JP2006175001A - 遊技機管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機の改造を行うことなく、また遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機を監視して、管理者が各遊技機の設定値の確認等を行うことができる遊技機管理システムを提供することを課題とする。
【解決手段】 遊技機100の当たり確率を決定する設定値に関する設定値関連信号を検出可能な信号検出部30,40,50を備えた遊技機管理システムであって、前記信号検出部30,40,50が、前記遊技機100に対して電気的に接続されることなく、前記設定値関連信号を検出可能であることを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、遊技機を管理する遊技機管理システムに関するものである。より具体的には、遊技機に対する不正行為等を監視したり、不正行為等に対して警報を発したりすることによって遊技機を管理する、遊技機管理システムに関するものである。
パチスロと呼ばれる回胴式遊技機(以下、単に「遊技機」ともいう。)は、遊技における当たり確率が設定できるように構成されている。その当たり確率は、通常、設定値1から6までの範囲から選択可能である。この当たり確率は、遊技機の機種ごとに異なっているが、一般に、設定値1が最も当たり確率が低く、続いて設定値2、設定値3、設定値4、設定値5の順で当たり確率は段階的に高くなり、設定値6が最も当たり確率が高くなっている。
遊技機を多数設置した遊技場の経営者は、上述した当たり確率に関する設定値(以下、単に「設定値」ともいう。)をそれぞれの遊技機ごとに決定し、遊技場の利益と集客のバランスを保っている。
例えば、設定値を低く設定すると(「1」等に設定すると)当たりにくくなり、客に対する景品の払い出しが減るから遊技場の利益は増えるが、当たりにくいため、客足は遠のく。逆に、設定値を高く設定すると(「6」等に設定すると)当たりやすくなり、客に対する景品の払い出しが増えるから客は増えるが、遊技場の利益は減り経営は圧迫される。したがって、経営者は、遊技場内に設定されたそれぞれの遊技機の当たり確率をバランスよく適切に設定することによって、遊技場における利益を確保している。
遊技場内の各遊技機の設定値の確認または変更操作を行うのは、その遊技場の経営者または経営者の指示を受けた係員(以下、遊技機における設定値の設定・変更等を行う権限を有する者を「管理者」という。)に限定される。通常、管理者は、遊技場の営業時間外に、各遊技機における設定値の確認または変更操作を行うものであって、営業時間中に設定値の確認または変更操作を行うことはない(現行法では認められていない)。また、各遊技機の設定値は、遊技場の営業上の機密であり、公平を期すために遊技者(客)に知られてはならない。
現在多くの遊技場に設けられている遊技機における設定値の確認または変更操作は、遊技機のドア鍵を開け、次に設定鍵スイッチや電源スイッチ等を決められた手順で操作することによって行われる。
遊技機の設定値は、遊技機内部に設けられた設定値表示器(遊技者からは見えない位置に設けられた表示器)に、設定値の確認または変更操作時のみ表示され、通常の遊技中は表示されないのが一般的である。遊技機の機種によっては、通常の遊技中に獲得メダル枚数等が表示される表示器(遊技者から見える位置に設けられた表示器)を、設定値の確認または変更操作時における設定値表示器として兼用しているものもあるが、そのような構成であっても、設定値は、設定値の確認または変更操作時のみしか表示されない。
遊技機における設定値の確認手順の一例について説明すると、まず、遊技機のドア鍵を開け、遊技機内部の所定箇所に設定鍵を差し込んで回し、設定鍵スイッチをオンにすることによって、その遊技機の現在の設定値を設定値表示器に表示させることができる。設定値を確認した後は、設定鍵スイッチを回してオフにして、設定鍵を抜いて、ドアを閉じる。
遊技機における設定値の変更手順の一例について説明すると、まず、遊技機のドア鍵を開け、遊技機の電源スイッチをオフにし、遊技機内部の所定箇所に設定鍵を差し込んで回し、設定鍵スイッチをオンにする。続いて、遊技機の電源スイッチをオンにすると、設定値表示器に現在の設定値が表示されると共に、設定値の設定変更が可能な状態となる。遊技機の設定値の変更は、設定値変更ボタンを押すことによって行い、この設定値変更ボタンを一回押すたびに、設定値は一つずつ増加する。例えば、現在の設定値が「1」であった場合、設定値変更ボタンを押すたびに、設定値は、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」と、一つずつ増加する。なお、設定値が「6」の場合に設定値変更ボタンが押されると、設定値は「1」に戻り、「1」から「6」の設定値が繰り返されることとなる。したがって、管理者は、設定値変更ボタンを適宜回数押すことによって、遊技機の設定値を所定の値(経営者等から指示された値)に定めることができる。遊技機の設定値を確定し、記憶させるには、例えば、遊技機に設けられている回胴回転始動レバーを1回押す操作を行う。そして、設定値の変更を確定し記憶させた後には、設定鍵スイッチを回しオフにして、設定鍵を抜いて、ドアを閉じる。
遊技機の設定値は、遊技機に内蔵された記憶装置に記憶されており、この記憶装置は、二次電池または大容量のコンデンサによりバックアップされているため、遊技機の電源をオフにしても、設定値は保持される。
設定値の確認または変更操作を行うのは、営業時間外に限られている。また、営業時間中にこれらの操作を行う事は認められていないし、営業時間中は、遊技者がいるため、明らかな不正行為があった等の正当な理由がある場合を除き、基本的に、遊技機を止めて設定値を確認することはできない。
営業時間外に設定値を確認する場合は、それぞれの遊技機の設定値を記録したリストを参照して、管理者が、決められた手順で一台ずつ遊技機を操作して照合しなければならず、この作業には、時間と手間を要する。したがって、遊技場内の全ての遊技機に対して頻繁に設定値の確認を行う事は困難であり、設定値が変更されても即時に確認する手段がなく、現実的には設定値の管理が手薄になる場合もある。
ところで、近年、悪意を持った遊技者が、いわゆる「ゴト行為」により不正に利益を得る行為があとを絶たない。
ゴト行為には色々な種類が存在するが、遊技機の設定値に関するゴト行為は、遊技機内部に特殊な部品を装着する等の改造を施して不正な設定値の確認または変更操作を可能にしたり、電波発信機によって強力な電波を発射して遊技機を誤作動させ設定値を不正に変更したり、針金類を遊技機のメダル払い出し口やスピーカ部分等の穴から挿入し遊技機内のスイッチを操作、あるいは遊技機の回路基板まで到達させて回路を短絡し、設定値を不正に変更したりする行為等がある。
このようなゴト行為により遊技機の設定値が不正に変更されるのは、ごく短時間の出来事であって、最近では、目立たないようなゴト器具(ゴト行為を行うための器具)が工夫されているため、ゴト行為を発見しにくい。現状では、遊技場の監視の目が行き届かず、設定値が変更されても即時に知る方法がないため、ゴト行為への適切な対応を行うことが難しい。
さらに、ゴト行為により不正に設定値を変更して遊技した後に、元の設定値に戻して帰る例があり、営業時間後に遊技場の管理者が設定値を確認しても、元の設定値であるから、変更されたかどうかがわからない場合もある。つまり、遊技場が設定した設定値と、実際の遊技機(遊技者が遊技しているときの、すなわち営業時間中の遊技機)の設定値とが、常に一致しているとは限らないという問題があった。
あるいは、鍵を一切使用せずに遊技機の設定値を変更したり改造したりする例もある。例えば、深夜に遊技場に侵入して遊技機をこじ開けたり、遊技場の壁に沿って設置されている遊技機に対し、外壁から遊技機の背面まで穴を貫通させたりして、遊技機に細工を施すというゴト行為も報告されている。
