JP2006300185A - シリンダ装置のガイド機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】シリンダ本体に対する変位部材のがたつきを確実且つ簡便に防止し、前記変位部材を軸線方向に沿って安定した状態でガイドする。
【解決手段】シリンダチューブ12のガイド部38a、38bにガイド機構24を介してスライダ14が軸線方向に沿って変位自在に設けられ、前記ガイド機構24の第1軸受支持部材86とスライダ14における一方の保持部70aとの間に介装された第1弾性部材152によって前記第1軸受支持部材86に装着された軸受72が常にガイド部38a側に押圧されている。また、前記スライダ14における他方の保持部70bとガイド部38bとの間には、第2弾性部材154を介して第2軸受支持部材150が装着され、前記第2弾性部材154の弾発力によって第2軸受支持部材150に設けられた軸受72がガイド部38b側に向かって押圧されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、シリンダ装置における変位部材をシリンダ本体に対して移動自在に保持してガイドするシリンダ装置のガイド機構に関する。
従来から、ワークの搬送手段としてロッドレスシリンダのようなシリンダ装置が用いられている。この種のロッドレスシリンダは、シリンダ本体の内部にピストンが変位自在に設けられ、前記ピストンに連結されたピストンヨークが、前記シリンダ本体の上面に形成されたスリットを介して外部に露呈するように構成されている。そして、前記ピストンヨークに対してスライダが装着され、前記ピストンの変位作用下にスライダをシリンダ本体の軸線方向に沿って変位させてワークを搬送している。
しかしながら、このようなロッドレスシリンダでは、一般的に、スライダ、ピストン及びシリンダ本体等の各部材の寸法ばらつきによって、これらを組み付けた際に、前記シリンダ本体とスライダとの間に前記各部材の寸法ばらつきに起因して間隙が生じ、前記スライダをシリンダ本体に沿って変位させる際にがたつきの原因となることがある。
このようなシリンダ本体に対するスライダのがたつきを防止するガイド機構を備えるシリンダ装置が知られている。このシリンダ装置は、図11に示されるように、シリンダチューブ2の内部にピストンに連結されたピストンヨーク3が挿通され、前記シリンダチューブ2の上面2aが、スリット4を挟んで前記シリンダチューブ2の略中央部から離間する幅方向に向かって徐々に低くなるように傾斜している。
そして、シリンダチューブ2の上面2aとスライダ5の下面5aとの間に、前記スライダ5に螺合されたねじ6aを介してシリンダ装置1の幅方向に変位する第1摺動材7が設けられ、シリンダチューブ2の下側部とスライダ5との間にも同様に第2摺動材8が設けられている。前記第1及び第2摺動材7、8は、シリンダチューブ2の上面2aとスライダ5の下面5aとの間に設けられ、前記スライダ5が軸線方向に沿って変位する際の軸受として機能する。そして、ねじ6a、6bを螺回させて第1及び第2摺動材7、8をシリンダ装置1の幅方向に押圧して変位させることにより、前記シリンダチューブ2の上面2aとスライダ5の下面5aに対して第1及び第2摺動材7、8を当接させて所定の圧力で押圧し、前記シリンダチューブ2とスライダ5との離間距離を調整して間隙を解消し、前記シリンダチューブ2に対するスライダ5のがたつきを防止している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−349509号公報
ところで、特許文献1に係るシリンダ装置1のガイド機構では、シリンダチューブ2及びスライダ5に対する第1及び第2摺動材7、8による押圧力を、前記第1及び第2摺動材7、8を変位させているねじ6a、6bの回転量(例えば、締付トルク)によって管理しているが、前記ねじ6a、6bの回転によっては前記第1及び第2摺動材7、8の変位量、すなわち、シリンダチューブ2及びスライダ5に対する押圧力が急激に変化してしまう。
そのため、軸受として機能している第1及び第2摺動材7、8をシリンダチューブ2とスライダ5に対して所定の押圧力で押圧する際に、所定の押圧力が得られる調整範囲が狭く再現性が困難であると共に、調整作業に熟練を要するという問題がある。
また、シリンダチューブ2、スライダ5、ピストン及びピストンヨーク3等の各部材の寸法ばらつきが、それぞれのシリンダ装置1によって異なることがあり、その場合には、前記シリンダ装置1の組み付け作業が完了した後に各シリンダ装置1毎に間隙を解消するための調整作業を行う必要がある。この調整作業は、前記シリンダ装置1に生じている間隙の状態を見ながら作業者がねじ6a、6bを螺回させて行う必要があるため、前記シリンダ装置1に対する調整作業が煩雑であると共に、前記シリンダ装置1の生産効率をさほど向上させることができないという問題がある。
さらに、シリンダ装置1を長期にわたって使用した際に、スライダ5に設けられた第1及び第2摺動材7、8がシリンダチューブ2との接触作用下に摩耗し、前記第1及び第2摺動材7、8によって調整されて固定されているスライダ5とシリンダチューブ2との相対的な位置関係が変化してしまう。これにより、前記スライダ5とシリンダチューブ2との間に再び間隙が生じてがたつきが発生し、再度調整作業を行う必要がある。
本発明は、前記の種々の課題を考慮してなされたものであり、簡便な調整により変位部材のがたつきを防止して前記変位部材を円滑に変位させることができ、しかも、生産効率を向上させることが可能なシリンダ装置のガイド機構を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、シリンダ本体の外部に設けられる変位部材を軸線方向に沿って変位させるシリンダ装置において、
前記シリンダ本体と前記変位部材との間に設けられ、前記変位部材を前記シリンダ本体に対して変位自在に保持するシリンダ装置のガイド機構であって、
前記ガイド機構は、前記変位部材が保持されるシリンダ本体のガイド部と該変位部材との間に設けられ、前記ガイド部と摺接する軸受が装着される保持部と、
前記保持部と前記変位部材との間に配設され、前記保持部を前記ガイド部側に向かって付勢する弾性部と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シリンダ装置に設けられるガイド機構において、シリンダ本体のガイド部と変位部材との間に保持部を設けると共に、前記保持部と変位部材との間に弾性部を設けることにより、前記弾性部の弾発力によって保持部をガイド部側へと押圧している。そして、保持部には、ガイド部と摺接する軸受が設けられているため、前記保持部のガイド部側への押圧作用下に軸受が所定圧力でガイド部へと押圧されて当接している。
