JP3461005B2 - シームレス状半導電性ベルト及びその製造方法 - Google Patents

シームレス状半導電性ベルト及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は継目がなく均一な体積電
気抵抗値を有するシームレス状半導電性ベルトに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、導電性シームレス状半導電性
ベルトは各種存在するが、これらはその電気抵抗値がバ
ラツイていたり、また、機械的特性等の不十分なものが
多々散見された。その原因は導電性フィラーを各種有機
高分子材料に多量混合するために混合が不十分でバラツ
イたりする他に、こうした導電性フィラーの添加により
機械的特性が低下するためであった。
【0003】また従来より、このようなシームレスベル
トは押出成形法、遠心成形法等により作成されるが、押
出成形法では概して厚み、電気抵抗値のバラツキ、機械
的特性等が悪化する傾向にあり、遠心成形法では混合材
料間の比重差による表面と内表面との電気抵抗値に差が
生じる傾向にあるため、上記のような問題点が生じてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは以上のよ
うな問題点を解決するべく種々検討を繰り返した結果、
ベルト各部における電気抵抗値のバラツキが少なく、か
つ、機械的特性等各種物性に優れたシームレスベルトの
提供を可能にした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、ポリフッ化ビニリデン系樹脂と導電性フィラーと
を配合して成る材料をチューブ状に押出成膜し、軸方向
と直角方向に所定長さに切断して得られるベルトであっ
て、ベルト各部における体積電気抵抗値が10〜10
17Ω・cm、好ましくは1010〜1015Ω・cm
の範囲にあると共に、前記体積電気抵抗値の最大値が最
小値の1〜100倍、好ましくは1〜10倍の範囲にあ
る点にある。
【0006】そして、こうすることにより、本発明の導
電性ベルトは厚み、電気抵抗値のバラツキが少なく、し
かも機械的物性の値が、導電性フィラー微粉末を配合し
ない同一材料から構成された同一形状のシームレスベル
トの値より大幅に低下しない値を確保することも可能と
なる。
【0007】次に課題を解決するための手段を詳述する
ことにする。本発明におけるポリフッ化ビニリデン系樹
脂とは特に制限はないが、通常、重量平均分子量が2
0,000〜50,000程度の押出用グレードが用い
られるが、この値に制限を受けるものでない。またその
形状は特に制限なく、例えば粒状(ペレット)、粉状体
等のものが使用できるが、例えばフレーク状、フラフ状
でも良いのは勿論である更に、本発明に係るかかるシー
ムレスベルトはポリフッ化ビニリデン系樹脂を主成分と
するが、半導電性を低下させない範囲内であればポリフ
ッ化ビニリデン系樹脂に他の樹脂、例えばポリメチルメ
タアクリレートやアクリル樹脂などを添加したものでも
よく、このことに特に制限を受けるものではない。
【0008】ポリフッ化ビニリデン系樹脂に導電性を付
与するために、配合される導電性フィラーとしては導電
性、半導電性等の微粉末ならば特に制限はないが、ケッ
チェンブラック(コンタクチィブファーネス系カーボン
ブラック)、アセチレンブラック等のカーボンブラッ
ク、酸化第2錫、酸化インジウム、チタン酸カリウム、
チタン酸ブラック、チタン酸ウィスカー等の導電性、半
導電性の微粉末を例示でき、特に制限はない。かかる導
電性フィラーの使用量は特に制限されず、体積電気抵抗
値に応じ適宜選択すればよいが、通常では使用量の全重
量にたいし5〜20重量%程度配合すればよい。また、
体積電気抵抗値を安定化させるためには、導電性カーボ
ンと金属酸化物を組み合わせて使用すればよい場合もあ
るが、このことに特に制限はない。
【0009】本発明では、ポリフッ化ビニリデン系樹脂
及び導電性フィラーの外に必要に応じて適当な成分を配
合してもよい。例えばワックス、シリコンオイル、低分
子量フッ化ビニリデン等の滑剤を適宜配合できる。滑剤
は、通常は使用原料の全重量にたいし、例えば1.5重
量%以下、好ましくは0.5〜1.5重量%程度配合さ
れるが、滑剤を用いなくてもよいことは勿論である。
【0010】本発明に係る半導電性シームレスベルトは
クリープ特性や耐久性を向上させるために、無機フィラ
ーや有機フィラーを混入すると好ましい場合が多いが、
特に制限はない。この際、無機フィラーとしては、特に
制限はないが、例えばタルク、チタン酸ウイスカー、マ
イカ等フィルムの表面精度を考慮して粒径1〜2μのも
のを使用することが望ましい。有機フィラーとしては、
特に制限はないが、液晶ポリマー、アラミド繊維等が例
示できる。フィラーの添加量としては、特に制限なく適
宜でよいが、一般的には20重量%以下、好ましくは5
〜20重量%程度を混入する場合が多いが、必ずしもフ
ィラーを添加することに限定されず添加しなくてもよい
のは勿論である。
【0011】本発明半導電性シームレスベルトは以下の
ようにして製造できるが、以下はあくまで1例であり、
特に制限を受けるものでない。
【0012】先ず、前記各原料をブレンドする。ブレン
ドする方法としては、特に制限はないが、例えば、ミキ
シングブレンド法をあげることができる。ミキシングブ
レンドに使用するミキサーとしては、特に制限はない
が、導電性カーボンを均一に分散させることを考慮する
と、例えば、2軸スクリューを有する押出機等が好まし
い。更に、分散性を向上させたい場合には、ポリフッ化
ビニリデン系樹脂粉末と金属酸化物や導電性カーボン等
の粉末を物理的、機械的に混合する、例えばハイブリゼ
ーション等の方法でミキシングすることもできるが、こ
のことも特に限定されない。
【0013】こうしてミキシングブレンドされた原料
は、通常ペレット状に押出される。ブレンドされた原
料、例えば前記のようにペレット状等に形成された原料
は、未絶乾の状態では成膜時に発泡する恐れがあるの
で、必要ならば水分率が0.05重量%程度以下となる
ように除湿乾燥させてもよい。また、ミキシング及びペ
レット化を、窒素ガス、炭酸ガス等の反応性の乏しいガ
スや、ヘリウムガス等の不活性ガスの置換雰囲気下で行
なうと、ポリフッ化ビニリデン系樹脂の分子量変動が抑
えられ、好ましい場合が多い。なおミキシングブレンド
により、得られるペレットの体積電気抵抗値が変動する
場合があるので注意を要する。こうして得られた配合物
は前記したと同様の反応性の乏しいガスや不活性ガス中
で乾燥せしめると一層好ましい場合が多い。またミキシ
ング及びペレット化は低温で行なうほうが好ましい。必
要ならば滑剤を添加すると分子量低下が防止できる場合
が多いが、特に滑剤を添加しなくてもよい。
【0014】次いで、ブレンドされ、必要ならばペレッ
ト化された原料をチューブ状フィルムに成膜する。本発
明に云うフイルムには、シート状の厚手のものも包含さ
れる。成膜方法は特に制限されないが、環状ダイスから
の押出成膜法が好ましい。環状ダイスから押出成膜する
際、定径、定厚等の寸法精度を得るためには、インサイ
ドもしくはアウトサイドマンドレル等のサイジング部に
より規制するのが望ましい。こうしたサイジング部の冷
却温度は特に重要であり、冷却水の温度、サイジング部
の材質などをポリフッ化ビニリデン系樹脂の種類や電気
抵抗値、膜厚等に合せて慎重に選ぶことが望ましい。こ
のような選択によってチューブの成膜性を向上させると
同時にサイジング部表面に付着する分解モノマーの付着
量を低減できる等好ましい場合が多い。本発明に係る製
造方法においてはサイイジング筒状態に循環する冷却水
の温度は特に制限はないが、通常では0〜90℃、好ま
しくは20〜60℃が望ましい。押出されたチューブ状
フィルムは、折目がつかない状態で引き取るのが好まし
い。例えば、軟質の押え爪部を有するキャタピラーコン
ベアー対を用いて、折目が残らない程度に軽く押えつけ
ながら引き取るキャタピラー方式が好ましい方法として
例示できる。引き取りは、このようにチューブとの接触
面積を多くして、折目がつかないように引き取るいわゆ
る長時間隔保持方式が望ましい場合が多い。
【0015】得られるフィルムの体積電気抵抗値は、主
にブレンドする導電性フィラーの量によって決定される
が、フィルム各部の体積電気抗値は成膜条件によっても
相当に変動する。従って、体積電気抵抗値を所定の値に
コントロールすると共に、フィルム各部の体積電気抵抗
値の変動幅を一定値以内にするためには、成膜条件に充
分な注意を要する。例えば押出し成膜を行なう際には、
ブレンドされた原料の流動性、粘度等や押出機内でかか
る圧力、その他の要因により変動する場合があるので、
スクリューの形状、押出量、温度制御等を精度よく行な
うことが望ましい。この際、押出機内の圧力をコントロ
ールするためにはギヤーポンプを介してポリフッ化ビニ
リデン系樹脂を押出機に投入してもよい。かかるギヤー
ポンプは溶融状の樹脂を定量的にダイスに導くものであ
ればよく、市販のものを使用できる。
【0016】殊に、この体積電気抵抗値の変動は、一般
的に押出方向(チューブの軸方向)に対し直角方向(チ
ューブの円周方向)に大きくなる傾向を示すので、特に
制限はないが、押出時、例えば環状ダイスにおける温度
コントロールを細部に行なうが好ましい。例えばダイス
の円周方向に段階的にコントロールを行なうのがよい。
より具体的には、例えば、ダイス内での樹脂温度を±1
℃程度、更には±0.5℃程度の精度でコントロールす
ることにより体積電気抵抗値の変動が少ないフィルムが
成膜できる。
【0017】本発明者の研究によれば、良好な電気的特
性を有する継目のない半導電性ベルトを得るためには、
ベルトの体積電気抵抗値を10〜1017Ω・cm、
好ましくは1010〜1015Ω・cmの範囲にすると
共に、ベルト各部における体積電気抵抗値の最大値が最
小値の1〜100倍、好ましくは1〜10倍の範囲にす
る必要があることが判明した。またベルトの厚さ変動も
体積電気抗値に影響を与えるので、厚み精度のコントロ
ールにも注意を要する。
【0018】より高度な寸法精度が要求される場合に
は、例えば、押出成膜後、定寸ガイドで規制したり、延
伸を行なう等により寸法精度の向上に適した方法を採用
してもよい。延伸を行なう場合には、縦、横(チューブ
の軸方向及び円周方向)の延伸倍率の程度により、導電
性カーボンの相互の接触状態の分布が変り体積電気抗値
が変動するので、予め条件を正確に設定しておくことが
望ましい。延伸倍率は、例えば縦、横各々3〜5%を例
示できる。また延伸温度は、60〜180℃、好ましく
は120〜150℃を例示できるが、延伸倍率、延伸温
度は上記範囲に限定されないことは勿論である。
【0019】導電性フィラーの凝集により、フィルム表
面の平滑性等の表面精度が低下する場合には、ポリフッ
化ビニリデン系樹脂が溶融状態の時に用いる押出機中の
フィルターに注意を要することもある。かかるフィルタ
ーは10〜20μメッシュのバスケットタイプ、5〜2
0μメッシュのリーフタイプのフィルター等を通常押出
機中のスクリューとヘッドとの間に設けるものを例示で
きるが、フィルタ−の種類、メッシュの値は特に制限は
ない。また、必要に応じ、適当な平滑性材料、例えばシ
リコンオイル、4フッ化エチレン系重合体等を配合する
ことにより、表面張力が改善され、表面精度の向上に役
立つこともある。平滑性材料の配合量は特に制限されな
いが、通常は使用原料の全重量にたいし0.1〜3.0
重量%程度とすればよい。
【0020】以上のような条件で製造することにより、
体積電気抵抗値のバラツキを少なくコントロールするこ
とができ、かつ、良好な表面の平滑性を維持でき、加え
て径、厚さ等の寸法精度に優れたチューブ状フィルムの
製造が可能となる。勿論、電気抵抗値、寸法精度等にこ
だわらない場合は、どのようにチューブ状にフィルム化
しても自由であるが、複写機器等における映像機能性ベ
ルト、メモリー機能、静電コントロール機能、搬送等に
用いる場合は、上記各性能を供えることが望ましい場合
が多い。
【0021】このようにして得られるチューブ状フイル
ムを、軸方向(機械方向、押出方向)に対し直角方向
(円周方向)に、所定の長さで順次輪切り状に切断する
ことにより、本発明の継目のない導電性ベルトを得るこ
とができる。ベルトの幅は、切断長さを変えるだけで任
意に調整でき、便利である。
【0022】本発明は転写ベルトの導電性基体として用
いると最も好ましいが、その他あらゆる方面に広範な用
途が期待され、特に制限を受けるものでない。
【0023】以下本発明を実施例で説明する。
【0024】
【実施例】
【0025】実施例1 ポリフッ化ビニリデン系樹脂95重量%及びアセチレン
ブラック5重量%を、窒素ガス雰囲気中でハイブリゼイ
ションシステムによりブレンドし、得られたブレンド物
を引き続き窒素ガス雰囲気中で2軸スクリューを有する
押出機を用いてペレット状原料に作製した。このペレッ
ト状原料をL/D=29の65mmφ押出機に投入し、
ギヤーポンプを通じてスパイラル環状ダイスに導き、ス
リット口から直下にチューブ状に溶融押出した。次い
で、内径520mmの浸水式真空水冷槽におけるサイジ
ングスリーブによりチューブ状フィルムを規制して冷却
し、幅50mmのニップロールを12個用いることによ
り中間部のみニップし、折目を作らないように引き取
り、厚さ150μ、直径500mmのチューブ状フィル
ムを成膜した。次に130℃温度下で縦方向及び円周方
向に各々3%延伸したチューブ状フィルムを得た。この
際、4分割ヒーターを環状ダイスの円周方向に段階的に
配置し、環状ダイス内の温度を200±0.5℃にコン
トロールした。更に、押出機のスクリュー先端とダイス
との間には20μメッシュのバスケット状ステンレス製
フィルターを装着した。こして得たチューブ状フィルム
を軸方向と直角方向(円周方向)に350mm間隔の長
さに切断して、外径515mm,厚さ136.5μの継
目が無い半導電性ベルトを得た。このベルトの体積電気
低抗値は100V電圧を印加した時に1×1014〜1
×1015Ω・cmの範囲であった。この際、ベルト各
部における体積電気低抗値の最大値は最小値の10倍で
あった。
【0026】実施例2 ポリフッ化ビニリデン系樹脂92重量%、アセチレンブ
ラック5重量%、チタン酸ブラック3重量%をハイブリ
ゼイションシステムによりブレンドし分散させ、実施例
1と同様にして半導電性ベルトを得た。このベルトの体
積電気抵抗値は100Vの電圧を印加した時に5×10
13〜1×1014Ω・cmの範囲であった。ベルト各
部における体積電気低抗値の最大値は最小値の2倍であ
った。
【0027】実施例3 ポリフッ化ビニリデン系樹脂85重量%にアセチレンブ
ラック5重量%、タルク(平均粒径2〜3μ)10重量
%をハイブリゼイションシステムによりブレンドし分散
させ、実施例1と同様にして半導電性ベルトを得た。こ
のベルトの体積電気抵抗値は100V電圧を印加した時
に1×1013〜1×1014Ω・cmの範囲にあり、
ベルト各部における体積電気低抗値の最大値は最小値の
10倍である耐久性、クリープ特性も優れた半導電性ベ
ルトであった。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る半導電性ベルトは電気的特
性に優れ、継目を有しないため、継目が原因となる破損
が生ずることもなく、耐久性に優れた強靭なものであ
る。さらに耐熱性にも優れているため、今後各分野への
適用が期待できる。例えば、複写機等の映写機能性ベル
トとして使用すると画像の乱れ、寸法変形なども発生せ
ず、その効果は顕著である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−255332(JP,A) 特開 平3−89357(JP,A) 特開 平2−106530(JP,A) 特開 平1−309083(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 29/00 B29C 47/20 G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフッ化ビニリデン系樹脂とカーボン
    ブラックとを配合して成る材料を、押出機中のスクリュ
    ーとヘッドの間に設けた5〜20μメッシュのフィルタ
    ーにより前記カーボンブラックの凝集を防ぎ、かつ環状
    ダイスの円周方向に配置した分割ヒーターによって樹脂
    温度を±1℃程度の精度でコントロールしつつ、チュー
    ブ状に押出し製膜し、軸方向と直角方向に所定長さに切
    断して得られるベルトであって、ベルトの各部における
    体積抵抗値が10〜1017Ω・cmの範囲にあると
    共に、前記体積抵抗値の最大値が最小値の1〜10倍の
    範囲にあることを特徴とするシームレス状半導電性ベル
    トの製造方法。
  2. 【請求項2】 削除
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