JP5092337B2 - 無端ベルト及びその製造方法、画像形成装置、中間転写ベルト、転写搬送ベルト、並びに、搬送装置 - Google Patents
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Description
請求項1に係る発明は、
第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする無端ベルトである。
前記第1組成物に対する前記第2組成物の含有比率が、膜厚方向で線形的に変化してなることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルトである。
第1組成物を含む第1塗工液と第1組成物とは異なる第2組成物を含む第2塗工液とを、吐出量をそれぞれ相対的に変化させつつ被塗布物上に吐出して塗膜を形成する工程を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする無端ベルトの製造方法。
前記第1塗工液及び前記第2塗工液の吐出の方式が、インクジェット方式であることを特徴とする請求項3に記載の無端ベルトの製造方法である。
請求項1又は請求項2に記載の無端ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置である。
第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する前記導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする中間転写ベルトである。
第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料を少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なることを特徴とする転写搬送ベルトである。
請求項1又は請求項2に記載の無端ベルトを備え、該無端ベルトにより被搬送物を搬送することを特徴とする搬送装置である。
また、請求項1に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、電荷の蓄積しやすい明確な界面が存在しないため、ベルトに対して印加する印加電圧、温度・湿度など環境により放電させる量が異なることがなく、抵抗値の大きなバラツキが生じるこがなくなる、といった効果を奏する。また、層間剥離が生じ難いので、電気特性が長期に渡り安定する、といった効果を奏する。
更に、請求項1に係る発明によれば、本構成を有しない場合に比べ、層間剥離が生じやすい明確な界面が存在し難いため、異なる樹脂種の積層体でも、当該層間剥離が良好に防止される、といった効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る無端ベルトを示す概略構成図である。図2は、第1実施形態に係る無端ベルトにおける各組成物の膜厚方向の含有比率分布を示す概念図である。図3は、第1実施形態に係る無端ベルトにおける導電剤の膜厚方向の含有比率分布を示す概念図である。図4は、第1実施形態に係る無端ベルトにおける各樹脂材料の膜厚方向の含有比率分布を示す概念図である。
ポリアミック酸構造を含むポリマーは、ポリイミド前駆体となり得るポリマーであり、ポリアミック酸、ポリアミック酸−ポリイミド共重合体が挙げられる。
ポリアミック酸の製造に用いられ得るテトラカルボン酸二無水物としては、特に制限はなく、芳香族系、脂肪族系いずれの化合物も使用できる。
次にポリアミック酸の製造に用いられ得るジアミン化合物は、分子構造中に2つのアミノ基を有するジアミン化合物であれば特に限定されない。
これらのジアミン化合物は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
ポリアミック酸としては、望ましくは、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族系ジアミンと含むものが好ましい。
このポリアミック酸の生成反応に使用される有機極性溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンの如き芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。
ポリアミック酸溶液の固形分濃度は特に規定されるものではないが、例えば5質量%以上50質量%以下が好ましく、さらに10質量%以上30質量%以下が好ましい。
ポリアミック酸重合時の反応温度としては、例えば0℃以上80℃以下の範囲で行われる。
ポリアミック酸−ポリイミド共重合体は、上記ポリアミック酸を加熱処理してイミド化する方法、又は脱水剤及び/又は触媒を作用させる化学的イミド化方法により、ポリアミック酸中のポリアミック酸構造の少なくとも一部を脱水閉環反応によってイミド基に転換して得られる。
塗工溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンの如き芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。