従って、弾性部の弾発力によって軸受を摺接面となるガイド部に押圧させることができるため、ねじを螺回させる際の回転量を管理することによって前記変位部材とガイド部に対する軸受からの押圧力を調整していた従来のシリンダ装置におけるガイド機構と比較して、前記軸受が押圧される押圧力の変化を緩やかとすることができ、且つ、前記ガイド部に付与される押圧力の設定範囲を広く確保することができる。
その結果、変位部材をシリンダ本体のガイド部に組み付けた際に、前記シリンダ本体や変位部材の寸法ばらつきに起因して生じるがたつきを、弾性部の弾発力によって好適に解消し、前記変位部材をガイド部によるガイド作用下に軸線方向に沿って確実且つ円滑に変位させることができる。
また、変位部材をシリンダ本体のガイド部に組み付けた際に、弾性部の弾発力によって変位部材とガイド部との間に生じているクリアランスを解消させることができるため、従来の作業者がねじを螺回して前記クリアランスを解消するための煩雑な調整作業が不要となり、シリンダ装置の製造時間の短縮化を図ることができる。
さらに、弾性部は、保持部を介して軸受をガイド部との摺接面に対して略垂直方向に押圧するとよい。これにより、弾性部の弾発力によって軸受をガイド部の摺接面に対して押圧する際の押圧力を効率的に発生させることができる。そのため、弾性部による押圧力の設定範囲をより一層大きく確保することができる。
さらにまた、保持部を、変位部材に対して固定部材によって固定し、弾性部の弾発力による前記変位部材の前記ガイド部側への変位を規制するとよい。これにより、弾性部の弾発力によって変位部材がシリンダ本体のガイド部に対して位置決めされた状態で前記保持部を固定することができるため、前記保持部に装着された軸受を、前記変位部材とシリンダ本体との間の摺接面に対して略一定の押圧力で好適に当接させた状態で保持することができ、それに伴って、前記変位部材を円滑に変位させることが可能となる。
また、保持部を、シリンダ本体に形成される一組のガイド部と変位部材との間にそれぞれ設けられる一組の保持部材から構成し、弾性部に、一方の保持部材に設けられ、該保持部材を一方のガイド部に向かって付勢する第1弾性部材と、他方の保持部材に設けられ、該保持部材を他方のガイド部に向かって付勢する第2弾性部材とを備えるとよい。
これにより、一方のみに弾性部材を設けた場合と比較して、シリンダ本体のガイド部に対して変位部材を組み付けた際に生じるがたつきの吸収範囲を増大させることが可能となる。
さらに、一組の保持部材のうち少なくとも一方を、変位部材に対して固定することにより、保持部材を押圧する第1弾性部材の弾発力によってがたつきを解消することができると共に、例えば軸受の摩耗等による経時変化によって前記ガイド部と変位部材との間に生じるがたつきを第2弾性部材の弾発力によって防止することができる。
さらにまた、保持部を固定する固定部材を、ガイド部と軸受とからなる摺接面に対して略平行に配設することにより、前記保持部を変位部材に固定する際に生じる負荷には摺接面に対する直交方向への成分が発生しないため、前記変位部材に固定された保持部の軸受を介してガイド部に付与されている弾発部からの押圧力を変化させることなく前記保持部を変位部材に対して固定することができる。
またさらに、保持部を、弾性部又は軸受と一体成形することにより、部品点数の削減を図ることができ、組み付け作業性を向上させることができる。
また、シリンダ装置としてロッドレスシリンダを採用することにより、第1及び第2弾性部材による弾発力の効果をより一層確保することができ、前記ロッドレスシリンダのようなガイドにおいて比較的ばらつきの大きいシリンダ装置に好適である。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、本発明によれば、ガイド機構においてシリンダ本体のガイド部と変位部材との間に保持部を設け、前記保持部と変位部材との間に弾性部を設けることにより、前記弾性部の弾発力によって保持部の軸受を所定圧力でガイド部へと押圧させている。これにより、ガイド部へと押圧される軸受の押圧力の変化を緩やかとし、前記押圧力の設定範囲を広く確保することができるため、変位部材をシリンダ本体のガイド部に組み付けた際に、前記シリンダ本体や変位部材の寸法ばらつきに起因して生じるがたつきを好適に解消し、前記変位部材をガイド部に沿って軸線方向に確実且つ円滑に変位させることができる。
また、変位部材とシリンダ本体のガイド部とを組み付けた際に、弾性部の弾発力によって変位部材とガイド部との間のクリアランスが解消され、従来行われていた前記クリアランスを解消するための煩雑な調整作業が不要となり、シリンダ装置の製造時間の短縮化を図ることができる。
本発明に係るシリンダ装置のガイド機構について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るガイド機構が適用されるシリンダ装置を示す。
このシリンダ装置10は、図1及び図2に示されるように、軸線方向に沿って長尺なシリンダチューブ(シリンダ本体)12と、前記シリンダチューブ12に取り付けられ、軸線方向に沿って進退自在なスライダ(変位部材)14と、前記シリンダチューブ12の端部にそれぞれ装着される一組のエンドブロック16a、16bと、前記シリンダチューブ12に装着される上ベルト18と下ベルト20(図7及び図8参照)を案内するベルト案内機構22(図2参照)と、前記スライダ14とシリンダチューブ12との間に設けられ、前記スライダ14をシリンダチューブ12に対して円滑にガイドさせるためのガイド機構24(図7及び図8参照)とを備えている。
シリンダチューブ12の内部には、図3及び図7に示されるように、軸線方向に沿って断面略菱形状のボア部26が形成され、前記シリンダチューブ12の上面には軸線方向に沿って開口したスリット28が形成されている。そして、前記スリット28を介してボア部26が外部と連通している。
シリンダチューブ12のスリット28には、該スリット28を上下両方向から塞ぐことによりシールする前記上ベルト18と下ベルト20が取り付けられている。上ベルト18は、例えば、金属製材料からシート状に形成されており、下ベルト20は、例えば、樹脂製材料から形成されている。
前記スリット28の両側には、図7及び図8に示されるように、軸線方向に沿って延在する取付溝30を介して一組の磁性体32(例えば、永久磁石)が装着され、前記磁性体32の磁力によって上ベルト18が吸引されてスリット28が上方より閉塞される。これにより、シリンダチューブ12の内部にスリット28を通じて外部から塵埃等が進入することが防止される。
そして、前記上ベルト18及び下ベルト20の両端部は、シリンダチューブ12の両端部にそれぞれ接続される一組のエンドブロック16a、16bにそれぞれ固定されている(図2参照)。
