JP2006291352A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 使用済みの、塩化銅が溶解したエッチング液の再生方法であって、
   （ａ）少なくとも重量にして１０％の塩化物と５％の溶解された銅を含む使用済みのエッチング溶液を提供するステップ、
   （ｂ）前記使用済みのエッチング液に溶解銅の１モルあたり、少なくとも２モルの硫酸を加えて、塩化銅を塩酸と硫酸銅の沈殿に変換させるステップ、
   （ｃ）ステップ（ｂ）からの混合物を、塩酸の少なくとも一部を揮発させるために蒸留するステップ、
   （ｄ）塩酸の蒸気の少なくとも一部を凝縮するステップ、
   （ｅ）沈殿した硫酸銅の少なくとも一部を残存する液体から分離するステップであって、残存する液体は硫酸を含む、ステップ、および
   （ｆ）残存する液の少なくとも一部をステップ（ｂ）の硫酸として再使用するステップ
   を含む、方法。
2. 前記方法が継続的に操作されるもので、使用済みのエッチング液、硫酸またはその両方が使用済みのエッチング液中の溶解した銅の１モルあたり少なくとも１モルの水を含むものである、請求項１の方法。
3. 前記方法がバッチにより操作されるもので、使用済みのエッチング液、硫酸またはその両方が使用済みのエッチング液中の溶解した銅の１モルあたり少なくとも１モルの水を含むものである、請求項１の方法。
4. 加えられる硫酸の量が、使用済みのエッチング液中の溶解した銅の１モルあたり、少なくとも３モルの硫酸であるものである、請求項１の方法。
5. 加えられる硫酸の量が、使用済みのエッチング液中の溶解した銅の１モルあたり、少なくとも約３．５から５モルの間の硫酸であるものである、請求項１の方法。
6. ステップ（ｃ）の蒸留が約９５℃から約１３５℃の間の温度で起こるものである、請求項１の方法。
7. ステップ（ｃ）の蒸留が約１大気圧以下の圧力下で起こるものである、請求項１の方法。
8. 前記分離された硫酸銅が残存する液体を含み、前記方法がさらに、前記分離された硫酸銅に接触する残存する液体中の硫酸の少なくとも一部を中和する塩基を前記分離された硫酸銅に接触させることを含む、請求項１の方法。
9. 回収された塩酸が少なくとも１リットルあたり約８モルの塩酸を含むもので、さらに、凝縮された塩酸の少なくとも一部を銅のエッチング液の処方に使用するステップを含む、請求項１の方法。
10. 前記分離された硫酸銅が硫酸銅の五水和物および／または硫酸銅の一水和物を重量で少なくとも約９０％含むものである、請求項１の方法。
11. さらに前記分離された硫酸銅の少なくとも一部を銅が木材に注入され得る分子型に変換され、銅を木材の保存剤として木材に注入することを含む、請求項１の方法。
12. さらに、前記分離された硫酸銅の少なくとも一部を殺菌剤組成に変換するステップを含む、請求項１の方法。
13. さらに、前記分離された硫酸銅を、さらに残存する液体を除去するために洗浄するステップを含む、請求項１の方法。