JP2006247067A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 確率変動状態へ移行させるか否かは、遊技機の内部でなされる抽選によって決まり、遊技者の技術介入によっては確率変動を獲得することができなかった。
【解決手段】 ぱちんこ遊技機10において、遊技球が通過可能な判定用通過領域84は遊技領域に設けられる。特定遊技実行手段122は、図柄の変動表示中に判定用通過領域84を遊技球が通過したとき、その変動表示中の図柄に対応する当否抽選の結果が当たりであれば、その当たりによって発生する特別遊技の後に確率変動を発生させる。判定用通過領域84には、普通電動役物が設けられている。開閉制御手段124は、遊技球の作動口68への通過に基づいて普通電動役物を拡開させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における技術介入性を高める技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御によっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
ここで、従来にいう第1種ぱちんこ遊技機においては、確率変動状態へ移行させるか否かは、大当たり時の停止図柄がどの図柄であったかに応じて決定されることが多かった。あるいは、遊技機の内部でなされる抽選によって確率変動へ移行するかが決まる機種もあった。したがって、遊技者の技術介入によって確率変動を獲得できる可能性は皆無に等しかった。
一方、遊技店側にとっては、遊技者の技術介入は必ずしも利益につながるものではなく、たとえば保留球数が上限に達したときに遊技球の発射を一時停止させるいわゆる止め打ちのような技術介入がなされると、遊技台の稼働率低下につながってしまう。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機において技術介入性を高めて遊技者と遊技店の双方の利益向上を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示す図柄の変動を図柄表示装置へ表示させる表示制御手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が通過可能な判定用通過領域と、図柄の変動表示中に判定用通過領域を遊技球が通過したとき、その変動表示中の図柄に対応する当否抽選の結果が当たりであれば、その当たりによって発生する特別遊技の後に通常状態より遊技者に有利な状態である特定遊技を発生させる特定遊技実行手段と、を備える。
ここで「図柄表示装置」は、実施例における「特別図柄表示装置」であってもよいし、あるいは、実施例における「演出表示装置」であってもよい。「表示制御手段」は、実施例における「メイン表示制御手段」であってもよいし、あるいは、実施例における「演出表示制御手段」であってもよい。「判定用通過領域」は、遊技盤上に設けられた物理的構造物であってもよく、たとえば遊技球が通過する孔が設けられたゲート構造にて形成されてもよい。「特定遊技」は、当否判定において当たりとなる確率を変動させる確率変動であってもよいし、あるいは、変動時間を短縮させる時間短縮機能であってもよい。
この態様によると、図柄変動中に判定用通過領域へ遊技球を通過させれば、確率変動などの有利な状態へ移行させることができる。したがって、遊技者の技術介入性が高まり、遊技者の技量が高ければ確率変動をより多く獲得できる可能性があり、遊技性を高めることができる。また、たとえ保留球数が上限に達していたとしても遊技者は確率変動を狙う方が有利であるため、いわゆる止め打ちが抑制され、遊技店の利益向上を同時に図ることができる。
遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が通過可能な作動口と、役物の拡開動作を制御する開閉制御手段と、をさらに備えてもよい。判定用通過領域には、遊技球の通過容易性を変化させる普通電動役物が設けられており、開閉制御手段は、遊技球の作動口への通過に基づいて普通電動役物を拡開させてもよい。ここで「普通電動役物」は、たとえば開閉可能な二つの羽根と電動ソレノイドで構成され、判定用通過領域の上方に設けられる。この「普通電動役物」は、通常状態では閉じられ、作動口を遊技球が通過したときは短時間だけ拡開されてもよい。普通電動役物が閉じられた状態でも二つの羽根の間を遊技球が通過して、その下方にある判定用通過領域を通過できる構造であってもよい。少なくとも拡開状態にあっては二つの羽根の間隔が拡がることによって遊技球が通過しやすくなり、その下方にある判定用通過領域にも遊技球が通過しやすくなる。このように、判定用通過領域に遊技球を通過させるだけでなく、その前に作動口にも遊技球を通過させることによって判定用通過領域への遊技球の通過可能性が高まる。これにより、遊技者の技術介入性を高め、遊技性を向上させることができる。
開閉制御手段は、特定遊技実行手段が特定遊技を発生させている間、作動口を遊技球が通過したときの普通電動役物の状態を遊技者に有利な状態へ変化させてもよい。ここで、「普通電動役物の状態を遊技者に有利な状態へ変化させ」とは、たとえば普通電動役物の拡開時間、拡開回数、拡開角度を増加させるような変化であってもよいし、普通図柄が当たりとなる確率を増加させるような変化であってもよい。これらの場合、判定用通過領域を遊技球が通過させることができる可能性は、通常状態よりも確率変動などの特定遊技中の方が高くなる。したがって、特定遊技の発生確率は比較的低く抑える一方で、一度特定遊技が発生したらその継続確率が高いといった遊技性を実現することもでき、遊技性向上に資することができる。
図柄の変動表示における変動パターンを決定する手段であって、特定遊技実行手段が特定遊技を発生させている間は図柄の平均変動時間が増加するように変動パターンを選択するパターン決定手段をさらに備えてもよい。この場合、図柄変動時間が長い方が遊技球を判定用通過領域へ通過させやすいので、判定用通過領域を遊技球が通過させることができる可能性は、通常状態よりも確率変動などの特定遊技中の方が高くなる。したがって、特定遊技の発生確率は比較的低く抑える一方で、一度特定遊技が発生したらその継続確率が高いといった遊技性を実現することもでき、遊技性向上に資することができる。
図柄の変動表示における停止図柄を選択する手段であって、図柄の変動表示中に判定用通過領域を遊技球が通過した否かに応じて変動表示されている図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段をさらに備えてもよい。停止図柄の決定方法は、たとえば図柄変動開始前ないし図柄変動中には停止図柄を決定せず、図柄変動中に遊技球が判定用通過領域を通過したか否かに応じて変動停止直前に停止図柄を決定する方法であってもよい。あるいは、図柄変動開始前にいったん停止図柄を選択しておいた上で図柄変動中に判定用通過領域を遊技球が通過した場合にだけあらたな停止図柄を決定して差し替える方法であってもよい。図柄変動中に判定用通過領域を遊技球が通過した場合に選択される停止図柄は、特定遊技を発生させることを示す図柄であってもよい。これらの場合、図柄変動中に判定用通過領域を遊技球が通過したか否かの結果を停止図柄の種類で表示させることができ、遊技性向上に資することができる。
特定遊技実行手段は、図柄の変動表示中に遊技球が判定用通過領域を通過したとき、遊技状況が所定の判定条件を満たしているか否かに応じて特定遊技を発生すべきか否かを判定してもよい。ここで「所定の判定条件」としては、たとえば判定用通過領域に複数の遊技球、たとえば2球や3球の遊技球が通過することを条件としてもよい。あるいは、判定用通過領域に通過させるだけでなく、特別な抽選で当たりとなることを条件としてもよい。これらの場合、特定遊技の獲得容易性を調整することができ、遊技機の設計において適切な遊技性を容易に確保することができる。
表示制御手段は、図柄の変動表示中に遊技球が判定用通過領域を通過したときに通過した旨を報知してもよい。これにより、遊技者に対して特定遊技の発生条件が満たされたか否かを視覚的または聴覚的に把握しやすくでき、遊技性向上に資することができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、新たな遊技性を提供することにより遊技機の稼働率向上を図ることができる。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機としていわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72、判定用通過領域84を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の特定領域の通過を検出するセンサと、一般領域の通過を検出するセンサを備えて構成される。
作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す作動通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62を拡開させるための抽選の契機となる。
判定用通過領域84は、遊技球が通過可能なゲートであり、遊技領域52に向かって右側に設けられる。判定用通過領域84の上方には、その開閉によって判定用通過領域84への遊技球の通過容易性を変化させる普通電動役物86が設けられる。普通電動役物86は、二つの羽根状部材で構成される。二つの羽根状部材は、通常状態では閉じられ、作動口68を遊技球が通過したときは短時間だけ拡開される。閉じられた状態でも二つの羽根の間を遊技球が通過して、その下方にある判定用通過領域84を通過することができるが、拡開状態にあっては二つの羽根の間隔が拡がることによって遊技球が通過しやすくなり、その下方にある判定用通過領域84にも遊技球が通過しやすくなる。このように、判定用通過領域84に遊技球を通過させるだけでなく、その前に作動口68にも遊技球を通過させることによって判定用通過領域84への遊技球の通過可能性が高まる。これにより、遊技者の技術介入性を高め、遊技性を向上させることができる。また、判定用通過領域84は遊技領域52における右側に設けられているので、遊技者は意識的に右側へ遊技球を発射させなければ効率よく判定用通過領域84へ遊技球を通過させることはできず、そのぶん技術介入性を高めることができる。判定用通過領域84は、遊技球の通過を検出するための判定用通過検出装置88と、普通電動役物86を拡開または閉鎖させる普通電動役物ソレノイド89と、を備える。判定用通過検出装置88は、判定用通過領域84への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す判定用通過情報を生成する。
遊技領域52の略中央に設けられた特別図柄表示装置61および演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動と、を表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄であり、その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが大当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示手段である。演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイである。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。演出表示装置60は、遊技球が判定用通過領域84を通過したとき、右上の領域に通過マーク92を表示させる。演出表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、機械式のドラムやLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当たりを示す図柄である場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄190は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。
大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66が開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口66は再度開放される。このように、大入賞口66が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上特定領域へ落入することを条件に大入賞口66の開閉が所定回数、例えば8回繰り返される。
特別遊技が発生した場合であって抽選などの所定の条件が満たされた場合、特別遊技の終了後に特定遊技として確率変動や変動時間短縮が開始される。確率変動中においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄と呼ばれる図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右方に設けられる。所定時間の経過後に普通図柄の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で普通図柄が当たりとなり、始動口62が所定時間拡開する。確率変動中や変動時間短縮中においては、普通図柄の変動表示時間が短縮されるとともに、判定用通過領域84の普通電動役物86や始動口62の普通電動役物の拡開される時間が相対的に長い時間に切り替えられる。また、確率変動中や変動時間短縮中においては、普通図柄が当たりとなる確率が増加されるとともに、1回の当たりに対する判定用通過領域84の普通電動役物86や始動口62の普通電動役物の拡開回数が増加される。これにより、確率変動中や変動時間短縮中には、判定用通過領域84を遊技球が通過しやすくなり、確率変動や時間短縮が発生しやすくなる。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64は、その上部に抽選保留ランプ20が設けられ、左側部に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。また遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。操作ボタン82は、遊技者が遊技機側所定の指示をへ入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、および遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
本実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、図柄決定手段114、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、および開閉制御手段124を備える。本実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、パターン選択手段132、および演出表示制御手段134を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、それぞれメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、それぞれサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、作動通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断し、判定用通過情報を受け取ると遊技球が判定用通過領域84を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否判定のための当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定する。当否抽選手段112による判定結果は、特別図柄表示装置61において特別図柄の形で変動表示される。また、当否抽選手段112による判定結果を演出的に示す装飾図柄が演出表示装置60において変動表示される。
図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61および演出表示装置60に表示させる特別図柄および装飾図柄の停止図柄と変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。また、図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を抽選により決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。図柄決定手段114は、特別図柄や装飾図柄などの停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルや、変動パターンを決定するために参照すべきパターン決定テーブルを保持する。
図柄決定手段114は、特別図柄を決定するための図柄決定抽選値を取得し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、当否抽選手段112による当否判定結果に応じて複数の変動パターンからいずれかのパターンを選択する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118へ送出する。
図柄決定手段114は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。
図柄決定手段114は、当否抽選手段112による当否判定結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターンに応じて装飾図柄の停止図柄を決定する。図柄決定手段114は、特別図柄の変動パターンに応じて、装飾図柄を含む演出画像の変動パターンを複数種のパターンから選択する。図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをパターン選択手段132へ送出する。
