JP3777849B2 - 中間体転写体及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の電子写真方式を用いた画像形成装置及びそれに使用される中間転写体に係り、特に潜像担持体に形成したトナー像が一次転写される中間転写体及びこの中間転写体に転写したトナー像を用紙等の記録媒体に転写して再生画像を得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を用いた画像形成装置では、無機又は有機材料で形成された光導電性感光体である潜像担持体上に一様な電荷を形成し、画像信号を変調したレーザー光等で潜像担持体上に静電濳像を形成した後、帯電したトナーで前記静電濳像を現像して可視化したトナー像を形成する。そして、上記トナー像を中間転写体を介して、又は直接記録紙等の記録媒体に静電的に転写することにより所要の再生画像を得る。
【0003】
特に、上記潜像担持体に形成したトナー像を中間転写体に一次転写し、さらに中間転写体上のトナー像を記録紙に二次転写する方式を採用した画像形成装置として、特開昭62-206567号公報等に開示されたものが知られている。
【0004】
この画像形成装置に用いられる中間転写体として、ポリカーボネート樹脂(特開平6-95521 号公報) 、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)(特開平5-200904号公報、特開平6-228335号公報)、ポリアルキレンフタレート(特開平6-149081号公報)、PC(ポリカーボネート)/PAT(ポリアルキレンテレフタレート)のブレンド材料(特開平6-149083号公報)、ETFE(エチレンテトラフロロエチレン共重合体)/PC,ETFE/PAT,PC/PATのブレンド材料(特開平6-149079号公報)等の熱可塑性樹脂の導電性の無端ベルトが提案されている。
【0005】
しかし、ポリカーボネート樹脂、PVDF(ポリフッ化ビニリデン)等の熱可塑性樹脂の導電性材料は機械特性が劣る(ヤング率が24000kg/cm2以下)ために、駆動時の応力に対するベルト変形が大きく、高品質の転写画質が安定して得られない。また、駆動時にベルト端部よりクラックが発生するためにベルトライフが短い。
【0006】
機械特性が優れた材料としては、ポリイミド樹脂を挙げることができ、例えば、特開昭63-311263号公報(特許番号2560727 号)において、カーボンブラックが分散されたポリイミドシームレスベルトが提案されている。
【0007】
上記ポリイミドベルトの一般的な成形方法では、導電剤を分散したポリアミド酸溶液である成膜原液を円筒金型に注入して、例えば、100〜200℃に加熱しつつ500〜2000rpmの回転数で円筒金型を回転させながら、遠心成形法によりフィルム状に成膜する。次いで、得られたフィルムを半硬化した状態で金型から抜き鉄芯に被せ、300℃以上の高温でポリイミド化(ポリアミド酸の閉環)させて本硬化が行われる。
【0008】
また、成膜原液を金属シート上に均一な厚みに流延して、上記と同様に100〜200℃に加熱して溶媒の大半を除去し、その後300℃以上の高温に段階的に昇温して、ポリイミドフィルムを形成して、フィルムの両端を接着剤などで接合して無端ベルトとする方法等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のカーボンブラックが分散されたポリカーボネート、カーボンブラックが分散されたエチレンテトラフロロエチレン共重合体等の熱可塑性樹脂、カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂で形成された中間転写体を10℃、15%RHの低温低湿環境下において用いた場合、葉書等の中間転写体の幅より短い用紙を連続して、3000枚以上転写した後にハーフートーン(マゼンタ30%)の画像を転写すると、図5に示すように、用紙走行部がしろ抜けする。用紙走行部がしろ抜けするのは、図6に示すように、二次転写直後において、ベルト表面は、プラス側に帯電、用紙のベルト側は、マイナス側に帯電しているためベルトと用紙との間で剥離放電が発生し、中間転写体の用紙走行部の表面抵抗率が、周辺部位のそれより低下して、用紙走行部の転写効率が周辺部位の転写効率より低下することが原因である。
【0010】
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、10℃、15%RHの低温低湿環境下において、葉書等の中間転写体の幅より短い用紙を連続して、3000枚以上転写(転写電圧を印加)しても、用紙走行部の表面抵抗率が、周辺部位のそれより低下せず、白抜け等の画質欠陥が発生しない高画質の画像を提供できる中間転写体及び画像形成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、潜像担持体と記録媒体との間に配置され、該潜像担持体上に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体であって、導電剤が分散され、かつガラス転移温度が245℃以下のポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂から形成された中間転写体を提供する。
