の存在下、溶液重合法、懸濁重合法、乳化重合法等いずれの方法でも行うことができる。例えば、懸濁重合法としては、モノマー及び開始剤を水中に分散させ、窒素等の不活性ガスによる置換等により系内の溶存酸素を除去した後、昇温して重合する方法が挙げられる。重合開始温度は30〜90℃程度が好ましい。
マクロモノマー前駆体に重合性官能基を導入するには、例えばマクロモノマー前駆体と、グリシジル(メタ)アクリレート等の重合性官能基を有する化合物を、ジメチルスルホキシド等の有機溶媒中で反応させればよい。
マクロモノマーの重量平均分子量は、100〜100万が好ましく、より好ましくは5000〜50万である。またカチオン基当量は、1.0〜6.0mmol/gが好ましく、より好ましくは1.0〜4.0mmol/gである。
尚、マクロモノマーの重量平均分子量及びカチオン基当量は、下記実施例に示した方法により測定することができる。
[カチオン系グラフト(共)重合体]
本発明のカチオン系グラフト(共)重合体は、前記マクロモノマーの(共)重合体(ここで、(共)重合体は、単独重合体又は共重合体を意味する)であり、前記グラフト(共)重合体の合成法として公知の方法、例えば重合条件下でラジカルを形成する化合物、すなわち重合開始剤を使用して、溶液、沈殿、乳化重合等により製造する事ができる。具体的には、上記マクロモノマーと反応性不飽和基を有する他のモノマーを用い、「新高分子実験学2、高分子の合成・反応」高分子学会編、共立出版(株)1995年発行や、山下雄他著「マクロモノマーの化学と工業」アイピーシー出版、1989年発行等に記載されている方法で共重合させることにより製造することができる。
反応性不飽和基を有する他のモノマー(以下共重合モノマーという)としては、先に述べた(A)成分、(B)成分、(C)成分等のモノマーが挙げられる。本発明のカチオン系グラフト(共)重合体を製造する際の共重合モノマーに対する前述のマクロモノマーの割合(マクロモノマー/共重合モノマー)(質量比)は5/95〜100/0が好ましく、10/90〜100/0が更に好ましい。
本発明のカチオン系グラフト(共)重合体の分子量は、1000〜300万が好ましく、より好ましくは5000〜200万、さらに好ましくは5万〜100万である。また、カチオン基当量は、0.5〜5.5mmol/gが好ましく、さらに好ましくは0.5〜4.0mmol/gである。
尚、カチオン系グラフト(共)重合体の分子量及びカチオン基当量は、下記実施例に示した方法により求めることができる。
本発明のカチオン系グラフト(共)重合体は、親水性であることが好ましい。ここで「親水性」とは、有機概念図−基礎と応用−(甲田善生著、三共出版株式会社、昭和59年5月10日発行)において、ポリマーの無機性(I)と有機性(O)の比率[I/O]が、0.70以上であることが好ましく、更に好ましくは1.00以上、特に好ましくは1.30以上である(但し、小数点以下3位を四捨五入した。また、軽金属塩(ナトリウム塩)の無機性を500、アンモニウム塩の無機性を400として計算した)。
[洗浄剤組成物]
本発明の洗浄剤組成物は、上記のようなカチオン系グラフト(共)重合体の少なくとも1種を含有する。洗浄剤組成物中のカチオン系グラフト(共)重合体の配合割合は、0.01〜20質量%、更に0.01〜10質量%、特に0.1〜5質量%が、液性及び感触改善効果の点で好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、皮膚洗浄用、毛髪洗浄用等として用いられるが、毛髪洗浄用として使用することが好ましい。この場合、本発明の洗浄剤組成物には、カチオン系グラフト(共)重合体以外に、アニオン性界面活性剤や両性界面活性剤を併用することが好ましい。
アニオン性界面活性剤としては、通常の毛髪用洗浄剤組成物に用いられるものであれば特に制限されず、例えばアルキル又はアルケニル硫酸塩、アルキル又はアルケニルエーテル硫酸塩;オレフィンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩;飽和又は不飽和脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸塩;N−アシルグルタミン酸塩、N−アシル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩等のN−アシルアミノ酸塩;アルキルスルホコハク酸塩、アルキルアミドスルホコハク酸塩、アルキルポリエーテルスルホコハク酸塩等のスルホコハク酸系界面活性剤;(アミド)エーテルカルボン酸型界面活性剤等が挙げられる。これらのうち、アルキル又はアルケニルエーテル(アルキル又はアルケニル基の炭素数10〜20、アルキレンオキシド平均付加モル数0.5〜8)硫酸塩、N−アシル(アシル基の炭素数8〜24)アミノ酸塩が好ましく、特にN−アシルグルタミン酸塩が好ましい。
アニオン性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、洗浄剤組成物中に0.1〜20質量%、更に0.5〜20質量%、特に1〜15質量%配合するのが、泡性能、髪を濯いでいる時の指通りの点で好ましい。
両性界面活性剤は、更にベタイン型であることが、髪を濯いでいる時の指通りの点で好ましい。ベタイン型両性界面活性剤としては、例えばカルボベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン型、アミドスルホベタイン型、イミダゾリニウムベタイン型、ホスホベタイン型等が挙げられ、具体的には、脂肪酸アミドプロピルベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられ、脂肪酸(炭素数8〜24)アミドプロピルベタイン、2−アルキル(炭素数8〜24)−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインが好ましい。
両性界面活性剤は、1種以上を用いることができ、洗浄剤組成物中に0.01〜20質量%、特に0.3〜10質量%配合するのが好ましい。また、両性界面活性剤は、界面活性剤全量に対し、10〜50質量%の範囲で配合するのが好ましい。
本発明の洗浄剤組成物は、前記のカチオン系グラフト(共)重合体及び界面活性剤以外に、油剤、シリコーン誘導体、カチオン性ポリマー、保湿剤、粘度調整剤、香料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、抗菌剤、防腐剤等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合できる。
本発明の洗浄剤組成物は、常法により製造でき、pH2〜10、更にpH2.0〜9.0、特にpH3.0〜8.0に調整するのが、洗髪時及び髪を濯いでいる時の指通りの点で好ましい。また、本発明の洗浄剤組成物は、固形状、粉末状、クリーム状、液状等通常用いられる剤型とすることができる。