また、シリンダチューブ12のボア部26の近傍には、該ボア部26より所定間隔離間して軸線方向に沿って延在する一組のバイパス通路34a、34bが形成され、前記バイパス通路34a、34bには圧力流体が流通する集中配管(図示せず)が接続される。
一方、シリンダチューブ12の両側面には、軸線方向に沿って一組又は複数組のセンサ取付溝36が形成され、前記センサ取付溝36には、後述するピストン40a、40bの変位位置を検出するための位置検出センサ(図示せず)が装着される。
シリンダチューブ12の上面には、前記スリット28から軸線と直交する幅方向(矢印X方向)に所定間隔離間し、上方に向かって所定高さだけ突出した一組のガイド部38a、38bが形成されている。このガイド部38a、38bはシリンダチューブ12の軸線方向に沿って延在し、前記ガイド部38a、38bには、ガイド機構24を介してスライダ14が軸線方向に沿って変位自在に係合されている。
このガイド部38a、38bは、シリンダチューブ12のスリット28から離間する幅方向(矢印X方向)に所定角度だけ傾斜するように形成されると共に、前記ガイド部38a、38bの上面は略水平となるように形成されている。換言すると、一組のガイド部38a、38bは、スリット28を中心としてシリンダチューブ12の幅方向(矢印X方向)に略対称形状となるように形成されているため、前記ガイド部38a、38bの高さは略同一となる。
シリンダチューブ12のボア部26には、図2に示されるように、該ボア部26の断面形状に対応した一組のピストン40a、40bが進退自在に挿入されている。前記ピストン40a、40bの軸線方向に沿った一端部には、図3及び図4に示されるように、それぞれ突部42が形成され、前記突部42の周縁部には環状のシール部材44が装着されている。これにより、ピストン40a、40bがシリンダチューブ12のボア部26に挿入された際、前記ピストン40a、40bとボア部26の内壁面との間がシール部材44によってシールされ、前記ボア部26の内部の気密が保持される。
また、ピストン40a、40bの突部42には、図4に示されるように、エンドブロック16a、16b側に向かって突出するようにシャフト部46が設けられている。
一方のピストン40aと他方のピストン40bとの間にはウェアリング48a、48bを介してピストンヨーク50が挟持され、前記ピストン40a、40bと一体的に連結されている。このピストンヨーク50は所定厚の板材をプレス成形することにより形成され、前記ピストン40a、40bの間に連結され、ボア部26の断面形状に対応して断面略菱形状に形成される挿通部52と、前記挿通部52の上方に略T字状に形成されるヨーク部54とを含む。
このピストンヨーク50は、図7及び図8に示されるように、挿通部52が前記ピストン40a、40bと同様にボア部26の内部に挿入され、前記挿通部52とヨーク部54との接続部位がスリット28に挿通されて前記ヨーク部54がシリンダチューブ12の上部側となるように設けられている。そして、前記ヨーク部54は、シリンダチューブ12の幅方向(矢印X方向)に所定幅で拡幅して形成され、前記ヨーク部54にはスライダ14が装着されている。
ヨーク部54の略中央部には、図4に示されるように、幅方向(矢印X方向)に沿って延在する係合溝56が形成され、略長方形状に形成される前記係合溝56には、略円盤状のカプラー58がその下面に装着された係合部材60を介して装着されている。
カプラー58の外壁面は同一直径からなる一組の曲面部62と、シリンダチューブ12の軸線と略平行に形成される一組の平面部64とから構成されている。換言すると、カプラー58の外壁面は、同一直径からなる曲面がシリンダチューブ12の軸線に対して略対称且つ略平行に形成される一組の平面部64によって分断され、分断された曲面がそれぞれ一組の曲面部62として構成される。そのため、カプラー58をシリンダチューブ12のボア部26に挿通されたピストンヨーク50に装着した際、曲面部62がエンドブロック16a、16b側となるようにそれぞれ形成されると共に、平面部64がシリンダチューブ12の側面と略平行となるよう形成されている。
また、係合部材60は、カプラー58の下面にシリンダチューブ12の軸線と略直交するように2本のボルト66で装着されている。
さらに、カプラー58の上面と曲面との境界部位には、前記カプラー58の周方向に沿って所定角度(例えば、45°)傾斜した面取部68がそれぞれ形成されている。
断面略コ字状に形成されるスライダ14は、図5〜図8に示されるように、シリンダチューブ12と対向する下面側にカプラー挿入穴14aが形成され、前記カプラー挿入穴14aには、ピストンヨーク50に装着されたカプラー58が挿入される。なお、カプラー挿入穴14aの形状は、カプラー58の形状より半径方向に若干大きく形成されている。これにより、スライダ14が、カプラー58の上部に一体的に装着される。
この場合、スライダ14には、該スライダ14の幅方向(矢印X方向)に沿った両側部に鉛直下方向に向かって突出する一組の保持部70a、70bが形成され、前記保持部70a、70bは、その内部に設けられるガイド機構24を介してシリンダチューブ12のガイド部38a、38bに係合されている。このように、スライダ14は、カプラー58及びピストンヨーク50を介してピストン40a、40bと一体的に装着された状態となるため、前記ピストン40a、40bの軸線方向に沿った変位作用下にスライダ14がガイド部38a、38bによるガイド作用下に軸線方向に沿って変位する。
また、スライダ14の下面には、図5〜図8に示されるように、シリンダチューブ12のガイド部38a、38bと対向する位置に軸受72が保持される保持溝74が軸線方向に沿ってそれぞれ形成されている。前記保持溝74は、断面略円弧状に窪んで形成されると共に、前記スライダ14の軸線方向に沿った両端部には、前記保持溝74の深さよりさらに深く形成された深溝部76(図6参照)がそれぞれ形成されている。
そして、保持溝74には、図5に示されるように、両端部に突出したフランジ部78を有する軸受72が装着され、前記フランジ部78が深溝部76に係合されている。その際、前記軸受72におけるフランジ部78の間の軸線方向に沿った距離寸法が、前記深溝部76間の軸線方向に沿った距離寸法より大きく形成されているため、前記軸受72が保持溝74の内部で軸線方向に沿って若干だけ変位可能となる。
すなわち、一組の軸受72が、シリンダチューブ12におけるガイド部38a、38bの上面とスライダ14の下面との間に挟持されているため、前記スライダ14をガイド部38a、38bとの間の摺動面に沿って円滑に変位させることができる。
