JP2007037711A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Yuhei Tanaka
祐平 田中
Norikazu Nishitani
記一 西谷
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Samii Kk
サミー株式会社
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Abstract

【課題】 図柄変動の制御に緩急や発展などの変化を持たせることによって遊技者の期待感を高めさせる手法には技術的に改良の余地がある。
【解決手段】 ぱちんこ遊技機10において、演出表示装置60は、当否抽選の結果を示すための図柄を変動表示する。装飾図柄決定手段136は、当否抽選の結果に応じて複数の停止図柄の組合せを決定する。演出表示制御手段134は、複数の図柄を演出表示装置60に変動表示させる。パターン決定手段132は、複数の変動パターンからいずれかを選択する。パターン記憶手段130は、複数の図柄のうち一つを残して他の図柄を停止表示した後、一つの図柄を再変動させ、リーチ状態を表示し直す演出をする再変動パターンを保持する。図柄決定手段は、再変動パターンが選択された場合に、再変動の前に停止表示する図柄組合せを、再変動の後で表示させるリーチ状態の図柄組合せと比べて遊技者に有利な組合せとなるのを回避する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機における画面表示内容を制御する技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、いわゆる第1種ぱちんこ遊技機と呼ばれていた遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常遊技より多くの賞球が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊技者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーを持たせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる確率変動等の特定遊技の制御によっても遊技者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
一般に、従来にいう第1種ぱちんこ遊技機においては、図柄変動表示の態様がもつ斬新さがその機種の興趣を決定づけると言ってよい。とくにリーチ画面をはじめとする図柄変動表示の演出をいかに制御するかという点で各メーカーが開発にしのぎを削っている。近年では、図柄変動の制御に緩急や発展などの変化を持たせることによって遊技者の期待感を高めさせる手法も用いられるが、その手法にも技術的に改良の余地が残されている。一方、演出において変化前よりも変化後の方が遊技者に不利な状態になってしまうようであれば、その演出は遊技者の期待感を高めることはできず、演出の意味をなさない。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、弾球遊技機において遊技者の期待感を効果的に高められる図柄変動演出の制御を実現することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示すための図柄を変動表示する図柄表示装置と、当否抽選の結果を複数の停止図柄の組合せで示すために複数の図柄を図柄表示装置に変動表示させる表示制御手段と、当否抽選の結果に応じて複数の停止図柄の組合せを決定する図柄決定手段と、複数の図柄の変動表示における変動開始から停止までの態様が定められた変動パターンを複数保持するパターン記憶手段と、決定された複数の停止図柄の組合せと当否抽選の結果に応じて複数の変動パターンからいずれかを選択するパターン決定手段と、当否抽選の結果が当たりとなったことを示す当たり態様にて複数の図柄が停止表示されたときに、遊技者にとって通常遊技より有利な遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、を備える。パターン記憶手段は、複数の変動パターンに含まれるパターンとして、変動表示する複数の図柄のうち一つを残して他の図柄を停止表示した後、それら停止表示した図柄のうち少なくとも一部を再変動させ、複数の図柄のうちあと一つで当たり態様の組合せが揃う状態であるリーチ状態を表示し直す演出をする再変動パターンを保持し、図柄決定手段は、再変動パターンが選択された場合に、再変動の前に停止表示する図柄組合せを、再変動の後で表示させるリーチ状態の図柄組合せと比べて遊技者に有利な組合せとなるのを回避するかたちで決定する。
ここで「図柄表示装置」は、後述する実施例における「演出表示装置」であってもよい。「表示制御手段」は、実施例における「演出表示制御手段」であってもよい。「図柄決定手段」は、実施例における「装飾図柄決定手段」であってもよい。「図柄」は、実施例における「装飾図柄」であってもよい。この態様によると、図柄変動の演出に突然の発展と緩急の変化を付加することで効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図ることができる。