【0012】
上記中間転写体において、前記ポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂がビフェニルテトラカルボン酸二無水物とオキシジアニリンとの脱水縮合反応で得られるポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂であることが好ましい。中間転写体の表面抵抗率は1010〜1014Ω/□の範囲であることが好ましい。
【0013】
また、本発明は、画情報に応じて静電潜像が形成される潜像担持体、前記潜像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視化するための現像装置、前記潜像担持体に担持されたトナー像が一次転写される中間転写体、及び前記中間転写体上のトナー像を記録媒体に二次転写するための二次転写装置を有する画像形成装置において、前記中間転写体として、上記のものを使用する画像形成装置を提供する。
【0014】
本発明の中間転写体は、ガラス転移温度が245℃以下のポリイミド樹脂で形成される。ポリイミド樹脂は、テトラカルボン酸二無水物又はその誘導体とジアミンとの脱水縮合反応によって得られる。この脱水縮合反応は、330℃以上の温度領域において、終了する。例えば、330℃の温度で20分間加熱し、脱水縮合反応が終了して得られたポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂のガラス転移点は、260℃であった。この脱水縮合反応を300℃以下で行うと、ガラス転移点が245℃以下のポリイミド樹脂が得られ、これを中間転写体として用いることで、用紙走行部の表面抵抗率の低下量が少なくなることを見出し、本発明に至ったのである。
【0015】
ガラス転移点が低温度側にシフトするのは、前記したテトラカルボン酸二無水物とジアミンとの脱水縮合反応が完了せず、一部反応していないテトラカルボン酸二無水物、又はジアミンが存在することにより、二次転写部での抵抗低下が少なくなったと考えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0017】
本発明の中間転写体に用いるポリイミド樹脂は、前駆体であるポリアミック酸を加熱することによって形成することができる。ポリアミック酸は、テトラカルボン酸二無水物又はその誘導体とジアミンとのほぼ等モル混合物を有機極性溶媒に溶解し、溶液状態で両者を反応させることによって得ることができる。このポリアミック酸の調液において、テトラカルボン酸二無水物としては、ピロメリット酸、ナフタレン−1,4,5,8−テトラカルボン酸、ナフタレン−2,3,6,7−テトラカルボン酸、2,3,5,6−ビフェニルテトラカルボン酸、2,2’,3,3’−ビフェニルテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ビフェニルテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ジフェニルエーテルテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−ジフェニルスルホンテトラカルボン酸、3,3’,4,4’−アゾベンゼンテトラカルボン酸、ビス(2,3−ジカルボキシフェニル)メタン、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタン、β,β−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロパン、β,β−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ヘキサフロロプロパン等が挙げられる。
【0018】
また、ジアミン成分としては、m−フェニルジアミン、p−フェニルジアミン、2,4−ジアミノトルエン、2,6−ジアミノトルエン、2,4−ジアミノクロロベンゼン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、1,4−ジアミノナフタレン、1,5−ジアミノナフタレン、2,6−ジアミノナフタレン、2,4’−ジアミノナフタルビフェニル、ベンジジン、3,3−ジメチルベンジジン、3,3’−ジメトキシベンジジン、3,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル(オキシ−p,p’−ジアニリン;ODA)、4,4’−ジアミノジフェニルスルフィド、3,3’−ジアミノベンゾフェノン、4,4’−ジアミノフェニルスルホン、4,4’−ジアミノアゾベンゼン、4,4’−ジアミノジフェニルメタン、β,β−ビス(4−アミノフェニル)プロパン等が挙げられる。
【0019】
具体的には、ポリイミド樹脂としては、Dupont(株)のカプトンHA等のポリピロメリット酸イミド系のイミド樹脂、宇部興産(株)のユーピレックスS等のポリビフェニルテトラカルボン酸イミド系樹脂、宇部興産(株)のユーピレックスR、三井東圧化学工業(株)のLARC−TPI(熱可塑性ポリイミド樹脂)等のポリベンゾフェノンテトラカルボン酸イミド系樹脂等を挙げることができる。これらの中では、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物とオキシジアニリンとの脱水縮合反応で得られる次式で表されるポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂が好ましい。
【0020】
【化1】
Figure 0003777849
【0021】
ガラス転移温度が245℃以下のポリイミド樹脂は上記テトラカルボン酸二無水物とジアミンとの脱水縮合反応を300℃以下の温度で行うことで得ることができる。
【0022】
この中間転写体の転写面の表面抵抗率は1×1010Ω/□から1×1014Ω/□の範囲であり、好ましくは、1×1011Ω/□から1×1012Ω/□の範囲である。
【0023】
中間転写体の表面抵抗率が1014Ω/□より高いと、潜像担持体と中間転写体が剥離するポストニップ部で剥離放電が発生してしまい、放電が発生した部分では、白抜けが発生する。また、中間転写体の表面抵抗率が1010Ω/□より低いと転写部の電荷が保持できないので、転写効率が低下する。
【0024】
中間転写体の転写面の表面抵抗率を上記の範囲とすることによって、高画質を安定して得ることができる。尚、表面抵抗率の計測は、三菱油化製ハイレスターIPのHRプローブを用い、電圧100Vを中間転写体に印加し、30秒後の電流値より求めた。
【0025】
上記表面抵抗率を得るためにポリイミド樹脂に分散する、電子導電性を付与する導電剤として、カーボンブラック、グラファイト、アルミニュウム、銅合金等の金属若しくは合金、酸化錫、酸化亜鉛、チタン酸カリム、酸化錫-酸化インジウム若しくは酸化錫-酸化アンチモン複合酸化物等の金属酸化物等の微粉末が用いられる。上記導電剤は単独で又は組み合わせて用いることができる。これらの中では、カーボンブラックが好ましい。カーボンブラックとしては、ファーネスブラック、ケッチェンブラック、チャンネルブラック等が挙げられ、さらに具体的には、電気化学(株)製粒状アセチレンブラック(吸油量288ml/100g)、旭カーボン(株)製HS−500(吸油量477ml/100g)、アサヒサーマルFT(吸油量28ml/100g)、アサヒサーマルMT(吸油量35ml/100g)、ライオンアグゾ(株)製ケッチェンブラック(吸油量360ml/100g)、キャボット(株)製バルカンXC−72(吸油量265ml/100g)、テグサ社のSpecial Black4等が挙げられる。
【0026】
導電剤は11〜15wt%の量でポリイミド樹脂に添加されるが、量はこの範囲外であってもよい。
【0027】
本発明は、中間転写体方式の画像形成装置であれば、特に限定されるものではない。例えば、本発明は現像装置内に単色のトナーのみを収容する通常のモノカラー画像形成装置、感光体ドラム等の潜像担持体上に担持されたトナー像を中間転写体に順次一次転写を繰り返すカラー画像形成装置、各色毎の現像器を備えた複数の潜像担持体を中間転写体上に直列に配置したタンデム型カラー画像形成装置等に適用される。
【0028】
一例として、一次転写を繰り返すカラー画像形成装置の概要を図1に示す。
【0029】
図1は本発明を適用する画像形成装置の要部部分を説明する模試図であって、1は、潜像担持体としての感光体ドラム、2は中間転写体としての転写ベルト、3は転写電極であるバイアスロール、4は記録媒体である記録紙41を供給するトレー、5はB(ブラック)トナーによる現像装置、6はY(イエロー)トナーによる現像装置、7はM(マゼンタ)トナーによる現像装置、8はC(シアン)トナーによる現像装置、9はベルトクリーナー、13は剥離爪、21、23、24はベルトローラ、22はバックアップロール、25は導電性ロール、26は電極ロール、31はクリーニングブレード、42はピックアップローラ、43はフィードローラである。
【0030】
同図において、感光体ドラム1は矢印A方向に回転し、図示しない帯電装置でその表面が一様に帯電される。帯電された感光体ドラム1にレーザー書き込み装置等の画像書き込み手段により第一色(例えば、B)の静電潜像が形成される。
【0031】
この静電潜像は現像装置5によって現像されて可視化されたトナー像Tが形成される。トナー像Tは感光体ドラム1の回転で導電性ロール25が配置された一次転写部に到り、導電性ロール25からトナー像Tに逆極性の電界を作用させることにより上記トナー像Tを静電的に転写ベルト2に吸着しつつ転写ベルト2の矢印B方向の回転で一次転写される。
【0032】
以下、同様にして第2色のトナー像、第3色のトナー像、第4色のトナー像が順次形成され転写ベルト2において重ね合わせ、多重トナー像が形成される。
【0033】
