JP2000143462A - 毛髪化粧料 - Google Patents
毛髪化粧料Info
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Abstract
とを有する共重合体であって、その0.5重量%ハイド
ロゲルの、25℃、シェアレート1sec-1の粘度η1 、
シェアレート10sec-1の粘度η2 が、0.3≦η1 ≦
20(Pa・sec)、0.01≦η2 ≦5(Pa・sec)、か
つη1 >η2 である共重合体、並びに(B)アニオン性
界面活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤
を含有する毛髪化粧料。 【効果】 塗布時の指通りが良好で、湿潤時には毛髪の
柔軟感に優れ、しかも乾燥過程においては、べたつきが
なくさらさら感が得られる。
Description
化粧料に関する。
オン化セルロース等のカチオン性高分子と、アニオン性
界面活性剤とを含有する種々の毛髪化粧料が使用されて
いる。しかし、これらは、湿潤時から乾燥に至る間のべ
たつき感が顕著であり、また湿潤時の指通りも悪いとい
う問題がある。また、高級アルコール等の油剤とカチオ
ン性界面活性剤を含有する乳化系コンディショナーは、
乳化安定性に劣り、毛髪への塗布時の伸びや指通りが悪
いなどの問題がある。
時の指通りが良く、湿潤時には毛髪の柔軟感、コート感
及び指通りに優れ、乾燥過程においてべたつかず、さら
さら感に優れた毛髪化粧料を提供することにある。
にカチオン性基と架橋構造とを有する共重合体であっ
て、その0.5重量%ハイドロゲルの、25℃、シェア
レート1sec-1の粘度η1 、シェアレート10sec-1の粘
度η2 が、0.3≦η1 ≦20(Pa・sec)、0.01
≦η 2≦5(Pa・sec)、かつη1 >η2 である共重合
体(以下、共重合体(A))と、(B)アニオン性界面
活性剤及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤(以
下、界面活性剤(B))とを含有する毛髪化粧料を提供
するものである。
(A)は、上記η1 、η2 について、0.3≦η1 ≦2
0(Pa・sec)、0.01≦η2 ≦5(Pa・sec)、かつ
η1>η2 である。粘度挙動がこの範囲内にあれば毛髪
への塗布が容易であり、毛髪への残留感が得られ、上記
のような良好な使用感を得ることができる。特に、共重
合体(A)が0.4≦η1 ≦10(Pa・sec)、0.5
≦η2 ≦3(Pa・sec)であるとき、一層好ましい使用
感が得られる。
ルの、25℃、ひずみ周波数6.28rad/sec 、ひずみ
1%での複素弾性率ε1 、損失正接tan δ1 、ひずみ5
00%での複素弾性率ε2 、損失正接tan δ2 が、1≦
ε1 ≦300(N/m2)、tan δ1 ≦2、かつ、0.
01≦ε2 ≦30(N/m2)、tan δ2 ≧1であると
き、より好ましい感触の毛髪化粧料を得ることができ
る。ここで、共重合体(A)の損失正接が、tan δ1 ≦
1.5、更にはtan δ1 ≦1.0となるに従って、より
好ましい感触の毛髪化粧料を得ることができる。
重量%エタノールゲルの、25℃、シェアレート1sec
-1の粘度η3 、シェアレート10sec-1の粘度η4 が、
0.3≦η3 ≦20(Pa・sec)、0.01≦η4 ≦5
(Pa・sec)、かつη3 >η4 であるとき、感触に優
れ、かつエタノール併用時もその感触を保持し得る毛髪
化粧料を得ることができる。
検体1、2とも測定方法は同じ。 検体1;イオン交換水に粉末試料(平均粒径50μm以下)を加え、50℃、 半日保持して調製した0.5重量%のハイドロゲル。 検体2;水に代えてエタノールを用い、上記と同様に調製した2.0重量%の エタノールゲル。 測定装置;HAAKE社製粘度計、Rotovisco RV-20、 測定条件;測定頭M10、共軸2重円筒型ローター、 測定温度25℃、試料量15ml、 シェアレート;2分間で0sec-1から15sec-1まで上昇、 測定点数;上記シェアレート範囲に亙り60点測定。 計算方法;上記測定値からRotation Version 2.8のプログラムにより算出。
法による。 検体;上記検体1と同じ。 測定装置;Rheometrics 社製、Fluids Spectrometer RFS-II 測定条件;Dynamic Strain Sweep (動的ひずみ掃引) モード コーンプレート:直径50mm、ギャップ0.05mm、アングル0. 04rad 、ひずみ周波数6.2rad/sec 、ひずみ0.5〜500% 。 測定温度:25℃。
(A)としては、例えば、カチオン性基含有ビニル単量
