JP2003135814A - パチンコ遊技機管理システム - Google Patents

パチンコ遊技機管理システム

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JP2003135814A
JP2003135814A JP2001336544A JP2001336544A JP2003135814A JP 2003135814 A JP2003135814 A JP 2003135814A JP 2001336544 A JP2001336544 A JP 2001336544A JP 2001336544 A JP2001336544 A JP 2001336544A JP 2003135814 A JP2003135814 A JP 2003135814A
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JP
Japan
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unit
gaming machine
pachinko gaming
monitoring unit
monitoring
Prior art date
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Application number
JP2001336544A
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English (en)
Inventor
Atsushi Fujimoto
淳 富士本
Masayuki Nonaka
誠之 野中
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Universal Entertainment Corp
Seta Corp
Original Assignee
Seta Corp
Aruze Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ遊技機の内部処理情報を外部に通知
することを可能とする。 【解決手段】 パチンコ遊技機1に電源が供給されてい
るか否かを検知する検知部15と、パチンコ遊技機1に
ある開閉部22の開閉動作を検知する検知部15と、検
知部15が検知した結果に基づいて、パチンコ遊技機1
を制御する監視部11(又は監視部31)が適正なもの
であるか否かを判断する監視部31(又は11)と、検
知部15で検知した結果と監視部11(又は監視部3
1)で判断した結果とを含む前記パチンコ遊技機1の内
部処理情報を通知する通知部16とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技機を
管理するパチンコ遊技機管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパチンコ遊技場に設置されてい
るパチンコ遊技機には、不正に利益を得ようとする者が
パチンコ遊技機の制御用CPU等を交換し、遊技球(パ
チンコ玉)を通常以上に排出させて、不正な利益を得よ
うとする者を排除するための警報システムを設けてい
た。
【0003】この警報システムは、例えば、パチンコ遊
技場の営業終了後、パチンコ遊技機の電源を切るとパチ
ンコ遊技機のドアを監視する監視モードに入り、翌朝、
パチンコ遊技機の電源が投入されると、ドアが開閉され
たパチンコ遊技機の警報を行うというものである。これ
によれば、パチンコ遊技場の従業者は、上記警報システ
ムがあるので、どのパチンコ遊技機が不正に改造された
のかを容易に判断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記警
報システムは、パチンコ遊技機の電源がOFFになった
後、パチンコ遊技機の電源がONされるまでの間に、パチ
ンコ遊技機のドアが開閉されたか否かを確認するだけで
あり、パチンコ遊技機の電源がONになっている間にパチ
ンコ遊技機のドアが開閉された場合は、そのドアの開閉
を警告するというものではなかった。
【0005】このため、上記警報システムでは、パチン
コ遊技場の営業が開始され、全てのパチンコ遊技機に電
源が投入された後は、何者かによってパチンコ遊技機の
ドアが開閉されたのかを確認することができない事態が
生じていた。
【0006】一方、他の警報システムとしては、パチン
コ遊技機のドア付近にセンサを設けておき、何者かによ
ってドアが開放されたときは、パチンコ遊技機の内部に
設置されている警報部が、センサを通じてドアの開放を
検知し、その検知に基づいて何らかの警報機能を作動さ
せるものがある。
【0007】これによれば、パチンコ遊技機の電源がON
されている最中であったとしても、パチンコ遊技機にあ
る警報システムは、パチンコ遊技機のドアが開閉された
こと検知し、その検知に基づいて周囲に警報音などを発
することができるので、パチンコ遊技場の従業者は、パ
チンコ遊技機のドアが何者かによって不正に開けられた
ことを容易に判断することができる。
【0008】ところが、パチンコ遊技機のドアの開閉を
検知する上記警報システムは、ドアの開閉を周囲に知ら
せる警報機能(例えば、警報音を発生させるなど)しか
有しておらず、ドアの開閉が行われたことを示すログ情
報、パチンコ遊技機の電源がON/OFFされたことを示す
ログ情報などを外部に取り出すことのできる端子板を有
していなかった。
【0009】このため、パチンコ遊技場の営業が開始さ
れ、遊技者がパチンコ遊技場内にあるパチンコ遊技機を
一斉に利用した場合は、そのパチンコ遊技場の従業者
は、パチンコ遊技機から発生される効果音により、上記
警報システムの警報音などを聞き取ることができず、不
正にパチンコ遊技機のドアを開放し、パチンコ遊技機の
制御用CPU等を交換して、遊技球を通常以上に排出し
ようとする不正利用者を確実に排除することができなか
った。
【0010】そこで、本発明は以上の点に鑑みてなされ
たものであり、パチンコ遊技機のドアが開閉された事
実、パチンコ遊技機の電源がON/OFFされた事実、パチン
コ遊技機の電源がON又はドアが開閉されたときにパチン
コ遊技機の内部を制御するROMが適正なものであるか否
かを判断した判断結果などをログ情報として一括して外
部から取得することのできるパチンコ遊技機管理システ
ムを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願に係る発明は上記課
題を解決すべくなされたものであり、請求項1に係る発
明は、パチンコ遊技機を管理するパチンコ遊技機管理シ
ステムにおいて、前記パチンコ遊技機に電源が供給され
ているか否かを検知する電源検知手段と、前記パチンコ
遊技機にある開閉部の開閉動作を検知する開閉検知手段
と、前記電源検知手段又は前記開閉検知手段が検知した
結果に基づいて、前記パチンコ遊技機を制御する制御部
が適正なものであるか否かを判断する判断手段と、前記
電源検知手段又は前記開閉検知手段で検知した結果、又
は前記判断手段で判断した結果を含む前記パチンコ遊技
機の内部処理情報を通知する通知手段とを有することを
特徴とするものである。
【0012】このような請求項1に係る発明によれば、
通知手段が、電源検知手段及び開閉検知手段で検知した
結果と判断手段で判断した結果とを通知することができ
るので、通知手段は、パチンコ遊技機の内部処理情報と
してパチンコ遊技機に配置されている開閉部が開放され
たか否か、パチンコ遊技機を制御する制御部が適正なも
のであるか否かなどを容易に外部に通知することができ
る。
【0013】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載のパチンコ遊技機管理システムにおいて、通知手段
は、前記パチンコ遊技機の前記内部処理情報を電飾部に
通知することを特徴とするものである。
【0014】このような請求項2に係る発明によれば、
通知手段がパチンコ遊技機の内部処理情報を電飾部に通
知するので、電飾部は、通知手段から通知されたパチン
コ遊技機の内部処理情報を、例えば発光素子などを用い
て表示することができる。このため、遊技場の従業者
は、電飾部で表示されている表示態様に基づいて、パチ
ンコ遊技機の内部処理情報を容易に把握することがで
き、不正にパチンコ遊技機の内部を操作し、遊技球を通
常以上に排出させて不当な利益を得ようとする者を確実
に排除することができる。
【0015】また、請求項3に係る発明は、請求項1又
は請求項2のいずれかに記載のパチンコ遊技機管理シス
テムにおいて、通信手段は、前記パチンコ遊技機の前記
内部処理情報を送信する送信手段と、前記送信手段から
送信された前記パチンコ遊技機の前記内部処理情報を受
信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記パチン
コ遊技機の前記内部処理情報を出力する出力手段とを有
することを特徴とするものである。
【0016】ここで、出力とは、パチンコ遊技機の内部
処理状態を音声、画面表示などで外部に伝えることをい
う。また、出力手段とは、パチンコ遊技機の内部処理状
態を外部に出力する装置であり、例えば、パチンコ遊技
機の内部処理状態を表示する表示手段、パチンコ遊技機
の内部状態を音声で伝える音声手段などが挙げられる。
【0017】このような請求項3に係る発明によれば、
出力手段が、受信手段で受信したパチンコ遊技機の内部
処理情報を出力するので、遊技場の遊技者は、出力手段
を有する端末などを介して、パチンコ遊技機の内部処理
情報を容易に把握することができ、不正にパチンコ遊技
機の内部を操作し、遊技球を通常以上に排出させて不当
な利益を得ようとする者を確実に排除することができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(パチンコ遊技機管理システムの
構成)本発明の実施形態について図面を参照しながら説
明する。図1は、本実施形態に係るパチンコ遊技機管理
システム100の全体構成を示したブロック図である。
【0019】同図に示すように、本実施形態に係るパチ
ンコ遊技機管理システム100は、パチンコ遊技機1を
管理するものであって、パチンコ遊技機1に電源が供給
されているか否かを検知する検知部15(電源検知手
段)と、パチンコ遊技機1にある開閉部の開閉動作を検
知する検知部15(開閉検知手段)と、検知部15が検
知した結果に基づいて、パチンコ遊技機1を制御する監
視部11(又は監視部31)(制御部)が適正なもので
あるか否かを判断する判断手段と、検知部15で検知し
た結果と監視部11(又は監視部31)(判断部)で判
断した結果とを含むパチンコ遊技機1の内部処理情報を
通知する通知手段(通信部16、異常対策部14)とを