以下の実施例において、「部」及び「%」は、特に断らない限りそれぞれ「質量部」、「質量%」を意味する。
尚、以下の例において、マクロモノマー及びグラフトポリマーの重量平均分子量、グラフトポリマーのカチオン基当量は以下の方法で測定した。
<重量平均分子量の測定法>
ゲル濾過クロマトグラフィー(GPC)を用いて、下記の測定条件で測定した。
装置;東ソー(株)製HLC−8120GPC
カラム;東ソー(株)製α−M(2本)
溶離液;0.15MNa2SO4/1%CH3COOH/水
流速;1mL/min
カラム温度;40℃
東ソー(株)製プルラン標準サンプルで校正。
<カチオン基当量(mmol/g)>
カチオン系(グラフト)共重合体1g中に含まれるカチオン性基量(mmol)を、仕込み比により求めた。
合成例1:マクロモノマー前駆体の合成
撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却管を取り付けた1Lセパラブルフラスコに、N,N−ジメチルアクリルアミド24.8部、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドを塩化メチルで4級化した4級塩(興人(株)製、75%水溶液)68.8部、イオン交換水212.0部、チオグリコール酸0.92部を仕込み、反応容器内の窒素置換を行った後に、加熱撹拌を開始し、63℃まで昇温した。この中に、予め重合開始剤(V−50)0.7部をイオン交換水10部に溶解させた水溶液を投入し、窒素気流下で6時間、重合を行った。得られた反応溶液をアセトン5L中に再沈し、この操作を2回繰り返す事により精製を行った。得られたマクロモノマー前駆体は凍結乾燥を行ない固体として保存した。得られたマクロモノマー前駆体は、酸価が約6.2mgKOH/gで、重量平均分子量(プルラン換算)が36,000であった。
合成例2:マクロモノマーの合成
撹拌機、温度計、還流冷却管を取り付けた500mL三口丸底フラスコに、合成例1で得られた凍結乾燥処理したマクロモノマー前駆体30部、ジメチルスルホキシド63部、イオン交換水7部を仕込み、加熱して、槽内温度を80℃とした。この中にグリシジルメタクリレート4.7部を加え、80℃で12時間反応を行なった。反応溶液を、アセトン5L中に再沈し、この操作を2回繰り返す事により精製を行った。得られたマクロモノマーは水溶液として保存した。得られたマクロモノマーの酸価は約0.11mgKOH/gであり、グリシジルメタクリレートの反応率は98%であった。また、重量平均分子量(プルラン換算)は36,000であった。
合成例3:グラフトポリマー1の合成
撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却管を取り付けた500mLセパラブルフラスコに、N,N−ジメチルアクリルアミド3.2部、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドを塩化メチルで4級化した4級塩(興人(株)製、75%水溶液)9.0部、合成例2で得たマクロモノマー10部、イオン交換水48.0部、イソプロピルアルコール32.0部を仕込み、反応容器内の窒素置換を行った後に、加熱撹拌を開始し、63℃まで昇温した。この中に重合開始剤(V−50)0.09部をイオン交換水10部に溶解させた水溶液を混合し、窒素気流下で6時間重合を行い、さらに、重合開始剤(V−50)0.1部をイオン交換水10部に溶解させた水溶液を追加混合し、熟成を行った。得られた反応溶液をアセトン5L中に再沈し、この操作を2回繰り返す事により精製を行い、グラフトポリマー1を得た。得られたグラフトポリマー1は水溶液として、調整し保存した(固形分濃度23.4%)。得られたグラフトポリマー1の1H−NMR測定を行い、マクロモノマーの反応率を算出したところ、99.0%以上であった。グラフトポリマー1の重量平均分子量は、39,000であった。
合成例4:グラフトポリマー2の合成
撹拌機、温度計、窒素導入管、還流冷却管を取り付けた500mLセパラブルフラスコに、N,N−ジメチルアクリルアミド5.2部、ジメチルアミノプロピルアクリルアミドを塩化メチルで4級化した4級塩(興人(株)製、75%水溶液)14.4部、合成例2で得たマクロモノマー4.0部、イオン交換水48.0部、イソプロピルアルコール32.0部を仕込み、反応容器内の窒素置換を行った後に、加熱撹拌を開始し、63℃まで昇温した。この中に重合開始剤(V−50)0.14部をイオン交換水10部に溶解させた水溶液を混合し、窒素気流下で6時間重合を行い、さらに、重合開始剤(V−50)0.13部をイオン交換水10部に溶解させた水溶液を追加混合し、熟成を行った。得られた反応溶液をアセトン5L中に再沈し、この操作を2回繰り返す事により精製を行い、グラフトポリマー2を得た。得られたグラフトポリマー2は水溶液として、調整し保存した(固形分濃度18.9%)。得られたグラフトポリマー2の1H−NMR測定を行い、マクロモノマーの反応率を算出したところ、99.0%以上であった。グラフトポリマー2の重量平均分子量は、61,000であった。
実施例1〜2及び比較例1
合成例3及び4で合成したグラフトポリマー1及び2、比較のために表1に示す組成の比較ポリマー1を用い、表2に示す組成の洗浄剤組成物(pH6.0)を常法により製造し、下記の方法で起泡量、洗浄時・濯ぎ時の毛髪の感触、及び乾燥後の毛髪の状態を評価した。結果を表2に示す。
<評価方法>
健常な20〜30代の日本人女性の毛髪20g(15cm)量のトレスに洗浄剤組成物1gを塗布し、1分間泡立て、その後すすいで、ドライヤーで乾燥した。この操作を専門パネラー5名により行い、その時の起泡量、洗浄時・濯ぎ時の毛髪に対する感触、及び乾燥後の毛髪の状態を以下の基準で官能評価し、平均スコアを求めた。平均スコア3.5以上を◎、2.5〜3.4を○、1.5〜2.4を△、1.4以下を×として判定した。
・起泡量
非常に良好な泡立ちを示す・・スコア4
十分な泡立ちを示す ・・スコア3
泡立つが不足と感じる ・・スコア2
ほとんど泡立たない ・・スコア1
・洗浄時の毛髪に対する感触
きしみがなくなめらかで非常に良好 ・・スコア4
きしみが弱く良好でなめらか ・・スコア3
きしみがやや強く、なめらかさが不良・・スコア2
きしみが強く不良 ・・スコア1
・濯ぎ時の毛髪に対する感触
きしみがなくなめらかで非常に良好 ・・スコア4
きしみが弱く良好でなめらか ・・スコア3
きしみがやや強く、なめらかさが不良・・スコア2
きしみが強く不良 ・・スコア1
・乾燥後の毛髪の状態
ごわつかず、十分なしっとり感を与える・・スコア4
ごわつかず、しっとり感を与える ・・スコア3
ややごわつき、しっとり感がやや不良 ・・スコア2
かなりごわつき、しっとり感が不良 ・・スコア1
Figure 0004246022
Figure 0004246022