体(以下、単量体(a1))の少なくとも1種と、一般
式(1)又は(2)
し、R2 及びR3 は同一又は異なって、水素原子又は炭
素数1〜4の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくは
アルケニル基を示す。〕
1 及びA2 は同一又は異なって、式-(CH2)n-(nは2〜
6の整数を示す)で表される基を示し、Bは-O-又は-CH
2-基を示す。〕で表される親水性ノニオン性基含有ビニ
ル単量体(以下、単量体(a2))の少なくとも1種
と、2個以上のビニル基を分子中に有する架橋性ビニル
単量体(以下、単量体(a3))の少なくとも1種とを
必須構成単量体とし、ラジカル重合することにより得ら
れるカチオン性基含有共重合体(以下、共重合体
(A1))が挙げられる。
ち、単量体(a1)としては、ジアルキルアミノ基を有
する(メタ)アクリル酸エステル又は(メタ)アクリル
アミド類、(メタ)アクロイルアルキルトリアルキル4
級アンモニウム塩類、ジアルキルアミノ基を有するスチ
レン類、ビニルピリジン類、N−ビニル複素環化合物
類、アミノ基を有する単量体の酸中和物あるいは4級ア
ンモニウム塩、ジアリル型4級アンモニウム塩などが挙
げられる。
(3)又は(4)で表わされる化合物が好ましい。
4 及びR5 は同一又は異なって、炭素数1〜4のアルキ
ル基又はアルケニル基を示し、R6 は水素原子又は炭素
数1〜4のアルキル基を示し、Yは-O-、-NH-、-CH2-
又は-O-CH2CH(OH)-基を示し、Zは炭素数1〜4(ただ
しYが-CH2- のときは炭素数0〜3)の直鎖又は分岐鎖
のアルキレン基を示し、Xは酸の共役塩基、ハロゲン原
子又は炭素数1〜4のアルキルサルフェート基を示
す。〕
て、水素原子又はメチル基を示し、R9及びR10は同一
又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基
を示し、Xは前記と同じ意味を示す。〕
用いる好ましい酸としては、塩酸、硫酸、酢酸、クエン
酸、コハク酸、アジピン酸、スルファミン酸などが挙げ
られ、4級アンモニウム塩を得るための好ましい4級化
剤としては、塩化メチル、ヨウ化メチル等のハロゲン化
アルキル、硫酸ジエチル、硫酸ジ−n−プロピル等が挙
げられる。
は、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエ
チルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジメチルアミ
ノプロピル(メタ)アクリルアミド、ジエチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドを前記の4級化剤で4級
化した4級アンモニウム塩、あるいはジメチルジアリル
アンモニウムクロライド等が挙げられる。
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、
N−n−プロピル(メタ)アクリルアミド、N−t−ブ
チルアクリルアミド、N−(メタ)アクロイルモルホリ
ン等が挙げられる。これらのうち、N,N−ジ置換アク
リルアミドを用いた場合に使用感が好ましく、さらには
N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ
エチル(メタ)アクリルアミド等が、特に好ましい。
又は不飽和アルコールの(メタ)アクリル酸エステル、
アクリルアミド、ジビニル化合物、ポリアリル化合物等
が挙げられる。これらのうち、エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールのアリルエー
テル化体、ビニル(メタ)アクリレート、アリル(メ
タ)アクリレート等が、特に好ましい。
い配合比率は、(a1)/(a2)のモル比で、2/98
〜98/2であり、さらに好ましくは3/97〜60/
40である。上記モル比が小さい場合はチキソトロピー
性の発現が、モル比が大きい場合は低シェアレート時の
粘度保持が夫々容易となるが、両特性発現には上記範囲
内である方が好ましい。
して0.002〜5重量%が好ましく、0.002重量
%以上0.1重量%未満が特に好ましい。単量体
(a3)の割合が0.002重量%以上であれば、共重
合体(A1)から形成されるハイドロゲルの粘度が十分
であり、また5重量%以下であれば、ハイドロゲルの感
触は柔らかく、すべりの良いものとなる。
前記の3種類のビニル単量体のそれぞれ1種以上の他、
これらと共重合可能な他のビニル単量体を構成成分とす
ることができる。他のビニル単量体としては、例えばメ
チル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト等の(メタ)アクリル酸誘導体;アクリル酸、メタア
