JP2006247201A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】最近の遊技機の新しい遊技性に対応し、期待感を持続させつつ図柄の魅力を生かして遊技者の興趣を高めることが可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
【解決手段】不規則に決定される終了条件の成立により特別遊技状態を終了させる特別遊技状態終了手段と、遊技者が遊技している状態が特別遊技状態であるか否かを遊技者に報知する特別遊技状態報知手段と、特別遊技状態報知手段が報知する報知時期を決定する報知時期決定手段と、報知時期決定手段が決定した報知時期を予め遊技者に開示する報知時期開示手段とを備える。いずれの報知時期であるかが特別図柄表示部11に停止表示される大当たり図柄によって開示される。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機の興趣を高めるために、確変状態を報知するタイミングについて様々な提案がある。例えば特許文献1に示すように、大当たり発生時には、その大当たりが確変大当たりであるか否かを報知せずに、所定数の図柄変動後に先の大当たりが確変大当たりであったか否かを報知するようにした遊技機がある。
また、昨今の遊技機規則改正に伴い確変中に転落抽選(確変状態から通常状態に移行するかどうかを決定する確変転落抽選)を行い、転落抽選に当選するまで確変状態を継続する遊技機が登場しつつある。このような遊技機では、遊技の興趣を高めるため、遊技状態を非報知とし遊技者に現在の遊技状態を推測させるような構成となっている。
特開2004−329448号公報
しかしながら、現在の遊技状態が報知されない場合、興趣が高められる反面、遊技を終了する際に確変状態のままで(遊技者に有利な遊技状態を残して)その台を離れてしまうのではないかという不安に襲われる可能性もある。また、転落抽選を行う遊技機では、確変がそのまま大当たりに結び付かないため、高確率で、或いは全ての大当たりでその終了後に確変状態に突入する構成としている。このような構成のもとでは、特許文献1のように先の大当たりが確変大当たりであったか否かを報知されても、あまり興趣は高められない。また、上記遊技機ではどの図柄で当たりとなっても同じ当たりであり、パチンコ遊技機の魅力の一つである図柄の種類に応じた期待感がないため、再抽選演出(再抽選用図柄を一旦表示した後、予め決定された図柄を表示する演出)なども意味のないものとなり、興趣が半減してしまうことがあった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、最近の遊技機の新しい遊技性に対応し、期待感を持続させつつ図柄の魅力を生かして遊技者の興趣を高めることが可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明のパチンコ遊技機は、所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かの抽選を実行する当否抽選手段と、
この当否抽選手段による抽選結果に基づいて図柄を変動表示した後、停止表示する図柄変動表示手段と、
この図柄変動表示手段が所定の大当たり図柄を停止表示したときに大当たり状態を発生させる大当たり発生手段と、
大当たり発生手段が発生させた大当たりの終了後に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
不規則に決定される終了条件の成立により特別遊技状態を終了させる特別遊技状態終了手段と、
遊技状態が特別遊技状態であるか否かを遊技者に報知する特別遊技状態報知手段と、
特別遊技状態報知手段が報知する報知時期を決定する報知時期決定手段と、
報知時期決定手段が決定した報知時期を予め遊技者に開示する報知時期開示手段と、