備えている。
【0020】尚、パチンコ遊技機は、例えば、パチンコ
装置、プロペイドカードを用いたパチンコ装置、回胴式
遊技装置(例えば、スロットマシーン)を含むものとす
る。
【0021】集中管理部10は、パチンコ遊技機1の内
部処理情報を集中的に管理するものであり、本実施形態
では、図1に示すように、監視部11と、識別子保持部
12と、ログ蓄積部13と、異常対策部14と、検知部
15と、通信部16とを有している。尚、集中管理部1
0は、パチンコ遊技機1に設置されている遊技球(パチ
ンコ玉)の払出を制御する払出装置(図示せず)、又は
プリペイドカードを用いたパチンコ装置に配置されるも
のであってもよい。
【0022】更に、集中管理部10又は補助管理部30
は、制御用CPU等から構成され、パチンコ遊技機1の
内部を全体的に制御する主基板、各部で処理された結果
を集中的に外部に出力する外部集中端子板、パチンコ遊
技機1に電源を供給する電源基板、遊技球を排出する払
出装置、監視対象部20、異常阻止部50、補助管理部
30などに配置されるものであってもよい。
【0023】監視部11は、検知部15が検知した結果
に基づいて、パチンコ遊技機1を制御する監視部31が
適正なものであるか否かを判断する判断手段である。こ
こで、監視部11が行う判断は、本実施形態では、補助
管理部30にある監視部31が適正な識別子を有してい
るか否かにより行う。また、監視部11は、監視対象部
20にある電源部21と開閉部22との動作状況(内部
処理情報)のログ(履歴)をログ蓄積部13に蓄積する
ことも行う。
【0024】具体的には、検知部15から電源ON信号
(電源部21の電源がONにされたことを示す信号)が
入力された監視部11は、入力された電源ON信号に基
づいて、電源部21の電源がONされた日時をログ蓄積
部13に蓄積する。検知部15から電源OFF信号(電
源部21の電源がOFFにされたことを示す信号)が入
力された検知部15は、入力された電源OFF信号に基
づいて、電源部21の電源がOFFされた日時をログ蓄
積部13に蓄積する。
【0025】検知部15からドアOPEN信号(開閉部22
のドアが開いたことを示す信号)が入力された監視部1
1は、入力されたドアOPEN信号に基づいて、開閉部22
が開いた日時をログ蓄積部13に蓄積する。検知部15
からドアCLOSE信号(開閉部22が閉じたことを示す信
号)が入力された監視部11は、入力されたドアCLOSE
信号に基づいて、開閉部22が閉じた日時をログ蓄積部
13に蓄積する。
【0026】尚、監視部11は、監視部11を起動させ
るソフトウェア情報が更新された場合は、ソフトウェア
が更新された後のバージョンをログ蓄積部13に蓄積す
るものであってもよい(図3参照)。これは、監視部1
1が、監視部11に時刻をカウントする時刻部(図示せ
ず)を有しており、この時刻部でカウントされた現在の
時刻をログ蓄積部13に逐次更新することにより行われ
る。
【0027】また、上述の如く、検知部15から電源ON
信号、又はドアCLOSE信号が入力された監視部11は、
補助管理部30にある監視部31が適正なものであるか
(適正なROMであるか)を確認するための確認信号を
監視部31に出力する。
【0028】監視部31から確認信号に対応する応答信
号が入力された監視部11は、入力された応答信号に含
まれる識別子(監視部31であることを識別するための
もの)に基づいて、その識別子が識別子保持部12に蓄
積されているものであると判断した場合は、補助管理部
30にある監視部31を適正なものである(異常なし)
と判断し、監視部31が適正であったことを示す結果
(例えば、”ROM ID OK”など)をログ蓄積部13に蓄
積する。
【0029】一方、監視部31から確認信号に対応する
応答信号が入力された監視部11は、入力された応答信
号に含まれる識別子に基づいて、その識別子が識別子保
持部12に蓄積されていないものと判断した場合は、補
助管理部30にある監視部31を適正なものでない(適
正なROMでない;異常あり)と判断し、異常であるこ
とを示す異常信号を異常対策部14に出力すると共に、
監視部31が適正でないことを示す結果(例えば、”RO
M ID NG”など)をログ蓄積部13に蓄積する。異常対
策部14で行われる処理の詳述は後述する。
【0030】これにより、監視部11は、電源部21の
電源が投入されたとき、或いは開閉部22が閉められた
ときには、補助管理部30にある監視部31を構成する
ROMが適正であるか否かを確認するので、パチンコ遊
技機1は、補助管理部30にある監視部31(ROM)
を交換し、不当な利益を得ようとする者を確実に排除す
ることができる。
【0031】尚、監視部11が行う補助管理部30にあ
る監視部31が適正であるか否かの判断は、通信部16
からログ要求信号(ログ蓄積部13に蓄積されている情
報を要求する信号)が入力されたときに行うものであっ
てもよい。また、監視部11は、監視部11の内部にあ
るタイマーを利用して、定期的(例えば、10分おきな
ど)に、監視部31が適正なものであるか否かを確認す
るものであってもよい。
【0032】更に、通信部16からログ要求信号が入力
された監視部11は、入力されたログ要求信号に基づい
て、ログ蓄積部13に蓄積されているログ情報を取得
し、その取得したログ情報を通信部16に出力する。ま
た、通信部16からログ要求信号が入力された監視部1