クリル酸等のアニオン性基含有単量体;N−(3−スル
ホプロピル)−N−アクリロイルオキシエチル−N,N
−ジメチルアンモニウムベタイン、N−カルボキシメチ
ル−N−メタクリロイルオキシエチル−N,N−ジメチ
ルアンモニウムベタイン等のベタイン類などが挙げられ
る。
液重合法、逆相懸濁重合法、沈澱重合法などが好まし
い。例えば、特開平4−230250号公報第12頁第
22欄第28〜34行に記載のような水溶液重合法を用
いる場合、重合開始温度20〜90℃、反応時間1〜1
0時間程度で行うのが好ましい。
50号公報第12頁第22欄第46行〜第13頁第23
欄第18行のような、アゾビス系化合物が単独で、ある
いは還元剤と組合せて用いられる。
造には、例えば特開昭53−34101号公報第3頁右
上欄第14行〜同右下欄第8行記載の、回転する攪拌腕
を有する容器が用いられる。
ができ、全組成中に0.1〜10重量%、特に0.5〜
5重量%、さらに1〜3重量%配合すると、毛髪への塗
布時等に使用感、感触により優れるので好ましい。
剤のうち、アニオン性界面活性剤としては、例えば以下
に示すものが挙げられる。
ルケニルエーテル硫酸塩。何れも、平均炭素数10〜2
0の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有
し、1分子内に平均0.5〜8モルのエチレンオキサイ
ド、プロピレンオキサイド、エチレンオキサイドとプロ
ピレンオキサイドが0.1/9.9〜9.9/0.1の
比で付加したものが好ましい。
酸塩又はα−スルホ脂肪酸塩もしくはエステル。何れも
炭素数10〜20のアルキル基又はアルケニル基を有す
るものが好ましい。 (B−iii)オレフィンスルホン酸塩又はアルカンスル
ホン酸塩。何れも1分子中に10〜20の炭素原子を有
するものが好ましい。 (B−iv)高級脂肪酸塩。1分子中に10〜24の炭素
原子を有するものが好ましい。
型界面活性剤、好ましくは次の式(5)で表される(ア
ミド)エーテルカルボン酸型界面活性剤。
〜22のアルキル基又はアルケニル基、アルキル(C8〜C
22)フェニル基又はR12CONH-CH2-CH2-基(R12は炭素数1
1〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル
基)を示し、a1は0〜6の数を示し、a2は2〜24の
数を示し、M1はアニオン残基の対イオンを示す〕
剤、好ましくは炭素数8〜24のアシル基及び遊離カル
ボン酸残基を有するN−アシルアミノ酸型界面活性剤
(例えばN−アシルザルコシネート、N−アシル−β−
アラニンなど)。 (B−vii)リン酸エステル型界面活性剤、好ましくは
炭素数8〜24のアルキル基もしくはアルケニル基又は
それらのアルキレンオキシド付加物を有するリン酸モノ
又はジエステル型界面活性剤。 (B−viii)スルホコハク酸エステル型界面活性剤、好
ましくは炭素数8〜22の高級アルコールもしくはその
エトキシレートなどのスルホコハク酸エステル又は高級
脂肪酸アミド由来のスルホコハク酸エステル。 (B−ix)ポリオキシアルキレン脂肪酸アミドエーテル
硫酸塩、好ましくは炭素数8〜24のアミド基及び炭素
数8〜24のアルキル基を有し、20以下のオキシアル
キレン基が付加したポリオキシアルキレン脂肪酸アミド
エーテル硫酸塩。
するモノグリセライド硫酸エステル塩、アシル化イセチ
オン酸塩、又はアシル化タウレート。 (B−xi)炭素数8〜24の直鎖のアルキル基もしくは
アルケニル基又はそれらのアルキレンオキシド付加物を
有するアルキルグリセリルエーテル硫酸塩又はアルキル
グリセリルエーテルスルホン酸塩。 (B−xii)アルキルもしくはアルケニルアミドスルホ
ネート、アルカノールアミドスルホコハク酸塩、又はア
ルキルもしくはアルケニルスルホアセテート。何れも炭
素数8〜24の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケ
ニル基を有するものが好ましい。 (B−xiii)N−アシル−N−カルボキシエチルグリシ
ン塩、好ましくは炭素数6〜24のアシル基を有するN
−アシル−N−カルボキシエチルグリシジン塩。 (B−xiv)N−アルキルアミドアルカノール硫酸エス
テル塩、好ましくは次の式(6)で表されるN−アルキ
ルアミドアルカノール硫酸エステル塩。
基又はアルケニル基を示し、R14は炭素数1〜22のア
ルキル基もしくはアルケニル基又は水素原子を示し、R
15は炭素数1〜5のアルキレン基を示し、R16Oは炭素
数2〜3のオキシアルキレン基を示し、bは0〜20の
数を示し、b個のR16Oは同一でも異なっていてもよ
