JP2869266B2 - 複写機の転写装置 - Google Patents

複写機の転写装置

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勝浩 永山
祐一 蚊崎
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間転写体を用いる電
子写真方式の複写機の転写装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体を用いる電子写真方式
の複写機において、その中間転写体からトナー像を高電
圧にて紙等の第3の媒体へ転写する場合、転写電流を転
写部から中間転写体に沿ってある距離を隔てた位置で、
中間転写体に直に接したアースローラ等を介してされて
いる。上記中間転写体は、高分子樹脂フィルムからな
り、この中間転写体を支持し駆動させるために、いくつ
かの支持ローラにて支持され1〜4Kg程度のテンショ
ンがかけられている。この支持ローラの張り若しくは支
持ローラによる屈曲した運動によって中間転写体のフィ
ルムは、大きなストレスを受けており寿命が機械的な破
壊によって律速されていた。
【0003】そこで、上記中間転写体を支持する支持ロ
ーラの表面を半導電性チューブで被覆し、この半導電性
チューブに当接するアースローラを介して転写電流をア
ースするものが提案されているが、この半導電性チュー
ブの支持ローラは、中間転写体縁部の補強材(ビード,
補強テープ)を避けるために、中間転写体の幅より短か
く、また、アースローラはマシンフレームに取付けられ
ているため、中間転写体の幅より長くなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の、
半導電性チューブで被覆した支持ローラに当接するアー
スローラを介して転写電流をアースする転写装置にあっ
ては、半導電性チューブの両端部にアースローラによっ
て両端部にアースローラによってニップを生じさせる圧
接力が加わると、支持ローラのフランジ部分の屈曲する
ところが破断してクラックが入り、支持ローラが回転を
重ねるうちに半導電性チューブが破損することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複写機の転写装
置は、上記のように課題を解決するため、中間転写体を
用いる複写機の転写装置において、表面を半導電性チュ
ーブで被覆した、該中間転写体を支持する支持ローラ
と、該支持ローラの半導電性チューブに当接し、支持ロ
ーラの長さより短かく設定したアースローラとを具備
し、該中間転写体上の転写電流を半導電性チューブおよ
びアースローラを介してアースすることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】本転写装置は、上記のようにアースローラの長
さを支持ローラの長さより短かく設定しているため、支
持ローラに被覆した半導電性チューブの両端部へのスト
レスをなくし得るものである。
【0007】
【実施例】以下に本発明の転写装置の実施例を、カラー
複写機において説明する。
【0008】図1において、カラー複写機は、機枠の上
部に透明な原稿載置台1を有し、この原稿載置台1の下
方には露光光学系2が配設されており、この露光光学系
2は、原稿載置台1上に載置される原稿13に光を照射
する光源ランプ2aと、原稿13からの反射光を例えば
一点鎖線で示すように感光体7上に導く複数の反射鏡2
b…と、光路上に配設された結像レンズ2cと、赤,緑
および青の3原色の色フィルタを有する色分解フィルタ
2dとを備えている。
【0009】上記の露光光学系2の光軸上には、露光走
査された光像が照射される有機感光体(OPC)からな
るベルト状の感光体7が配設されており、この感光体7
の入紙方向側には、転写紙19を収容した給紙カセット
8,9が配設されている。そして、これらの各給紙カセ
ット8,9の上面には、それぞれ給紙ローラ23,24
が設けられており、これらの給紙ローラ23,24は、
転写紙19を給紙カセット8,9から排出して中間転写
体10方向へ送出させるようになっている。
【0010】上記の給紙ローラ23,24からの中間転
写体10方向への送出側には、タイミングローラ25が
配設されており、このタイミングローラ25は、中間転
写体10に同期して回転されるようになっている。ま
た、中間転写体10は、第1〜第3ローラ18a,18
b,18cにより回転駆動されるようになっており、感
光体7を回転駆動する駆動ローラ15に圧接されてい
る。この駆動ローラ15が圧接されている部位における
中間転写体10の裏面側には、転写チャージャ21が配
設されており、第3ローラ18cの配設部位における中
間転写体10の表面側には、転写ローラ22が配設され
ている。そして、転写ローラ22の送出側には、剥離プ
レート20、搬送ベルト11および定着装置12がこの
順に配設されている。
【0011】上記の露光光学系2から反射光が照射され
る感光体7は、従動ローラ14および駆動ローラ15に
より回転駆動されるようになっている。また、感光体7
の外周の従動ローラ14側には、感光体7を帯電させる
帯電チャージャ16および感光体7を除電する除電ラン
プ26が配設されており、帯電チャージャ16の近傍に
おける感光体7の下方には、感光体7上に残留するトナ
ーを除去するクリーニング装置17が配設されている。
そして、このクリーニング装置17には、例えばウレタ
ン等からなるクリーニングブレード17a,17aが設
けられており、これらのクリーニングブレード17a,
17aは、感光体7に圧接され、感光体7に残留した例
えばトナー等を掻き落とすようになっている。
【0012】また、感光体7の上方における中央部付近
には、感光体7と非接触の状態で白黒用の現像槽3と、
カラー用の現像槽4〜6とが配設されており、カラー用
の現像槽4〜6には、イエロ,マゼンタおよびシアン色
のカラー現像剤が個別に収容されている。
【0013】また、上記第3支持ローラ18cは、図2
に示すように、金属芯27の周囲に例えば硬度30度程
度のシリコンゴム28を装着し、該シリコンゴム28の
外周表面をポリカーボネイトにカーボンを分数した、抵
抗値が1×108〜9×109Ω/cm2程度の樹脂材で
20〜80μm程度の膜厚で半導電性チューブ29を被
覆したものである。上記転写ローラ22は中間転写体1
0を介して第3支持ローラ18cに押圧して、電源30
の直流電流を転写電流として該中間転写体10に付与す
るものである。また、上記第3支持ローラ18c上であ
って転写ローラ22の圧接部より150〜210度裏側
にアースローラ31を当接し、該アースローラ31をア
ースする。
【0014】半導電性チューブ29を被覆した第3支持
ローラ18cは、例えばA3版の用紙19に転写できる
ようにその長さaを310mmとすれば、該第3支持ロ
ーラ18に当接するアースローラ31の長さbを、31
0mmより短くA3版の短辺の長さcの297mmより
長く設定する。尚、アースローラ31の両端部を丸味を
もたせて第3支持ローラ18cへの当接をやわらげるよ
うにしている。
【0015】次に、上記構成のカラー複写機の動作を以
下に説明する。
【0016】先ず、図示しない複写開始のスイッチが押
圧されることで、コピーモードが実行される。このコピ
ーモードは、イエロ,マゼンタおよびシアンをそれぞれ
現像して中間転写体10に転写させるコピーサイクルを
有しており、コピーモードが実行されると、先ず、イエ
ロのコピーサイクルが実行されることになる。
【0017】即ち、原稿載置台1上に載置された原稿1
3に対して光源ランプ2aから光を照射させ、露光走査
が行われる。原稿13からの反射光は、反射鏡2b…お
よび結像レンズ2cを介して色分解フィルタ2dに入射
され、この色分解フィルタ2dで色成分別に分解され
る。
【0018】上記の露光走査で色分解フィルタ2dの各
色フィルタを透過した色成分別の光は、帯電チャージャ
16にて均一に帯電された感光体7上に照射され、感光
体7がA部で露光される。これにより、感光体7には、
原稿13の画像に対応したイエロの静電潜像が形成され
る。この後、上記の各静電潜像は、色分解フィルタ2d
の補色であるイエロの現像剤を有する現像槽4の対向部
において、現像マグネットローラから供給される現像剤
で現像されて可視化され、トナー像となる。そして、こ
のトナー像は、転写チャージャ21で中間転写体10に
転写されることになる。
【0019】上記のイエロのコピーサイクルが終了する
と、感光体7は、クリーニング装置17でクリーニング
されると共に、除電ランプ26で除電される。そして、
上記の同様のコピーサイクルでマゼンタおよびシアンの
トナー像が中間転写体10に転写されることになる。上
記の各コピーサイクルが実行されると、各色成分別のト
ナー像は、転写チャージャ21により中間転写体10の
同位置へ転写されることになり、各色成分別のトナーが
重ねられることで完成したひとつのトナー像を形成する
ことになる。
【0020】一方、給紙カセット8,9に収容された転
写紙19は、給紙ローラ23,24により1枚ずつタイ
ミングローラ25に給紙され、タイミングローラ25
は、中間転写体10に同期して転写紙19を中間転写体
10と転写ローラ22との間に搬送する。転写ローラ2
2に接続された電源30の転写電流が、搬送された転写
紙19,中間転写体10及び第3支持ローラ18cの半
導電性チューブ29を介してアースローラ31からアー
スされて、中間転写体10のトナー像が転写された後、
剥離プレート20により中間転写体10から分離され、
搬送ベルト11により定着装置12へ導入される。そし
て、転写紙23へのカラートナー像の定着が行われた
後、外部へ排出されることで、1回のコピーモードが終
了することになる。
【0021】
【発明の効果】本発明の転写装置は、叙上のように半導
電性チューブを被覆した支持ローラに当接するアースロ
ーラの長さを、支持ローラの長さより少し短く設定して
いるため、半導電性チューブの両端部にニップを生じさ
せる圧接力が加わってもクラックが入り破損する虞れが
少なくなり、従って半導電性チューブの寿命を大幅に延
ばすことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカラー複写機の概略正面断面
図である。
【図2】本発明の転写装置における転写部の原理図であ
る。
【図3】本発明の転写装置における支持ローラとアース
ローラとの関係を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 原稿載置台 2 露光光学系 3,4,5,6 現像槽 7 感光体 10 中間転写体 18c 支持ローラ 22 転写ローラ 27 金属芯 28 シリコンゴム 29 半導電性チューブ 31 アースローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蚊崎 祐一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 川本 博司 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−288879(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間転写体を用いる複写機の転写装置に
    おいて、表面を半導電性チューブで被覆した、該中間転
    写体を支持する支持ローラと、該支持ローラの半導電性
    チューブに当接し、支持ローラの長さより短く設定した
    アースローラとを具備し、該中間転写体上の転写電流を
    半導電性チューブおよびアースローラを介してアースす
    ることを特徴とする複写機の転写装置。
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