1は、入力されたログ要求信号に基づいて、補助管理部
30にある監視部31が適正であるか否かを確認(確認
方法は上述と同様)し、その確認した結果に応じて異常
対策処理などを行う(この詳述は、後述する「遊技方法
(1)」で詳述する)。
【0033】識別子保持部12は、監視部31を識別す
るための識別子を記憶しているものである。この識別子
は、例えば、特定のコードからなるコード情報、ROM
を製造した段階で付する製造番号などが挙げられる。
【0034】ログ蓄積部13は、監視部11が補助管理
部30と監視対象部20とをチェックしたログ(履歴)
を蓄積するものである。ここで、ログ蓄積部13が蓄積
する内容としては、図3に示すように、例えば、図2に
示すように、電源部21の電源をONした時刻”同図の
「POWER ON」の箇所”、監視部31が適正なものである
と判断した監視状況”同図の「ROM ID OK」の箇所”、
監視部31が適正でないと判断した監視状況”同図の
「ROM ID NG」の箇所”、開閉部22が開けられたこと
を示す状況”同図の「DOOR OPEN」の箇所”、開閉部2
2が閉められたことを示す状況”同図の「DOOR CLOSE」
の箇所”、集中管理部10のシリアルナンバー(例え
ば、001)、監視部11のソフトウェアのバージョン情
報(例えば、Ver 1.0)、現在の時刻などのパチンコ遊
技機1の内部処理情報の履歴を示したログ情報が挙げら
れる。
【0035】異常対策部14は、検知部15で検知した
結果と監視部11(又は監視部31)で判断した結果と
を含むパチンコ遊技機1の内部処理情報を通知する通知
手段である。具体的には、監視部11から異常信号が入
力された異常対策部14は、入力された異常信号に基づ
いて、異常信号に対応する異常阻止信号(パチンコ遊技
機1が異常状態であることを知らせる信号)(警告信
号)生成し、その生成した異常阻止信号を発光部15、
又は音声部52に出力する。
【0036】異常対策部14から異常阻止信号が入力さ
れた発光部51、又は音声部52は、入力された異常阻
止信号に基づいて、それぞれ異常を周囲に知らせるため
に発光部51にあるLEDを発光させ、又は音声部52に
あるスピーカから音声を発生させる。
【0037】尚、監視部11から異常信号が入力された
異常対策部14は、入力された異常信号に基づいて、電
源部21の電源をOFFさせるための電源切断信号を電源
部21に出力するものであってもよい。これにより、異
常対策部14から電源切断信号が入力された電源部21
は、入力された電源切断信号に基づいてパチンコ遊技機
1の電源を切断することができるので、遊技場の従業者
は、パチンコ遊技機1の異常状態を更に拡大させないよ
うにすることができる。
【0038】検知部15は、パチンコ遊技機1に電源が
供給されているか否かを検知する電源検知手段と、パチ
ンコ遊技機1にある開閉部22の開閉動作を検知する開
閉検知手段とを意味するものであり、例えば、光センサ
ーなどが挙げられる。具体的には、検知部15は、電源
部21の電源がON又はOFFした場合は、その電源部21
の電源がON又はOFFされたことを示す電源ON信号又は電
源OFF信号を監視部11に出力する。
【0039】また、検知部15は、開閉部22をOPEN又
はCLOSEをした場合は、その開閉部22がOPEN又はCLOSE
されたことを示すドアOPEN信号又はドアCLOSE信号を監
視部11に出力する。
【0040】尚、検知部15は、制御用CPU等から構
成され、パチンコ遊技機1の内部を全体的に制御する主
基板、各部で処理された結果を集中的に外部に出力する
外部集中端子板、パチンコ遊技機1に電源を供給する電
源基板、遊技球を排出する払出装置、監視対象部30、
異常阻止部50、又は補助管理部30に配置されるもの
であってもよい。
【0041】通信部16は、検知部15で検知した結果
と監視部11(又は判断部31)(判断手段)で判断し
た結果とを含むパチンコ遊技機1の内部処理情報を通知
する通知手段である。また、通信部16は、パチンコ遊
技機1の内部処理情報を送信する送信手段でもある。具
体的には、端末60からログ要求信号が入力された通信
部16は、入力されたログ要求信号を監視部11に出力
する。監視部11からログ要求信号に対応するログ情報
が入力された通信部16は、入力されたログ情報を端末
60に送信する。
【0042】尚、端末60は、ログ情報を通信部16か
ら通信で取得するだけでなく、有線を介して取得するも
のであってもよい(通信部16をコネクタに変更し、そ
のコネクタと端末60間を接続し、端末60が前記コネ
クタからケーブルを介してログ情報を取得する)。ま
た、通信部16、又は端末60にある通信部62は、他
のパチンコ遊技機1との間で通信の干渉を起こさないよ
うにするために、指向性のある方式、或いは近接無線方
式(例えば、IrDA方式、Bluetooth方式など)を使用し
てもよい。
【0043】尚、通信部16は、端末60にある通信部
62が所定の距離内に入ったときに、端末60にある通
信部62との間で通信接続を行うものであってもよい。
更に、通信部16は、パチンコ遊技機1の外部に設置
(例えば、遊技場にあるパチンコ遊技機1を集中的に管
理するホールコンピュータなどに設置)されるものであ
ってもよい。
【0044】前記監視対象部20は、監視部11が監視
を行う対象となっている機器を意味するものであり、本
実施形態では、電源部21と、開閉部22とを有してい