い。M2 はアニオン残基の対イオンを示す)
ちアニオン性残基の対イオンとしては、ナトリウム、カ
リウム等のアルカリ金属イオン、カルシウム、マグネシ
ウム等のアルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオ
ン、炭素数2又は3のアルカノール基を1〜3個有する
アルカノールアミン(例えばモノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、トリイソプ
ロパノールアミンなど)が挙げられる。
性界面活性剤としては、例えば、アミドアミノ酸型、カ
ルボベタイン型、アミドベタイン型、スルホベタイン
型、アミドスルホベタイン型、イミダゾリニウムベタイ
ン型、アミノ酸型、ホスホベタイン型、リン酸エステル
型等が挙げられ、具体的には、例えば次の(B−1)〜
(B−4)に示すものが挙げられる。
剤:例えば、次の一般式(B−1a)又は(B−1b)
に示すものが挙げられる。
不飽和の炭化水素基を示し、R21は基-CH2COOM3、-CH2C
H2COOM3又は-CH2CH(OH)CH2SO3M3(M3は水素原子、アル
カリ金属又はアルカノールアミン)を示し、R22は水素
原子又は基-CH2COOM3、-CH2CH2COOM3もしくは-CH2CH(O
H)CH2SO3M3(M3は上記と同じ)を示す。〕
れるもののうち、特にR20が炭素数8〜16の炭化水素
基、R21が-CH2COOM3、R22が水素原子のものが好まし
く、具体的にはアルキルアミドヒドロキシエチルアミノ
酢酸等が挙げられる。
えば、次の一般式(B−2a)〜(B−2d)で表され
るカルボベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン、
アミドスルホベタイン、一般式(B−2e)又は(B−
2f)で表されるイミダゾリニウムベタインが挙げられ
る。
ル基又はアルケニル基を示し、R24及びR25はそれぞれ
炭素数1〜5のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を
示し、R26は炭素数1〜6のアルキレン基又はヒドロキ
シアルキレン基を示し、R27は単結合又は炭素数1〜5
のアルキレン基を示し、R28は炭素数1〜5のアルキレ
ン基又はヒドロキシアルキレン基を示す。〕
れる各種ベタインのうち、共通して、R23が炭素数8〜
16のアルキル基、R24及びR25がメチル基、R26〜R
28が炭素数1〜5のアルキレン基のものが好ましく、具
体的にはアルキルジメチルアミノカルボベタイン、アル
キルアミドアルキレンジメチルアミノカルボベタイン、
アルキルジメチルアミノヒドロキシスルホベタイン、ア
ルキルアミドアルキレンジメチルアミノスルホベタイ
ン、アルキルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、アルキルアミドヒドロキシエチルイミダゾリニウム
ベタイン等が挙げられる。
えば、次の一般式(B−3)に示すものが挙げられる。
又は水素原子を示し、R30は-O-、-CONH-又は-CO2-を有
していてもよい炭素数8〜18の炭化水素基を示し、c
は1又は2の数を示す。〕
R29が水素原子、R30が炭素数8〜16の炭化水素基、
cが2のものが好ましく、具体的にはN−アルキル−β
−アラニン等が挙げられる。
ルホスホプロピルホスホン酸等のリン酸エステル型両性
界面活性剤。
部としてカルボン酸基を有するアニオン性界面活性剤が
好ましく、さらにN−アシルアミノ酸型界面活性剤、ス
ルホコハク酸エステル型界面活性剤が好ましい。
いることができ、全組成中に0.5〜20重量%、特に
1〜10重量%、さらに1〜5重量%配合するのが、湿
潤時の指通り、柔軟感の点でより好ましい。
ほか、通常の化粧料に用いられる非イオン性界面活性
剤、カチオン性界面活性剤、アニオン性重合体、非イオ
ン性重合体、カチオン性重合体、エチレンオキシド・プ
ロピレンオキシドブロック共重合体、アルコール類、油
分、粉体、機能性ビーズ・カプセル類、シリコーン類、
金属キレート剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、保湿剤、香
料などを、適宜配合できる。
て製造でき、その剤型は特に制限されず、特に非洗浄系
の毛髪化粧料として好適であり、例えばヘアリンス、コ
ンディショナー、ヘアトリートメント、ヘアクリーム、
スタイリング剤、ヘアジェル、セット剤、ヘアリキッ
ド、育毛剤、パーマ剤、染毛剤等として適用できる。
が良好で、湿潤時には毛髪の柔軟感、コート感及び指通
りに優れ、しかも乾燥過程においては、べたつきがなく
さらさら感が得られる。
ル酸ジエチル硫酸塩(MOEDES:日東化学工業社製)2
3.85g、N,N−ジメチルアクリルアミド71.3
7g、ポリエチレングリコールジメタクリレート(NK-9
G:新中村化学社製)0.0429g、イオン交換水3
50gからなる予め窒素置換した単量体水溶液を入れ、
20分間さらに窒素を吹き込み、反応系内を窒素置換し
ながら55℃まで昇温した。次いで、重合開始剤(2,
2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)2塩酸塩)を
0.22g添加した。30分〜1時間後に重合し始め、
全体が柔らかいゲル状となった。そのまま攪拌を続け、
重合開始剤添加4時間後、重合を停止させた。餅状の内
容物を取り出し、5リットルのエタノール中で10分攪
拌洗浄し、乾燥させた。その後、コーヒーミル、ジェッ
トミルで粉砕し、粉砕粒子をハイボルターで分級し、カ
チオン性基含有共重合体No.1を得た。
オン性基含有共重合体No.2〜No.8を製造した。
いて、0.5重量%ハイドロゲルの25℃での粘度、及
び動的粘弾性を前記方法で測定した。結果を表1に示
す。
を使用したときの塗布時及び濯ぎ時の指通り、濯ぎ時の
柔軟感、乾燥過程のべたつき及び乾燥時のさらさら感に
ついて評価した。結果を表2に併せて示す。
毛髪化粧料10gを毛髪に塗布して均一にのばした後、
水道水で濯ぎ、ドライヤーで乾燥させたとき、それぞれ
の過程における感触について、以下の基準で官能評価し
た。平均点を求め、4.5点以上を◎、4点以上4.5
点未満を○、2.5点以上4点未満を△、2.5点未満
を×として示した。
した。なお、実施例9〜11はリーブオン型毛髪化粧料
である。
ずれも、塗布時の指通りが良好で、湿潤時には毛髪の柔
軟感、コート感及び指通りに優れ、しかも乾燥過程にお
いては、べたつきがなくさらさら感が得られた。
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(A)及び(B): (A)分子中にカチオン性基と架橋構造とを有する共重
合体であって、その0.5重量%ハイドロゲルの、25
℃、シェアレート1sec-1の粘度η1 、シェアレート1
0sec-1の粘度η2 が、0.3≦η1 ≦20(Pa・se
c)、0.01≦η2≦5(Pa・sec)、かつη1 >η2
である共重合体、(B)アニオン性界面活性剤及び両性
界面活性剤から選ばれる界面活性剤を含有する毛髪化粧
料。 - 【請求項2】 成分(A)が、その0.5重量%ハイド
ロゲルの、25℃、ひずみ周波数6.28rad/sec 、ひ
ずみ1%での複素弾性率ε1 、損失正接tanδ1 、ひず
み500%での複素弾性率ε2 、損失正接tan δ2 が、
1≦ε1 ≦300(N/m2)、tan δ1 ≦2、かつ、
0.01≦ε2 ≦30(N/m2)、tan δ2 ≧1であ
る請求項1記載の毛髪化粧料。 - 【請求項3】 次の成分(A)及び(B): (A)カチオン性基含有ビニル単量体の少なくとも1種
と、一般式(1)又は(2) 【化1】 〔式中、R1 は水素原子又はメチル基を示し、R2 及び
R3 は同一又は異なって、水素原子又は炭素数1〜4の
直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基もしくはアルケニル基
を示す。〕 【化2】 〔式中、R1 は前記と同じ意味を示し、A1 及びA2 は
同一又は異なって、式-(CH2)n-(nは2〜6の整数を示
す)で表される基を示し、Bは-O-又は-CH2-基を示
す。〕で表される親水性ノニオン性基含有ビニル単量体
の少なくとも1種と、2個以上のビニル基を分子中に有
する架橋性ビニル単量体の少なくとも1種とを必須構成
単量体とし、ラジカル重合することにより得られるカチ
オン性基含有共重合体、(B)アニオン性界面活性剤及
び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤を含有する毛
髪化粧料。
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JP32672998A JP3472491B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 毛髪化粧料 |
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JP32672998A Expired - Lifetime JP3472491B2 (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 毛髪化粧料 |
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