JPH11161055A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11161055A
JPH11161055A JP16680998A JP16680998A JPH11161055A JP H11161055 A JPH11161055 A JP H11161055A JP 16680998 A JP16680998 A JP 16680998A JP 16680998 A JP16680998 A JP 16680998A JP H11161055 A JPH11161055 A JP H11161055A
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JP16680998A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Nagase
久喜 永瀬
Kunio Shigeta
邦男 重田
Yotaro Sato
洋太郎 佐藤
Satoru Haneda
哲 羽根田
Shunei Miura
俊英 三浦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】形成されたトナー像が転写されて、該トナー像
を担持する無端状ベルト状の中間転写体を有する両面画
像形成装置において、中間転写体の寄りを防止する。 【解決手段】 無端ベルト状の中間転写体の両端部にベ
ルト寄りを防止する寄り防止用突条を設けると共に、中
間転写体が張架されるローラに対応する段差部を設け、
さらに、寄り防止用突条近傍において、中間転写体をロ
ーラに押圧する中間転写体外周面押圧部材を設ける。ま
た、寄り防止用突条を設けるために種々の望ましい条件
が設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置、特に
電子写真法により転写材の両面に画像を形成するのに適
した画像形成装置に関する。本発明による画像形成装置
は複写機、プリンター及びファクシミリ等に使用するこ
とができる。
【0002】
【従来の技術】従来、中間転写体上の第1の画像と感光
体上の第2の画像をそれぞれ転写材の両面に転写し、第
1、第2の画像を同時に転写材に定着して、転写材の両
面に画像を形成する両面画像形成装置が提案されてい
る。本発明者は、この両面画像形成方式の実用化研究を
行い、特開平9−258518号を始めとして多数の特
許出願をしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような画像形成
装置では、中間転写体には、ベルトタイプのものが適し
ている。しかしながら、ベルトタイプの中間転写体を使
用する場合には、ベルト寄りという望ましくない現象に
対する対策が必要である。ベルト寄り現象はベルトを用
いた機械系において生ずる現象で、これを防止するため
の様々な技術が従来開発され、実用に供されている。し
かしながら、従来のベルト寄り防止技術をそのまま画像
形成装置における中間転写体ベルトに適用すると、ベル
ト寄りを十分に防止することができない、装置が大型に
なる、画像形成プロセス上問題が生ずる、コストアップ
になる等様々の問題あった。従って、本発明の目的は、
中間転写体を有する画像形成装置に適したベルトタイプ
の中間転写体のベルト寄り防止技術を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、優れた画像形成性能を有し、
小型でしかもベルトタイプの中間転写体のベルト寄りが
効果的に防止された画像形成装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の本発明の目的は、
(1)無端ベルト状の中間転写体と、形成されたトナー
像を前記中間転写体に転写する第1の転写手段と、形成
されたトナー像を転写材の表面に転写する第2の転写手
段と、前記中間転写体に転写されたトナー像を前記転写
材の裏面に転写する第3の転写手段と、前記転写材に転
写されたトナー像を定着する定着手段と、を有する画像
形成装置において、前記中間転写体の内周面の両端部
に、ベルトの寄りを防止する寄り防止用突条を設けると
ともに、前記中間転写体を張架するローラの両端部に、
前記寄り防止用突条に対応する段差部を設け、さらに、
前記中間転写体の外周面の、少なくとも前記ローラの前
記寄り防止用突条の近傍を、前記ローラに押圧する中間
転写体外周面押圧部材を設けたことを特徴とする画像形
成装置、によって達成される。
【0005】
【発明の実施の形態】〈実施の形態1〉図1によって実
施の形態1を説明する。図1は実施の形態1にかかる画
像形成装置の構成を示す図である。
【0006】表面にトナー像を形成するトナー像形成体