る。
【0045】電源部21は、パチンコ遊技機1に電源を
供給するものである。具体的に電源部21は、電源部2
1の電源を起動させるためのスイッチを何者かに投入、
或いは切断させた場合は、電源部21の電源がON、或い
はOFFになったことを検知部15に知らせる。尚、電源
部21は、パチンコ遊技機1の外部に設けられるもので
あってもよい。
【0046】開閉部22は、パチンコ遊技機1に設置さ
れる開閉可能なドアである。具体的に開閉部22は、開
閉部22が何者かに開けられ、又は閉じられた場合は、
開閉部22が開けられ、又は閉められたことを検知部1
5に知らせる。
【0047】前記異常阻止部50は、監視部11(又は
監視部31)で判断した結果に基づいて周囲に警告を促
す警告手段であり、本実施形態では、発光部51と、音
声部52とを有している。
【0048】発光部51は、異常対策部14からの要求
により、発光素子などを用いて発光させる電飾部であ
り、例えば、LEDなどが挙げられる。尚、発光部51
は、パチンコ遊技機1にある遊技盤(図示せず)の中、
パチンコ遊技機1の上部などに設けるものであってもよ
い。具体的には、異常対策部14から異常阻止信号が入
力された発光部51は、入力された異常阻止信号に基づ
いて、例えば発光素子(LEDなど)を発光させる。
【0049】音声部52は、異常対策部14からの要求
によりパチンコ遊技機1の異常を、音声をもって周囲に
知らせるものであり、例えば、スピーカなどが挙げられ
る。具体的には、異常対策部14から異常阻止信号が入
力された音声部52は、入力された異常阻止信号に基づ
いて、異常を周囲に知らせるための音声を、例えばスピ
ーカから発生させる。
【0050】前記補助管理部30は、集中管理部10が
適正なものであるか否かを確認するものであり、本実施
形態では、監視部31と、識別子保持部32とを有して
いる。
【0051】監視部31は、パチンコ遊技機1を制御す
る監視部11が適正なものであるか否かを判断する判断
手段である。具体的には、監視部11から確認信号が入
力された監視部31は、入力された確認信号に基づい
て、監視部31を識別するための識別子を監視部11に
出力する。
【0052】また、監視部11から確認信号が入力され
た監視部31は、入力された確認信号に含まれる識別子
(監視部11を識別するための識別子)に基づいて、そ
の識別子が識別子保持部32に蓄積されているものであ
ると判断した場合は、集中管理部11にある監視部11
を適正なものである(適正なROM;異常なし)と判断
し、監視部11が適正なものであったことを示す結果を
ログ蓄積部13に蓄積する。
【0053】一方、監視部11から確認信号が入力され
た監視部31は、入力された確認信号に含まれる識別子
(監視部11を識別するための識別子)に基づいて、そ
の識別子が識別子保持部32に蓄積されていないと判断
した場合は、集中管理部11にある監視部11を不適正
なものである(不適正なROM;異常あり)と判断し、
監視部11が不適正(異常)であることを示す異常信号
を異常対策部33に出力すると共に、監視部11が適正
でないことを示す結果をログ蓄積部13に蓄積する。
【0054】これにより、補助管理部30にある監視部
31が、集中管理部10にある監視部11が適正なもの
であるか否か(適正な識別子を持ったROMであるか否
か)を判断するので、パチンコ遊技機1は、補助管理部
30にある監視部11(ROM)を交換し、不当な利益
を得ようとする者を排除することができる。
【0055】また、補助管理部30にある監視部31と
集中管理部10にある監視部11とが相互に相手方の監
視部31又は監視部11を監視するので、パチンコ遊技
機1は、監視部31又は監視部11を交換して不当な利
益を得ようとする者を確実に排除することができ、パチ
ンコ遊技機1を管理する上での管理レベルを向上させる
ことができる。
【0056】尚、監視部31は、監視部31にあるタイ
マーを利用して、定期的(例えば、10分おき)に、監
視部11が適正であるか否かを確認するものであっても
よい。
【0057】識別子保持部32及び異常対策部33は上
述した識別子保持部12及び異常対策部14と同様の機
能を有するので、識別子保持部32及び異常対策部33
ついての説明は省略する。
【0058】端末60は、パチンコ遊技機1からパチン
コ遊技機1の内部処理情報を取得するものであり、例え
ば、携帯電話機、PDA、パチンコ遊技機1の内部処理情
報の取得を専用に行う専用機、パチンコ遊技機1の内部
処理情報を取得するためのソフトウェアを組み込んだパ
ーソナルコンピュータ(前記ソフトウェアは、図1に示
す制御部61に組み込む)などの汎用機等が挙げられ
る。端末60は、本実施形態では、通信部16(送信手
段)から送信されたパチンコ遊技機1の内部処理情報を
受信する受信手段(通信部62)と、受信手段で受信し
たパチンコ遊技機1の内部処理情報を出力する出力部6
3(出力手段)とを有している。
【0059】尚、出力部63は、パチンコ遊技機1の内
部処理情報を表示する(例えば、図2に示す内容を表示
する)表示部(図示せず)(例えば、パーソナルコンピ
ュータの画面、携帯電話機の画面、液晶画面など)、パ
チンコ遊技機1の内部状態を音声で知らせる(例えば、
パチンコ遊技機1の内部処理情報が異常であれば、”異
常です”と知らせる)音声部(図示せず)(例えば、ス
ピーカなど)であってもよい。