また、設定値の変更操作には、誤操作や管理者(経営者を除く)の不正が入り込む余地もあった。つまり、遊技場の経営者が指示した設定値通りに、管理者(経営者を除く)が変更操作を行ったか否かを、それぞれの遊技機に対して経営者が確認するのは時間と手間とを要するため、経営者がその確認作業を行うことは非常に困難である。
さらに、現状、誰が設定値の確認または変更操作を行ったのかを確認する手段が存在しないため、不正行為等が発見された場合でも、責任の所在を明確にすることができないという問題があった。遊技場内に設けられた遊技機のドア鍵や設定鍵は、一部の係員(管理者)しか使用が許されないように管理されているが、ほとんどの場合、これらの鍵は同じ機種の遊技機同士では共通である。これは、遊技機ごとに異なる鍵を使用すれば、係員が多くの鍵を持ち歩かなければならず、煩雑となるからである。遊技機のエラーやメダル詰まり等の障害発生時に素早く対応するためにも、鍵の種類は少なくせざるを得ない。つまり、同じ機種が複数台あったとしても、一つの鍵があれば、同じ機種の遊技機全てに対して不正を行うことも可能となる。また、遊技機のドア鍵や設定鍵は、中古遊技機等の合い鍵が出回っているため、一般に入手は容易である。したがって、悪意を持った遊技者が比較的容易に不正を行うことも可能となる。
上述したような現状において、遊技機の設定値を管理する手段(遊技機設定値異常警報装置、遊技機管理システム)として、例えば、新規に開発製造される遊技機に対して、最初からその機能(設定を管理する機能等)を組み込むものが知られている(特許文献1、特許文献2参照。)。また、例えば、スロットゲーム機への不正行為報知装置として、遊技機の設定変更時に電源が切断されるのを検出して警報を出力するものも知られている(特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献1および特許文献2にて開示された技術は、新規に開発製造される遊技機に最初からその機能を組み込むものであるから、現在、被害が発生している既存の遊技機には適用できない。これは、現行法(「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」やその運用規則等)において、付加装置と遊技機との電気的な接続が規制されているからである。
また、特許文献3は、単に、遊技機の設定変更時に電源が切断されるのを検出して警報を出力する技術であって、設定値を読み取る機能は含まれていないため、遊技機の設定値の管理を行うことはできない。
現在の遊技機(回胴式遊技機)は、設定値を表示する設定値表示器を有しているが、この設定値表示器は、あくまでも人間が目視する物である。電子機器によって設定値を監視するためには、設定値を電気信号として外部に出力する端子が必要になるが、現在の遊技機には規制上備えられていない。また、遊技機から外部に出力する信号も規制されており、決められた信号以外は出力することが許されず、設定値(当たり確率に関する設定値)はその信号に含まれない。さらに、入力に関しても同様に、規制上決められた入力信号以外は入力してはならないから、外部から設定鍵スイッチや設定値変更ボタン等に信号を送り込み操作することは許されない。
特開2003−245402号公報 特開2003−250969号公報 特開2003−154052号公報
そこで、本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであって、遊技機の改造を行うことなく、また遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機を監視して(不正行為等を監視して)、管理者が各遊技機の設定値(当たり確率に関する設定値)を容易に確認することができるような構成として、遊技機の管理を行う遊技機管理システムを提供することを課題とする。また、不正な設定値変更があった場合には警報を発する遊技機管理システムを提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、遊技機の当たり確率を決定する設定値に関する設定値関連信号を検出可能な信号検出部を備えた遊技機管理システムであって、前記信号検出部が、前記遊技機に対して電気的に接続されることなく、前記設定値関連信号を検出可能であることを特徴としている。
このような構成によれば、遊技機の改造を行うことなく、また遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機を監視して、管理者が各遊技機の設定値(当たり確率に関する設定値)の変動等を容易に確認することができる。
また、本発明にかかる遊技機管理システムは、前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記表示器近傍に設けられた受光センサを用いて構成されていることが好ましい。
この好ましい構成によれば、比較的容易に、遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機の設定値を監視することができる。
また、本発明にかかる遊技機管理システムは、前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記表示器に対向して設けられた光ファイバと、前記光ファイバに接続された受光センサとを用いて構成されていることが好ましい。
この好ましい構成によっても、比較的容易に、遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機の設定値を監視することができる。
さらに、本発明にかかる遊技機管理システムは、前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた電源引込線からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記電源引込線に装着された電流センサを用いて構成されていることが好ましい。
また、本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、遊技機の当たり確率を決定する設定値に関する設定値関連信号を検出可能な複数の信号検出部を備えた遊技機管理システムであって、前記信号検出部のそれぞれが、前記遊技機に対して電気的に接続されることなく、前記設定値関連信号を検出可能であり、前記信号検出部として、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた第一表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記第一表示器に対向して設けられた光ファイバと、前記光ファイバに接続された第一受光センサとを用いて構成された第一信号検出部と、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた第二表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記第二表示器近傍に設けられた第二受光センサを用いて構成された第二信号検出部と、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた電源引込線からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記電源引込線に装着された電流センサを用いて構成された第三信号検出部とを備えており、前記第一信号検出部、前記第二信号検出部、および前記第三信号検出部にて得られる設定値関連信号に基づいて、前記設定値を確認し、あるいは前記設定値の変化を検出することを特徴としている。
このような構成によれば、遊技機の改造を行うことなく、また遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機を監視して、管理者が各遊技機の設定値(当たり確率に関する設定値)を容易に確認することが可能な、遊技機管理システムを得ることができる。