3級アミンは、イミド化反応の触媒と働くものであり、例えば、ピリジン、ピコリン、コリジン、ルチジン、キノリン、イソキノリン、トリエチルアミンから選ばれる1種又は2種以上を好適に使用することができる。
カルボン酸無水物は、イミド化反応時の脱水剤として働き、イミド化反応を促進するものである。カルボン酸無水物としては、無水酢酸、トリフルオロ酢酸無水物、プロピオン酸無水物、ブタン酸無水物及びシュウ酸無水物などが挙げられ、これらの中でも無水酢酸が好適である。これらは、1種類又は2種類以上用いてもよい。
酸性カーボンブラックは、カーボンブラックを酸化処理することで、表面にカルボキシル基、キノン基、ラクトン基、水酸基等を付与して製造することができる。この酸化処理は、高温(例えば、300℃以上800℃以下)雰囲気下で、空気と接触され、反応させる空気酸化法、常温(例えば25℃、以下同様)下で窒素酸化物やオゾンと反応させる方法、及び高温(例えば300以上800℃以下)下での空気酸化後、低い温度(例えば20以上200℃以下)下でオゾン酸化する方法などにより行うことができる。
酸性カーボンブラックは、導電性粉末としての添加量を高くしてもよい。
・組成物A−組成物B層(この単独層)
・組成物A/組成物A−組成物B層
・組成物A−組成物B層/組成物B層
・組成物A層/組成物A−組成物B層/組成物B−組成物C層/組成物C
図7は、第2実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。第2実施形態に係る画像形成装置は、中間転写ベルトとして上記第1実施形態に係る無端ベルトを適用した形態である。
図8は、第3実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。第3実施形態に係る画像形成装置は、転写搬送ベルトとして上記第1実施形態に係る無端ベルトを適用した形態である。
N−メチル−2−ピロリドン(以下NMPと略す)800g中に、ジアミン化合物として4,4‘−ジアミノジフェニルエーテル(以下ODAと略す)81.00g(404.6ミリモル)を加え、25℃で攪拌させながら溶解した。次いで、テトラカルボン酸二無水物として3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(以下BPDAと略す)119.00g(404.6ミリモル)を徐々に添加した。テトラカルボン酸二無水物の添加・溶解後、反応液の温度を60℃まで加熱して、その後反応液温度を保持したまま20時間重合反応を行った。反応液を、#800のステンレスメッシュを用いてろ過して25℃まで冷却をして溶液粘度10Pa・s(E型粘度計)のポリアミック酸溶液を得た。次いで、得られたポリアミック酸溶液1000gに、ポリビニル−2−ピロリドン(PVP)10gを添加・溶解させた後、導電剤としての乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4:Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%:以下CBと略す)60gを徐々に添加した。ポールミルにて25℃の温度下12時間分散処理することによりカーボンブラックをポリアミック酸溶液に分散した後、#400ステンレスメッシュでろ過して以下の組成のカーボン分散ポリアミック酸溶液を得た。得られたカーボンブラック分散ポリアミック酸溶液は、塗工液(A−1)として用いる。
なお、塗工液(A−1)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=200/800/60
N−メチル−2−ピロリドン800g中に、ジアミン化合物として1,4−ジアミノベンゼン(以下PDAと略す)53.75g(497.1ミリモル)を加え、25℃で攪拌させながら溶解した。次いで、テトラカルボン酸二無水物としてBPDA146.25g(497.1ミリモル)を徐々に添加した。テトラカルボン酸二無水物の添加・溶解後、反応液の温度を60℃まで加熱して、その後反応液温度を保持したまま20時間重合反応を行った。反応液を、#800のステンレスメッシュを用いてろ過して25℃まで冷却をして溶液粘度10Pa・s(E型粘度計)のポリアミック酸溶液を得た。次いで、得られたポリアミック酸溶液1000gに、ポリビニル−2−ピロリドン(PVP)10gを添加・溶解させた後、導電剤としての乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4:Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%:以下CBと略す)60gを徐々に添加した。ポールミルにて25℃の温度下12時間分散処理することによりカーボンブラックをポリアミック酸溶液に分散した後、#400ステンレスメッシュでろ過して以下の組成のカーボン分散ポリアミック酸溶液を得た。得られたカーボンブラック分散ポリアミック酸溶液は、塗工液(A−2)として用いる。
なお、塗工液(A−2)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=200/800/60
