JP2006178675A - 車線逸脱防止制御装置 - Google Patents
車線逸脱防止制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006178675A JP2006178675A JP2004370093A JP2004370093A JP2006178675A JP 2006178675 A JP2006178675 A JP 2006178675A JP 2004370093 A JP2004370093 A JP 2004370093A JP 2004370093 A JP2004370093 A JP 2004370093A JP 2006178675 A JP2006178675 A JP 2006178675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- curve
- curve shape
- vehicle
- host vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
【解決手段】 カメラ13の撮像情報及び自車位置検出装置30のナビゲーション情報のそれぞれに基づきカーブ形状を検出しこれに基づき自車両の逸脱度合を算出する(ステップS1〜S3)。カーブ形状は、カメラ13の撮像情報の撮像情報及び自車位置検出装置30のナビゲーション情報の双方でカーブ形状を認識できている状態か、カメラ13での撮像情報に基づきカーブ形状の検出はできないが撮像情報に基づき自車両の現在位置を補正した状態であるか、自車位置検出装置30のナビゲーション情報のみに基づきカーブ形状の認識を行っている状態かの検出レベルであるかを判断し(ステップS4)、判断したレベルに適した制御内容で逸脱防止制御を行う(ステップS5〜S8)。
【選択図】 図2
Description
そこで、この発明は上記従来の未解決の問題点に着目してなされたものであって、カーブ形状の検出精度が低下した場合であっても、的確に車線逸脱の防止制御を行うことの可能な車線逸脱防止制御装置を提供することを目的としている。
ここで、カーブ形状の検出精度が低下した場合には、この低下したカーブ形状に基づいて逸脱防止制御を行った場合、逸脱防止制御の制御精度が低下したり或いは制御が終了したりする場合等もあるが、この制御精度の低下等を考慮してカーブ形状の検出精度に応じて逸脱防止制御の制御内容を変更し、カーブ形状の検出精度に則した内容の制御を行うことにより、検出精度に則した範囲内での制御を的確に行うことが可能となる。
図1は、本実施の形態における車線逸脱防止制御装置の一例を示す車両概略構成図である。なお、この車両は、自動変速機及びコンベンショナルディファレンシャルギヤを搭載した後輪駆動車両であり、制動装置は、前後輪とも、左右輪の制動力を独立に制御可能としている。
なお、この駆動トルクコントロールユニット12は、単独で、駆動輪である後輪5RL、5RRの駆動トルクを制御することも可能であるが、前述したコントローラ8から駆動トルクの指令値が入力されたときには、その駆動トルク指令値を参照しながら駆動輪トルクを制御する。
具体的には、自車両が走行している走行車線の両側の白線等のレーンマーカを検出し、そのレーンマーカを用いて自車両が走行している走行車線を検出する。ここで、撮像された画像全域で白線等のレーンマーカを検出する(走査する)と、演算負荷も大きいし、時間もかかる。そこで、レーンマーカが存在しそうな領域に、更に小さな検出領域(いわゆるウィンドウ)を設定し、その検出領域内でレーンマーカを検出する。一般に、車線に対する自車両の向きが変わると、画像内に映し出されるレーンマーカの位置も変わるので、例えば前記特開平11−296660号公報では、操舵角θから車線に対する自車両の向きを推定し、画像内のレーンマーカが映し出されているであろう領域に検出領域を設定する。
なお、検出された車両の走行状態データに左右の方向性がある場合には、何れも左方向を正方向とし、右方向を負方向とする。すなわち、ヨーレートγや横加速度Yg、操舵角θ、ヨー角φは、左旋回時に正値となり、右旋回時に負値となる。また、横変位Xは、走行車線中央から左方にずれているときに正値となり、逆に右方向にずれているときに負値となる。また、走行車線の曲率ρは、左カーブの場合に正値となり、右カーブの場合に負値となる。
さらに、前記ステアリングホイール21に連結されるステアリングシャフト21aには、ステアリングホイール21に作用する操舵反力を調整する手段及び操舵補助力を付与する手段として動作する操舵調整装置27が設けられている。この操舵調整装置27は、例えば、ステアリングシャフト21aに設けられステアリングシャフト21aに作用する操舵反力の調整又は操舵補助力を付与するためのモータとこれを制御する制御装置とから構成され、前記コントローラ8からの指令信号に応じて前記モータを駆動することによりステアリングシャフト21aに作用する操舵反力を調整し、また、ステアリングシャフト21aに操舵補助力を付与するようになっている。
なお、ここでは、前左右輪速度VwFL、VwFRに基づいて車体速度Vを算出するようにした場合について説明したが、例えば、車両に公知のアンチスキッド制御を行うABS制御手段が搭載されており、このABS制御手段によりアンチスキッド制御が行われている場合には、このアンチスキッド制御での処理過程で推定される推定車体速を用いるようにすればよい。
まず、カメラコントローラ14からの情報に基づいてカーブ形状及び逸脱度合を算出する。前記ステップS1で入力したカメラコントローラ14からの情報に基づきカーブの開始点を検出する。具体的には、走行車線の、自車両からの距離が異なる各地点における曲率ρの推移に基づきカーブ開始点を検出する。
Tout=(L/2−X)/dX ……(1)
なお、式(1)中のdXは、図4に示すように、横変位Xのサンプリングタイム当たりの変化量である。
そして、このようにして予測時間Toutを算出したならば、この予測時間Toutに対応する逸脱度合OUTcamを、図5に示す制御マップから特定する。
図5において、横軸は予測時間Tout、縦軸は逸脱度合OUTcamであって、予測時間Toutが大きくなるほど逸脱度合OUTcamはこれに比例して小さくなるように設定される。
具体的には、ナビゲーション情報で道路形状情報として通知された各ノード点の座標から、各ノード点の曲率βnavを算出する。ここでは、例えば、連続する3点の座標(Xn−1、Yn−1)、(Xn、Yn)、(Xn+1、Yn+1)に基づいて公知の手順で算出する。
δ=lw×βnav ……(2)
なお、式(2)中のlwは、ホイールベースである。
続いて、各ノードで検出された曲率βnavを通過するに当たり、所定の横加速度制限値Yglim以下で通過することの可能な車体速度である、カーブ通過上限速度V0を、次式(3)から算出する。
V0=〔Yglim×|1/βnav|〕1/2 ……(3)
OUTnav=(γ−γref)×Ky ……(4)
なお、自車両がカーブに進入する以前の時点で、カメラ13の撮像情報に基づいてカーブ開始点を特定することができない状態であるときには、自車両の現在位置の補正は行わず、自車位置検出装置30で特定された自車両の現在位置に基づきナビゲーション情報で特定される自車両前方のカーブ形状に対し、上記と同様にして、ドライバの操舵パターンを考慮してカーブを通過する際のヨーレートγrefの変化状況を推測し、これに基づいて逸脱度合OUTnavを算出する。
例えば図12(a)に示すように、自車両がカーブに進入する以前から、カメラ13の撮像情報に基づき、カーブ形状を認識することが可能な状態にあるときには、カーブ開始点位置精度及びカーブ形状、すなわち、各地点における曲率の推移から予測されるカーブ半径Rを高精度に検出することが可能と判断し、認識状態は最も状態のよい、“レベル1”とする。
なお、図12(a)〜(c)において、道路白線が破線で表されている部分はカメラ13の撮像情報に基づく道路形状の検出精度が低いことを表す。
具体的には、方向指示器が操作されており、その作動情報から特定される指示方向と、前記ステップS3の処理で、逸脱度合の検出仮定で特定される逸脱方向とが一致している場合には、運転者に車線変更を行う意思があり意図的な車線逸脱であると判断する。
そして、運転者の意図的な車線逸脱であると判断されるときには、車線逸脱状態ではないと判断する。
次いで、ステップS6に移行し、車線逸脱度合が、車線逸脱回避を図る必要のある状態であり車線逸脱回避制御を開始する必要のある状態であるかどうかを判断する。つまり、前記ステップS3で検出した逸脱度合が予め設定した制御開始条件を満足するとき車線逸脱状態にあると判断し、車線逸脱回避制御開始と判断する。
前記ヨーモーメント方向制御としては、例えば、制動流体圧制御回路7によって各輪のホイールシリンダへの制動流体圧を強制的に制御し、各車輪への制動流体圧の配分を制御することにより左右輪に作用する制動力を制御して逸脱回避方向にヨーモーメントを発生させるか、或いは、前記操舵調整装置27によりステアリングシャフト21aに操舵補助力を付与して操舵トルクを作用させ、強制的に操舵を行うことにより逸脱回避方向にヨーモーメントを発生させるヨーモーメント制御或いは、操舵調整装置27によりステアリングシャフト21aに作用する操舵反力を調整するステアリング操作反力制御を行う。
そして、前記ヨーモーメント方向制御及び制駆動力制御の制御方法及びその制御量は、前記ステップS3で検出した認識状態のレベルに応じて、図13に示すテーブルから特定する。
前述のように、逸脱度合OUTnavにゲインを乗算し、ヨーモーメント制御量と同程度に相当するステアリング操作反力制御量を発生させるようにすることは、すなわち、逸脱度合OUTcamに相当するステアリング操作反力制御量を発生させることと同等となり、つまり、ヨー方向の状態量だけでなく、道路白線に対する横変位をも考慮した逸脱度合に応じた制御量を設定することができることになって、より的確に逸脱回避の抑制を図ることができる。
このステップS8では、ステップS7の処理で設定した制御方法及びその制御量にしたがって対象装置への指令信号を生成し、これを出力する。
このようにして、各部へ指令信号を出力したならば処理を終了しメインプログラムに戻る。
今、カメラ13からの撮像情報に基づき、道路形状を検出することができカーブ形状を検出することができている場合には、撮像情報に基づく自車両の走行車線中央からの横変位Xと走行車線幅Lとに基づき、自車両が車線を逸脱するまでの予測時間Toutが算出される。このとき、自車両が直進路を走行している場合、或いはカーブに沿って走行しているような場合には、予測時間Toutは比較的大きな値に設定されることから、図6の特性図から決定される逸脱度合OUTcamは比較的小さな値に設定される。また、自車両がカーブに対して操舵を行わずに進入しようとしている場合、或いはカーブ通過中にカーブ曲率に対して操舵量が小さい場合等には、走行車線に対する横変位Xが徐々に増加しまた、変化量dXが増加したりすることから、逸脱までの予測時間Toutは比較的小さな値に設定され、逸脱度合OUTcamは比較的大きな値に設定されることになる。
