JP2006203131A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006203131A
JP2006203131A JP2005015633A JP2005015633A JP2006203131A JP 2006203131 A JP2006203131 A JP 2006203131A JP 2005015633 A JP2005015633 A JP 2005015633A JP 2005015633 A JP2005015633 A JP 2005015633A JP 2006203131 A JP2006203131 A JP 2006203131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
type
emitter
source layer
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005015633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4760023B2 (ja
Inventor
Yukio Tsuzuki
幸夫 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005015633A priority Critical patent/JP4760023B2/ja
Publication of JP2006203131A publication Critical patent/JP2006203131A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4760023B2 publication Critical patent/JP4760023B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Thyristors (AREA)

Abstract

【課題】 パワー素子において、オン電圧の低減および高サージ耐量を両立する。
【解決手段】 エミッタとして機能するソース層を、1stエミッタN型ソース層5および2ndエミッタN型ソース層6で構成する。そして、2ndエミッタN型ソース層6が形成されている場所において、電極10が2ndエミッタN型ソース層6を覆うことで、電極10と2ndエミッタN型ソース層6とが接触する面の面積を確保し、コンタクト抵抗(オン電圧)を低減する。また、ボディP型層4を高濃度で形成した後、2ndエミッタN型ソース層6を形成することで、ボディP型層4の抵抗を高め、サージ耐量を確保する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トレンチゲート構造を有する半導体装置およびその製造方法に関する。
図5は、従来の半導体装置の断面図である。図5に示される半導体装置は、P型基板J1上にN型ドリフト層J2が形成されている。このN型ドリフト層J2の表層部にはチャネルP(Channel−P)型ベース層J3が形成され、チャネルP型ベース層J3の表層部にはエミッタN型ソース層J4が形成されている。これら、エミッタN型ソース層J4とチャネルP型ベース層J3とを貫通してN型ドリフト層J2に達するようにトレンチJ5が形成され、このトレンチJ5の内壁表面にゲート絶縁膜J6とゲート層J7とが順に形成されている。また、チャネルP型ベース層J3のうち、トレンチJ5から離れた領域にボディP(Body−P)型層J8が形成されている。
上記半導体装置は、平面パターンが例えばストライプ状とされる。このストライプパターンにおいて、半導体基板上に設けられる電極とエミッタN型ソース層J4との接触面積に応じて、コンタクト抵抗、すなわちオン抵抗(オン電圧)が高くなる。また、ボディP型層J8に関しても同様に、電位固定を行うため、電極と電気的に接続する際の抵抗が高くなる。したがって、このようなパターンにおいてオン電圧を小さくするため、ストライプ内においてボディP型層J8とエミッタN型ソース層J4とが交互に露出するようにそれぞれが形成される。
また、図5に示す構造のように、サージ耐量を向上させるためにチャネルP型ベース層J3の表層部にボディP型層J8を形成している。このような半導体装置の構造において、ボディP型層J8の濃度を高めてボディP型層J8の抵抗値を確保している。こうして、半導体装置においてサージ耐量を確保している。
しかしながら、上記従来の技術では、エミッタN型ソース層J4を形成した後にボディP型層J8を形成しているため、ボディP型層J8の濃度がエミッタN型ソース層J4の濃度より高くなるようにしようとすると、エミッタN型ソース層J4の濃度が低下し、やがてエミッタN型ソース層J4が無くなってしまう。これに伴い、電極とエミッタN型ソース層J4とのコンタクト抵抗が大きくなり、オン電圧が大きくなるという問題がある。
そこで、これを防止するため、エミッタN型ソース層J4の濃度を濃くすることが考えられる。しかし、エミッタN型ソース層J4がチャネルP型ベース層J3に深く形成されることになり、後に形成されるはずのボディP型層J8を相殺してしまう。したがって、実質的なボディP型層J8の抵抗は上がらず、結果としてサージ耐量の向上効果が得られない。
また、近年では、半導体装置が微細化された構造として形成されるため、ボディP型層J8を深く形成できなくなってきている。したがって、ボディP型層J8の濃度を高めることができず、このようなことからもサージ耐量を確保できないという問題がある。
本発明は、上記点に鑑み、オン電圧の低減および高サージ耐量を両立することができる半導体装置およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ボディ層(4)の表層部において、第1ソース層(5)と電気的に接続されると共に、第1ソース層よりも浅い第2ソース層(6)が設けられていることを特徴としている。