を備えることを特徴とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、特別遊技状態(例えば確変状態)が不規則に決定される終了条件(例えば転落抽選に当選)により終了する構成とされている。そして、遊技者が遊技している状態が特別遊技状態であるか否かを遊技者に報知する特別遊技状態報知手段と、その報知時期を決定する報知時期決定手段とを備え、その報知時期を予め遊技者に開示するようにしており、例えば転落抽選するパチンコ遊技機の新しい遊技性に対応しつつ、通常状態が報知された際に遊技終了の目処が立つため、遊技者の不安感をある程度払拭できる。しかも予め(特別遊技状態報知手段が遊技状態を報知する以前に)、例えば図柄変動表示手段が示す図柄などで報知時期を報知するようにでき、図柄の種類に応じた期待感を保つことが可能となり興趣を高められるとともに、目標となる報知時期を始めに示すことができるので、遊技者は目標をもちつつ遊技を行い、遊技店側にとってその報知時期を経過するまでは稼動を確保できる。
その際、報知時期には、所定期間ごとに繰り返し遊技者に報知する態様を含むようにできる。このように繰り返し報知され、例えば刻一刻と変わる転落抽選タイプのパチンコ遊技機の遊技状態を遊技者が把握できるようになる。例えば図柄変動表示手段が示す図柄の種別に応じて(例えば「777」の大当たり図柄のとき)、繰り返し報知される所定の時期が決定されるようにできる。
また、その際、報知時期決定手段は、図柄変動表示手段が停止表示する図柄に関連して報知時期を決定するようにできる。このように大当たり図柄に関連して、例えば「1」であれば(或いは「111」であれば)10回、「2」であれば(或いは「222」であれば)20回というように図柄に関連して図柄変動数が決定されるようにでき、遊技者が所定回数を直感として把握し易くなる。
(実施例)
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1はパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状の遊技領域を形成している。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される玉発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に図柄表示部6が配設されている。この図柄表示部6は、液晶を用いた表示装置、発光ダイオードを用いた表示装置或いはリール式の表示装置によって構成されるものである。図柄表示部6の下方にランプ式の保留玉表示部7が設けられている。保留玉表示部7は、4つのセグメントを有し、後で説明するRAM24の保留玉記憶領域に格納中の抽選情報の数量を表示する。また、保留玉表示部7の各セグメントは、複数色を発光可能な発光ダイオードにて構成されており、当該パチンコ遊技機1の遊技状態や保留玉記憶領域に格納された抽選情報に応じて色彩を変化させることができる。
保留玉表示部7の下方には、始動入賞口8が配置されている。その始動入賞口8の下方には、当該パチンコ遊技機1が大当たりしたときに開放する大入賞口(アタッカー)9と、玉を回収するためのアウト口10が設けられている。
次に、図2に示すのは、パチンコ遊技機1の遊技制御装置20の構成を示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、ROM23、RAM24、入出力回路(I/O)25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、この遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含み構成される。パチンコ遊技機1は、ROM23に格納されたパチンコ遊技機1の全体を制御する基本処理プログラム51、始動口入賞処理プログラム52、図柄変動開始処理プログラム53、図柄変動停止処理プログラム54、確変報知処理プログラム55、大当たり処理プログラム56によって制御される。
玉の通過を検知したとき検知信号を出力する検知スイッチとして、始動入賞検出器32、大入賞口入賞検出器33が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。大入賞口開放用ソレノイド34が入出力回路25を介してCPU22に接続されており、大入賞口9を開閉するときに制御される。表示制御基板26ではCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて図柄表示部6及び保留玉表示部7の表示を制御する。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ41から音声が出力される。ランプ制御基板28ではCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ類42を制御する。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球を払出す払出装置43を制御する。発射制御基板30では玉の発射装置44を制御する。
図3は図柄表示部6の表示例を示す。図柄表示部6には、中央に大当たり抽選による抽選結果を示す特別図柄を変動表示した後、停止表示する特別図柄表示部11が設けられるとともに、その下方にメッセージ表示部12が設けられている。特別図柄表示部11ではアラビア数字等のキャラクタが3つ(複数桁)表示されるようになっている。そして、大当たり図柄として、次のように揃った場合、例えば000、111、222、333、444、555、666、777、888、999と揃った場合、大当たりとしている。
保留玉表示部7では、始動入賞口8への入賞時に行われた抽選の結果がRAM24の保留玉記憶領域に保留される毎に保留表示される。本実施例では、保留数の上限は4個までに設定されている。保留玉表示部7では、保留数が増加する毎に左から右に向かって順に丸形状の表示部が反転(例えば無色から黄色)表示され、減少した場合には右から順に反転表示を解除することで保留数が表示されるようにしている。
次に、具体的な制御手順について、フローチャートを参照しつつ説明する。ROM23に格納された基本処理プログラム51について、図5に示すフローチャートにより説明する。パチンコ遊技機1への電源投入後、割込みモードの設定やRAMチェック等の初期化処理の終了後に、始動口入賞処理(S1)、図柄変動開始処理(S2)、図柄変動停止処理(S3)、確変報知処理(S4)、大当たり処理(S5)を実行する。以下、始動口入賞処理から順に説明する。
ROM23に格納された始動口入賞処理プログラム52について、図6に示すフローチャートにより説明する。始動入賞口8(始動口)に入賞があったか否かを判定し(S11)、入賞がなかった場合、リターンする一方、入賞があった場合、保留数が保留玉の上限である「4」であるか否かを判定する(S12)。ここで保留数が「4」である場合、リターンする一方、保留数が「4」でない場合、大当たり判定用乱数を取得する(S13)。
大当たり判定用乱数の取得は次のようにしている。始動入賞口8に付設された始動入賞検出器32により玉の入賞を検知すると、入賞検知信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検知信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が大当たり判定用カウンタから乱数値(大当たり判定用乱数)を取得する。その乱数値が大当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たりの抽選を行っている。CPU22は当否抽選手段として機能する。当否抽選手段は始動入賞時に大当たり判定用の乱数を取得し、RAM24はその保留情報を記憶し、大当たり判定を図柄変動開始時に行う構成としている。
本実施例では、大当たり乱数更新範囲を「0〜299」とし、「7」を通常時の大当たり、「7,8,9」を確変時の大当たりと設定している。確変状態では大当たり確率が高められた設定となっている。
次に、大当たり判定用乱数の取得にあわせて、図柄乱数を取得する(S14)とともに、転落抽選乱数(転落抽選判定用乱数)を取得するようにしている(S15)。図柄乱数の乱数更新範囲を「0〜9」とし、大当たりのときのみ有効とし、その取得乱数に基づいて大当たり図柄を表示する設定としている。例えば図柄乱数が「1」であれば、大当たり図柄として特別図柄表示部11に「111」と表示され、また、図柄乱数が「7」であれば、特別図柄表示部11に「777」と表示され、図柄乱数が「0」であれば、特別図柄表示部11に「000」と表示されるようにしている。