N−メチル−2−ピロリドン800g中に、ジアミン化合物としてODA95.72g(478.0ミリモル))を加え、25℃で攪拌させながら溶解した。次いで、テトラカルボン酸二無水物としてピロメリット酸二無水物(以下PMDAと略す)104.28g(478.0ミリモル)を徐々に添加した。テトラカルボン酸二無水物の添加・溶解後、反応液の温度を60℃まで加熱して、その後反応液温度を保持したまま20時間重合反応を行った。反応液を、#800のステンレスメッシュを用いてろ過して25℃まで冷却をして溶液粘度10Pa・s(E型粘度計(東機産業製:RE550L、標準コーンローター使用、回転速度60rpm、25℃で測定))のポリアミック酸溶液を得た。次いで、得られたポリアミック酸溶液1000gに、ポリビニル−2−ピロリドン(PVP)10gを添加・溶解させた後、導電剤としての乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4:Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%:以下CBと略す)60gを徐々に添加した。ポールミルにて25℃の温度下12時間分散処理することによりカーボンブラックをポリアミック酸溶液に分散した後、#400ステンレスメッシュでろ過して以下の組成からなるカーボン分散ポリアミック酸溶液を得た。得られたカーボンブラック分散ポリアミック酸溶液は、塗工液(A−3)として用いる。
なお、塗工液(A−3)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=200/800/60
CBの配合量を0〜50gと変量した以外は塗工液(A−1)と同様にして、塗工液(A−4)〜(A−7)を作製した。
なお、(塗工液(A−4)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=200/800/0
塗工液(A−5)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=200/800/20
塗工液(A−6)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=200/800/40
塗工液(A−7)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=200/800/50
CBの配合量を0〜50gと変量した以外は塗工液(A−2)と同様にして、塗工液(A−8)〜(A−11)を作製した。
なお、塗工液(A−8)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=200/800/0
塗工液(A−9)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=200/800/20
塗工液(A−10)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=200/800/40
塗工液(A−11)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=200/800/50
CBの配合量を0〜50gと変量した以外は塗工液(A−2)と同様にして、塗工液(A−12)〜(A−15)を作製した。
塗工液(A−13)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=200/800/20
(塗工液(A−14)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=200/800/40
(塗工液(A−15)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=200/800/50
−塗工液(B−1)の作製−
NMP950.0gに、塗工液(A−1)53.0gを徐々に添加・希釈して塗工液(B−1)を調整した。
なお、塗工液(B−1)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=10/990/3
使用する塗工液をそれぞれ、(A−2)53.0g、(A−3)53.0g、(A−4)50.0g、(A−5)51.0g、(A−6)52.0g、(A−7)52.5g、(A−8)50.0g、(A−9)51.0g、(A−10)52.0g、(A−11)52.5g、(A−12)50.0g、(A−13)51.0g、(A−14)52.0g、(A−15)52.5g、とする以外は、塗工液(B−1)と同様にして、塗工液(B−2)〜(B−15)を得た。
なお、塗工液(B−2)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=10/990/3(なお、数値は質量部を示す。以下同様である)
塗工液(B−3)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=10/990/3
塗工液(B−4)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=10/990/0
塗工液(B−5)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=10/990/1