の具体例として実施の形態において使用される感光体ド
ラム10は、例えば、光学ガラスや透明アクリル樹脂製
の透明物質で構成された円筒基体の外周に導電性層及び
アモルファスシリコン、有機光導電層等の感光層を順次
形成したものであり、前記導電層が接地された状態で矢
印で示す時計方向に回転される。
【0007】中間転写体14aは厚さ0.5〜2.0m
mの無端状のゴムベルトで、シリコンゴム、或いはウレ
タンゴムの1010〜1015Ωcmの抵抗を持つ半導電性
のゴム基体と基体の外側にトナーフィルミング防止層と
して厚さ5〜50μmのフッ素樹脂コーティングを行っ
た2層構成のものが好ましい。
【0008】なお、コーティング層も半導電性のものが
好ましい。ゴム基体の代わりに厚さ0.1〜0.5mm
の半導電性のポリエステル、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリイミド、エチレンテトラフルオ
ロエチレン等の樹脂基体を使用することができる。
【0009】中間転写体14aは、不図示の駆動源に連
結された駆動ローラ14dと、従動ローラ14e,14
f及び14iとに張設される。
【0010】感光体ドラム10の周囲には、次に説明す
るような帯電、露光及び現像により感光体ドラム10上
にトナー像形成手段が配置される。
【0011】帯電器11Y,11M,11C,11Kは
帯電極とグリッドを備えたスコロトロン帯電器、露光器
12Y,12M,12C,12Kは発光素子であるLE
D及び結像素子であるセルフォックレンズの感光体ドラ
ム回転軸方向に配列されたアレイで構成される。現像器
13Y,13M,13C,13Kはそのスリーブ131
に直流が重畳された交流バイアスが印加されて、非接触
反転現像を行う現像器である。現像剤としては、2成分
現像剤が用いられるが、1成分現像剤を使用することも
できる。
【0012】符号中のY,M,C,Kは各段階で形成さ
れるトナー像の色を表しており、例えば、12Yはイエ
ロートナー像を形成するための露光手段であり、イエロ
ー像を形成する画像信号によって駆動されて発光する。
【0013】画像形成スタートによって、感光体ドラム
10は矢印で示す時計方向に回転するが、先ず、感光体
ドラム10はスコロトロン帯電器11Yによって一様帯
電され、露光器12Yにより、イエロー画像の像様露光
が行われ、感光体ドラム10上には、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は現像器13Yにより現像されてイ
エロートナー像が形成される。続く感光体ドラム10の
回転で、スコロトロン帯電器11Mによる帯電、露光器
12Mによる露光、現像器13Mによる現像によって、
マゼンタトナー像が形成され、スコロトロン帯電器11
Cによる帯電、露光器12Cによる露光、現像器13C
による現像によってシアントナー像が形成され、スコロ
トロン帯電器11Kによる帯電、露光器12Kによる露
光、現像器13Kによる現像によって黒トナー像が形成
される。これら原色トナー像の重ね合わせで、感光体ド
ラム10上には裏面カラートナー像が形成される。
【0014】感光体ドラム10の続く回転で、転写域1
4bにおいて、感光体ドラム10は中間転写体14aと
接触して、1次転写器14cによる転写作用で感光体ド
ラム上10の裏面カラートナー像は中間転写体14aに
転写される。1次転写器14cは中間転写体14aの感
光体ドラム10と対向する面と反対側の面にトナーと反
対極性の帯電を行って転写域14bに転写電界を形成す
るが、転写同時露光器12dによって転写率は高められ
る。一次転写器14cは裏面カラートナー像の転写にお
いては、第1の転写手段として機能する。
【0015】転写後、感光体ドラムクリーニング装置1
9及び一様露光器12eが作動して、感光体ドラム10
の表面がクリーニングされて、次のカラートナー像を形
成するプロセスに入る。
【0016】裏面カラートナー像の形成後、感光体ドラ
ム10は更に回転し、前記と同様な作像プロセスによっ
て感光体ドラム10上にはイエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の原色トナー像が重ね合わせられた表面カラ
ートナー像が形成される。この表面カラートナー像は原
画像に対して鏡像処理、即ち、左右反転処理した像とし
て感光体ドラム10上に形成される。というのは、後に
説明するように裏面カラートナー像は2回の転写で転写
材上に形成される結果、像は2回左右反転されて結果と
して元の像と正像の関係になるが、表面カラートナー像
は1回の転写で転写材上に形成されるので、元の像と左
右反転した鏡像の関係になるからである。
【0017】表面カラートナー像の形成と同期して、転
写材Pが給紙カセット15より送り出しローラ15aに