このように、ボディ層の表層部に第2ソース層を設ける。これにより、エミッタとして機能する第1ソース層および第2ソース層が半導体基板表面に設けられる電極と接触する面積を大きく取ることができる。これにより、ソース層と電極とのコンタクト抵抗を低減でき、ひいてはオン電圧を低減させることができる。
また、上記電極と接触する第2ソース層を設けるようにしたため、チャネル層の表層部に形成されるボディ層の濃度を自由に設定することができる。したがって、ボディ層の濃度を高めてボディ層の抵抗を小さくすることができ、ひいてはサージ耐量を確保することができる。以上のようにして、オン電圧の低減および高サージ耐量を両立することができる。
請求項2に記載の発明では、第1ソース層とチャネル層とを貫通し、ドリフト層に達するトレンチ(7)が形成され、トレンチの内壁側面にゲート絶縁膜が形成されると共に、トレンチ内において、ゲート絶縁膜の表面にゲート層が形成されていることを特徴としている。このようなトレンチを設けることで、半導体装置をトレンチゲート構造とすることができる。
請求項3に記載の発明では、トレンチ(7)、チャネル層(3)、およびボディ層は、ストライプ状にレイアウトされていることを特徴としている。このように、例えば微細構造として形成されるトレンチ、チャネル層、およびボディ層をストライプ状の構造とした場合においても、請求項1に記載の発明による効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明では、チャネル層において、第1ソース層よりも深く形成され、チャネル層よりも濃度が高い第2導電型のボディ層(4)を形成する工程と、ボディ層の表層部において、第1ソースと電気的に接続され、第1ソース層よりも浅い第2ソース層(6)を形成する工程と、有することを特徴としている。
このように、ボディ層の表層部において、第1ソース層と電気的に接続される第2ソース層を形成する工程を設ける。これにより、半導体基板の表面において、第2ソース層が他の電極と電気的に接続されることとなり、エミッタとして機能する第1ソース層および第2ソース層と電極とが接触する面積を大きくすることができる。したがって、コンタクト抵抗、ひいてはオン電圧を低減できる半導体装置の製造方法を提供することができる。
また、第2ソース層を形成する工程を設けたため、ボディ層を形成する工程では、その濃度を自由に設計することができる。これにより、ボディ層の抵抗値を小さくすることができ、サージに対する耐量を高めることができる。また、チャネル層におけるチャネル抵抗を小さくすることができるので、例えば寄生バイポーラトランジスタが動作しないようにすることができる。以上のようにして、オン電圧の低減および高サージ耐量を両立できる半導体装置の製造方法を提供することができる。
請求項5に記載の発明では、ドリフト層を形成する工程では、第1ソース層とチャネル層とを貫通し、ドリフト層に達するトレンチ(7)を形成する工程を含んでいることを特徴としている。このように、トレンチを形成することで、半導体装置をトレンチゲート構造とすることができる。
請求項6に記載の発明では、トレンチを形成する工程では、トレンチの内壁側面にゲート絶縁膜を形成する工程と、トレンチ内において、ゲート絶縁膜の表面にゲート層を形成する工程と、を含んでいることを特徴としている。これにより、トレンチゲート構造を実現できる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。本実施形態では、半導体装置であるパワー素子として、例えばIGBTを例に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図である。図1(a)は半導体装置の平面図であり、図1(b)は、(a)のA−A断面図である。
まず、半導体装置の内部構造について、図1(b)を参照にして説明する。図1(b)に示される半導体装置は、シリコン基板であるP型基板1上にN型ドリフト層2が形成されている。このN型ドリフト層2の表層部には例えば深さ4μmのチャネルP型ベース層3が形成されている。このチャネルP型ベース層3の表層部には、チャネルP型ベース層3よりも濃度が高いボディP型層4が形成されている。
そして、チャネルP型ベース層3およびボディP型層4の表層部には、例えば深さ0.9μmの1stエミッタN型ソース層5と、1stエミッタN型ソース層5よりも浅い例えば深さ0.2μmの2ndエミッタN型ソース層6と、が形成されている。これら、1stおよび2ndエミッタN型ソース層5、6は、例えばAs(ヒ素)で構成される。
さらに、1stエミッタN型ソース層5とチャネルP型ベース層3とを貫通してN型ドリフト層2に達するように例えば深さ5μmのトレンチ7が形成され、このトレンチ7の内壁表面にSiOで構成されたゲート絶縁膜8とPolySiで構成されたゲート層9とが順に形成され、これらトレンチ7、ゲート絶縁膜8、ゲート層9からなるトレンチゲート構造が構成されている。
ここで、ボディP型層4は、チャネルP型ベース層3のうちN型ドリフト層2と1stエミッタN型ソース層5との間に位置する部分をチャネル領域として、このチャネル領域から1stエミッタN型ソース層5よりも離れた位置において、チャネルP型ベース層3よりも濃度が高く設定されており、例えば3.0×1015doseとなっている。
なお、P型基板1は本発明の半導体基板、N型ドリフト層2は本発明のドリフト層、チャネルP型ベース層3は本発明のチャネル層、ボディP型層4は本発明のボディ層、1stエミッタN型ソース層5は本発明の第1ソース層、2ndエミッタN型ソース層6は本発明の第2ソース層、にそれぞれ相当する。
