JP2010071386A - 転がり軸受用保持器およびこれを備える転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】軸受運転時における保持器の挙動の安定化を図り、異音の発生や軸受性能の低下といった問題が生じるのを可及的に防止する。
【解決手段】保持器14は、ポケット18が円周方向所定間隔で設けられたセグメント15を、円周方向に沿って複数連結して構成されるものである。各セグメント15において、円周方向で隣り合うポケット18,18間に介在する柱部20には、軸方向に延びる軸方向溝21が設けられている。
【選択図】図4
【解決手段】保持器14は、ポケット18が円周方向所定間隔で設けられたセグメント15を、円周方向に沿って複数連結して構成されるものである。各セグメント15において、円周方向で隣り合うポケット18,18間に介在する柱部20には、軸方向に延びる軸方向溝21が設けられている。
【選択図】図4
Description
本発明は、転がり軸受用保持器およびこれを備える転がり軸受に関し、詳細には、工作機械や医療機器などに使用されるいわゆる超薄肉型転がり軸受用保持器およびこれを備える転がり軸受に関する。
例えば、CTスキャナ装置には、X線を照射するX線管装置や照射されたX線を受ける検出器を装着した回転体(回転架台)を、固定体(固定架台)に対して回転自在に支持するために転がり軸受が組み込まれており、組み込まれる転がり軸受としては、通常、直径に対して肉厚が著しく小さい軸受、いわゆる超薄肉型転がり軸受が選択される。この種のCTスキャナ装置は、画像形成時に固定架台の内周に入る被写体に不安感を抱かせないようにするため、運転に伴う振動や異音の発生を極力抑制する必要がある。そのため、この種のCTスキャナ装置に組み込まれる転がり軸受は、運転に伴う振動や異音の発生を極力抑制することが求められる。
このような超薄肉型転がり軸受用の保持器としては、製造上および組立上の理由から、ポケットを円周方向所定間隔で配したセグメントを円周方向に沿って複数連結してなる、いわゆるセグメントタイプの保持器が使用される場合が多い。このセグメントタイプの保持器は、各セグメントを連結した後、そのピッチ円径が転動体のピッチ円径と同一、あるいは同心円上に位置するように内外輪間に組み込まれる。これにより、内輪と外輪の相対回転が円滑に行われ、軸受運転時の振動や騒音の発生が可及的に防止される。
また、この種の転がり軸受では、運転時にポケットと転動体とが衝突することによって生じるいわゆる保持器音の発生を極力防止すべく、ポケットと転動体の間の隙間(ポケット隙間)の隙間幅を小さく設定しているが、隙間幅を小さくした分だけポケット隙間への潤滑剤の流入性が低下するため、潤滑不良に起因して振動や騒音が発生するという問題が生じる場合がある。そこで、例えば特開2004−162879号公報(特許文献1)に記載のように、ポケット内面における径方向の両端部を、転動体を接触状態で保持する保持面とする一方、ポケット内面の径方向の中央部を転動体が接触しない逃がし面とし、この逃がし面と転動体との間に形成される隙間を潤滑剤の保持部として活用するようにした保持器が提案されている。
特開2004−162879号公報
しかしながら、実際には、転がり軸受が負荷する荷重条件の変動等に伴って、内外輪や保持器に対して転動体が進んだり遅れたりする現象(いわゆる進み遅れ)が発生する場合がある。また、軸受運転時に、遠心力やモーメント荷重が作用することにより、あるいは各セグメントに固有振動が発生したりすることにより、保持器を構成する各セグメントが変形(弾性変形)する場合がある。そして、これらの場合には、保持器が楕円状等に変形した状態で、あるいは転動体ピッチ円に対して偏心した状態で回転(自転)するため、保持器の挙動が不安定化する。特に、セグメントのうち、ポケットの形成領域で変形が生じると、保持器と軌道輪(内輪又は外輪)とが接触するおそれがある他、転動体の転動不良を招くおそれがある。以上に示す各現象は、異音の発生を招くばかりでなく、本来的な軸受性能の低下を招く。