より送り出され、タイミングローラ15bへ搬送され
る。タイミングローラ15bは表面カラートナー像形成
と同期して作動し、転写材Pを転写域14bに搬送す
る。転写材Pは転写材帯電器170によりトナーと同極
性に帯電されて中間転写体14aに吸着される。このよ
うに、転写材Pをトナーと同極性に帯電するのは、帯電
によってトナーが引きつけられて像が乱れることがない
ようにするためである。
【0018】感光体ドラム10上の表面カラートナー像
は転写域14bにおいて、一次転写器14cによる転写
作用で転写材Pの上面(第1面)に転写される。転写に
際しては、転写同時露光器12dによって転写率は高め
られる。表面カラートナー像の転写において、一次転写
器14cは第2の転写手段として機能する。
【0019】表面カラートナー像の転写材Pへの転写の
後に、転写材P及び中間転写体14aは2次転写器14
gに至り、2次転写器14gによるトナーと反対極性の
帯電により、中間転写体14a上の裏面カラートナー像
が転写材Pの下面(第2面)に転写される。2次転写器
14gは第3の転写手段として機能する。
【0020】このようにして両面にカラートナー像が形
成された転写材Pは転写材の分離を行うAC除電器14
h及び駆動ローラ14dによる曲率分離作用によって中
間転写体14aから分離され、両面に未定着のトナー像
を担持する転写材Pは案内手段である拍車160によっ
て案内されて定着手段である定着装置17に搬送され
る。定着装置17では、それぞれの中に熱源を有する上
加熱体である上ローラ17a及び下加熱体である下ロー
ラ17b間で、熱と圧力がかけられてカラートナー像が
定着される。
【0021】カラートナー像の定着後、中間転写体14
a上に残ったトナーは中間転写体クリーニング装置20
のクリーニングブレード21を中間転写体14aに接触
させることによってクリーニングされる。また、転写後
の感光体ドラム10上に残ったトナーは感光体ドラムA
C除電器16により除電された後、感光体ドラムクリー
ニング装置19のクリーニングブレード19aによって
感光体ドラムクリーニング装置内に掻き落とされ、スク
リュウ19bによって図示せぬトナー容器に回収され
る。
【0022】本実施の形態においては、以下に説明する
ように、中間転写体14aが循環して移動する際に生ず
るベルト寄り現象を防止する寄り防止手段が取られる。
なお、以下に説明する寄り防止手段は、その少なくとも
いずれか一つを用いることによってベルトの寄り現象は
有効に防止され、任意の複数を組み合わせることによっ
て、寄り現象は更に徹底して防止される。
【0023】(1)中間転写体の押圧 中間転写体14aには、図2に示すように、その内周面
のベルト幅方向の両端部に、無端ベルト状の中間転写体
14aが循環移動する際に生ずる寄り現象を防止するた
めの寄り防止用突条142が設けられている。そして、
該寄り防止用突条142に対応して、中間転写体14a
を張架されるローラには段差部が設けられる。図2に
は、その一例として従動ローラ14fが示されている。
即ち、ローラ14fには、その両端部に段差部144が
設けられる。
【0024】この寄り防止用突条142と段差部144
によって中間転写体の寄りは防止されるが、さらに、寄
り防止用突条142がローラ14fの中間転写体14a
を支持するローラ面、即ち、ベルト支持面143に乗り
上げるのを防止するために、クリーニングブレード21
によって、中間転写体14aをローラ14fに押圧して
いる。このようにクリーニングブレード21による押圧
のために、クリーニングブレード21のクリーニング
幅、即ち、クリーニングブレード21の長さCを、ロー
ラ両端部の両段差部144間の距離、即ち、段差部14
4の内側端部144a間の距離B及び寄り防止用突条1
42間の距離、即ち、寄り防止用突条の内側端部142
a間の距離Aが下記の様な関係にあるように、寄り防止
用突条142と、段差部144とクリーニングブレード
21を構成した。
【0025】B < A ≦ C 更に、中間転写体14aをクリーニングするクリーニン
グ装置20のクリーニングブレード21の長さ、即ち、
クリーニング幅Cと、中間転写体14aの両端部に設け
た寄り防止用突条142間の距離Aとの間に、A≦Cと
言う関係があることが望ましい。そして、更に次の条件
が好ましい。
【0026】2mm≦C−A≦15mm クリーニングブレード21の長さ、即ち、クリーニング
幅Cをこのように設定することによって、中間転写体1
4aは従動ローラ14fに押しつけられてベルトの寄り
が防止される。
【0027】中間転写体14aを支持ローラに対して押
圧する押圧部材としては、クリーニングブレード以外の
ものでも良い。このような押圧部材の例を図3に示す。
【0028】中間転写体14aを押圧する押圧部材とし
て押圧ローラ180を、従動ローラ14eに対向して設