本実施例では、確変状態であるか否かは基本的には非報知とされ、大当たり後に所定数の図柄変動数を消化したときに、確変中であるか否かを報知するようにしている。その図柄乱数に応じて、確変中であるか否かを報知する時期として、複数の所定期間(時期)が設定されている。すなわち報知時期として図柄変動の所定数が設定される。例えば図柄(図柄乱数に基づいた図柄)が、「1〜6」の場合は50回と設定され、確変に移行し50回の図柄変動を行った後、確変中であるか否かを報知するようにしている。同様に、その図柄が「8〜9または0」の場合、100回と設定され100回で報知する。また、その図柄が「7」の場合、10回毎と設定され、「7」で当たったときのみ、10回毎に報知する態様となる。
また、転落抽選乱数の乱数更新範囲を「0〜99」とし、確変時のみ有効とし、「9」を当たりと設定している。確変状態は抽選により不規則にその終了が決定される。当選した場合、確変状態を終了し通常状態となる。その後、図6に戻り、S16において保留数を「1」加算する。
次に、ROM23に格納された図柄変動開始処理プログラム53について、図7に示すフローチャートにより説明する。大当たりフラグが「0」であるか否かを判定し(S21)、「0」でない場合、リターンする一方、「0」である場合、図柄表示部6の特別図柄表示部11(図柄変動表示手段)が図柄変動停止中であるか否かを判定する(S22)。ここで図柄変動中の場合、リターンする一方、停止中の場合、保留玉があるかないかを判定し(S23)、保留玉がない場合、リターンする一方、保留玉がある場合、保留数を「1」減算する(S24)。
続いて確変中フラグが「1」であるか否かを判定し(S25)、「1」でない場合(確変でない場合)、S28に移行し通常時の大当たり乱数を参照して、大当たり判定用乱数が大当たり乱数に一致しているか否かを判定する。ここで、ハズレの場合、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(S29)一方、大当たりの場合、図柄乱数に基づいた大当たり図柄で停止する図柄変動を開始する(S30)。CPU22はこの大当たり判定の結果を受けて、特別図柄表示部11に導出表示させるべき図柄を決定する。その決定に基づく表示制御信号がCPU22から表示制御基板26に出力され、特別図柄表示部11において図柄変動が開始される。
S25において確変中フラグが「1」である場合、確変時に対応した転落抽選乱数を参照して、転落抽選判定用乱数が転落抽選当たり乱数に一致しているか否かを判定し(S26)、転落抽選でハズレの場合、S28に移行し確変時の大当たり乱数を参照して、大当たり判定用乱数が大当たり乱数に一致しているか否かを判定する。以降は前述同様に、ハズレの場合、ハズレ図柄にて図柄停止する図柄変動を開始する(S29)一方、大当たりの場合、図柄乱数に基づいた大当たり図柄で停止する図柄変動を開始する(S30)。
S26において転落抽選で当たりの場合、確変中フラグを「0」とし(S27)、確変状態を終了し通常状態となる。本実施例では確変終了処理ステップとその処理を実行するCPU22とが特別遊技状態終了手段を構成する。そして、通常時の大当たり乱数を参照して、大当たり判定用乱数が大当たり乱数に一致しているか否かを判定する(S28)。以降のS29、S30は前述同様である。
次に、ROM23に格納された図柄変動停止処理プログラム54について、図8に示すフローチャートにより説明する。特別図柄表示部11が図柄変動中であるか否かを判定し(S31)、図柄変動中でない場合、リターンする一方、図柄変動中である場合、図柄変動開始から図柄変動時間の測定を開始するタイマにおいて予め定められた所定時間が経過したか否かを判定する(S32)。所定時間に達していない場合、リターンする一方、所定時間が経過した場合、図柄変動を停止する(S33)。
続いて特別図柄表示部11に停止表示した図柄が大当たり図柄であるか否かを判定し(S34)、停止図柄が大当たり図柄である場合、大当たりフラグを「1」とする。続いて大当たりのときに有効となる図柄乱数に基づく図柄が「1」〜「6」であるか否かを判定し(S37)、図柄が「1」〜「6」である場合、報知フラグを「1」とする(S38)一方、図柄が「1」〜「6」でない場合、図柄が「8」〜「9」または「0」であるか否かを判定する(S39)。ここで図柄が「8」〜「9」または「0」である場合、報知フラグ2を「1」とする(S40)一方、図柄が「8」〜「9」または「0」でない場合(残っている図柄から図柄が「7」と判断される場合)、報知フラグ3を「1」とする(S41)。
本実施例では、特別図柄表示部11に表示される大当たり図柄に応じて報知時期が決定される。CPU22によって図柄の判定が行われ、図柄が「1」〜「6」である場合、すなわち「111」〜「666」の大当たり図柄である場合、確変に移行してから50回目の図柄変動後が報知時期と決定される。また、図柄が「8」〜「9」または「0」である場合、すなわち「888」〜「000」の大当たり図柄である場合、同様に100回目の図柄変動後が報知時期と決定され、図柄が「7」である場合、すなわち「777」の大当たり図柄である場合、同様に10回目毎の図柄変動後が報知時期と決定される。CPU22は報知時期決定手段として機能する。
図3は大当たり図柄の表示例を示す。特別図柄表示部11に停止図柄として「777」と表示される。あわせてメッセージ表示部12には「おめでとう!10回毎に報知するよ。」と表示される。このように遊技者にはその大当たり図柄によって報知時期が示され、遊技状態が確変状態であるかを報知する以前に、予め遊技者に示されることになる。CPU22は、決定された報知時期を予め遊技者に開示する報知時期開示手段として機能する。特別図柄表示部11及びメッセージ表示部12を有する図柄表示部6とCPU22とで報知時期開示手段を構成するということもできる。
S34において停止図柄が大当たり図柄でない場合、図柄変動数を「1」加算し(S35)、その後リターンする。図柄変動停止毎に確変報知のための図柄変動数がカウントされ、その図柄変動数がRAM24の図柄変動数記憶領域に記憶される。なお、全ての報知フラグが「0」であれば、図柄変動数を加算する必要はない。
次に、ROM23に格納された確変報知処理プログラム55について、図9に示すフローチャートにより説明する。特別図柄表示部11が図柄停止中であるか否かを判定し(S51)、図柄停止中でない場合、リターンする一方、図柄停止中の場合、報知フラグ1が「1」であるか否かを判定する(S52)。ここで報知フラグ1が「1」である場合、図柄変動数が「50」に達したか否かを判定し(S53)、図柄変動数が「50」に達していない場合、S54に移行する一方、図柄変動数が「50」に達した場合、CPU22からの制御信号が表示制御基板26に出力され、図柄表示部6に確変報知(確変報知例1)の表示をする(S58)。
図4は確変報知例を示す。図4(a)は確変報知例1の表示例である。図柄変動終了後に特別図柄表示部11に停止図柄を表示した後、メッセージ表示部12にはキャラクタが登場し「現在の状態は?」と表示される。
続いて確変フラグが「1」であるか否かを判定し(S59)、確変フラグが「1」である場合、確変である旨を報知する表示(確変報知例2)を行う(S60)一方、確変フラグが「1」でない場合、確変でない旨を報知する表示(確変報知例3)を行う(S61)。
図4(b)は確変報知例2の表示例を示す。メッセージ表示部12には「おめでとう確変中です!!」と表示される。また、図4(c)は確変報知例3の表示例を示す。メッセージ表示部12には「ごめんね、確変終了してます。」と表示される。このように図柄変動数が50回に達した時点で、確変中であるか否かがメッセージ表示部12に表示され、遊技者に報知される。これらの報知処理ステップとその処理を実行するCPU22とが特別遊技状態報知手段を構成する。
S52において報知フラグ1が「1」でない場合、報知フラグ2が「1」であるか否かを判定し(S54)、報知フラグ2が「1」である場合、図柄変動数が「100」に達したか否かを判定する(S55)。ここで、図柄変動数が「100」に達していない場合、S56に移行する一方、「100」に達した場合、前述同様に図柄表示部6に確変報知(確変報知例1)の表示をする(S58)。以降、確変中フラグが「1」であるか否かに応じて、確変報知例2または確変報知例3を表示するステップ、S59、S60、S61については前述同様である。
S54において報知フラグ2が「1」でない場合、報知フラグ3が「1」であるか否かを判定し(S56)、報知フラグ3が「1」でない場合、リターンする一方、報知フラグ3が「1」である場合、図柄変動数が「10」に達したか否かを判定する(S57)。ここで、図柄変動数が「10」に達していない場合、リターンする一方、図柄変動数が「10」に達した場合、前述同様に図柄表示部6に確変報知(確変報知例1)の表示をする(S58)。以降、確変中フラグが「1」であるか否かに応じて、確変報知例2または確変報知例3を表示するステップ、S59、S60、S61については前述同様である。
S60において確変報知例2を表示後、報知フラグ3が「1」であるか否かを判定し(S62)、報知フラグ3が「1」である場合、通常状態に戻るまで繰り返して報知するために図柄変動数を初期化する(S63)一方、報知フラグ3が「1」でない場合、「1」となっている対応する報知フラグについて報知フラグを「0」とする(S64)。また、S61において確変報知例3を表示後、S64に移行し、同様に「1」となっている対応する報知フラグについて報知フラグを「0」とする。
次に、ROM23に格納された大当たり処理プログラム56について、図10に示すフローチャートにより説明する。大当たりフラグが「1」であるか否かを判定し(S71)、大当たりフラグが「1」でない場合、リターンする一方、大当たりフラグが「1」である場合、大当たり処理を実行する(S72)。
次に、大当たり処理について説明する。大当たり遊技として、大入賞口9の1回の開放と閉鎖を1ラウンドとし、所定のラウンド(例えば15ラウンド)となるまで大入賞口9の開放動作が繰り返し実行される。大当たり遊技が実行されている間は、特別図柄表示部11における図柄の変動表示はされない。CPU22は大当たり発生手段として機能する。
続いて確変中フラグを「1」とする(S73)。本実施例では、大当たり終了後遊技者に有利な確変状態(特別遊技状態)を発生させるようにしている。CPU22は特別遊技状態発生手段として機能する。そして、図柄変動数を初期化し(S74)、大当たりフラグを「0」とする(S75)。
このように確変状態が転落抽選によって不規則に決定され終了する構成とされ、遊技者が遊技している状態が確変状態であるか否かを遊技者に報知する時期として、図柄変動の所定数が複数設定され、そのいずれの所定数であるかを、特別図柄表示部11の大当たり図柄によって開示するようにしており、転落抽選するパチンコ遊技機の新しい遊技性に対応しつつ、通常状態が報知された際に遊技終了の目処が立つため、遊技者の不安感をある程度払拭できる。また、報知時期を予め、すなわちメッセージ表示部12にて遊技状態が確変状態であるかどうかを報知する以前に遊技者に示すようにしており、遊技者は目標をもちつつ遊技を行い、遊技店側にとって所定数の図柄変動が終了する所定期間を経過するまでは稼動を確保できる。
さらに、確変状態であるか否かを図柄変動の所定数で繰り返し報知する態様も含まれ、刻一刻と変わる転落抽選タイプのパチンコ遊技機の遊技状態を遊技者が把握できるようになる。また、特別図柄表示部11が示す大当たり図柄で報知する時期が決定され、図柄に応じた期待感を保つことが可能となり興趣を高められる。
なお、本実施例に次のような変形を加えてもよい。
(1)大当たり終了後に必ず確変状態となるようにしたが、大当たり終了後に所定確率で確変状態に移行するようにしてもよい。例えば大当たりのうちの80%が確変状態に移行するように、大当たり図柄によって特定図柄の場合に確変状態に移行する設定とすることができる。
(2)大当たり図柄の全ての図柄で、所定数の図柄変動後に確変中であるか否かを報知するようにしたが、報知しない態様を含むようにしてもよい。例えば図柄が「4」と「9」である場合、報知しない設定としてもよい。
(3)報知時期として設定される図柄変動の所定数について、転落抽選に直接的には関与しないが、ある程度の目標となる数、例えば通常時の大当たり確率の逆数である「300」を所定数としてもよい。
(4)図柄に関連した図柄変動数を選択するようにしてもよい。例えば図柄が「1」であれば(或いは「111」であれば)10回、「2」であれば(或いは「222」であれば)20回などとして、図柄に所定の倍数を乗じて図柄変動数が決められその図柄変動数を消化することを条件とするようにしてもよい。これにより遊技者が所定回数を直感として把握し易くなる。CPU22にて図柄を判定し、図柄変動数を決定するようにできる。CPU22は報知時期決定手段として機能する。
(5)図柄が「7」である場合、繰り返し報知するようにしたが、全ての図柄で繰り返し報知する設定としてもよい。
(6)再抽選演出を行ってもよい。例えば始めに「1」と表示しておき、最後に「7」と表示するなどの演出を行うことができる。
(7)図柄表示部6において報知時期を表示するようにしたが、パチンコ遊技機1から確変信号と図柄変動信号と図柄信号とを出力して、パチンコ遊技機以外の情報表示装置(例えば呼出ランプなど)で表示し報知時期を報知するようにしてもよい。
(8)報知時期として設定される図柄変動の所定数について、所定数のカウント或いはカウントダウンを図柄表示部6の一部で表示するようにしてもよい。
(9)報知時期の表示について、大当たり図柄で表示するようにしたが、その報知手段は図柄でなくともよい。図柄表示部6以外に遊技盤3の面上にデジタルカウンタを設けて表示するようにしたり、或いは図柄変動数に対応した報知用のランプを設けて表示するようにしてもよい。大当たり図柄が揃ったときに、そのデジタルカウンタ或いはランプで報知することができる。その報知時期の表示するタイミングは大当たり中でもよい。
(10)所定期間について、例えば5分後などの所定時間を設定するようにしてもよい。
(11)不定期な確変終了は転落抽選だけでなく、大当たりとなったときに予め決めておくなど、どのような構成としてもよい。例えば「0〜100」の確変終了乱数を始動入賞時に取得し、大当たりとなったときにその乱数に基づいて確変を終了する図柄変動数を決定するようにできる。
(12)大当たり中に報知するようにしてもよい。例えば大当たり発生時には「111」という表示をして、大当たり中に演出を行い「777」となるようにしてもよい。
(13)確変状態に移行する前だけではなく、状態報知を行う時期を確変中に報知するようにしてもよい。例えば確変中のリーチのハズレ図柄が「776」である場合に、リーチが「6」ではずれていることから6回の図柄変動後に状態報知を行う、或いは確変状態が終了するまで繰り返し行うなどとしてもよい。これにより確変中に遊技終了の目処を立てることができるとともに、リーチのハズレ図柄についてまで関心を抱かせることができる。
(14)大当たり図柄によって報知時期を決めるようにしたが、報知時期によって図柄が決定される構成でもよい。
本発明パチンコ遊技機の一例を示す正面模式図。 パチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 図柄表示部の表示例を示す図。 確変報知例を示す図。 基本処理を示すフローチャート。 始動口入賞処理を示すフローチャート。 図柄変動開始処理を示すフローチャート。 図柄変動停止処理を示すフローチャート。 確変報知処理を示すフローチャート。 大当たり処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 図柄表示部
8 始動入賞口(始動口)
11 特別図柄表示部(図柄変動表示手段)
22 CPU(当否抽選手段、大当たり発生手段、特別遊技状態発生手段、特別遊技状態終了手段、特別遊技状態報知手段、報知時期開示手段、報知時期決定手段)

Claims (3)

  1. 所定の始動条件の成立に応じて大当たりか否かの抽選を実行する当否抽選手段と、
    この当否抽選手段による抽選結果に基づいて図柄を変動表示した後、停止表示する図柄変動表示手段と、
    この図柄変動表示手段が所定の大当たり図柄を停止表示したときに大当たり状態を発生させる大当たり発生手段と、
    前記大当たり発生手段が発生させた大当たりの終了後に、遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段と、
    不規則に決定される終了条件の成立により前記特別遊技状態を終了させる特別遊技状態終了手段と、
    遊技状態が前記特別遊技状態であるか否かを遊技者に報知する特別遊技状態報知手段と、
    前記特別遊技状態報知手段が報知する報知時期を決定する報知時期決定手段と、
    前記報知時期決定手段が決定した報知時期を予め遊技者に開示する報知時期開示手段と、
    を備えることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記報知時期には、所定期間ごとに繰り返し遊技者に報知する態様を含むことを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記報知時期決定手段は、前記図柄変動表示手段が停止表示する図柄に関連して前記報知時期を決定する請求項1または2に記載のパチンコ遊技機。
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