Claims (5)

  1. (A)カチオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種と、(B)非イオン性基を有するモノマー単位の少なくとも1種を必須構成成分とするマクロモノマーを重合して得られるカチオン系グラフト(共)重合体を含有する洗浄剤組成物。
  2. (A)成分のカチオン性基を有するモノマー単位が、一般式(I)又は(II)で表される化合物由来のモノマー単位であり、(B)成分の非イオン性基を有するモノマー単位が、一般式(III)又は(IV)で表される化合物由来のモノマー単位である、請求項1記載の洗浄剤組成物。
    Figure 0004246022
    [式中、R1は水素原子又はメチル基を示し、R2及びR3は同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキル基又はアルケニル基を示し、R4は水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Yは−O−、−NH−又は−O−CH2CH(OH)−基を示し、Zは炭素数1〜4の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示す。]
    Figure 0004246022
    [式中、R5及びR6は同一又は異なって、水素原子又はメチル基を示し、R7及びR8は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を示し、Xは前記の意味を示す。]
    Figure 0004246022
    [式中、R1は前記の意味を示し、R9及びR10は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜8の直鎖もしくは分岐鎖の、ヒドロキシ基を有していてもよい、アルキル基又はアルケニル基を示す。]
    Figure 0004246022
    [式中、R1は前記の意味を示し、A1及びA2は同一又は異なって、式−(CH2)n−(nは2〜6の整数を示す)で表される基を示し、Bは−O−又は−CH2−基を示す。]
  3. カチオン系グラフト(共)重合体が親水性である請求項1又は2記載の洗浄剤組成物。
  4. pHが2〜10の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
  5. 毛髪用である請求項1〜4のいずれかに記載の洗浄剤組成物。
JP2003320723A 2003-09-12 2003-09-12 洗浄剤組成物 Expired - Fee Related JP4246022B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003320723A JP4246022B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 洗浄剤組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003320723A JP4246022B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 洗浄剤組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005089493A JP2005089493A (ja) 2005-04-07
JP4246022B2 true JP4246022B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34452594

