JP2006301258A - 半導電性ベルト及び該半導電性ベルトを用いた画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも基材3と表面層2を有する半導電性ベルトにおいて、前記基材3が、ヤング率1000〜8000MPaの樹脂からなり、前記表面層2が、潤滑性成分と繊維形状の充填材料を含有してなる弾性材料からなり、前記表面層2のデュロメータ硬さがA30/S〜A70度/Sである半導電性ベルトである。また、当該半導電性ベルトを具備する画像形成装置である。
【選択図】図1
Description
特に、前記像担持体に形成したトナー像を中間転写体に一次転写し、更に中間転写体上のトナー像を記録紙に二次転写する方式を採用した画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
<1> 基材と表面層を有する半導電性ベルトにおいて、
前記基材が、ヤング率1000〜8000MPaの樹脂からなり、前記表面層が、潤滑性成分と繊維形状の充填材料を含有してなる弾性材料からなり、前記表面層のデュロメータ硬さがA30/S〜A70/Sである半導電性ベルトである。
<7> 前記半導電性ベルトを中間転写ベルト及び/又は用紙搬送ベルトとして備えてなる<6>に記載の画像形成装置である。
式(1):
SF=[(トナー粒子の最大長)2]/[(トナー粒子の投影面積)×π×1/4×100]
本発明の半導電性ベルトを、図1を用いて説明する。図1は、本発明の半導電性ベルト 1例の構成を示す断面図であり、この場合の半導電性ベルト1は、表面層2と基材3とからなる2層構造の無端ベルトである。表面層2は潤滑性成分と繊維形状の充填材料を含有してなる弾性材料からなり、デュロメータ硬さがA30/S〜A70/Sである。また、基材3はヤング率が1000〜8000MPaの樹脂からなるものである。このように、本発明の半導電性ベルトは、少なくとも表面層2と基材3を有する構造とすることで、単一の材料構成では得られない、可とう性と剛性とのバランスを満足することができる。従って、電子写真装置等の画像形成装置の中間転写ベルトや用紙搬送ベルトとして好適に使用することができる。なお、本発明の半導電性ベルトは、表面層2と基材3に加えて弾性層、表面保護層やその他の層を設け、本発明の効果を損なわない範囲でさらに多層化することもできる。以下、半導電性ベルトの各構成について説明する。
本発明の半導電性ベルトの表面層は、潤滑性成分と繊維形状の充填材料を含有してなる弾性材料からなり、デュロメータ硬さがA30/S〜A70/Sである。さらに表面層に熱硬化性エラストマーを用いることで、経時での変形が少なく、耐久性に優れる表面層を形成することができる。
本発明の表面層に用いることができる弾性材料としては熱硬化性エラストマーが挙げられる。この熱硬化性エラストマーとしては、繰り返し単位中にウレタン結合やエステル結合を有する樹脂であればいかなるものも使用することができる。中でも、得られる半導電性ベルト表面層の柔軟性という観点から、ポリウレタン樹脂が好ましい。
潤滑性成分としては、潤滑性を付与できるものであれば特に限定されないが、フッ素化合物や、フッ素樹脂粉体などを好適に使用することができる。
繊維形状の充填剤は、長さが0.1〜20mmの範囲であることが好ましく、0.5〜10mmの範囲であることがより好ましい。長さが0.1mm未満であると、ベルト表面に沿った方向(厚み方向に対して垂直な方向)に長軸を配向させることが困難となり、20mmを超えると、長軸がベルト厚み方向への屈曲を生じる場合があるため好ましくない。
このようにして繊維形状の充填材料を、その長軸がベルト表面に沿った方向(厚み方向に対して垂直な方向)に配向させることで、表面層の変形を抑制することができ、表面層として単純に弾性材料を用いた場合に発生してしまうマイクロスリップの問題が生じなくなる。
ベルト基材のヤング率は1000MPa以上とし、1500MPa以上であることがより好ましく、更に2000MPa以上であることがより好ましい。1000MPa以上の樹脂材料を基材の材料として用いると、ベルト駆動時の外乱(負荷変動)によるベルトの変位量が少なくなるので、駆動時の応力に対するベルト変形が小さくなり、良好な画質を安定して得ることができる。この構成により、ベルトはより効果的に、単一の材料構成では得られない可とう性と剛性とのバランスを満足することができる。なお、基材のヤング率は大きければ大きい程良いが、実用上は8000MPa以下であり、6000MPa以下であることが好ましい。基材のヤング率は、使用する樹脂材料の化学構造を選択することで上記範囲に制御することができ、芳香環構造を含むものほどヤング率を高くすることができる。
なお、ヤング率は、JIS K 7127に準じて引張試験を行い、得られた応力・歪曲線の初期ひずみ領域の曲線に接線を引き、その傾きにより求める。
式:ρv=19.6×(V/I)×t