さらに、本発明にかかる遊技機管理システムにおいては、前記信号検出部にて得られた前記設定値関連信号に基づいて、警報を発する(警報出力される)構成とすることが好ましい。
この好ましい構成によれば、不正な設定値変更があった場合には警報を発する遊技機管理システムを得ることができる。
また、複数の遊技機を備えた遊技場における、本発明にかかる遊技機管理システムは、
遊技機の当たり確率を決定する設定値の確認または変更時に操作するスイッチ等の操作状態信号と、遊技機の電源の通電状態信号と、遊技機の表示器の表示状態信号とを取得する信号検出部と、前記信号検出部からの信号をデジタル信号に変換して出力する入力変換装置を各遊技機に設置して、前記デジタル信号を入力し一定台数の前記入力変換装置ごとに信号をまとめる情報端末装置と、前記情報端末装置から情報を収集して記憶および表示する管理コンピュータと、前記情報端末装置と前記管理コンピュータを接続する通信線からなり、各遊技機を常時監視すると共に不正の検出をすることを特徴としている。
また、本発明にかかる遊技機管理システムは、設定値の変更操作が認められない条件下で設定値の変化を検出すると警報出力すべく構成されている。さらに、設定値の確認または変更操作が認められない条件下で設定値の確認または変更操作を検出しても警報出力すべく構成されている。
警報出力は、管理コンピュータの表示装置上の表示に限らず、各遊技機に警報用のランプを設置して、警報が生じた遊技機を示すため点灯したり、あるいは電話回線またはインターネット等の通信回線を通じて、遊技場の経営者の携帯電話等に警報メールを送信したりするような各種の通報手段を採用してもよい。
信号検出部は、遊技機に対して電気的に接続したり遊技機の性能に影響を与えるような改造をしたりせずに遊技機の信号を取得するように構成される。何らかの装置を、遊技機に対して電気的に接続する事は認められていないが、本発明の遊技機管理システムに備えた信号検出部は、遊技機に対して電気的に接続せず設置可能であるから、遊技機に対する規制を満たしている。
本発明の遊技機管理システムに備えた信号検出部は、上述したように、受光センサまたは電流センサ等を用いて構成されることが好ましいが、特にこれらのものに限定されず、例えば、磁気センサ等を用いて、遊技機からの信号(設定関連信号)を取得してもよい。本発明は、信号検出部として、このような受光センサ、電流センサ、あるいは磁気センサを用いるため、遊技機と電気的に接続せず、さらに遊技機を改造せずに設置することができる。
遊技機の内部には、動作確認や点検の目的で、各センサや各スイッチの信号のオン・オフ状態をモニタできるように、発光ダイオード(LED)による表示器が設けられていることが多い。例えば、設定鍵スイッチをオンにすると設定鍵スイッチの信号モニタLEDが点灯し、オフにすると消灯する。この信号モニタLEDの発光状態を、受光センサであるフォトトランジスタ等で受光すれば、遊技機に対して電気的な接続をせずに信号が取得できる。(上述した、第一信号検出部、第二信号検出部等に相当する。)
遊技機の機種によって、検出対象の信号の信号モニタLEDが存在しない場合は、検出対象の信号線に電流センサを装着して電気的な接続無しに信号を取得する。電流センサは、市販のクランプ式のものを使用すれば信号線を切断せずに装着できる。(上述した、第三信号検出部等に相当する。)
電流センサには交流用と直流用のものがある。交流電流センサは、フェライト等の磁性材料で形成されたドーナツ状のリングコアに巻線を施したものであり、リングコアに検出対象の信号線を貫通させてこれを一次巻線とし、さらにリングコアの巻線を二次巻線として成るトランスである。
例えば、遊技機の設定値変更ボタンの信号線を交流電流センサに貫通しておいて、設定値変更ボタンを操作したことによって信号線に流れる電流が変化すると、電磁誘導により交流電流センサの二次巻線に起電力が発生する。この結果、信号の変化が検出できる。
交流電流センサは、電磁誘導の原理を用いた物であるから、信号のオフからオンまたはオンからオフへの変化点が検出できるが、現状オンなのかオフなのか、静的な状態は検出できないという欠点がある。すなわち、押したことが検出できれば良い押しボタンの信号には適用できるが、設定鍵スイッチのように、オン・オフのどちらかの状態に固定されるスイッチの場合には、オンからオフへ、またはオフからオンへの操作が行われたことしか検出できず、さらに、オンからオフなのか、逆にオフからオンなのかの区別がつかないため、オンまたはオフのどちらに固定されているかは検出できない。そこで、設定鍵スイッチのオン・オフ状態を検出する場合、信号モニタLEDが存在せず受光センサが使用できない場合は直流電流センサを使用する。
直流電流センサは、フェライト等の磁性体で形成されたドーナツ状のリングコアの一部にギャップを設け、そこにホール素子が挿入されている。そしてリングコアに貫通させた検出対象の信号線に電流が流れて発生した磁界はリングコアで収束され、その磁束はギャップに挿入されたホール素子を貫通し、ホール効果によるホール電圧が発生するから、検出対象信号のオン・オフ状態が検出できる。
なお、電流センサは交流用、直流用にかかわらずリングコアが分割可能な構成のものが市販されているので、検出対象の信号線を切断してリングコアの穴に通す必要はなく、信号線を挟み込むだけで容易に装着可能で設置工事が簡単であって、取り外しも容易である。
設定値は数字表示器である7セグメントLEDに表示されるが、これを光学的に読み取るために、7セグメントLEDの表示面に受光センサを取り付けると人間が目視する際に障害物となるから、光ファイバを用いて7セグメントLEDの発光を導くようにすれば、受光センサに受光させて信号が取得でき、光ファイバは透明であるから7セグメントLEDの表示を人間が目視する際に支障がない。
取得したい信号により、遊技機内部のリレーまたは電磁石またはモーター等の電磁部品が駆動されている場合は、これら電磁部品から漏洩する磁気を検出する磁気センサを装着して信号を取得してもよい。
なお、本発明の遊技機管理システムは、当たり確率を決定する設定値が設定可能な遊技機に使用することができるが、特にパチスロ等の回胴式遊技機を対象とした時に有効に使用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、遊技機の改造を行うことなく、また遊技機に対して電気的な接続等を行うことなく、遊技場に設けられた各遊技機を監視して(不正行為等を監視して)、管理者が各遊技機の設定値(当たり確率に関する設定値)を容易に確認することができるような構成として、遊技機の管理を行う遊技機管理システムを得ることができる。また、不正な設定値変更があった場合には警報を発する遊技機管理システムを得ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。なお、以下においては、本発明に関係する構成について主に説明し、特に関係しない構成要素については、図示および説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかる遊技機管理システムのブロック図を示したものである。また、図2は、回胴式遊技機(以下、単に「遊技機」ともいう。)の概略正面図を示したものである。また、図3は、遊技機のドア部を開いた状態の概略正面図を示したものである。また、図4は、遊技機内部に設けられた電源ボックスの概略図を示したものである。また、図5は、本実施形態にかかる遊技機管理システムを成す管理コンピュータのブロック図を示したものである。また、図6は、本実施形態にて用いられる信号検出部とその周辺の構成要素のブロック図を示したものである。
図1に示すように、本実施形態にかかる遊技機管理システムは、遊技機100に対して、この遊技機100における異常信号(本発明の「設定値関連信号」に相当)を検出可能な信号検出部(第一信号検出部30、第二信号検出部40、第三信号検出部50)が設けられている。また、本実施形態にかかる遊技機管理システムにおいては、この信号検出部30,40,50からの検出信号が送られる入力変換装置60が設けられ、入力変換装置60の所定台数毎に情報端末装置70が設けられている。この入力変換装置60と情報端末装置70とは、送信信号線65を介して接続されている。さらに、遊技場内の遊技機等を管理する管理室内には、管理コンピュータ90が設置されており、この管理コンピュータ90は、通信線80を介して、複数の情報端末装置70と接続されている。また、この管理コンピュータ90は、例えば、図5に示すように、CPU90a、メモリ90b、CD−ROM装置90c、ハードディスク装置90d、フレキシブルディスク装置90e、および通信ポート90f等を有している。そして、この通信ポート90fが後述する通信線80を介して情報端末装置70に接続されている。
遊技機100に対する電源は、遊技機電源母線10から各遊技機100に供給されており、入力変換装置60と情報端末装置70とに対する電源は、遊技機電源母線10とは独立した監視用電源母線15から供給される。これは、入力変換装置60および情報端末装置70は、遊技機100の監視のため、常時通電状態にする必要があるからである。遊技機は、遊技機電源プラグ20を有する遊技機電源引込線21を介して、遊技機電源母線10から電力供給を受ける。
また、遊技機管理システムを構成する管理コンピュータ90には、キーボード91、マウス92、表示装置93、プリンタ94、およびスピーカ97等が接続されている(図1および図5参照)。さらに、この管理コンピュータ90には、モデム、ターミナルアダプタ、あるいはルータ等の外部通信手段95が接続されており、この外部通信手段95は、電話回線あるいはインターネット等の通信回線96に接続されている。
図2、図3、および図4は、上述した通り、遊技機(回胴式遊技機)の概略正面図、遊技機のドア部を開いた状態の概略正面図、および遊技機電源ボックス概略図を示したものである。
図2に示すように、遊技機100には、ドア部150、回胴回転始動レバー151、設定値表示器152(本発明の「表示器」に相当)、およびドア鍵153(ドア部150の開閉するための鍵穴)等が設けられている。
また、遊技機100の内部には、図3に示すように、ドア部150の裏面側に設定値変更ボタン154が設けられ、遊技機100本体側に、遊技機主基板111を有する遊技機主基板ボックス110、および遊技機電源ボックス120等が設けられている。遊技機主基板111には、設定鍵スイッチの信号モニタLED112(本発明の「表示器」に相当)が設けられている。
さらに、遊技機電源ボックス120には、図4に示すように、遊技機電源スイッチ121、遊技機電源通電中表示LED122、および設定鍵スイッチ123が設けられている。
本実施形態においては、上述した図面に示す通り、遊技機100の内部および外部に種々の構成要素が設けられており、遊技機100における設定値(当たり確率に関する設定値)の確認または変更操作は、ドア鍵153を開けてドア部150を開放状態とし、遊技機電源スイッチ121と設定鍵スイッチ123とを操作することによって行われる。設定値は、設定値表示器152に表示されるため、設定値の確認または変更操作は、この設定値表示器152を見ながら行われる。設定値の変更操作の確定は、設定値変更ボタン154を押して設定値を変更し、所定の設定値に変更した後に、回胴回転始動レバー151を押すことによって行われる。
本実施形態においては、以上の設定値の操作に関係するスイッチや表示器等の状態を監視あるいは確認するために、図6に示すように、設定値表示器152に対しては第一信号検出部30が設けられ、設定鍵スイッチ123のオン・オフ状態が表示される設定鍵スイッチの信号モニタLED112に対しては第二信号検出部40が設けられ、遊技機100の電源通電状態を検出するために遊技機電源引込線21に対して第三信号検出部50が設けられている。
以下、それぞれの信号検出部30,40,50について、図面を用いて具体的に説明する。
第一信号検出部30は、図7に示すように、光ファイバ31(31a,31b,31c,31d)と、外乱光遮光容器32と、受光センサ33(33a,33b,33c,33d)(本発明の「光ファイバに接続された受光センサ」、「第一受光センサ」に相当)とを用いて構成されている。
設定値表示器152は、通常、7セグメントLEDが使用されており、図8に示すように、7個のセグメント(第一セグメント152a,第二セグメント152b,第三セグメント152c,第四セグメント152d,第五セグメント152e,第六セグメント152f,第七セグメント152g)における各々の点灯・消灯の組み合わせ(本発明の「設定値関連信号」に相当)によって、設定値の数字を表示する。
ところで、表示された数字を光学的に読み取るために、各セグメントに対して直接に受光センサを取り付けると、人間が目視する際に障害物になる。そこで、本実施形態においては、光ファイバ31を用いて、設定値表示器152を構成する各セグメント(後述するあらかじめ定められた所定のセグメント)の発光(本発明の「設定値関連信号」に相当)を受光センサ33まで導くように構成している。光ファイバ31であれば、設定値表示器152の表示面上に配設しても、透明であるため、設定値表示器152の表示状態を人間が目視する際に支障はない。
具体的には、光ファイバ31の端面を設定値表示器152の各セグメントに対向させ、位置合わせをして、セグメントからの発光(本発明の「設定値関連信号」に相当)が光ファイバ31に確実に入射するように設置する。図9に、例として、設定値表示器152のセグメント152bからの発光(光線160)が光ファイバ31の端面31tに入射し、光ファイバ31内を光線161として屈折しながら伝わる様子を示している。
本実施形態においては、このようにして設定値表示器152のセグメントの発光(設定値関連信号)が受光センサ33に入射し、受光センサ33からの電気信号が出力信号線34を介して出力される(図7参照)。なお、光ファイバ31の位置合わせと固定が容易に行えるように、本実施形態においては、透明樹脂板に孔をあけて光ファイバ31の先端を固定するように構成してもよい。
また、本実施形態においては、図7に示すように、設定値表示器152の第二セグメント152b、第四セグメント152d、第五セグメント152e、および第六セグメント152fの発光状態を検知すべく、これらのセグメントを対向させて光ファイバ31を設けている。これは、図10に示すように、これらの四つのセグメントからの発光状態を検知すれば、表示値(全消灯、0〜6)を確実に判断することができるからである。
第二信号検出部40は、図11に示すように、受光センサホルダ41、受光センサ44(本発明の「表示器近傍に設けられた受光センサ」、「第二受光センサ」に相当)、および通光孔45等を用いて構成されている。そして、この第二信号検出部40は、後述するように、両面粘着テープ43を用いて所定箇所に取り付けられている。
受光センサホルダ41は、不必要な光線が入射しないように、遮光性の材料を用いて構成されており、この受光センサホルダ41には、特定の信号モニタLEDの発光(本発明の「設定値関連信号」に相当)のみを絞り込むための通光孔45が穿孔されている。受光センサ44は、受光センサホルダ41内において、この通光孔45からの光(本発明の「設定値関連信号」に相当)を受光し得る位置に埋め込まれている。
第二信号検出部40を構成する受光センサホルダ41は、図12に示すように、遊技機主基板ボックス110に両面粘着テープ43で貼り付けて固定される。遊技機主基板ボックス110は、遊技機に対する規制により透明な材料で作られているから、遊技機主基板111上の信号モニタLED112に対向する位置の遊技機主基板ボックス110の表面に受光センサホルダ41を設置することによって、信号モニタLED112の発光状態を検知することができる(受光することができる)。
本実施形態においては、図11および図12のような構成とすることによって、信号モニタLED112からの光線160が通光孔45を介して受光センサ44に入射し、受光センサ44からの電気信号が出力信号線42を介して出力される。すなわち、本実施形態においては、この光線160(本発明の「設定値関連信号」に相当)に基づく電気信号によって、設定鍵スイッチ123のオン・オフ状態を取得(検知)することができる。
さて、遊技機の設定値の確認または変更操作時には、遊技機電源スイッチ121の操作が伴うのが一般的である。したがって、設定値の監視等を行うためには、遊技機の電源通電状態を監視する必要がある。しかし、電源通電状態を監視するために、遊技機の電源通電中に発光する電源通電中表示LED122の発光状態を受光センサで検出するのは適切ではない。その理由は、遊技機の電源回路には大容量のコンデンサが内蔵されていることが多いため、遊技機電源スイッチ121のオン・オフ・オン操作が短時間に行われた場合や、瞬間的な停電に対してはコンデンサに蓄電された電荷が放電しきれないから、電源通電中表示LED122が消灯せず、電源オフ状態が検出できない場合があるからである。
そこで、本実施形態においては、図13に示すように、第三信号検出部50を成す電流センサを遊技機電源引込線21に装着して、遊技機100に流入する電流(本発明の「設定値関連信号」に相当)を監視すべく構成した。このような構成であれば、瞬間的な電源断であっても確実に検出することができる。
多くの回胴式遊技機は、24ボルトまたは100ボルトのいずれかの電圧の交流電源を使用しているから、交流用電流センサを使用して容易に検出回路を構成できる。図13は、一方の遊技機電源引込線21bに第三信号検出部50を装着した図であるが、遊技機の電源は交流なので、他方の遊技機電源引込線21aに第三信号検出部50を装着しても同じ結果が得られる。したがって、本実施形態においては、遊技機電源引込線21a,21bのいずれに第三信号検出部50を装着してもよい。遊技機100の電源が通電中であれば、第三信号検出部50には電圧が発生し、この電圧に基づく検出信号が第三信号検出部50から出力信号線51を介して出力されることとなる。
なお、遊技機電源引込線21が多芯ケーブルになっていて1本ずつ分離できない場合、そのままでは第三信号検出部50が装着できない。したがって、そのような場合には、図14に示すように、ラインスプリッター170を遊技機電源母線10と電源プラグ20との間に割り込ませて接続する。つまり、ラインスプリッター170を成す電源プラグ171を遊技機電源母線10に接続し、ラインスプリッター170を成す電源ソケット172を遊技機100の電源プラグ20に接続し、ラインスプリッターを成す配線173(配線173a,173bのいずれか)に第三信号検出部50を装着する。この構成も本発明の意図するところである。
第一信号検出部30、第二信号検出部40、および第三信号検出部50からの出力信号は、図6に示すように、各出力信号線34,42,51を介して入力変換装置60に入力される。入力変換装置60は、電圧比較部61(第一電圧比較部61a、第二電圧比較部61b)と、増幅部62とマイクロコンピュータ63と、送信部64とを用いて構成されている。
第一信号検出部30および第二信号検出部40からの信号はアナログ信号なので、このままマイクロコンピュータ63に入力できない。そこで電圧比較部61を設け、オンかオフかを判定するための基準電圧に対して上か下かを比較して、オン・オフのデジタル信号に変換する。なお、A/D変換器や電圧比較器を内蔵しているマイクロコンピュータも存在するので、これを使用して電圧比較部61の代替としてもよい。第三信号検出部50からの信号は電圧が微弱なアナログ信号であるから、増幅部62によって増幅しオン・オフのデジタル信号に変換してマイクロコンピュータ63に入力する。そして、マイクロコンピュータ63、送信部64、および送信信号線65を介して、それぞれの信号が情報端末装置70に送信される。
マイクロコンピュータ63に入力された各信号は、図15に示す動作内容のフローチャートに従って処理され、情報端末装置70へデジタル信号として送信される。以下、遊技場の通常営業時と、設定確認と、設定変更時のそれぞれの場合の入力変換装置60の動作について説明する。
遊技場の通常営業時は、営業開始で遊技機の電源がオンになるのを待つ(ステップS100)。遊技機電源がオンになると、「遊技機電源立上り」信号が情報端末装置70へ送信される(ステップS101)。次に、設定鍵のオン・オフ状態が判断され(ステップS102)、設定鍵がオフ状態であれば、ステップS200以降の処理が行われ、設定鍵がオン状態であれば、ステップS300以降の処理が行われる。
設定鍵がオフ状態であった場合、ステップS200においては、遊技機電源のオン・オフ状態が判断され、遊技機電源がオフ状態の場合には、ステップS204以降の処理が行われ、遊技機電源がオン状態の場合には、ステップS201以降の処理が行われる。
遊技機電源がオン状態であった場合、ステップS201においては、再度、設定鍵のオン・オフ状態が判断され、設定鍵がオフ状態であれば、再度ステップS200の処理が繰り返し行われ、設定鍵がオン状態であれば、ステップS202以降の処理が行われる。つまり、遊技機電源がオン状態であって設定鍵がオフ状態であれば、通常遊技の監視状態であり、遊技機電源がオフまたは設定鍵がオンにならない限り、ステップS200とステップS201の処理を繰り返して行うこととなる。
営業終了で遊技機の電源がオフになると、ステップS200でオフへ分岐し、ステップS204で「遊技機電源立下り」信号が情報端末装置70へ送信され、ステップS100へジャンプし、遊技機の電源がオンになるのを待つ。
通常遊技の監視状態(S200、S201)において設定鍵がオンになると、遊技機の設定値表示器152に設定値が表示され、設定確認状態となる。ここで「設定確認」を情報端末装置70へ送信し(S202)、設定鍵がオフになるのを待つ(S203)。設定鍵がオフになると、通常遊技の監視状態(S200、S201)へ移行する。
次に、遊技機の設定変更操作時の動作を説明する。遊技機を設定変更状態にするには、設定鍵をオン状態で遊技機の電源をオンにする。遊技機の電源がオン(S100)なので、「遊技機電源立上り」信号を情報端末装置70へ送信し(S101)、設定鍵がオン(S102)なので、設定変更状態となり(ステップS300)、ここで不揮発メモリから保存値が読み出される。不揮発メモリとは、EEPROMまたは、電池で記憶内容がバックアップされたRAMのことである。保存値とは、前回の設定変更操作時に確定した設定値であり、マイクロコンピュータ63が内蔵している不揮発メモリに保存していた値である。
ステップS301では、設定値表示器152に表示されている数字を受光入力し、これを受光値とする。第一信号検出部30の出力信号は、四つのセグメントの点灯・消灯の組み合わせ信号であるから、これを図10の表に従って数値に変換する。
なお、本実施形態においては、上述したように、四つのセグメントの点灯・消灯の組み合わせで設定値表示器152に表示されている数字を判断する場合について示したが、本発明はこの構成に限定されない。遊技機の設定値は、「1」から「6」の範囲の整数値に限定され、1ずつ増加し、6の次は1に戻るという条件であるから、全てのセグメントの点灯・消灯状態を検出する必要は無い。そこで、「1」と「3」を区別するためのプログラムが複雑になるものの、図10のうち第四セグメント152dを除いた3個のセグメントの点灯・消灯状態を検出することによって、設定値表示器152に表示されている数字を判断する方法もある。本実施形態においては、プログラムを簡単にするために4つのセグメントの点灯・消灯状態を検出するように構成している。
不揮発メモリに保存されている保存値は、遊技機100が記憶している設定値と一致するはずだが、それをステップS302で比較する。等しい場合は、保存値を現在値とする(ステップS305)。異なっていた場合は、遊技機の設定値が変更されたこととなるから「設定値エラー」信号を情報端末装置70へ送信し(ステップS303)、受光値(第一信号検出部30からの出力信号に基づく設定値)を現在値とする。