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003320723A Expired - Fee Related JP4246022B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 洗浄剤組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4246022B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140051842A (ko) 2011-03-31 2014-05-02 코세 코퍼레이션 양이온성 (메타)아크릴 실리콘계 그라프트 공중합체 및 이를 함유하는 화장료

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8461245B2 (en) 2011-02-15 2013-06-11 W.R. Grace & Co.-Conn. Copolymers for treating construction aggregates
FR3000077B1 (fr) * 2012-12-21 2015-01-09 Seppic Sa Nouveau procede de preparation de polymeres thermo-epaississants et nouveaux copolymeres en peigne

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04112812A (ja) * 1990-09-03 1992-04-14 Kao Corp 増粘剤及びそれを含有する化粧料
US6011103A (en) * 1996-02-23 2000-01-04 Arakawa Kagaku Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous dispersion of cationic fine grain gel and process for preparing the same
WO2003039499A1 (en) * 2001-11-02 2003-05-15 The Procter & Gamble Company Composition containing a cationic polymer and water insoluble solid material
FR2833186B1 (fr) * 2001-12-12 2004-01-23 Rhodia Chimie Sa Utilisation de copolymeres cationiques a blocs comme aide au depot d'emulsions simples ou multiples

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140051842A (ko) 2011-03-31 2014-05-02 코세 코퍼레이션 양이온성 (메타)아크릴 실리콘계 그라프트 공중합체 및 이를 함유하는 화장료

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005089493A (ja) 2005-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1767554B1 (en) Ampholytic polymer and its use
KR101284386B1 (ko) 공중합체 및 이것을 이용한 세정제 조성물
JP4177332B2 (ja) 織物製品用の、制御された構造のコポリマーを含む防皺加工用組成物
EP1967546B1 (en) Cationic Polymer Latex
JP2016522267A (ja) パーソナルケア組成物で用いる両性ターポリマー
JP2001181354A (ja) カチオン性ポリマー
JP2001181601A (ja) 防汚組成物
JP6363785B2 (ja) 液体洗剤組成物
JP3828007B2 (ja) 速乾性付与剤、速乾性洗浄剤、及び速乾性仕上げ剤
WO2005075528A1 (ja) 水溶性樹脂及びこれを含有する毛髪化粧料、ならびにシリコンオイル吸着助剤
JP4246022B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP5168841B2 (ja) 毛髪洗浄剤組成物
JP2017510694A (ja) 液体洗剤組成物
JP4037970B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP3889538B2 (ja) 両性両親媒性高分子共重合体の表面処理剤としての使用及び該高分子共重合体を含有する表面処理剤組成物
JP4316426B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2000144185A (ja) 洗浄剤組成物
JP2000144184A (ja) 洗浄剤組成物
JP2000143462A (ja) 毛髪化粧料
JP5036980B2 (ja) 毛髪用洗浄剤組成物
JP2002105434A (ja) 両性両親媒性表面処理剤
JP4944757B2 (ja) 繊維処理剤
JP2000143463A (ja) 毛髪化粧料
JP2010222535A (ja) ブロックポリマーとその製造方法、及びブロックポリマーを含有した化粧料組成物
JP2008031449A (ja) カチオン性基含有共重合体及び化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090107

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4246022

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120116

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130116

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140116

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees