JP2006224772A - 車両の電源装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 コストの上昇を抑制して、衝突時における安全を確保する。
【解決手段】 電源装置1000は、バッテリ200とインバータ600との間に設けられ、インバータ600に並列に接続された平滑用コンデンサ300と、平滑用コンデンサ300と抵抗器430とを直列に接続して、平滑用コンデンサ300に充電された電力を放電するための放電回路460とを含む。放電回路には、車両の衝突に応じて通電状態になる放電リレー440が設けられる。
【選択図】 図1
【解決手段】 電源装置1000は、バッテリ200とインバータ600との間に設けられ、インバータ600に並列に接続された平滑用コンデンサ300と、平滑用コンデンサ300と抵抗器430とを直列に接続して、平滑用コンデンサ300に充電された電力を放電するための放電回路460とを含む。放電回路には、車両の衝突に応じて通電状態になる放電リレー440が設けられる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両の電源装置に関し、特に、車両の衝突時に平滑用コンデンサの電力を放電する電源装置に関する。
エンジン(たとえば、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなどの公知の機関を用いることが考えられる。)と電気モータとを組合せたハイブリッドシステムと呼ばれるパワートレインを搭載した車両が開発され、実用化されている。このような車両においては、運転者のアクセル操作量に関係なく、エンジンによる運転と電気モータとによる運転とが自動的に切換えられて、最も効率が良くなるように制御される。たとえば、エンジンが、定常状態で運転されて二次電池(バッテリ)を充電する発電機を回すために運転される場合、あるいは二次電池の充電量などに応じて走行中に間欠的に運転される場合などは、運転者によるアクセルの操作量とは無関係にエンジンの運転および停止を繰返す。つまりエンジンと電気モータとをそれぞれ単独、または協同して動作させることにより、燃料消費向上や排気ガスを大幅に抑制することが可能になる。
このようなハイブリッド車両や電気自動車、さらに燃料電池車においては、バッテリの直流電力をインバータにより交流電力に変換して3相交流モータ(モータジェネレータ)に電力が供給される。また、発電時には、このような電力の流れとは逆に、3相交流モータ(モータジェネレータ)で発電された交流電力がインバータにより直流電力に変換されてバッテリを充電する。さらには、このような電力変換の過程において、電圧を昇圧されたり降圧されたりすることもあり、そのような昇降圧(変圧)のためにDC/DCコンバータを備えることもある。
このような電気回路(電力ライン)においては、ノイズを低減するための平滑用コンデンサが設けられる。平滑用コンデンサは、高電圧電力がプリチャージされて、インバータへの突入電流を小さくする作用を発生する。このような電気回路(すなわち、高電圧の蓄電機構を有する電気回路)を搭載した車両(ハイブリッド車、電気自動車、燃料電池車)において、衝突などの事故が発生すると、この高電圧による悪影響を排除する必要がある。
特開2004−129367号公報(特許文献1)は、衝突時などに給電を停止しても、高電圧の蓄電装置には電力が残留したままとなるため、エンジン停止後や衝突時などに依然として高電圧による悪影響の発生を防止する車両の制御装置を開示する。この車両の制御装置は、高電圧の蓄電装置を備えた車両の制御装置であって、車両の衝突を検知する衝突検知手段と、車両の衝突が検知された時に、蓄電装置への給電を停止し、かつ、蓄電装置に蓄積された電力を強制的に放電させる放電手段とを備える。
この車両の制御装置によると、たとえば排気ガス浄化システムにおけるコロナ放電、ハイブリッド車両のモータ駆動などのための高電圧の蓄電装置を有する車両において、車両の衝突検知時などの状態においては、放電手段により、蓄電装置に蓄積された電力を強制的に放電させる。これにより、車両の衝突時には、高電圧系配線の断線その他による二次的な事故が発生すると仮定しても、高電圧の蓄電装置を強制的に放電してしまうことにより、高電圧による悪影響の発生を防止することができる。
特開2004−129367号公報
高電圧蓄電機構がインバータ回路に備えられた平滑用コンデンサである場合、早急に放電する手段として、たとえば、モータをゼロトルク状態で駆動して(車軸にトルクが発生しないように駆動して)平滑用コンデンサを放電させることが考えられる。
しかしながら、このようにして放電した場合、衝突時の衝撃でモータ駆動回路自体に異常が発生している場合(たとえばモータの回転角センサがずれている場合)、ゼロトルク制御を行なっているつもりでも、実際には車軸にトルクが発生してしまい車両が動いてしまうことも考えられる。一方、ゼロトルク制御ではなく放電抵抗により高電圧蓄電機構から放電させると、衝突時にのみ使用される放電抵抗を別途設ける必要がある。そのため、部品点数の増加となり、コストが上昇するという問題がある。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、コストの上昇を抑制して、衝突時における安全を確保できる車両の制御装置を提供することである。
第1の発明に係る車両の電源装置は、蓄電機構の電力がインバータ回路を経由して電気負荷に供給される車両の電源装置である。蓄電機構とインバータ回路との間には、第1の開閉器と、抵抗器と直列に接続された第2の開閉器とが並列に設けられる。第1の開閉器は、車両の衝突または衝突が予測される状態が検知されると遮断状態になるように制御される。第2の開閉器は、第1の開閉器が通電状態になる前に通電状態になり、第1の開閉器が通電状態になると、遮断状態になるように制御される。電源装置は、蓄電機構とインバータ回路との間に設けられ、インバータ回路に並列に接続された平滑用コンデンサと、平滑用コンデンサと抵抗器とを直列に接続して、平滑用コンデンサに充電された電力を放電するための放電回路とを含む。放電回路には、車両の衝突に応じて通電状態になるリレーが設けられる。
第1の発明によると、電源装置は、平滑用コンデンサと抵抗器とを直列に接続して、平滑用コンデンサに充電された電力を放電するための放電回路を含む。放電回路には、車両の衝突に応じて通電状態になるリレーが設けられる。これにより、車両の衝突時に、第1の開閉器が遮断状態となり、放電回路に設けられたリレーが通電状態となると、平滑用コンデンサと、放電リレーと、抵抗器とにより閉回路が形成されるため、平滑用コンデンサに充電された電力が放電される。すなわち、平滑用コンデンサに蓄積された電荷が抵抗器で放電される。したがって、車両の衝突時に平滑用コンデンサには電力が放電されることにより、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、車両の安全を確保することができる。また、第2の開閉器と抵抗器とは、第1の開閉器が通電状態になる前に、通電状態となることにより、平滑用コンデンサをプリチャージする。平滑用コンデンサをプリチャージすることにより、第1の開閉器が通電状態になるときに突入電流が流れることを抑制して、接点の損傷を防止する。すなわち、プリチャージするために設けられた抵抗器を、平滑用コンデンサの電力を放電する抵抗器として用いることにより、別途放電用の抵抗器を設ける必要がない。そのため、コストの上昇を抑制することができる。したがって、コストの上昇を抑制して、衝突時における安全を確保できる車両の電源装置を提供することができる。
第2の発明に係る車両の電源装置は、第1の発明の構成に加えて、車両の衝突または衝突が予測される状態を検知するための検知手段と、リレーが通電状態および遮断状態のうちのいずれかの状態になるようにリレーを制御するための制御手段とをさらに含む。制御手段は、衝突または衝突が予測される状態が検知されると、リレーが通電状態になるように制御するための手段を含む。
第2の発明によると、制御手段は、検知手段により車両の衝突または衝突が予測される状態が検知されると、リレーが通電状態になるように制御する。これにより、車両の衝突時には、第1の開閉器が遮断状態になり、放電回路に設けられたリレーが通電状態となるように制御されると、平滑用コンデンサと、放電リレーと、抵抗器とにより閉回路が形成されるため、平滑用コンデンサに充電された電力が放電される。すなわち、平滑用コンデンサに蓄積された電荷が抵抗器で放電される。したがって、車両の衝突時に平滑用コンデンサには電力が放電されることにより、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、車両の安全を確保することができる。また、第2の開閉器と抵抗器とは、第1の開閉器が通電状態になる前に、通電状態となることにより、平滑用コンデンサをプリチャージする。平滑用コンデンサをプリチャージすることにより、第1の開閉器が通電状態になるときに突入電流が流れることを抑制して、接点の損傷を防止する。すなわち、プリチャージするために設けられた抵抗器を放電回路の抵抗器として用いることにより、別途放電用の抵抗器を設ける必要がない。したがって、コストの上昇を抑制することができる。また、衝突が予測される状態が検知されると、放電回路に設けられたリレーが通電状態となるように制御されて、平滑用コンデンサに充電された電力を放電することにより、衝突前の早期の段階で車両の安全を確保することができる。
第3の発明に係る車両の電源装置においては、第2の発明の構成に加えて、検知手段は、車両の減速度を検知するための手段と、検知された減速度予め定められた値以上になると衝突を検知するための手段とを含む。
第3の発明によると、たとえば、検知手段により減速度の絶対値が予め定められた値以上であることが検知されると、車両が衝突したしたことを判断できる。
第4の発明に係る車両の電源装置においては、第2または3の発明の構成に加えて、制御手段は、第1の開閉器が遮断状態になると、リレーを通電状態になるように制御するための手段をさらに含む。
第4の発明によると、制御手段は、第1の開閉器が遮断状態になると、リレーを通電状態になるように制御する。たとえば、運転者により蓄電機構からインバータ回路への電力供給の停止指示に対応する操作がされると、第1の開閉器は遮断状態になるように制御される。制御手段は、第1の開閉器が遮断状態になると、リレーを通電状態になるように制御する。リレーが通電状態になるように制御されることにより、平滑用コンデンサと、放電リレーと、抵抗器とにより閉回路が形成されるため、平滑用コンデンサに充電された電力が放電される。すなわち、平滑用コンデンサに蓄積された電荷が抵抗器で放電される。そのため、第1の開閉器が遮断状態である停車中の車両において、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、安全を確保することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る車両の電源装置について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の電源装置の全体構成について説明する。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る車両の電源装置の全体構成について説明する。
この車両の電源装置1000は、三相交流モータ700と、インバータ600と、コンバータ500と、インバータ600の平滑用コンデンサ300と、バッテリ200と、これらの接続/非接続を切換えるリレー(1)400,リレー(2)410,リレー(3)420と、これらを制御するコントローラ100とを含む。車両は、三相交流モータ700を駆動源とする車両であれば特に限定されるものではないが、たとえば、ハイブリッド車であってもよいし、電気自動車であってもよいものとする。
コントローラ100は、バッテリ200とコンバータ500との正極側を直接接続するリレー400の開閉を制御する機能と、バッテリ200とコンバータ500との負極側を直接接続するリレー420の開閉を制御する機能と、リレー(1)400に並列接続されバッテリ200とコンバータ500とを抵抗器430を介して接続するリレー(2)410の開閉を制御する機能とを備える。コンバータ500の正極側は、インバータ600の正極側が接続され、コンバータ500の負極側は、インバータ600の負極側に接続される。
コンバータ500は、コントローラ100から受信する制御信号に基づいて、バッテリ200の直流電圧を予め定められた電圧に昇圧する回路である。インバータ600は、コントローラ100から受信する制御信号に基づいて、コンバータ500において昇圧された直流電力を交流電力に変換する回路である。三相交流モータ700は、インバータ600から供給された交流電力により車両に駆動力を発生させる。
平滑用コンデンサ300は、バッテリ200と、インバータ600との間、本実施の形態においては、コンバータ500とインバータ600との間に設けられ、インバータ600に並列に接続される。平滑用コンデンサ300は、負荷変動やノイズに対して、バッテリ200の出力電圧を一定に保つ働きをする。起動時に、リレー(1)400およびリレー(3)420をいきなり閉状態(通電状態)にすると、平滑用コンデンサ300への突入電流によってリレー(1)400およびリレー(3)420の接点が溶着するおそれがある。そこで、「プリチャージ」と呼ばれる動作がコントローラ100により実行される。すなわち、最初にリレー(1)400、リレー(2)410およびリレー(3)420が開状態(遮断状態)から、リレー(1)410およびリレー(3)420を閉状態に切換えて平滑用コンデンサ300を徐々に充電し(抵抗器430の作用により電流値を抑制して)、平滑用コンデンサ300が十分に充電された後に、リレー(2)410を開状態に切換えて、同時にリレー(1)400を閉状態に切換える。
また、コントローラ100は、車両の衝突に応じて、リレー(1)400およびリレー(3)420が開状態になるように制御する。コントローラ100は、たとえば、Gセンサ(図示せず)により検知される減速度に基づいて車両が衝突したことを検知する。
本実施の形態において、電源装置1000は、抵抗器430と平滑用コンデンサ300とが直列になるように形成される放電回路460をさらに含む。
放電回路460は、リレー(2)410および抵抗器430の間と、平滑用コンデンサ300およびリレー(3)420の間とを、放電リレー440を介して接続されて形成される。放電リレー440は、車両に衝突による衝撃を受けると通電状態になるリレーである。放電リレー440は、衝撃を受けると通電状態になれば、特にリレーに限定されるものではないが、たとえば、放電リレー440は、内部に振り子(図示せず)を有するようにしてもよい。すなわち、放電リレー440は、車両が受ける衝撃により内部の振り子が揺れて、振り子が予め定められた位置になると振り子の位置が制限される。放電リレー440は、振り子の位置が制限されると、通電状態となるような構造を有する。放電リレー440は、通電状態になった後、振り子の位置が制限されるため、通電状態が維持される。
本発明は、車両の衝突に応じて、リレー(1)400およびリレー(3)420が遮断状態になるように制御され、放電リレー440が通電状態になると、放電回路460が閉じるため、平滑用コンデンサ300に充電された電力が抵抗器430により放電される点に特徴を有する。
放電リレー440は、図2(A)に示すように、車両の衝突により、減速度(衝突G)が変化することにより、放電リレー440の内部の振り子が揺れる。図2(B)に示すように、時間T(1)において、減速度がG(1)になるときに、振り子が予め定められた位置になり、振り子の位置が制限されると、放電リレー440がオフ状態からオン状態、すなわち、通電状態になる。そして、放電リレー440は、時間T(1)後、通電状態を維持する。
以上のような構造に基づく本実施の形態に係る車両の電源装置の作用について説明する。
車両の衝突により、車両に衝撃が受けると、コントローラ100によりリレー(1)400およびリレー(3)420が遮断状態になるように制御される。そして、放電リレー440の内部の振り子は揺れて、予め定められた位置まで揺れたときに、振り子の位置が制限される。このとき、放電リレー440が通電状態になる。放電リレー440が通電状態になると、放電回路460が閉じて、平滑用コンデンサ300に充電された電力は、抵抗器430において熱に変換されて、放電される。
以上のようにして、本実施の形態に係る電源装置によると、電源装置は、平滑用コンデンサと抵抗器とを直列に接続して、平滑用コンデンサに充電された電力を放電するための放電回路を含む。放電回路には、車両の衝突に応じて通電状態になる放電リレーが設けられる。これにより、車両の衝突時に、リレー(1)およびリレー(3)が遮断状態となり、放電回路に設けられた放電リレーが通電状態となると、平滑用コンデンサと、放電リレーと、抵抗器とにより閉回路が形成されるため、平滑用コンデンサに充電された電力が放電される。すなわち、平滑用コンデンサに蓄積された電荷が抵抗器で放電される。したがって、車両の衝突時に平滑用コンデンサには電力が放電されることにより、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、車両の安全を確保することができる。また、プリチャージするための抵抗器は、プリチャージに適した抵抗値を有していても、平滑用コンデンサの放電時間が長くなることもないため、プリチャージ用の抵抗器を、平滑用コンデンサの電力を放電する抵抗器として用いることにより、別途放電用の抵抗器を設ける必要がなくなる。したがって、コストの上昇を抑制することができる。したがって、コストの上昇を抑制して、衝突時における安全を確保できる車両の電源装置を提供することができる。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態に係る車両の電源装置について説明する。本実施の形態に係る車両の電源装置は、上述の第1の実施の形態に係る車両の電源装置の構成と比較して、パワースイッチ600および衝突検知センサ700をさらに含む点および放電リレー440に代えて放電リレー450を含む点が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の電源装置の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
以下、本発明の第2の実施の形態に係る車両の電源装置について説明する。本実施の形態に係る車両の電源装置は、上述の第1の実施の形態に係る車両の電源装置の構成と比較して、パワースイッチ600および衝突検知センサ700をさらに含む点および放電リレー440に代えて放電リレー450を含む点が異なる。それ以外の構成は、上述の第1の実施の形態に係る車両の電源装置の構成と同じ構成である。それらについては同じ参照符号が付してある。それらの機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
電源装置1000は、パワースイッチ600および衝突検知センサ700をさらに含む。パワースイッチ600が運転者により操作されると、操作信号がコントローラ100に送信される。コントローラ100は、受信した操作信号に応じて車両を制御する。たとえば、車両がリレー(1)400およびリレー(3)420が閉状態である、走行可能状態であるときに、コントローラ100は、パワースイッチ600から操作信号を受信すると、リレー(1)400およびリレー(3)420を開状態になるように制御する。
衝突検知センサ700は、衝突または衝突が予測される状態を検知するセンサである。衝突検知センサ700は、たとえば、Gセンサであって、車両の減速度を検知するようにしてもよい。また、衝突検知センサ700として、車両に設けられたエアバッグセンサ(図示せず)を用いるようにしてもよい。衝突検知センサ700は、検知された減速度に対応する検知信号をコントローラ100に送信する。コントローラ100は、検知された減速度が予め定められた値以上であると、車両が衝突したと判断するようにしてもよい。なお、衝突検知センサ700は、車両の衝突を検知できれば、特に減速度により検知するものに限定されない。たとえば、フロントバンパ(図示せず)に内蔵され、衝撃を受けると信号を出力する衝突検知センサにより衝突を直接検知するようにしてもよい。
また、衝突検知センサ700は、たとえば、ミリ波レーダであって、車両の周囲に存在する対象物との距離を測定するようにしてもよい。衝突検知センサ700は、測定された距離に対応する検知信号をコントローラ100に送信する。コントローラ100は、検知された距離が予め定められた距離以内であって、検知された距離の変化量すなわち、車両と対象物との相対速度が予め定められた速度以上であると、衝突が予測される状態であると判断するようにしてもよい。
放電回路460は、リレー(2)410および抵抗器430の間と平滑用コンデンサ300およびリレー(3)420の間とを、放電リレー470を介して接続されて形成される。放電リレー450は、コントローラ100からの制御信号を受信して、通電状態および遮断状態のうちのいずれかの状態になるように制御される。
以下、本実施の形態に係る車両の電源装置1000のコントローラ100で実行されるプログラムの制御構造について図4を参照して説明する。
ステップ(以下、ステップをSと記載する。)1000にて、コントローラ100は、車両の衝突を検知したか否かを判断する。たとえば、コントローラ100は、車両の走行中において衝突検知センサ700から送信される車両の減速度が予め定められた値以上になると車両が衝突したと判断する。あるいは、コントローラ100は、車両の衝突が予測される状態を検知したか否かを判断するようにしてもよい。たとえば、コントローラ100は、車両の走行中において車両の進行方向に存在する対象物との距離が予め定められた距離以内であって、対象物との相対速度が予め定められた速度以上であると車両の衝突が予測される状態であると判断する。車両の衝突を検知したと判断されると(S1000にてYES)、処理はS1100に移される。もしそうでないと(S1000にてNO)、処理は終了する。
S1100にて、コントローラ100は、リレー(1)400およびリレー(3)420を遮断制御する。すなわち、コントローラ100は、リレー(1)400およびリレー(3)420が遮断状態になるように制御信号をそれぞれに送信する。リレー(1)400およびリレー(3)420の各々は、制御信号を受信すると、遮断状態になるように制御される。
S1200にて、コントローラ100は、放電リレー450を通電制御する。すなわち、コントローラ100は、放電リレー450が通電状態になるように制御信号を放電リレー450に送信する。放電リレー450は、制御信号を受信すると、通電状態になるように制御される。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、本実施の形態に係る車両の電源装置1000のコントローラ100の動作について説明する。
車両の衝突により、車両が衝撃を受けて、車両の減速度の絶対値が予め定められた値以上となると、車両の衝突が検知される(S1000にてYES)。車両の衝突が検知されると、リレー(1)400およびリレー(3)が遮断状態になるように制御されるとともに(S1100)、放電リレー450が通電状態になるように制御される(S1200)。放電リレー450が通電状態になると、放電回路460が閉じるため、平滑用コンデンサ300に充電された電力は、抵抗器430において熱に変換されて、放電される。
一方、コントローラ100は、車両の衝突時だけでなく、パワースイッチ600から受信する操作信号に応じて、リレー(1)400およびリレー(3)420が遮断状態になると、放電リレー450を通電状態になるように制御するようにしてもよい。
以下、パワースイッチ600の操作によりリレー(1)400およびリレー(3)420が遮断されるときにコントローラ100で実行されるプログラムの制御構造について図5を参照して説明する。なお、図5に示したフローチャートの中で、前述の図4に示したフローチャートと同じ処理については同じステップ番号を付してある。それらについて処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰り返さない。
S2000にて、コントローラ100は、パワースイッチ600からバッテリ200から負荷500への電力供給の停止指示に対応する操作信号を受信したか否かを判断する。たとえば、車両がリレー(1)400およびリレー(3)420が通電状態であるとき、すなわち、車両が走行可能状態であるときに、パワースイッチ600が運転者により操作されると、コントローラ100は、バッテリ200から負荷500への電力供給の停止指示に対応する操作信号を受信したと判断する。操作信号を受信したと判断すると(S2000にてYES)、処理S1100に移される。もしそうでないと(S2000にてNO)、処理は終了する。
以上のようなフローチャートに基づく、運転者によりパワースイッチ600において電力供給の停止指示に対応する操作がされたときのコントローラ100の動作について説明する。
車両が走行可能状態であるときに、コントローラ100が運転者によるパワースイッチ600の操作に基づく操作信号を受信すると(S2000にてYES)、リレー(1)400およびリレー(3)420が遮断状態になるように制御される(S1100)。そして、放電リレー450が通電状態になるように制御される(S1200)。放電リレー450が通電状態になると、放電回路460が閉じるため、平滑用コンデンサ300に充電された電力は、抵抗器430において熱に変換されて、放電される。
以上のようにして、本実施の形態に係る車両の電源装置によると、コントローラは、衝突検知センサにより車両の衝突が検知されると、放電リレーが通電状態になるように制御する。これにより、車両の衝突時には、リレー(1)およびりリレー(3)が遮断状態になり、放電回路に設けられた放電リレーが通電状態となるように制御されると、平滑用コンデンサと、放電リレーと、抵抗器とにより閉回路が形成されるため、平滑用コンデンサに充電された電力が放電される。すなわち、平滑用コンデンサに蓄積された電荷が抵抗器で放電される。したがって、車両の衝突時に平滑用コンデンサには電力が放電されることにより、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、車両の安全を確保することができる。また、プリチャージするための抵抗器は、プリチャージに適した抵抗値を有していても、平滑用コンデンサの放電時間が長くなることもないため、プリチャージするために設けられた抵抗器を放電回路の抵抗器として用いることにより、別途放電用の抵抗器を設ける必要がない。そのため、コストの上昇を抑制することができる。したがって、コストの上昇を抑制して、衝突時における安全を確保できる車両の電源装置を提供することができる。
また、衝突が予測される状態が検知されると、放電回路に設けられたリレーが通電状態となるように制御されて、平滑用コンデンサに充電された電力を放電することにより、衝突前の早期の段階で車両の安全を確保することができる。
さらに、コントローラは、リレー(1)およびリレー(3)が遮断状態になると、放電リレーを通電状態になるように制御する。すなわち、コントローラは、運転者によりバッテリからインバータ回路への電力供給の停止指示に対応する操作がされると、リレー(1)およびリレー(3)が遮断状態になるように制御される。コントローラは、リレー(1)およびリレー(3)が遮断状態になると、放電リレーを通電状態になるように制御する。放電リレーが通電状態になるように制御されることにより、平滑用コンデンサに充電された電力は、抵抗器により放電される。そのため、リレー(1)およびリレー(3)が遮断状態である停車中の車両において、平滑用コンデンサにおける高電圧による悪影響を排除して、安全を確保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 コントローラ、200 バッテリ、300 平滑用コンデンサ、400,410,420 リレー、430 抵抗器、700 衝突検知センサ、440,450 放電リレー、460 放電回路、500 コンバータ、600 インバータ、700 三相交流モータ、1000 電源装置。
Claims (4)
- 蓄電機構の電力がインバータ回路を経由して電気負荷に供給される車両の電源装置であって、前記蓄電機構と前記インバータ回路との間には、第1の開閉器と、抵抗器と直列に接続された第2の開閉器とが並列に設けられ、前記第1の開閉器は、前記車両の衝突または衝突が予測される状態が検知されると遮断状態になるように制御され、前記第2の開閉器は、前記第1の開閉器が通電状態になる前に通電状態になり、前記第1の開閉器が通電状態になると、遮断状態になるように制御され、
前記蓄電機構と前記インバータ回路との間に設けられ、前記インバータ回路に並列に接続された平滑用コンデンサと、
前記平滑用コンデンサと前記抵抗器とを直列に接続して、前記平滑用コンデンサに充電された電力を放電するための放電回路とを含み、
前記放電回路には、前記衝突に応じて通電状態になるリレーが設けられる、車両の電源装置。 - 前記電源装置は、
前記車両の衝突または衝突が予測される状態を検知するための検知手段と、
前記リレーが通電状態および遮断状態のうちのいずれかの状態になるように前記リレーを制御するための制御手段とをさらに含み、
前記制御手段は、前記衝突または衝突が予測される状態が検知されると、前記リレーが通電状態になるように制御するための手段を含む、請求項1に記載の車両の電源装置。 - 前記検知手段は、
前記車両の減速度を検知するための手段と、
前記検知された減速度が予め定められた値以上になると前記衝突を検知するための手段とを含む、請求項2に記載の車両の電源装置。 - 前記制御手段は、前記第1の開閉器が遮断状態になると、前記リレーを通電状態になるように制御するための手段をさらに含む、請求項2または3に記載の車両の電源装置。
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