また、軸受72におけるフランジ部78の端面には、それぞれエンドブロック16a、16b側に向かって突出した凸部162が形成され、前記フランジ部78が深溝部76に係合された際にスライダ14の端面に形成された凹部164に係合される。そのため、保持溝74に装着された軸受72が、前記保持溝74より脱落することを防止できる。
さらに、スライダ14の軸線方向に沿った両端面には、図1に示されるように、前記両端面を覆うようにそれぞれカバー部材80がボルト82を介して装着され、前記カバー部材80の略中央部には係止部材84が設けられている。前記係止部材84は、カバー部材80の端面より若干だけエンドブロック16a、16b側に突出するように設けられている(図2参照)。例えば、シリンダチューブ12に図示しないストッパ機構を設けた場合に、前記スライダ14が係止部材84を介して前記ストッパ機構に当接して係止される。
また、前記カバー部材80を可撓性を有する弾性材(例えば、ゴム)から形成することにより、スライダ14をシリンダチューブ12に装着した後に前記カバー部材80を撓曲させ、前記スライダ14の端面に装着することが可能となる。換言すれば、前記スライダ14をシリンダチューブ12に対して組み付ける際に、前記カバー部材80を予めスライダ14に対して装着しておく必要がないため、前記カバー部材80の組み付け性を向上させることができる。
さらに、カバー部材80の下面に、シリンダチューブ12の上面と対向するように塵埃除去部材(図示せず)を一体に成形してもよい。これにより、前記カバー部材80とシリンダチューブ12との間からスライダ14の内部に塵埃等が進入することを防止できる。
さらにまた、カバー部材80におけるスライダ14の端面と対向する部位に、潤滑剤を含有した潤滑部材(例えば、多孔質体)を設け、前記潤滑部材によって軸受72が摺動変位するシリンダチューブ12のガイド部38a、38bを常に潤滑するようにしてもよい。これにより、軸受72が摺動変位する際の摺動抵抗が軽減されるため、スライダ14をシリンダチューブ12に対してより一層円滑に変位させることが可能となる。
スライダ14における一方の保持部70aには、複数(例えば、3個)の貫通孔90が形成され、該貫通孔90には、ガイド機構24の第1軸受支持部材(保持部材)86(後述する)を固定するための固定ボルト88が挿通される。前記貫通孔90は、スライダ14の軸線方向に沿って所定間隔離間して形成されると共に、前記スライダ14をシリンダチューブ12に装着した際に、ガイド部38aの側面と略平行となるように所定角度傾斜して形成されている。
また、前記貫通孔90の近傍は、スライダ14の側面より所定深さだけ窪んで形成されているため、固定ボルト88を貫通孔90に挿通して前記ガイド機構24の第1軸受支持部材86を固定する際に、前記固定ボルト88がスライダ14の側面より突出することがない。
さらに、保持部70aには、図7に示されるように、前記貫通孔90が形成される部位より下方にプラグ92が螺合される複数のねじ孔94が所定間隔離間して形成されると共に、前記スライダ14をシリンダチューブ12に装着した際に、シリンダチューブ12のガイド部38aの側面に対して略直交するように所定角度傾斜して形成されている。すなわち、前記ねじ孔94は、前記貫通孔90と略直交するように形成されている。
エンドブロック16a、16bは、図1〜図3に示されるように、ボア部26の開口部を閉塞するようにシリンダチューブ12の両端部にそれぞれ設けられ、前記エンドブロック16a、16bに形成されたねじ装着孔96に装着されたねじ部材98がシリンダチューブ12のねじ穴99に螺合されることにより前記シリンダチューブ12に一体的に組み付けられる。
このエンドブロック16a、16bには、図2に示されるように、上ベルト18及び下ベルト20が挿入される孔部100が上部に形成され、前記孔部100に挿入されている固定部材102を介して上ベルト18及び下ベルト20の端部が2本の固定ねじ104によってそれぞれ固定されている。
エンドブロック16a、16bの側面には、図1及び図3に示されるように、切換弁(図示せず)を介して圧力流体供給源に接続される第1ポート106及び第2ポート108がそれぞれ形成され、前記圧力流体供給源から圧力流体(例えば、圧縮エア)が第1及び第2ポート106、108に対して選択的に供給される。前記第1及び第2ポート106、108は、エンドブロック16a、16bの内部の図示しない通路、又は、シリンダチューブ12に設けられたバイパス通路34a、34bを通じてシリンダチューブ12内のシリンダ室110a、110b(図2参照)にそれぞれ連通している。このシリンダ室110a、110bは、ボア部26がエンドブロック16a、16bとピストン40a、40bとによって閉塞されることによりそれぞれ形成されている。
また、図1に示されるように、エンドブロック16a、16bの端面には外側ポート112が形成され、前記外側ポート112は、前記エンドブロック16a、16bの内部の図示しない通路、又は、シリンダチューブ12に設けられたバイパス通路34a、34bを通じてシリンダチューブ12内のシリンダ室110a、110bに連通している。なお、外側ポート112は、封止ねじ114が螺合されて塞がれている。
さらに、エンドブロック16a、16bには、図2に示されるように、シリンダチューブ12と対向する内壁面側にピストン40a、40bの変位速度を減速させるための減速機構116が設けられている。
この減速機構116は、ピストン40a、40bと対向するようにエンドブロック16a、16bに円筒体118が装着され、前記円筒体118の内部には軸線方向に沿って挿通孔120が形成されている。そして、挿通孔120の内周面には、環状溝を介して環状のチェックパッキン122が装着され、ピストン40a、40bの軸線方向に沿った変位作用下に前記挿通孔120の内部に前記ピストン40a、40bに連結されたシャフト部46が挿入される。その際、前記チェックパッキン122がシャフト部46の外周面を囲繞するように当接し、シリンダ室110a、110bから挿通孔120への流路を遮断する。これにより、シャフト部46が挿通孔120の内部に挿入された際、前記シリンダ室110a、110b内の流体が、微小流路を有する図示しないバイパス流路を介して微小流量で前記第1及び第2ポート106、108側へと排出されるため、前記ピストン40a、40bが変位する際の変位抵抗となり、それに伴って、前記ピストン40a、40bの変位速度を減速させることができる。すなわち、減速機構116は、ピストン40a、40bがエンドブロック16a、16bに近づくにつれて前記ピストン40a、40bの速度を減速させる速度制御機能を有している。
ベルト案内機構22は、図3及び図4に示されるように、ピストン40a、40bの上部に設けられる一組の案内部材124a、124bと、前記ピストン40a、40bにそれぞれ連結されるウェアリング48a、48bとからなり、前記案内部材124a、124b及びウェアリング48a、48bは、例えば、樹脂製材料から形成されている。この案内部材124a、124bは、図4に示されるように、断面略C字状に形成されるベルトセパレート部126と、前記ベルトセパレート部126の略中央から一端部側に向かって突出したベルト押え部128と、前記ベルトセパレート部126及びベルト押え部128の側方に突出して形成される第1爪部130及び第2爪部132とから構成されている。
また、ベルトセパレート部126とベルト押え部128との間には、上ベルト18が挿通される略矩形状のベルト挿通孔134が形成されている。なお、図2に示されるように、断面略C字状に形成されるベルトセパレート部126の湾曲形状は、上ベルト18及び下ベルト20の摺動抵抗が過大とならないような形状に形成される。
ベルトセパレート部126は、図2に示されるように、上下に引き離されて湾曲した上ベルト18及び下ベルト20の間に挟まれ、前記上ベルト18は、ベルトセパレート部126とスライダ14の間に形成された空間部に沿って案内され、前記下ベルト20はベルトセパレート部126とピストン40a、40bの間に形成された空間部に沿って案内されている。
ベルト押え部128は、下方側に向かって所定長だけ突出して形成される突起部136を有し、前記突起部136によって上ベルト18をシリンダチューブ12側に押圧することにより上ベルト18と下ベルト20とが近接する(図2参照)。
また、図4に示されるように、第1爪部130は、下方に向かって所定長だけ突出し、且つ、ベルトセパレート部126の両側に一組となるように形成されており、前記第1爪部130がピストンヨーク50におけるヨーク部54に形成される溝部138にそれぞれ装着される。そして、第2爪部132がヨーク部54の下面に装着されることにより、ピストンヨーク50と案内部材124a、124bとが一体的に強固に連結される。すなわち、スライダ14が移動する際に、ベルトセパレート部126は、上ベルト18と下ベルト20とを離間させるように作用し、ベルト押え部128は、上ベルト18と下ベルト20とを近接させるように作用する。
ウェアリング48a、48bは、図4に示されるように、ボア部26に対応した断面形状に形成され、その上面の略中央には略長方形状の切欠部140が形成されている。前記切欠部140の一端部側には、下ベルト20を案内する略長方形状の下ベルト案内部142が形成されており、前記下ベルト案内部142は、一端部側がウェアリング48a、48bの外周面と略均等の高さ方向の位置に形成され、他端側が下方に若干湾曲して形成される。
前記下ベルト案内部142の湾曲形状は、下ベルト20を案内する際に、下ベルト20の摺動抵抗が過大にならないような形状に形成される(図2参照)。
また、ウェアリング48a、48bの一端部に形成された孔部には磁石144が装着され、シリンダチューブ12のセンサ取付溝36(図1参照)に装着される図示しないセンサによって、前記磁石144の磁界を検知することにより、ピストン40a、40bの位置が検出される。そして、前記ピストン40a、40bのピン孔部146にピン部材148をそれぞれ圧入することにより、2つのピストン40a、40bがウェアリング48a、48bを介してピストンヨーク50に対して互いに連結される。
ガイド機構24は、図5〜図8に示されるように、スライダ14の保持部70a、70bにシリンダチューブ12のガイド部38a、38bと対向するように設けられ、前記ガイド機構24は、一方の保持部70aにガイド部38aの側面と対向して設けられる第1軸受支持部材86と、他方の保持部70bにガイド部38bと対向して設けられる第2軸受支持部材(保持部材)150と、前記第1軸受支持部材86と保持部70aとの間に挟持される第1弾性部材152と、前記第2軸受支持部材150と保持部70bとの間に挟持される第2弾性部材154とを含む。
第1軸受支持部材86は、一方の保持部70aの内壁面に形成された装着溝156aに装着され、前記保持部70aに形成される貫通孔90を介して複数の固定ボルト88でスライダ14に固定されている。
この第1軸受支持部材86は、例えば、アルミニウム材料等の金属製材料から形成され、一方のガイド部38aの側面に対して略直交して当接するように配設されると共に、前記固定ボルト88が前記ガイド部38aの側面と略平行となるように第1軸受支持部材86に螺合されている。このとき、固定ボルト88により圧着される第1軸受支持部材86とスライダ14の当接面が、ガイド部38aの側面に対して略直交するように配設されることが望ましい。
また、第1軸受支持部材86には、ガイド部38aと対向する側面に軸受72が保持される保持溝158が軸線方向に沿って形成されている。この保持溝158は、スライダ14の下面に形成される保持溝74と略同一形状となるように断面略円弧状に窪んで形成され、前記第1軸受支持部材86の両端部に形成された深溝部160に軸受72のフランジ部78が係合されている(図9参照)。すなわち、軸受72は、第1軸受支持部材86とガイド部38aとの間に挟持されているため、前記スライダ14をガイド部38aとの間の摺動面に沿って円滑に変位させることができる。
さらに、図9に示されるように、軸受72におけるフランジ部78の間の軸線方向に沿った距離寸法L1が、前記深溝部160間の軸線方向に沿った距離寸法L2より大きく形成されているため(L1>L2)、前記軸受72が保持溝158の内部で軸線方向(矢印A、B方向)に沿って若干だけ変位可能となる。
さらに、フランジ部78の端面には、それぞれエンドブロック16a、16b側に向かって突出した凸部162が形成され、前記フランジ部78が深溝部160に係合された際に第1軸受支持部材86の端面に形成された凹部164に係合される。そのため、保持溝158に装着された軸受72が、前記保持溝158より脱落することを防止できる。
一方、第1軸受支持部材86には、図7〜図9に示されるように、固定ボルト88が螺合されるねじ孔94に臨み、スライダ14の保持部70aと当接する側面に所定深さだけ窪んだ装着穴166が形成され、前記装着穴166には第1弾性部材152が装着されている。
第1弾性部材152は、例えば、板ばね等のスプリングからなり、図5及び図9に示されるように、波状に複数箇所が折曲するように形成されている。そして、第1弾性部材152は、図9に示されるように、第1軸受支持部材86側に向かって凸状となる複数の部位(例えば、3箇所)が装着穴166の内壁面に当接すると共に、凹状となる複数の部位(例えば、4箇所)がスライダ14における装着溝156aの内壁面に当接している。すなわち、第1弾性部材152の弾発力は、前記第1軸受支持部材86とスライダ14の保持部70aとを離間する方向に向かって付勢している(図7及び図9中、矢印Y1方向参照)。
また、第1弾性部材152は、装着穴166の内壁面に当接した部位がスライダ14の保持部70aに螺合された複数(例えば、3本)のプラグ92によって支持されている。前記プラグ92は、スライダ14の貫通孔90に対して略直交するようにねじ孔94に螺合されているため、前記第1弾性部材152がプラグ92の螺合作用下に第1軸受支持部材86側に向かって保持される。
第2軸受支持部材150は、図7、図8及び図10に示されるように、例えば、アルミニウム材料等の金属製材料から形成され、他方の保持部70bの内壁面に形成された装着溝156bに装着されている。そして、前記第2軸受支持部材150は、装着溝156bに装着される部位が略水平状に形成されると共に、他方のガイド部38b側となる部位が前記ガイド部38bの側面に対して略直交して当接するように形成されている。すなわち、第2軸受支持部材150は、前記ガイド部38bとスライダ14の保持部70bとの間に挟持されている。
また、第2軸受支持部材150には、ガイド部38bと対向する側面に軸受72が保持される保持溝168が軸線方向に沿って形成されている。この保持溝168は、スライダ14の下面に形成される保持溝74と略同一形状となるように断面略円弧状に窪んで形成され、前記第2軸受支持部材150の両端部に形成された深溝部170に軸受72のフランジ部78が係合されている。これにより、図7及び図8に示されるように、第2軸受支持部材150を介して軸受72をガイド部38bに対して略垂直に当接させた状態で挟持しているため、前記スライダ14をガイド部38bとの間の摺動面に沿って円滑に変位させることができる。
さらに、図10に示されるように、軸受72におけるフランジ部78の間の軸線方向に沿った距離寸法L3が、前記深溝部170間の軸線方向に沿った距離寸法L4より大きく形成されているため(L3>L4)、前記軸受72が保持溝168の内部で軸線方向(矢印A、B方向)に沿って若干だけ変位可能となる。
フランジ部78の端面には、それぞれエンドブロック16a、16b側に向かって突出した凸部162が形成され、前記フランジ部78が深溝部170に係合された際に第1軸受支持部材86の端面に形成された凹部164に係合される。そのため、保持溝168に装着された軸受72が、前記保持溝168より脱落することを防止できる。
第2軸受支持部材150と装着溝156bの内壁面との間には、図5及び図10に示されるように、略長方形状に形成されたプレート状の第2弾性部材154が挟持されている。この第2弾性部材154は、例えば、硬質のゴム製材料から形成され、その略中央部には長手方向に沿って所定長のスリット孔172が形成されている。そして、前記スリット孔172が第2軸受支持部材150の側面に形成された凸状の係合凸部174に係合されることにより、前記第2軸受支持部材150に対する第2弾性部材154の相対的な変位が規制される。
このように、第2軸受支持部材150とスライダ14との間に第2弾性部材154を設けることにより、前記第2弾性部材154の弾発力によって前記第2軸受支持部材150がガイド部38b側に向かって押圧されている。
なお、第2弾性部材154を設けることなく、第2軸受支持部材150と保持部70bの内壁面とを直接当接させるようにしてもよいし、前記第2軸受支持部材150を保持部70bと一体的に形成するようにしてもよい。
また、第1軸受支持部材86を、例えば、弾性材料から第1弾性部材152と一体成形するようにしてもよいし、同様に、第2軸受支持部材150を、第2弾性部材154と一体成形するようにしてもよい。
さらに、前記第1及び第2軸受支持部材86、150の少なくともいずれか一方に対して軸受72を一体的に成形するようにしてもよい。これにより、部品点数を削減することができるため、組み付け作業性を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係るシリンダ装置10のガイド機構24は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
先ず、シリンダチューブ12のガイド部38a、38bにガイド機構24を介してスライダ14を組み付ける場合について説明する。
最初に、スライダ14の下面に保持溝74を介して一組の軸受72を装着する。次に、予めピストン40a、40bと一体的に連結されているピストンヨーク50をシリンダチューブ12のボア部26に挿通させ、前記ピストンヨーク50にカプラー58を係合する。その後、スライダ14をシリンダチューブ12の上方から前記カプラー58に対して組み付ける。その際、軸受72は、フランジ部78に形成された凸部162がスライダ14の凹部164に挿入されているため、前記軸受72がスライダ14の下面より脱落することがない。
次いで、第2軸受支持部材150の保持溝168に軸受72を装着し、且つ、係合凸部174に第2弾性部材154を装着した後に、前記第2軸受支持部材150をスライダ14における他方の保持部70bとシリンダチューブ12における他方のガイド部38bとの間に挿入して軸線方向へとスライドさせることにより、前記第2軸受支持部材150を前記保持部70bに形成された装着溝156bに装着する。この際、軸受72のフランジ部78に形成された凸部162が第2軸受支持部材150の凹部164に挿入されているため、前記軸受72が組み付け時に第2軸受支持部材150より脱落することがない。
最後に、第1軸受支持部材86に保持溝158を介して軸受72を装着し、且つ、装着穴166に第1弾性部材152を装着した後に、前記第1軸受支持部材86をスライダ14における一方の保持部70aと一方のガイド部38aとの間に挿入してスライドさせることにより前記第1軸受支持部材86を保持部70aの装着溝156aへと装着する。
これにより、スライダ14の装着溝156aに装着されている第1弾性部材152の弾発力によって前記スライダ14に係止されている第1軸受支持部材86がガイド部38aの側面に対して接近する方向に押圧される。そのため、スライダ14をシリンダチューブ12のガイド部38a、38bに組み付けた際に生じる前記ガイド部38a、38bと第1軸受支持部材86及び第2軸受支持部材150との間のクリアランスを解消することができる。
そして、シリンダチューブ12のガイド部38a、38bとスライダ14との間のクリアランスが解消された状態で、前記保持部70aに対して貫通孔90を介して第1軸受支持部材86を固定ボルト88で固定することにより、前記スライダ14に対して第1軸受支持部材86が固定される。すなわち、スライダ14に設けられた複数の軸受72が、シリンダチューブ12のガイド部38a、38bに対して最適な押圧力で押圧されてガイドされた状態で第1軸受支持部材86をスライダ14に対して固定する。なお、第1軸受支持部材86を固定ボルト88を介してスライダ14に固定することにより、前記第1軸受支持部材86に対する第1弾性部材152の弾発力が機能していない状態となり、ガイド部38a側への押圧力を維持した状態で固定される。