パターン記憶手段は、再変動パターンとして、変動表示する複数の図柄のうち一つを残して他の図柄を瞬間的に停止表示した後に高速で再変動してリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持してもよい。この場合、図柄変動の演出に突然の発展と緩急の変化を付加することで効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図ることができる。
パターン記憶手段は、再変動パターンとして、第1のリーチ状態を表示した後に再変動して新たなリーチ状態である第2のリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持し、図柄決定手段は、再変動パターンが選択された場合に、第1のリーチ状態の図柄組合せを、その図柄組合せ数が第2のリーチ状態の図柄組合せ数より多くなることを回避するかたちで決定してもよい。この場合、図柄変動の演出に変化を加えるとともに、その変化前よりも変化後の方が遊技者に不利となる事態を回避でき、効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図ることができる。
図柄決定手段により決定された複数の停止図柄が特定の組合せであった場合に、特別遊技の終了後、通常状態より遊技者に有利な状態である特定遊技状態へ遊技状態を移行させる特定遊技実行手段をさらに備えてもよい。パターン記憶手段は、再変動パターンとして、第1のリーチ状態を表示した後に再変動して新たなリーチ状態である第2のリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持し、図柄決定手段は、再変動パターンが選択された場合に、第2のリーチ状態の図柄組合せを特定の組合せ以外の組合せに決定したときは第1のリーチ状態の図柄組合せもまた特定の組合せ以外の組合せに決定してもよい。この場合、図柄変動の演出に変化を加えるとともに、その変化前よりも変化後の方が遊技者に不利となる事態を回避でき、効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図ることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明の弾球遊技機によれば、効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図ることができる。
図1は、ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、扉14により支持される。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68、一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための始動入賞検出装置74と、始動口の普通電動役物を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。始動入賞検出装置74は、始動口62への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す始動入賞情報を生成する。一般入賞口72は、遊技球の入球を検出するための一般入賞検出装置73を備える。一般入賞検出装置73は、一般入賞口72への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す一般入賞情報を生成する。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。入賞検出装置78は、大入賞口66への遊技球の入球を検出するセンサであり、入球時にその入球を示す大入賞口入賞情報を生成する。
大入賞口66は、特別図柄192が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技領域52の略中央に設けられた特別図柄表示装置61および演出表示装置60は、それぞれの画面に特別図柄192の変動と、特別図柄192に連動する装飾図柄190を含む演出画像の変動を表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄192は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に対応した図柄であり、その変動表示が停止されたときの図柄態様が当たりと定められた図柄であった場合、その停止図柄が表示されたタイミングが大当たり発生タイミングとなる。特別図柄表示装置61は、例えば7セグメントLEDで構成される表示手段である。演出表示装置60は、特別図柄192の変動表示と連動する形で装飾図柄190を変動表示する液晶ディスプレイである。装飾図柄190は、特別図柄192で示される抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。演出表示装置60は、装飾図柄190として、例えばスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。演出表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、ドラムなどの機械式回転装置やLEDなどの他の表示手段で構成されてもよい。なお、特別図柄192は必ずしも演出的な役割をもつことを要しないため、本実施例では演出表示装置60の左下方の特別図柄表示装置61にて目立たない大きさで表示させるが、特別図柄自体に演出的な役割をもたせて装飾図柄を表示させないような手法を採用する場合には、特別図柄を演出表示装置60のような液晶ディスプレイに表示させてもよい。作動口68は、遊技盤50の左側方位置に設けられる。作動口68は、通過検出装置69を含む。通過検出装置69は、作動口68への遊技球の通過を検出するセンサであり、通過時にその通過を示す通過情報を生成する。作動口68への遊技球の通過は始動口62を拡開させるための抽選の契機となる。作動口68を遊技球が通過すると、所定時間、普通図柄と呼ばれる図柄が普通図柄表示装置59に変動表示される。普通図柄表示装置59は演出表示装置60の右方に設けられる。所定時間の経過後に普通図柄の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
演出表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、特別図柄表示装置61および演出表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。センター飾り64は、その上部に抽選保留ランプ20が設けられ、左側部に作動保留ランプ22が設けられている。抽選保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって当否抽選の保留数を表示する。当否抽選の保留数は、図柄変動中または特別遊技中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。作動保留ランプ22もまた4個のランプからなり、その点灯個数によって普通図柄変動の保留数を表示する。普通図柄変動の保留数は、普通図柄の変動中に作動口68を通過した遊技球の個数であり、普通図柄の変動がまだ実行されていない普通図柄抽選の数を示す。また遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。操作ボタン82は、遊技者が遊技機側所定の指示へ入力するために操作するボタンである。操作ボタン82は、上球皿15近傍の外壁面に設けられる。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本願において「落入」「入球」「入賞」というときは「通過」を含むものとする。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示装置61および演出表示装置60において特別図柄192および装飾図柄190が変動表示される。特別図柄192および装飾図柄190の変動表示は、表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄192および装飾図柄190が大当たりを示す図柄である場合、通常遊技よりも遊技者に有利な遊技状態である特別遊技に移行し、大入賞口66の開閉動作が開始される。このときスロットマシンのゲームを模した装飾図柄190は、3つの図柄を一致させるような表示態様をとる。特別遊技において、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。このような大入賞口66の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
特別遊技が発生した場合であってそのときの当たり停止図柄が特定の態様であった場合、特別遊技の終了後に特定遊技として確率変動遊技および変動短縮遊技が開始される。確率変動遊技においては、通常の確率状態より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。変動短縮遊技の実行中においては、普通図柄の変動表示時間が短縮されるとともに、始動口62が開放状態となる時間が相対的に長く設定される。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
本実施例におけるメイン基板102は、入球判定手段110、当否抽選手段112、メイン図柄決定手段114、保留制御手段116、メイン表示制御手段118、特別遊技制御手段120、特定遊技実行手段122、開閉制御手段124を備える。本実施例におけるサブ基板104は、パターン記憶手段130、パターン決定手段132、演出表示制御手段134、装飾図柄決定手段136を備える。なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
入球判定手段110は、各入賞口への遊技球の入球を判定する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断し、大入賞口入賞情報を受け取ると遊技球が大入賞口66に入賞したと判断し、一般入賞情報を受け取ると遊技球が一般入賞口72に入賞したと判断する。入球判定手段110は、通過情報を受け取ると遊技球が作動口68を通過したと判断する。
当否抽選手段112は、始動口62への遊技球の入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するために乱数の値を当否抽選値として取得する。たとえば、当否抽選値は「0」から「65535」までの値範囲から取得される。なお、本願にいう「乱数」は、数学的に発生させる乱数でなくてもよく、ハードウエア乱数やソフトウエア乱数などにより発生させる疑似乱数でもよい。当否抽選手段112は、当否判定で参照する当否テーブルを複数保持する。複数の当否テーブルには、当たりまたは外れの判定結果と当否抽選値とが対応付けられており、対応付けられた当たりの範囲設定に応じて当否確率が定まる。当否抽選手段112は、通常時には通常確率による当否判定のための当否テーブルを参照し、確率変動時には通常確率より当たりの確率が高くなる当否テーブルを参照する。当否抽選手段112は、複数の当否テーブルのうちいずれかを参照し、当否抽選値が当たりであるか否かを判定する。当否抽選手段112による判定結果は、特別図柄表示装置61において特別図柄の形で変動表示される。また、当否抽選手段112による判定結果を演出的に示す装飾図柄が演出表示装置60において変動表示される。
メイン図柄決定手段114は、特別図柄表示装置61に表示させる特別図柄の停止図柄と変動パターンを、当否抽選手段112による抽選の結果に応じて決定する。また、メイン図柄決定手段114は、普通図柄表示装置59に表示させる普通図柄の停止図柄を抽選により決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄である。メイン図柄決定手段114は、特別図柄や普通図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルや、変動パターンを決定するために参照すべきパターン決定テーブルを保持する。
メイン図柄決定手段114は、特別図柄を決定するための図柄決定抽選値を取得し、当否抽選手段112による当否判定結果と図柄決定抽選値とに応じて特別図柄の停止図柄を決定する。メイン図柄決定手段114は、当否抽選手段112による当否判定結果に応じて複数の変動パターンからいずれかのパターンを選択する。メイン図柄決定手段114は、決定した停止図柄および変動パターンを示すデータをメイン表示制御手段118およびパターン決定手段132へ送出する。
メイン図柄決定手段114は、特別図柄を変動表示させるときの変動開始から停止までの変動態様が定められた複数種の変動パターンを記憶する。複数種の変動パターンは、長短様々な変動時間をもつ。すなわち、各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動表示時間が定められており、その変動表示時間の経過時に特別図柄の変動が停止される。
メイン図柄決定手段114は、遊技球が作動口68を通過した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に応じて普通図柄の停止図柄を決定する。普通図柄の停止図柄が特定の図柄であった場合、開閉制御手段124が始動口62の普通電動役物を所定時間拡開する。
保留制御手段116は、当否抽選手段112により取得された当否抽選値を保留球として保持する。当否抽選値は、その保留数が所定の上限に達するまで蓄積される。保留数の上限は4である。
メイン表示制御手段118は、当否抽選手段112による抽選の結果を、メイン図柄決定手段114により決定された変動パターンにしたがって特別図柄の変動表示として特別図柄表示装置61に表示させる。メイン表示制御手段118は、特別図柄の変動表示を開始するタイミングと停止するタイミングにて、変動開始コマンドと変動停止コマンドを演出表示制御手段134へ送信することにより、メイン表示制御手段118および演出表示制御手段134による変動表示が同期し、連動が保たれる。メイン表示制御手段118は、普通図柄の変動を普通図柄表示装置59に表示させる。
特別遊技制御手段120は、当否抽選手段112による当否抽選結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技制御手段120は、当否抽選の結果が当たりとなったことを示す当たり態様にて特別図柄および複数の装飾図柄が停止表示されたときに、特別遊技の実行を開始する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。特別遊技制御手段120は、単位遊技の継続回数を消化したとき特別遊技を終了させる。
特定遊技実行手段122は、確率変動状態における遊技を制御する。特定遊技実行手段122は、メイン図柄決定手段114により決定された特別図柄の停止図柄が特定の当たり図柄であった場合に、特別遊技後の遊技状態を確率変動状態(以下、「確変」ともいう)へ移行させる。たとえば特別図柄が奇数の図柄であった場合に確変へ移行させる。確変は原則として次の大当たりが発生するまで続行され、その間は当否抽選手段112による当たり判定の確率が高い値のまま維持される。
開閉制御手段124は、始動口62の普通電動役物や大入賞口66の開閉を制御する。開閉制御手段124は、普通図柄が特定の図柄で停止されると、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。また、開閉制御手段124は、特別遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
パターン記憶手段130は、複数の装飾図柄の変動表示における変動開始から停止までの態様が定められた変動パターンとして複数の変動パターンデータを保持する。パターン決定手段132は、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、特別図柄の変動パターンに応じて装飾図柄の変動パターンを決定する。パターン決定手段132は、装飾図柄の変動パターンを決定するために参照すべきパターンテーブルを保持する。
装飾図柄決定手段136は、装飾図柄における複数の停止図柄の組合せを、当否抽選手段112による抽選の結果、特別図柄の停止図柄、および装飾図柄の変動パターンに応じて決定する。装飾図柄決定手段136は、装飾図柄の停止図柄を決定するために参照すべき図柄範囲テーブルを保持する。
装飾図柄の停止図柄は、3つの図柄の組合せとして形成され、たとえば当否抽選手段112による判定結果が特別遊技への移行を示す場合は「777」や「111」のように3つの図柄が揃った組合せが選択される。この場合、装飾図柄として揃える数字には、特別図柄と同じ数字が選ばれるのが好ましい。たとえば、特別図柄が「3」の場合は装飾図柄が「333」となる。確変へ移行すべき特別図柄が「奇数の図柄」であった場合、「111」や「333」のように奇数の装飾図柄が揃う組合せが確変へ移行すべき装飾図柄と定められる。当否抽選手段112による判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合は、「312」や「946」のように3つの図柄が揃っていない組合せが選択される。ただし、当否判定結果が特別遊技へ移行しない旨を示す場合であって、リーチ付きの外れを示す特別図柄の変動パターンが選択された場合は、「191」や「727」のように一つだけ図柄が揃っていない組合せを選択する。装飾図柄決定手段136およびパターン決定手段132は、装飾図柄の停止図柄と演出画像の変動パターンの情報を演出表示制御手段134へ送る。
複数の変動パターンには、通常の外れ図柄を表示するときのパターンと、あと一つ図柄が揃えば大当たり態様の組合せが揃う状態であるリーチ状態を経て外れ図柄を表示するときのパターンと、リーチ状態を経て大当たり図柄を表示するときのパターンが含まれる。特に、リーチ状態を経るときのパターンとしては、長短様々な変動時間をもつパターンが含まれる。各変動パターンには、その図柄変動の終了条件としてパターンごとに変動時間が定められており、その変動時間の経過時に図柄変動が停止される。パターン決定手段132は、特別図柄の変動パターンに応じて、特別図柄と変動時間が等しい演出画像の変動パターンを選択する。
複数の変動パターンには再変動パターンがさらに含まれる。再変動パターンは、変動表示する複数の装飾図柄のうち一つを残して他の二つの装飾図柄を第1のリーチ状態として瞬間的に停止表示した後、それら停止表示した図柄のうちの一つを高速で再変動させてから新たなリーチ状態である第2のリーチ状態を表示し直す演出をするパターンである。この再変動パターンがパターン決定手段132によって選択された場合、装飾図柄決定手段136は、瞬間的に停止表示させる第1のリーチ状態の図柄組合せを、最終的なリーチである第2のリーチ状態の図柄組合せと比べて遊技者に有利な組合せとなるのを回避するかたちで決定する。たとえば、第1のリーチ状態ではリーチの有効ラインが複数であるのに対し、第2のリーチ状態ではリーチの有効ラインが一つしかないといったようなことは回避される。すなわち、装飾図柄決定手段136は、たとえば第1のリーチ状態の図柄組合せ数が第2のリーチ状態の図柄組合せ数と同数かそれ以下となるように装飾図柄を決定する。また、第1のリーチ状態が確変へ移行すべき「奇数の図柄」のリーチであるのに対し、第2のリーチ状態が確変へ移行しない「偶数の図柄」のリーチであるといったようなことも回避される。すなわち、装飾図柄決定手段136は、第2のリーチ状態が「偶数の図柄」のリーチとなるような場合には、第1のリーチ状態もまた「偶数の図柄」のリーチとなるよう装飾図柄を決定する。
演出表示制御手段134は、当否抽選手段112による当否抽選の結果を複数の装飾図柄を停止させた図柄の組合せで示すために、選択された変動パターンデータにしたがって演出表示装置60へ複数の装飾図柄を変動表示させる。演出表示制御手段134は、遊技効果ランプ90の点灯および消灯や、スピーカ18からの音声出力などの演出処理をさらに制御する。
図4は、再変動パターンに基づく装飾図柄の変動過程を模式的に示す。まず、演出表示装置60の画面においては、上段200、中段202、下段204の3段が水平方向ないし横方向に回転するかたちで装飾図柄が変動表示される。再変動パターンが選択された場合、装飾図柄の変動開始後、所定のタイミングで上段200の図柄変動を停止し、その後の所定のタイミングで下段204の図柄変動を瞬間的に停止表示する。その状態は図4(a)に示されるとおりであり、上段200の左側の停止図柄「7」と下段204の左側の停止図柄「7」とで縦方向に一つの有効ライン210が形成されたリーチ状態である。このリーチ状態は、中段202の左側においてあと一つの装飾図柄「7」が揃えば大当たり態様となる第1のリーチ状態である。その直後に、図4(b)のように下段204が高速でふたたび変動を開始し、約1回転した後、図4(c)のような第2のリーチ状態でふたたび停止する。第2のリーチ状態では、上段200の右側の停止図柄「6」と下段204の左側の停止図柄「6」とで斜め方向に有効ライン212が形成され、上段200の左側の停止図柄「7」と下段204の右側の停止図柄「7」とで斜め方向に有効ライン214が形成され、合わせて二つの有効ラインが形成される。
ここで、図4(a)に示される第1のリーチ状態では有効ラインが1本であるのに対し、図4(b)に示される第2のリーチ状態では有効ラインが2本に増えている。すなわち、第1のリーチ状態から第2のリーチ状態へと変化させることによって遊技者へ有利な状態へ変化させている。また、図4(a)に示される第1のリーチ状態では、確変へ移行する奇数図柄でリーチとなっており、図4(b)に示される第2のリーチ状態でも有効ライン214が確変へ移行する奇数図柄でリーチとなっている。すなわち、第1のリーチ状態から第2のリーチ状態へと変化しても遊技者に不利なリーチへ降格するような事態は回避されている。このように、一部の図柄を急に再変動させることによって緩急をつけた演出を加えたり、その再変動によって大当たりの可能性が高まるような発展を演出するなど、効果的に遊技者の期待感を高めさせられるような演出を図っている。
図5は、ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、当否抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
図6は、図5におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。その判定結果に応じてメイン表示制御手段118が変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドを演出表示制御手段134へ送信し、これを受信した演出表示制御手段134が変動パターンデータにしたがって演出画像の変動表示を開始する(S36)。S30において当否抽選値が保留されていなかった場合は(S30のN)、S32からS36までの処理がスキップされ、S32において図柄変動が表示中であった場合は(S32のY)、S34およびS36の処理がスキップされる。続いて、図柄変動表示がすでに開始されていれば(S38のY)、図柄変動表示処理を実行し(S40)、図柄変動表示が開始されていないときは(S38のN)、S40をスキップする。
図7は、図6におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず当否抽選手段112が保留制御手段116により保留されている当否抽選値を読み出し(S42)、その当否抽選値が当たりであるか否かを判定し(S44)、その判定結果に応じてメイン図柄決定手段114および装飾図柄決定手段136が特別図柄および装飾図柄の停止図柄を決定し(S46)、パターン決定手段132が装飾図柄の変動パターンを選択する(S48)。選択された変動パターンが再変動パターンであった場合(S50のY)、装飾図柄決定手段136は再変動を開始する直前の瞬間的な停止図柄を決定する(S52)。このとき、S46で装飾図柄決定手段136より決定された装飾図柄のリーチ状態における停止図柄を参照し、そのリーチ状態よりも有利な停止図柄とならないように図柄が選択される。S50において、選択された変動パターンが再変動パターンでなかった場合は(S50のN)、S52をスキップする。
図8は、図6におけるS40の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。本図では装飾図柄の変動表示処理を例示する。まず、描画対象の装飾図柄を表示し(S54)、選択されている変動パターンが再変動パターンである場合であって(S56のY)、瞬間的に停止するタイミングに達した場合(S58のY)、再変動前の停止図柄にて瞬間的に停止させ(S60)、その直後に再変動を開始させる(S62)。S56において、選択されている変動パターンが再変動パターンではなかった場合(S56のN)、S58からS62までの各処理をスキップする。S58において、瞬間的に停止するタイミングに達していなかった場合(S58のN)、S60とS62の処理をスキップする。
続いて、最終的なリーチ状態の表示タイミングに達した場合(S64のY)、演出表示制御手段134はリーチ状態を表示させ(S66)、リーチ状態の表示タイミングに達していない場合は(S64のN)、S66の処理をスキップする。続いて、最後の図柄の停止タイミングに達した場合(S68のY)、演出表示制御手段134は装飾図柄の変動表示を停止させ(S69)、停止タイミングに達していなければ(S68のN)、S69の処理をスキップする。
図9は、図5におけるS16の特別遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技の演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
S80における大入賞口66の閉鎖後、単位遊技のラウンド数が15に達していた場合(S82のY)、演出表示制御手段134は特別遊技の演出処理を終了させ(S84)、特別遊技制御手段120は特別遊技を終了させる(S86)。ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 本実施例におけるぱちんこ遊技機の機能ブロックを示す図である。 再変動パターンに基づく装飾図柄の変動過程を模式的に示す。 ぱちんこ遊技機における基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図5におけるS14の通常遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS34の当否判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図6におけるS40の変動表示処理を詳細に示すフローチャートである。 図5におけるS16の特別遊技制御処理を詳細に示すフローチャートである。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 演出表示装置、 61 特別図柄表示装置、 62 始動口、 90 遊技効果ランプ、 100 遊技制御装置、 112 当否抽選手段、 114 メイン図柄決定手段、 118 メイン表示制御手段、 130 パターン記憶手段、 132 パターン決定手段、 134 演出表示制御手段、 136 装飾図柄決定手段。

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球の入球が抽選の契機となる始動入賞口と、
    前記始動入賞口への入球を契機として、通常遊技より遊技者に有利な状態である特別遊技へ移行するか否かを判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
    前記当否抽選の結果を示すための図柄を変動表示する図柄表示装置と、
    前記当否抽選の結果を複数の停止図柄の組合せで示すために複数の図柄を前記図柄表示装置に変動表示させる表示制御手段と、
    前記当否抽選の結果に応じて前記複数の停止図柄の組合せを決定する図柄決定手段と、
    前記複数の図柄の変動表示における変動開始から停止までの態様が定められた変動パターンを複数保持するパターン記憶手段と、
    前記決定された複数の停止図柄の組合せと前記当否抽選の結果に応じて前記複数の変動パターンからいずれかを選択するパターン決定手段と、
    前記当否抽選の結果が当たりとなったことを示す当たり態様にて前記複数の図柄が停止表示されたときに、遊技者にとって通常遊技より有利な遊技である特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、を備え、
    前記パターン記憶手段は、前記複数の変動パターンに含まれるパターンとして、変動表示する複数の図柄のうち一つを残して他の図柄を停止表示した後、それら停止表示した図柄のうち少なくとも一部を再変動させ、複数の図柄のうちあと一つで前記当たり態様の組合せが揃う状態であるリーチ状態を表示し直す演出をする再変動パターンを保持し、
    前記図柄決定手段は、前記再変動パターンが選択された場合に、前記再変動の前に停止表示する図柄組合せを、前記再変動の後で表示させるリーチ状態の図柄組合せと比べて遊技者に有利な組合せとなるのを回避するかたちで決定することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記パターン記憶手段は、前記再変動パターンとして、変動表示する複数の図柄のうち一つを残して他の図柄を瞬間的に停止表示した後に高速で再変動してリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記パターン記憶手段は、前記再変動パターンとして、第1のリーチ状態を表示した後に再変動して新たなリーチ状態である第2のリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持し、
    前記図柄決定手段は、前記再変動パターンが選択された場合に、前記第1のリーチ状態の図柄組合せを、その図柄組合せ数が前記第2のリーチ状態の図柄組合せ数より多くなることを回避するかたちで決定することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記図柄決定手段により決定された複数の停止図柄が特定の組合せであった場合に、前記特別遊技の終了後、通常状態より遊技者に有利な状態である特定遊技状態へ遊技状態を移行させる特定遊技実行手段をさらに備え、
    前記パターン記憶手段は、前記再変動パターンとして、第1のリーチ状態を表示した後に再変動して新たなリーチ状態である第2のリーチ状態を表示し直す演出を含んだ変動パターンを保持し、
    前記図柄決定手段は、前記再変動パターンが選択された場合に、前記第2のリーチ状態の図柄組合せを前記特定の組合せ以外の組合せに決定したときは前記第1のリーチ状態の図柄組合せもまた前記特定の組合せ以外の組合せに決定することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
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