上記のような構造を有する半導体装置において、その平面パターンは図1(a)のようになっている。具体的には、図1(a)に示されるように、トレンチ7とトレンチ7との間に1stエミッタN型ソース層5が紙面上下方向に伸びる形態とされるストライプパターンが形成されている。このパターンピッチは、例えば4μmとなっている。また、トレンチ7とトレンチ7との間の1stエミッタN型ソース層5においては、紙面上下方向に所定間隔で2ndエミッタN型ソース層6が形成されている。そして、これら1stおよび2ndエミッタN型ソース層5、6上に紙面上下方向に延びる電極10が形成されている。
なお、図示しないが、図1(a)に示される半導体装置の表面には、実際に他の電極や絶縁膜等が形成されていることは言うまでもない。
本実施形態では、上述のように、エミッタとして機能するソース層は、1stエミッタN型ソース層5および2ndエミッタN型ソース層6で構成されている。2ndエミッタN型ソース層6は、1stエミッタN型ソース層5と電気的に接続され、一体にされている。そして、2ndエミッタN型ソース層6が形成されている場所において、電極10が2ndエミッタN型ソース層6を覆うことで、電極10と2ndエミッタN型ソース層6とが接触する面の面積を確保している。これにより、電極10と2ndエミッタN型ソース層6とのコンタクト抵抗を低減できる。したがって、オン抵抗を低下させることができ、ひいてはオン電圧を低減できる。
また、本実施形態では、上述のように、ボディP型層4の濃度(3.0×1015dose)を高くしている。このように、ボディP型層4を高濃度で形成し、ボディP型層4の抵抗値を小さくしている。しかしながら、後述するが、高濃度のボディP型層4を形成する際、ボディP型層4を形成する前にトレンチ7に隣接する場所に形成した1stエミッタN型ソース層5の濃度が低下する。
そこで、本実施形態では、ストライプパターンにおいて、電極10とコンタクトを取る場所に2ndエミッタN型ソース層6を形成し、この2ndエミッタN型ソース層6で電極10とのコンタクトを図っているのである。このように、ボディP型層4の濃度を十分高くすることができ、チャネル抵抗を小さくできるため、半導体装置において寄生バイポーラトランジスタが動作しにくくなる。したがって、サージ耐量を向上させることができる。
次に、図1に示される半導体装置の製造方法について、図2を参照して説明する。図2は、図1に示される半導体装置の製造方法を示した図である。なお、本実施形態において、発明の内容に係る部分以外については従来の方法と同様であるので、図を用いずに簡単に説明する。また、図2において、フォトレジスタを用いた工程を省略している。
まず、P型基板1の主表面上にN型ドリフト層2を形成させたものを用意する。この後、製造工程図は示さないが、深さ5μmのトレンチ7を形成し、このトレンチ7の内壁表面にゲート絶縁膜8とゲート層9とを形成する。そして、N型ドリフト層2の表層部に深さ4μmのチャネルP型ベース層3を形成し、チャネルP型ベース層3の表層部に深さ0.9μmの1stエミッタN型ソース層5を形成する。
続いて、図2(a)に示す工程では、ボディP型層4を形成する。この工程では、半導体基板上に図示しないフォトレジスタを形成し、半導体基板にイオン注入および拡散を行うことでボディP型層4を形成する。本実施形態では、ボディP型層4の濃度は3.0×1015doseになっている。
図2(b)に示す工程では、2ndエミッタN型ソース層6を形成する。すなわち、図2(a)の工程を終えた半導体基板上に図示しないフォトレジストを形成し、2ndエミッタを半導体基板に注入して、深さ0.2μmの2ndエミッタN型ソース層6を形成する。
この後、図1(a)に示される電極10や、例えばBPSGで構成される層間膜(図示しない)を形成することで、半導体装置が完成する。
こうして完成した半導体装置においては、チャネルを形成する1stエミッタN型ソース層5を所望の所定の深さとなるように濃度を選択できるため、半導体装置の電気特性を左右するチャネル長を自由に設計することができる。また、半導体基板において、電極10と接触する部分のエミッタ濃度を1stエミッタN型ソース層5よりも浅い2ndエミッタN型ソース層6で十分に濃くできるので、オン電圧に影響しないほどの十分に小さいコンタクト抵抗を確保することができる。さらに、電極10と接触することで電気的接続がなされる2ndエミッタN型ソース層6を形成することから、ボディP型層4の濃度を自由に設計することができる。
以上、説明したように、本実施形態では、ボディP型層4の表層部に2ndエミッタN型ソース層6を設ける。これにより、エミッタとして機能する第1および2ndエミッタN型ソース層5、6が半導体基板1表面に設けられる電極10と接触する面積を大きく取ることができる。これにより、ソース層5、6と電極10とのコンタクト抵抗を低減でき、ひいてはオン電圧を低減させることができる。
また、電極10と接触する2ndエミッタN型ソース層6を設けるようにしたため、チャネルP型ベース層3の表層部に形成されるボディP型層4の濃度を自由に設定することができる。したがって、ボディP型層4の濃度を高めてボディP型層4の抵抗を小さくすることができ、ひいてはサージ耐量を確保することができる。こうして、低オン電圧および高サージ耐圧を両立できる半導体装置と、その製造方法を提供できる。
以上のような半導体装置の構造は、例えば微細構造として形成されるトレンチ7、チャネルP型ベース層3、およびボディP型層4をストライプ状の構造とした場合に適用できる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図3は、本実施形態に係る半導体装置の断面図である。なお、図3は、図1(a)に示されるA−A断面に対応する断面図に相当する。また、図3において、図1に示される半導体装置に同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図3中、同一符号を付してある。