ステップS400で遊技機電源がオン、かつステップS401で設定完了条件が未成立(S401にて「NO」)である限り、設定値表示器152の受光値を入力し(ステップS402)、その受光値を現在値とする処理(ステップS403)が繰り返し行われる。すなわち、設定値表示器152の表示を連続して読み取る。ステップS401で設定完了条件が成立しない限り、遊技機の設定値は変更されない。設定完了条件とは、本実施形態にかかる遊技機の場合、回胴回転始動レバー151が押されると、設定値が確定した意味で設定値表示器152に「0」が表示されるから、受光値を読み取って0ならば設定完了と判断される。設定値が確定しても「0」が表示されない機種の場合、回胴回転始動レバー151の信号を取得するような構成として、設定変更操作中に回胴回転始動レバー151が押されるのを検出して設定完了と判断してもよい。
設定完了条件が成立しない状態で遊技機電源がオフになると、設定値は変更されず設定値確認だから、「設定確認」信号が情報端末装置70へ送信され(ステップS500)、続いて「遊技機電源立下り」信号が送信される(ステップS501)。
ステップS401で設定完了条件が成立すると、図16の設定完了処理(ステップS600)が行われることとなる。ここでは、設定完了条件の成立後、通常遊技状態に移行するための条件のチェックが行われる。その条件は、設定鍵がオフになることである。
設定完了処理(S600)においては、まず、不揮発メモリへの現在値の書き込み処理が行われる(ステップS601)。そして、遊技機電源のオン・オフ状態が判断される(ステップS602)。設定鍵がオン状態(ステップS603にて「オン」)のまま遊技機電源がオフ状態(S602にて「オフ」)になると、設定確認中であるとして「設定確認」信号が情報端末装置70へ送信され(ステップS700)、続いて「遊技機電源立下り」信号が送信されて(ステップS701)、図15に示したステップS100へジャンプする。
再び遊技機の電源がオンになると、本実施形態にかかる遊技機の場合は、設定完了条件が成立しない限り設定値表示器152に0が表示されたままだから、S401で設定完了条件が成立し設定完了処理(S600)に戻る。遊技機電源がオン状態(S602にて「オン」)で設定鍵がオフ状態(S603にて「オフ」)状態の場合には、「現在値」信号が情報端末装置70へ送信され(ステップS604)、図15に示したステップS200にジャンプする。
なお、上述した図15および図16のフローチャートは、本実施形態にかかる遊技機管理システムの説明のために、基本的な動作内容を示したにすぎない。したがって、実際には、異常時のエラー処理や、信頼性を高めるための種々の処理を含んでもよい。
情報端末装置70は、一台または複数台の入力変換装置60の出力信号を定期的に入力して記憶を更新すべく構成されている。本実施形態においては、図17に示すように、8台の入力変換装置60からの送信信号線(65a〜65h)を接続可能なように、情報端末装置70の入力部71が構成されている。端末番号設定手段74は、各々の情報端末装置に番号を割り付けるもので、管理コンピュータ90が情報端末装置に対してデータ送信要求時に情報端末装置を選択するために使用する。データ送信要求時には、管理コンピュータ90が情報端末装置を選択するための番号を送信してくるが、情報端末装置70は、その番号が自分宛かどうかを照合して、自分宛ならば応答送信し、記憶している情報を管理コンピュータ90に送信する。なお、情報端末装置番号の設定手段としてはディップスイッチのほか、EEPROM等の不揮発メモリに予め番号を記憶させておいて、それを参照するようにしてもよい。図17に示した情報端末装置70は、情報端末装置入力部71、マイクロコンピュータ72、通信部73、および端末番号設定手段74を用いて構成されており、通信部73には通信線80が接続されている。
情報端末装置70の動作内容を、図18に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップT100からステップT104は、各入力変換装置からのデータを受信し、それぞれのデータ受信メモリに受信したデータを記憶する処理である。本実施形態においては、この処理がCH(チャネル)1から8までについて行われる。
次に、ステップT200においては、受信したデータの中に警報が含まれているかどうかが判断され、含まれていれば(T200にて「有」であれば)、その警報が管理コンピュータ90へ送信される(ステップT201)。続けて、警報が発生した情報端末装置番号とCH番号も送信される(ステップT202)。それから、管理コンピュータ90からのデータ送信要求があったかどうかが判断され(ステップT300)、要求が無かったら(T300にて「無」であれば)、ステップT100へジャンプする。なお、データ送信要求とは、どの情報端末装置の、どの入力変換装置のデータを選択し送信するかの命令である。
管理コンピュータ90からのデータ送信要求があった場合(T300にて「有」)は、データ送信要求に含まれる情報端末装置番号が、自分の情報端末装置番号かどうかが照合され(ステップT301)、自分宛で無かったら(T301にて「NO」)ステップT100へジャンプする。自分宛ならば(T301にて「YES」)、送信要求CH番号を受信し(ステップT302)、このCH番号の情報が管理コンピュータ90へ送信される(ステップT303)。
遊技場内の各遊技機には、一台ずつ固有の管理番号が割り付けられており、遊技場は、この管理番号によって遊技機を管理している。したがって、管理コンピュータの表示や操作においても、同一の管理番号を用いる。図19は、遊技機の管理番号260と、情報端末装置番号261及びCH番号262と、機種名263との関連の一例を示す表である。遊技場は「縁起をかつぐ」という理由から、4と9の数字を避ける場合があり、この図19に示すように、「104」や「109」のように4や9を含む管理番号が欠番となることもある。こうして不連続になっている管理番号と、情報端末装置番号及びCH番号との関連情報を予め管理コンピュータ90に登録しておき、各情報端末装置とのアクセス時に変換を行う。本実施形態においては、一台の情報端末装置70に8台の入力変換装置60を接続するから、管理番号の100から108(104は欠番)に情報端末装置70の1番を接続している。
なお、図17に示した通信線80としては、RS−485またはLAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信手段が使用され、この通信線80を用いて各情報端末装置70が接続されている。
管理コンピュータ90は、例えば遊技場の管理室に設置されており、パスワード等の認証手段により、遊技場の経営者(管理者)以外は操作を制限すべく構成されている。入力装置としてキーボード91やマウス92、出力装置として表示装置93やスピーカ97、プリンタ94を備える(図1および5参照)。なお、タッチパネル付きディスプレイのようにキーボードやマウスと表示装置を兼ねた装置を使用してもよい。
本実施形態にかかる管理コンピュータ90には2つのモードがある。1つ目の「通常監視モード」は、警報と警報の履歴のみを表示し、遊技場の営業上の機密に関わる情報は表示することができない。2つ目の「管理者モード」は、管理者IDとパスワードを入力して認証されないと入ることができないモードであって、遊技場の営業上の機密に関わる情報である設定値等も表示することができる。
以下、図20のフローチャートに基づいて、管理コンピュータの動作内容を説明する。
管理コンピュータ90は、常に、情報端末装置70から警報が送信されてこないか待機しており(ステップK100)、警報受信時(K100にて「有」の時)は、後述する警報表示と警報音を発生する。一方、警報を受信しない時(K100にて「無」の時)は、監視時間になったか否かを判断して(ステップK101)、一定の監視時間ごとに(K101にて「YES」)、後述すべく全ての情報端末装置に対し通信を行って情報を取得及び蓄積して、画面表示する。以下、具体的に説明する。