また、前記表面層の厚みは、ベルト総厚みの60〜90%であることが好ましく、70〜85%であることがより好ましい。また、前記基材の厚みは、ベルト総厚みの10〜40%であることが好ましく、15〜30%であることがより好ましい。上記範囲であると、半導電性ベルト上のトナーに集中していた押圧力は分散されるためトナーは凝集せず、色紙やエンボス加工等の表面に凹凸を付けた特殊な紙への追従性が良くなるので、色紙やエンボス加工等の表面に凹凸を付けた特殊な紙へのトナー転写性を改善することができ、また、基材のヤング率が1000〜8000MPaである場合には、半導電性ベルトとしての機械特性をも同時に満足させることができる。
本発明の画像形成装置は、前述の本発明の半導電性ベルトを中間転写体、用紙搬送ベルトとして備えることが好ましく、特に限定されるものではない。例えば、現像装置内に単色のトナーのみを収容する通常のモノカラーの画像形成装置や、感光体ドラム等の像担持体上に担持されたトナー像を中間転写体に順次一次転写を繰り返すカラー画像形成装置、各色毎の現像器を備えた複数の像担持体を中間転写体上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置等のいずれでもよい。
中間転写ベルト22に転写された多重トナー像は、中間転写ベルト22の回転でバイアスローラ23(第二転写手段)が設置された二次転写部に到る。二次転写部は、中間転写ベルト22のトナー像が担持された表面側に設置されたバイアスローラ23と該中間転写ベルト22の裏側からバイアスローラ23に対向するように配置されたバックアップローラ42及びこのバックアップローラ42に圧接して回転する電極ローラ46から構成される。
ここで、前記形状係数SFは、下記の式で規定される係数である。
SF=(トナー粒子の最大長)2/(トナー粒子の投影面積)×(π/4)×100
なお、トナー粒子の最大長、および、トナー粒子の投影面積の測定は、ルーゼックス画像解析装置(株式会社ニレコ製、FT)を用いてスライドガラス上に散布したトナー100個についての光学顕微鏡像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、画像処理することにより実施した。
また、小径無機微粒子については表面処理することにより、分散性が高くなり、粉体流動性をあげる効果が大きくなるため有効である。
テトラカルボン酸二無水物として、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)と、ピロメリット酸二無水物(PMDA)との2:1の質量比率で混合した混合物100質量部と、ジアミン成分として、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(DDE)を134.3質量部とを、10℃に保持したN−メチル−2−ピロリドン(NMP)溶液中で反応させ、固形分20質量%のNMP溶液を作製した。さらにこの溶液に、乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4(Degussa社製、pH3.0、揮発分:14.0%)をポリアミド酸樹脂固形分100質量部に対して24質量部になるよう添加して、衝突型分散機(シーナス製GeanusPY)を用い、圧力を200MPaに設定し、2分割後に1.4mm2の最小面積で衝突させ、再度2分割する経路を5回通過させて混合し、ポリアミド酸溶液(A)を調製した。
3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)と4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(DDE)とからなるポリアミド酸のN−メチルー2ピロリドン(NMP)溶液(宇部興産製ユーワニスA(固形分20質量%)に、乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4(Degussa社製、pH3.0、揮発分:14.0%)をポリアミド酸樹脂固形分100質量部に対して26質量部になるよう添加して、ポリアミド酸溶液(A)の場合と同様に混合して、ポリアミド酸溶液(B)を調製した。
前述のポリアミド酸溶液(A)を、内径168.2mm、長さ500mmの円筒状金型内面にディスペンサーを介して0.4mmに塗布し、1500rpmで15分間回転させて均一な厚みとした後、250rpmで回転させながら、金型の外側より60℃の熱風を30分間当て、次に150℃で60分間加熱して、溶媒の除去を行った。その後円筒状金型を室温に戻し、円筒状金型からポリアミド酸成形品を剥がして外径168mm、長さ500mmの金属芯体に被覆した。これを毎分2℃の昇温速度で360℃まで昇温し、更に360℃で30分加熱してイミド転化反応を完結させた。その後室温に戻し、金属芯体から樹脂を剥離し、目的とする基材(A)を作製した。