そして、この場合、認識状態は“レベル1”であることから、逸脱度合OUTcamとそのしきい値OUTth1とに基づいて逸脱制御開始の判断が行われ、自車両が走行車線に沿って走行しており逸脱度合OUTcamがそのしきい値OUTth1以下であるときには、逸脱回避制御を行う必要はないと判断されるが、操舵量が足りない等により逸脱度合OUTcamがそのしきい値OUTth1を超えると、逸脱回避制御を開始する必要があると判断され(ステップS6)、図13のテーブルから、認識状態“レベル1”のときのヨーモーメント方向制御としてヨーモーメント制御、制駆動力制御として減速制御が指定される(ステップS7)。そして、このときの逸脱度合OUTcamに応じてその制御量が設定され、逸脱度合OUTcamが大きいときほど、ヨーモーメント制御量及び減速制御量は大きな値になって、車線逸脱度合が高いときほど、逸脱を回避する方向への大きなヨーモーメントが作用すると共により大きな制動力が作用し、車線逸脱度合に応じた力が作用することになって車線逸脱が的確に回避されることになる。
このように、自車両で把握しているカーブ形状の検出精度を推測しこれに則した逸脱防止制御を行うようにしているから、各種センサの検出状況が悪化した場合であっても、そのカーブ形状の検出精度に応じた範囲内で逸脱防止制御を継続することができる。よって、例えば、カーブ通過中にカメラ13からの撮像情報を得ることができなくなった場合等、カーブ形状の検出精度が低下した場合であっても、引き続き逸脱防止制御を継続することができる。
また、図13のテーブルに示すように、カーブ形状の認識レベルに応じて、制御内容を変更するようにしているから、カーブ通過中にカメラ13によりカーブ形状を把握することができなくなった場合であっても、その逸脱防止制御による制御量が急に変化することを回避することができる。また、このとき、逸脱防止制御による制御量だけでなく、制御方法も変更するようにしているから、カーブ形状の認識レベルに応じてより広い制御範囲内で段階的に制御内容を変更することができる。
また、上記実施の形態においては、自車位置検出装置30で道路形状情報を保持している場合について説明したが、これに限るものではなく、例えば、走行路側に配設されたインフラ設備からカーブ形状情報を送信するようにし、このカーブ形状情報を路車間通信手段により獲得し、このカーブ形状情報と、GPS衛星からの情報に基づき特定した自車両の現在位置とに基づいて、自車両前方のカーブ形状を把握するようにした場合であっても適用することができる。
なお、上記実施の形態においては、図2のステップS3で、カメラコントローラ14からの情報及び自車位置検出装置30からの道路形状情報のそれぞれに基づき、自車両前方のカーブ形状を検出する処理がカーブ形状検出手段に対応し、カメラコントローラ14で走行車線幅L及び自車両の走行車線中央からの横変位Xを算出する処理と、ヨーレートセンサ16とが走行状況検出手段に対応し、ステップS3で、カメラコントローラ14からの情報に基づき検出したカーブ形状及びカメラコントローラ14で検出した走行車線幅L及び自車両の走行車線中央からの横変位Xとから検出される逸脱度合及び、自車位置検出装置30からの道路形状情報に基づき検出したカーブ形状及びヨーレートセンサ16で検出したヨーレートγとから検出される逸脱度合を検出する処理及びステップS5からステップS8の処理が逸脱防止制御手段に対応し、ステップS4の処理がカーブ精度検出手段に対応している。
6FL〜6RR ホイールシリンダ
7 制動流体圧制御回路
8 コントローラ
9 エンジン
12 駆動トルクコントロールユニット
13 カメラ
14 カメラコントローラ
15 加速度センサ
16 ヨーレートセンサ
17 マスタシリンダ圧センサ
18 アクセル開度センサ
19 操舵角センサ
20 方向指示スイッチ
22FL〜22RR 車輪速度センサ
23 警報装置
27 操舵調整装置
28 アクセルペダル
29 アクセルペダル反力制御装置
30 自車位置検出装置
Claims (14)
- 自車両前方のカーブ形状を検出し、当該カーブ形状と自車両の走行状況とに基づいて自車両の走行車線からの逸脱を防止する逸脱防止制御を行うようにした車線逸脱防止制御装置であって、
前記カーブ形状の検出精度を検出し、当該検出精度に応じて前記逸脱防止制御の制御内容を変更するようになっていることを特徴とする車線逸脱防止制御装置。 - 自車両前方のカーブ形状を検出するカーブ形状検出手段と、
自車両の走行状況を検出する走行状況検出手段と、
前記カーブ形状検出手段及び前方走行状況検出手段の検出情報に基づいて自車両の走行車線からの逸脱を防止するための逸脱防止制御を行う逸脱防止制御手段と、
前記カーブ形状検出手段により検出したカーブ形状の検出精度を検出するカーブ精度検出手段と、を備え、
前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で検出したカーブ形状に基づいて前記逸脱防止制御の制御内容を変更するようになっていることを特徴とする車線逸脱防止制御装置。 - 前記カーブ形状検出手段は、自車両前方道路を撮像する撮像手段を有し、当該撮像手段で撮像した自車両前方の撮像情報に基づいてカーブ形状を検出する第1のカーブ形状検出手段と、
自車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と道路形状情報とを有し、前記現在位置検出手段で検出した自車両位置に基づき自車両周辺の道路形状情報からカーブ形状を検出する第2のカーブ形状検出手段と、
前記撮像手段で撮像した撮像情報に基づいて前記現在位置検出手段で検出した自車両位置を補正し、補正後の自車両位置に基づき自車両周辺の前記道路形状情報からカーブ形状を検出する第3のカーブ形状検出手段と、を備え、
前記カーブ精度検出手段は、前記第1のカーブ形状検出手段、前記第2のカーブ形状検出手段及び前記第3のカーブ形状検出手段のそれぞれにおけるカーブ形状の検出状況に基づいて前記カーブ検出精度を検出するようになっていることを特徴とする請求項2記載の車線逸脱防止制御装置。 - 自車両の車体速度を検出する速度検出手段を備え、
前記第2及び第3のカーブ形状検出手段は、前記速度検出手段で検出した車体速度に基づいて、前記道路形状情報で特定される自車両前方の道路形状を、その道路曲率の変化量がしきい値以下となる道路形状に補正し、補正後の道路形状に基づいて自車両前方のカーブ形状を検出するようになっていることを特徴とする請求項3記載の車線逸脱防止制御装置。 - 前記逸脱防止制御手段は、ヨーモーメントを制御することにより逸脱を防止するヨーモーメント制御手段と、制駆動力を制御することにより逸脱を防止する制駆動力制御手段と、を備え、
前記カーブ精度検出手段での前記カーブ形状の検出精度に応じて、前記ヨーモーメント制御手段による制御度合及び制駆動力制御手段による制御度合を変更するようになっていることを特徴とする請求項2から請求項4の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。 - 前記ヨーモーメント制御手段は、異なる複数の制御方法によりヨーモーメント方向の制御を可能に構成され、前記制駆動力制御手段は、異なる複数の制御方法により制駆動力の制御を可能に構成され、
前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ形状の検出精度に応じて、前記ヨーモーメント制御手段及び制駆動力制御手段の制御方法とその制御方法による制御量とを変更するようになっていることを特徴とする請求項5記載の車線逸脱防止制御装置。 - 前記ヨーモーメント制御手段及び制駆動力制御手段は、車両挙動に直接反映される制御及びドライバの操作反力の制御の範囲で制御方法を変更するようになっていることを特徴とする請求項6記載の車線逸脱防止制御装置。
- 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で、前記第1のカーブ形状検出手段によりカーブ形状が検出された状態であると判定されるときには、車両に逸脱回避方向にヨーモーメントを作用させるヨーモーメント発生制御及び車両に減速度を発生させる減速制御を行うようになっていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の車線逸脱防止制御装置。
- 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で、前記第3のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された状態であると判定されるときには、逸脱を増進するヨーモーメント方向の操作に対して操作反力を作用させる操作反力制御及び車両に減速度を発生させる減速制御を行うようになっていることを特徴とする請求項3、請求項4及び請求項8の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。
- 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で、前記第2のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された状態であると判定されるときには、逸脱を増進するヨーモーメント方向の操作に対して操作反力を作用させる操作反力制御及び車両に加速度を発生させる操作に対する操作反力を作用させる加速反力制御を行うようになっていることを特徴とする請求項3、請求項4、請求項8及び請求項9の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。
- 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で、前記第2のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された状態であると判定されるときには、逸脱を増進するヨーモーメント方向の操作に対して操作反力を作用させる操作反力制御及び車両に減速度を発生させる減速制御を行い、
前記操作反力制御による制御量は、前記第3のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された場合に比較して、ヨーモーメント方向の制御量が小さいことを特徴とする請求項3、請求項4、請求項8及び請求項9の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。 - 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で、前記第2のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された状態であると判定されるときには、逸脱を増進するヨーモーメント方向の操作に対して操作反力を作用させる操作反力制御及び車両に加速度を発生させる操作に対して操作反力を作用させる加速反力制御を行い、
前記操作反力制御による制御量は、前記第3のカーブ形状検出手段のみによりカーブ形状が検出された場合に比較して、ヨーモーメント方向の制御量が小さいことを特徴とする請求項3、請求項4、請求項8及び請求項9の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。 - 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で検出されるカーブ形状の検出精度が低下したときには、検出精度が低下する前の制御方法による制御量が大きいときほど検出精度が低下した後の制御方法の制御に切り替えるタイミングを遅くするようになっていることを特徴とする請求項6から請求項12の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。
