JP4246128B2 - ワイヤ取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ボーデンワイヤ、プッシュプルワイヤ等のワイヤの取付装置に関するものである。
従来、圃場を耕耘して整地する作業機としてロータリがあり、該ロータリは、トラクタの後部に三点リンク機構等を介して昇降自在に装着される機枠と、この機枠の下部に左右方向の軸心回りに回転自在に設けられた爪軸に多数の耕耘爪を取り付けてなるロータリ耕耘部と、このロータリ耕耘部を覆うロータリカバーとを備えており、ロータリカバーは、ロータリ耕耘部の上方を覆う上部カバーと、ロータリ耕耘部の後方を覆うリヤカバーとを備えている。
前記リヤカバーとして、上部側のメインカバーと、該メインカバーの下端側に設けられたサブカバーとからなり、サブカバーがメインカバーの幅と略同幅に形成された主整地部と、この主整地部の左右両側に備えられた延長整地部とから構成されたものがある(特許文献1参照)。
この延長整地部は主整地部に回動自在に備えられていて、回動することにより、主整地部から左右方向外方に延出する延長姿勢と、主整地部の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在とされており、ロータリの機枠には、操作レバーが設けられると共に、この操作連結と延長整地部とをワイヤによって連結し、操作レバーの揺動操作によって延長整地部を遠隔操作可能とされている。
実公昭62−19125号公報
ロータリカバーとして、サブカバーが着脱自在とされているものがあるが、前記ロータリにおいて、サブカバーを着脱自在に構成すると、サブカバーを着脱する際にワイヤも一緒に着脱されるが、このワイヤの着脱作業が面倒で煩雑であるという問題がある。
そこで、本発明は、ワイヤの着脱を簡単に行えるようにしたワイヤの取付装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、ワイヤが取り付けられるワイヤホルダと、このワイヤホルダが取り付けられるホルダ取付部とを備え、ホルダ取付部は、ワイヤホルダの被取付部を支持する支持孔と、この支持孔に径方向からワイヤホルダの被取付部を挿入するための挿通部とを備え、ワイヤホルダの被取付部は、一方向の幅に対して該一方向に直交する方向の幅が狭い断面形状を有していて、該被取付部の広幅方向を支持孔に対して被取付部を挿入する方向と一致させた状態で被取付部を支持孔に挿入すると共に、支持孔に挿入した後に支持孔の軸心回りに被取付部を所定角度回すことにより被取付部が支持孔から抜け止めされるように構成し、ワイヤホルダの被取付部は、狭幅方向の幅がホルダ取付部の挿通部の幅よりも幅広に形成されていると共に、被取付部を支持孔に挿入する際に該被取付部が弾性変形することにより挿通部を被取付部が通過可能とされ且つ被取付部が支持孔に挿入されると被取付部が復元するように構成されていることを特徴とする。前記構成の被取付部は、全体又は一部が弾性変形するように構成されていてもよい。
また、ワイヤホルダの被取付部は、狭幅方向の幅がホルダ取付部の挿通部の幅よりも狭幅に形成された主要部分を備え、この主要部分の狭幅方向の端面側に設けられていて被取付部を支持孔に挿入する際に弾性変形することにより挿通部に対する被取付部の通過を許容する弾性突部を有して構成されていてもよい。
また、弾性突部は、被取付部の主要部分の狭幅方向両側の端面にそれぞれ片持ち状に設けられた弾性片で構成され、一方の弾性片は、被取付部の広幅方向の一側から他側に向けて延設され、他方の弾性片は、被取付部の広幅方向の他側から一側に向けて延設されているのがよい。
また、ワイヤホルダは、被取付部の広幅方向と狭幅方向とに直交する方向に長いホルダ本体と、ワイヤが取り付けられるワイヤ取付部材とを備え、被取付部はホルダ本体の長手方向両側に設けられていて、ホルダ取付部は該被取付部に対応して一対設けられ、被取付部がホルダ取付部に支持された状態で、一対のホルダ取付部間に位置することによりホルダ本体の長手方向の移動を規制する位置規制部をホルダ本体に設けるのがよい。
本発明によれば、ワイヤホルダの被取付部をホルダ取付部の支持孔に挿通部を介して径方向から挿入した後に、該ワイヤホルダを支持孔の軸心回りに所定角度回すだけで、ホルダ取付部にワイヤホルダを取り付けることができ、ワイヤの取付け・取外しが簡単に行えると共に、ワイヤホルダを取り付けた後に、ワイヤホルダが支持孔の軸心回りに回転して、被取付部の広幅方向が被取付部を挿入する方向と一致したとしても、被取付部が弾性変形しない限り、ワイヤホルダの被取付部がホルダ取付部の支持孔から不慮に抜け出ることはない。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図2において、1はトラクタの後部に三点リンク機構等を介して昇降自在に装着されるロータリである。