得られた基材(A)の厚みは、0.08mmであった。また、この基材のヤング率は2500MPaであり、体積抵抗率は5×1010Ωcmであった。
本発明における基材のヤング率は、JIS K 7127に準拠し、アイコーエンジニアリング社製FA1015Aを用いて測定した。測定は、基材を5mm×40mmに切断したものをサンプルとして用いて試験スピード50mm/minの条件により引張試験を行い、得られた応力・歪曲線の初期ひずみ領域の曲線に接線を引き、その傾きより求めた。
体積抵抗率の計測は、前述のように、図2に示す円形電極(三菱油化社製、ハイレスターIPのHRプローブ)を用い、22℃/55%RH環境下にて、第一電圧印加電極A’における円柱状電極部C’と第二電圧印加電極B’との間に電圧100(V)を印加し、10秒後の電流値より求めた。
前述のポリアミック酸溶液(A)に代えてポリアミド酸溶液(B)を用い、イミド転化反応温度を400℃とした以外は、基材(A)の作製と同様にして基材(B)を作製した。
得られた基材(B)の厚みは、0.08mmであった。また、この基材のヤング率は3800MPaであり、体積抵抗率は5×1010Ωcmであった。
イソシアネートプレポリマー(TC−551:日本ポリウレタン工業(株)製)100質量部、ポリオール(ON−D56:日本ポリウレタン工業(株)製)93質量部、導電剤として、カーボンブラック(プリンテックス140U(pH4.5%):デグサ・ジャパン社製)20質量部、および 潤滑性成分(ケミトリーLF−700:綜研科学(株)製)50質量部、樹脂系の短繊維として、長さ0.6mmのアラミド繊維のチョップドストランド(繊度:39tex)20質量部(コーネックス繊維:帝人(株)製)を、ボールミルにより1時間混合して表面層材料(A)を調製した。
表面層材料(A)の調製において、イソシアネートプレポリマーTC−551に代えて、MC−B86(日本ポリウレタン工業(株)製)100質量部と、ポリオールON−D56に代えて、ON−D55(日本ポリウレタン工業(株)製)277質量部とを用い、導電剤を40質量部、及び潤滑性成分を35質量部と変更した以外は同様にして、表面層材料(B)を調製した。
表面層材料(A)の調製において、潤滑性成分を体積平均粒子径 0.2μmのフッ素樹脂粉末(ルブロンL−5:ダイキン工業(株)製)30質量部に変更した以外は同様にして、表面層材料(C)を調製した。
表面層材料(C)の調製において、ポリオールの添加量を88質量部と変更した以外は同様にして、表面層材料(D)を調製した。
イソシアネートプレポリマー(コロネート4370:日本ポリウレタン工業(株)製)100質量部、ポリオール(ニッポラン4378:日本ポリウレタン工業(株)製)80質量部、導電剤として、カーボンブラック(プリンテックス140U(pH4.5%):デグサ・ジャパン社製)22質量部とをボールミルにより1時間混合して、表面層材料(E)を調製した。
表面層材料(A)の調製において、潤滑性成分と繊維形状の充填剤を添加しない以外は同様にして、表面層材料(F)を調製した。
外径168mm、長さ500mmの円筒状金型に前述の基材(A)を被覆し、その外側表面に表面層材料(A)の塗液を均一に塗布した。次に金型を加熱炉中で回転させながら、温度80℃の条件で120分間加熱処理して表面層材料(A)を硬化させた。加熱処理を終えた後、炉内を常温常圧に戻し、金型を取り出した。金型から樹脂を取り外し、内径168mm、幅350mm、厚さ0.33mmの半導電性ベルトを得た。このベルトの各層の厚みは、表面層0.25mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は7×1011Ωcmであった。表面層のデュロメータ硬さはA45/Sであった。
表面層のデュロメータ硬さは、JIS K 6253に準拠し、表面層のみを積層して6mmの厚みとして、デュロメータータイプA(高分子計器株式会社製:ASKER A型)を用いて標準硬さを測定した。
表面層材料(A)に代えて表面層材料(B)を用いた以外は実施例1と同様にして、内径168mm、幅350mm、厚さ0.33mmの半導電性ベルトを作製した。このベルトの各層の厚みは、表面層0.25mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は9×1011Ωcm であった。表面層のデュロメータ硬さはA32/Sであった。
基材(A)に代えて基材(B)、及び、表面層材料(A)に代えて表面層材料(C)を用いた以外は実施例1と同様にして、内径168mm、幅350mmm、厚さ0.48mmの半導電性ベルトを作製した。このベルトの各層の厚みは、表面層0.40mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は1×1013Ωcm であった。表面層のデュロメータ硬さはA55/Sであった。
表面層材料(A)に代えて表面層材料(D)を用いた以外は実施例1と同様にして、内径168mm、幅350mm、厚さ0.43mmの半導電性ベルトを作製した。このベルトの各層の厚みは、表面層0.35mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は1×1012Ωcmであった。表面層のデュロメータ硬さはA70/Sであった。
表面層材料(A)に代えて表面層材料(E)を用いた以外は実施例1と同様にして、内径168mm、幅350mm、厚さ0.48mmの半導電性ベルトを作製した。このベルトの各層の厚みは、表面層0.4mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は5×1010Ωcmであった。表面層のデュロメータ硬さはA82/Sであった。
表面層材料(A)に代えて表面層材料(F)を用いた以外は実施例1と同様にして、内径168mm、幅350mm、厚さ0.38mmの半導電性ベルトを作製した。このベルトの各層の厚みは、表面層0.30mm、基材0.08mmであった。表面層の体積抵抗率は1×1011Ωcmであった。表面層のデュロメータ硬さはA45/Sであった。
前述の基材(A)のみを比較例3の半導電性ベルトとした。
実施例1〜4及び比較例1〜3で得られた半導電性ベルトについて、連続して10000枚出力した後の転写画質(ブラー、ホロキャラ、カラーレジ)、エンボス紙走行性について評価した。これらの結果を表1に示す。
得られた半導電性ベルトを、富士ゼロックス(株)製Docu Color1255CPを改造した画像形成装置に搭載し、連続して10000枚出力した後の転写画質を評価した。トナーとしては、形状係数(SF)132、体積平均粒子径5.5μmの球状トナーを用いた。
測定法としては分散剤としてアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムの5%水溶液2ml中に測定試料を1.0mg加えた。これを前記電解液100ml中に添加して試料を懸濁した電解液を作製した。試料を懸濁した電解液は超音波分散器で1分間分散処理を行い、前記コールターカウンターTA−II型により、アパーチャー径として100μmアパーチャーを用いて2〜60μmの粒子の粒度分布を測定して体積平均粒径を求めた。なお、測定した粒子数は50000である。
ブラー(トナーの飛び散り)の発生状況について、以下の基準により評価した。
○:ブラーの発生は、わずかであり、画質上での問題なし
△:ブラーの発生があるが、画質上での問題は少ない
×:ブラーの発生があり、画質上での問題あり
ホロキャラクター(転写画質のライン画像が中抜け)の発生状況について、以下の基準により評価した。
○:画質上の問題なし
△:発生がわずかであり、画質上の問題は少ない
×:画質上の問題あり
レジずれの発生状況について、以下の基準により評価した。
○:画質上の問題なし
△:発生がわずかであり、画質上での問題は少ない
×:画質上の問題あり
得られた半導電性ベルトを、富士ゼロックス(株)製Docu Color1255CPを改造した画像形成装置に搭載し、段差50μmのエンボス紙を走行して、マゼンタ30%のハーフトーンをコピーした時の画質評価を行い、以下の基準により評価した。トナーとしては、形状係数(SF1)125、体積平均粒子径5.5μmの球状トナーを用いた。
○:連続1000枚走行テストで画質上問題なし
△:連続1000枚走行テストで画質上大きな問題なし
×:画質上の問題あり
2 表面層
3 基材
21 感光体ドラム(像担持体)
22 中間転写ベルト(中間転写体)
23 バイアスローラ(第二転写手段)
24 用紙トレー
25 ブラック現像器
26 イエロー現像器
27 マゼンタ現像器
28 シアン現像器
29 中間転写体クリーナー
33 剥離爪
41 ベルトローラ
42 バックアップローラ
43 ベルトローラ
44 ベルトローラ
45 導電性ローラ(第一転写手段)
46 電極ローラ
51 クリーニングブレード
61 記録紙
62 ピックアップローラ
63 フィードローラ
71 トナーカートリッジ
72 定着ロール
73 バックアップロール
74 テンションロール
75 2次転写ロール
76 用紙経路
77 用紙トレイ
78 レーザー発生装置
79 感光体
80 1次転写ロール
81 駆動ロール
82 転写クリーナー
83 帯電ロール
84 感光体クリ−ナー
85 現像器
86 中間転写体
Claims (2)
- 基材と表面層を有する半導電性ベルトにおいて、
前記基材が、ヤング率1000〜8000MPaの樹脂からなり、前記表面層が、潤滑性成分と繊維形状の充填材料を含有してなる弾性材料からなり、前記表面層のデュロメータ硬さがA30/S〜A70/Sであることを特徴とする半導電性ベルト。 - 請求項1に記載の半導電性ベルトを備えてなることを特徴とする画像形成装置。
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