JP2006180785A - トップリンク取付ブラケットの支持構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】トップリンク取付ブラケットが、トーションバーに該トーションバーの弾性変形により揺動可能となるように支持され、トップリンク取付ブラケットの揺動を規制するように、トップリンク取付ブラケットが固定ピンにより前記ブラケット固定部に連結されたトップリンク取付ブラケットの支持構造において、
前記固定ピンにカラーが着脱自在に外嵌され、固定ピンからカラーを取り外すことにより、トップリンク取付ブラケットがトーションバーの弾性変形により揺動可能となると共に、カラーを固定ピンに外嵌することにより、トップリンク取付ブラケットが揺動不能に固定されるように、前記カラーは、固定ピンとブラケット固定部又はトップリンク取付ブラケットとの間に介在されている。
【選択図】図2
Description
前記固定ピンにカラーが着脱自在に外嵌され、固定ピンからカラーを取り外すことにより、トップリンク取付ブラケットがトーションバーの弾性変形により揺動可能となると共に、カラーを固定ピンに外嵌することにより、トップリンク取付ブラケットが揺動不能に固定されるように、前記カラーは、固定ピンとブラケット固定部又はトップリンク取付ブラケットとの間に介在されている点にある。
トップリンク取付ブラケットの前部側に取付筒部が設けられ、取付筒部は、前記トーションバーの左右一対の取付アーム間に外嵌され、トーションバーのねじれ変形によりトップリンク取付ブラケットがトーションバーの軸廻りに揺動するように、取付筒部の一方の取付アーム側の端部が、トーションバーに相対回動可能に外嵌保持されると共に、取付筒部の他方の取付アーム側の端部が、トーションバーに相対回動不能に外嵌固定されている点にある。
図7において、1はトラクタで、エンジン、ミッションケース2等を有するトラクタ車体3を備え、トラクタ車体3の後端部に、左右一対のリフトアーム4を有する油圧装置5が搭載されている。なお、この油圧装置5はポジション制御とドラフト制御が可能である。
7は3点リンク機構で、1本のトップリンク8と左右一対のロアリンク9とを備え、この3点リンク機構7を介して、トラクタ車体3の後方に図示のロータリ装置10や図示省略のプラウ等の作業機が着脱自在に装着されるようになっている。
左右一対の各ロアリンク9の中途部と左右一対のリフトアーム4とがリフトロッド12で連結され、油圧装置5により、3点リンク機構7を介してロータリ装置10等の作業機を昇降するようになっている。
図3〜図5に示すように各揺動規制部材16は前部杆17と後部杆18とを備え、前部杆17は外側方が開口したコの字状に形成され、後部杆18は外側方が開口したコの字状に形成され、後部杆18の前端部に後部杆18の外側方の開口を塞ぐように閉塞板19が溶接等により固着されている。
前部杆17に上下貫通状の取付孔21が等間隔をおいて前後方向に複数個(図例では8個)形成され、後部杆18に前後方向に長い上下貫通状の取付長孔22と、上下貫通状の複数の取付孔23とが前後方向に形成されている。前部杆17と後部杆18との嵌合部分に、連結ピン25が、前部杆17の取付孔21と後部杆18の取付長孔22又は取付孔23とを介して挿通され、これにより、前部杆17と後部杆18との前後摺動が規制されている。なお、連結ピン25が取付長孔22に挿通された場合には、該取付長孔22の範囲で前部杆17と後部杆18とが前後摺動可能になり、これにより、取付長孔22の範囲で揺動規制部材16が伸縮自在になるようになっている。
油圧装置5の後端(トラクタ車体2の後端側)に、左右一対の取付アーム57を有するトップリンク取付台58が設けられ、左右一対の取付アーム57間に前記トーションバー51が支持されている。トーションバー51の一端部が、左右一対の取付アーム57のうちの一方の取付アーム57に取付ピン59により軸廻り回動不能に保持されると共に、トーションバー51の他端部が、左右一対の取付アーム57のうちの他方の取付アーム57に軸廻り回動可能に保持され、これにより、トーションバー51が軸廻りにねじれ変形可能になるように左右一対の取付アーム57に支持されている。
取付筒部61は、前記トーションバー51の左右一対の取付アーム57間に外嵌され、取付筒部61の一方の取付アーム57側の端部が、トーションバー51に相対回動可能に外嵌保持されると共に、取付筒部61の他方の取付アーム57側の端部が、トーションバー51に相対回動不能に外嵌されて、取付ピン64により固定され、これにより、トーションバー51のねじれ変形によりトップリンク取付ブラケット53がトーションバー51の軸廻りに揺動するように、トップリンク取付ブラケット53がトーションバー51に支持されている。
左右一対の取付板部62の取付筒部61下方が、左右一対の固定ピン支持部66とされ、固定ピン支持部66に取付孔68がそれぞれ形成されている。一対の固定ピン支持部66は、ブラケット固定部52の左右両側にブラケット固定部52を左右両側から挟むように配置され、固定ピン69が、ブラケット固定部52及び左右一対の固定ピン支持部66に取付孔54,68を介して挿通され、抜止ピン71にて抜け止めされている。
一方の固定ピン支持部66の取付孔68は、固定ピン69が挿通可能になるように固定ピン69の軸径と略同一の大きさに形成され、他方の固定ピン支持部66の取付孔68は、カラー75が挿通可能になるようにカラー75の外径と略同一の大きさに形成され、固定ピン69の頭部側に筒体74が外嵌して溶接等により固着され、筒体74は他方の固定ピン支持部66に取付孔68を塞ぐにように内嵌されている。従って、固定ピン69から抜止ピン71を取り外して、固定ピン69を矢印a方向に抜くことにより、カラー75を取付孔68から外側方に抜いて、固定ピン69及び固定ピン支持部66からカラー75を取り外すことができるようになっている。そして、固定ピン69からカラー75を取り外した状態で、固定ピン69を一対の固定ピン支持部66及びブラケット固定部52に挿入して抜け止めすることにより、トップリンク取付ブラケット53がトーションバー51廻りに取付孔54の範囲(固定ピン69が取付孔54内を移動できる範囲)で、揺動できるようになっている。
即ち、図8に示すように、トラクタ車体2の後端側に左右一対のブラケット固定部52が後方突設されている。また、トップリンク取付ブラケット53の固定ピン支持部66と固定ピン69との間に円筒状のカラー75が設けられ、カラー75は、固定ピン69に外嵌されて左右一対のブラケット固定部52間に配置され、固定ピン69と共に固定ピン支持部66に取付孔68を介して挿通されている。
3 トラクタ車体
51 トーションバー
52 ブラケット固定部
53 トップリンク取付ブラケット
57 取付アーム
58 トップリンク取付台
61 取付筒部
66 固定ピン支持部
69 固定ピン
Claims (3)
- トラクタ車体(3)の後端側にトーションバー(51)が設けられると共に、ブラケット固定部(52)が設けられ、トップリンク取付ブラケット(53)が、トーションバー(51)に該トーションバー(51)の弾性変形により揺動可能となるように支持され、トップリンク取付ブラケット(53)の揺動を規制するように、トップリンク取付ブラケット(53)が固定ピン(69)により前記ブラケット固定部(52)に連結されたトップリンク取付ブラケットの支持構造において、
前記固定ピン(69)にカラー(75)が着脱自在に外嵌され、固定ピン(69)からカラー(75)を取り外すことにより、トップリンク取付ブラケット(53)がトーションバー(51)の弾性変形により揺動可能となると共に、カラー(75)を固定ピン(69)に外嵌することにより、トップリンク取付ブラケット(53)が揺動不能に固定されるように、前記カラー(75)は、固定ピン(69)とブラケット固定部(52)又はトップリンク取付ブラケット(53)との間に介在されていることを特徴とするトップリンク取付ブラケットの支持構造。 - 前記トーションバー(51)の弾性変形が、トーションバー(51)の軸廻りのねじれ変形とされ、トラクタ車体(3)の後端側に、左右一対の取付アーム(57)を有するトップリンク取付台(58)が設けられ、トップリンク取付台(58)の左右一対の取付アーム(57)に、トーションバー(51)の両端部がそれぞれ支持され、トーションバー(51)が軸廻りにねじれ変形可能になるように、トーションバー(51)の一端部が、左右一対の取付アーム(57)のうちの一方の取付アーム(57)に軸廻り回動不能に支持されると共に、トーションバー(51)の他端部が、左右一対の取付アーム(57)のうちの他方の取付アーム(57)に軸廻り回動可能に支持され、
トップリンク取付ブラケット(53)の前部側に取付筒部(61)が設けられ、取付筒部(61)は、前記トーションバー(51)の左右一対の取付アーム(57)間に外嵌され、トーションバー(51)のねじれ変形によりトップリンク取付ブラケット(53)がトーションバー(51)の軸廻りに揺動するように、取付筒部(61)の一方の取付アーム(57)側の端部が、トーションバー(51)に相対回動可能に外嵌保持されると共に、取付筒部(61)の他方の取付アーム(57)側の端部が、トーションバー(51)に相対回動不能に外嵌固定されていることを特徴とする請求項1に記載のトップリンク取付ブラケットの支持構造。 - トップリンク取付ブラケット(53)の前部側に、左右一対の固定ピン支持部(66)が設けられ、左右一対の固定ピン支持部(66)は、前記ブラケット固定部(52)を左右両側から挟むように配置され、前記固定ピン(69)は、ブラケット固定部(52)及び左右一対の固定ピン支持部(66)に挿通されて抜け止めされ、前記カラー(75)は、固定ピン(69)に外嵌されて左右一対の固定ピン支持部(66)間に配置されると共に、固定ピン(69)と共にブラケット固定部(52)に取付孔(54)を介して挿通されていることを特徴とする請求項2に記載のトップリンク取付ブラケットの支持構造。
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JP2015521487A (ja) * | 2012-06-25 | 2015-07-30 | クーン ソシエテ アノニムKuhn Societe Anonyme | 改良されたカップリング装置と、この装置を有する農業機械 |
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JP2015521487A (ja) * | 2012-06-25 | 2015-07-30 | クーン ソシエテ アノニムKuhn Societe Anonyme | 改良されたカップリング装置と、この装置を有する農業機械 |
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