本実施形態では、図3に示されるように、2ndエミッタN型ソース層6にトレンチ6aが形成されている。これにより、2ndエミッタN型ソース層6は、1stエミッタN型ソース層5よりも深い位置に形成されることとなる。また、電極10は、このトレンチ6aの内部に形成されることとなり、1stエミッタN型ソース層5および2ndエミッタN型ソース層6に接触することとなるため、コンタクト面の面積を増大させることができる。これにより、オン電圧を低減させることができる。
以上のように、2ndエミッタN型ソース層6をトレンチ6a構造にすることもできる。
(第3実施形態)
本実施形態では、第1、第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。図4は、本実施形態に係る半導体装置の断面図である。なお、図4は、図1(a)に示されるA−A断面に対応する断面図に相当する。また、図4において、図1に示される半導体装置に同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図4中、同一符号を付してある。
本実施形態では、平面パターンとして6角形や4角形セル等の多角形セル構造を有する半導体装置において、2ndエミッタN型ソース層6を設けた構造になっている。このような多角形セル構造の半導体装置においては、図4に示されるように、各トレンチ7に隣接する1stエミッタN型ソース層5上に2ndエミッタN型ソース層6が形成された状態になっている。そして、トレンチ7に隣接する1stエミッタN型ソース層5上に形成された2ndエミッタN型ソース層6が、隣のトレンチ7に隣接する1stエミッタN型ソース層5上に形成された2ndエミッタN型ソース層6と一体になっていない。つまり、トレンチ7間には、2ndエミッタN型ソース層6が形成されていないP型コンタクト領域4aが露出した状態になっているのである。
これは、半導体装置の表面に形成される電極構造が、上述のように多角形状であることや、電極10のレイアウトに応じたパターンピッチに起因している。以上のように、多角形セル構造を有する半導体装置に2ndエミッタN型ソース層6を設けるようにしても良い。
(他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、半導体装置としてIGBTを例に説明したが、MOSFETやバイポーラトランジスタ等に2ndエミッタN型ソース層6を設けるようにしても構わない。
上記第1〜第3実施形態では、平面パターンとしてストライプパターンを例に説明したが、このパターンに限定されるものではない。ストライプパターンに限らず、他のパターンであっても構わない。
本発明の一実施形態に係る半導体装置を示す図であり、(a)は半導体装置の平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 図1に示される半導体装置の製造方法を示した図である。 第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の断面図である。 従来の半導体装置の断面図である。
符号の説明
1…P型基板、2…N型ドリフト層、3…チャネルP型ベース層、4…ボディP型層、
5…1stエミッタN型ソース層、6…2ndエミッタN型ソース層、
7…トレンチ、8…ゲート絶縁膜、9…ゲート層、10…電極。

Claims (6)

  1. 半導体基板(1)と、
    前記半導体基板上に形成された第1導電型のドリフト層(2)と、
    前記ドリフト層の上に形成された第2導電型のチャネル層(3)と、
    前記チャネル層の上に形成された第1導電型の第1ソース層(5)と、
    前記チャネル層のうち前記ドリフト層と前記第1ソース層との間に位置する部分をチャネル領域として、このチャネル領域から前記第1ソース層よりも離れた位置において、前記チャネル層よりも濃度が高く設定された第2導電型のボディ層(4)と、
    前記チャネル領域の表面に形成されたゲート絶縁膜(8)と、
    前記ゲート絶縁膜の上に形成されたゲート層(9)とを有してなり、
    前記ボディ層の表層部において、前記第1ソース層と電気的に接続されると共に、前記第1ソース層よりも浅い第1導電型の第2ソース層(6)が設けられていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ドリフト層、前記第1ソース層、前記第2ソース層、前記チャネル層、そして前記ボディ層が形成された半導体装置において、
    前記第1ソース層と前記チャネル層とを貫通し、前記ドリフト層に達するトレンチ(7)が形成され、前記トレンチの内壁側面に前記ゲート絶縁膜が形成されると共に、前記トレンチ内において、前記ゲート絶縁膜の表面に前記ゲート層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記トレンチ、前記チャネル層、および前記ボディ層は、ストライプ状にレイアウトされていることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 半導体基板(1)を用意する工程と、
    前記半導体基板上に第1導電型のドリフト層(2)を形成する工程と、
    前記ドリフト層の上に第2導電型のチャネル層(3)を形成する工程と、
    前記チャネル層の上に第1導電型の第1ソース層(5)を形成する工程と、
    前記チャネル層のうち前記ドリフト層と前記第1ソース層との間に位置する部分をチャネル領域として、このチャネル領域から前記第1ソース層よりも離れた位置において、前記チャネル層よりも濃度が高く設定された第2導電型のボディ層(4)を形成する工程と、
    前記チャネル領域の表面にゲート絶縁膜(8)を形成する工程と、
    前記ゲート絶縁膜の上にゲート層(9)を形成する工程と、
