JP2006197405A - 感度調整機能付きシュミットトリガ回路及びそれを備える半導体装置 - Google Patents

感度調整機能付きシュミットトリガ回路及びそれを備える半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 シュミットトリガ回路のノイズ除去特性を安定的に維持する。
【解決手段】 入力信号のスレッシュホールドレベルを定めるVp/Vn設定部11とRSラッチ部12とからなるシュミットトリガ回路10と、シュミットトリガ回路10から出力される所定の幅以上のパルス信号を通過させるローパス・フィルタ機能を含むドライバ部13と、ローパス・フィルタ機能を含むインバータINV4に対して通過させるパルス幅を変更するように電源電圧を変更して供給する動作電流設定・センサ部14を備える。動作電流設定・センサ部14は、電源電圧を設定するための直列接続されるPchトランジスタMP2、NchトランジスタMP2を含むセンサ回路16を備え、インバータINV4は、PchトランジスタMP2、NchトランジスタMP2とそれぞれ同一形状のPchトランジスタMP1、NchトランジスタMP1で構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、感度調整機能付きシュミットトリガ回路及びそれを備える半導体装置に関する。
シュミットトリガ回路は、アナログ的に変動する信号をデジタル信号として取り扱えるように波形を整形する回路であって、閾値近傍の電圧でのチャッタリングの発生を防止して他の回路に対して安定した出力信号を供給するために用いられる。このようなシュミットトリガ回路の例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載のシュミットトリガ回路は、入力端を共通接続し、閾値の異なる2つのインバータと、これらインバータの出力信号を反転及び非反転する論理回路と、この論理回路の論理出力信号によりレベル変化する出力信号を得るラッチ回路とを備える。
図4は、従来のシュミットトリガ回路の構成を示す回路図である。図4のシュミットトリガ回路は、特許文献1に記載のシュミットトリガ回路と同等の回路であり、さらに、シュミットトリガ回路100から他の回路に出力するためのドライバ回路103が付加されている。図4のシュミットトリガ回路100は、Vp/Vn設定部101、RSラッチ回路102を含む。外部から信号を入力する入力端子INは、Vp/Vn設定部101内のインバータINV11およびインバータINV12の入力に接続される。Vp/Vn設定部101は、ポジティブトリガ電圧レベルVpを決定するインバータINV11と、ネガティブトリガ電圧レベルVnを決定するインバータINV12およびインバータINV12の出力信号を反転するインバータINV13で構成される。インバータINV11の出力とインバータINV13の出力は、それぞれ次段のRSラッチ部102の入力に接続されている。RSラッチ部102は、一方の入力と相手の出力とをたすき掛け接続した2入力のNANDゲートNAND11、NAND12で構成され、NANDゲートNAND11のたすき掛け接続していない他方の入力とインバータINV11の出力が接続され、NANDゲートNAND12のたすき掛け接続していない他方の入力とインバータINV13の出力が接続されている。また、NANDゲートNAND11の出力は、次段のドライバ部103へ接続されている。ドライバ部103は、インバータINV14、INV15が直列接続され、NANDゲートNAND11から出力される信号を集積回路内部への出力端子OUTへバッファリングして伝達する。
ここで、ポジティブトリガ電圧Vpは、インバータINV11の入力スレシュホールド・レベルであり、ネガティブトリガ電圧Vnは、インバータINV12の入力スレシュホールド・レベルである。両者の電圧レベルには、Vp>Vnの関係があり、レベル差(Vp−Vn)が所謂ヒステリシス幅に相当する。
次に、入力端子INへの印加信号S101がゆっくり立ち上がった場合の各部動作について説明する。まず入力端子INの信号S101がVnレベルを越えると、インバータINV12、次にインバータINV13が反転して、信号S102のレベルがローレベル(L)からハイレベル(H)に遷移する。続いて信号S101がVpレベルを越えると、インバータINV11が反転して信号S103がH→Lに遷移する。
それまでRSラッチ部102の信号S104は、Lの状態、信号S105は、Hの状態で定位しているが、信号S104の論理レベルは、信号S103の論理レベルと信号S105の論理レベルとの負論理積であることから、信号S103がH→Lに遷移することで、信号S104がL→Hに遷移する。一方、信号S105の論理レベルは、信号S102の論理レベルと信号S104の論理レベルとの負論理積であることから、信号S104がL→Hに遷移することで、信号S105がH→Lに遷移する。ここで信号S104の状態に注目すると、信号S101のレベルが一時的に下がり信号S103がL→Hに戻っても、信号S105がLになっている為に信号S104のレベルは変化しない。この状態を所謂「ラッチが掛かった」と称し、信号S101のレベルがVn以下になり、信号S102が反転しない限り、この状態は維持される。
出力端子OUTの信号S106は、信号S104レベルをそのまま出力(ドライブ)するものであり、出力端子側から見ると入力端子INの信号S101レベルがローレベルから上昇して一端ポジティブトリガ電圧Vp以上になると出力端子OUTの信号S106は、L→Hに反転して、それ以降は信号S101レベルがネガティブトリガ電圧Vn以下になるまで、H→Lに反転しない事になる。このように動作することで、入力端子INの信号S101がゆっくり立ち上がった場合であっても、出力信号におけるチャッタリングの発生を防止することができる。
なお、以上の説明は、入力端子INの信号S101がゆっくり立ち上がった場合の動作であるが、逆に信号S101がゆっくり立ち下がった場合も、各部分のH/Lレベルがほぼ逆に遷移して、信号S101レベルが一端ネガティブトリガ電圧Vn以下になると出力OUTの信号S106は、H→Lに反転して、それ以降は信号S101レベルがポジティブトリガ電圧Vp以上になるまでL→Hに反転しない。
また、特許文献2には、インバータタイプのシュミットトリガ回路が開示されている。
特開平2−105715号公報(図1) 特開平10−163826号公報(図5)
ところで、半導体集積装置の高速化および多電源化による内部論理レベル差の拡大に伴い、先に説明したようなラッチ機構によるヒステリシス動作がうまく働かずに誤動作するタイミングが見出されるようになってきている。この現象について以下に説明する。
図5は、図4に示した従来のラッチタイプのシュミットトリガ回路に短いパルス信号(ノイズ)が印加された場合の動作を説明するタイミング図である。入力信号S101がネガティブトリガ電圧Vn以下からポジティブトリガ電圧Vp以上へゆっくり上昇する波形にノイズN、およびノイズWが異なるタイミングで重畳する場合を示している。
まず入力端子INの信号S101がネガティブトリガ電圧Vnに到達すると、インバータINV12、INV13を介して信号S102はL→Hに遷移する。続いて信号S101がネガティブトリガ電圧Vn―ポジティブトリガ電圧Vpの半ばにまで上昇した処にノイズNが重畳し、短期間ポジティブトリガ電圧Vpを超えたとする。するとインバータINV11を介して信号S103がH→Lに遷移し、更にNANDゲートNAND11を介して信号S104もL→Hに遷移する。通常であるならば信号S104の遷移によってNANDゲートNAND12を介して信号S105がH→Lへ遷移し、NANDゲートNAND11の入力端子へ到達して「ラッチが掛かる」のであるが、信号S101が電圧レベルVp以上となる期間が短くて、信号S103がすぐにHにもどり、信号S104もLにもどると、信号S105はH→Lに到達しないままHにもどってしまう。すなわち信号S103→信号S104→信号S105と伝播して「ラッチが掛かる」のに必要なラッチ時間T1に較べて、入力信号S101が電圧Vp以上となる期間が短い波形(ノイズN)の場合、ラッチが掛からないことになってしまう。