さらに、スライダ14の保持部70aに螺合されているプラグ92を第1弾性部材152に当接するまで螺回することにより、前記ガイド部38aと第1軸受支持部材86との間のクリアランスが解消された状態で、第1弾性部材152を介して前記第1軸受支持部材86が支持される。これにより、第1軸受支持部材86が、スライダ14に対して位置決めされた状態となり、ガイド部38aに接近及び離間する方向(図7〜図9中、矢印Y1及びY2方向)に向かって変位することがない。
また、長年の使用による軸受72の摩耗等によってスライダ14とシリンダチューブ12との間にクリアランスが生じた場合には、第2軸受支持部材150とスライダ14の保持部70bとの間に設けられた第2弾性部材154の弾発力によって前記第2軸受支持部材150がシリンダチューブ12側に向かって押圧されることにより前記クリアランスが好適に解消される。すなわち、第1軸受支持部材86とスライダ14の保持部70aとの間に設けられている第1弾性部材152の弾発力は、前記第1軸受支持部材86がスライダ14に固定され、前記第1軸受支持部材86を介してシリンダチューブ12に影響を与えることがないため、前記スライダ14がシリンダチューブ12に組み付けられた後に発生したがたつきは、第2弾性部材154の弾発力によって好適に解消される。
これにより、シリンダ装置10における経時変化によって生じるスライダ14とシリンダチューブ12との間のがたつきを第2弾性部材154によって解消することができる。
このように、シリンダチューブ12のガイド部38a、38bに対してガイド機構24を介してスライダ14を装着することにより、前記ガイド機構24に設けられる第1弾性部材152の弾発力によって前記スライダ14の摺動面となるガイド部38aの側面に対して軸受72を所望の押圧力で押圧して当接させることができる。
そのため、ねじの螺回作用下に第1及び第2摺動材をシリンダチューブとスライダとの間に向かって変位させることにより、前記シリンダチューブとスライダ間のクリアランスを解消していた従来のガイド機構が備えられたシリンダ装置と比較して、前記軸受72がガイド部38aに対して押圧される押圧力の変化を緩やかとすることができるため所定の押圧力が得られやすく、且つ、前記ガイド部38aに付与される押圧力の設定範囲を広く確保することが可能となる。
また、ガイド部38aに対する軸受72の押圧方向を、該ガイド部38aの摺動面となる側面に対して略垂直とすることにより、前記軸受72による押圧力の設定範囲をより一層大きく確保することができる。
これにより、スライダ14やシリンダチューブ12の寸法ばらつきによって前記スライダ14をガイド部38a、38bに組み付けた際に生じるクリアランスを、第1弾性部材152の弾発力によって好適に解消し、前記スライダ14とシリンダチューブ12との間に発生するがたつきを阻止することができる。
その結果、スライダ14をシリンダチューブ12のガイド部38a、38bに組み付けた際に、前記スライダ14に設けられた軸受72がガイド部38a、38bに対して所望の押圧力で押圧された状態で当接されているため、前記スライダ14をシリンダチューブ12のガイド部38a、38bによるガイド作用下に軸線方向に沿って確実且つ円滑に変位させることができる。
さらに、スライダ14をシリンダチューブ12のガイド部38a、38bに組み付けた際に、第1弾性部材152の弾発力によってスライダ14とガイド部38a、38bとの間に生じているクリアランスを自動的に解消させることができるため、従来の作業者がねじを螺回して第1及び第2摺動材をシリンダチューブとスライダとの間に向かって押圧することにより前記クリアランスを解消するという煩雑な調整作業が不要となり、シリンダ装置10の製造時間の短縮化を図ることができる。
さらにまた、第1及び第2軸受支持部材86、150に装着された軸受72が、第1弾性部材152の弾発力によって常に摺動面となるガイド部38a、38bの側面に対して略垂直、且つ、所定圧力で押圧されているため、例えば、スライダ14の上面に載置されるワーク等から外力が付勢された場合にも、前記外力の影響による前記スライダ14の変位を抑制して前記スライダ14をガイド部38a、38bに沿って確実且つ好適にガイドして軸線方向に沿って円滑に変位させることができる。
またさらに、第2軸受支持部材150とスライダ14の保持部70bとの間に第2弾性部材154を設け、該第2弾性部材154を、例えば、硬質のゴム製材料から形成することにより、所望の剛性を有するガイド機構とすることができると共に、長年の使用による軸受72の摩耗等によりスライダ14とシリンダチューブ12との間に再びクリアランスが生じてがたつきが発生した場合においても、第2弾性部材154の弾発力によって前記がたつきを吸収して好適に解消することができる。
次に、このようにして組み付けられたガイド機構24を有するシリンダ装置10の動作について説明する。なお、スライダ14及びピストン40a、40bが、一方のエンドブロック16a側(矢印B方向)に変位している状態を初期位置として説明する。
先ず、この初期位置において、エンドブロック16aの第1ポート106に圧力流体(例えば、圧縮エア)を供給することにより、前記圧力流体がエンドブロック16aの図示しない通路を介してシリンダチューブ12内の一方のシリンダ室110aに導入される。そして、前記圧力流体による押圧作用下にピストン40aが他方のエンドブロック16b側(矢印A方向)に押圧されることにより、ピストンヨーク50及びカプラー58を介して前記ピストン40aと一体的にスライダ14がガイド部38a、38bのガイド作用下に軸線方向に沿って変位する。なお、この場合、第2ポート108は大気開放状態としておく。
その際、案内部材124bのベルト押え部128と下ベルト案内部142によって閉じられていたスライダ14の右側の上ベルト18と下ベルト20がスライダ14の変位に伴ってベルトセパレート部126によって開かれる。また、反対に、案内部材124aのベルトセパレート部126によって開かれていたスライダ14の中央部近傍の上ベルト18と下ベルト20は、前記スライダ14の変位に伴ってベルト案内機構22のベルト押え部128及び下ベルト案内部142によって閉じられる。
すなわち、スライダ14は、上ベルト18及び下ベルト20によってスリット28をシールしてボア部26を閉塞した状態でシリンダチューブ12に沿って軸線方向(矢印A方向)に変位する。