    前記ボディ層の表層部において、前記第1ソース層と電気的に接続されると共に、前記第1ソース層よりも浅い第1導電型の第2ソース層(6)を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記ドリフト層を形成する工程では、前記第1ソース層と前記チャネル層とを貫通し、前記ドリフト層に達するトレンチ(7)を形成する工程を含んでいることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記トレンチを形成する工程では、前記トレンチの内壁側面に前記ゲート絶縁膜を形成する工程と、前記トレンチ内において、前記ゲート絶縁膜の表面に前記ゲート層を形成する工程と、を含んでいることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
JP2005015633A 2005-01-24 2005-01-24 半導体装置 Expired - Fee Related JP4760023B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005015633A JP4760023B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005015633A JP4760023B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006203131A true JP2006203131A (ja) 2006-08-03
JP4760023B2 JP4760023B2 (ja) 2011-08-31

Family

ID=36960816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005015633A Expired - Fee Related JP4760023B2 (ja) 2005-01-24 2005-01-24 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4760023B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053378A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Sanyo Electric Co Ltd 絶縁ゲート型半導体装置
JP2008103375A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2008124139A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Nec Electronics Corp トランジスタおよびその製造方法
JP2009170629A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法
JP2009246224A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Rohm Co Ltd 半導体装置
JP2010123798A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Nec Electronics Corp 半導体装置とその製造方法
CN109950315A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 半导体组件工业公司 具有柱结构的晶体管器件及制造晶体管器件的方法
WO2022044542A1 (ja) * 2020-08-24 2022-03-03 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
WO2023063411A1 (ja) * 2021-10-15 2023-04-20 富士電機株式会社 半導体装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243196A (ja) * 1997-11-14 1999-09-07 Fairchild Semiconductor Corp 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JPH11274484A (ja) * 1998-03-23 1999-10-08 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2003303967A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 半導体装置およびその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11243196A (ja) * 1997-11-14 1999-09-07 Fairchild Semiconductor Corp 電界効果トランジスタ及びその製造方法
JPH11274484A (ja) * 1998-03-23 1999-10-08 Toshiba Corp 半導体装置およびその製造方法
JP2003303967A (ja) * 2002-04-09 2003-10-24 Shindengen Electric Mfg Co Ltd 半導体装置およびその製造方法

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008053378A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Sanyo Electric Co Ltd 絶縁ゲート型半導体装置