しかしながら、このとき信号S104は、次段のドライバ部103へも伝搬されている。従来のように比較的動作が遅く、また内部論理レベルの揃っている半導体集積装置であれば、NANDゲートNAND12とインバータINV14の入力感度および応答速度は揃っており、信号S104から信号S105へ伝搬しない場合は、信号S104から信号S106へ伝搬する可能性も極めて低いものであった。しかしながら、近年の集積回路の高速化および多電源化による内部論理レベル差の拡大によって、信号S104がNANDゲートNAND12を反転動作させないような短パルスであっても、インバータINV14の方は反転動作してしまうような感度と速度を持ち、出力信号S106をL→Hへ遷移させる場合がある。その場合、信号S104がLに戻ることにより、信号S106も短時間でL→Hへ遷移してしまう。
すなわち、ノイズNのようなVpレベルを短期間(時間T1未満)横切る信号が印加された場合、出力端子OUT側からみれば、一旦Vpレベルを越えることで、出力信号S106はL→Hに反転するが、その後入力信号S101のレベルがVn以下にならなくても、出力信号S106はH→Lにもどってしまい、シュミットトリガ回路としては誤動作したことになってしまう。
このような誤動作が生じた場合、次のような問題が生じる。例えば、シュミットトリガ回路の後段にカウンタ回路を有し、パルスの数をカウントしているような場合には、このノイズNにより、1カウントされ、次に本来のゆるやかな波形でVpを通過した際に通常動作により1カウントされる。したがって合計で2カウントとなる。即ち、本来は1であるべきパルス数を2と誤ってカウントすることになり、シュミットトリガ回路を用いて正確にパルス数をカウントしようとした当初の意図が達成されなくなる。カウンタ回路の実例の1つとして、例えば単純な計数装置や、モータ速度を測る回転計、対象物の方向をトレースする角度センサ等、パルスの周波数が数Hzから数百KHzあたりでの幅広い用途があるが、こういった場合においても、ノイズによるカウント数の誤動作が問題となる。
なお、ノイズWのようなVpレベルを長時間(時間T1以上)横切るようなタイミングでノイズが重畳された場合には、シュミットトリガ回路本来の機能どおりに、入力信号S101のレベルがVn以下にならない限り出力信号S106は、H→Lにもどらない。これは、シュミットトリガ回路として通常の動作に該当する。この場合においてはこのノイズWでパルスを1カウントしても、本来の波形Vpでカウントする際と連続しており、あくまでパルスのカウント数は通常と同様に1であるので前述のカウンタ用途等においても問題は生じない。
以上のようなシュミットトリガ回路100の誤動作は、入力信号S101が立ち下がるときにノイズが重畳された場合であっても同様なメカニズムで発生し得る。
このような短い幅のノイズによる誤動作を防止するためには、RSラッチ部102とドライバ部103の間、またはドライバ部103の中に、ディレイ回路や応答速度の低速なバッファを設けてパルス幅T1以下のパルスを除去する方法が考えられる。しかし、集積回路の製造プロセスの微細化、低電圧化が進むにつれ、精度がよく周波数特性の安定した回路を造り込むのが困難になってきている。またASIC(Application Specific Integrated Circuit)の場合、ユーザの用途によってノイズ環境や電源安定度も様々であり、実動作に応じてフィルタの感度(バッファの応答速度)を修正する必要も生じてきた。
上記課題を解決するために、本発明者は、応答速度を調節できるバッファをシュミットトリガ回路の外に設け、そのバッファと同じ製造プロセスばらつき、温度特性、電圧特性をもつセンサ回路を同一チップ内に搭載することを創案した。そして入力回路の用途に応じてバッファの応答速度を適宜設定できる機能を持たせ、製造プロセスばらつきや温度変動、電圧変動による設定値の変動に対して、センサ回路の状態を参照することにより逐次補正できるようにした。
本発明の一つのアスペクトに係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路は、シュミットトリガ回路と、シュミットトリガ回路から出力される所定の幅以上のパルス信号を通過させるローパス・フィルタ機能を含むバッファ回路と、を備える。所定の幅は、前記バッファ回路を構成するトランジスタの電圧電流特性に基づいてバッファ回路の外部において設定される。
本発明によれば、シュミットトリガ回路に短い幅のパルス信号(ノイズ)が重畳する際のノイズ除去特性を周囲温度、電源電圧の変動や製造プロセスばらつきに依存しないように安定的に維持することができる。
本発明の実施形態に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路は、入力信号に重畳する短い幅のパルス信号に対しては応答しないように、内部にローパス・フィルタ機能を備えたドライバ回路を含む。ドライバ回路は、ローパス・フィルタの機能を速度調節できるバッファにより実現し、速度設定を半導体装置内部または外部で行えるようにする。このようなドライバ回路では、半導体装置の動作温度または動作電圧または製造プロセスの変動による内蔵バッファ速度の変動に対して、設定値を維持するように補償するための調整機能およびセンサ回路によって短いパルス信号の除去特性が制御される。このセンサ回路は、速度調節するバッファ回路を構成するトランジスタと同一の電圧電流特性を持つ同一形状のトランジスタで構成される。以下、実施例に即し、図面を参照して詳しく説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路の構成を示す回路図である。感度調整機能付きシュミットトリガ回路は、シュミットトリガ回路10、ドライバ部13、動作電流設定・センサ部14を備える。シュミットトリガ回路10は、Vp/Vn設定部11およびRSラッチ部12を含み、Vp/Vn設定部11およびRSラッチ部12は、それぞれ図4のVp/Vn設定部101およびRSラッチ部102と同じ構成であるので、その説明を省略する。ドライバ部13の初段のインバータINV4は、ドライバ部13の外部からの制御電圧Vcで電源供給できるように構成される。その後段のインバータINV5は、図1のインバータINV15と同様の構成であり、定電圧電源VDDに接続され、出力は出力端子OUTに接続されている。
一方、ドライバ部13と共に、動作電流設定・センサ部14を同一チップ内に設ける。動作電流設定・センサ部14は、定電流源I、PchトランジスタMP2、MP3、MP4、NchトランジスタMN2、オペアンプBUFを備える。定電流源Iは、インバータINV4の動作電流を設定するもので、その定電流値IminはインバータINV4に必要とされる応答速度に応じて自由に設定できる。なお、定電流源Iを集積回路内部または外部に設置するようにしてもよい。更にその精度がそれほど必要ない用途であれば抵抗で代用することも可能である。トランジスタMP3、MP4は、カレントミラーを構成しており、定電流Iminと同じ電流値をセンサ回路16に流す。センサ回路16は、直列接続されるPchトランジスタMP2とNchトランジスタMN2とで構成され、それぞれのトランジスタのゲートは、それぞれドレインと直結され、カレントミラーのトランジスタMP4のドレインとGND間に挿入されている。PchトランジスタMP2とNchトランジスタMN2は、インバータINV4を構成するPchトランジスタMP1とNchトランジスタMN1とそれぞれ同じ特性となるように、集積回路上の形状および配列方向を同じにし、かつチップ上で互いに近い所に配置するようにする。定電流Iminが流れた際に、PchトランジスタMP2のゲート・ソース間の電圧をスレシュホールド電圧Vtp、NchトランジスタMN2のゲート・ソース間の電圧をスレシュホールド電圧Vtnとすると、その和の電圧(Vtp+Vtn)がオペアンプBUFで構成されたボルテージ・フォロアによって制御電圧Vcとしてドライバ部13へ供給される。
インバータINV4の動作速度を遅くするためには、定電流源Iの電流値Iminを小さく設定する。電流値Iminは、カレントミラーを介してセンサ回路16に注入されることで電圧(Vtp+Vtn)=Vcに変換される。制御電圧Vcは、通常の電源電圧VDDより小さくなり、インバータINV4の動作速度を遅く(感度を低く)設定することができる。すなわち、インバータINV4は、パルス信号を通過させるローパス・フィルタ機能がより強く働くようになり、より広いパルス幅のノイズを除去するように動作する。