装飾図柄の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、たとえば当否抽選手段112による判定結果が特別遊技への移行を示す場合は「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄として揃える数字には、特別図柄と同じ数字が選ばれるのが好ましい。たとえば、特別図柄が「3」の場合は装飾図柄が「333」となる。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せが選択される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す変動パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。
演出画像の変動パターンには、演出画像の変動表示態様、すなわち演出画像の変動開始から変動停止までの演出過程が定義される。変動パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。図柄決定手段114は、特別図柄の変動パターンに応じて、特別図柄と変動時間が等しい演出画像の変動パターンを選択する。
図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。確率変動中と変動時間短縮中は、普通図柄の停止図柄が当たりの図柄となる確率が、通常状態より高い確率に切り替えられる。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。従来のぱちんこ遊技機においては、保留数が上限に達してしまった状態では、始動口62にそれ以上の遊技球が入球しても保留されず、さらなる図柄変動に結びつかない。そのため、保留数が上限に達した状態では、遊技者はウエイトボタンを押下して遊技球の発射を一時停止させるいわゆる止め打ちをすることがあった。本実施例においては、保留数が上限に達した状態であっても、判定用通過領域84に遊技球を通過させることにより確率変動を獲得できる可能性があるので、止め打ちをせずに遊技球の発射を継続することが期待できる。これにより止め打ちを抑制でき、遊技店の利益向上を図ることができる。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、図柄決定手段114により決定された変動パターンにしたがって特別図柄の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信することにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄の変動を普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112による当否抽選結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした1回または複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の継続回数、大入賞口66の特定領域への通過検出の有無に基づいて、単位遊技を継続させるか否か、すなわち次回の単位遊技を開始するか否かを判定する。次回の単位遊技を開始するための継続条件が満足されない場合、または単位遊技の上限回数を消化した場合には、特別遊技を終了させる。
特定遊技実行手段122は、確率変動や変動時間短縮などの特定遊技を制御する。特定遊技実行手段122は、特別図柄および装飾図柄の変動表示中に判定用通過領域84を遊技球が通過した場合であって、その変動表示中の図柄に対応する当否抽選の結果が当たりであった場合、その当たりによって発生する特別遊技の後の遊技状態を確率変動状態へ移行させる。確率変動状態は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当否抽選手段112による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。また、特定遊技実行手段122は、特別遊技の終了後に図柄変動が所定の回数、たとえば100回に達するまで図柄変動時間を通常より短い時間に切り替える。
開閉制御手段124は、判定用通過領域84の普通電動役物86の開閉、始動口62の普通電動役物の開閉、大入賞口66の開閉をそれぞれ制御する。開閉制御手段124は、作動口68を遊技球が通過して普通図柄が特定の図柄で停止されると、判定用通過検出装置88に拡開指示を送って判定用通過領域84の普通電動役物86を拡開させるとともに、普通電動役物ソレノイド76にも拡開指示を送って始動口62の普通電動役物を拡開させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
開閉制御手段124は、確率変動中や変動時間短縮中において普通電動役物86の拡開時間、拡開回数、拡開角度を増加させる。たとえば、通常時には普通電動役物86の1回の拡開時間が約0.2秒で、普通図柄が特定の図柄で停止するたびに1回だけ45度拡開させる。一方、確率変動中や変動時間短縮中には普通電動役物86の1回の拡開時間を約3.5秒に設定し、普通図柄が特定の図柄で停止するたびに2回にわたり90度拡開させる。これにより、判定用通過領域84に遊技球を通過させることができる可能性は、通常状態よりも確率変動中や変動時間短縮中の方が高くなる。したがって、1回目の確率変動の発生確率は比較的低く抑える一方で、一度確率変動や変動時間短縮中が発生したら高い確率で確率変動状態を維持できるといった遊技性も容易に実現でき、遊技性向上に資することができる。
パターン記憶手段130は、装飾図柄を含む演出画像の変動パターンとして複数の変動パターンデータを保持する。パターン選択手段132は、図柄決定手段114により決定された変動パターンデータをパターン記憶手段130から選択して、これを演出表示制御手段134へ送る。
演出表示制御手段134は、当否抽選手段112による当否抽選の結果を、選択された変動パターンデータにしたがって演出表示装置60へ演出画像を変動表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。特別図柄および装飾図柄の変動表示中に遊技球が判定用通過領域84を通過したとき、すなわち入球判定手段110が判定用通過情報を判定用通過検出装置88から受け取ったときに、演出表示制御手段134は演出表示装置60の右上へ通過マーク92を表示させるとともに、スピーカ18から音声出力することにより、その通過があったことを報知する。これにより、遊技者に対して特定遊技の発生条件が満たされたか否かを視覚的または聴覚的に把握しやすくでき、遊技性向上に資することができる。
図4は、図柄決定手段114の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図柄決定手段114は、テーブル記憶手段200、図柄選択手段202、パターン決定手段204を有する。
テーブル記憶手段200は、当否抽選手段112により取得される当否抽選値と変動パターンとの対応関係が定められたパターン決定テーブルを複数保持する。パターン決定テーブルには、通常状態における当否抽選値と変動パターンの対応関係が定められた通常テーブルと、特定遊技中における当否抽選値と変動パターンの対応関係が定められた特定テーブルとが含まれる。特定テーブルには、通常テーブルと比べ、変動時間が比較的長いリーチの変動パターンが多く対応付けられている。
図柄選択手段202は、特別図柄、装飾図柄、普通図柄の各停止図柄を決定する。特別図柄を決定するとき、図柄選択手段202は、所定の特別図柄テーブルを参照し、当否抽選手段112により取得された当否抽選値に対応する停止図柄を決定する。図柄選択手段142は、特別図柄の停止図柄に応じて装飾図柄の停止図柄を決定する。図柄選択手段202は、図柄の変動表示中に判定用通過領域84を遊技球が通過した否かに応じて変動表示されている特別図柄および装飾図柄の停止図柄を決定する。すなわち、図柄変動開始前ないし図柄変動中には停止図柄を決定せず、図柄変動中に遊技球が判定用通過領域84を通過したか否かに応じて図柄選択手段202が変動停止直前に停止図柄を決定する。ただし変形例においては、図柄選択手段202が図柄変動開始前にいったん停止図柄を選択しておいた上で図柄変動中に判定用通過領域84を遊技球が通過した場合にだけあらたな停止図柄を決定して差し替える方法でもよい。
パターン決定手段204は、テーブル記憶手段200に保持される複数のパターンテーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選において取得される当否抽選値に対応する変動パターンを選択する。パターン決定手段204は、通常状態と特定遊技中とで異なる対応関係を通常テーブルと特定テーブルから参照する。すなわち、特定遊技中のパターン決定手段204は、特定テーブルを参照して変動パターンを決定する。これにより、特に確率変動中における図柄変動の平均時間は、通常状態における図柄変動の平均時間より長くなる。変動時間短縮中においても、リーチの変動時間に関する平均時間は、通常時に比べて長くなる。
図5は、演出表示制御手段134の詳細な構成を示す機能ブロック図である。演出表示制御手段134は、演出画像表示手段210、変動制御手段212、報知制御手段214、タイミング決定手段216を有する。演出画像表示手段210は、変動パターンに含まれる演出的な画像の表示を制御する。変動制御手段212は、装飾図柄の変動表示を制御する。
報知制御手段214は、「右打ちせよ!」といった文字列など、遊技球の発射方向を判定用通過領域84が設けられた遊技盤50右側の方向へ促すようなナビゲーションを実行する。ナビゲーションは、たとえば演出表示装置60に表示させてもよいし、音声出力や専用の報知装置への表示によって報知してもよい。報知制御手段214は、スーパーリーチが表示されるときなど、大当たりが発生する可能性が比較的高いような場合にナビゲーションを表示させる。報知制御手段214は、普通電動役物86が拡開される前に、拡開される旨のナビゲーションを演出表示装置60に表示させる。報知制御手段214は、遊技球が判定用通過領域84を通過したことを示す判定用通過情報を入球判定手段110から受け取ったときに、演出表示装置60へ通過マーク92を表示させる。
タイミング決定手段216は、当否抽選手段112による当否抽選の結果が当たりを示す場合や、図柄決定手段114により決定された変動パターンの変動時間が所定の基準より長い場合に、ナビゲーションを報知すべきタイミングを決定する。これにより、大当たりが発生するときのリーチや、大当たりの発生する期待度が高いスーパーリーチにおいて、右打ちが促される。なお、図柄決定手段114により決定された変動パターンの変動時間が所定の基準より長い場合に所定の抽選を実行した上で、その抽選が当たりとなった場合にだけナビゲーションを報知する構成としてもよい。タイミング決定手段216は、図柄変動においてリーチが表示されるタイミングやリーチ演出が発展するタイミングをナビゲーションを報知するタイミングとして設定してもよい。リーチが表示されるタイミングやリーチ演出が発展するタイミングは、それぞれの変動パターンに定義されている。また、遊技球の発射から判定用通過領域84へ到達するまでの時間や、ナビゲーションを見た遊技者が実際に発射方向を変更するのにかかる時間などを考慮し、変動表示終了から少なくとも5〜10秒以上前のタイミング、たとえば15秒〜20秒以上前といったタイミングを報知タイミングにすることが好ましい。タイミング決定手段216は、普通図柄の抽選が当たりであった場合、普通図柄の変動表示が終了される数秒前のタイミングを、普通電動役物86が拡開される旨のナビゲーションを表示させるタイミングとして設定する。