【0060】具体的に端末60は、ユーザに操作部(図
示せず)を操作させることにより、パチンコ遊技機1か
らログ情報を要求するためのログ要求信号を検知した場
合は、検知したログ要求信号を、端末60にある通信部
62を介して通信部16に送信する。
【0061】また、パチンコ遊技機1にある通信部16
からログ要求信号に対応するログ情報を取得した通信部
62は、取得したログ情報をログ蓄積部(図示せず)に
蓄積すると共に、取得したログ情報の内容を出力部63
に出力する。
【0062】(パチンコ遊技機管理システムを用いたパ
チンコ遊技機管理方法)上記構成を有するパチンコ遊技
機管理システムを用いたパチンコ遊技機管理方法は、以
下の手順により実施することができる。
【0063】(1)端末60がパチンコ遊技機1からロ
グ情報(パチンコ遊技機1の内部処理情報を示す履歴)
を取得する手順 図3は、端末60がパチンコ遊技機1からログ情報を取
得する手順について示したものである。同図に示すよう
に、先ず、監視部11が、通信部16からログ要求信号
(ログ蓄積部13に蓄積されているログ情報の取得を要
求するための信号)が入力されたか否かを判断するステ
ップを行う(S101)。具体的には、端末60がパチ
ンコ遊技機1にある通信部16に対してログ要求信号を
送信し、端末60からログ要求信号を受信した通信部1
6は、受信したログ要求信号を監視部11に出力する。
【0064】次いで、集中管理部10にある監視部11
は、補助管理部30にある監視部31が適正なものであ
るか否かを確認するステップを行う(S102)。具体
的には、通信部16からログ要求信号が入力された監視
部11は、入力されたログ要求信号に基づいて、補助管
理部30にある監視部31が適正なものであるか(適正
なROMであるか)を確認するための確認信号を監視部
31に出力する。
【0065】そして、監視部11から確認信号が入力さ
れた監視部31は、入力された確認信号に基づいて、監
視部31を識別するための識別子を応答信号として監視
部11に出力する。監視部31から確認信号に対応する
応答信号が入力された監視部11は、入力された応答信
号に含まれる識別子(監視部31であることを識別する
ためのもの)に基づいて、その識別子が識別子保持部1
2に蓄積されているものであると判断した場合は、補助
管理部30にある監視部31を適正なものである(適正
なROM;異常なし)と判断し、監視部31が適正なも
のであったことを示す結果をログ蓄積部13に蓄積す
る。
【0066】一方、監視部31から確認信号に対応する
応答信号が入力された監視部11は、入力された応答信
号に含まれる識別子に基づいて、その識別子が識別子保
持部12に蓄積されていないものと判断した場合は、補
助管理部30にある監視部31を適正なものでない(適
正なROMでない;異常あり)と判断し、異常であるこ
とを示す異常信号を異常対策部14に出力すると共に、
監視部31が適正なものでないことを示す結果をログ蓄
積部13に蓄積する。
【0067】次いで、補助管理部30にある監視部31
は、集中管理部10にある監視部11が正常であるか否
かを確認するステップを行う(S103)。具体的に
は、監視部11から確認信号が入力された監視部31
は、入力された確認信号に含まれる識別子(監視部11
を識別するための識別子)に基づいて、その識別子が識
別子保持部32に蓄積されているものであると判断した
場合は、集中管理部11にある監視部11を適正なもの
である(適正なROM;異常なし)と判断し、その適正
であるものと判断した結果を適正信号として監視部11
に出力すると共に、監視部11が適正なものであってこ
とを示す結果をログ蓄積部13に蓄積する。監視部11
は、監視部11から入力された適正信号により、監視部
11が適正なものであると判断する。
【0068】一方、監視部11から確認信号が入力され
た監視部31は、入力された確認信号に含まれる識別子
(監視部11を識別するための識別子)に基づいて、そ
の識別子が識別子保持部32に蓄積されていないと判断
した場合は、集中管理部11にある監視部11を不適正
なものである(不適正なROM;異常あり)と判断し、
監視部11が異常であることを示す異常信号を異常対策
部33に出力すると共に、監視部11が適正なものでな
いことを示す結果をログ蓄積部13に蓄積する。
【0069】次いで、集中管理部10にある監視部11
がログ蓄積部13に蓄積されているログ情報を取得する
ステップを行う(S104)。具体的には、監視部11
が監視部31を適正であると判断し、かつ、監視部31
が監視部11を適正であると判断した場合は、監視部3
1は、ログ蓄積部13に蓄積されているログ情報を取得
し、その取得したログ情報を通信部16に出力する。
【0070】その後、通信部16がログ情報を端末60
に送信するステップを行う(S105)。具体的には、
監視部11からログ情報が入力された通信部16は、入
力されたログ情報を、該当する端末60に送信する。通
信部16からログ情報を取得した端末60は、取得した
ログ情報を出力部63に表示する(図2参照)。
【0071】次いで、異常対策部14(又は異常対策部
33)が異常対策処理をするステップを行う(S10
6)。具体的には、監視部11(又は監視部31)から
異常信号が入力された異常対策部14(又は、異常対策
部33)は、入力された異常信号に基づいて、異常信号
に対応する異常阻止信号(パチンコ遊技機1が異常状態
であることを知らせる信号)を発光部51、又は音声部
52に出力する。
【0072】異常対策部14(又は異常対策部31)か
ら異常阻止信号が入力された発光部51、又は音声部5
2は、入力された異常阻止信号に基づいて、それぞれ異
常を周囲に知らせるために発光部51にあるLEDを発光
させ、又は音声部52にあるスピーカから音声を発生さ
せる。
【0073】尚、監視部11(又は監視部31)が、監
視部31(又は監視部11)を構成するROMが適正で
ないと判断した場合は、監視部11(又は監視部31)
は、監視部31(又は監視部11)が適正でないことを
示す情報をログ蓄積部13に蓄積すると共に、そのログ
蓄積部13に蓄積されているログ情報を通信部16へと
出力し、監視部11(又は監視部31)からログ情報が
入力された通信部16は、入力されたログ情報を端末6
0に通知することもできる。
【0074】(2)監視部11がログ蓄積部13にログ
情報を蓄積する手順 図4は、監視部11がログ蓄積部13にログ情報を蓄積
する手順について示したものである。同図に示すよう
に、先ず、監視部11は、電源部21の電源がONになっ
たかを検知するステップを行う(S201)。
【0075】具体的には、先ず、検知部15が、電源部
21の電源がON又はOFFした場合は、その電源部21の
電源がON又はOFFされたことを示す電源ON信号又は電信O
FF信号を監視部11に出力する。そして、検知部15か
ら電源ON信号(電源部21の電源がONにされたこと
を示す信号)が入力された監視部11は、入力された電
源ON信号に基づいて、電源部21の電源がONされた
日時をログ蓄積部13に蓄積する(S202)。一方、
検知部15から電源OFF信号(電源部21の電源がO
FFにされたことを示す信号)が入力された監視部11
は、入力された電源OFF信号に基づいて、電源部21
の電源がOFFされた日時をログ蓄積部13に蓄積する
(S203)。
【0076】その後、監視部11は、開閉部22がCLOS
Eになったかを検知するステップを行う(S204)。
そして、監視部11は、開閉部22が閉じたことを検知
した場合は、開閉部22が閉まった日時をログ蓄積部1
3に蓄積するステップを行う(S205)。一方、監視
部11は、開閉部22が開いたことを検知した場合は、
開閉部22が開いた日時をログ蓄積部13に蓄積する
(S206)。
【0077】具体的には、検知部15からドアCLOSE信
号(開閉部22が閉じたことを示す信号)が入力された
監視部11は、入力されたドアCLOSE信号に基づいて、
開閉部22が閉じた日時をログ蓄積部13に蓄積する。
一方、検知部15からドアOPEN信号(開閉部22が開い
たことを示す信号)が入力された監視部11は、入力さ
れたドアOPEN信号に基づいて、開閉部22が開いた日時
をログ蓄積部13に蓄積する。
【0078】次いで、監視部11は、補助管理部30に
ある監視部31(ROM)が適正であるかを確認するス
テップを行う(S207)。具体的には、検知部15か
ら電源ON信号、又はドアCLOSE信号が入力された監視部
11は、補助管理部30にある監視部31が適正なもの
であるか(適正なROMであるか)を確認するための確
認信号を監視部31に出力する。
【0079】そして、監視部31から確認信号に対応す
る応答信号が入力された監視部11は、入力された応答
信号に含まれる識別子(監視部31であることを識別す
るための特有の符号)に基づいて、その識別子が識別子
保持部12に蓄積されているものであると判断した場合
は、補助管理部30にある監視部31を適正なものであ
る(異常なし)と判断し、その適正であった結果をログ
蓄積部13に蓄積する(S208)。
【0080】一方、監視部31から確認信号に対応する
応答信号が入力された監視部11は、入力された応答信
号に含まれる識別子に基づいて、その識別子が識別子保
持部12に蓄積されていないものと判断した場合は、補
助管理部30にある監視部31を適正なものでない(適
正なROMでない;異常あり)と判断し、異常であるこ
とを示す異常信号を異常対策部14に出力する。この場
合は、監視部11は、監視部11が不適正であったこと
を示す結果をログ蓄積部13に蓄積する(S209)。
【0081】これにより、監視部11は、電源部21の
電源が投入されたとき、或いは開閉部22が閉められた
ときには、補助管理部30にある監視部31が適正であ
るか否かを確認するので、パチンコ遊技機1は、補助管
理部30にある監視部31(ROM)を交換し、不当な
利益を得ようとする者を排除することができる。尚、監
視部11(監視部31)は、電源部21の電源が切断さ
れたとき、或いは開閉部22が開けられたときに、監視
部31(又は監視部11)が適正であるか否かを確認す
るものであってもよい。
【0082】次いで、異常対策部14が異常対策処理を
するステップを行う(S210)。具体的には、監視部
11から異常信号が入力された異常対策部14は、入力
された異常信号に基づいて、異常信号に対応する異常阻
止信号(パチンコ遊技機1が異常状態であることを知ら
せる信号)を発光部15、又は音声部52に出力する。
【0083】そして、異常対策部14から異常阻止信号
が入力された発光部51、又は音声部52は、入力され
た異常阻止信号に基づいて、それぞれ異常を周囲に知ら
せるために発光部51にあるLEDを発光させ、又は音声
部52にあるスピーカから音声を発生させる。
【0084】(パチンコ遊技機管理システム及びパチン
コ遊技機管理方法による作用及び効果)このような本実
施形態に係るパチンコ遊技機管理システム及びパチンコ
遊技機管理方法によれば、通知部16が、検知部15で
検知した結果と監視部11で監視した結果とを外部にあ
る端末60に通知(パチンコ遊技機の内部処理情報を通
知)することができるので、遊技場の従業者は、端末6
0を通じてパチンコ遊技機1の内部処理情報(パチンコ
遊技機1に配置されている開閉部52が開放されたか否
か、パチンコ遊技機1を制御する制御部が適正なもので
あるか否かなど)を容易に把握することができる。
【0085】また、遊技場の従業者は、上記の如く、端
末60を通じて、通知部16からパチンコ遊技機1の内
部処理情報を容易に把握することができるので、不正に
パチンコ遊技機の内部を操作し、遊技球を通常以上に排
出させて不当な利益を得ようとする者を確実に排除する
ことができる。
【0086】更に、異常阻止部50が、監視部11で監
視した結果に基づいて周囲に警告を促す警告音などを発
生するので、遊技場の従業者は、異常阻止部50から発
生される警告音などにより、パチンコ遊技機1の一部を
交換して、不当な利益を得ようとする者を早期に発見す
ることができる。
【0087】(変更例)尚、本発明は上記実施形態に限
定されるものではなく、ログ蓄積部13と、検知部15
と、通信部16とを補助管理部30に備えるものであっ
てもよい。この場合には、補助管理部30が集中管理部
10と同様の機能を有するので、補助管理部30は、集
中管理部10が何らかの要因で破損した場合であって
も、集中管理部10で行うことができる同一の機能を実
行することができる。
【0088】
【発明の効果】以上説明したように本発明のパチンコ遊
技機及びパチンコ遊技方法によれば、パチンコ遊技機の
開閉部(ドア)が開閉された事実、パチンコ遊技機の電
源がON/OFFされた事実、パチンコ遊技機の電源がON又は
開閉部が開閉されたときにパチンコ遊技機の内部を制御
するROMが適正なものであるか否かを判断した判断結果
などをログ情報として一括して外部から取得することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るパチンコ遊技機管理システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態ににおけるログ蓄積部で蓄積するロ
グ情報の内容を示した図である。
【図3】本実施形態における端末がパチンコ遊技機から
ログ情報を取得するまでの手順を示した図である。
【図4】本実施形態における監視部がログ情報蓄積部に
ログ情報を蓄積するまでの手順を示した図である。
【符号の説明】
1…パチンコ遊技機、10…集中管理部、11…監視
部、12…識別子保持部、13…ログ蓄積部、14…異
常対策部、15…検知部、16…通信部、20…監視対
象部、21…電源部、22…開閉部、30…補助管理
部、31…監視部、32…識別子保持部、33…異常対
策部、50…異常阻止部、51…発光部、52…音声
部、60…端末、61…制御部、62…通信部、63…
出力部、100…パチンコ遊技機管理システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野中 誠之 東京都江東区有明3丁目1番地25 有明フ ロンティアビル Fターム(参考) 2C088 BC23 BC28 BC41 CA08 CA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ遊技機を管理するパチンコ遊技
    機管理システムにおいて、 前記パチンコ遊技機に電源が供給されているか否かを検
    知する電源検知手段と、 前記パチンコ遊技機にある開閉部の開閉動作を検知する
    開閉検知手段と、 前記電源検知手段又は前記開閉検知手段が検知した結果
    に基づいて、前記パチンコ遊技機を制御する制御部が適
    正なものであるか否かを判断する判断手段と、 前記電源検知手段又は前記開閉検知手段で検知した結
    果、又は前記判断手段で判断した結果を含む前記パチン
    コ遊技機の内部処理情報を通知する通知手段とを有する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機管理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパチンコ遊技機管理シ
    ステムにおいて、通知手段は、前記パチンコ遊技機の前
    記内部処理情報を電飾部に通知することを特徴とするパ
    チンコ遊技機管理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
    のパチンコ遊技機管理システムにおいて、通信手段は、
    前記パチンコ遊技機の前記内部処理情報を送信する送信
    手段と、 前記送信手段から送信された前記パチンコ遊技機の前記
    内部処理情報を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記パチンコ遊技機の前記内部
    処理情報を出力する出力手段とを有することを特徴とす
    るパチンコ遊技機管理システム。
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