JPH02105715A - シュミットトリガ回路 - Google Patents
シュミットトリガ回路Info
- Publication number
- JPH02105715A JPH02105715A JP63258411A JP25841188A JPH02105715A JP H02105715 A JPH02105715 A JP H02105715A JP 63258411 A JP63258411 A JP 63258411A JP 25841188 A JP25841188 A JP 25841188A JP H02105715 A JPH02105715 A JP H02105715A
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- JP
- Japan
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- circuit
- output signals
- output signal
- logic
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Links
- 244000145845 chattering Species 0.000 abstract description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシュミットトリガ回路に関し、特に論理演算処
理回路において入力信号に含まれる微小な雑音による誤
動作を防止することを目的として使用されるシュミット
トリガ回路−に関する。
理回路において入力信号に含まれる微小な雑音による誤
動作を防止することを目的として使用されるシュミット
トリガ回路−に関する。
論理演算処理回路においては、正弦波のようにゆっくり
レベルが変動する信号を入力する場合、この信号に重畳
される雑音によって、しきい値電圧近傍でチャタリング
が生じ誤動作の原因となる。 これを防止する対策とし
て、従来のシュミットトリガ回路が多く使われている。
レベルが変動する信号を入力する場合、この信号に重畳
される雑音によって、しきい値電圧近傍でチャタリング
が生じ誤動作の原因となる。 これを防止する対策とし
て、従来のシュミットトリガ回路が多く使われている。
第5図に従来のシュミットトリガ回路の一例を示す。
この回路においては、入力信号INのレベルをインバー
タlc、ioで判定し、その結果を抵抗4A、4Bで分
圧してインバータ1cの入力端に正帰還しており、これ
によってシュミットトリガ回路として必要なヒステリシ
ス特性を実現している。
タlc、ioで判定し、その結果を抵抗4A、4Bで分
圧してインバータ1cの入力端に正帰還しており、これ
によってシュミットトリガ回路として必要なヒステリシ
ス特性を実現している。
ヒステリシスの幅VHは、抵抗4A、4Bの抵抗値それ
ぞれR,、R2、電源電圧をVDDとするこの抵抗4A
、4aをLSI内で実現する場合、通常の抵抗器では
大面積を占有し実装効率が低下するため、第6図に示す
ように、トランスファゲートで形成しこのオン抵抗を利
用している。
ぞれR,、R2、電源電圧をVDDとするこの抵抗4A
、4aをLSI内で実現する場合、通常の抵抗器では
大面積を占有し実装効率が低下するため、第6図に示す
ように、トランスファゲートで形成しこのオン抵抗を利
用している。
上述した従来のシュミットトリガ回路は、2つのインバ
ータlc、loと、トランスファゲートで形成された抵
抗4A 、4Bとを備え、出力信号がインバータ1cの
入力端へ正帰還される構成となっているので、出力信号
の波形の急激な変動がトランスアゲートの抵抗4Aを介
して前段の回路の出力端に雑音となって重畳し、前段の
回路の出力端は通常他の回路の入力端に接続されている
場合が多いためにこの雑音が重大な問題となる。
ータlc、loと、トランスファゲートで形成された抵
抗4A 、4Bとを備え、出力信号がインバータ1cの
入力端へ正帰還される構成となっているので、出力信号
の波形の急激な変動がトランスアゲートの抵抗4Aを介
して前段の回路の出力端に雑音となって重畳し、前段の
回路の出力端は通常他の回路の入力端に接続されている
場合が多いためにこの雑音が重大な問題となる。
これを防止するためには、従来回路では、前段に専用の
アナグロバッファ増幅器を挿入しシュミットトリガ回路
の雑音が他の回路に伝わらないようにする。
アナグロバッファ増幅器を挿入しシュミットトリガ回路
の雑音が他の回路に伝わらないようにする。
しかしながら、論理演算処理回路専用のLSIの場合、
このようなアナログバッファ増幅器を内部に実装するの
は困難であり、結局、外付けという形となり、部品点数
の増大、装置規模が増大するという欠点がある。
このようなアナログバッファ増幅器を内部に実装するの
は困難であり、結局、外付けという形となり、部品点数
の増大、装置規模が増大するという欠点がある。
本発明の目的は、出力信号の急激な変動が前段の回路に
影響することを防止して前段のアナログバッファ増幅器
を不要とし、装置規模を縮減することができるシュミッ
トトリガ回路を提供することにある。
影響することを防止して前段のアナログバッファ増幅器
を不要とし、装置規模を縮減することができるシュミッ
トトリガ回路を提供することにある。
本発明のシュミットトリガ回路は、第1のしきい値電圧
をもち入力信号がこの第1のしきい値電圧より高いとき
に第1のレベルの信号分出力する第1のインバータ回路
と、前記第1のしきい値電圧より低い第2のしきい値電
圧をもち入力信号がこの第2のしきい値電圧より低いと
きに第2のレベルの信号を出力する第2のインバータ回
路と、前記第1のインバータ回路の出力信号を反転して
(またはそのまま)第1の論理出力信号とし前記第2の
インバータ回路の出力信号をそのまま(または反転して
)第2の論理出力信号とする論理回路と、前記第1及び
第2の論理出力信号の第2のレベル(または第1のレベ
ル)への変化点でそれぞれレベル変化する信号を出力す
るラッチ回路とを有している。
をもち入力信号がこの第1のしきい値電圧より高いとき
に第1のレベルの信号分出力する第1のインバータ回路
と、前記第1のしきい値電圧より低い第2のしきい値電
圧をもち入力信号がこの第2のしきい値電圧より低いと
きに第2のレベルの信号を出力する第2のインバータ回
路と、前記第1のインバータ回路の出力信号を反転して
(またはそのまま)第1の論理出力信号とし前記第2の
インバータ回路の出力信号をそのまま(または反転して
)第2の論理出力信号とする論理回路と、前記第1及び
第2の論理出力信号の第2のレベル(または第1のレベ
ル)への変化点でそれぞれレベル変化する信号を出力す
るラッチ回路とを有している。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図である。
この実施例は、第1のしきい値電圧VT工をもち入力信
号INがこのしきい値電圧V 71より高いときに低レ
ベルの信号(Vl)を出力する第1のインバータIAと
、しきい値電圧V↑1より低い第2のしきい値電圧V7
2をもち入力信号INがこのしきい値電圧■7□より低
いときに高レベルの信号(■2)を出力する第2のイン
バータIBと、ゲート回路Gl〜G3を備え、インバー
タIAの出力信号■1を反転して第1の論理出力信号■
3としインバータIBの出力信号V2をそのまま第2の
論理出力信号V4とする論理回路2と、ゲート回路G4
.G5を備え、第1及び第2の論理出力信号V 3 、
V 4の高レベルへの変化点でそれぞれレベル変化す
る信号(OUT、、OUT2)を出力するラッチ回路3
とを有する構成となっている。
号INがこのしきい値電圧V 71より高いときに低レ
ベルの信号(Vl)を出力する第1のインバータIAと
、しきい値電圧V↑1より低い第2のしきい値電圧V7
2をもち入力信号INがこのしきい値電圧■7□より低
いときに高レベルの信号(■2)を出力する第2のイン
バータIBと、ゲート回路Gl〜G3を備え、インバー
タIAの出力信号■1を反転して第1の論理出力信号■
3としインバータIBの出力信号V2をそのまま第2の
論理出力信号V4とする論理回路2と、ゲート回路G4
.G5を備え、第1及び第2の論理出力信号V 3 、
V 4の高レベルへの変化点でそれぞれレベル変化す
る信号(OUT、、OUT2)を出力するラッチ回路3
とを有する構成となっている。
第2図はこの実施例の動作を説明するための各部信号の
波形図である。
波形図である。
インバータIA、IB出力信号V1.V2及び論理回路
2の論理出力信号V 3 、 V 4は入力信号INの
雑音成分によりレベル変化点でチャタリングするが、ラ
ッチ回路3を経由することによりこのチャタリングは無
くなり、かつ出力信号OUT、、0UT2は入力端へ帰
還されないので、前段にアナログバッファ増幅器を設け
る必要がない。
2の論理出力信号V 3 、 V 4は入力信号INの
雑音成分によりレベル変化点でチャタリングするが、ラ
ッチ回路3を経由することによりこのチャタリングは無
くなり、かつ出力信号OUT、、0UT2は入力端へ帰
還されないので、前段にアナログバッファ増幅器を設け
る必要がない。
この実施例におけるヒステリシス特性は、インバータI
A、IBのしきい値電圧VT1.VT2の差によって得
られる。
A、IBのしきい値電圧VT1.VT2の差によって得
られる。
またインバータlA、1nのしきい値電圧V。1VT□
は、インバータ]A、Inを構成するトランジスタの大
きさを変えることにより容易に変化させることができる
。例えばCM OSインバータの場合、しきい値電圧は
Pチャネル、Nチャネルの各トランジスタのチャネル長
及びチャネル幅を変えることによって変えることができ
る。
は、インバータ]A、Inを構成するトランジスタの大
きさを変えることにより容易に変化させることができる
。例えばCM OSインバータの場合、しきい値電圧は
Pチャネル、Nチャネルの各トランジスタのチャネル長
及びチャネル幅を変えることによって変えることができ
る。
第3図は本発明の第2の実施例を示す回路図である。
この実施例は、論理回路2Aの第1の論理出力信号■、
を第1のインバータIAの出力信号V1のままとし、第
2の論理出力信号V6を第2のインバータの出力信号V
2を反転して出力するようにし、ラッチ回路3AをN
A N D型のゲート回路G6 、G7で構成したもの
である。
を第1のインバータIAの出力信号V1のままとし、第
2の論理出力信号V6を第2のインバータの出力信号V
2を反転して出力するようにし、ラッチ回路3AをN
A N D型のゲート回路G6 、G7で構成したもの
である。
第4図にこの実施例の各部信号の波形を示す。
入力信号INと出力信号OUT、、(]J’l”2との
タイミング及びレベル関係は、第1の実施例と同様にな
る。
タイミング及びレベル関係は、第1の実施例と同様にな
る。
以上説明したように本発明は、入力端を共通接続ししき
い値電圧の異なる2つのインバータと、これらインバー
タの出力信号を反転及び非反転する論理回路と、この論
理回路の論理出力信号によりレベル変化する出力信号を
得るラッチ回路とを備えた構成とすることにより、出力
信号の入力端への帰還がないために、出力信号の急激な
変動が前段の回路へ影響を及ぼさないので前段にアナロ
グバッファ増幅器を設ける必要がなく、部品点数を低減
することがてき、装置規模を縮減することができる効果
がある。
い値電圧の異なる2つのインバータと、これらインバー
タの出力信号を反転及び非反転する論理回路と、この論
理回路の論理出力信号によりレベル変化する出力信号を
得るラッチ回路とを備えた構成とすることにより、出力
信号の入力端への帰還がないために、出力信号の急激な
変動が前段の回路へ影響を及ぼさないので前段にアナロ
グバッファ増幅器を設ける必要がなく、部品点数を低減
することがてき、装置規模を縮減することができる効果
がある。
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路図、第2図は
第1図に示された実施例の動作を説明するための各部信
号の波形図、第3図は本発明の第2の実施例を示す回路
図、第4図は第3図に示された実施例の動作を説明する
ための各部信号の波形図、第5図及び第6図は従来のシ
ュミットトリガ回路の一例を示す回路図である。 ■A〜ID・・・インバータ、2,2A・・・論理回路
、3,3A・・・ラッチ回路、4A 、4B・・・抵抗
、G1〜G7・・・ゲート回路。 乃 17
第1図に示された実施例の動作を説明するための各部信
号の波形図、第3図は本発明の第2の実施例を示す回路
図、第4図は第3図に示された実施例の動作を説明する
ための各部信号の波形図、第5図及び第6図は従来のシ
ュミットトリガ回路の一例を示す回路図である。 ■A〜ID・・・インバータ、2,2A・・・論理回路
、3,3A・・・ラッチ回路、4A 、4B・・・抵抗
、G1〜G7・・・ゲート回路。 乃 17
Claims (1)
- 第1のしきい値電圧をもち入力信号がこの第1のしきい
値電圧より高いときに第1のレベルの信号を出力する第
1のインバータ回路と、前記第1のしきい値電圧より低
い第2のしきい値電圧をもち入力信号がこの第2のしき
い値電圧より低いときに第2のレベルの信号を出力する
第2のインバータ回路と、前記第1のインバータ回路の
出力信号を反転して(またはそのまま)第1の論理出力
信号とし前記第2のインバータ回路の出力信号をそのま
ま(または反転して)第2の論理出力信号とする論理回
路と、前記第1及び第2の論理出力信号の第2のレベル
(または第1のレベル)への変化点でそれぞれレベル変
化する信号を出力するラッチ回路とを有することを特徴
とするシュミットトリガ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258411A JPH02105715A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | シュミットトリガ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63258411A JPH02105715A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | シュミットトリガ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105715A true JPH02105715A (ja) | 1990-04-18 |
Family
ID=17319853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63258411A Pending JPH02105715A (ja) | 1988-10-14 | 1988-10-14 | シュミットトリガ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02105715A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7279948B2 (en) | 2005-01-14 | 2007-10-09 | Nec Electronics Corporation | Schmidt trigger circuit having sensitivity adjusting function and semiconductor device including the same |
JP2008171394A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-24 | Seiko Epson Corp | クロック信号発生装置 |
WO2018191080A1 (en) * | 2017-04-12 | 2018-10-18 | Power Integrations, Inc. | High side signal interface in a power converter |
-
1988
- 1988-10-14 JP JP63258411A patent/JPH02105715A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7279948B2 (en) | 2005-01-14 | 2007-10-09 | Nec Electronics Corporation | Schmidt trigger circuit having sensitivity adjusting function and semiconductor device including the same |
JP2008171394A (ja) * | 2006-12-14 | 2008-07-24 | Seiko Epson Corp | クロック信号発生装置 |
WO2018191080A1 (en) * | 2017-04-12 | 2018-10-18 | Power Integrations, Inc. | High side signal interface in a power converter |
US10931202B2 (en) | 2017-04-12 | 2021-02-23 | Power Integrations, Inc. | High side signal interface in a power converter |
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