図6は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66へ入賞した場合の入賞情報生成処理や、遊技球が作動口68または判定用通過領域84を通過した場合の通過情報生成処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図7は、図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出表示制御手段134へ送信し、これを受信した演出表示制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34とS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図8は、図7におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、確率変動中においては(S42のY)、当否抽選手段112は確変用の当否テーブルを参照し(S44)、確率変動中でなければ(S42のN)、当否抽選手段112は通常の当否テーブルを参照する(S46)。当否抽選手段112は、当否テーブルに基づいて当否抽選値が当たりであるか否かを判定する(S50)。
つぎに、特定遊技中であれば(S52のY)、パターン決定手段204は特定テーブルを参照し(S54)、特定遊技中でなければ(S52のN)、パターン決定手段204
通常テーブルを参照する(S56)。パターン決定手段204は、特定テーブルまたは通常テーブルに基づいて特別図柄の変動パターンを決定し(S58)、演出画像の変動パターンを決定する(S59)。
図9は、図7におけるS40の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。まず、表示中の図柄変動に関して変動開始からの経過時間が、あらかじめ指定された変動表示時間に達していない状態、すなわち図柄変動表示中であるとき(S60のN)、当否抽選手段112による当否抽選の結果が当たりであって(S62のY)、判定用通過領域84を遊技球が通過した場合(S64のY)、その当たりに応じて実行される特別遊技の後で確率変動へ移行するための設定をオンにし(S65)、S40のフローを終了する。S62において当否抽選手段112による当否抽選の結果が外れであった場合は(S62のN)、S64とS65の処理をスキップし、S64において判定用通過領域84への遊技球の通過がなかった場合(S64のN)、S65の処理をスキップしてS40のフローが終了する。
S60において、変動開始からの経過時間が、あらかじめ指定された変動表示時間に達した場合であって(S60のY)、変動表示中に判定用通過領域84への遊技球の通過があったときは(S66のY)、図柄選択手段202は特別図柄および装飾図柄の停止図柄を確率変動発生に対応する図柄、たとえば「3」「7」や「333」「777」に決定し(S67)、変動表示中に判定用通過領域84への遊技球の通過がなかったときは(S66のN)、図柄選択手段202は特別図柄および装飾図柄の停止図柄を確率変動発生に対応していない図柄に決定する(S68)。メイン表示制御手段160が特別図柄の変動表示を停止させるとともに、演出表示制御手段162が演出画像の変動表示を停止させ(S69)、S40のフローが終了する。
図10は、図6におけるS16の特別遊技処理を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出表示制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させ(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
(実施例2)
本実施例においては、図柄変動表示中に遊技球が判定用通過領域84を通過するだけでなく、その時点での遊技状況が所定の判定条件を満たしている場合に限って特定遊技が発生する点で、特に判定条件が要求されない実施例1と異なる。その他の構成および動作は実施例1と共通である。以下、実施例1との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略する。
特定遊技実行手段122は、図柄の変動表示中に遊技球が判定用通過領域84を通過したとき、遊技状況が所定の判定条件を満たしているか否かに応じて特定遊技を発生すべきか否かを判定する。本実施例においては、複数の遊技球が判定用通過領域84を通過することが判定条件として定められている。たとえば、1回の図柄変動中に判定用通過領域84を2球以上の遊技球が通過したことが条件とされる。これにより、特定遊技の獲得容易性を調整することができ、遊技機の設計において適切な遊技性を容易に確保することができる。
(実施例3)
本実施例においては、判定条件の内容が実施例2と異なる点を除き、構成および動作は実施例1、2と共通である。以下、実施例2との相違点を中心に説明し、共通点の説明を省略する。
本実施例においては、図柄変動表示中に遊技球が判定用通過領域84を通過したときに特定遊技実行手段122が所定の抽選を実行し、その抽選結果が当たりであった場合に限り特定遊技を発生させる。この場合もまた実施例2と同様に、特定遊技の獲得容易性を調整することができ、遊技機の設計において適切な遊技性を容易に確保することができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例においては、判定用通過領域84を一つだけ設けた構成を説明した。変形例においては、複数の判定用通過領域を設けてもよい。その場合、複数の判定用通過領域のうちいずれか一つを遊技球が通過したときに特定遊技を発生させる構成であってもよい。あるいは、複数の判定用通過領域のうちいずれか複数またはすべてを遊技球が通過したときに特定遊技を発生させる構成であってもよい。
本実施例においては、作動口68を遊技球が通過して普通図柄が特定の図柄で停止したときに、判定用通過領域84の普通電動役物86と始動口62の普通電動役物を両方とも拡開させる構成を説明した。変形例においては、始動口62には普通電動役物86が設けられていない構成とし、普通図柄が特定の図柄で停止したときは普通電動役物86のみを拡開させる構成としてもよい。