塗工液(B−6)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=10/990/2
塗工液(B−7)の組成:ポリアミック酸(BPDA/ODA)/NMP/CB=10/990/2.5
塗工液(B−8)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=10/990/0
塗工液(B−9)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=10/990/1
塗工液(B−10)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=10/990/2
塗工液(B−11)の組成:ポリアミック酸(BPDA/PDA)/NMP/CB=10/990/2.5
塗工液(B−12)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=10/990/0
塗工液(B−13)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=10/990/1
塗工液(B−14)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=10/990/2
塗工液(B−15)の組成:ポリアミック酸(PMDA/ODA)/NMP/CB=10/990/2.5
BPDA:3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物
PMDA:ピロメリット酸二無水物
ODA:4,4‘−ジアミノジフェニルエーテル
PDA:1,4−ジアミノベンゼン
NMP:N−メチル−2−ピロリドン
CB:カーボンブラック
A/A−B型:ポリイミド無端ベルト(C−1)の製造
外径90mm、長さ450mmのSUS材料製円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を周方向に10rpmの速度で回転させながら、円筒型金型端部より塗工液(A−1)を口径1.0mmディスペンサーより吐出しながら、金型上に設置した金属ブレードにて一定圧で押し付けながら塗布を行った。ディスペンサーユニットを円筒型金型の軸方向に一定速度(100mm/分)で移動させることによって円筒型金型上に螺旋状に塗工液を塗布した。塗工液塗布後、ブレードを解除して円筒型金型を2分間回転し続けレベリングを行った。
その後、金型ならびに塗布物を乾燥炉中で150℃空気雰囲気下、10rpmで回転させながら1時間乾燥処理を行った。乾燥後、塗布物より溶媒が揮発することで塗布物は自己支持性を有するベルト基材(ポリアミック酸樹脂成形品)を得た。
得られたベルト基材の端部を切り取り、その膜厚を測定したところ、100μmであった。
得られたポリイミド無端ベルトについて以下に示す方法によって、各種試験を実施した。結果を表6に示す。
ベルト膜厚測定には、サンコー電子社製渦電流式膜厚計CTR−1500Eを用い、同一試料ついて5回測定を行い、その平均値をベルと膜厚とした。
得られたそれぞれのポリイミド無端ベルトを円形電極(三菱油化(株)製ハイレスターIPのURプローブ:円柱状電極の外径Φ16mm、リング状電極部の内径Φ30mm、外径Φ40mm)を用い、22℃/55%RH環境下、電圧100V印加して、抵抗値を測定した。
得られたポリイミドベルトから150mm×15mmの試験片を作製した。ベルト膜厚については、塗工時に条件を様々制御して、80μmになるように調整した。
JIS−C5016に準じて、試験片が破断するまでの往復折り曲げ回数を測定した。同一試料について10回の測定を行い、その平均値をもって耐折性の評価結果とした。測定データとした。測定機は、東洋精機MIT耐揉疲労試験機MIT−DAを使用した。
富士ゼロックス社製DocuCentre Color2220改造機(プロセス速度:250mm/sec、一次転写電流:35μAに改造)を使用し、実施例1で作製した無端ベルトを中間転写ベルトとして搭載して、高温高湿(28℃85%RH)及び低温低湿(10℃15%RH)で、Cyan、Magentaの50%ハーフトーンを富士ゼロックス社製C2紙に出力し、以下の規準で濃度ムラ及び斑点欠陥を目視で評価した。
10枚目の印字サンプルの印字部を3×3=9等分に分割してそれぞれの色度を色彩色度計CR-210(ミノルタ社製)を用いて測定して色度の最大と最小との差である色差ΔEを求めた。
◎:色差ΔEが0.3未満濃度ムラが確認されない。
○:色差ΔEが0.3以上0.5未満
△:色差ΔEが0.5以上1.0未満
×:色差ΔEが1.0以上
10枚目の印字試料の印字部内を目視観察した。
◎:0.5mm未満の大きさの斑点が10個未満。
○:0.5mm未満の大きさの斑点が10個以上50個未満発生する。
△:0.5mm未満の大きさの斑点が50個以上100個未満発生する。又は、0.5mm以上1.0mm未満の大きさの斑点が50個未満発生する。
×:0.5mm未満の大きさの斑点が100個以上発生する。又は、0.5mm以上1.0mm未満の大きさの斑点が50個以上発生する。又は、1.0mm以上の大きさの斑点が1個以上発生する。
表5に従って塗工液の種類、吐出量を変えた以外は実施例1と同様にしてポリイミド無端ベルト(C−2)〜(C−8)を製造した。得られたポリイミド無端ベルトの特性・評価結果については表6に示す。
外径90mm、長さ450mmのSUS材料からなる円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を周方向に10rpmの速度で回転させながら、円筒型金型端部より第1塗工液(A−1)を口径1.0mmディスペンサーより吐出しながら、金型上に設置した金属ブレードにて一定圧で押し付けながら塗布を行った。ディスペンサーユニットを円筒型金型の軸方向に一定速度(100mm/分)で移動させることによって円筒型金型上に螺旋状に第1塗工液を塗布した。第1塗工液塗布後、ブレードを解除して円筒型金型を2分間回転し続けレベリングを行った。
その後、金型ならびに塗布物を乾燥炉中で150℃空気雰囲気下、10rpmで回転させながら1時間乾燥処理を行った。乾燥後、塗布物より溶媒が揮発することで塗布物は自己支持性を有するベルト基材を得た。
得られたベルト基材の端部を切り取り、その膜厚を測定したところ、100μmであった。
表7に従って塗工液の種類、吐出量を変えた以外は実施例9と同様にしてポリイミド無端ベルト(C−10)〜(C−16)を製造した。得られたポリイミド無端ベルトの特性・評価結果については表8に示す。
外径90mm、長さ450mmのSUS材料からなる円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を周方向に10rpmの速度で回転させながら、円筒型金型端部より第1の塗工液(A−1)を口径1.0mmディスペンサーより吐出しながら、金型上に設置した金属ブレードにて一定圧で押し付けながら塗布を行った。ディスペンサーユニットを円筒型金型の軸方向に一定速度(100mm/分)で移動させることによって円筒型金型上に螺旋状に第1の塗工液を塗布した。第1の塗工液塗布後、ブレードを解除して円筒型金型を2分間回転し続けレベリングを行った。
その後、金型ならびに塗布物を乾燥炉中で150℃空気雰囲気下、10rpmで回転させながら1時間乾燥処理を行った。乾燥後、塗布物より溶媒が揮発することで塗布物は自己支持性を有するポリアミック酸樹脂成形品と変化した。
次いで、クリーンオーブン中で、300℃、30分間焼成処理を行い、イミド化反応を進行させた。その後、金型を放冷し、金型から樹脂を取り外し、目的のポリイミド無端ベルト(D−1)を得た。
得られたポリイミド無端ベルトについて実施例に示す方法によって、各種試験を実施した。結果を表9に示す。
表9に従って塗工液の種類を変えた以外は比較例1に倣ってにしてポリイミド無端ベルト(D−2)〜(D−3)を作製した。得られたポリイミド無端ベルトについて同様に試験を行った。結果を表9に示す。
外径90mm、長さ450mmのSUS材料からなる円筒型金型を用意し、その外表面にシリコーン系離型剤を塗布・乾燥処理を行った(離型剤処理)。離型剤処置を施した円筒型金型を周方向に10rpmの速度で回転させながら、円筒型金型端部より第1の塗工液(A−1)を口径1.0mmディスペンサーより吐出しながら、金型上に設置した金属ブレードにて一定圧で押し付けながら塗布を行った。ディスペンサーユニットを円筒型金型の軸方向に一定速度(100mm/分)で移動させることによって円筒型金型上に螺旋状に第1の塗工液を塗布した。塗工液塗布後、ブレードを解除して円筒型金型を2分間回転し続けレベリングを行った。
その後、金型ならびに塗布物を乾燥炉中で150℃空気雰囲気下、10rpmで回転させながら1時間乾燥処理を行った。乾燥後、塗布物より溶媒が揮発することで塗布物は自己支持性を有するベルト基材を得た。
表9に従って塗工液の種類を変えた以外は比較例4と同様にしてポリイミド無端ベルト(D−5)〜(D−10)を作製した。得られたポリイミド無端ベルトについて同様に試験を行った。結果を表9に示す。
実施例1で作製した無端ベルトを図3の装置における記録紙搬送ベルトとして組み込んで富士ゼロックス製C2紙を用いて画像形成評価をおこなったところ問題なく良好な画像を形成することが出来た。
第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有することを特徴とする無端ベルトにおいて、
(1)前記第1組成物を少なくとも含む第1層と、
前記第1層上に形成される第2層であって、前記第1組成物及び前記第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1層側から遠ざかるにしたがって前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で連続的に増加する第2層と、
を有する無端ベルトとすることで第1層と第2層との界面が明確に存在せず、当該界面での接合性の低下が起こらず、層間剥離が防止され力学的に強固なベルトとなる、といった効果を奏する。
前記第1層上に形成される第2層であって、前記第1組成物及び前記第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1層側から遠ざかるにしたがって前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で連続的に増加する第2層と、
前記第2層上に形成される第3層であって、前記第2組成物を少なくとも含む層をさらに有する無端ベルトとすることで第1層と第2層と第3層の界面が明確に存在せず、当該界面での接合性の低下が起こらず、層間剥離が防止され力学的に強固なベルトとなる、といった効果を奏する。
前記ベルト基材上に形成される第1層であって、前記ベルト基材を構成する組成物と同一の第1組成物を少なくとも含む第1層と
前記第1層上に形成される第2層であって、前記第1組成物及び前記ベルト基材を構成する組成物と異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1層側から遠ざかるにしたがって前記第1組成物に対する前記第2組成物の含有比率が膜厚方向で増加してなる層と、を有する無端ベルトとすることでベルト基材と第1層と第2層と界面が明確に存在せず、当該界面での接合性の低下が起こらず、層間剥離が防止され力学的に強固なベルトとなる、といった効果を奏する。
前記ベルト基材上に形成される第1層であって、前記ベルト基材を構成する組成物と同一の第1組成物を少なくとも含む第1層と
前記第1層上に形成される第2層であって、前記第1組成物及び前記ベルト基材を構成する組成物と異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1層側から遠ざかるにしたがって前記第1組成物に対する前記第2組成物の含有比率が膜厚方向で増加してなる層と、を有し、前記第2層上に形成される第3層であって、前記第2組成物を少なくとも含む第3層をさらに有する無端ベルトとすることでベルト基材と第1層と第2層と第3層の界面が明確に存在せず、当該界面での接合性の低下が起こらず、層間剥離が防止され力学的に強固なベルトとなる、といった効果を奏する。
前記第1塗工液を被塗布物上に吐出して第1塗膜を形成する第1工程と、
前記第2塗工液の吐出を開始しつつ前記第1塗工液の吐出量を減じると共に、これに応じて前記第2塗工液の吐出量を増加させて、第2塗膜を形成する第2工程と、
を有する無端ベルトの製造方法とすることで、第1塗膜と第2塗膜との明確な界面が明確に存在せず、各塗膜から得られる層間の界面での接合性の低下も起こらず、層間剥離が生じず力学的に強固なベルトとなる、といった効果を奏する。
前記ベルト基材を構成する組成とは異なる第2組成物を含む第2塗工液の吐出を開始しつつ前記第1塗工液の吐出量を減じると共に、これに応じて前記第2塗工液の吐出量を増加させて、第2塗膜を形成する第2工程と、
を有することを特徴とする無端ベルトの製造方法とすることで、ベルト基材と第1塗膜と第2塗膜との明確な界面が明確に存在せず、ベルト基材も含め各塗膜から得られる層間の界面での接合性の低下が起こらず、層間剥離が防止され力学的に強固なベルトが得られる、といった効果を奏する。
12A 第1吐出ヘッド
12B 第2吐出ヘッド
14 保持体
50 無端ベルト
52 ベルト基材
54 表面層
54A P層
54B Q層
54C R層
101 感光体ドラム
102 中間転写体
103 記録媒体
105〜108 現像器
109 コロナ放電器
113 給紙部
114 剥離爪
115 搬送ベルト
116 クリーニング装置
117 ロール
120 加熱転写ロール
121〜124 転写バッフル
125 プレッシャーロール
126 フィードローラ
Claims (8)
- 第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする無端ベルト。
- 前記第1組成物に対する前記第2組成物の含有比率が、膜厚方向で線形的に変化してなることを特徴とする請求項1に記載の無端ベルト。
- 第1組成物を含む第1塗工液と第1組成物とは異なる第2組成物を含む第2塗工液とを、吐出量をそれぞれ相対的に変化させつつ被塗布物上に吐出して塗膜を形成する工程を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする無端ベルトの製造方法。
- 前記第1塗工液及び前記第2塗工液の吐出の方式が、インクジェット方式であることを特徴とする請求項3に記載の無端ベルトの製造方法。
- 請求項1又は請求項2に記載の無端ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置。
- 第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する前記導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする中間転写ベルト。
- 第1組成物及び第1組成物とは異なる第2組成物を少なくとも含み、且つ前記第1組成物に対する第2組成物の含有比率が膜厚方向で変化してなる層を有し、前記第1組成物と第2組成物とは、樹脂材料と導電剤とを少なくとも含む組成物であって当該樹脂材料の種類が互いに異なり、前記樹脂材料に対する前記導電剤の含有比率が互いに異なることを特徴とする転写搬送ベルト。
- 請求項1又は請求項2に記載の無端ベルトを備え、該無端ベルトにより被搬送物を搬送することを特徴とする搬送装置。
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