なお、以下示すような場合には、保持器の挙動が特に不安定化し易い。
(1)転がり軸受の取り付け精度が低い場合
(2)高速回転時や作用するモーメント荷重が大きい場合
(3)4点接触玉軸受等、軸受中心に対して軸方向両側の軌道面とボールの接触角が互いに異なる場合や、複列アンギュラ玉軸受等、予圧が十分に付与できない場合
(4)保持器自体にもともと自由度がない場合や、内外輪間に保持器の自由度を許容できるスペースがない場合
(1)転がり軸受の取り付け精度が低い場合
(2)高速回転時や作用するモーメント荷重が大きい場合
(3)4点接触玉軸受等、軸受中心に対して軸方向両側の軌道面とボールの接触角が互いに異なる場合や、複列アンギュラ玉軸受等、予圧が十分に付与できない場合
(4)保持器自体にもともと自由度がない場合や、内外輪間に保持器の自由度を許容できるスペースがない場合
本発明の目的は、軸受運転時における保持器挙動の安定化を図り、異音の発生や軸受性能の低下といった問題が生じるのを可及的に防止することにある。
上記目的を達成するため、本発明では、ポケットが円周方向所定間隔で設けられたセグメントを、円周方向に沿って複数連結してなる転がり軸受用保持器において、隣り合うポケット間に介在する柱部に、軸方向に延びる軸方向溝が設けられていることを特徴とする転がり軸受用保持器を提供する。なお、本発明で言う「隣り合うポケット間に介在する柱部」とは、単一のセグメント内において隣り合うポケット間に介在する部分を意図したものであり、セグメント同士の連結部分を介して隣り合うポケット間に介在する部分は除外する概念である(図4(a)(b)を参照)。
上記のように、隣り合うポケット間に介在する柱部に、軸方向に延びる軸方向溝を設ければ、軸受運転に伴って保持器に遠心力が作用(径方向の応力が作用)したり各セグメントに固有振動が生じたりした場合等であっても、軸方向溝で応力や振動を吸収することができる。これにより、各セグメントの変形量、ひいては保持器としての変形量を減じることができる。また、各セグメントに生じる変形は、軸方向溝の周辺部分のみで生じ、ポケットが変形(ポケットの開口寸法が変化)するような事態が生じるのを極力回避することができる。従って、軸受運転時における保持器挙動の安定化を図ることができ、異音の発生や本来的な軸受性能の低下といった問題が生じるのを可及的に防止することができる。
軸方向溝は、各柱部の内径面または外径面の何れか一方に設けるようにしても良いし、各柱部の内径面および外径面の双方に設けるようにしても良く、これらは要求特性に応じて適宜選択すれば良い。また、軸方向溝の形状も特に問わないが、溝内の特定箇所に応力が集中するのを防止する観点から、凹曲面状に形成するのが望ましい。
但し、柱部(セグメント)の強度低下を招くことなく上記効果を有効に享受するためには、軸方向溝を適切な大きさで形成する必要がある。この点について本願発明者らが検証したところ、まず軸方向溝の溝深さは、軸方向溝の溝深さの総和をt1、柱部の肉厚(厳密には、柱部のうち軸方向溝を設けた部分の肉厚)をt2としたときに、t1/t2の値が0.2以上0.8以下となるように設定するのが望ましいことを見出した。一方、軸方向溝の溝幅(開口幅)は、軸方向溝の開口幅をw1、隣り合うポケットのポケット中心間の離間距離をLとしたときに、w1/Lの値が0.1以上0.4以下となるように設定するのが望ましいことを見出した。
ポケットは、軸方向の両端が閉塞されたものとする他、軸方向の一端を開口させたものとすることができる。この場合、ポケットは、その開口幅(厳密には周方向の開口幅)w2が軸方向溝の開口幅w1よりも大きくなるように形成するのが望ましい。変形(応力)吸収部として機能する軸方向溝の機能を担保するためである。
以上の構成において、保持すべき転動体の直径をdとしたときに、ポケット径(ポケットの直径)Dは、D/dの値が1.01以上1.06以下となるように設定するのが望ましい。D/dの値を1.01よりも小さくすると、転動体がポケット内を円滑に転動することができず、この転動不良に起因して異音が発生したり軸受トルクが上昇したりするおそれがあり、D/dの値を1.06よりも大きくすると、転動体のガタツキに起因した異音の発生等を招くおそれがあるからである。