転写ベルト2に転写された多重トナー像は転写ベルト2の回転でバイアスロール3が設置された二次転写部に到る。
【0034】
二次転写部は転写ベルト2のトナー像が担持された表面側に設置されたバイアスロール3と当該転写ベルト2の裏側からバイアスロールに対向するごとく配置されたバックアップロール22及びこのバックアップロール22に圧接して回転する電極ロール26から構成される。
【0035】
記録紙41はトレー4に収容された記録紙束からピックアップローラ42で一枚ずつ取り出され、フィードロール43で二次転写部の転写ベルト2とバイアスロール3との間に所定のタイミングで給送される。
【0036】
給送された記録紙41にはバイアスロール3、バックアップロール22による圧接搬送と転写ベルト2の回転で当該転写ベルト2に担持されたトナー像が転写される。
【0037】
トナー像が転写された記録紙41は、最終トナー像の一次転写終了まで退避位置にある剥離爪13を作動せることにより転写ベルト2から剥離され、図示しない定着装置に搬送され、加圧/加熱処理でトナー像が固定されて永久画像とされる。
【0038】
なお、多重トナー像の記録紙41への転写の終了した転写ベルト2は二次転写部の下流に設けたベルトクリーナ9で残留トナーの除去が行われて次の転写に備える。また、バイアスロール3にはポリウレタン等からなるクリーニングブレード31が常時当接するように取り付けられており、転写で付着したトナー粒子や紙紛等の異物が除去される。
【0039】
単色画像の転写の場合は、一次転写されたトナー像Tを直ちに二次転写して定着装置に搬送するが、複数色の重ね合わせによる多色画像の転写の場合は各色のトナー像が一次転写部で正確に一致するように転写ベルト2と感光体ドラム1との回転を同期させて各色のトナー像がずれないようにする。
【0040】
上記二次転写部では、バイアスロール3と転写ベルト2を介して対向配置したバックアップロール22に圧接した電極ロール26にトナー像の極性と同極性の出圧(転写電圧)を印加することで当該トナー像を記録紙41に静電反発で転写
する。
【0041】
【実施例】
実施例1
宇部興産(株)耐熱皮膜用ポリイミドUワニスAにミキサー等により導電剤として、カーボンブラックを13wt%混合して得られた製膜原液を金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で90分、220℃で20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1012Ω/□の厚さ80μmのポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂フィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は194℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は、0.25logΩ/□であった。白ぬけは、用紙走行部の表面抵抗率が周囲の表面抵抗率より、1.1桁(logΩ/□)以上低くなると発生する。
【0042】
尚、表面抵抗率及び体積抵抗率の計測は、三菱油化製ハイレスターIPのHRプローブを用い、電圧100Vをポリイミド樹脂ベルトに印加し、30秒後の電流値より求めた。
【0043】
また、ガラス転移点は、(株)島津製作所製の島津熱流束示差熱量計DSC(Differential scanning caloremetry )−50を用い空気雰囲気中で、450℃まで、昇温速度10℃/分で昇温して、ガラス転移点を求めた
実施例2
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、250℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は201℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は0.49logΩ/□であった。
実施例3
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、280℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は229℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトをを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は0.61logΩ/□であった。
実施例4
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、300℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は240℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は0.95logΩ/□であった。
比較例1
