JP2916049B2 - 複写機の転写装置 - Google Patents

複写機の転写装置

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JP2916049B2
JP2916049B2 JP4246162A JP24616292A JP2916049B2 JP 2916049 B2 JP2916049 B2 JP 2916049B2 JP 4246162 A JP4246162 A JP 4246162A JP 24616292 A JP24616292 A JP 24616292A JP 2916049 B2 JP2916049 B2 JP 2916049B2
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恭孝 前田
英幸 西村
祐一 蚊崎
博司 川本
勝浩 永山
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  • Color Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間転写体を用いる電
子写真方式の複写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体を用いる電子写真方式
の複写機においては、その中間転写体からトナー像を高
電圧にて紙等の第3の媒体へ転写する場合、転写電流を
転写部から中間転写体に沿ってある距離を隔てた位置
で、中間転写体に直に接したアースローラ等を介してア
ースしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の複
写機の転写装置においては、下記するような不具合があ
った。
【0004】1.転写装置の中間転写体は、高分子樹脂
フィルムからなり、この中間転写体を支持し駆動させる
ために、いくつかの支持ローラにて支持され1〜4Kg
程度のテンションがかけられている。この支持ローラの
張り若しくは支持ローラによる屈曲した運動によって中
間転写体のフィルムは、大きなストレスを受けており、
寿命が機械的な破壊によって律速されていた。
【0005】2.高分子樹脂からなるベルトの中間転写
体を複数の支持ローラにて駆動させる場合、それらの支
持ローラの平行度が非常に高い精度で要求される。即
ち、もし支持ローラの平行度ずれていた場合、中間転写
体は支持ローラの軸方向に前方若しくは後方側へトラッ
キングしてしまい画像がずれてしまう。また、最悪の場
合、中間転写体が破損する場合もある。更に、複写機が
中間転写体上で画像を重ね合わせるフルカラー機であれ
ば、上記のような現象は致命的な欠点となってしまうこ
とがあった。
【0006】3.従来の転写装置のように、中間転写体
からトナー像を高電圧にて紙等の第3の媒体へ転写する
時、転写電流を転写部より中間転写体に沿ってある距離
を隔てた位置で、その中間転写体を直に接したアースロ
ーラ等を介してアースする場合、そのアース部が転写部
に対して作像側にあるとき、その電流によって中間転写
体上の画像が乱れることがあった。
【0007】4.転写ローラの6〜11Kg程度の圧力
により、この圧力を受け止めているローラが湾曲してし
まい、その結果、転写ローラの圧力が前方と後方間で不
均一となり、特に転写部の中間部の圧力が低下し転写不
良を起こしていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の複写機の転写装
置は、上記のような課題を解決するため、中間転写体を
用いる複写機の転写装置において、像担持体上に形成さ
れた現像剤像が転写される中間転写体と、中間転写体を
支持し弾性部材により形成された心材の表面に導電性薄
膜を被覆した支持ローラと、支持ローラと中間転写体を
介して対向される転写ローラと、支持ローラに当接する
補助ローラとからなり、転写ローラと補助ローラ間に中
間転写体上に転写された現像剤像を記録紙に転写する転
写電圧を印加したことを特徴とするものである。
【0009】また、上記中間転写体の表面を導電性薄膜
で被覆し、上記支持ローラの心材の弾性部材をゴム硬度
30度以下のゴムにより形成し、中間転写体の導電性薄
膜の膜厚より薄い導電性薄膜で被覆してなることを特徴
とするものである。
【0010】
【0011】
【作用】本転写装置は、中間転写体の駆動時の揺動を誘
発することなく、該中間転写体上の画像を乱さず、転写
ローラの中央部の圧力不足を防止し得るものである。
【0012】
【実施例】以下に本発明の転写装置の実施例を、カラー
複写機で説明する。
【0013】カラー複写機は、図1に示すように、機枠
の上面に透明な原稿載置台1を有し、また、この原稿載
置台1の下方には露光光学系2が配設されており、この
露光光学系2は、原稿載置台1上に載置される原稿13
に光を照射する光源ランプ2aと、原稿13からの反射
光を例えば一点鎖線で示すように感光体7上に導く複数
の反射鏡2b…と、光路上に配設された結像レンズ2c
と、赤,緑および青の3原色の色フィルタを有する色分
解フィルタ2dとを備えている。
【0014】上記の露光光学系2の光軸上には、露光走
査された光像が照射される有機感光体(OPC)からな
るドラム状の感光体7が配設されており、この感光体7
の入紙方向側には、転写紙19を収容した給紙カセット
8,9が配設されている。そして、これらの各給紙カセ
ット8,9の上面には、それぞれ給紙ローラ23,24
が設けられており、これらの給紙ローラ23,24は、
転写紙19を給紙カセット8,9から排出して中間転写
体10方向へ送出させるようになっている。
【0015】上記の給紙ローラ23,24からの中間転
写体10方向への送出側には、タイミングローラ25が
配設されており、このタイミングローラ25は、中間転
写体10に同期して回転されるようになっている。ま
た、中間転写体10は、第1〜第3支持ローラ18a,
18b,18cにより回転駆動されるようになってい
る。中間転写体10の裏面側には、転写ローラ21が配
設されており、絶縁体の第3支持ローラ18cは、図2
に示すように、その外周表面を導電性薄膜18c′で被
覆し、該第3支持ローラ18cに加わる圧力を受け止め
る側の、導電性薄膜18c′の表面に当接する補助ロー
ラであるアースローラ18dが配設され、アースされて
いる。また、第3支持ローラ18cの配設部位における
中間転写体10の表面側には、転写ローラ22が配設さ
れている。そして、転写ローラ22の送出側には、剥離
プレート20、搬送ベルト11および定着装置12がこ
の順に配設されている。感光体7の外周には該感光体7
を帯電させる帯電チャージャ16および感光体7を除電
する除電ランプ26が配設されており、帯電チャージャ
16の近傍における感光体7の下方には、感光体7上に
残留するトナーを除去するクリーニング装置17が配設
されている。更にその上部には、感光体7と非接触の状
態で白黒用の現像槽3と、カラー用の現像槽4〜6とが
独立して配設されており、カラー用の現像槽4〜6に
は、イエロー、マゼンタおよびシアン色のカラー現像剤
が個別に収容されている。
【0016】次に、上記構成のカラー複写機の動作を以
下に説明する。先ず、図示しない複写開始スイッチが押
圧されることで、コピーモードが実行される。このコピ
ーモードは、イエロー、マゼンタおよびシアンをそれぞ
れ現像して中間転写体10に転写させるコピーサイクル
を有しており、コピーモードが実行されると、先ずイエ
ローのコピーサイクルが実行されることになる。
【0017】即ち、原稿載置台1上に載置された原稿1
3に対して光源ランプ2aから光を照射させ、露光走査
が行われる。原稿13からの反射光は、反射鏡2b…お
よび結像レンズ2cを介して色分解フィルタ2dに入射
され、この色分解フィルタ2dで色成分別に分解され
る。
【0018】上記の露光走査で色分解フィルタ2dの各
色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージャ
16にて均一に帯電された感光体7上に照射され、感光
体7がA部で露光される。これにより、感光体7には、
原稿13の画像に対応したイエローの静電潜像が形成さ
れる。この後、上記の各静電潜像は、色分解フィルタ2
dの補色であるイエローの現像剤を有する現像槽4の対
向部において、現像マグネットローラから供給される現
像剤で現像されて可視化され、トナー像となる。そし
て、このトナー像は、転写ローラ21で中間転写体10
に転写されることになる。
【0019】上記のイエローのコピーサイクルが終了す
ると、感光体7は、クリーニング装置17でクリーニン
グされると共に、除電ランプ26で除電される。そし
て、上記と同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシア
ンのトナー像が中間転写体10に転写されることにな
る。
【0020】上記の各コピーサイクルが実行されると、
各色成分別のトナー像は、転写ローラ21により中間転
写体10の同位置へ転写されることになり、各色成分別
のトナーが重ねられることで完成した1つのトナー像を
形成することになる。
【0021】一方、給紙カセット8,9に収容された転
写紙19は、給紙ローラ23,24により1枚ずつタイ
ミングローラ25に給紙され、タイミングローラ25
は、中間転写体10に同期して転写紙19を中間転写体
10と転写ローラ22との間に搬送する。搬送された転
写紙19は、転写ローラ22により、裏面から直流電源
27で1〜3KV程度の高電圧が印加され、転写紙19
と転写するトナー層との間にトナーの転写をさまたげる
エアーギャップをなくすように、図3に示すように、転
写ローラ22で中間転写体10側のR方向へ6〜11K
g程度の強い力で押圧される。
【0022】また、第3支持ローラ18cの心材をゴム
硬度30度以下とし、この心材の表面に被覆する導電性
薄膜18c′の膜厚を中間転写体10の150μm程度
の膜厚より薄くしておくことにより、転写ローラ22で
のR方向への押圧で、図3に示すような、トナー層の厚
い部分bは第3支持ローラ18c側にへこみ、トナー層
の薄い部分aはエァギャッブがなくなる。従って、転写
紙19へのa部分での転写不良がなく、またR方向への
強い押圧によるb部分のトナー凝集もなく、良好な転写
が得られた。尚、図3において、図2に示す部分と同一
部分は同一符号で示しているが、符号28はイエロート
ナー、29はマゼンタトナー、30はシアントナーであ
る。転写電流は、中間転写体10を通り、第3支持ロー
ラ18cに被覆した導電性チューブ18c′を介してア
ースローラ18dへ流れる。
【0023】上記アースローラ18dは、第3支持ロー
ラ18cに加わるR方向の力を受け止める側の、該第3
支持ローラ18cの表面に当接して配設されているた
め、第3支持ローラ18cはその回転軸を湾曲させるこ
ともなく、第3支持ローラ18cの軸方向の前後に亙っ
て均一な圧力が得られる。このようにして中間転写体1
0のトナー像が転写紙19に転写された後、剥離プレー
ト20により中間転写体10から分離され、搬送ベルト
11により定着装置12へ導入される。そして、転写紙
19へのカラートナー像の定着が行われた後、外部へ排
出されることで1回のコピーモードが終了することにな
る。上記本発明の実施例で最も効果のあった転写条件は
次の通りである。
【0024】 ≪転写部≫ 中間転写体 膜厚 100〜200μm 抵抗 1×108〜9×109Ω/cm2 材料 ポリカーボネイトにカーボン分散 転写ローラ 電圧 1〜3KV 圧力 7〜11Kg/l, l=310mm 材料 アルミニウム, φ20〜35mm バックアップローラ表面(導電性チューブ) 膜厚 20〜80μm 抵抗 1×108〜9×109Ω/cm 2 材料 ポリカーボネイトにカーボン分散 バックアップローラ(心材) 硬度 30度以下 材料 シリコンゴム アースローラ 位置 バックアップローラ上にて転写ローラ圧接部よ
り150〜210度裏側 材料 鉄 転写時の電流 60〜200μA ≪その他≫ トナー 粒径 平均8〜11μm 帯電量 10〜20μc/g 材料 ポリエステル 付着量 1色 0.6〜1.0mg/cm2 尚 上記バックアップローラは、図1,図2において、
第3支持ローラ18cとして説明したものであり、その
表面とは第3支持ローラ18cに被覆した導電性薄膜1
8c′として説明したものである。
【0025】
【発明の効果】本発明による複写機の転写装置は、叙上
のような構成であるから、支持ローラの心材の弾性によ
り、像担持体上の現像剤像の記録紙への転写時に転写さ
れる現像剤像の層厚によって現像剤像の両端部に生じる
エアーギャップがなくなり、確実に現像剤像の記録紙へ
の転写を行うことができ、しかも、心材を弾性部材で形
成した支持ローラに補助ローラを当接しているので、こ
の当接によって支持ローラと補助ローラとの接触状態が
一定の状態となり、転写ローラと補助ローラ間に印加さ
れる転写電圧を安定して印加することができ、安定した
状態で現像剤像の記録紙への転写を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー複写機の正面断面図で
ある。
【図2】本発明の転写装置における転写部の原理図であ
る。
【図3】本発明の転写装置によって転写紙にトナーが転
写される状態を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 原稿載置台 2 露光光学系 3,4,5,6 現像槽 7 感光体 8,9 給紙カセット 10 中間転写体 18a,18b,18c 支持ローラ 18c’ 導電性薄膜 19 転写紙 21,22 転写ローラ 28,29,30 トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 博司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 永山 勝浩 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−288880(JP,A) 特開 平1−234860(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成された現像剤像が転写
    される中間転写体と、中間転写体を支持し弾性部材によ
    り形成された心材の表面に導電性薄膜を被覆した支持ロ
    ーラと、支持ローラと中間転写体を介して対向される転
    写ローラと、支持ローラに当接する補助ローラとからな
    り、転写ローラと補助ローラ間に中間転写体上に転写さ
    れた現像剤像を記録紙に転写する転写電圧を印加したこ
    とを特徴とする複写機の転写装置。
  2. 【請求項2】 上記中間転写体の表面を導電性薄膜で被
    覆し、 上記支持ローラの心材の弾性部材をゴム硬度30度以下
    のゴムにより形成し、中間転写体の導電性薄膜の膜厚よ
    り薄い導電性薄膜で被覆してなることを特徴とする請
    項1記載の複写機の転写装置。
JP4246162A 1992-09-16 1992-09-16 複写機の転写装置 Expired - Lifetime JP2916049B2 (ja)

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US8329080B2 (en) 2010-04-13 2012-12-11 Ricoh Company, Ltd. Conductive composition, electrophotographic belt, image forming apparatus, and method of manufacturing conductive composition

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