以上の構成に加え、さらに、円周方向の両端部が両ポケットにそれぞれ開口した円周方向に延びる円周方向溝を、各柱部の外径面および内径面に少なくとも1つずつ設けることができる。このようにすれば、ポケットで潤滑剤の過不足が生じた場合であっても、円周方向溝を介して隣り合うポケット間で潤滑剤の流通を図ることができる。そのため、潤滑剤の過不足を早期に解消して、転動体の転動特性を良好な状態に保つことができる。
本発明に係る保持器を構成するセグメントは、軽量化や低コスト化を図り、また摺動特性を向上する観点から樹脂製とするのが望ましい。
以上に示す本発明の構成は、セグメントが円弧状に連結された保持器、すなわち円周方向の1箇所で、隣り合うセグメント同士を非連結とした保持器に適用することもできるし、セグメント同士を環状に連結した保持器に適用することもできる。
なお、前者の構成は、例えば各セグメントを吸水性に富む樹脂材料、例えば66ナイロン(PA66)を主成分とする樹脂材料で形成する場合に好適である。すなわち、通常金属材料で形成される軌道輪間に、樹脂材料で形成した保持器を組み込むと、両者の線膨張係数差に起因して軌道輪と保持器の間の案内すきまがなくなり、音響不具合や転動体の動作不良が生じる場合がある。この場合に、吸水性に富む樹脂を主成分とする樹脂材料でセグメントを形成していると、吸水による膨張によって上記不具合がさらに生じ易くなる。これに対し、保持器を、円周方向の1箇所で非連結部を有する円弧状に形成すれば、非連結部の円周方向寸法を適切に設定しておくことで上記不具合を可及的に防止することができる。
一方、後者の構成(セグメントを環状に連結した構成)は、各セグメントを、吸水性がなく、かつ線膨張係数の比較的小さいもの、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)を主成分とする樹脂材料で形成する場合に好適である。
以上に示す保持器は、内輪および外輪と、内外輪の軌道間に組み込んだ複数の転動体と組み合わせることによって、転がり軸受(超薄肉型転がり軸受)を構成することが可能であり、この転がり軸受において、保持器は、複数の転動体を円周方向所定間隔で保持する機能を発揮する。なお、以上に示す保持器を組み込み得る転がり軸受は、単列タイプ、複列タイプを問わない。
また、上記構成を具備する転がり軸受において、内輪および外輪の何れか一方が、被写体の周囲を回転するCTスキャナ装置の回転架台に、他方がCTスキャナ装置の固定架台にそれぞれ固定される構成とすれば、振動や異音の発生を極力減じた音響特性に富むCTスキャナ装置を提供することができる。
以上のように本発明によれば、軸受運転時における保持器挙動の安定化を図ることができるので、異音の発生や本来的な軸受性能の低下といった問題が生じるのを可及的に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、転がり軸受を組み込んだCTスキャナ装置の要部を示す部分断面図である。同図に示すCTスキャナ装置では、X線管装置1で発生させたX線が、その強度分布を一様にするためのウェッジフィルタ2、および強度分布を制限するスリット3を介して被写体4に照射される。被写体4を通過したX線は検出器5で受けられ、電気信号に変換されて図示しないコンピュータに送られる。X線管装置1、ウェッジフィルタ2、スリット3、および検出器5などの各部品は、転がり軸受10を介して固定架台7に回転自在に支持された略円筒状の回転架台6に取り付けられ、回転架台6の回転に伴って被写体4の周囲を回転する。そして、互いに対向するX線管装置1と検出器5とが被写体4まわりを回転することにより、被写体4の検査断面内のあるゆる点で全ての角度をカバーする投影データを得、これらのデータから、予めプログラムされた再構成プログラムにより断層画像を得る。