- 前記逸脱防止制御手段は、前記カーブ精度検出手段で検出されるカーブ形状の検出精度が低下したときには、検出精度が低下する前の制御方法による制御量に応じて、検出精度が低下した後の制御方法による制御量を増量方向に補正するようになっていることを特徴とする請求項6から請求項13の何れか1項に記載の車線逸脱防止制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004370093A JP4466360B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | 車線逸脱防止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004370093A JP4466360B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | 車線逸脱防止制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006178675A true JP2006178675A (ja) | 2006-07-06 |
JP4466360B2 JP4466360B2 (ja) | 2010-05-26 |
Family
ID=36732742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004370093A Active JP4466360B2 (ja) | 2004-12-21 | 2004-12-21 | 車線逸脱防止制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4466360B2 (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008175786A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Zhencheng Hu | 移動体位置検出方法および移動体位置検出装置 |
JP2009043227A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車線内走行支援装置、自動車および車線内走行支援方法 |
WO2011040119A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両制御装置 |
JP2012128714A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Clarion Co Ltd | 車両用周囲状況監視装置 |
US8423246B2 (en) | 2007-07-19 | 2013-04-16 | Nissan Motor Co., Ltd. | In-lane running support system, automobile and in-lane running support method |
JP2013233930A (ja) * | 2013-07-16 | 2013-11-21 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP2015063201A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 日産自動車株式会社 | 車両用走行制御装置 |
JP2015214225A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 日産自動車株式会社 | 駐車支援装置及び駐車支援方法 |
JP2016147541A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 本田技研工業株式会社 | 走行支援システム及び走行支援方法 |
JP6055528B1 (ja) * | 2015-09-25 | 2016-12-27 | 富士重工業株式会社 | 車両の操舵制御装置 |
JP2017045356A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社デンソー | 車両制御装置及び走路推定方法 |
JP2017111810A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 本田技研工業株式会社 | レーン検出及び妥当性確認のための方法及びシステム |
JP2018140646A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-13 | 日本精機株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
JP2019038289A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 株式会社Subaru | 車両の運転支援装置 |
JP2019059319A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 株式会社Subaru | 車両の走行制御装置 |
JP2019166881A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両運動制御装置、車両運動制御方法、及び車両運動制御システム |
JP2020168903A (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-15 | 三菱電機株式会社 | 座標データ補正装置およびこれを用いた移動体追従装置並びに移動体追従方法 |
CN112046478A (zh) * | 2019-06-06 | 2020-12-08 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置及其动作方法、车辆以及存储介质 |
JP2021085666A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 株式会社スマートドライブ | 情報処理装置及びプログラム |
-
2004
- 2004-12-21 JP JP2004370093A patent/JP4466360B2/ja active Active
Cited By (31)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008175786A (ja) * | 2007-01-22 | 2008-07-31 | Zhencheng Hu | 移動体位置検出方法および移動体位置検出装置 |
JP2009043227A (ja) * | 2007-07-19 | 2009-02-26 | Nissan Motor Co Ltd | 車線内走行支援装置、自動車および車線内走行支援方法 |
US8423246B2 (en) | 2007-07-19 | 2013-04-16 | Nissan Motor Co., Ltd. | In-lane running support system, automobile and in-lane running support method |
DE112010003874T5 (de) | 2009-09-30 | 2012-07-19 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Fahrzeugsteuerung |
CN102481931A (zh) * | 2009-09-30 | 2012-05-30 | 日立汽车系统株式会社 | 车辆控制装置 |
JP2011073529A (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-14 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 車両制御装置 |
WO2011040119A1 (ja) * | 2009-09-30 | 2011-04-07 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両制御装置 |
US8630793B2 (en) | 2009-09-30 | 2014-01-14 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Vehicle controller |
JP2012128714A (ja) * | 2010-12-16 | 2012-07-05 | Clarion Co Ltd | 車両用周囲状況監視装置 |
JP2013233930A (ja) * | 2013-07-16 | 2013-11-21 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
JP2015063201A (ja) * | 2013-09-25 | 2015-04-09 | 日産自動車株式会社 | 車両用走行制御装置 |
JP2015214225A (ja) * | 2014-05-09 | 2015-12-03 | 日産自動車株式会社 | 駐車支援装置及び駐車支援方法 |
JP2016147541A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 本田技研工業株式会社 | 走行支援システム及び走行支援方法 |
US10099689B2 (en) | 2015-02-10 | 2018-10-16 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle travel support system and vehicle travel support method |
JP2017045356A (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-02 | 株式会社デンソー | 車両制御装置及び走路推定方法 |
US9862410B2 (en) | 2015-09-25 | 2018-01-09 | Subaru Corporation | Vehicle steering control apparatus |
JP2017061264A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 富士重工業株式会社 | 車両の操舵制御装置 |
JP6055528B1 (ja) * | 2015-09-25 | 2016-12-27 | 富士重工業株式会社 | 車両の操舵制御装置 |
CN107010061B (zh) * | 2015-12-14 | 2021-07-09 | 本田技研工业株式会社 | 用于车道检测和验证的方法和系统 |
JP2017111810A (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | 本田技研工業株式会社 | レーン検出及び妥当性確認のための方法及びシステム |
CN107010061A (zh) * | 2015-12-14 | 2017-08-04 | 本田技研工业株式会社 | 用于车道检测和验证的方法和系统 |
JP2018140646A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-13 | 日本精機株式会社 | ヘッドアップディスプレイ装置 |
JP2019038289A (ja) * | 2017-08-22 | 2019-03-14 | 株式会社Subaru | 車両の運転支援装置 |
JP2019059319A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 株式会社Subaru | 車両の走行制御装置 |
JP2019166881A (ja) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車両運動制御装置、車両運動制御方法、及び車両運動制御システム |
JP7011961B2 (ja) | 2018-03-22 | 2022-02-10 | 日立Astemo株式会社 | 車両運動制御装置、車両運動制御方法、及び車両運動制御システム |
JP2020168903A (ja) * | 2019-04-02 | 2020-10-15 | 三菱電機株式会社 | 座標データ補正装置およびこれを用いた移動体追従装置並びに移動体追従方法 |
CN112046478A (zh) * | 2019-06-06 | 2020-12-08 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置及其动作方法、车辆以及存储介质 |
US11260884B2 (en) * | 2019-06-06 | 2022-03-01 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle control apparatus, vehicle, operation method of vehicle control apparatus, and non-transitory computer-readable storage medium |
CN112046478B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-04-26 | 本田技研工业株式会社 | 车辆控制装置及其动作方法、车辆以及存储介质 |
JP2021085666A (ja) * | 2019-11-25 | 2021-06-03 | 株式会社スマートドライブ | 情報処理装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4466360B2 (ja) | 2010-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4466360B2 (ja) | 車線逸脱防止制御装置 | |
JP4005483B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP5177076B2 (ja) | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 | |
JP4534754B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4742818B2 (ja) | 車両用減速制御装置 | |
JP5407952B2 (ja) | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 | |
EP1561629A2 (en) | Lane deviation avoidance system | |
JP2004178159A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2004178442A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2010030399A (ja) | 車両運転支援装置及び車両運転支援方法 | |
JP5510172B2 (ja) | 車両制御装置 | |
JP3864892B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4124050B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4517854B2 (ja) | 車線逸脱防止装置及び車線逸脱防止方法 | |
JP5309764B2 (ja) | 側方障害物回避装置及び側方障害物回避方法 | |
JP4396514B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4911131B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP2006175979A (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP3945488B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4501967B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP3979393B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4020085B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP4052292B2 (ja) | 減速制御装置 | |
JP4492321B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 | |
JP3945489B2 (ja) | 車線逸脱防止装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091015 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100202 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4466360 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130305 Year of fee payment: 3 |