JP2008103375A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Fuji Electric Device Technology Co Ltd 半導体装置およびその製造方法
JP2008124139A (ja) * 2006-11-09 2008-05-29 Nec Electronics Corp トランジスタおよびその製造方法
JP2009170629A (ja) * 2008-01-16 2009-07-30 Nec Electronics Corp 半導体装置の製造方法
JP2009246224A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Rohm Co Ltd 半導体装置
JP2010123798A (ja) * 2008-11-20 2010-06-03 Nec Electronics Corp 半導体装置とその製造方法
CN109950315A (zh) * 2017-12-20 2019-06-28 半导体组件工业公司 具有柱结构的晶体管器件及制造晶体管器件的方法
JP2019165196A (ja) * 2017-12-20 2019-09-26 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー ピラー構造を有するトランジスタデバイス
JP7085967B2 (ja) 2017-12-20 2022-06-17 セミコンダクター・コンポーネンツ・インダストリーズ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー ピラー構造を有するトランジスタデバイス
CN109950315B (zh) * 2017-12-20 2022-09-06 半导体组件工业公司 具有柱结构的晶体管器件及制造晶体管器件的方法
WO2022044542A1 (ja) * 2020-08-24 2022-03-03 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
JPWO2022044542A1 (ja) * 2020-08-24 2022-03-03
JP7351419B2 (ja) 2020-08-24 2023-09-27 富士電機株式会社 半導体装置および半導体装置の製造方法
WO2023063411A1 (ja) * 2021-10-15 2023-04-20 富士電機株式会社 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4760023B2 (ja) 2011-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4760023B2 (ja) 半導体装置
JP5767430B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP4935160B2 (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP6190206B2 (ja) 半導体装置
JP5136674B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
KR101840903B1 (ko) 절연 게이트 바이폴라 트랜지스터
JP6021908B2 (ja) 絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
JP5630114B2 (ja) 炭化珪素半導体装置
JP6226786B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5672766B2 (ja) 半導体装置
JP2009158681A (ja) 炭化珪素半導体装置およびその製造方法
JP7478716B2 (ja) 半導体装置
JP2008182106A (ja) 半導体装置
WO2016133027A1 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2019175930A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7566933B2 (en) Trench-gate semiconductor device and manufacturing method of trench-gate semiconductor device
JP2009246225A (ja) 半導体装置
JP2008060152A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2008103375A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6564821B2 (ja) 半導体装置
JP3999225B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5386120B2 (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法
JP2014030050A (ja) 半導体装置
JP2014060336A (ja) 半導体装置
JP2022067972A (ja) 半導体装置および半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110411

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4760023

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140617

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees