JP2002078938A - 店員呼出装置および店員呼出システム - Google Patents

店員呼出装置および店員呼出システム

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JP2002078938A
JP2002078938A JP2000271998A JP2000271998A JP2002078938A JP 2002078938 A JP2002078938 A JP 2002078938A JP 2000271998 A JP2000271998 A JP 2000271998A JP 2000271998 A JP2000271998 A JP 2000271998A JP 2002078938 A JP2002078938 A JP 2002078938A
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JP2000271998A
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Masahiro Kudo
昌宏 工藤
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Takasago Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技店の店員を速やかに呼び出すことができる
店員呼出装置および店員呼出システムを提供する。 【解決手段】島管理装置40の制御部は、ID番号リス
トデータを参照し、台間機20における貨幣詰まりに対
処可能な店員の携帯端末機80を呼び出すための店員呼
出信号を近距離無線通信部から送信させる。近距離無線
通信部の送信出力は、たとえば、0.5〜100mWの
範囲内で可変であり、たとえば、島管理装置40が貨幣
詰まりセンサ60からのエラー発生信号を受信してから
10秒間は、店員呼出信号が約1mWの出力で送信され
る。これにより、台間機20の貨幣詰まりに対処可能な
店員の携帯端末機80のうち、店員呼出信号を発信した
島管理装置40を中心とした半径約10mのエリア内に
いる店員の携帯端末機80Aが呼び出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技店の店員を
呼び出すための店員呼出装置および店員呼出システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機やパチスロ機などの遊技機
は、遊技店内では通常、遊技機における遊技に必要なパ
チンコ球やパチスロメダル(遊技媒体)を貸し出すため
の台間機と交互に配列されて遊技島を構成している。遊
技島の一端部には、遊技島内の各機器の動作状態を管理
するための遊技島管理装置が設置されており、たとえ
ば、台間機における貨幣詰まりなどの異常が遊技島内で
発生すると、遊技島管理装置は、その上面に設けられて
いる報知ランプを点灯させて、遊技島内に異常が発生し
たことを遊技店の店員に報知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、報知ランプ
が点灯されるだけでは、その報知ランプの点灯に店員が
気づかず、遊技島内で発生した異常に対する処置が遅れ
ることがあった。遊技島内で発生した異常は遊技機にお
ける遊技に影響を及ぼすので、店員が速やかに対処しな
いと遊技者に損害を与えてしまう。そこで、この発明の
目的は、遊技店の店員を速やかに呼び出すことができ、
これにより遊技島内で発生した異常などに対する迅速な
対応を可能にする店員呼出装置および店員呼出システム
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記の
目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技店の
店員を遊技島に呼び出すための店員呼出装置(40)で
あって、遊技島に関連して設けられて、店員が所持する
携帯端末機(80)に備えられている端末側近距離無線
通信手段(81)との間で通信可能な装置側近距離無線
通信手段(48)と、遊技島内で店員呼出要求信号が発
生したことに応じて、上記装置側近距離無線通信手段を
制御し、上記端末側近距離無線通信手段に向けて店員呼
出信号を出力させる通信制御手段(49)とを含むこと
を特徴とする店員呼出装置である。
【0005】なお、括弧内の数字は、後述の実施形態に
おける対応構成要素等を表す。以下、この項において同
じである。この発明によれば、遊技島内における異常の
発生などに応答して店員呼出要求信号が発生すると、遊
技島に関連して設けられた装置側近距離無線通信手段か
ら店員が所持する携帯端末機に向けて店員呼出信号が送
信される。遊技店の店員は、携帯端末機が呼び出される
ことで遊技島内における異常の発生などを知ることがで
き、その発生した異常に対して迅速な対応をとることが
できる。
【0006】ここで、遊技店には、通常、遊技店内のす
べての機器の動作状態を把握しているホール管理装置が
備えられているので、遊技島内における店員呼出要求信
号の発生に応答して、ホール管理装置から携帯端末機を
呼び出す構成も考えられる。しかし、ホール管理装置は
遊技店内のすべての遊技機の稼働状況の集計などの他の
処理も行っているため、ホール管理装置に携帯端末機の
呼出機能を持たせると、ホール管理装置に負担になるお
それがある。また、ホール管理装置は店員の現在位置ま
では把握していないので、ホール管理装置に携帯端末機
の呼出機能を持たせた場合、たとえば、異常が発生して
いる遊技島から遠い位置にいる店員の携帯端末機が呼び
出されるおそれがある。
【0007】これに対し、請求項1の発明では、店員呼
出装置と携帯端末機との間の通信は近距離無線通信手段
により達成されるので、たとえば、異常が発生している
遊技島に関連して設けられた装置側近距離無線通信手段
(店員呼出装置)から店員呼出信号が出力されると、そ
の装置側近距離無線通信手段(遊技島)の近くにいる店
員の携帯端末機が呼び出され、遠くにいる店員の携帯端
末機は呼び出されない。ゆえに、遊技店内の店員を効率
よく働かせることができる。
【0008】なお、上記店員呼出要求信号は、遊技島内
における異常の発生に応答して出力されるエラー発生信
号を含んでいてもよいし、遊技島を構成している各遊技
機に関連して設けられた店員呼出スイッチの押操作に応
答して出力される呼出スイッチ操作信号を含んでいても
よい。また、請求項2に記載のように、上記店員呼出信
号は、店員の呼出先を特定するための情報を含む信号で
あることが好ましい。
【0009】請求項3記載の発明は、上記装置側近距離
無線通信手段は、店員呼出信号の送信出力が可変に構成
されており、上記通信制御手段は、予め定める条件に基
づいて、上記装置側近距離無線通信手段からの店員呼出
信号の送信出力を変更する送信出力変更手段を含むもの
であることを特徴とする請求項1または2記載の店員呼
出装置である。上記予め定める条件は、遊技島内で店員
呼出要求信号が発生してからの経過時間であってもよ
く、この場合、上記送信出力変更手段は、店員呼出要求
信号が発生してからの経過時間が一定時間に達するまで
は、相対的に低い出力で上記装置側近距離無線通信手段
から店員呼出信号を送信させ、店員呼出要求信号が発生
してからの経過時間が一定時間以上になると、相対的に
高い出力で装置側近距離無線通信手段から店員呼出信号
を送信させるものであることが好ましい。こうすれば、
店員呼出要求信号が発生してから一定時間内に携帯端末
機から応答がない場合は、装置側近距離無線通信部から
送信される呼出信号の出力が上げられて、遊技島から遠
い位置にいる店員の携帯端末機が呼び出される。これに
より、遊技島から近い位置にいる店員が対応に当たれな
い場合に、遊技島内で発生した異常や遊技者による呼出
しがそのまま放置されるといったことを防止できる。
【0010】請求項4記載の発明は、上記通信制御手段
は、各店員が所持する携帯端末機のID番号を各店員が
対処可能な呼出理由ごとに分類して作成されたID番号
リストのデータを記憶しており、遊技島内で店員呼出要
求信号が発生したことに応じて、上記ID番号リストの
データを参照し、上記装置側近距離無線通信手段から店
員呼出要求信号に応じた呼出理由に対処可能な店員が所
持する携帯端末機の端末側近距離無線通信手段に向けて
店員呼出信号を出力させるものであることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載の店員呼出装置であ
る。
【0011】この発明によれば、通信制御手段は、遊技
店内で業務に従事している各店員が所持する携帯端末機
のID番号を各店員が対処可能な異常の内容ごとに分類
して作成されたID番号リストのデータを記憶している
ので、このID番号リストデータを参照することによ
り、たとえば、遊技島内で発生した異常に対処可能な店
員の携帯端末機だけを呼び出すことができる。よって、
異常発生箇所に到着した店員がその発生している異常を
解消するための処置を施すことができないといったこと
がなく、店員を効率よく働かせることができる。
【0012】請求項5記載の発明は、上記携帯端末機
は、携帯電話機に上記端末側近距離無線通信手段を組み
込むことにより構成されたものであることを特徴とする
請求項1ないし4のいずれかに記載の店員呼出装置であ
る。この発明によれば、遊技店内で業務に従事している
店員が携帯電話機を所持している場合に、この携帯電話
機とは別に携帯端末機を所持する必要がなく、携帯端末
機を所持する煩わしさがなくなる。
【0013】請求項6記載の発明は、遊技店の店員を遊
技島に呼び出すための店員呼出システムであって、端末
側近距離無線通信手段(81)を備えており、遊技店内
で業務に従事する店員が所持するための携帯端末機(8
0)と、請求項1ないし5のいずれかに記載の店員呼出
装置(40)とを含むことを特徴とする店員呼出システ
ムである。この発明によれば、請求項1ないし5に関連
して述べた効果と同様な効果を奏することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の一実施形態に係る店員呼出システムが採用された
遊技店内の構成について説明するためのブロック図であ
る。遊技店内には、複数の遊技島が配列されている。遊
技島は、複数台の遊技機10を同方向に正面を向けた状
態に並べて遊技機列Lを形成し、この遊技機列Lを背中
合わせで2列に配置することにより構成されている。遊
技機10は、たとえば、パチスロ機やパチンコ機などで
ある。
【0015】各遊技機10に関連づけて、その遊技機1
0における遊技に使用する遊技媒体(たとえば、パチス
ロメダルやパチンコ球)を貸し出すための台間機20が
設けられている。台間機20は、たとえば、貨幣投入口
を有していて、この貨幣投入口から貨幣が投入される
と、その投入された貨幣の金額(投入金額)に応じた個
数の遊技媒体を貸し出すタイプのものであってもよい。
また、貨幣投入口およびカード挿入口を有していて、貨
幣投入口から貨幣が投入されると、その投入金額と等価
な有価価値データを記録したカードを発行し、そのカー
ドがカード挿入口に挿入されると、カードに記録されて
いる有価価値データを消費して遊技媒体を貸し出すタイ
プのものであってもよい。なお、遊技媒体の貸出しは、
たとえば、投入金額に応じた個数の遊技媒体が実際に払
い出されることにより達成されてもよいし、遊技機10
に遊技媒体を預けておくことができる場合には、投入金
額に応じた個数分だけ遊技機10に預けられている遊技
媒体の個数が増やされることにより達成されてもよい。
【0016】各遊技島において、遊技機10および台間
機20は、中継ボックス30を介して、遊技島の一端部
に設置された島管理装置40とデータ通信可能に接続さ
れている。具体的には、背中合わせで対向する2台の遊
技機10に対して1つの中継ボックス30が設けられて
おり、各中継ボックス30には、2台の遊技機10およ
びこの2台の遊技機10にそれぞれ関連して設けられた
台間機20が接続されている。そして、遊技島内のすべ
ての中継ボックス30が島管理装置40に直列に接続さ
れていて、これにより、遊技島内のすべての遊技機10
および台間機20と島管理装置40との間でデータ通信
を行うことができるようになっている。
【0017】また、遊技島には、各遊技機10に関連づ
けて、遊技機10で遊技を行っている者(遊技者)が遊
技店の店員などを呼び寄せるときに押操作する店員呼出
スイッチ50が備えられている。さらに、各台間機20
に関連づけて、台間機20に投入された貨幣の搬送経路
上での詰まりを検出するための貨幣詰まりセンサ60が
設けられている。そして、店員呼出スイッチ50の押操
作に応答して出力される呼出スイッチ操作信号および貨
幣詰まりセンサ60の検出信号(エラー発生信号)は、
中継ボックス30を介して島管理装置40に与えられる
ようになっている。
【0018】さらに、遊技店内のすべての島管理装置4
0は、遊技店の管理室などに設置されたホール管理装置
70とデータ通信可能に接続されている。各島管理装置
40は、遊技機10および台間機20の動作状態を監視
し、その監視結果をホール管理装置70に送信する。ま
た、各島管理装置40は、店員呼出スイッチ50からの
呼出スイッチ操作信号または貨幣詰まりセンサ60から
のエラー発生信号が入力されると、それぞれの信号が入
力された旨のデータをホール管理装置70に送信する。
ゆえに、ホール管理装置70は、遊技店内のすべての機
器の動作状態を把握することができ、これに基づいて、
遊技店内のすべての機器の稼働状況を管理することがで
きる。
【0019】また、この実施形態では、台間機20に投
入された貨幣は、遊技島内に配設された貨幣搬送装置
(図示せず)により島管理装置40に送られるようにな
っており、島管理装置40内には、貨幣搬送装置により
送られてくる貨幣を収容可能な金庫(図示せず)が備え
られている。図2は、島管理装置40の構成を示す正面
図である。島管理装置40は、箱形の装置本体41と、
装置本体41の前面に左右に並べて取り付けられた扉4
2L,42Rとを備えている。扉42L,42Rは、そ
れぞれ左端縁および右端縁が装置本体41にヒンジで連
結されていて、手前側に開成して装置本体41の前面を
露出させる開状態と、互いに隣接して装置本体41の前
面のほぼ全域を覆う閉状態とに開閉自在である。43
は、扉42L,42Rを開成する際に手でつかむ取手で
あり、44は、扉42L,42Rを閉状態でロック/解
除するための鍵を挿入する鍵穴である。
【0020】装置本体41の上面には、たとえば、赤色
回転灯からなる報知ランプ45が配置されている。ま
た、装置本体41の前面であって左側の扉42Lで覆う
ことができる位置には、遊技島内で異常が発生したとき
に、その異常が発生した機器を表示するための異常機器
表示部46が配置されている。この異常機器表示部46
は、左側の扉42Lの対応する位置に窓47が形成され
ていることにより、扉42Lを閉じた状態で視認できる
ようになっている。たとえば、遊技島内で異常が発生す
ると、報知ランプ45が点灯して、異常が発生した旨が
遊技店の店員に報知されるとともに、異常機器表示部4
6に異常が発生した機器が表示される。また、遊技者に
よって店員呼出スイッチ50が押操作されると、報知ラ
ンプ45が点灯して、店員呼出スイッチ50が押操作さ
れた旨が遊技店の店員に報知される。
【0021】「発明が解決しようとする課題」の項でも
説明したように、遊技島に異常が発生した場合などに報
知ランプ45が点灯されるだけでは、この報知ランプ4
5の点灯に店員が気づかないおそれがある。そこで、こ
の実施形態に係る店員呼出システムでは、遊技店の各店
員は携帯端末機80を所持しており、遊技島内で異常が
発生するか、遊技者によって店員呼出スイッチ50が押
操作されるかすると、島管理装置40によって携帯端末
機80が呼び出されるようになっている。具体的には、
島管理装置40に無線データ通信用インタフェース(た
とえば、Bluetoothなど)を含む近距離無線通信部48
が備えられ、一方、たとえば携帯電話機に近距離無線通
信部48とデータ通信可能な近距離無線通信部81が備
えられることにより携帯端末機80が構成されていて、
遊技島内における異常の発生などに応答して、島管理装
置40の制御部49により近距離無線通信部48が制御
されて、この近距離無線通信部48から携帯端末機80
に向けて店員呼出信号が出力されるようになっている。
【0022】図3は、遊技島内で異常が発生した場合の
データ(信号)の流れについて説明するための図であ
る。島管理装置40に備えられている制御部49は、遊
技店の開店時や店員のシフト交代時などにホール管理装
置70からID番号リストデータを受け取り(設定値
送信)、そのID番号リストデータを新たなID番号リ
ストデータを受け取るまで記憶している。ID番号リス
トデータは、遊技店内で業務に従事している各店員が所
持する携帯端末機80のID番号を、各店員が対処可能
な異常の内容ごとに分類して作成されたリストのデータ
である。
【0023】たとえば、台間機20で貨幣詰まりが発生
した場合を想定すると、まず、その貨幣詰まりを検出し
た貨幣詰まりセンサ60からエラー発生信号が送信され
る(発生信号送信)。貨幣詰まりセンサ60から送信
されたエラー発生信号は、中継ボックス30に入力さ
れ、この中継ボックス30から島管理装置40に向けて
送信される(発生信号送信)。エラー発生信号を島管
理装置40が受信すると、島管理装置40の制御部49
からホール管理装置70にエラー発生信号を受信した旨
の信号が送信される(発生信号送信)。また、島管理
装置40の制御部49により報知ランプ45が点灯され
て、遊技島内で異常が発生した旨が遊技店の店員を対象
に報知される。さらに、貨幣詰まりがどの台間機20で
生じているのかが、島管理装置40の異常機器表示部4
6に表示される。
【0024】異常機器表示部46の構成は、図4に示さ
れている。すなわち、異常機器表示部46には、遊技機
列Lに備えられている台間機20の台数と同数またはそ
れ以上の個数(この実施形態では25個)の発光ダイオ
ードを一列に並べて構成された台間機番号表示部461
と、2個の発光ダイオード462L,462Rを並べて
構成されたLR表示部462と、それぞれ1個の発光ダ
イオードからなる金庫異常表示器463、島端ボックス
(BOX)異常表示器464および中継ボックス(BO
X)異常表示器465と、2個の発光ダイオード466
A,466Bを並べて構成された他異常有無表示部46
6とが配置されている。
【0025】台間機20で貨幣詰まりが発生したという
想定下では、その貨幣詰まりが発生している台間機20
がどの台間機20であるかが、台間機番号表示部461
およびLR表示部462によって表示される。たとえ
ば、島管理装置40の位置から見て左側の遊技機列Lに
含まれる台間機20のうち、その遊技機列Lに向かって
左から6番目の台間機20に異常が発生している場合に
は、図4にハッチングを付して示すように、LR表示部
462のうちの発光ダイオード462Lが点灯されると
ともに、台間機番号表示部461の左から6番目の発光
ダイオードが点灯される。また、島管理装置40の位置
から見て右側の遊技機列Lに含まれる台間機20のう
ち、その遊技機列Lに向かって左から17番目の台間機
20に異常が発生している場合には、LR表示部462
のうちの右に対応した発光ダイオード462Rが点灯さ
れるとともに、台間機番号表示部461の左から17番
目の発光ダイオードが点灯される。
【0026】したがって、島管理装置40の報知ランプ
45が点灯していることに気づいた店員は、その島管理
装置40の近傍にいる場合、島管理装置40の異常機器
表示部46の表示を確認することにより、どの台間機2
0に貨幣詰まりが発生しているかを速やかに認識でき
る。そして、その貨幣詰まりが発生している台間機20
に急行し、貨幣詰まりを解消するための適切な処置を迅
速に施すことができる。店員による異常機器表示部46
の表示内容の確認後、その店員により異常機器表示部4
6に配置されている確認スイッチ467が押されると、
報知ランプ45が消灯されるとともに、異常機器表示部
46の表示が消される。
【0027】なお、この実施形態では、台間機20で貨
幣詰まりが発生した場合を想定しているが、たとえば、
島管理装置40内の金庫に異常が発生した場合には、金
庫異常表示器463が点灯される。また、島管理装置4
0内の制御部49で異常が発生した場合には、島端ボッ
クス異常表示器464が点灯される。さらに、中継ボッ
クス30に異常が生じた場合には、中継ボックス異常表
示器465が点灯されるとともに、その異常の発生して
いる中継ボックス30を報知するための表示が台間機番
号表示部461に出力される。たとえば、遊技島に備え
られている中継ボックス30のうち、島管理装置40側
から3番目の中継ボックス30に異常が発生している場
合には、中継ボックス異常表示器465が点灯されると
ともに、台間機番号表示部461の左から3番目の発光
ダイオードが点灯される。
【0028】さらにまた、遊技島内の複数の機器で異常
が発生した場合には、最初に異常が発生した機器が台間
機番号表示部461、LR表示部462、金庫異常表示
器463、島端ボックス異常表示器464および中継ボ
ックス異常表示器465の点灯/消灯により表されると
ともに、他異常有無表示部466の2個の発光ダイオー
ド466A,466Bのうちの一方が点灯される。すな
わち、遊技島内の2つの機器で異常が発生した場合に
は、図4にハッチングを付して示すように、「1」と対
応づけられた発光ダイオード466Aが点灯される。ま
た、遊技島内の3つの機器で異常が発生した場合には、
「2」と対応づけられた発光ダイオード466Bが点灯
される。そして、他異常有無表示部466の2個の発光
ダイオード466A,466Bの一方が点灯している場
合には、他異常有無表示部466の近傍に配置されたN
EXTスイッチ468を押すと、2番目に異常が発生し
た機器が台間機番号表示部461、LR表示部462、
金庫異常表示器463、島端ボックス異常表示器464
および中継ボックス異常表示器465の点灯/消灯によ
り表される。また、発光ダイオード466Bが点灯して
いる場合には、さらにNEXTスイッチ468を押す
と、3番目に異常が発生した機器が台間機番号表示部4
61、LR表示部462、金庫異常表示器463、島端
ボックス異常表示器464および中継ボックス異常表示
器465の点灯/消灯により表される。
【0029】上述のような異常機器表示部46の制御と
並行して、島管理装置40の制御部49は、ID番号リ
ストデータを参照し、台間機20における貨幣詰まりに
対処可能な店員の携帯端末機80を呼び出すための店員
呼出信号を近距離無線通信部48から送信させる。近距
離無線通信部48の送信出力は、たとえば、0.5〜1
00mWの範囲内で可変であり、島管理装置40が貨幣
詰まりセンサ60からのエラー発生信号を受信してから
一定時間(たとえば、10秒間)内は、店員呼出信号が
約1mWの出力で送信される。これにより、台間機20
の貨幣詰まりに対処可能な店員の携帯端末機80のう
ち、店員呼出信号を発信した島管理装置40を中心とす
る予め定める通信可能エリア(たとえば、半径約10m
のエリア)内にいる店員の携帯端末機80Aが呼び出さ
れる。この呼出しに気づいた店員が、携帯端末機80A
に設けられている応答キーを操作すると、島管理装置4
0の近距離無線通信部48から、呼出理由(上述の想定
下では、台間機20における貨幣詰まり)および店員が
向かうべき場所を特定するデータが送信される(呼出
データ送信)。そして、これらのデータを携帯端末機8
0Aが受信すると、携帯端末機80Aのディスプレイに
呼出理由、店員が向かうべき遊技島の番号、ならびにそ
の遊技島内の機器の名称および番号などの情報が表示さ
れる。したがって、携帯端末機80Aのディスプレイの
表示を見た店員は、島管理装置40の異常機器表示部4
6の表示を確認しに行かなくても、どの台間機20に貨
幣詰まりが発生しているかを速やかに認識できる。そし
て、その貨幣詰まりが発生している台間機20に急行
し、貨幣詰まりを解消するための適切な処置を迅速に施
すことができる。
【0030】約1mWの出力で店員呼出信号を上記一定
時間送信しても携帯端末機80Aから応答がない場合、
島管理装置40の制御部49は、近距離無線通信部48
から送信されている店員呼出信号の出力を、たとえば約
100mWに上げる。これにより、島管理装置40を中
心とする半径約100mのエリア内にいる店員の携帯端
末機80B,80Cも呼び出される。よって、携帯端末
機80Aを所持する店員が呼出しに応答できない場合な
どは、携帯端末機80B,80Cを所持する店員が、ど
の台間機20に貨幣詰まりが発生しているかを携帯端末
機80B,80Cで確認して、その貨幣詰まりを解消す
るための適切な処置を施すことができる。
【0031】以上のようにこの実施形態によれば、遊技
店の各店員は携帯端末機80を所持しており、たとえ
ば、遊技島内における異常の発生または遊技者による店
員呼出スイッチ50の押操作に応答して、島管理装置4
0から携帯端末機80が呼び出される。これにより、遊
技店の店員は、報知ランプ45の点灯に気づかなくて
も、携帯端末機80が呼び出されることで遊技島内にお
ける異常の発生や遊技者による呼出しを知ることがで
き、その異常または呼出しに対して迅速に対応すること
ができる。
【0032】ここで、ホール管理装置70は遊技店内の
すべての機器の動作状態を把握しているので、遊技島内
における異常の発生または遊技者による店員呼出スイッ
チ50の押操作に応答して、ホール管理装置70から携
帯端末機80を呼び出す構成も考えられる。しかし、ホ
ール管理装置70は遊技店内のすべての遊技機10や台
間機20の稼働状況の集計などの他の処理も行っている
ため、ホール管理装置70に携帯端末機80の呼出機能
を持たせると、ホール管理装置70に負担になるおそれ
がある。また、ホール管理装置70は店員の現在位置ま
では把握していないので、ホール管理装置70に携帯端
末機80の呼出機能を持たせた場合、たとえば、異常が
発生している遊技島から遠い位置にいる店員の携帯端末
機80が呼び出されるおそれがある。
【0033】これに対し、この実施形態では、島管理装
置40から携帯端末機80が呼び出され、しかも、島管
理装置40がエラー発生信号や店員呼出スイッチ50か
らの呼出スイッチ操作信号などの店員呼出要求信号を受
信してから一定時間内は、その島管理装置40を中心と
した予め定める通信可能エリア(たとえば、半径約10
mのエリア)内にいる店員の携帯端末機80Aのみが呼
び出される。したがって、エラー発生信号や呼出スイッ
チ操作信号などを受信した島管理装置40から比較的近
い位置にいる店員が遊技島内で発生した異常や遊技者に
よる呼出しに対応することになり、ホール管理装置70
から携帯端末機80を呼び出す構成よりも迅速な対応が
可能である。
【0034】さらに、携帯端末機80Aから応答がない
場合は、島管理装置40の近距離無線通信部48から送
信されている店員呼出信号の出力が上げられて、島管理
装置40から遠い位置にいる店員の携帯端末機80B,
80Cが呼び出される。これにより、島管理装置40か
ら近い位置にいる店員が対応に当たれない場合に、遊技
島内で発生した異常や遊技者による呼出しがそのまま放
置されるといったことを防止できる。
【0035】また、島管理装置40は、遊技店内で業務
に従事している各店員が所持する携帯端末機80のID
番号を各店員が対処可能な異常の内容ごとに分類して作
成されたID番号リストのデータを記憶しているので、
このID番号リストデータを参照することにより、たと
えば、遊技島内で発生した異常に対処可能な店員の携帯
端末機80だけを呼び出すことができる。よって、異常
発生箇所に到着した店員がその発生している異常を解消
するための処置を施すことができないといったことがな
く、店員を効率よく働かせることができる。
【0036】この発明の一実施形態の説明は以上のとお
りであるが、この発明は、他の形態で実施することもで
きる。たとえば、上述の実施形態では、島管理装置40
が店員呼出要求信号を受信してからの経過時間に応じ
て、近距離無線通信部48からの店員呼出信号の送信出
力を変更させるとしたが、たとえば、呼出しの緊急度
(たとえば、遊技島内で発生した異常の内容により定ま
る緊急度)に応じて、近距離無線通信部48からの店員
呼出信号の送信出力を変更させてもよい。また、遊技店
内で業務に従事している店員の数に応じて、近距離無線
通信部48からの店員呼出信号の送信出力を変更させて
もよい。
【0037】さらにまた、携帯端末機80から島管理装
置40にアクセスして、島管理装置40が管理している
データを読み出すことができるようにされてもよい。こ
の場合、島管理装置40に携帯端末機80のID番号と
対応づけてパスワードを記憶させておき、携帯端末機8
0から島管理装置40へのアクセスに際して、ID番号
およびパスワードに基づく認証を行うようにすることが
好ましい。こうすることにより、遊技店の店員以外の者
に島管理装置40が管理しているデータが無断で読み出
されることを防止できる。
【0038】その他、特許請求の範囲に記載された事項
の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る店員呼出システム
が採用された遊技店内の構成について説明するためのブ
ロック図である。
【図2】島管理装置の構成を示す正面図である。
【図3】遊技島内で異常が発生した場合のデータ(信
号)の流れについて説明するための図である。
【図4】異常機器表示部の構成を示す図である。
【符号の説明】
10 遊技機 20 台間機 30 中継ボックス 40 島管理装置 48 近距離無線通信部 49 制御部 50 店員呼出スイッチ 60 貨幣詰まりセンサ 70 ホール管理装置 80 携帯端末機 81 近距離無線通信部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技店の店員を遊技島に呼び出すための店
    員呼出装置であって、 遊技島に関連して設けられて、店員が所持する携帯端末
    機に備えられている端末側近距離無線通信手段との間で
    通信可能な装置側近距離無線通信手段と、 遊技島内で店員呼出要求信号が発生したことに応じて、
    上記装置側近距離無線通信手段を制御し、上記端末側近
    距離無線通信手段に向けて店員呼出信号を出力させる通
    信制御手段とを含むことを特徴とする店員呼出装置。
  2. 【請求項2】上記店員呼出信号は、店員の呼出先を特定
    するための情報を含む信号であることを特徴とする請求
    項1記載の店員呼出装置。
  3. 【請求項3】上記装置側近距離無線通信手段は、店員呼
    出信号の送信出力が可変に構成されており、 上記通信制御手段は、予め定める条件に基づいて、上記
    装置側近距離無線通信手段からの店員呼出信号の送信出
    力を変更する送信出力変更手段を含むものであることを
    特徴とする請求項1または2記載の店員呼出装置。
  4. 【請求項4】上記通信制御手段は、各店員が所持する携
    帯端末機のID番号を各店員が対処可能な呼出理由ごと
    に分類して作成されたID番号リストのデータを記憶し
    ており、遊技島内で店員呼出要求信号が発生したことに
    応じて、上記ID番号リストのデータを参照し、上記装
    置側近距離無線通信手段から店員呼出要求信号に応じた
    呼出理由に対処可能な店員が所持する携帯端末機の端末
    側近距離無線通信手段に向けて店員呼出信号を出力させ
    るものであることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の店員呼出装置。
  5. 【請求項5】上記携帯端末機は、携帯電話機に上記端末
    側近距離無線通信手段を組み込むことにより構成された
    ものであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の店員呼出装置。
  6. 【請求項6】遊技店の店員を遊技島に呼び出すための店
    員呼出システムであって、 端末側近距離無線通信手段を備えており、遊技店内で業
    務に従事する店員が所持するための携帯端末機と、 請求項1ないし5のいずれかに記載の店員呼出装置とを
    含むことを特徴とする店員呼出システム。
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