JP2002174234A - リニアガイド - Google Patents

リニアガイド

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JP2002174234A
JP2002174234A JP2000370613A JP2000370613A JP2002174234A JP 2002174234 A JP2002174234 A JP 2002174234A JP 2000370613 A JP2000370613 A JP 2000370613A JP 2000370613 A JP2000370613 A JP 2000370613A JP 2002174234 A JP2002174234 A JP 2002174234A
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linear guide
support shafts
rolling
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Masanori Mochizuki
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ISEL Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G25/00Conveyors comprising a cyclically-moving, e.g. reciprocating, carrier or impeller which is disengaged from the load during the return part of its movement
    • B65G25/04Conveyors comprising a cyclically-moving, e.g. reciprocating, carrier or impeller which is disengaged from the load during the return part of its movement the carrier or impeller having identical forward and return paths of movement, e.g. reciprocating conveyors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65G9/00Apparatus for assisting manual handling having suspended load-carriers movable by hand or gravity
    • B65G9/002Load-carriers, rollers therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65G9/00Apparatus for assisting manual handling having suspended load-carriers movable by hand or gravity
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C29/00Bearings for parts moving only linearly
    • F16C29/04Ball or roller bearings
    • F16C29/045Ball or roller bearings having rolling elements journaled in one of the moving parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リニアガイドにおいて、接触面の摩耗を防止
し、支持剛性を向上させるとともに、装置全体をコンパ
クトに構成し、加工および組立てを容易に行えるように
する。 【解決手段】 直線状に延びかつ互いに角度θをなす第
1,第2のレール面10a,10bを有するレール10
と、レール10の上をスライド自在に設けられたスライ
ドユニット2とからリニアガイド1を構成する。スライ
ドユニット2は、スライドユニット本体20と、スライ
ドユニット本体20に形成された各貫通孔25,26に
挿入された第1,第2のニードルベアリング30,35
と、第1,第2のニードルベアリング30,35をそれ
ぞれ回転自在に支持するとともに、各レール面10a,
10bの延設方向と直交する方向に配設された第1,第
2の支軸22,24とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアガイドに関
し、詳細には、その構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】物品の搬送装置として、従来よりリニア
ガイドが用いられている。従来のリニアガイドは、図5
の一部断面図に示すように、紙面垂直方向に延びる直線
状のレール101と、レール101の上方に配置された