このロータリ1は、中央のギヤケース2から左右にサポートアーム3を突設し、一方のサポートアーム3の左右方向外端側に伝動ケース4の上部を固定すると共に、他方のサポートアーム3の左右方向外端側にサイドフレームの上部を固定して門型に主構成された機枠5を有する。
この機枠5のギヤケース2にはトップマスト6が上方突出状に固定され、このトップマスト6は前後に二股状に形成され、該トップマスト6の前部6aの上部には、三点リンク機構のトップリンクの後端側又は三点リンク機構の後端側に連結される連結枠の上部に取り付けられる上部取付部7が設けられている。
また、機枠5の左右各サポートアーム3には、三点リンク機構のロワーリンクの後端側又は三点リンク機構の後端側に連結される連結枠の下部に取り付けられる取付ブラケット8が設けられている。
また、機枠5の下部には、伝動ケース4とサイドフレームとの下部間に左右方向の軸心廻りに回動自在に支持された爪軸9と、この爪軸9に取り付けられた多数の耕耘爪10とを有するロータリ耕耘部11が設けられている。
なお、機枠5のギヤケース2には、トラクタのPTO軸からドライブシャフトを介して動力が伝達されるPIC軸12が設けられ、このPIC軸12に伝達された動力は、ギヤケース2内の動力伝達機構、サポートアーム3内の伝動軸、伝動ケース4内の動力伝達機構を経て爪軸9に伝達されて、該爪軸9が、例えば、矢示F方向に回転駆動されるように構成されている。
このロータリ1には、前記ロータリ耕耘部11を覆うロータリカバー13が設けられており、このロータリカバー13は、ロータリ耕耘部11の上方を覆う上部カバー14と、ロータリ耕耘部11の後方を覆うリヤカバー15と、ロータリ耕耘部11の後部の左右両側を覆うサイドカバー16とを備えている。
上部カバー14は、その左右方向の端部が、伝動ケース4とサイドフレームとに取付固定されている。
リヤカバー15は、上端側が上部カバー14の後端側(機枠5側)に、左右方向の軸心を有する支軸17の軸心回りに回動自在に枢支されていて、上下揺動自在に支持された上部側のメインカバー18と、このメインカバー18の下端側に着脱自在に取り付けられるサブカバー19とを有して構成されている。
サイドカバー16は、伝動ケース4又はサイドフレーム等に取り付けられている。
また、機枠5には、左右のゲージ輪20を取り付ける支持フレーム21が設けられており、この支持フレーム21は前端側が機枠5側に枢支されて上下揺動自在とされており、この支持フレーム21の後端側に左右のゲージ輪20が設けられており、この支持フレーム21とトップマスト6との間には、該支持フレーム21の上下揺動位置を調節すべく伸縮自在な高さ調整装置22が設けられている。
また、このロータリ1にあっては、リヤカバー15の下端側を下方側(接地方向)に付勢する弾下装置23が機枠5とリヤカバー15とに亘って且つ左右一対設けられている。
図2及び図10に示すように、前記メインカバー18の背面下端側には、該メインカバー18の背面に上部から下部に亘って設けられた補強部材26に溶接等によって固定された取付部24が左右一対設けられている。
サブカバー19は、メインカバー18の左右の取付部24に着脱自在に取り付けられる左右一対の被取付部29と、この左右被取付部29に着脱自在に取り付けられた整地部30とを有し、前記整地部30は、メインカバー18の左右幅に略対応する主整地部31と、該主整地部31の左右両側に配置された延長整地部32とを備えている。
延長整地部32は、主整地部31から左右方向外方に突出する延長姿勢と、この延長姿勢から主整地部31の上方側に位置する不使用姿勢に姿勢変更自在(開閉自在)とされ、且つ常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向(開方向)に付勢されている。
また、この延長整地部32は、前記トップマスト6の後部6bに取り付けられた支持ブラケット33に揺動操作自在に支持された操作レバー(操作部材)34の揺動操作によって延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢変更操作可能とされており、この操作レバー34はロータリ1を上昇させることによりトラクタの運転席側から把持可能とされており、これによって、延長整地部32がトラクタの運転席から遠隔操作可能とされている。
図10〜図13に示すように、前記主整地部31の左右両端側には固定ブラケット36が設けられ、左右各延長整地部32には、該固定ブラケット36に左右方向に直交する軸心を有する支軸37を介して回動自在に支持された揺動ブラケット38が設けられていて、延長整地部32が主整地部31に前記支軸37回りに回動自在に支持されており、延長整地部32が該支軸37回りに回動することにより、延長整地部32が延長姿勢と不使用姿勢とに姿勢変更自在とされている。