ける。押圧ローラ180は、軸182に回転自在に取り
付けられたレバー181の一端に、軸182により回転
自在に取り付けられており、このレバー181はバネ1
84によって半時計方向に付勢されている。押圧ローラ
180はバネ184の付勢力によって、中間転写体14
aを従動ローラ14eに押しつける。
【0029】押圧ローラ180は図3(b)に示すよう
に、中間転写体14a及び従動ローラ14eの両端部に
設けられており、中間転写体14aを両端部で、従動ロ
ーラ14eに押しつけている。中間転写体14aの両端
部における押圧によって、中間転写体14aの寄りは防
止される。クリーニングブレード21及び押圧ローラ1
80によって、中間転写体14aのベルト寄りが防止さ
れる。押圧ローラ180のように、中間転写体14aの
両端部を押圧する部材としては、ローラの他に、ばねで
付勢された板状の部材、板ばね、ゴム弾性部材等を用い
ることができる。
【0030】(2)中間転写体上のトナー像の最大幅
(図2参照) 画像形成を継続すると中間転写体14aは、寄り防止用
突条を設けた両端部において、その外周面の性質がその
中央部と相違し、凹凸ができるか、或いは、凹凸が表面
に出ない場合でもクリーニング性が相違する傾向があ
る。従って、現像によりこの部分にトナーが付着すると
十分にクリーニングされずに残留し、中間転写体14a
が汚れて、画像汚れやかぶり、或いは、転写材の汚れを
生ずる。
【0031】このような望ましくない現象を防止するた
めに、現像手段である現像器13Y、13M、13C、
13Kの現像スリーブ131の長さによって決められる
現像幅を寄り防止用突条間の距離Aよりも小さくするこ
とにより中間転写体14a上に転写されるトナー像の最
大幅(以下トナー像幅と言う)Dを寄り防止用突条間の
距離Aよりも短くした。また、押圧ローラ180の内側
で現像を行うことが望ましい。即ち、図3に示した押圧
ローラ180間の距離Eよりも、図2に示すトナー像幅
Dを小さくすることが望ましい。
【0032】(3)寄り防止用突条間の距離とローラの
段差部(図4参照) 中間転写体14aに設けた寄り防止用突条間の距離Aと
中間転写体14aが張架されている駆動ローラ14d、
従動ローラ14e、14f及び14iに設けられた段差
部間の距離Bとの関係を図4により説明する。
【0033】図4において、これら諸ローラのいずれか
一つを符号300で示す。下記に説明する望ましい条件
は、駆動ローラ14d、従動ローラ14e、14f、1
4iのいずれにも適用される条件である。
【0034】両端の寄り防止用突条142間の距離、即
ち、寄り防止用突条142内側端部142a間の距離A
とローラ300の段差部301、301の内側端部30
1a間の距離Bは、次の関係にあることが好ましい。
【0035】0.5mm≦A−B≦2.0mm A−B<0.5mmであるときは、寄り防止用突条14
2が削れやすい。
【0036】A−B>2.0mmであるときは、寄り防
止用突条142の寄り防止効果が弱くなり、中間転写体
14aの蛇行が起こりやすい。
【0037】(4)ローラの段差部(図5参照) 本実施の形態において、ベルト寄り防止をより確実にす
るために、駆動ローラ14dにおける段差部146と従
動ローラ14e,14f,14iにおける段差部150
は、図5に示し、次に説明するような関係に設定され
る。
【0038】駆動ローラ14dの両端の段差部146間
の幅B1と従動ローラ14e,14f,14hの段差部
間の幅B2が、B1>B2という関係になるように、これ
らローラを構成することによって、寄り防止用突条14
2のローラ本体部145、149への乗り上げが防止さ
れる。従動ローラ14e,14f,14iにおいては、
駆動ローラ14dに比較して、中間転写体14aにかか
る張力が低い。従って、従動ローラ14e,14f,1
4iにおいては、寄り防止用突条142がローラ本体部
149に乗り上げ易い。図5に示すように、従動ローラ
14e、14f、14iの段差部150間の距離B2
駆動ローラ14dの段差部146間の距離B1よりも小
にして、寄り防止用突条142との間に余裕を持たせる
ことによって、寄り防止用突条の乗り上げが有効に防止
される。
【0039】さらに、次の条件が望ましい。
【0040】1mm≦B1−B2≦5mm B1−B2<1mmでは、従動ローラの段差部150が寄
り防止用突条と擦れやすく、これに起因する中間転写体
14aの移動速度のムラが起こりやすくなる。
【0041】B1−B2>5mmでは、中間転写体14a
が損傷を受けやすくなる。
【0042】なお、従動ローラ14iのように、中間転
写体14aとの接触角度が小さいローラでは、段差部を
設けなくとも良い場合がある。即ち、中間転写体14a
の寄り防止用突条142の内側の部分に相当するローラ
