JP4285332B2 - ポリイミド無端ベルト、及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
(1) 少なくとも、ポリアミック酸構造を含むポリマーと3級アミンと溶媒とを含有するポリアミック酸組成物をイミド化して得られるポリイミド無端ベルトにおいて、
3級アミンの初期添加量がポリアミック酸構造を含むポリマー100重量部に対して5〜100重量部、溶媒の初期添加量がポリアミック酸構造を含むポリマー100重量部に対して60〜95重量部であり、
且つイミド化焼成後の3級アミンの残留量が初期添加量に対して1〜5重量%、残留溶媒量が初期添加量に対して5重量%以上であることを特徴とするポリイミド無端ベルト。
(7) 前記イミド化焼成後の3級アミンの残留量が初期添加量に対して2〜4重量%、前記残留溶媒量が初期添加量に対して6〜9重量%である(1)から(6)のいずれか1項に記載のポリイミド無端ベルト
[ポリイミド無端ベルト]
本発明のポリイミド無端ベルトは、イミド化焼成後の3級アミンの残留量を初期添加量に対して1〜5重量%、残留溶媒量を初期添加量に対して5重量%以上としている。
ポリアミック酸組成物は、少なくとも、ポリアミック酸構造を含むポリマーと、塗工溶媒と、触媒としての3級アミンと、を含有して構成されている。また、必要に応じて、カルボン酸無水物、導電剤などの添加物を含むこともできる。
ポリアミック酸構造を含むポリマーは、ポリイミド前駆体となり得るポリマーであり、ポリアミック酸、ポリアミック酸−ポリイミド共重合体が挙げられる。
ポリアミック酸の製造に用いられ得るテトラカルボン酸二無水物としては、特に制限はなく、芳香族系、脂肪族系いずれの化合物も使用できる。
次にポリアミック酸の製造に用いられ得るジアミン化合物は、分子構造中に2つのアミノ基を有するジアミン化合物であれば特に限定されない。
これらのジアミン化合物は単独で又は2種以上組み合わせて用いることができる。
ポリアミック酸としては、好ましくは、成型体の強度の観点から、芳香族テトラカルボン酸二無水物と芳香族系ジアミンとからなるものが好ましい。
このポリアミック酸の生成反応に使用される有機極性溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンのような芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。
ポリアミック酸溶液の固形分濃度は特に規定されるものではないが、5〜50重量%が好ましく、さらに10〜30重量%が好ましい。固形分濃度が5重量%未満であるとポリアミック酸の重合度が低く、最終的に得られる成型体の強度が低下する。また、重合時の固形分濃度が、50重量%より高いと反応時に原料モノマーの不溶部が生じてしまい反応がほとんど進行し得ない。その結果、最終的に得られる成型体の強度が低下する。
ポリアミック酸重合時の反応温度としては、0℃〜80℃の範囲で行われる。反応温度が0℃以下であると、溶液の粘度が高くなり、反応系の攪拌が十分に行うことができなくなるためである。また、反応温度が80℃より高くなると、ポリアミック酸の重合と平行して、一部イミド化反応が起こるため、反応制御の点で問題が生じる。
ポリアミック酸−ポリイミド共重合体は、上記ポリアミック酸を加熱処理してイミド化する方法/又は脱水剤及び/又は触媒を作用させる化学的イミド化方法により、ポリアミック酸中のアミック酸基の一部を脱水閉環反応によってイミド基に転換して得られる。
塗工溶媒としては、例えば、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジエチルホルムアミドなどのホルムアミド系溶媒、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジエチルアセトアミドなどのアセトアミド系溶媒、N−メチル−2−ピロリドン、N−ビニル−2−ピロリドンなどのピロリドン系溶媒、フェノール、o−、m−、又はp−クレゾール、キシレノール、ハロゲン化フェノール、カテコールなどのフェノール系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソラン等のエーテル系溶媒、メタノール、エタノール、ブタノール等のアルコール系溶媒、ブチルセロソルブ等のセロソルブ系あるいはヘキサメチルホスホルアミド、γ−ブチロラクトンなどを挙げることができ、これらを単独又は混合物として用いるのが望ましいが、更にはキシレン、トルエンのような芳香族炭化水素も使用可能である。溶媒は、ポリアミック酸及びポリアミック酸−ポリイミド共重合体を溶解するものであれば特に限定されない。
3級アミンは、前述のようにイミド化反応の触媒と働くものであり、例えば、ピリジン、ピコリン、コリジン、ルチジン、キノリン、イソキノリン、トリエチルアミンなどの3級アミンを用いることができるが、中でもピリジン、ピコリン、キノリン、イソキノリン、トリエチルアミンから選ばれる1種又は2種以上を好適に使用することができる。
導電剤としては、電性もしくは半導電性の微粉末が使用でき、所望の電気抵抗を安定して得ることができれば、導特に制限はないが、ケッチエンブラック、アセチレンブラック等のカーボンブラック、アルミニウムやニッケル等の金属、酸化錫等の酸化金属化合物、チタン酸カリウム等が例示できる。そしてこれらを単独、あるいは併用して使用してもよい。本発明では、樹脂中への分散性がよいので、良好な分散安定性が得られ、半導電性ポリイミド無端ベルトの抵抗バラツキを小さくすることができるとともに、電界依存性も小さくなり、転写電圧による電界集中がおきずらくなる電気抵抗の経時での安定性より、pH5以下の酸化処理カーボンブラックを好ましくは添加することがよい。
酸化処理カーボンブラックは、カーボンブラックを酸化処理することで、表面にカルボキシル基、キノン基、ラクトン基、水酸基等を付与して製造することができる。この酸化処理は、高温雰囲気下で、空気と接触され、反応させる空気酸化法、常温下で窒素酸化物やオゾンと反応させる方法、及び高温下での空気酸化後、低い温度下でオゾン酸化する方法などにより行うことができる。具体的には、酸化処理カーボンブラックは、コンタクト法により製造することができる。このコンタクト法としては、チャネル法、ガスブラック法等が挙げられる。また、酸化処理カーボンブラックは、ガス又はオイルを原料とするファーネスブラック法により製造することもできる。必要に応じて、これらの処理を施した後、硝酸などで液相酸化処理を行ってもよい。なお、酸性カーボンブラックは、コンタクト法で製造することができるが、密閉式のファーネス法によって製造するのが通常である。ファーネス法では通常高pH・低揮発分のカーボンブラックしか製造されないが、これに上述の液相酸処理を施してpHを調整することができる。このためファーネス法製造により得られるカーボンブラックで、後工程処理によりpHが5以下となるように調節されたカーボンブラックも、本発明に含まれるとみなす。
酸化処理カーボンブラックは、一般的なカーボンブラックに比べ、前述したように表面に存在する酸素含有官能基の効果により、樹脂組成物中への分散性がよいため、導電性微粉末としての添加量を高くすることが好ましい。これにより、半導電性ポリイミド無端ベルト中のカーボンブラックの量が多くなるため、上記電気抵抗値の面内バラツキを押えることができる等の酸化処理カーボンブラックを用いることの効果を最大限発揮することができる。
本発明のポリイミド無端ベルトは、最大厚みと最小厚みの差が大きすぎるとシワ寄りの原因となる。ベルトのシワ寄りは、転写や定着を行った際に画質の低下を誘起するため、可能な限り低減する必要がある。この点から、ポリイミド無端ベルトの最大厚みと最小厚みの差は、ポリイミド無端ベルトの平均厚みの20%以下であることが望ましい。なお、「ベルトの厚み」とは、ベルトと5mm2以上の面積で接触した平板間の距離を測定する厚み計で測定できる厚みのことであり、ベルト表面に特異的に存在する幅50μm以下の突起物の高さを無視したものである。
次に、本発明のポリイミド無端ベルトを成形する具体的方法について一例を示す。
まず、テトラカルボン酸二無水物成分とジアミン成分を有機溶媒中で重合反応させて得られたポリイミド樹脂の前駆体であるポリアミック酸溶液をメタノールなどの貧溶媒中に添加してポリアミック酸を析出させ再沈殿精製する。析出したポリアミック酸ろ別した後、N−メチル−2−ピロリドンなどの溶媒に再溶解させ、ポリアミック酸溶液を得る。
本発明の画像形成装置は、前記本発明のポリイミド無端ベルトを備える、電子写真方式などの画像形成装置である。
なお、2次転写部のこれら2つの給紙手段が設けられた側と反対側(記録シート16が排出される側)には、トナー像が転写された記録シート16を搬送する搬送ベルト24と、搬送ベルト24により搬送された記録シート16を定着処理する定着装置25と、定着処理を得た後の画像が形成された記録シート16を機外へ排出する排出トレイ60とが設けられている。なお、定着装置25としては、ベルト・ベルト方式やベルト・ロール方式などの定着ベルトを利用した公知のベルトニップ方式の定着装置が適用される。
(合成例1:ポリアミック酸溶液の調整)
攪拌棒、温度計、滴下ロートを取り付けたフラスコ中に、五酸化リンによって乾燥した窒素ガスを通じ、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物29.42g(0.1モル)とN−メチル−2−ピロリドン117.68gを注入した。十分攪拌・溶解した後、4,4‘−ジアミノジフェニルエーテル20.02g(0.1モル)をN−メチル−2−ピロリドン80.08gに溶解させた溶液を10℃に保持したフラスコ内に徐々に滴下した。ジアミン溶液滴下後10〜15℃にて攪拌・重合を行った。反応溶液を大量のメタノール中に注ぎ、再沈殿精製を行った。析出した白色ポリマーをろ別・乾燥した後、N−メチル−2−ピロリドンに再溶解させて20重量%ポリアミック酸溶液を得た。
ポリアミック酸溶液200g中に、β−ピコリン(沸点144℃)4.0g(ポリアミック酸に対して10重量%)を加えて溶解させた後、ポリアミック酸組成物(A)を得た。
ポリアミック酸溶液200g中に、β−ピコリン4.0g(ポリアミック酸に対して10重量%)を加えて溶解させた後、乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4(Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%)8.0gを添加して、ボールミルにて6時間で処理して、カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物(a)を得た。
ポリアミック酸溶液200g中に、β−ピコリン(沸点144℃)4.0g(ポリアミック酸に対して10重量%)と、無水酢酸4.0g(ポリアミック酸に対して10重量部)を加えて溶解させた後、ポリアミック酸組成物(B)を得た。
ポリアミック酸溶液200g中に、β−ピコリン4.0g(ポリアミック酸に対して10重量%)と、無水酢酸4.0g(ポリアミック酸に対して10重量部)を加えて溶解させた後、乾燥した酸化処理カーボンブラック(SPECIAL BLACK4(Degussa社製、pH4.0、揮発分:14.0%)8.0gを添加して、ボールミルにて6時間で処理して、カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物(b)を得た。
得られたポリアミック酸組成物(A)を、内径90mm、長さ450mmの円筒状SUS製金型表面に均一に塗布した。なお、この円筒状金型には、表面にフッ素系の離型剤を予め塗布することで、ベルト成形後の剥離性を向上させた。次に、金型を回転させながら、温度120℃の条件で、30分間乾燥処理を行った。乾燥後の膜の一部を長さ1cm、幅1cmに切り取り、日本電子(株)社製熱分解ガスクロマトグラフィーJMS−Automass20型により膜中に残存しているβ−ピコリン量を定量したところ、初期添加量に対して60重量%であった。
得られたポリイミド無端ベルトから試験片を切り出しFT−IR(堀場製作所製顕微FT−IR分光器FT−530)により測定を行った。400℃焼成品をイミド化率100%として、1776cm-1のイミド基に由来するカルボニル基の伸縮ピークと1500cm-1の芳香環の振動ピークとの比により求めた。
得られたポリイミド無端ベルトから、長さ10cm、幅10cmの試験片をランダムに10箇所切りだし、フィルム厚み計(TECLOCK CORPORATION製定圧厚さ測定器PG−02)を用いて、各試料で中心と四隅の5点の厚みを測定し、それらの平均値をベルト厚みとした。
引張り強度は、引張り試験機(アイコーエンジニアリング株式会社製1605N)にて測定した。打ち抜き成型機を使用して、長さ100mm、幅5mmの試験片を作製し、40mm長で引張り試験を行った。
得られたベルトの外観を、目視観察し、以下のように評価を行った。
○:まったくボイドの発生が見られず、膜の均一性に優れる。
○〜△:ボイドの発生がやや見られるが、実用には問題ない。
△:ボイドの発生が見られ、実用にはやや支障がある。
×:ボイドが多発し、実用できない。
得られたポリイミド無端ベルトの表面状態を調べるため、表面粗さRaを測定した。この表面粗さRaの測定は、表面粗さ計サーフコム1400A(東京精密社製)を用いて、JIS B0601−1994に準拠し、評価長さLnを4mm、基準長さLを0.8mm、カットオフ値を0.8mmとした測定条件で行った。
調整例1、3で調整したポリアミック酸組成物(A)、(B)を用いて、表1に示すように乾燥温度、焼成温度を変更して製造例1と同様にしてポリイミド無端ベルトを作製した。得られたポリイミド無端ベルトの特性等は表1に示す。いずれの条件で得られたベルトも、製造例1と同様の好適な特性を備えていることが確認された。
調整例2、4で作製したカーボンブラックを含むポリアミック酸組成物(a)を用いて製造例1にならって半導電性ポリイミド無端ベルトを作製した。得られた半導電性ポリイミド無端ベルトについて、製造条件とベルト特性を表2に、電子写真機搭載試験の結果を表3に示す。本条件で得られた半導電性ポリイミド無端ベルトは、力学特性、電気特性に優れ電子写真装置に搭載した際に中間転写ベルトとして好適な特性を備えていることが確認された。
得られたポリイミド無端ベルトから10×10cm2の試験片を切りだし、アドバンテック社製の超高抵抗測定装置(デジタル超高抵抗/微小電流計R8340A)でその体積抵抗値を測定した。
得られたポリイミド無端ベルトを富士ゼロックス社製電子写真装置DocuCentreColor400CP中間転写ベルトして組み込み、初期複写画質の評価を行った。複写画質の評価項目として、印字ズレの有無、印字濃度ムラの有無、ゴーストの有無等を評価した。また、50000枚通紙テスト後の画質を同様に評価した。通紙試験中の紙詰まりや用紙の複数枚送りなどの装置トラブルの評価も行った。通紙試験の前後でのベルト長を測定し、実機使用でのベルト耐久性を評価比較した。これらの試験結果を表3に示す。
(調整例5:ポリアミック酸組成物(X)の調整)
合成例1で得られたポリアミック酸溶液を、ポリアミック酸組成物(X)とした。
ポリアミック酸組成物(X)に、ポリアミック酸組成物(a)と同様に酸化処理カーボンブラックを添加、分散して、カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物(x)を得た。
ポリアミック酸組成物(A)、(B)、(X)ならびにカーボンブラック分散ポリアミック酸組成物液(a)、(b)、(x)を用い、表4、表5、及び表6に従ってポリイミド無端ベルトを製造した。ポリアミック酸組成物(A)、(B)、(X)を用いて作製されたベルトの特性を表4に、カーボンブラック分散ポリアミック酸組成物液(a)、(b)、(x)を用いて作製された半導電性ポリイミド無端ベルトの特性を表5、表6に示す。
2 画像処理装置
3 ROS
4 回転多面鏡
5 f・θレンズ
6 反射ミラー
7 感光体ドラム
8 スコロトロン
9 現像装置
10 転写前帯電器
11 中間転写ベルト
12 一次転写ロール
13 駆動ロール
14a 従動ロール
14b テンションロール
15 バックアップロール
16 記録シート
17 二次転写ロール
18 給紙カセット
18a フィードロール
19 中間転写ベルトクリーニングユニット
20 感光体クリーニングユニット
21 現像剤収納部
22 搬送ロール
23 レジストロール
24 搬送ベルト
25 定着装置
Claims (6)
- 少なくとも、ポリアミック酸構造を含むポリマーと3級アミンと溶媒とを含有するポリアミック酸組成物をイミド化して得られるポリイミド無端ベルトにおいて、
3級アミンの初期添加量がポリアミック酸構造を含むポリマー100重量部に対して5〜100重量部、溶媒の初期添加量がポリアミック酸構造を含むポリマー100重量部に対して60〜95重量部であり、
且つイミド化焼成後の3級アミンの残留量が初期添加量に対して1〜5重量%、残留溶媒量が初期添加量に対して5重量%以上であることを特徴とするポリイミド無端ベルト。 - 前記ポリアミック酸組成物にさらに無水カルボン酸を含有することを特徴とする請求項1に記載のポリイミド無端ベルト。
- 前記ポリアミック酸組成物にさらに導電剤を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のポリイミド無端ベルト。
- 前記3級アミンが、ピリジン、ピコリン、キノリン、イソキノリン、及びトリエチルアミンから選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のポリイミド無端ベルト。
- 前記イミド化焼成後の3級アミンの残留量が初期添加量に対して2〜4重量%、前記残留溶媒量が初期添加量に対して6〜9重量%である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のポリイミド無端ベルト。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のポリイミド無端ベルトを備えることを特徴とする画像形成装置。
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