そして、スライダ14がさらに他方のエンドブロック16b側(矢印A方向)へと変位し、ピストン40bの端部に設けられたシャフト部46が円筒体118の挿通孔120の内部に挿入されることにより、前記シャフト部46の外周面と挿通孔120に設けられたチェックパッキン122によって前記シャフト部46と挿通孔120との間における流体の流通が遮断され、その流体の流路は図示しないバイパス流路のみに制限される。そのため、前記ピストン40a、40bの変位速度が低下しながら変位して前記ピストン40bの端面が円筒体118の端面に当接することにより変位終端位置となる。
次に、図示しない切換弁を切り換えて第2ポート108に圧力流体を供給することにより、前記圧力流体がエンドブロック16bの図示しない通路を通じてシリンダチューブ12の他方のシリンダ室110bに導入される。そして、ピストン40bが、前記圧力流体による押圧作用下に一方のエンドブロック16a側(矢印B方向)に押圧され、前記ピストン40bと共にスライダ14がシリンダチューブ12のガイド部38a、38bに沿って軸線方向(矢印B方向)に変位する。
その際、スライダ14が他方のエンドブロック16b側に変位する場合とは反対に、案内部材124aのベルト押え部128と下ベルト案内部142によって閉じられていた上ベルト18と下ベルト20が、前記案内部材124aのベルトセパレート部126によって開かれ、また、案内部材124bのベルトセパレート部126によって開かれていた上ベルト18と下ベルト20は、ベルト押え部128及び下ベルト案内部142によって閉じられる。
そして、スライダ14がさらに一方のエンドブロック16a側(矢印B方向)へと変位し、ピストン40aに設けられたシャフト部46が円筒体118の挿通孔120に挿入されることにより、前記ピストン40a、40bの変位速度が低下した後に前記ピストン40aの端面が円筒体118の端面に当接することにより停止して初期位置へと復帰する。
本発明の実施の形態に係るガイド機構が適用されたシリンダ装置の斜視図である。 図1のシリンダ装置の軸線方向に沿った縦断面図である。 図1のシリンダ装置の一部省略分解斜視図である。 図1のシリンダ装置におけるベルト案内機構の分解斜視図である。 図1のシリンダ装置におけるガイド機構の分解斜視図である。 図1のシリンダ装置におけるスライダを下方から見た分解斜視図である。 図1のVII−VII線に沿った縦断面図である。 図1のVIII−VIII線に沿った縦断面図である。 図7のIX−IX線に沿った縦断面図である。 図7のX−X線に沿った縦断面図である。 従来技術に係るガイド機構を有するシリンダ装置の縦断面図である。
符号の説明
10…シリンダ装置 12…シリンダチューブ
14…スライダ 16a、16b…エンドブロック
18…上ベルト 20…下ベルト
22…ベルト案内機構 24…ガイド機構
26…ボア部 28…スリット
38a、38b…ガイド部 40a、40b…ピストン
46…シャフト部 48a、48b…ウェアリング
50…ピストンヨーク 54…ヨーク部
58…カプラー 70a、70b…保持部
72…軸受 74、158、168…保持溝
76、160、170…深溝部 78…フランジ部
86…第1軸受支持部材 88…固定ボルト
90…貫通孔 92…プラグ
94…ねじ孔 102…固定部材
106…第1ポート 108…第2ポート
110a、110b…シリンダ室 116…減速機構
118…円筒体 122…チェックパッキン
124a、124b…案内部材 126…ベルトセパレート部
128…ベルト押え部 142…下ベルト案内部
150…第2軸受支持部材 152…第1弾性部材
154…第2弾性部材 156a、156b…装着溝
166…装着穴

Claims (8)

  1. シリンダ本体の外部に設けられる変位部材を軸線方向に沿って変位させるシリンダ装置において、
    前記シリンダ本体と前記変位部材との間に設けられ、前記変位部材を前記シリンダ本体に対して変位自在に保持するシリンダ装置のガイド機構であって、
    前記ガイド機構は、前記変位部材が保持されるシリンダ本体のガイド部と該変位部材との間に設けられ、前記ガイド部と摺接する軸受が装着される保持部と、
    前記保持部と前記変位部材との間に配設され、前記保持部を前記ガイド部側に向かって付勢する弾性部と、
    を備えることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  2. 請求項1記載のガイド機構において、
    前記弾性部は、前記保持部を介して前記軸受を前記ガイド部との摺接面に対して略垂直方向に押圧することを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  3. 請求項1又は2記載のガイド機構において、
    前記保持部は、前記変位部材に対して固定部材によって固定され、前記弾性部の弾発力による前記変位部材の前記ガイド部側への変位を規制することを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  4. 請求項1又は2記載のガイド機構において、
    前記保持部は、前記シリンダ本体に形成される一組のガイド部と前記変位部材との間にそれぞれ設けられる一組の保持部材から構成され、前記弾性部は、一方の保持部材に設けられ、該保持部材を一方のガイド部に向かって付勢する第1弾性部材と、他方の保持部材に設けられ、該保持部材を他方のガイド部に向かって付勢する第2弾性部材とを備えることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  5. 請求項4記載のガイド機構において、
    前記一組の保持部材のうち少なくとも一方が、前記変位部材に対して固定部材によって固定されることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  6. 請求項3又は5記載のガイド機構において、
    前記保持部を固定する固定部材は、前記ガイド部と前記軸受とからなる摺接面に対して略平行に配設されることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のガイド機構において、
    前記保持部は、前記弾性部又は前記軸受と一体成形されることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のガイド機構において、
    前記シリンダ装置は、ロッドレスシリンダであることを特徴とするシリンダ装置のガイド機構。
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