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、330℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は260℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は1.19logΩ/□であった。
比較例2
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、360℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は261℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は1.24logΩ/□であった。
比較例3
実施例1と同様に得られた製膜原液を用い、金属シート上に均一に流延して120℃の雰囲気で120分乾燥させて、更に、150℃で30分、200℃で30分、220℃で30分、380℃20分と段階的に昇温して本硬化(イミド化反応)して、厚み80μm、表面抵抗率1011.8Ω/□の厚さ80μmのフィルムを得た。このポリイミド樹脂フィルムのガラス転移点は258℃であった。前記カーボンブラックが分散されたポリイミド樹脂フィルムの端部10mmを重ね合わせて、一液性弾性接着剤(スーパーX8008:セメダイン(株)製)を用いて接着して、無端ベルトを得た。さらに、この無端ベルトを用いて、3000枚の連続プリントを行った時の用紙走行部の抵抗低下量は1.70logΩ/□であった。
【0044】
図2は、本発明における実施例1〜4と比較例1〜3の加熱パタ−ンである。
【0045】
図3は、本発明における、加熱温度の違うポリイミド樹脂の熱分析結果である。330℃以上で加熱した場合のガラス転移点は260℃付近であるのに対し、ピーク加熱温度が300℃でのガラス転移点は240℃であり、280℃では229℃、250では201℃、220℃では194℃と加熱温度が低くなるにつれ、ガラス転移点は低温度側にシフトしている。
【0046】
図4は、本発明における、加熱温度の違うポリイミド樹脂の3000枚連続コピーでの用紙走行部の表面抵抗率の低下量である。加熱温度の低い、ガラス転移点の低い方が、表面抵抗率の低下は少ないことがわかる。
【0047】
【発明の効果】
本発明はガラス転移温度が245℃以下のポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミドを使用したため、転写電界による抵抗低下のない中間転写体を提供することができ、安定的に高品質な画質が得られる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したカラー電子写真複写機の実施例を示す概略図である。
【図2】 本発明における実施例1,2,3,4と比較例1,2,3の加熱パタ−ンを示した図である。
【図3】 本発明における、加熱温度の違うポリイミド樹脂の熱分析の結果である。
【図4】 本発明における、加熱温度の違うポリイミド樹脂の3000枚連続コピーでの用紙走行部の表面抵抗率の低下量を示した図である。
【図5】 3000枚連続コピー後の用紙走行部の白抜け発生状況を示す説明図である。
【図6】 中間転写体の二次転写部の表面抵抗率の低下を説明する図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム(潜像担持体)
2 転写ベルト(中間転写体)
3 バイアスロール(二次転写装置)
5 ブラック現像器
6 イエロー現像器
7 マゼンタ現像器
8 シアン現像器
22 バックアップロール(二次転写装置)
26 電極ロール(二次転写装置)

Claims (4)

  1. 潜像担持体と記録媒体との間に配置され、該潜像担持体上に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体であって、導電剤が分散され、かつガラス転移温度が245℃以下のポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂から形成された中間転写体。
  2. 前記ポリビフェニルテトラカルボン酸系ポリイミド樹脂が300℃以下の温度におけるビフェニルテトラカルボン酸二無水物とオキシジアニリンとの脱水縮合反応で得られる請求項1に記載の中間転写体。
  3. 表面抵抗率が1010〜1014Ω/□の範囲であることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間転写体。
  4. 画情報に応じて静電潜像が形成される潜像担持体、前記潜像担持体に形成された静電潜像をトナー像として可視化するための現像装置、前記潜像担持体に担持されたトナー像が一次転写される中間転写体、及び前記中間転写体上のトナー像を記録媒体に二次転写するための二次転写装置を有する画像形成装置において、前記中間転写体が、請求項1乃至3のいずれか1項に記載された中間転写体である画像形成装置。
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