本実施例においては、判定用通過領域84をゲート構造で形成させた構成を説明した。変形例においては、遊技盤50を透過性のある部材で形成させた上で、判定用通過領域84を遊技盤50の中へ沈み込んだ位置に設けた構成としてもよい。その場合、遊技盤50が透過性を有することにより遊技球の判定用通過領域84への通過が目視可能となる。
本実施例においては、図柄変動中に判定用通過領域84を遊技球が通過した場合に確率変動が発生する構成を説明した。変形例においては、図柄変動中に判定用通過領域84を遊技球が通過した場合に変動時間短縮遊技が発生する構成としてもよい。
本実施例においては、図柄変動中に遊技球が判定用通過領域84を通過した場合、演出表示装置60に通過マーク92が表示され、また、確率変動が発生するか否かを特別図柄および装飾図柄で示す構成を説明した。変形例においては、確率変動が発生するか否かを特別遊技中または特別遊技終了後に表示させる構成としてもよい。
本実施例においては、判定用通過領域84を遊技盤50におけるセンター飾り64の右側に設けた構成を説明した。変形例においては、判定用通過領域を遊技盤50におけるセンター飾り64の右側と左側に一つずつ設ける構成としてもよい。たとえば、図柄変動のとき、図柄変動回数が所定回数に達したとき、所定時間が経過したとき、などの所定の期間に左右いずれか一方の判定用通過領域を有効化し、いずれが有効化されたかを示すナビゲーションを報知制御手段214が演出表示装置60に報知してもよい。左右いずれの判定用通過領域を有効化するかは特定遊技実行手段122が所定の抽選で決定してもよい。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 図柄決定手段の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 演出表示制御手段の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図6におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図7におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図7におけるS40の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS16の特別遊技処理を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 68 作動口、 84 判定用通過領域、 86 普通電動役物、 88 判定用通過検出装置、 100 遊技制御装置、 112 当否抽選手段、 114 図柄決定手段、 118 メイン表示制御手段、 120 特別遊技制御手段、 122 特定遊技実行手段、 124 開閉制御手段、 202 図柄選択手段、 204 パターン決定手段。

Claims (7)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、
    前記始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果を示す図柄の変動を図柄表示装置へ表示させる表示制御手段と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が通過可能な判定用通過領域と、
    前記図柄の変動表示中に前記判定用通過領域を遊技球が通過したとき、その変動表示中の図柄に対応する当否抽選の結果が当たりであれば、その当たりによって発生する特別遊技の後に通常状態より遊技者に有利な状態である特定遊技を発生させる特定遊技実行手段と、
    を備えることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が通過可能な作動口と、
    役物の拡開動作を制御する開閉制御手段と、をさらに備え、
    前記判定用通過領域には、遊技球の通過容易性を変化させる普通電動役物が設けられており、
    前記開閉制御手段は、遊技球の前記作動口への通過に基づいて前記普通電動役物を拡開させることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記開閉制御手段は、前記特定遊技実行手段が前記特定遊技を発生させている間、前記作動口を遊技球が通過したときの前記普通電動役物の状態を遊技者に有利な状態へ変化させることを特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記図柄の変動表示における変動パターンを決定する手段であって、前記特定遊技実行手段が前記特定遊技を発生させている間は前記図柄の平均変動時間が増加するように変動パターンを選択するパターン決定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記図柄の変動表示における停止図柄を選択する手段であって、前記図柄の変動表示中に前記判定用通過領域を遊技球が通過した否かに応じて前記変動表示されている図柄の停止図柄を決定する図柄選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記特定遊技実行手段は、前記図柄の変動表示中に遊技球が前記判定用通過領域を通過したとき、遊技状況が所定の判定条件を満たしているか否かに応じて前記特定遊技を発生すべきか否かを判定することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記表示制御手段は、前記図柄の変動表示中に遊技球が前記判定用通過領域を通過したときに通過した旨を報知することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の弾球遊技機。
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