警報受信時(K100にて「有」の時)は、警報が発生した情報端末装置番号とCH番号を受信し(ステップK111)、警報が発生した遊技機が特定される。設定値の確認または変更操作に対しては、それらの操作を許可する条件を設定しておき(ステップK200)、許可しない条件下(K200にて「NO」)で、設定値の確認または変更操作が発生した場合には、警報を出力(警報表示および警報音発生)するように構成されている(ステップK201)。警報出力時は、図21に示すように、表示装置93の表示画面に警報メッセージ270(「設定値変更!」)と警報が発生した遊技機の管理番号を表示させると共に、スピーカ97から警報音を発生させる(K201)。次いで、今回の警報を警報履歴に追加し(ステップK202)、警報履歴一覧の表示を更新する処理が行われる(ステップK203)。
なお、警報内容を参照するための端末を、遊技場内の接客カウンターに設置したり、遊技場内の係員が携帯している無線機に対し、音声等で警報内容を送信したりするように構成すれば、係員が警報内容を早く知ることができ、遊技場内において素早い対応が可能となる。
ステップK102からステップK110までは、各情報端末装置70からデータを取得する処理である。情報端末装置番号1番のCH番号1から8まで、情報端末装置番号2番のCH番号1から8まで、というように情報端末装置番号10番まで順次アクセスし、データを取得する処理が行われる。そして、受信データの集計処理(ステップK300)が行われた後、警報集計一覧の表示更新処理(ステップK301)が行われる。
図22は、警報集計一覧画面200である。遊技機の機種ごとに分類されており、機種選択用見出し210をマウスでクリックすることにより、機種を選択できる。管理番号欄211は遊技機の管理番号であり、電源警報回数欄212と断線警報回数欄213と設定鍵警報回数欄214はそれぞれの警報が発生した回数を示している。設定値欄215は、管理者モードのみ表示され、各遊技機の現在の設定値を示している。
図23は、警報履歴一覧画面250である。この警報履歴一覧画面250には、履歴番号欄251と警報発生時の日付欄252と、時刻欄253と、遊技機の管理番号欄254と、警報内容欄255とが設けられており、これらのデータが逐次追加される。なお、図22と図23の画面は、ウィンドウの形で、物理的に同一の表示画面上に表示するようにしてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に適合し得る範囲で必要に応じて種々の変更を加えて実施することも可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に含まれる。
上述した管理コンピュータ90には、図1および図5に示したように、外部通信手段95としてモデムやターミナルアダプタ、あるいはルータが接続されており、管理コンピュータ90はこれらの外部通信手段95を介して電話回線やインターネット等の通信回線96に接続されている。したがって、例えば、警報発生時に電子メールを発信して、警報が発生したことを経営者(管理者)に知らせるように構成してもよい。また、遊技場外から管理操作を行えるように構成してもよい。例えば、本部の経営者(管理者)が、チェーン店の各遊技場を遠隔管理する場合に有効である。遊技場のチェーン店の本部から通信回線を通じてのみ管理操作を行うように限定するのであれば、必ずしもキーボードやマウス等の入力装置または表示装置やプリンタ等の出力装置は必要ではない。
電話による管理操作は、まず、管理コンピュータ90が警報等の情報を音声または携帯電話のメールで送ってくるという利用法がある。そして、携帯電話または加入電話から管理コンピュータに接続し、電話機のプッシュボタンのDTMF音による操作等で、必要な情報を引き出すという利用法もある。なお、不特定の人間がアクセスできないようにパスワードで保護し、発信者側の電話番号を、電話事業者が提供する発信者番号通知サービスを利用して確認する等の認証手段も併用する。例えば、経営者(管理者)の電話番号を登録しておいて、その番号のみ着信を受け付け、それ以外は着信を拒否するように構成してもよい。
FAXによる管理操作は、管理コンピュータが警報を送ってくるほか、FAXに併設または内蔵の電話機のプッシュボタンのDTMF音による操作で、パスワードを入力して操作を行って情報を引き出すように構成してもよい。あるいは、定時刻に状態リストを遊技場の経営者(管理者)宛てに送信するように構成してもよい。
パソコンによる管理操作は、モデムやターミナルアダプタによるダイヤルアップ接続により管理コンピュータ90に直接接続し、操作や情報の参照を行う方法のほか、管理コンピュータをインターネット網に接続しWebサーバとして稼働させ、アクセス側のパソコンからWebブラウザにより操作や情報参照を行う方法がある。インターネット網を利用する場合は、情報の漏洩や不正アクセスを防止するために通信内容の暗号化等の対策が必須であり、不特定の人間がアクセスできないようにパスワード等で制限することが好ましい。
さらに、設定値の確認または変更操作を支援するための指示表示器を遊技機付近に設置して、あらかじめ遊技場の経営者(管理者)が各遊技機の設定指示値を管理コンピュータ90に入力しておいて、設定値の確認または変更操作をする係員に対して表示するように構成してもよい。指示表示器は遊技機ごとに設置され、係員はこれを参照して設定値の確認または変更操作を行うため、設定リストを必要としない。そして、本実施形態によれば、設定値の変更操作が指示通りに行われなかった場合は警告表示されるため、誤操作や不正行為を防止することができる。
情報端末装置70には予備の入力端子を備え、例えば、遊技機にドアスイッチを設けて接続し、遊技機のドア部の開閉状態を監視する目的に利用してもよい。さらに、予備の出力端子を備え、呼び出しランプや回転灯を制御して警報を出力したり、遊技機のドア部を電磁的に施錠するように構成したりしてもよい。あるいは、自動追尾式監視カメラシステムに警報信号を出力し、警報が発生した遊技機付近に監視カメラがズームするように構成して、ゴト行為の撮影を行うように構成してもよい。
また、上記実施形態においては、入力変換装置60と情報端末装置70とは独立した装置として説明したが、本発明はこの構成に限定されず、必要に応じて、例えば、同一の回路基板あるいは筐体におさめてもよい。本実施形態にて説明した機能と同様の機能を有すればよいので、入力変換装置60に情報端末装置70の機能を含めてもよい。
また、例えば、遊技場に既設のホール管理コンピュータを、本発明の管理コンピュータ90としての機能を有すべく構成してもよい。
さらに、上記実施形態においては、第一信号検出部30、第二信号検出部40、および第三信号検出部50を用いて、遊技機管理システムが構成される場合について説明したが、本発明はこの構成に限定されない。したがって、例えば、必要に応じて、第一信号検出部30、第二信号検出部40、および第三信号検出部50の少なくとも一つの信号検出部を用いて遊技機管理システムを構成してもよい。
本発明の実施形態にかかる遊技機管理システムのブロック図を示したものである。 本実施形態にかかる遊技機の概略正面図を示したものである。 本実施形態にかかる遊技機のドア部を開いた状態の概略正面図を示したものである。 本実施形態にかかる遊技機内部に設けられた電源ボックスの概略図を示したものである。 本実施形態にかかる遊技機管理システムを成す管理コンピュータのブロック図を示したものである。 本実施形態にかかる遊技機管理システムにて用いられる信号検出部とその周辺の構成要素のブロック図を示したものである。 本実施形態にかかる第一信号検出部の概略図を示したものである。 設定値表示器を構成する7セグメントLEDの各セグメントを説明するための概略図を示したものである。 本実施形態にかかる第一信号検出部の受光部分を説明するための概略図を示したものである。 設定値表示器を構成する7セグメントLEDの表示数字と4つのセグメントの点灯・消灯関係を示す図表である。 本実施形態にかかる第二信号検出部の概略図を示したものである。 本実施形態にかかる第二信号検出部を遊技機主基板ボックスに取り付けた状態の概略図を示したものである。 本実施形態にかかる第三信号検出部を遊技機電源引込線に装着した状態の概略図を示したものである。 本実施形態にかかる第三信号検出部をラインスプリッターに装着した状態の概略図を示したものである。 本実施形態にかかる入力変換装置の動作内容を示すフローチャートである。 図15のフローチャート中における設定完了処理を示すフローチャートである。 本実施形態にかかる情報端末装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態にかかる情報端末装置の動作内容を示すフローチャートである。 遊技機の管理番号と、情報端末装置番号及びCH番号と、遊技機機種名の関連の一例を示す図表である。 本実施形態にかかる管理コンピュータの動作内容を示すフローチャートである。 本実施形態にかかる管理コンピュータの表示画面例であり、警報表示を示す図である。 本実施形態にかかる管理コンピュータの表示画面例であり、警報集計一覧を示す図である。 本実施形態にかかる管理コンピュータの表示画面例であり、警報履歴一覧を示す図である。
符号の説明
10 遊技機電源母線
15 監視用電源母線
20 遊技機電源プラグ
21 遊技機電源引込線
30 第一信号検出部(7セグメントLED読取部)
31 光ファイバ
31t 光ファイバの端面
32 外乱光遮光容器
33 受光センサ
34 出力信号線(第一信号検出部30の出力信号線)
40 第二信号検出部(受光センサ部)
41 受光センサホルダ
42 出力信号線(第二信号検出部40の出力信号線)
43 両面粘着テープ
44 受光センサ
45 通光孔
50 第三信号検出部(電流センサ部)
51 出力信号線(第三信号検出部50の出力信号線)
60 入力変換装置
61 電圧比較部
62 増幅部
63 マイクロコンピュータ
64 送信部
65 送信信号線
65a CH1の入力変換装置からの入力
65b CH2の入力変換装置からの入力
65c CH3の入力変換装置からの入力
65d CH4の入力変換装置からの入力
65e CH5の入力変換装置からの入力
65f CH6の入力変換装置からの入力
65g CH7の入力変換装置からの入力
65h CH8の入力変換装置からの入力
70 情報端末装置
71 情報端末装置入力部
72 マイクロコンピュータ
73 通信部
74 端末番号設定手段
80 通信線
90 管理コンピュータ
90a CPU
90b メモリ
90c CD−ROM装置
90d ハードディスク装置
90e フレキシブルディスク装置
90f 通信ポート
91 キーボード
92 マウス
93 表示装置
94 プリンタ
95 外部通信手段
96 通信回線
97 スピーカ
100 遊技機
110 遊技機主基板ボックス
111 遊技機主基板
112 設定鍵スイッチの信号モニタLED
120 遊技機電源ボックス
121 遊技機電源スイッチ
122 遊技機電源通電中表示LED
123 設定鍵スイッチ
150 ドア部(遊技機ドア)
151 回胴回転始動レバー
152 設定値表示器
152a 第一セグメント(7セグメントLEDのセグメントa)
152b 第二セグメント(7セグメントLEDのセグメントb)
152c 第三セグメント(7セグメントLEDのセグメントc)
152d 第四セグメント(7セグメントLEDのセグメントd)
152e 第五セグメント(7セグメントLEDのセグメントe)
152f 第六セグメント(7セグメントLEDのセグメントf)
152g 第七セグメント(7セグメントLEDのセグメントg)
153 ドア鍵
154 設定値変更ボタン
160 光線
161 光ファイバ内を伝わる光線
170 ラインスプリッター
171 ラインスプリッターの電源プラグ
172 ラインスプリッターの電源ソケット
173 ラインスプリッターの配線
200 警報集計一覧画面
210 機種選択用見出し
211 管理番号欄
212 電源警報回数欄
213 断線警報回数欄
214 設定鍵警報回数欄
215 設定値欄
250 警報履歴一覧画面
251 履歴番号欄
252 日付欄
253 時刻欄
254 管理番号欄
255 警報内容欄
260 管理番号
261 情報端末装置番号
262 CH番号
263 遊技機機種名
270 警報発生時の画面例

Claims (6)

  1. 遊技機の当たり確率を決定する設定値に関する設定値関連信号を検出可能な信号検出部を備えた遊技機管理システムであって、
    前記信号検出部が、前記遊技機に対して電気的に接続されることなく、前記設定値関連信号を検出可能である
    ことを特徴とする遊技機管理システム。
  2. 前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、
    前記表示器近傍に設けられた受光センサを用いて構成されている
    請求項1に記載の遊技機管理システム。
  3. 前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、
    前記表示器に対向して設けられた光ファイバと、前記光ファイバに接続された受光センサとを用いて構成されている
    請求項1に記載の遊技機管理システム。
  4. 前記信号検出部が、前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた電源引込線からの前記設定値関連信号を検出可能であって、
    前記電源引込線に装着された電流センサを用いて構成されている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の遊技機管理システム。
  5. 遊技機の当たり確率を決定する設定値に関する設定値関連信号を検出可能な複数の信号検出部を備えた遊技機管理システムであって、
    前記信号検出部のそれぞれが、前記遊技機に対して電気的に接続されることなく、前記設定値関連信号を検出可能であり、
    前記信号検出部として、
    前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた第一表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記第一表示器に対向して設けられた光ファイバと、前記光ファイバに接続された第一受光センサとを用いて構成された第一信号検出部と、
    前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた第二表示器からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記第二表示器近傍に設けられた第二受光センサを用いて構成された第二信号検出部と、
    前記設定値に基づいて変化する、前記遊技機に設けられた電源引込線からの前記設定値関連信号を検出可能であって、前記電源引込線に装着された電流センサを用いて構成された第三信号検出部とを備えており、
    前記第一信号検出部、前記第二信号検出部、および前記第三信号検出部にて得られる設定値関連信号に基づいて、前記設定値を確認し、あるいは前記設定値の変化を検出する
    ことを特徴とする遊技機管理システム。
  6. 前記信号検出部にて得られた前記設定値関連信号に基づいて、警報を発する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の遊技機管理システム。
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