JP2006304747A - 焼き鳥の調理方法とこの方法で得られる焼き鳥 - Google Patents

焼き鳥の調理方法とこの方法で得られる焼き鳥 Download PDF

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Abstract

【課題】一旦焼き上げ冷凍保存した焼き鳥の食感を保ちながら電子レンジで加熱して焼き鳥を調理する方法及びその方法により調理した焼き鳥
【解決手段】一旦焼き上げ冷凍保存した焼き鳥を電子レンジで加熱する際に皿に水を張り皿をラップで包み加熱する。

Description

焼き鳥の調理方法、および、この方法で得られる焼き鳥
葱、ニンニク、ししとう等の野菜と豚や牛などの獣肉若くは肝臓、胃袋、心臓などのその内臓又は鶏などの鳥の肉若くは「軟骨」（気管）、砂肝などのその内臓を串に刺してなる焼き鳥（以下これを「野菜間焼き鳥」という）は、酒の肴としてまた御飯のおかずとしても重宝なものであるが、焼くのに手間が掛かり、また、生の野菜間焼き鳥は保存が利かず、また、一旦焼き上げた野菜間焼き鳥を電子レンジで加熱すると野菜の細胞が壊れ野菜の食感が失われ、焼き立てと同様の野菜間焼き鳥の食感が味わえない、という欠点があった。本発明は、一旦焼き上げて冷凍保存した野菜間焼き鳥を水分を供給しながら電子レンジで加熱することにより、長期保存を可能にするとともに、野菜の食感を損ねずに、かつ簡易に、焼き立てと同様の食感の野菜間焼き鳥を供することを目的とする。
本発明者は、一旦焼き上げた野菜間焼き鳥を冷凍保存することにより長期保存が可能になること、冷凍保存した一旦焼き上げた野菜間焼き鳥を電子レンジで加熱調理することは簡易であること、及び、電子レンジで加熱する際に水分を供給しながら加熱することにより野菜の食感が失われず焼き立てと同様の食感が得られること、に着目し、研究した結果、本発明を完成した。
すなわち、本発明によれば、一旦焼き上げ冷凍保存した野菜間焼き鳥を電子レンジで加熱する際に、野菜間焼き鳥を載せた皿に水を張り、ラップで密封して加熱することにより、野菜に水分が供給され、野菜の食感を保つことが出来、野菜の食感を保ったまま野菜間焼き鳥を簡易に調理することが出来る。
本発明においては、−旦焼き上げた野菜間焼き鳥を、冷凍保存することにより長期保存が可能になり、冷凍保存した野菜間焼き鳥を電子レンジで加熱する際に野菜に水分が供給されることにより野菜の食感が維持され、焼き立ての野菜間焼き鳥の食感が維持され、家庭や店舗において簡易に焼き立てと同じ食感の野菜間焼き鳥を供することができる。また、電子レンジで加熱する際に、水分を供給することにより、獣肉若くはその内臓又は鳥の肉若くはその内臓の臭みが除かれ軟らかくなることにより、野菜間焼き鳥の食感が向上するという効果も得られる。
約１０ｇに切った葱２片と約１０ｇに切った豚の頭肉２片とを交互に串に刺し、塩を振って焼き上げ、これを冷凍した。焼き上げる際にタレを付けて焼いても良い。冷凍温度は−１０℃以下が望ましい。冷凍保存した上記葱間焼き鳥１０串を皿に載せ、皿に水５０ＣＣを張った。水は上記葱間焼き鳥が水に浸る程に多くても良い。該皿をラップで密封し、家庭用６００Ｗの電子レンジで強で７分加熱し、調理した葱間焼き鳥１０串を得た。
約１０ｇに切った葱２片と約１０ｇに切った豚の頭肉２片とを交互に串に刺し、塩を振って焼き上げ、これを冷凍保存した。焼き上げる際にタレを付けて焼いても良い。冷凍温度は−１０℃以下が望ましい。冷凍保存した上記葱間焼き鳥１０串を皿に載せ、水５０ＣＣを皿に張った。水は葱間焼き鳥が水に浸る程多くても良い。該皿をラップで密封し、業務用の１５００Ｗの電子レンジで２分加熱し、調理した葱間焼き鳥１０串を得た。
ニンニク２個と約１０ｇに切った豚の頭肉２片とを交互に串に刺した。ニンニクが大きいときは、適宜な厚さに切ったものでも良い。ニンニクを串に刺す際、生のまま串に刺すとニンニクが割れることがあるので、６００Ｗの家庭用電子レンジで強で１分位加熱処理してから串に刺すことが望ましい。上記加熱処理は、業務用電子レンジを用いて行っても良いし、炭火やガスや電熱器を用いて行っても良い。上記のニンニク間にした焼き鳥を、塩を振って焼き上げ、これを冷凍保存した。焼き上げる際にタレを付けて焼いても良い。冷凍保存は−１０℃以下が望ましい。冷凍保存した上記ニンニク間焼き鳥１０串を皿に載せ、水５０ＣＣを皿に張った。水は上記ニンニク間焼き鳥が水に浸る程に多くても良い。該皿をラップで密封し、家庭用の６００Ｗの電子レンジで強で７分加熱し、調理したニンニク間焼き鳥１０串を得た。
ニンニク２個と約１０ｇに切った豚の頭肉２片とを交互に串に刺した。ニンニクが大きいときは、適宜な厚さに切ったものでも良い。ニンニクを串に刺す際、生のまま串に刺すとニンニクが割れることがあるので、６００Ｗの家庭用電子レンジで強で１分位加熱処理してから串に刺すことが望ましい。上記加熱処理は、業務用電子レンジを用いて行っても良いし、炭火やガスや電熱器を用いて行っても良い。上記のニンニク間にした焼き鳥を、塩を振って焼き上げ、これを冷凍保存した。焼き上げる際にタレを付けて焼いても良い。冷凍保存は−１０℃以下が望ましい。冷凍保存した上記ニンニク間焼き鳥１０串を皿に載せ、水５０ＣＣを皿に張った。水は上記ニンニク間焼き鳥が水に浸る程に多くても良い。該皿をラップで密封し、業務用１５００Ｗの電子レンジで２分加熱し、調理したニンニク間焼き鳥１０串を得た。

Claims (6)

  1. 野菜と獣肉若くはその内臓又は鳥肉若くはその内臓を串に刺し、一旦焼き上げ、冷凍保存し、水分を供給しながら電子レンジで加熱することを特徴とする、焼き鳥の調理方法
  2. 請求項１の方法で得られる焼き鳥
  3. 請求項１記載の野菜が葱であることを特徴とする焼き鳥の調理方法
  4. 請求項３の方法で得られる焼き鳥
  5. 請求項１記載の野菜がニンニクであることを特徴とする焼き鳥の調理方法
  6. 請求項５の方法で得られる焼き鳥
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