図2は、上記CTスキャナ装置に組み込まれる転がり軸受10の一例を概念的に示すものである。同図に示す転がり軸受10は、内輪11、外輪12、転動体としてのボール(玉)13および保持器14で主要部が構成される。内輪11は外周面に軌道を有する一方、外輪12は内周面に軌道を有し、この内外輪11,12の軌道間に複数のボール13が転動自在に組み込まれている。保持器14は内外輪11,12間に介在してボール13を円周方向所定間隔で保持する。保持器14の案内方式は、内輪案内、外輪案内、あるいは転動体案内の何れを採用しても良いが、内輪11又は外輪12との接触に起因した異音の発生を極力減じる観点から転動体案内方式が好適である。内外輪11,12間の環状空間にはグリース等の潤滑剤が封入されるため、通常、環状空間の両端開口部には、潤滑剤の外部漏洩等を防止する目的でシールが配置されるが、ここでは図示を省略している。また、転動体としては、ボール13のみならず、ころ(円筒ころ等)を使用することも可能である。
この転がり軸受10は、ボール13の直径(ボール径)dとピッチ円径PCDとの比の値φを0.03以下(φ=d/PCD≦0.03)としたいわゆる超薄肉型転がり軸受であり、主としてPCDが500mm〜1500mm程度とされる。具体例を挙げるならば次のとおりである。
ボール径d:1/2インチ(12.7mm)
ピッチ円径PCD:1041.4mm
ボール径dとピッチ円径PCDの比の値φ:0.012
ボール径d:1/2インチ(12.7mm)
ピッチ円径PCD:1041.4mm
ボール径dとピッチ円径PCDの比の値φ:0.012
以上の構成からなる転がり軸受10は、例えば、外輪12が図1に示すCTスキャナ装置の回転架台6に固定され、内輪11が固定架台7に固定される。この場合、外輪12が回転架台6と一体となって回転する回転側を構成し、内輪11が固定側を構成することとなるが、CTスキャナ装置の構造によっては、外輪12を固定側、内輪11を回転側とすることもできる。
以下、本発明の要旨である保持器14の構成について詳述する。
保持器14は、いわゆるセグメントタイプであり、例えば図3に示すように、円弧状のセグメント15を円周方向に沿って複数連結して環状に形成される。各セグメント15は、樹脂の射出成形品である。この実施形態では、セグメント15成形用の樹脂材料として、ポリフェニレンサルファイド(PPS)をベース樹脂としたものを用いている。CTスキャナ装置の運転時における雰囲気温度(60〜80℃程度)下での熱変形がなく、しかも吸水による膨張が殆ど生じないからである。同様の特性を具備するポリエーテルエーテルケトン(PEEK)やポリアミド9T(PA9T)等をベース樹脂に用いることもできる。
各セグメント15は、図4(a)(b)に示すように、その円周方向一端部に結合部16を、またその円周方向他端部に被結合部17を有し、隣り合うセグメント15の一方に設けられた結合部16を他方の被結合部17に結合(嵌合)することにより、環状形態の保持器14を形成する。結合部16は、セグメント15の一端部を構成する結合部本体16aと、結合部本体16aから円周方向に突出した嵌合凸部16bとを含む。被結合部17は、セグメント15の他端部を構成する被結合部本体17aと、被結合部本体17aの端面に形成した嵌合凹部17bとを含む。嵌合凸部16bは、結合部本体16aから突出した首部と、首部の先端に設けられた首部よりも大径の頭部とで構成され、図示例の頭部は円柱状を呈する。嵌合凹部17bは、嵌合凸部16bと相補的形状である。
セグメント15には、ボール13を保持するためのポケット18が円周方向所定間隔で複数設けられる。図5に拡大して示すように、ポケット18は、セグメント15を径方向(図中A方向)に貫通してセグメント15の内径面および外径面に開口し、また、軸方向(図中B方向)の一端に開口している。ポケット18内面の一部は、対向配置された一対の爪部19,19の内面で構成される。セグメント15の内径面および外径面のうち、各ポケット18の周辺部分には、爪部19の先端からポケット18の開口縁に沿って延び、爪部19の基端よりもポケット18底部側へ続く肉盛り部34が設けられる。これにより、セグメント15(保持器14)全体を厚肉化することなくポケット18内面に必要とされる径方向幅が確保される。なお、図5(さらには図7)に示す矢印Aに付した「内」「外」の文字は保持器径方向における内径側と外径側の向きをそれぞれ示す。