スライドベース102と、スライドベース102の下面
に植設された支軸103に回転自在に支持されたトラッ
キングプーリ104とを備えている。レール101の凸
条部101aには、トラッキングプーリ104の係合凹
部104aが係合している。
【0003】このようなリニアガイド100の運転時に
は、トラッキングプーリ104の係合凹部104aがレ
ール101の凸条部101aに係合した状態で、トラッ
キングプーリ104が支軸103の回りを回転しつつレ
ール101の凸条部101aの係合面上を転動すること
により、スライドベース102がレール101に沿って
移動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリニアガイドで
は、図6の拡大図に示すように、トラッキングプーリ1
04の係合凹部104aとレール101の凸条部101
aとの接触面が、トラッキングプーリ104の中心線か
らの距離すなわち半径が変化する位置に形成されてい
る。
【0005】したがって、図6において、半径r1 の接
触点と半径r2 (>r1 )の接触点とでは、トラッキン
グプーリ104の周速が異なっている。このため、トラ
ッキングプーリ104がレール101の凸条部101a
上を転動しつつレール101に沿って移動する際に、こ
のように周速が異なる位置で滑りが発生する。その結
果、レール101の凸条部101aとトラッキングプー
リ104の係合凹部104aとの接触面が摩耗すること
になる。
【0006】また、前記従来の構成では、トラッキング
プーリ104を支持する支軸103がスライトベース1
02に片持支持されているため、支持剛性が低いという
問題もある。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、接触面の摩耗を防止できるリニアガイ
ドを提供することを目的とする。また、本発明の他の目
的は、リニアガイドにおいて、装置全体をコンパクトに
構成できるようにすることにある。本発明のさらに他の
目的は、リニアガイドにおいて支持剛性を向上できるよ
うにすることにある。本発明の別の目的は、リニアガイ
ドにおいて、加工および組立てを容易に行えるようにす
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るリ
ニアガイドは、長手方向に沿って直線状に延びかつ互い
に鋭角をなす平坦状の第1および第2のレール面を有す
るレールと、前記レールの上をスライド自在に設けられ
たスライドユニットとを備えている。前記スライドユニ
ットは、スライドユニット本体と、前記スライドユニッ
ト本体の内部に設けられ、前記第1,第2のレール面の
上をそれぞれ転動する、ころ状の第1,第2の転動体
と、前記スライドユニット本体の内部に設けられ、前記
第1,第2の転動体をそれぞれ回転自在に支持するとと
もに、前記第1,第2のレール面の延設方向すなわちス
ライドユニットの移動方向と直交する方向にそれぞれ配
設された第1,第2の支軸とから構成されている。
【0009】請求項2の発明に係るリニアガイドは、請
求項1において、前記第1,第2のレール面がいずれも
前記レールの左右両側に配置され、これらのレール面に
対応して前記第1,第2の転動体および前記第1,第2
の支軸が前記レールの左右両側に配置されるとともに、
概略コ字状の断面を有するスライドユニット本体の内部
にこれら第1,第2の転動体および第1,第2の支軸が
収容されており、前記レールの左右両側に配置された前
記第1の支軸が同一の軸線上に配置されていることを特
徴としている。
【0010】請求項3の発明に係るリニアガイドは、請
求項1または2において、前記第1の支軸および前記第
2の支軸が、前記スライド本体の内部においていずれも
両端部で支持されていることを特徴としている。
【0011】請求項4の発明に係るリニアガイドは、請
求項2において、前記レールの左右両側に配置された前
記第1の支軸が同一の軸から構成されていることを特徴
としている。
【0012】請求項5の発明に係るリニアガイドは、請
求項2において、前記レールの左右両側に配置された前
記第2の支軸の軸線が鋭角をなしていることを特徴とし
ている。
【0013】請求項6の発明に係るリニアガイドは、請
求項1または2において、前記スライドユニット本体
が、前記第1の支軸および前記第1のレール面に対応す
る第1の貫通孔を有するとともに、前記第2の支軸およ
び前記第2のレール面に対応する第2の貫通孔を有して
おり、前記第1,第2の転動体がそれぞれ第1,第2の
貫通孔に挿入されていることを特徴としている。
【0014】請求項7の発明に係るリニアガイドは、請
求項6において、前記貫通孔には、含油部材が挿入され
ていることを特徴としている。
【0015】請求項1の発明によれば、レールの第1,
第2のレール面の上をそれぞれ転動する第1,第2の転
動体が、ころ状の形状すなわち概略円柱形状を有してお
り、その円柱面が転動面を構成している。したがって、
転動体とこれに対応するレール面との接触面は、転動体
の中心線からの距離すなわち半径が一定の位置に形成さ
れている。また、各支軸の配設方向が各レール面の延設
方向すなわちスライドユニットの移動方向と直交してい
るので、各転動体がスキュー当たりをするのが防止され
ている。
【0016】このため、転動体とレール面との接触面に
おいて周速が異なる個所は発生せず、該接触面において
滑りは発生しない。これにより、レールの第1,第2の
レール面と、これらとそれぞれ接触する第1,第2の転
動体の各転動面との接触面の摩耗を防止できる。
【0017】請求項2の発明によれば、第1,第2のレ
ール面がいずれもレールの左右両側に配置されている。
そして、スライドユニット本体が概略コ字状の断面を有
しており、第1,第2のレール面に対応してスライドユ
ニット本体の内部に設けられた第1,第2の転動体およ
び第1,第2の支軸が、レールの左右両側に配置される
とともに、レールの左右両側の第1の支軸が互いに同一
の軸線上に配置されている。この場合には、リニアガイ
ド全体をコンパクトに構成することができる。
【0018】請求項3の発明によれば、第1および第2
の支軸が、スライド本体の内部においていずれも両端部
で支持されており、これにより、支持剛性を向上でき
る。
【0019】請求項4の発明によれば、レールの左右両
側に配置された第1の支軸が同一の軸から構成されてお
り、これにより、部品点数を削減でき、構造を簡略化で
きる。
【0020】レールの左右両側に配置された第2の支軸
の軸線の各々がなす角度α(図2参照)は、請求項5の
発明に記載されているように、鋭角が好ましい。これ
は、角度αが90度を超えると、レールの第1,第2の
レール面のなす角度θ(同図参照)が小さくなるので、
レールの剛性を確保するためである。
【0021】請求項6の発明によれば、スライドユニッ
ト本体には、第1の支軸および第1のレール面に対応し
て第1の貫通孔が形成されるとともに、第2の支軸およ
び第2のレール面に対応して第2の貫通孔が形成されて
おり、第1,第2の転動体がそれぞれ第1,第2の貫通
孔に挿入されている。
【0022】この場合には、各転動体を収容する穴が貫
通孔なので、スライドユニット本体への穴加工が容易に
なる。また、転動体をスライドユニット本体に組み込む
際には、スライドユニット本体の外側から貫通孔に転動
体を挿入すればよいので、転動体の組込みが容易にな
り、これにより、スライドユニット全体の組立てが容易
になる。
【0023】請求項7の発明によれば、スライドユニッ
ト本体に形成された貫通孔には、含油プラスチック製ま
たは含油フェルト製などの含油部材が挿入されている。
この場合には、リニアガイドの運転中に、転動体の回転
により、転動体と接触する含油部材から徐々にオイルが
滲出することになるので、油膜切れに起因する転動面の
焼き付きや摩耗の発生を防止でき、長期間にわたって転
動面を潤滑することが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施態様に
よるリニアガイドの全体斜視図、図2はその横断面図、
図3は図2のIII-III 線矢視図、図4は図3のIV-IV 線
矢視図である。図1に示すように、このリニアガイド1
は、直線状に延びるレール10と、レール10の上のス
ライド自在に設けられたスライドユニット2とを有して
いる。
【0025】レール10は、図2の断面図に示すよう
に、第1のレール面10aと、これと角度θをなす第2
のレール面10bとを有しており、これら第1,第2の
レール面10a,10bは、レール10の配設方向に沿
って直線状に延びている。また、レール10の断面形状
は左右対称に形成されている。なお、角度θは、好まし
くは60度に設定されるが、当該角度には限定されず、
少なくとも鋭角であればよい。これは、角度θが90度
以上になると、スライドユニット2がレール10から外
れやすくなるためである。
【0026】スライドユニット2は、図2の断面図に示
すように、概略コ字状または門型の断面を有するスライ
ドユニット本体20を有しており、スライドユニット本
体20の断面形状は左右対称に形成されている。
【0027】スライドユニット本体20の側面には、該
スライドユニット本体20を横方向に貫通する複数の横
穴21が形成されており、これらの横穴21内にはそれ
ぞれ第1の支軸22が挿入されている(図3および図4
参照)。各支軸22は、レール10の左右両側の第1の
レール面10aの延設方向と直交する方向に配設されて
いる。各支軸22は、対応する横穴21内においていず
れもその両端部が保持されており、これにより、支持剛
性が向上している。
【0028】スライドユニット本体20の下部の左右両
側には、斜め上下方向に延びる複数の縦穴23が形成さ
れており、これらの縦穴23内にはそれぞれ第2の支軸
24が挿入されている。各支軸24は、レール10の第
2のレール面10bの延設方向と直交する方向に配設さ
れている。各支軸24は、対応する縦穴23内において
いずれもその両端部が保持されており、これにより、支
持剛性が向上している。また、左右両側に配置された各
支軸24の軸線は、角度αをなしている。角度αは、好
ましくは60度に設定されるが、当該角度には限定され
ず、少なくとも鋭角であればよい。これは、角度αが9
0度を超えると、レール10の第1,第2のレール面1
0a,10bのなす角度θが小さくなるので、レール1
0の剛性を確保するためである。
【0029】スライドユニット本体20の上面には、該
スライドユニット本体20を上下方向に貫通する複数対
の貫通孔25が、各横穴21の形成個所に対応してそれ
ぞれ左右一対ずつ形成されている。各対の貫通孔のう
ち、一方の貫通孔25はレール10の左側の第1のレー
ル面10aに対応しており、他方の貫通孔25はレール
10の右側の第1のレール面10aに対応している。
【0030】スライドユニット本体20の両側面には、
該スライドユニット本体20を斜め上下方向に貫通する
複数の貫通孔26が、各縦穴23の形成個所にそれぞれ
対応して形成されている。
【0031】各貫通孔25内には、第1の転動体として
のニードルベアリング30が挿入されている。ニードル
ベアリング30は、円筒状の外輪31と、その内周側に
配設された複数のニードル32とから構成されている。
ニードルベアリング30には支軸22が挿通しており、
該ニードルベアリング30は支軸22に回転自在に支持
されている。ニードルベアリング30の外輪31は、レ
ール10の第1のレール面10aに当接している。
【0032】同様に、各貫通孔26内には、第2の転動
体としてのニードルベアリング35が挿入されている。
ニードルベアリング35は、円筒状の外輪36と、その
内周側に配設された複数のニードル37とから構成され
ている。ニードルベアリング35には支軸24が挿通し
ており、該ニードルベアリング35は支軸24に回転自
在に支持されている。ニードルベアリング35の外輪3
6は、レール10の第2のレール面10bに当接してい
る。
【0033】上述のように構成されるリニアガイドの運
転時において、スライドユニット2がレール10に沿っ
て移動する際には、ニードルベアリング30,35がそ
れぞれ支軸22,24の回りを回転しつつ、レール10
の第1,第2のレール面10a,10bの上をそれぞれ
転動する。
【0034】この場合には、ニードルベアリング30,
35の各外輪31,36が、ころ状の形状すなわち概略
円柱形状を有し、その円柱面が転動面を構成しているの
で、各外輪31,36と第1,第2のレール面10a,
10bとの各接触面は、各ニードルベアリング30,3
5の中心線からの距離すなわち半径が一定の位置に形成
されている。また、各支軸22,24の配設方向が各レ
ール面10a,10bの延設方向すなわちスライドユニ
ット2の移動方向と直交しているので、各ニードルベア
リング30,35がスキュー当たりをするのが防止され
ている。
【0035】このため、各ニードルベアリング30,3
5と各レール面10a,10bとの接触面のいずれの個
所においても周速が一定になり、該接触面において滑り
は発生しない。これにより、レール10の各レール面1
0a,10bと、これらとそれぞれ接触する各ニードル
ベアリング30,35の各転動面との接触面の摩耗を防
止できる。
【0036】しかも、この場合には、第1の支軸22
が、レール10の左右両側の第1のレール面10aと当
接する各ニードルベアリング30を支持しているので、
部品点数を削減でき、構造を簡略化できる。なお、この
第1の支軸22は、同一の軸線上に配置された2本の支
軸から構成するようにしてもよく、この場合において
も、リニアガイド全体をコンパクトに構成できる。
【0037】さらに、本実施態様によれば、各ニードル
ベアリング30,35を保持する穴(ベアリングポケッ
ト)が貫通孔25,26になっているので、スライドユ
ニット本体20に対して外側から加工を行うことがで
き、これにより、スライドユニット本体20への穴加工
が容易になる。また、各ニードルベアリング30,35
をスライドユニット本体20に組み込む際には、スライ
ドユニット本体20の外側から各貫通孔25,26に挿
入するだけでよいので、ニードルベアリング30,35
の組込みが容易になり、これにより、スライドユニット
全体の組立てが容易になる。
【0038】また、本実施態様によれば、スライドユニ
ット2とレール10の各レール面10a,10bとの組
立誤差は、ニードルベアリング30,35の各外輪3
1,36の外径寸法が異なるものを使用することにより
吸収可能であり、これにより、装置全体の調整が容易に
なる。
【0039】なお、スライドユニット本体20に形成さ
れる各貫通孔25,26には、含油プラスチック製や含
油フェルト製、またはオイルに浸漬された連続気泡状物
質からなる含油部材40を挿入するようにしてもよい。
この場合には、ニードルベアリング30,35の回転に
より、各ニードルベアリング30,35と接触する含油
部材40の内部から徐々にオイルが滲出することになる
ので、油膜切れに起因する転動面の焼き付きや摩耗の発
生を防止できる。しかも、この場合には、長期間にわた
ってオイルが滲出することになるので、長期間にわたる
転動面の潤滑が可能になり、ほぼメンテナンスフリーに
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るリニアガイ
ドによれば、転動体としてころ状の形状のものを用いる
とともに、各支軸を各レール面の延設方向と直交する方
向に配設するようにしたので、レールの各レール面と転
動体の各転動面との接触面における周速を一定にでき、
これにより、接触面の摩耗を防止できる効果がある。ま
た、本発明によれば、レールの左右両側の第1の支軸を
互いに同一の軸線上に配置するようにしたので、システ
ム全体をコンパクトに構成できる効果がある。さらに、
本発明によれば、各支軸をそれぞれその両端部で支持す
るようにしたので、支持剛性を向上できる効果がある。
また、本発明によれば、各転動体を収容する穴を貫通孔
にしたので、スライドユニット本体への穴加工が容易に
なるとともに、転動体のスライドユニット本体への組込
みが容易になってスライドユニット全体の組立てが容易
になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるリニアガイドの全体
斜視図である。
【図2】前記リニアガイドの横断面図であって、図3の
II-II 線断面に相当する図である。
【図3】前記リニアガイドの平面図であって、図2のII
I-III 線矢視図に相当する図である。
【図4】前記リニアガイドの側面図であって、図3のIV
-IV 線矢視図に相当する図である。
【図5】従来のリニアガイドの一部断面正面図である。
【図6】図5の一部拡大図である。
【符号の説明】
1: リニアガイド 2: スライドユニット 20: スライドユニット本体 22: 第1の支軸 24: 第2の支軸 25: 第1の貫通孔 26: 第2の貫通孔 30: ニードルベアリング(第1の転動体) 35: ニードルベアリング(第2の転動体) 10: レール 10a: 第1のレール面 10b: 第2のレール面 40: 含油部材
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月19日(2000.12.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアガイドであって、 長手方向に沿って直線状に延びる平坦状の第1のレール
    面と、前記第1のレール面と鋭角をなしかつ長手方向に
    沿って直線状に延びる平坦状の第2のレール面とを有す
    るレールと、 前記レールの上をスライド自在に設けられたスライドユ
    ニットとを備え、 前記スライドユニットが、 スライドユニット本体と、 前記スライドユニット本体の内部に設けられ、前記第
    1,第2のレール面の上をそれぞれ転動する、ころ状の
    第1,第2の転動体と、 前記スライドユニット本体の内部に設けられ、前記第
    1,第2の転動体をそれぞれ回転自在に支持するととも
    に、前記第1,第2のレール面の延設方向と直交する方
    向にそれぞれ配設された第1,第2の支軸とから構成さ
    れている、ことを特徴とするリニアガイド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1,第2のレール面がいずれも前記レールの左右
    両側に配置され、これらのレール面に対応して前記第
    1,第2の転動体および前記第1,第2の支軸が前記レ
    ールの左右両側に配置されるとともに、概略コ字状の断
    面を有するスライドユニット本体の内部にこれら第1,
    第2の転動体および第1,第2の支軸が収容されてお
    り、前記レールの左右両側に配置された前記第1の支軸
    が同一の軸線上に配置されている、ことを特徴とするリ
    ニアガイド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記第1の支軸および前記第2の支軸が、前記スライド
    本体の内部においていずれも両端部で支持されている、
    ことを特徴とするリニアガイド。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記レールの左右両側に配置された前記第1の支軸が同
    一の軸から構成されている、ことを特徴とするリニアガ
    イド。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 前記レールの左右両側に配置された前記第2の支軸の軸
    線が鋭角をなしている、ことを特徴とするリニアガイ
    ド。
  6. 【請求項6】 請求項1または2において、 前記スライドユニット本体には、前記第1の支軸および
    前記第1のレール面に対応して第1の貫通孔が形成され
    るとともに、前記第2の支軸および前記第2のレール面
    に対応して第2の貫通孔が形成されており、前記第1,
    第2の転動体がそれぞれ第1,第2の貫通孔に挿入され
    ている、ことを特徴とするリニアガイド。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記貫通孔には、含油部材が挿入されている、ことを特
    徴とするリニアガイド。
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