製造プロセスばらつきや温度変動により、スレシュホールド電圧Vtp、Vtnが変動すると電源電圧が一定である通常のインバータの動作速度は変動してしまう。しかし本発明を適用したインバータINV4の動作速度は、ほとんど変動しない。例えばスレシュホールド電圧Vtp、Vtnが低くなると通常インバータの速度は速くなるが、センサ回路16の電圧(Vtp+Vtn)も低くなることで制御電圧Vcも低くなり、インバータINV4の速度上昇を抑える方向に機能する。逆にスレシュホールド電圧Vtp、Vtnが高くなると通常インバータの速度は遅くなるが、センサ回路16の電圧(Vtp+Vtn)も高くなることで制御電圧Vcも高くなり、インバータINV4の速度低下を抑える方向に機能する。
図2は、図1に示した本発明を適用した入力回路に短パルス信号(ノイズ)が印加された場合の信号タイミング図である。インバータINV4の動作速度は、短時間(おおよそラッチ時間T1未満)の入力パルスには応答しないように遅く設定してある。入力端子INに二つのノイズが重畳した信号S11が印加された場合、内部の信号S12、S13、S14、S15は、図5のS102、S103、S104、S105と同様な波形となるが、インバータINV4の動作速度(感度)を抑えているため、信号S16には図5のS106と異なり短パルスが除去されており、出力端子OUTからみた場合、一番目の狭い幅のノイズNによる誤動作は解消されている。
この結果、例えば、パルス数のカウント回路の前段に本実施例1に係る感度調整機能付きシュミット入力回路を設ければ、従来はノイズにより、カウント数の増加をきたしていたものがノイズをパルス数にカウントしないことで正確なパルス数のカウントができるという効果も生じる。
なお、現実の問題として、ラッチ時間(T1)、すなわち、感度調整幅をどう決めるかが問題となる。理論的にいえば、シュミットトリガ回路をヒステリシス動作させる最小のパルス幅となるが、この決め方の1つは、使用する実際の回路、即ち、例えば前述のカウンタ回路等の要求を加味して選定し、確認、検証することである。また、必要であればシュミレーション等を行い、この幅を定めることも好ましい。
インバータINV4の感度(動作速度)は、その動作電流に依存する。動作電流は制御電圧Vcによって制御できるが、動作電流−制御電圧関係は、製造プロセス、温度によって変動するため、補正する必要がある。シュミットトリガ回路が誤動作しないために、RSラッチ部12からの信号S14に乗る短パルスには応答しないようにインバータINV4の動作速度を適度に遅くし、なおかつ製造プロセス、温度による特性変動をチップ内のセンサにより補正した制御電圧Vcを供給することで、全体の電源電圧VDDにも影響されない安定した特性を実現できる。
さらにインバータINV4の応答速度は、上限をラッチ時間T1にすれば、実際にシュミットトリガ回路へ印加される信号の弁別に必要な速度に応じて、自由に調節することができ、シュミットトリガ回路の誤動作の解消だけでなく、実動作信号に対して効果的なノイズ・フィルタ特性も得ることができる。
なお、以上の説明において、動作電流設定・センサ部14に対し、一つのドライバ部13を設ける例を示したが、動作電流設定・センサ部14とドライバ部13のチップ上での特性誤差が使用上問題にならない用途であれば、チップ上で離れた場所にある複数のドライバ部13を設け、それぞれに対し1つの動作電流設定・センサ部から制御電圧Vcを供給するようにしてもよいことは言うまでもない。
図3は、本発明の第2の実施例に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路の構成を示す回路図であって、特許文献2に示すようなインバータタイプのシュミットトリガ回路に本発明を適用した回路例である。図3において、ドライバ部13、動作電流設定・センサ部14は、図1と同様であり、その説明を省略する。図1のシュミットトリガ回路10では、ポジティブトリガ電圧Vpとネガティブトリガ電圧Vnを別々のインバータで設定し、その各々からの遷移信号をトリガとして後段のRSラッチの状態を切り替えることでヒステリシス特性を実現している。インバータタイプのシュミットトリガ回路15では、初段インバータの出力状態のH/Lレベルに応じて、入力スレシュホールドレベルを変位させることでヒステリシス特性を実現している。以下にその構成および動作について説明する。
シュミットトリガ回路15の初段インバータは、主にPchトランジスタMP6、NchトランジスタMN3から構成され、さらに、PchトランジスタMP5のソースはVDDに接続され、ドレインはPchトランジスタMP6のソースに接続される。更にPchトランジスタMP7のソース、ドレインは、それぞれPchトランジスタMP5と並列に接続されている。NchトランジスタMN4のソースはGNDに接続され、ドレインは、NchトランジスタMN3のソースに接続される。更にNchトランジスタMN5のソース、ドレインは、それぞれNchトランジスタMN4と並列に接続されている。PchトランジスタMP5、MP6およびNchトランジスタMN3、MN4のそれぞれのゲートは、共通とされ、入力端子INに接続される。一方、PchトランジスタMP6、NchトランジスタMN3のドレインは、インバータINV6の入力に接続され、インバータINV6の出力は、インバータINV4の入力に接続されると共に、PchトランジスタMP7とNchトランジスタMN5のゲートに接続される。
入力端子INの信号レベルがLの場合、PchトランジスタMP5、MP6はオンとなり、NchトランジスタMN3、MN4はオフになる。したがって、インバータINV6の入力のレベルはHになり、出力のレベルはLになる。インバータINV6の出力にゲートが接続されたPchトランジスタMP7はオンとなり、NchトランジスタMN5はオフになる。初段インバータの入力スレシュホールド・レベルは、Pch側トランジスタオン抵抗の総和と、Nch側トランジスタオン抵抗の総和との比率で決定されるため、上記の(トランジスタMP7はオン、トランジスタMN5はオフ)状態では、高めのレベル(=Vp)になる。一方、入力端子INの信号レベルがHの場合は、各トランジスタのオン/オフ状態が逆になる為、入力スレシュホールド・レベルは低め(=Vn)になる。
すなわち、入力端子INのレベルがL→Hに遷移する場合は、そのスレシュホールド・レベルはポジティブトリガ電圧Vpとなり、H→Lに遷移する場合は、そのスレシュホールド・レベルはネガティブ電圧Vnとなり、ヒステリシス特性が実現される。
上記の回路構成、動作の場合であっても、信号がインバータINV6を伝達して入力スレシュホールド・レベルが切り換わるのに有限の時間を要する。このため切り換わり前に入力端子INの信号レベルが反転するような短期間のノイズが入り、次段ドライバ部の応答速度が速い場合、ラッチタイプのシュミットトリガ回路と同様な誤動作が発生する。
このようなインバータタイプのシュミットトリガ回路であっても、本発明の動作電流設定・センサ部14とドライバ部13に応答速度を調節できるインバータINV4とを設け、ドライバ部13の出力OUTへの短いパルス信号の送出を防止することができる。
この結果、例えば、パルス数のカウント回路の前段に本実施例2に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路を設ければ、従来はノイズにより、カウント数の増加をきたしていたものが、実施例1同様にノイズをパルス数にカウントしないことで正確なパルス数のカウントができるという効果を生じる。
実施例2に於いても、実施例1と同様、その次段のドライバ部の応答速度を適宜設定し、温度変動やプロセスばらつきによる誤差を補正する機構を設け、ノイズ入力による誤動作を解消することができる。
以上の説明から判るように、ヒステリシス特性を実現するために入力レベルを切替える方法を用い、その切替えに有限の時間を必要とするほとんどのシュミットトリガ回路における誤動作を防止するのに、本発明は有効である。
更に本発明は、特にノイズの多い環境下でパルスのカウント数を正確に測定したい用途などにおいては極めて有効である。
本発明の第1の実施例に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路の構成を示す回路図である。 本発明の第1の実施例に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路における信号のタイミングチャートを表す図である。 本発明の第2の実施例に係る感度調整機能付きシュミットトリガ回路の構成を示す回路図である。 従来のシュミットトリガ回路の構成を示す回路図である。 従来のシュミットトリガ回路における信号のタイミングチャートを表す図である。
符号の説明
10 シュミットトリガ回路
11 Vp/Vn設定部
12 RSラッチ部
13 ドライバ部
14 動作電流設定・センサ部
15 シュミットトリガ回路
16 センサ回路
BUF オペアンプ
I 電流源
INV1〜INV6 インバータ
NAND1、NAND2 NANDゲート
MN1〜MN5 Nchトランジスタ
MP1〜MP7 Pchトランジスタ

Claims (8)

  1. シュミットトリガ回路と、
    前記シュミットトリガ回路から出力される所定の幅以上のパルス信号を通過させるローパス・フィルタ機能を含むバッファ回路と、
    を備え、
    前記所定の幅は、前記バッファ回路を構成するトランジスタの電圧電流特性に基づいて前記バッファ回路の外部において設定されることを特徴とする感度調整機能付きシュミットトリガ回路。
  2. 前記所定の幅は、前記シュミットトリガ回路をヒステリシス動作させる最小のパルス幅であることを特徴とする請求項1記載の感度調整機能付きシュミットトリガ回路。
  3. 前記所定の幅を設定する動作設定回路をさらに備え、
    前記動作設定回路は、前記バッファ回路に対して前記所定の幅を変更するように電源電圧を変更して供給する回路であることを特徴とする請求項1記載の感度調整機能付きシュミットトリガ回路。
  4. 前記動作設定回路は、前記電源電圧を設定するためのトランジスタを含むセンサ回路を備え、
    前記バッファ回路は、前記トランジスタと同一形状のトランジスタで構成された増幅回路であることを特徴とする請求項3記載の感度調整機能付きシュミットトリガ回路。
  5. 前記シュミットトリガ回路は、
    第1のしきい値電圧をもち入力信号がこの第1のしきい値電圧より高い時に第1のレベルの信号を出力する第1のインバータ回路と、
    前記第1のしきい値電圧より低い第2のしきい値電圧をもち入力信号がこの第2のしきい値電圧より低い時に第2のレベルの信号を出力する第2のインバータ回路と、
    前記第1のインバータ回路の出力信号を反転して(またはそのまま)第1の論理出力信号とし前記第2のインバータ回路の出力信号をそのまま(または反転して)第2の論理出力信号とする論理回路と、
    前記第1及び第2の論理出力信号の第2のレベル(または第1のレベル)への変化点でそれぞれレベル変化する信号を出力するラッチ回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の感度調整機能付きシュミットトリガ回路。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一に記載の感度調整機能付きシュミットトリガ回路を同一チップ内に備えることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記センサ回路は、ソースに所定電流が供給され、ゲートがドレインに接続される第1のPchトランジスタと、ソースが接地され、ゲートがドレインに接続されると共に前記第1のPchトランジスタのドレインにも接続される第1のNchトランジスタと、から構成され、
    前記ローパス・フィルタ機能を含む回路は、ソースに所定電圧が供給される第2のPchトランジスタと、ソースが接地され、ドレインが前記第2のPchトランジスタのドレインに接続されて出力端となる第2のNchトランジスタと、から構成され、前記第2のPchトランジスタと前記第2のNchトランジスタとのそれぞれのゲートは入力端として共通とされ、
    前記第1のPchトランジスタのソースの電圧が前記第2のPchトランジスタのソースに供給されることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 前記第1及び第2のPchトランジスタは同一形状のトランジスタであり、前記第1及び第2のNchトランジスタは同一形状のトランジスタであることを特徴とする請求項7記載の半導体装置。
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