ポケット径Dは、これをボール径dで除した値(=D/d)が1.01以上1.06以下(1.01≦D/d≦1.06)となるように設定される。具体的に述べるならば、上記のようにボール径dを12.7mmとした場合、ポケット径Dは12.83mm〜13.46mmの範囲内に設定される。本実施形態では、ポケット18内面の径方向(A方向)の両端部に、ボール13が接する球面状の保持面30が設けられ、この保持面30でボール13が転動自在に保持される。従い本実施形態においては、対向する保持面30間の離間距離がポケット径Dに相当し、この離間距離が上記範囲を満たす寸法に設定される。
ポケット18内面の径方向(A方向)の中間部には、ボール13が非接触となる逃がし面31が設けられる。逃がし面31は、保持面30に対して形成した周方向に延びる浅溝の底面で構成される。具体的には、逃がし面31は、ボール13と同心で、かつボール13よりも僅かに大きな曲率半径を有する凹曲面とされる。ポケット18の両側の保持面30におけるボール13との接触可能性のある全ての縁部には、図6に示すように、面取り32が設けられている。面取り32を設けることで、ボール13の表面に付着した潤滑剤が保持面30の縁部で掻き取られ難くなり、ポケット18内に潤滑剤を取り込み易くなる。
ポケット18の内面には、図5に示すように、径方向(A方向)に延びる第1油溜り33と第2油溜り35とが設けられる。図6に示すように、第1油溜り33は、ボール13の配列のピッチ円とほぼ一致する軸方向位置に、その軸方向中央部が位置するようにして、ポケット18内面の180°対向する2箇所に設けられる。一方、第2油溜り35は、ポケット18開口部と180°対向するポケット18底部に1箇所設けられている。このような油溜り33,35を設けることで、ボール13と保持面30の滑り接触部に常時潤沢な潤滑剤を介在させることができる。そのため、両者の接触部からの振動や異音の発生を効果的に抑制あるいは防止することができる。
円周方向で隣り合うポケット18,18間に介在する柱部20の内径面および外径面には、軸方向(B方向)に延び、両端部がセグメント15(柱部20)の両端にそれぞれ開口した軸方向溝21が設けられる(図4〜図7を参照)。このように、隣り合うポケット18,18間に介在する柱部20に、軸方向(B方向)に延びる軸方向溝21を設ければ、軸受運転に伴って保持器14に遠心力が作用したり各セグメント15に固有振動が生じたりした場合であっても、軸方向溝21で応力や振動を吸収することができる。これにより、各セグメント15の変形量、ひいては保持器14全体としての変形量を減じることができる。また、各セグメント15に生じる変形は、軸方向溝21の周辺部分のみで生じ、ポケット18が変形(ポケット18の開口寸法が変化)するような事態が生じるのを極力回避することができる。従い、セグメント15同士を連結して構成される保持器14の挙動の安定化を図ることができ、異音の発生や軸受性能の低下といった問題を可及的に防止することができる。
特に、上記のように、軸方向溝21を凹曲面状に形成すれば、溝内の特定箇所に応力集中が生じるのを防止することができるので、上記の効果を安定的に享受することができる。
但し、軸方向溝21の溝深さは、軸方向溝21の溝深さの総和をt1(図7を参照すると、t1=t1a+t1b)、柱部20の肉厚をt2としたときに、t1/t2の値が0.2以上0.8以下(0.2≦t1/t2≦0.8)となるように設定する。t1/t2の値が0.2よりも小さいと上記効果を有効に享受することができず、当該値が0.8よりも大きいと柱部20の強度低下を招くおそれがあるからである。
また、軸方向溝21の開口幅w1は、隣り合うポケット18のポケット中心間の離間距離をLとしたときに、w1/Lの値が0.1以上0.4以下(0.1≦w1/L≦0.4)となるように設定する。w1/Lの値が0.1よりも小さいと上記効果を有効に享受することができず、当該値が0.4よりも大きいと柱部20の強度低下を招くおそれがあるからである。
さらに、変形吸収部として機能する軸方向溝21の機能を担保する上で、ポケット18の軸方向一端部を開口させた本実施形態においては、軸方向溝21の開口幅w1は、ポケット18の開口幅w2よりも小さく設定する。
なお、本実施形態では、各柱部20の内径面および外径面の双方に軸方向溝21を設けたが、各柱部20の内径面又は外径面の何れか一方にのみ軸方向溝21を設けても良い。
以上、本発明の一実施形態について説明を行ったが、本発明はこれに限定されない。図8は、本発明の第2実施形態に係る保持器14を構成するセグメント15を示すものである。同図に示すセグメント15は、主に、二種類の形状のポケット18a,18b(以下、それぞれ、第1ポケット18a、第2ポケット18bと称す。)を円周方向で交互に配した点、および、円周方向の両端部が隣り合うポケットにそれぞれ開口した円周方向に延びる円周方向溝22を、各柱部20の内径面および外径面の双方に1つずつ設けた点において、上述した実施形態と構成を異にしている。なお、これ以外の点については上述した実施形態に準ずるので、以下では異なる点についてのみ詳述する。
まず、第1ポケット18aは、軸方向に延びる内壁面が、平面視で円弧面状に形成されているのに対し、第2ポケット18bは、軸方向に延びる壁面がストレート面に形成されている。但し、何れのポケット18a,18bも、半径方向の断面(図の紙面に垂直な断面)は、ポケット中心を曲率中心とする凹曲面である。このようなポケット形状とすることで、第1ポケット18aにボール13を収容する際には、柱部20を押し広げながらボール13を押し込む必要があるが、第2ポケット18bにボール13を収容する際にはそのような手間が不要となるので、セグメント15(保持器14)へのボール13の組み込み工程を簡略化することができる。
また、上記のような円周方向溝22を設けることにより、ポケット18で潤滑剤の過不足が生じた場合であっても、円周方向溝22を介して隣り合うポケット18間で潤滑剤の流通を図ることができる。そのため、潤滑剤の過不足を早期に解消して、ボール13の転動特性を良好な状態に保つことができる。なお、本実施形態では、各柱部20の内径面および外径面にそれぞれ1つずつ円周方向溝22を設けているが、柱部20に設ける円周方向溝22の数は任意に設定可能であり、2つ以上設けても良い。また、図示は省略するが、かかる構成を図4等に示す第1実施形態の保持器14に適用することももちろん可能である。
なお、以上で説明した保持器14(セグメント15)に設けたポケット18の形状や構造は例示に過ぎず、その他の形状や構造のポケット18を具備する保持器14に、本発明を適用することも可能である。図示は省略するが、例えば、軸方向の両端が閉塞されたポケットを有する保持器に対して以上に示す本発明の構成を適用することも可能である。
また、以上では、複数のセグメント15を環状に連結してなる保持器14に本発明を適用した場合について説明を行ったが、複数のセグメント15を円弧状に連結してなる保持器、具体的には図9に示すように、円周方向の1箇所で、隣り合うセグメント15同士を非連結とする非連結部Nを有する保持器14に対して本発明を適用することも可能である。なお、かかる構成の保持器14は、各セグメント15を吸水性に富む樹脂材料、例えば66ナイロン(PA66)で形成する場合に採用するのが良い。
すなわち、通常金属材料で形成される内外輪11,12間に、樹脂材料で形成した保持器14を組み込むと、両者の線膨張係数差に起因して内外輪11,12と保持器14の間の案内すきまがなくなり、音響不具合や転動体の動作不良が生じる場合がある。この場合に、上記のような吸水性に富む樹脂材料でセグメント15を形成していると、吸水による膨張によって上記不具合がさらに生じ易くなる。これに対し、保持器14を、円周方向の1箇所で非連結部Nを有する円弧状に形成すれば、非連結部Nの円周方向寸法を適切に設定しておくことで上記不具合を効果的に防止することができる。
また、図2では、単列タイプの転がり軸受に本発明に係る保持器14を組み込んだ場合を例示したが、複列タイプの転がり軸受に本発明に係る保持器14を組み込んで使用することも可能である。
また以上の説明では、CTスキャナ装置に組み込まれる転がり軸受10に本発明を適用しているが、CTスキャナ装置に限らず、その他の産業機械に組み込まれる転がり軸受に本発明を適用することももちろん可能である。
6 回転架台
7 固定架台
10 転がり軸受(超薄肉型転がり軸受)
11 内輪
12 外輪
13 ボール(転動体)
14 保持器
15 セグメント
18 ポケット
20 柱部
21 軸方向溝
22 円周方向溝
d ボールの直径
D ポケットの直径(ポケット径)
t1 軸方向溝の溝深さの総和
w1 軸方向溝の開口幅
w2 ポケットの開口幅
L 隣り合うポケットのポケット中心間の離間距離
7 固定架台
10 転がり軸受(超薄肉型転がり軸受)
11 内輪
12 外輪
13 ボール(転動体)
14 保持器
15 セグメント
18 ポケット
20 柱部
21 軸方向溝
22 円周方向溝
d ボールの直径
D ポケットの直径(ポケット径)
t1 軸方向溝の溝深さの総和
w1 軸方向溝の開口幅
w2 ポケットの開口幅
L 隣り合うポケットのポケット中心間の離間距離
Claims (12)
- ポケットが円周方向所定間隔で設けられたセグメントを、円周方向に沿って複数連結してなる転がり軸受用保持器において、
隣り合うポケット間に介在する柱部に、軸方向に延びる軸方向溝が設けられていることを特徴とする転がり軸受用保持器。 - 各柱部の内径面および外径面の何れか一方又は双方に軸方向溝が設けられた請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- 軸方向溝の溝深さの総和をt1、柱部の肉厚をt2としたときに、t1/t2の値を0.2以上0.8以下とした請求項1又は2記載の転がり軸受用保持器。
- 軸方向溝の開口幅をw1、隣り合うポケットのポケット中心間の離間距離をLとしたときに、w1/Lの値を0.1以上0.4以下とした請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- ポケットが、軸方向の一端を開口させたものであり、かつその開口幅w2が軸方向溝の開口幅w1よりも大きい請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- ポケット径をD、ポケットで保持すべき転動体の直径をdとしたときに、D/dの値が1.01以上1.06以下である請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- さらに、円周方向の両端部が隣り合うポケットにそれぞれ開口した円周方向に延びる円周方向溝を、各柱部の内径面および外径面に設けた請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- セグメントが樹脂製である請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- セグメントを円弧状に連結してなる請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- セグメントを環状に連結してなる請求項1記載の転がり軸受用保持器。
- 内輪および外輪と、内外輪の軌道間に組み込まれた複数の転動体とを備え、請求項1〜10の何れか記載の保持器により転動体を円周方向所定間隔に保持した転がり軸受。
- 内輪又は外輪の何れか一方が、被写体の周囲を回転するCTスキャナ装置の回転架台に固定されると共に、他方がCTスキャナ装置の固定架台に固定される請求項11記載の転がり軸受。
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