固定ブラケット36は、主整地部31の上面側に設けられた前後一対の取付ステー39上にボルト40によって固定された取付壁41と、この取付壁41の前後両端縁から上方側に延出されて前後対向状に設けられた一対の支持壁42とからコ字形に形成されている。
揺動ブラケット38は、各延長整地部32に対して前後一対設けられ、延長整地部32の上面側に固定された固定部43と、該固定部43から上方側に延出されると共に左右方向内方側に延出されたアーム部44とを有する。
前側の揺動ブラケット38のアーム部44の左右方向内方側が固定ブラケット36の前側の支持壁42の前方側に位置し、後側の揺動ブラケット38のアーム部44の左右方向内方側が固定ブラケット36の後側の支持壁42の後方側に位置し、前記支軸37が、これら前後の揺動ブラケット38のアーム部44及び固定ブラケット36の前後の支持壁42を貫通していることにより、揺動ブラケット38が固定ブラケット36に支軸37回りに回動自在に支持されている。
なお、揺動ブラケット38と固定ブラケット36の支持壁42との間には座金45が挟み込まれていて、揺動ブラケット38と固定ブラケット36との間の摩擦抵抗を低減させている。
固定ブラケット36の前側の支持壁42の対向方向内側には、板材からなる回動部材46が配置され、この回動部材46には、前記支軸37に軸心回りに回動自在に外嵌された筒軸47の前端側が固定され、この筒軸47によって回動部材46が支軸37の軸心回りに回動自在に支持されていると共に、回動部材46の倒れが防止されている。
また、回動部材46と後側の支持壁42との間には支軸37及び筒軸47の後部側を覆うように配置されたガイド筒48が設けられ、このガイド筒48の後端側には端部側開口を塞ぐように円板状の後支持壁49が設けられ、ガイド筒48の前部側には、円板状の前支持壁50が挿入されて固定されている。
これら前後の支持壁49,50の中心には挿通孔51が形成され、この挿通孔51に支軸37が挿通されることにより、ガイド筒48が支軸37に軸心回りに回動自在に支持されている。
前支持壁50は前記筒軸47に接当し、後支持壁49は固定ブラケット36の後側の支持壁42に接当しており、これによって、固定ブラケット36の支持壁42間に回動部材46とガイド筒48とが位置決めされている。
前記ガイド筒48には、捩りコイルバネ等からなる付勢部材52が套嵌されており、この捩りコイルバネ52の一端側は、固定ブラケット36の前側の支持壁42に設けられたバネ掛け部53に掛止され、捩りコイルバネ52の他端側は、後側の揺動ブラケット38のアーム部44に掛止されており、この捩りコイルバネ52の付勢力によって延長整地部32が常に不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向に付勢されている。
これによって、延長姿勢において延長整地部32が地面からの外力(反力)によって押圧されて不使用姿勢側に回動しても、その外力が作用しなくなると、また元の延長姿勢へと戻り、該延長整地部32が不使用姿勢とはならないように構成されている。
また、延長姿勢において、延長整地部32は、その左右方向内端側が主整地部31の左右方向外端側に接当することにより、不使用姿勢から延長姿勢へと回動する方向の回動動作が規制されるように構成されている。
回動部材46の下部には、前側から後方に突出するように貫通する取付ピン54が設けられ、この取付ピン54の後方突出部分に、ボーデンワイヤ(ボーデンケーブル)又はプッシュプルワイヤ(プッシュプルケーブル)等の操作ワイヤ55の一端側、具体的には、インナーワイヤ56の一端側が連結部材57を介して取付ピン54の軸心回りに相対回動自在に連結されている。
この操作ワイヤ55のアウターワイヤ58の一端側は、固定ブラケット36の前側の支持壁42に設けられたアウター受部59に取付機構60を介して長さ方向に位置調整自在に取り付けられている。
また、回動部材46の上部には、前記支軸37を中心とする略円弧状に形成されていてインナーワイヤ56をガイドするワイヤガイド80が設けられている。
また、前記回動部材46の下端部には、延長整地部32が延長姿勢にあるときに、延長整地部32に設けられた接当部材61に接当する押動部62が設けられている。
前記構成のものにあっては、延長整地部32が延長姿勢にあるときには、インナーワイヤ56がワイヤガイド80の外周側に巻き掛けられており、この状態からインナーワイヤ56の他端側を引っ張ると、インナーワイヤ56の一端側が回動部材46に連結されていることから、回動部材46が支軸37の軸心回りに延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢に回動する方向に回動する。
そして、回動部材46が回動すると、押動部62が延長整地部32の接当部材61を押圧することによって延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動する(延長整地部32が閉じられる)。
また、前記不使用姿勢の状態からインナーワイヤ56による延長整地部32に対する引張力を解除すると、付勢部材52の付勢力によって延長整地部32がもとの延長姿勢へと回動する。
なお、延長整地部32が地面からの外力によって、延長姿勢から不使用姿勢へと回動する方向に回動しても、延長整地部32だけが回動し、回動部材46は回動しない。
また、リヤカバー15にサブカバー19が設けられておらず、リヤカバー15がメインカバー18のみで構成され、且つメインカバー18の下端側左右両側に切欠部が形成されていると共に、該切欠部を閉鎖すると共にロータリに倍土器等を取り付ける場合に取り外される閉鎖カバーをメインカバー18が有する場合は、延長整地部32は前記閉鎖カバーに設けられる。
また、リヤカバー15がメインカバー18のみで構成され、前記閉鎖カバーが設けられない(切欠部が設けられない)場合は、延長整地部32は、メインカバー18の下部の主整地部31の側部に回動自在に取り付けられる。
図1、図3〜図9に示すように、延長整地部32を操作する操作レバー34及び該操作レバー34を支持する支持ブラケット33は、左右の延長整地部32に対応して左右一対設けられていて、トップマスト6の後部6bを挟むように該トップマスト6の後部6bの左右両側に配置されている。
トップマスト6は、左右一対の板材63を連結部材64によって連結することによって構成され、支持ブラケット33は、トップマスト6の左右方向外方側に左右方向に間隔をおいて配置された取付壁65と、該取付壁65の後部側縁部から左右方向内方側に延出されたガイド板部66とを備えて構成されている。
左右各支持ブラケット33の取付壁65の前部側の上下部は、取付壁65、該取付壁65と該取付壁65に対向するトップマスト6を構成する板材63との間に配置されたカラー69、及び該トップマスト6を構成する板材63、に亘って左右方向外方側からボルト67を挿通すると共に、該ボルト67の先端側にナット68を螺合して該ナット68を締め付けることによって、トップマスト6を構成する板材63に左右方向に間隔をおいて取り付けられている。
支持ブラケット33の下側の取付部分のカラー69には、操作レバー34の基端側に設けられた挿通部70がボルト67及びカラー69の軸心回りに回動自在に外嵌されており、これによって、操作レバー34が支持ブラケット33に左右方向の軸心回りに上下に揺動操作自在に支持されており、前記ボルト67又はカラー69が操作レバー34を支持する支軸とされていると共に、ボルト67及びカラー69の軸心が操作レバー34の揺動支点Zとされている。
また、操作レバー34の基端側の左右両側には、カラー69に外嵌されたゴムブッシュ71が設けられ、このゴムブッシュ71が操作レバー34と、支持ブラケット33の取付壁65及びトップマスト6を構成する板材63との間に介在されていることにより、操作レバー34の基端側の左右方向の位置決めがなされると共に、このゴムブッシュ71の弾性変形のみ、又は、ゴムブッシュ71の弾性変形及び操作レバー34の撓み等によって、操作レバー34のグリップ72側が左右に弾性的に揺動可能とされている。
操作レバー34の長さ方向中途部には取付孔73が形成され、この取付孔73に、前記インナーワイヤ56の他端側に設けられた取付金具74が挿通されることにより、インナーワイヤ56の他端側が操作レバー34に着脱自在に取り付けられている。
したがって、延長整地部32が延長姿勢のときには、操作レバー34はインナーワイヤ56によって引っ張られて、下方に揺動した位置とされ、この位置から操作レバー34のグリップ72を把持して該操作レバー34を引き上げる(上方に揺動操作する)ことにより、延長整地部32がインナーワイヤ56によって引っ張られて付勢部材52に抗して不使用姿勢へと回動する(延長整地部32が遠隔操作される)。
左右各支持ブラケット33のガイド板部66には、図6に示すように、操作レバー34の操作方向に形成されたガイド溝75が形成され、操作レバー34はこのガイド溝75を挿通しており、該操作レバー34は、このガイド溝75に沿って所定範囲上下揺動自在とされている。
また、ガイド溝75の上部及び下部の左右方向内方側には、操作レバー34を所定位置に係止する係止溝76がガイド溝75に連続状として形成されている。
さらに、ガイド板部66には、上下の各係止溝76からガイド溝75への操作レバー34の移動を規制する上下の規制部77が上下の係止溝76に対応して設けられている。
操作レバー34が上側の係止溝76にあるときには、図6に仮想線Yで示すように、操作レバー34が上側の係止溝76の下端側に接当していて、操作レバー34の下方移動が規制されると共に、延長整地部32が不使用姿勢に保持される。
そして、この状態では、上側の規制部77によって操作レバー34上部の左右方向外方側への移動が規制されている。
また、この操作レバー34を、この上側の係止溝76に係止した位置が延長整地部32を不使用姿勢に操作した操作位置(不使用姿勢操作位置)Yとされている。
延長整地部32を不使用姿勢から延長姿勢にする場合は、操作レバー34を、上側の係止溝76に係止した状態から上側の規制部77よりも上側に引き上げた後、操作レバー34をゴムブッシュ71等の弾性力に抗して左右方向内方側に倒して該操作レバー34をガイド溝75に入れることにより、操作レバー34の下方への移動が許容され、操作レバー34を下方に揺動させることにより、延長整地部32を延長姿勢にすることができる。
延長整地部32を延長姿勢から不使用姿勢にする場合は、前記と逆の動作で行われる。
左右各操作レバー34の長さ方向中途部で且つガイド板部66の前側にはバネ掛け孔78が設けられ、左右支持ブラケット33の取付壁65の前端側で且つ操作レバー34の揺動支点Zよりも上方側には、取付壁65から左右方向内方突出状にピン等からなるバネ掛け部79が設けられている。
また、このロータリ1には、操作レバー34の操作をアシストするバネ等からなるアシスト手段(アシストバネ)81が設けられている。
このアシストバネ81は、引張りコイルバネから構成されていて操作レバー34の揺動支点Zよりも上方に位置しており、一端側が操作レバー34のバネ掛け孔78に掛止され、他端側が支持ブラケット33のバネ掛け部79に掛止されていて、アシストバネ81によって操作レバー34が上方側へと揺動する方向(操作レバー34を操作位置Yへと揺動させる方向)に付勢されている。
なお、アシストバネ81によって操作レバー34を揺動させる付勢力よりも、延長整地部32を延長姿勢へと回動させる付勢部材52の付勢力の方が大である。
また、延長整地部32が延長姿勢であり、且つ操作レバー34がガイド溝75内にある状態では、操作レバー34は、図6に仮想線Dで示すように、上端側が下側の規制部77よりも上側に位置しており、この状態から操作レバー34を下側の規制部77よりも下方側に押し下げた後、操作レバー34の上部を左右方向に移動させて下側の係止溝76内に挿入し、その後操作レバー34を解放することにより、操作レバー34は、図6に実線で示すように、アシストバネ81によって操作レバー34に作用する付勢力により下側の係止溝76の上端側に操作レバー34が接当して位置決めされる(係止される)。
したがって、操作レバー34がこの下側の係止溝76に係止された位置では、アシストバネ81による付勢力は延長整地部32には作用しないようになっている。
操作レバー34がこの下側の係止溝76に係止された位置、又は、仮想線Dで示す位置が、延長整地部32を延長姿勢とした非操作位置(延長姿勢操作位置)Xとされている。
なお、延長整地部32が延長姿勢にある状態から操作レバー34を押し下げる場合、インナーワイヤ56が撓んで操作レバー34の下方移動が許容される。
前記アシストバネ81は、操作レバー34が非操作位置Xであるときには、操作レバー34の揺動支点Zに近接していて、アシストバネ81のバネ力によって操作レバー34に作用する付勢力は小さく(操作レバー34が図6に仮想線Dで示す位置にあるときには、アシストバネ81による付勢力は小さく)、操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動するにつれて、アシストバネ81は揺動支点Zから徐々に離れていくので、アシストバネ81のバネ力は徐々に小さくなるが、アシストバネ81のバネ力によって操作レバー34に作用する付勢力は徐々に大きくなるように構成されている。
アシストバネ81のバネ力によって操作レバー34に作用する付勢力とは、該バネ力による揺動支点Z回りのモーメントであって、アシストバネ81のバネ力と、揺動支点Zからアシストバネ81のバネ力の作用線に下ろした垂線の長さ(アシストバネ81の軸線と操作レバー34の揺動支点Zとの距離)との積である。
したがって、操作レバー34が操作位置Yに位置するときのアシストバネ81のバネ力と、操作レバー34が操作位置Yに位置するときのアシストバネ81の軸線と操作レバー34の揺動支点Zとの距離との積が、操作レバー34が非操作位置Xに位置するときのアシストバネ81のバネ力と、操作レバー34が非操作位置Xに位置するときのアシストバネ81の軸線と操作レバー34の揺動支点Zとの距離との積よりも大とされている。
これによって、延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動するにつれて延長整地部32を付勢する付勢部材52の付勢力は徐々に大きくなるが、アシストバネ81によって操作レバー34に作用する付勢力は徐々に大きくなるので、操作レバー34の操作力は軽減される。
この操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動させる方向に付勢する付勢力が、操作レバー34を非操作位置Xから操作位置Yに揺動させるにつれて増加する分を、延長整地部32が延長姿勢から不使用姿勢へと回動するにつれて延長整地部32を付勢する付勢部材52の付勢力が増加する分に対応させることにより、操作レバー34の操作範囲の略全域において該操作レバー34の操作力が略均一となるようにするのが好ましいが、操作レバー34の操作範囲の略全域において該操作レバー34の操作力が徐々に大きくなるようになっていてもよく、アシストバネ81がない場合に比べて、操作レバー34の操作力が軽減されるようになっていればよい。
前記左右各支持ブラケット33のガイド板部66の下端側には、ホルダ取付部82が設けられており、この左右のホルダ取付部82にワイヤホルダ83が着脱自在に取り付けらており、このワイヤホルダ83の左右両側に左右の操作ワイヤ55のアウターワイヤ58の他端側が取り付けられており、ワイヤホルダ83を取り外せば、アウターワイヤ58の端部が取り外せるように構成されている。
ワイヤホルダ83は、樹脂等によって左右方向に長い棒状に形成されたホルダ本体84を備えており、このホルダ本体84の左右両側にワイヤ取付部材85が設けられていて、この左右各ワイヤ取付部材85に左右方向で同じ側にある操作ワイヤ55のアウターワイヤ58の他端側が取り付けられている。
また、ワイヤホルダ83は、ホルダ本体84の左右両側が被取付部86とされていて、左右の被取付部86が、左右方向で同じ側にあるホルダ取付部82に着脱自在に取り付けられている。
ホルダ取付部82は、支持ブラケット33のガイド板部66の左右方向内端側からガイド板部66に直交するように上方側に延設されて形成されており、このホルダ取付部82には、板厚方向(左右方向)に貫通形成されていて左右方向の軸心を有する支持孔87と、この支持孔87の後上部側を開放するように切り欠き形成された挿通部88とが形成されていて、前記ワイヤホルダ83の被取付部86は、挿通部88を通過して支持孔87に径方向Vから挿入されて該支持孔87に支持される。
挿通部88の幅W4は、支持孔87の直径Rよりも小さい寸法に形成されている。
ホルダ本体84は、主要部分89と弾性片(弾性突部)90と位置規制部91とから構成され、主要部分89は、該ホルダ本体84の長手方向(左右方向)に直交する方向の断面形状が、一方向Sの幅(最大幅)W1に対して該一方向Sに直交する方向Tの幅(最大幅)W2が狭く、且つ広幅方向Sの端面84aが支持孔87の円弧形状に対応(略一致)する円弧面に形成された小判型形状に形成されている(したがって、ホルダ本体84は該断面に直交する方向に長い棒状に形成されている)。
ホルダ本体84の主要部分89の広幅方向Sの幅W1は支持孔87の直径Rと略同一(支持孔87内でワイヤホルダ83が支持孔87の軸心回りに回転できる程度)に形成され、ホルダ本体84の主要部分89の狭幅方向Tの幅W2は挿通部88の幅W4よりも小さく形成されている。
また、ホルダ本体84の主要部分89には、その長手方向中途部に、狭幅方向Tに貫通する矩形状の溝92が形成されていると共に、主要部分89の中心部を、該主要部分89の長手方向の両端面から前記溝92にかけて貫通する挿通孔93が形成されている。
前記左右のワイヤ取付部材85は、軸部94と取付部95とから構成され、軸部94が、取付部95とは反対側からホルダ本体84の主要部分89の挿通孔93に挿通されていて、ワイヤ取付部材85がホルダ本体84に左右方向の軸心回りに回転自在に支持されていると共に、軸部94に溝92内で抜止めピン96が貫通されることにより該軸部94が挿通孔93から抜け止めされている。
また、ホルダ取付部82材の取付部95には左右方向に直交する方向の挿通孔97が形成され、この挿通孔97にアウターワイヤ58の他端側のネジ部98が挿通され、取付部95を挟むように配置されていて該ネジ部98に螺合されたナット99を締め込むことによりアウターワイヤ58の他端側が長さ方向に位置調整自在に取り付けられている。
また、ワイヤ取付部材85の軸部94が左右軸回りに回転することにより、操作レバー34の揺動操作に対応してアウターワイヤ58の向きが変更するように構成されている。
ホルダ本体84の主要部分89の狭幅方向T両側の端面84bには凹部100が形成され、この凹部100は、主要部分89の狭幅方向T両側の端面84bの広幅方向S中央側に、ホルダ本体84の左右方向外端から溝92に亘る長さに形成されており、この凹部100の底部100aは狭幅方向T外方に膨出する円弧状に形成されている。
弾性片90は、ホルダ本体84の主要部分89の狭幅方向T両側の端面にそれぞれ設けられており、一方の弾性片90は、主要部分89の凹部100の広幅方向S一側から他側に向けて延設され、他方の弾性片90は、主要部分89の凹部100の広幅方向S他側から一側に向けて延設されていて、該弾性片90は片持ち状に設けられている。
また、弾性片90は、狭幅方向T外方に凸となる湾曲状で且つ狭幅方向Tの端面84bから外方に突出するように形成されていて、ワイヤホルダ83の被取付部86は、一方向Sの幅W1に対して該一方向Sに直交する方向Tの幅W2が狭い断面形状を有していて、狭幅方向Tの幅W3はホルダ取付部82の挿通部88の幅W4よりも大とされている。
また、弾性片90は弾性変形することにより凹部100に没入状とされる。
前記位置規制部91は、ホルダ本体84の主要部分89の広幅方向S両側の端面84aの長手方向中途部に、長手方向に沿って一体形成されている。
また、この位置規制部91は左右の被取付部86間に設けられていて、ワイヤホルダ83をホルダ取付部82に取り付けた状態で左右のホルダ取付部82間に位置し、この位置規制部91がホルダ取付部82に接当することにより、ワイヤホルダ83の左右方向の移動が規制される。
前記構成のワイヤホルダ83は、その被取付部86を、挿通部88を通して支持孔87に径方向Vから挿入することによりホルダ取付部82に取り付けられるが、被取付部86を支持孔87に挿入する際、被取付部86の広幅方向Sを支持孔87に対して被取付部86を挿入する方向Vと一致させた状態で被取付部86を支持孔87に挿入する。
その際、図8(a)に示すように、弾性片90が挿通部88の縁部に押圧されて弾性変形することにより、被取付部86が挿通部88を通過可能とされており、被取付部86が支持孔87に挿入されると、図8(b)に示すように、弾性変形していた弾性片90が復元する。
その後、支持孔87内でワイヤホルダ83を支持孔87の軸心回りに所定角度回転させることにより、図4に示すように、ワイヤホルダ83の被取付部86の支持孔87からの抜け止めがなされる。
このように、ワイヤホルダ83は被取付部86を支持孔87に挿入して所定角度回転するだけでホルダ取付部82に取り付けられ、簡単に取り付けられる(取り外せる)ようになっている。
また、万が一、ワイヤホルダ83を取り付けた後に、振動等によってワイヤホルダ83が支持孔87の軸心回りに自然に回転して被取付部86の広幅方向Sが支持孔87に対して被取付部86を挿入する方向Vと一致したとしても、被取付部86の狭幅方向Tの幅が、挿通部88の幅よりも大であるので、弾性片90が弾性変形しない限り、被取付部86が支持孔87から不慮に抜脱するようなことはない。
前記弾性片90は、両方とも広幅方向S一側(又は他側)から他側(又は一側)に向けて延設されるように構成してもよいが、本実施の形態の構成であれば、ワイヤホルダ83の被取付部86を広幅方向S一側又は他側のいずれから支持孔87に挿入しても、挿入に要する力は同等であるという利点がある。
なお、ワイヤホルダ83の着脱は、操作レバー34が下側の係止溝76に係止されている状態、すなわち、操作ワイヤ55のインナーワイヤ56に張力が作用していない状態で行うのがよい。
また、リヤカバー15のサブカバー19をメインカバー18から取り外す時において、インナーワイヤ56の他端側を操作レバー34から取り外すと共に、ワイヤホルダ83をホルダ取付部82から取り外せば、サブカバー19の取外し(取付け)が容易に行える。
前記構成のロータリ1は、トラクタの後部に三点リンク機構を介して昇降自在に装着され、ロータリ1を上昇させることにより、操作レバー34がトラクタの運転席側から把持可能とされていて、トラクタの運転席側から延長整地部32が姿勢変更操作可能とされている。
図14はワイヤホルダ83の変形例を示しており、図14(a)は、弾性片90を、バネ板等によってホルダ本体84の主要部分89とは別体で形成したものであり、その他の構成は、前記実施の形態と略同様に構成される。
図14(b)は、ホルダ本体84の被取付部86に空洞部101を形成することにより、ワイヤホルダ83の被取付部86の幅狭方向Tの幅W3が弾性的に拡縮自在となるように構成したものであり、その他の構成は、前記実施の形態と略同様に構成される。
また、前記構成のワイヤホルダ83は、該ワイヤホルダ83の被取付部86の一部が弾性変形可能とされたものを例示したが、図14(c)に示すように、ホルダ本体84の中心部分に大きな空洞部102を形成することにより、被取付部86が全体的に(又は大部分が)弾性変形して、被取付部86の幅狭方向Tの幅W3が拡縮自在となるように構成してもよい。
なお、図13(c)の場合、被取付部86はホルダ本体の長手方向一端側に設けられ、ワイヤ取付部材85はホルダ本体の長手方向他端側に設けられる。
本発明は、ワイヤホルダ83の被取付部86の狭幅方向Tの幅W3がホルダ取付部82の挿通部88の幅W4よりも幅広に形成されていて、被取付部86を支持孔87に挿入する際に該被取付部86が弾性変形することにより挿通部88を被取付部86が通過可能とされ且つ被取付部86が支持孔87に挿入されると被取付部86が復元するように構成されていればよい
ワイヤホルダとホルダ取付部の側面図である。 ロータリの側面図である。 操作レバー取付部分の側面図である。 ホルダ取付部にワイヤホルダを取り付けた状態を示す側面図である。 支持ブラケット及び操作レバーの取付部分の断面図である。 支持ブラケット及びワイヤホルダ取付部分を背面側上部からみた図である。 ワイヤホルダの取付部分の断面図である。 ワイヤホルダの取付時の状態を示す側面図である。 ワイヤホルダの斜視図である。 ロータリカバー下部の平面図である。 延長整地部の取付部分の背面断面図である。 延長整地部の取付部分の側面断面図である。 延長整地部の取付部分の平面断面図である。 ワイヤホルダの変形例を示す斜視図及び側面図である。
符号の説明
55 ワイヤ
82 ホルダ取付部
83 ワイヤホルダ
84 ホルダ本体
85 ワイヤ取付部材
84a 端面
84b 端面
86 被取付部
87 支持孔
88 挿通部
89 主要部分
90 弾性片(弾性突部)
91 位置規制部
S 広幅方向
T 狭幅方向
V 被取付部を支持孔に挿入する方向
W1 被取付部の広幅方向の幅
W2 ワイヤホルダの主要部分の狭幅方向の幅
W3 被取付部の狭幅方向の幅
W4 挿通部の幅

Claims (4)

  1. ワイヤ(55)が取り付けられるワイヤホルダ(83)と、このワイヤホルダ(83)が取り付けられるホルダ取付部(82)とを備え、ホルダ取付部(82)は、ワイヤホルダ(83)の被取付部(86)を支持する支持孔(87)と、この支持孔(87)に径方向からワイヤホルダ(83)の被取付部(86)を挿入するための挿通部(88)とを備え、ワイヤホルダ(83)の被取付部(86)は、一方向(S)の幅(W1)に対して該一方向(S)に直交する方向(T)の幅(W3)が狭い断面形状を有していて、該被取付部(86)の広幅方向(S)を支持孔(87)に対して被取付部(86)を挿入する方向(V)と一致させた状態で被取付部(86)を支持孔(87)に挿入すると共に、支持孔(87)に挿入した後に支持孔(87)の軸心回りに被取付部(86)を所定角度回すことにより被取付部(86)が支持孔(87)から抜け止めされるように構成し、ワイヤホルダ(83)の被取付部(86)は、狭幅方向(T)の幅(W3)がホルダ取付部(82)の挿通部(88)の幅(W4)よりも幅広に形成されていると共に、被取付部(86)を支持孔(87)に挿入する際に該被取付部(86)が弾性変形することにより挿通部(88)を被取付部(86)が通過可能とされ且つ被取付部(86)が支持孔(87)に挿入されると被取付部(86)が復元するように構成されていることを特徴とするワイヤ取付装置。
  2. ワイヤホルダ(83)の被取付部(86)は、狭幅方向(T)の幅(W2)がホルダ取付部(82)の挿通部(88)の幅(W4)よりも狭幅に形成された主要部分(89)を備え、この主要部分(89)の狭幅方向(T)の端面(84b)側に設けられていて被取付部(86)を支持孔(87)に挿入する際に弾性変形することにより挿通部(88)に対する被取付部(86)の通過を許容する弾性突部(90)を有していることを特徴とする請求項1に記載のワイヤ取付装置。
  3. 弾性突部(90)は、被取付部(86)の主要部分(89)の狭幅方向(T)両側の端面(84b)にそれぞれ片持ち状に設けられた弾性片(90)で構成され、一方の弾性片(90)は、被取付部(86)の広幅方向(S)の一側から他側に向けて延設され、他方の弾性片(90)は、被取付部(86)の広幅方向(S)の他側から一側に向けて延設されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤ取付装置。
  4. ワイヤホルダ(83)は、被取付部(86)の広幅方向(S)と狭幅方向(T)とに直交する方向に長いホルダ本体(84)と、ワイヤ(55)が取り付けられるワイヤ取付部材(85)とを備え、被取付部(86)はホルダ本体(84)の長手方向両側に設けられていて、ホルダ取付部(82)は該被取付部(86)に対応して一対設けられ、被取付部(86)がホルダ取付部(82)に支持された状態で、一対のホルダ取付部(82)間に位置することによりホルダ本体(84)の長手方向の移動を規制する位置規制部(91)をホルダ本体(84)に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のワイヤ取付装置。
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