の長さとし、図5における段差部150をなくす構成と
することもできる。
【0043】(5)寄り防止用突条の高さ(図4参照) 図4に示す寄り防止用突条142の高さHは次の範囲内
にあることが好ましい。
【0044】0.8mm≦H≦1.5mm H<0.8mmでは、寄り防止用突条142の寄り防止
効果が弱くなって、寄り防止用突条142がローラ30
0の中間転写体支持面に乗り上げる傾向が出やすい。H
>1.5mmでは、寄り防止用突条142が中間転写体
14aを張架しているローラ300等のローラを通過す
る位置で、ローラの曲率に追従して十分に屈曲しないよ
うになりやすく、画像に影響が出る傾向がある。
【0045】(6)寄り防止用突条高さと段差部の高さ
(図4参照) 寄り防止用突条142の高さHとローラ300に設けた
段差301の高さKは次の関係にあることが好ましい。
【0046】H+0.1mm≦K≦H+0.5mm K<H+0.1mmであるときは、中間転写体14aが
ローラ30により張架されている位置において、寄り防
止用突条142に対応する中間転写体14aの部分が盛
り上がって、平面性が悪くなり、中間転写体14aにし
わが発生し易くなる。K>H+0.5mmであるとき
は、中間転写体14aが、これを張架するローラ300
の部分において、両端部で落ち込み、屈曲して損傷を受
けやすくなり、中間転写体14aの耐久性を損ねる傾向
がある。
【0047】(7)寄り防止用突条のゴム硬度 寄り防止用突条142はゴムで構成される。使用される
ゴムの硬度は50°〜85°の範囲が好ましい。
【0048】硬度が50°より低いと寄り防止突条14
2とローラ300の段差部301との間の摩擦が大きく
なって、乗り上げ現象が起こり易くなる。硬度が85°
より高くなると、中間転写体14aがローラの部分で屈
曲し難くなり、中間転写体14aの平面性が悪くなる。
【0049】(8)中間転写体外周面押圧部材のゴム硬
度 中間転写体14aをローラ300に押圧する中間転写体
外周面押圧部材としては、前記のように、クリーニング
ブレード21、押圧ローラ180等が用いられるが、こ
れらの押圧部材の材料としては、ゴムが好ましい。そし
て、使用されるゴムの硬度は55°〜85°の範囲が好
ましい。
【0050】55°よりも低いときは、中間転写体14
aを押さえる力が弱くなって、寄り防止用突条142が
乗り上げやすくなる。85°よりも高いときは、ローラ
300の段差部301で中間転写体14aに折り目がつ
く等中間転写体14aの耐久性が低下する。
【0051】(9)中間転写体外周面押圧部材の圧力 クリーニングブレード21、押圧ローラ180等の中間
転写体外周面押圧部材が20〜60g/cmの範囲の圧
力で中間転写体14aをローラ300に押圧するのが好
ましい。
【0052】圧力が20g/cmを下回ると、寄り防止
用突条142が乗り上げやすくなり、圧力が60g/c
mを上回ると、ローラ300の段差部301で中間転写
体14aに折り目がつく等中間転写体14aの耐久性が
低下する。
【0053】(10)寄り防止用突条の幅(図4参照) 図4に示す寄り防止用突条142の幅、即ち、内側端部
142aと外側端部142bとの間の長さ、Nは次の範
囲にあることが好ましい。
【0054】3mm≦N≦10mm 寄り防止用突条142は中間転写体14aの蛇行を防止
するのみでなく、中間転写体14aの強度を増す補強の
機能をも有している。N<3mmであるときは、この補
強機能が弱くなって、寄り防止用突条142がローラ3
00等のローラの支持面に乗り上げ易くなる。N>10
mmであるときは、中間転写体14aがローラ300等
のローラの部分でローラ面に追従して屈曲し難くなっ
て、中間転写体14aの平面性が低下する。
【0055】(11)ローラの両端の段差部間の距離
(図4参照) ローラ300の両端の段差部301間の間隔Bは次の範
囲内にあることが好ましい。
【0056】最大サイズの転写材Pの幅+15mm≦B B<最大サイズの転写材Pの幅+15mmであるとき
は、画像形成領域の両端部近傍において、中間転写体1
4aの平面性が保たれず、画像不良が出る傾向にある。
【0057】〈実施の形態2〉図6は本発明の実施の形
態2にかかる両面画像形成装置を示す。本実施の形態
は、二つの像形成体上にトナー像を形成して、それぞれ
のトナー像を転写材の表面と裏面に転写して、転写材の
両面に画像を形成するものである。
【0058】中間転写体30は実施の形態1におけると
同様に半導電性の無端ベルトで構成される。該中間転写
体30は駆動ローラ31Aと、従動ローラ31Bと、さ
らに上部に設置された案内ローラ32A、32B、32
Cと、下部中央に設置されたテンションローラ33に張
架され、矢印で示すように循環移動する。
【0059】中間転写体30の上方、且つ、その移動方
向上流側に第1のプロセスユニット40Aが、中間転写
体30の上方、且つ、その移動方向下流側に第2のプロ
セスユニット40Bがそれぞれ設けられる。
【0060】第1のプロセスユニット40Aには、像形
成体である感光体ドラム41Aと、その周囲にトナー像
形成手段を構成する、帯電器42A、露光器45A、現
像器43A及びクリーニング装置44Aが設けられる。
感光体ドラム41Aは円筒状のアルミニウム基体の外周
に導電層及び光導電性a−Si或いは光導電性有機物質
を含有する感光層を形成したもので、帯電、露光によっ
て表面に静電潜像を形成する。帯電器42Aは、鋸歯状
の或いはワイヤ状のコロナ放電電極と一定電位に保持さ
れた制御グリッドで構成されるスコロトロン帯電器が用
いられる。露光器45Aは、感光体ドラム41Aの回転
軸方向に配列され多数のLED(発光ダイオード)素子
の線状アレイと等倍結像光学素子であるセルフォックレ
ンズの線状アレイで構成される。
【0061】現像器43Aは、トナーの極性と同極性の
バイアス電圧が印加された現像スリーブにより感光体ド
ラム41A上の静電潜像を反転現像する現像器である。
クリーニング装置44Aは、クリーニングブレードを有
し、感光体ドラム40A上に転写後に残留しているトナ
ーをクリーニングする。
【0062】第2のプロセスユニット40Bも前記の第
1のプロセスユニット40Aと同様に、感光体ドラム4
1Bとその周囲に配置された帯電器42B、露光器45
B、現像器43B及びクリーニング装置44Bを有し、
これらのものはそれぞれ、前記の帯電器42A、露光器
45A、現像器43A、クリーニング装置44Aと同様
な構成及び作用を有する。
【0063】転写材Pは、給紙カセット35に収納され
ており、一枚づつ分離して搬送する分離ローラ35A、
から第1のプロセユニット40Aを迂回する湾曲した給
紙経路36を経てタイミングローラ36Aに搬送され
る。タイミングローラ36Aは第1のプロセスユニット
40A及び第2のプロセスユニット40Bにおけるトナ
ー像形成とタイミングを合わせて、転写材Pを中間転写
体30上に供給する。
【0064】なお、画像形成装置の上面には、手差用の
ガイド板46が設けられおり、該手差し用のガイド板4
6からもタイミングローラ36Aに転写材Pが供給され
る。
【0065】中間転写体30の移動路に沿って、第1プ
ロセスユニット40Aの感光体ドラム41Aに対向し
て、第1の転写手段である転写器34A、第2プロセス
ユニット40Bの感光体ドラム41Bに対向して第2の
転写手段である転写器34Bが、駆動ローラ31Aに対
向して第3の転写手段である転写器34Dがそれぞれ配
置されている。
【0066】転写器34Aは中間転写体30の内周面を
感光体ドラム41A上のトナーと逆極性に帯電して、感
光体ドラム41A上のトナー像を中間転写体30に転写
する。
【0067】転写器34Bは中間転写体30の内周面を
感光体ドラム41B上のトナーと逆極性に帯電して、感
光体ドラム41B上のトナー像を中間転写体30に支持
された転写材Pの表面に転写する。
【0068】転写器34Dは、中間転写体30に支持さ
れた転写材Pの表面を中間転写体30上のトナー像と逆
極性に帯電して、中間転写体30上のトナー像を転写材
Pの裏面に転写する。
【0069】34Cは、転写材Pが中間転写体30上に
供給される位置に配置された転写材帯電器で、転写材P
が供給されるのと同期して、非接触位置から図示の接触
位置に移動して、転写材Pの裏面をトナーと同極性に帯
電して、転写材Pを中間転写体30に静電的に密着させ
る。転写材帯電器34Cとしては、ブラシ帯電器が用い
られるが、コロナ帯電器を使用することもできる。
【0070】50は中間転写体30をクリーニングする
クリーニング装置であり、クリーニングブレード51を
有し、クリーニングブレード51により、中間転写体3
0上の残留トナーを掻き取り、中間転写体30の外周面
をクリーニングする。
【0071】37は拍車であり、未定着のトナー像を乱
すことなく、転写材Pを案内する。
【0072】38は、それぞれに加熱源が設けられた上
下ローラ38A、38Bで転写材Pの表裏面上のトナー
像を定着する定着器であり、定着後の転写材Pを両面画
像形成装置の上面に設けられた排紙トレイ39に排紙す
る。
【0073】以上説明した両面画像形成装置は、次のよ
うな画像形成プロセスを経て転写材Pの表裏面にトナー
像を形成する。
【0074】先ず、第1プロセスユニット40Aの感光
体ドラム41A上に裏面トナー像が形成される。即ち、
帯電器42Aによる一様帯電の後、露光器45Aによ
る、スキャナ或いはコンピュータからの画像データに基
づいた露光が行われて、感光体ドラム41A上に静電潜
像が形成される。この静電潜像は現像器43Aにより反
転現像されて、感光体ドラム41A上にトナー像が形成
される。感光体ドラム41A上のトナー像は転写器14
Aによって、中間転写体30の外周面に転写される。
【0075】第2プロセスユニットの感光体ドラム41
B上には、感光体ドラム41A上のトナー像形成に対し
て、所定時間遅れて、感光体ドラム41A上のトナー像
形成プロセスと同様のプロセスで、帯電器42B、露光
器45B及び現像器43Bにより表面トナー像が形成さ
れる。なお、露光器45Aに入力される画像データと露
光器45Bに入力される画像データとの間で像の左右が
互いに反転されるように露光器45Bへの画像データに
鏡像処理が施される。
【0076】転写材Pの中間転写体30への供給と、第
1プロセスユニット40Aにおけるトナー像の形成と、
第2プロセスユニット40Bにおけるトナー像の形成
は、転写材の表裏面の正しい位置にトナー像が形成され
るようなタイミング制御の元に実行される。
【0077】次に実施の形態2におけるベルト寄り防止
について説明する。
【0078】本実施の形態においても、実施の形態1に
おけると同様のベルト寄り防止手段が採られる。
【0079】即ち、中間転写体30の内周面のベルト幅
方向両端部には、実施の形態1におけると同様に図2〜
図5において、142で示したような寄り防止用突条が
その両端部に設けられ、中間転写体30が張架さた駆動
ローラ31A、並びに、従動ローラ31B、32A、3
2B及び32C、更には、テンションローラ33の両端
部には中間転写体30の寄り防止用突条に対応した、図
2〜図5において144,150で示したような段差部
が設けられる。
【0080】そして、これら寄り防止用突条と、該寄り
防止用突条に対応するローラの段差部と、クリーニング
ブレード51と、転写材Pを帯電する転写材帯電器34
Cとの間には、実施の形態1において、説明した次の条
件が設定されるのが望ましい。なお、以下の条件につい
ては、特に説明のない限り、実施の形態1においてした
説明、並びに、記号及び用語の定義が適用される。
【0081】(1)中間転写体の押圧 中間転写体30は、実施の形態1における中間転写体1
4aと同様にクリーニングブレード51により従動ロー
ラ31Bに対して押圧される。また、中間転写体30
は、図3に示すような押圧ローラ180により、駆動ロ
ーラ31A、従動ローラ31B、32A、32B、32
Cに対して押圧することができる。
【0082】寄り防止用突条間の距離Aと、ローラの段
差部間の距離Bと、クリーニングブレードの長さC、即
ち、クリーニング幅との間には、次の関係があることが
望ましい。
【0083】B < A ≦ C 2mm≦C−A≦15mm (2)トナー像幅 トナー像幅Dを中間転写体30の両端部に設けた寄り防
止用突条間の距離Aよりも小さくした。
【0084】(3)寄り防止用突条間の距離とローラの
段差部 中間転写体30に設けた寄り防止用突条間の距離と中間
転写体30が張架されている駆動ローラ31A、従動ロ
ーラ31B、32A、32B、32C及びテンションロ
ーラ33に設けられた段差部とは次の条件を満足するも
のが好ましい。
【0085】0.5mm≦A−B≦2.0mm ただし、Aは寄り防止用突条間の距離であり、Bはロー
ラの段差部間の距離である。
【0086】(4)ローラの段差部 本実施の形態において、ベルト寄り防止をより確実にす
るために、駆動ローラ30における段差部と従動ローラ
31B、32A、32B、32Cにおける段差部とは次
の要件を満足することが好ましい。
【0087】B1>B2 ただし、B1は駆動ローラ31Aの段差部間の距離であ
り、B2は従動ローラ31B、32A、32B、32C
及びテンションローラ33の段差部間の距離である。
【0088】そして、次の条件を満足することがさらに
好ましい。
【0089】1mm≦B1−B2≦5mm (5)寄り防止用突条の高さ 中間転写体30に設けた寄り防止用突条の高さHは次の
範囲内にあることが好ましい。
【0090】0.8mm≦H≦1.5mm (6)寄り防止用突条高さと段差部の高さ 中間転写体30に設けた寄り防止用突条の高さHとロー
ラに設けた段差の高さKは次の関係にあることが好まし
い。
【0091】H+0.1mm≦K≦H+0.5mm (7)寄り防止用突条のゴム硬度 中間転写体30に設けた寄り防止用突条はゴムで構成さ
れる。使用されるゴムの硬度は50°〜85°の範囲が
好ましい。
【0092】(8)中間転写体外周面押圧部材のゴム硬
度 中間転写体30をローラに押圧する中間転写体外周面押
圧部材としては、前記のように、クリーニングブレード
51、押圧ローラ180等が用いられるが、これらの押
圧部材の材料としては、ゴムが好ましい。そして、使用
されるゴムの硬度は55°〜85°の範囲が好ましい。
【0093】(9)中間転写体外周面押圧部材の圧力 クリーニングブレード51、押圧ローラ180等の中間
転写体外周面押圧部材が20〜60g/cmの範囲の圧
力で中間転写体30をローラに押圧するのが好ましい。
【0094】(10)寄り防止用突条の幅 寄り防止用突条の幅Nは次の範囲にあることが好まし
い。
【0095】3mm≦N≦10mm (11)ローラの両端の段差部間の距離 ローラの両端の段差部間の間隔Dは次の範囲内にあるこ
とが好ましい。
【0096】最大サイズの転写材Pの幅+15mm≦D
【0097】
【発明の効果】無端ベルト状の中間転写体の両端部に、
ベルトの寄りを防止する寄り防止用突条を設けるととも
に、中間転写体が張架されるローラに対応する段差部を
設け、さらに、少なくとも寄り防止用突条近傍におい
て、中間転写体をローラに押圧する中間転写体外周面押
圧部材を設けることによって、寄り防止用突条がローラ
のベルト支持面に乗り上げる現象が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる画像形成装置の
構成を示す図である。
【図2】中間転写体と、中間転写体が張架されるローラ
と、中間転写体をクリーニングするクリーニングブレー
ドと、現像幅の関係を示す図である。
【図3】中間転写体外周面押圧部材の一例を示す図であ
る。
【図4】中間転写体と、中間転写体が張架されるローラ
との関係を示す図である。
【図5】中間転写体と、駆動ローラと、従動ローラとの
関係を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかる画像形成装置の
構成を示す図である。
【符号の説明】
10、41A、41B 感光体ドラム 11Y、11M、11C、11K、42A、42B 帯
電器 12Y、12M、12C、12K、45A、45B 露
光器 13Y、13M、13C、13K、43A、43B 現
像器 14a、30 中間転写体 21、51 クリーニングブレード 142 寄り防止用突条 144、150、301 段差部 180 押圧ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽根田 哲 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 三浦 俊英 東京都小金井市緑町5丁目14番14号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端ベルト状の中間転写体と、 形成されたトナー像を前記中間転写体に転写する第1の
    転写手段と、 形成されたトナー像を転写材の表面に転写する第2の転
    写手段と、 前記中間転写体に転写されたトナー像を前記転写材の裏
    面に転写する第3の転写手段と、 前記転写材に転写されたトナー像を定着する定着手段
    と、 を有する画像形成装置において、 前記中間転写体の内周面の両端部に、ベルトの寄りを防
    止する寄り防止用突条を設けるとともに、 前記中間転写体を張架するローラの両端部に、前記寄り
    防止用突条に対応する段差部を設け、 さらに、前記中間転写体の外周面の、少なくとも前記ロ
    ーラの前記寄り防止用突条の近傍を、前記ローラに押圧
    する中間転写体外周面押圧部材を設けたことを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写体外周面押圧部材は、前記
    中間転写体の外周面をクリーニングする中間転写体クリ
    ーニングブレードを含み、 前記中間転写体の内周面の両端部に設けた前記寄り防止
    用突条間の距離をA、前記ローラの両端部に設けた段差
    部間の距離をB、前記中間転写体クリーニングブレード
    による前記中間転写体のクリーニング幅をCとすると
    き、 B < A ≦ C とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の転写手段により前記中間転写
    体に転写されるトナー像の最大幅をDとするとき、 D < B とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記中間転写体外周面押圧部材が、前記
    中間転写体の両端にそれぞれ設けられ、前記中間転写体
    の外周面の両端部のみを押圧するものを含むことを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記中間転写体の両端部にそれぞれ設け
    られた前記中間転写体外周面押圧部材間の距離をEとす
    るとき、 D < E とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
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